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スーパーロボット大戦Wiki - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-03-28T22:08:07Z
利用者の投稿記録
MediaWiki 1.35.1
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G-セルフ
2024-03-02T09:45:20Z
<p>わんわ: /* 必殺技 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::G-Self]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|ガンダム Gのレコンギスタ}}<br />
| 声優 = 佐竹海莉(システム音声)<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|安田朗}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦X}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[ガンダムタイプ|G系統]][[分類::モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::YG-111]]<br />
| 全長 = [[全長::18.0 m]]<br />
| 重量 = [[重量::31.1 t]]<br />
| 動力 = [[動力::フォトン・バッテリー]]<br />
| 装甲材質 = インビジブル・チタニウム<br />
| MMI = ユニバーサル・スタンダード<br />
| 所属 = ドレット軍先行偵察隊→海賊部隊<br />
| パイロット = [[パイロット::ベルリ・ゼナム]]<br />
}}<br />
<!-- 開発者等についてはネタバレに配慮して未記載。 --><br />
'''G-セルフ'''は『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』の[[登場メカ|主役メカ]]。<br />
<br />
この項目では[[換装]]形態である大気圏用パック装備型、宇宙用パック装備型、パーフェクトパック装備型についても説明する。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ラライヤ・マンディ]]と共に[[宇宙]]から飛来した謎の[[モビルスーツ]]。ラライヤはキャピタル・テリトリィに、本機はアメリアにそれぞれ回収され、[[アイーダ・スルガン]]によって海賊部隊で運用されていたが、キャピタル・タワーのフォトン・バッテリー強奪任務の際に鹵獲され、[[ベルリ・ゼナム]]の手に渡って以来、彼の愛機となる。<br />
<br />
いわゆる「ヘルメスの薔薇の設計図」、もっと正確に言えばレイハントン家に伝わる記録を元に、[[ロルッカ・ビスケス]]と[[ミラジ・バルバロス]]によって製造された「G系統」に属するモビルスーツ。その構造がG系統機の中枢を成すのではないかと類推される機体のため、アイーダによって「G-セルフ」と名付けられ、以降海賊部隊ではこの名称が用いられるようになる。なお、名称は全角の「G」、半角の「-」で表記するのが正式。<br />
<br />
後に幼児退行状態を脱したラライヤの証言で、この機体はドレット軍が正式採用しなかった試作MS「YG-111」で、地球への先行偵察用として選ばれたものだったことが明らかになる。<br />
<br />
顔やトリコロールのカラーリング、緊急脱出用のコア・ファイターも内蔵しているなど、[[宇宙世紀]]に存在した典型的ガンダムタイプを彷彿とさせるが、それと大きく異なる[[鬼]]のツノのように前方に伸びたブレードアンテナが外見上の特徴になっている。<br />
<br />
コクピットのインターフェースや背中のバックパックコネクタは、劇中の国際規格である「ユニバーサル・スタンダード」に対応している。そのため同規格の知識があるベルリはすぐに操縦できた。また、整備面でも後述する様々なバックパックを装備可能で汎用性が高い。<br />
<br />
しかし、その汎用性を重んじた設計と矛盾するように、テストパイロットとして初期登録されていたラライヤを除けば、何故かアイーダとベルリ以外の人間は操縦はおろかコクピットハッチを開けることすらできない。その理由は、正式採用されなかった際にロルッカとミラジが秘密裏に「レイハントン・コード」と呼ばれる生体認証機能<ref>体液のDNAや指紋、虹彩等でレイハントン家に繋がる人間を判別する。目的はレイハントン家の復興のためにその血筋を自立的に選別するため。機能自体はオフにでき、海賊部隊がロルッカたちと出会って以降、ハッパらが整備を終えた後にコードをオンにする描写がある。</ref>を機体に搭載したためで、レイハントン家の血縁者として生体認証をパスしたアイーダとベルリが搭乗した際は鳥の形をした「Gメタル」というICチップ内蔵の金属プレートが発行された。Gメタル所有者が搭乗した時のみ解放される機能もある。<br />
<br />
他のMSと同様にフォトン・バッテリーで駆動するが、従来のものより圧縮率が高いため全体的な出力が高く、余剰エネルギーによって各部が青色に発光する。装甲はインビジブル・チタニウムというディスプレイ積層型のフォトン装甲で、[[ガンダリウム合金]]よりも軽量かつ剛性があり、この装甲自体がフォトン・バッテリーの性質を持つ。そのため、明確な動力源中枢がない<ref>メインエンジンと位置付けられる部位がないので、被弾による爆発や機能停止といった事態も避けやすい。</ref>ことや継戦時間の長さというメリットも得ている。この機体は装備したバックパックによって通常のトリコロールカラーからさまざまに変化する特徴を持っているが、それはこのフォトン装甲が無色透明で、我々が目にしている機体色は装甲に投影された色でしかないために起きる現象である。<br />
<br />
=== 各種バックパック ===<br />
機体色が変わるメカニズムは前述の通りで、目立つ部分以外に白色部分の色合いが若干変わることもある。また、これらのパックは例外を除き基本的にG系統共通規格で、アメリア製のものの大半は本来はアルケイン用に開発されていたものであるが、技術面の未熟さからパーツ精度の甘いアルケインには装着できず、本機に流用されたという経緯がある。<br />
;大気圏内用パック<br />
:大気圏内での飛行に対応したパック。カラーリングはバックパック未装着時と同じ。<br />
;宇宙用パック<br />
:アメリアで開発された、宇宙での機動性を高めるパック。カラーリングはバックパック未装着時と同じ。<br />
;リフレクターパック<br />
:アメリアで開発された、[[ビーム吸収]]機能を持ったパック。敵機のビームを吸収し、自機のフォトン・エネルギーに変換、さらにそれを[[Iフィールド]]として展開することができる。ただし、吸収できる許容量には限界がある。カラーリングは紫。<br />
;トリッキーパック<br />
:アメリアで開発された、Iフィールドによる防御と[[かく乱]]が持ち味のパック。一時的に相手の電子機器に干渉して機能不全に陥らせたり、フォトン装甲から自機と同じ形の[[分身]]のようなエネルギーを放つ「フラッシュ・アタック」が使用可能。カラーリングはピンク。<br />
;高トルクパック<br />
:キャピタル・アーミィが自軍のモビルスーツ「ウーシァ」の追加装備として開発した、全身を覆うフルアーマー系パック。格闘戦での戦闘力をアップさせる。<br />
:製造したはいいものの肝心のウーシァに装備できないことが発覚し、アーミィ内で持て余していたものを[[ケルベス・ヨー]]の一派が奪取、G-セルフの追加装備として運用された。なので、他のバックパックと違い'''純粋なG系統用のバックパックではない。'''カラーリングはバックパック未装着時と同じ(グリーンの装甲で覆われている)。<br />
;アサルトパック<br />
:アメリアで開発された、大型ビーム・キャノンやミサイルを装備した長距離射撃戦に特化したパック。カラーリングは赤。<br />
;パーフェクトパック<br />
:ビーナス・グロゥブで開発された万能型パック。これまで登場したバックパック全ての特性を兼ね備える他、数々の強力な武装・機能を有する。コンパクトに纏められていながらも、「全載せ」な機体のため、武装の中にはパイロットすらもドン引きするものも。<br />
:各種パックの性能を行使する際には機体色がそのパックを意識したものに変わるが、例えばアサルトを使用すると全身が真っ赤になるなど元々のパック装着時とは配色が異なり、基本的にはダクトなどの細かい部分を除くフォトン装甲部分と思われる部分が一括変色する。高トルクの能力を使用する時のみ、該当部位(パンチなら腕、キックなら脚)のみの変化となる。<br />
:カラーリングはバックパック未装着時と同じだが、白色の部分がアサルト同様の純白(未装着時は若干青みがかっている)になっている。また、プラモでは微妙に青い部分も成型色が異なっている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:初登場作品。序盤5話から加入。本作ではベルリ専用で、[[乗り換え|のせかえ]]は不可能。<br />
:パックに関しては一部が換装可能となっており、最初は大気圏内用パックのみだが宇宙ルート第21話で宇宙用パックが登場、対ミスルギルート第34話でパーフェクトパックが登場する。パーフェクトパック登場後も大気圏内用・宇宙用は換装可能だが、パーフェクトパックが非常に強力なので、大気圏内用や宇宙用を選ぶ意味は薄い。<br />
:地上で宇宙用パック、宇宙で大気圏内用パックを使用することも当然可能。大気圏内用パックは最強武器にP属性があるので使い勝手が良く、宇宙用パックは最強武器の攻撃力が大気圏内用パックよりも高いという長所があるので、[[地形]]に合わせてパックを選ぶのではなく、[[地形適応]]が噛み合わない点を[[A-アダプター]]などの[[強化パーツ]]で補う形で柔軟に運用したい。<br />
:ちなみに、アサルトパックは宇宙用パックのみの武装扱いで登場。リフレクターパック、トリッキーパック、高トルクパックはイベントでユニットアイコンのみ登場し、イベント後は壊れて廃棄されてしまうという憂き目に遭う。<br />
:欠点としてはベルリが[[集中]]も[[不屈]]も持っていない([[直感]]はある)ため、被弾の可能性を潰しづらいこと。フォトン装甲シールドに着目し、[[底力]]+[[ガード]]や装甲強化で耐えるのも一つの手。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== ノーマル ====<br />
;頭部バルカン砲<br />
:ブレードアンテナの付け根に2門を装備。実弾ではなくビームバルカン。<br />
;シールド<br />
:アメリア製のものとトワサンガ製のものを使用する。左腕部に装着。<br />
:トワサンガ製はフォトン装甲のエネルギーを放出する「フォトン・シールド」を発生させる他、リフレクターやバルカンを内蔵する。<br />
:『X』では「フォトン装甲シールド」名義となっており、2000以下の全属性のダメージを無効化する[[バリア]]扱い。気力110以上で発動。発動時、ENを10消費。<br />
;ビーム・サーベル<br />
:肩の平べったいパーツ(人間でいえば鎖骨の辺り)に内蔵されている。<br />
:『X』ではパーフェクトパックと他のパックで斬り方が異なる。<br />
;ビーム・ライフル<br />
:アメリア製のものとトワサンガ製のものを使用。<br />
:『X』ではトワサンガ製を使用する。大気圏内用パックと宇宙用パックは突撃しながら2発発射し、[[トドメ演出]]では体当たりから背後に回ってもう一発発射して撃破するが、パーフェクトパックでは2発発射するだけとなっている。<br />
<br />
==== アサルト ====<br />
;大型ビーム・キャノン<br />
:長射程の主力武器。2門を装備。<br />
:『X』では後述の「アサルトパック換装攻撃」の演出で使用。<br />
;大型ビーム・サーベル<br />
:対艦用の武装だが、劇中未使用。<br />
:SRWでも未使用。<br />
;ビーム・ライフル<br />
:パックに2挺を装備している。操縦桿も兼ねる。<br />
:SRWでは未使用。<br />
;ミサイル・ポッド<br />
:パックの左右から発射する。<br />
:『X』では後述の「アサルトパック換装攻撃」の演出で使用。<br />
<br />
==== パーフェクト ====<br />
;フォトン・トルピード<br />
:反物質結晶体を散布する兵器。またの名を「絶対兵器」。低温対消滅反応で接触した部位を削り取る(爆発もさせない)。光子魚雷は極小かつ広範囲に撒かれるため回避は困難であり、さらには対消滅により発生した光をフォトン・エネルギーとして機体に取り込むことまで可能である。これによりG-セルフはエネルギー切れを起こさず戦闘継続が可能。<br />
:しかし低出力での試射だけで敵部隊を壊滅させてしまい、そのあまりの威力に恐怖したベルリによって封印された<ref>そのため、戦闘に必要なエネルギーの補充が出来ず、最終決戦ではエネルギー切れに悩まされながら戦う事になった。</ref>。『X』でも再現されたが、[[ハッパ]]の助言によって考えを改めたため、その後も使用可能。<br />
:『X』は通常武器とMAP兵器の2種類があるが、いずれも弾数制。MAP兵器版は2発しか使えない上、横に広く撃つため味方機の位置に注意が必要だが『X』における自部隊の全MAP兵器で最大威力を持つ。また前作の[[νガンダム]]同様、[[Bセーブ]]&ハイパーリローダーとの相性が抜群。<br />
:さすがにEN回復効果は再現されていない。とはいえ[[エクストラアクション|Exアクション「トリックアタック」]]で疑似的に再現できるので、ベルリの[[決意]]+マルチアクション(+トリックアタック)に[[強化パーツ]]「ExCレイザー」「SPゲッター」あたりを併用すれば、原作同様に'''1ターンで敵を全滅させかねないほどの殲滅力'''を誇る。<br />
:[[トドメ演出]]は、光子魚雷でえぐり取られてデブリとなった敵機が、爆発すらせず宇宙を漂うという中々にエグいものになっている。ちなみに本編で使われたアレで低出力なので、高出力で使用すれば物体そのものが消滅すると思われる。<br />
;フォトン・サーチャー<br />
:周囲10kmの光を吸収して暗闇を作り出し、フォトン・バッテリーの発する光を特定してモビルスーツの位置を逆算する機能。この際に吸収した光もフォトン・トルピードと同じくフォトン・エネルギーに変換することが可能。<br />
:最終話で使用したのだが、G-セルフを中心に光が消え闇が広がっていく光景は凶悪な武装の数々も合わさってどちらがラスボスか判らなくなるほどのインパクトを視聴者に残した。<br />
;全方位レーザー<br />
:機体表面から全方位に放つレーザー砲。『X』では「パーフェクトアタック」の演出に使われている。どこかにレーザー砲を装備しているわけではなく、フォトン装甲自体から放たれる。<br />
:設定上はパーフェクトパック専用ではなく、他のパックでも使用可能。<br />
;フォトン装甲シールド(コピペシールド)<br />
:リフレクターパックの技術を応用した装甲表面からビーム・プレーンを放出して敵のビーム攻撃を無効化・吸収するシールド。直接受け止めるわけではなく、非実体のビームプレーンを次々放出する形で受け止めるため、シールドと言うよりはバリアに近い。この装備に加えパーフェクトパック自体もリフレクターパックの機能を有しているためビーム兵器に対しては事実上無敵に近い。『X』では見た目が違うだけで他のパックのシールドと性能は変わらない。<br />
;トラック・フィン<br />
:パーフェクトパック上部に2基装着されている小型端末。[[ファンネル]]のように遠隔操作が可能。<br />
:『X』では、非常に見づらいが「パーフェクトアタック」の[[トドメ演出]]で'''ダメージ数値表記後に'''追い討ちとして特攻させる。そのため、最後の決めポーズではトラック・フィンが欠落している。このポーズの元ネタになったDVD9巻のイラストにはトラック・フィンが描かれているので、比べてみると違いがわかりやすい。<br />
:劇中では「トラック・フィン」と呼称しているが、ガンプラの説明書では「トラフィック・フィン」と記述されている。<br />
:;トラクター・ビーム<br />
::トラック・フィンから放たれる拘束ビーム。<br />
::照射されているトラクター・ビームが当たっている限りMSの動きを完全に止めることが可能で、命中した[[カバカーリー]]は行動不能に陥ってしまい、ベルリがその気だったらそのまま決着がついていたであろうという凶悪な性能を持つ。しかし逆に言えば問答無用で戦いを止めさせることが可能というわけであり、[[クン・スーン]]の駆るマズラスターを停止させ説得に成功するなど平和的に使っている。<br />
::デザイナーである安田朗氏はtwitterで<ref>https://twitter.com/akiman7/status/578971164195692544</ref>「[[コン・バトラーV|コンバトラー]]で云えば超電磁タツマキ、[[ダイモス]]で云えばダブルブリザードです。[[ダイターン3|ダイターン]]のサン・アタックも半分は敵固定技と云えるでしょう」と説明している。SRWでは未実装。<br />
;アサルトモード<br />
:スラスターを両脇から下部を前方に向ける形で展開し、アサルトパック由来の高出力ビームを放つ。使用時には機体色が真紅に染まる。『X』ではパーフェクトアタックの演出に組み込まれている。<br />
;リフレクターモード<br />
:スラスターを翼のように開き、ビームプレーンを展開して敵のビームを吸収するリフレクターパック由来の能力。使用時には機体色が薄紫に変わる。SRWでは未実装。<br />
;高トルクモード<br />
:高トルクパック由来のパワー強化能力。強化部位のみが深緑に染まる。元々の機能かは不明だが格闘時にはフォトン・エネルギーを纏わせる(他のパックではフォトン・バリアの応用テクニックであった)演出がある。『X』ではパーフェクトアタック中のパンチ、キック時に高トルク化しているのが確認できる。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ビーム・サーベル二刀流<br />
:『X』での大気圏内用パック用必殺技。刀身を伸ばした2本のビーム・サーベルで相手を斬った後、接近しパックを分離、殴りつけた後に蹴り飛ばす。このアクションは第10話で高トルクパックを用いて行った攻撃の再現(ちなみにビーム・サーベルのアクションは第5話でのもの)。ビーム・サーベル二刀流と言いつつ、ビーム・サーベルを使うのは最初の一撃だけである。<br />
;アサルトパック換装攻撃<br />
:『X』での宇宙用パック用必殺技。アサルトパックに換装した後でミサイルを乱射。最後に大型ビームキャノンで〆。<br />
:G-セルフの戦闘アニメにしては珍しく短めであっさりしたものになっている。<br />
;パーフェクトアタック<br />
:『X』でのパーフェクトパック用必殺技。アサルトモードになってビームキャノンを発射。続けて全方位レーザーで追い打ちをかける。さらにビーム・ライフルとシールドを投げ捨てた後、接近して高トルクパンチ→キックで打撃を加え、トラック・フィンをぶつけて敵機を撃破。最後に空中で落下したビーム・ライフルを掴むカットインが入る。<br />
:なおラストのポーズは[https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0-G%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%82%B9%E3%82%BF-9-DVD-%E7%9F%B3%E4%BA%95%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF/dp/B00MVJU4LS DVD 9巻のカバーイラスト]が元。<br />
:ちなみに、大気圏内用パックと宇宙用パックの「ビーム・ライフル」、パーフェクトパックの「ビーム・サーベル」のカットインではベルリがノーマルスーツを着ているが、この時は着ていない。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;フォトン装甲シールド<br />
:2000以下の全属性のダメージを無効化する[[バリア]]。気力110以上で発動。発動時、ENを10消費。<br />
;[[シールド防御]]<br />
:盾装備。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;空・陸<br />
:飛行可能だが、パックによっては一部地形適応がBになる事があるため「A-アタプター」は必須と言える。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;最大EN+150。移動力+1。<br />
:『X』で採用。フォトン・バッテリーによる膨大なエネルギーを表現したボーナス。元々の高い初期ENも相まって、モビルスーツらしからぬ凄まじい最大ENを誇示することができる。<br />
:基本的に切り込んで戦う機体なので、移動力が上がるのも嬉しいところである。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「BLAZING」<br />
:『X』にて採用。<br />
<!-- == 対決・名場面 == --><br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[G-アルケイン フルドレス|G-アルケイン]]、[[G-ルシファー]]、[[ジャイオーン]]、[[GUNDAM:ジャスティマ|ジャスティマ]](SRW未登場)、[[GUNDAM:ジロッド|ジロッド]](SRW未登場)、[[カバカーリー]]<br />
:同じG系統の機体たち。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*[[インパルスガンダム]]とはバックパックによってカラーリングが変化したり、コア・ファイターを搭載するなど共通する点が多い。<br />
*ガンプラなどの商品展開上はガンダムの名が付けられているが、SEED系[[ガンダムタイプ]]や[[ダブルオーライザー]]等と同じく、劇中設定ではガンダムの名を冠していない機体である。<br />
**ただ、その姿と活躍を目にしたパイロットが「まるで[[宇宙世紀]]時代のガンダムのようだ」と感想を述べるシーンはある。<br />
* 本機を象徴する特徴的なブレードアンテナについて、デザインを担当した安田朗氏は[[ゴーショーグン]]の頭部を参考にしたと語っている。安田氏はこのアイデアをガンダムシリーズ生誕30周年記念作『リング・オブ・ガンダム(SRW未参戦)』の主役ガンダムに導入しようと考えていたが、同作の制作に関与した『踊る大捜査線シリーズ』で知られる本広克行氏がデザインに難色を示したため、実現しなかった。後にこのアイデアは『[[コードギアス 亡国のアキト]]』の主役機[[アレクサンダ]]に導入され、G-セルフで結実することとなる。<br />
* 様々なバックパックや機体カラーの変化は、当初スケジュールの都合でボツになっていたアイデアであった。しかし安田氏がサンライズスタッフの助言を受けて提案したのが全話のシナリオが完成した時期であったため、富野監督が激怒したという。その瞬間、外では大きな雷が落ちており、この時の状況を安田氏は'''「(富野監督が)神に就任した」'''と語っている<ref>https://news.mynavi.jp/article/20140907-greco/</ref>。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00M1APWB4</amazon><br />
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<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:G-セルフ]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:G-せるふ}}<br />
[[Category:登場メカ英数字・記号]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:ガンダム Gのレコンギスタ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=G-%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%95&diff=475037
G-セルフ
2024-03-02T09:41:39Z
<p>わんわ: /* アサルト */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::G-Self]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|ガンダム Gのレコンギスタ}}<br />
| 声優 = 佐竹海莉(システム音声)<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|安田朗}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦X}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[ガンダムタイプ|G系統]][[分類::モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::YG-111]]<br />
| 全長 = [[全長::18.0 m]]<br />
| 重量 = [[重量::31.1 t]]<br />
| 動力 = [[動力::フォトン・バッテリー]]<br />
| 装甲材質 = インビジブル・チタニウム<br />
| MMI = ユニバーサル・スタンダード<br />
| 所属 = ドレット軍先行偵察隊→海賊部隊<br />
| パイロット = [[パイロット::ベルリ・ゼナム]]<br />
}}<br />
<!-- 開発者等についてはネタバレに配慮して未記載。 --><br />
'''G-セルフ'''は『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』の[[登場メカ|主役メカ]]。<br />
<br />
この項目では[[換装]]形態である大気圏用パック装備型、宇宙用パック装備型、パーフェクトパック装備型についても説明する。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ラライヤ・マンディ]]と共に[[宇宙]]から飛来した謎の[[モビルスーツ]]。ラライヤはキャピタル・テリトリィに、本機はアメリアにそれぞれ回収され、[[アイーダ・スルガン]]によって海賊部隊で運用されていたが、キャピタル・タワーのフォトン・バッテリー強奪任務の際に鹵獲され、[[ベルリ・ゼナム]]の手に渡って以来、彼の愛機となる。<br />
<br />
いわゆる「ヘルメスの薔薇の設計図」、もっと正確に言えばレイハントン家に伝わる記録を元に、[[ロルッカ・ビスケス]]と[[ミラジ・バルバロス]]によって製造された「G系統」に属するモビルスーツ。その構造がG系統機の中枢を成すのではないかと類推される機体のため、アイーダによって「G-セルフ」と名付けられ、以降海賊部隊ではこの名称が用いられるようになる。なお、名称は全角の「G」、半角の「-」で表記するのが正式。<br />
<br />
後に幼児退行状態を脱したラライヤの証言で、この機体はドレット軍が正式採用しなかった試作MS「YG-111」で、地球への先行偵察用として選ばれたものだったことが明らかになる。<br />
<br />
顔やトリコロールのカラーリング、緊急脱出用のコア・ファイターも内蔵しているなど、[[宇宙世紀]]に存在した典型的ガンダムタイプを彷彿とさせるが、それと大きく異なる[[鬼]]のツノのように前方に伸びたブレードアンテナが外見上の特徴になっている。<br />
<br />
コクピットのインターフェースや背中のバックパックコネクタは、劇中の国際規格である「ユニバーサル・スタンダード」に対応している。そのため同規格の知識があるベルリはすぐに操縦できた。また、整備面でも後述する様々なバックパックを装備可能で汎用性が高い。<br />
<br />
しかし、その汎用性を重んじた設計と矛盾するように、テストパイロットとして初期登録されていたラライヤを除けば、何故かアイーダとベルリ以外の人間は操縦はおろかコクピットハッチを開けることすらできない。その理由は、正式採用されなかった際にロルッカとミラジが秘密裏に「レイハントン・コード」と呼ばれる生体認証機能<ref>体液のDNAや指紋、虹彩等でレイハントン家に繋がる人間を判別する。目的はレイハントン家の復興のためにその血筋を自立的に選別するため。機能自体はオフにでき、海賊部隊がロルッカたちと出会って以降、ハッパらが整備を終えた後にコードをオンにする描写がある。</ref>を機体に搭載したためで、レイハントン家の血縁者として生体認証をパスしたアイーダとベルリが搭乗した際は鳥の形をした「Gメタル」というICチップ内蔵の金属プレートが発行された。Gメタル所有者が搭乗した時のみ解放される機能もある。<br />
<br />
他のMSと同様にフォトン・バッテリーで駆動するが、従来のものより圧縮率が高いため全体的な出力が高く、余剰エネルギーによって各部が青色に発光する。装甲はインビジブル・チタニウムというディスプレイ積層型のフォトン装甲で、[[ガンダリウム合金]]よりも軽量かつ剛性があり、この装甲自体がフォトン・バッテリーの性質を持つ。そのため、明確な動力源中枢がない<ref>メインエンジンと位置付けられる部位がないので、被弾による爆発や機能停止といった事態も避けやすい。</ref>ことや継戦時間の長さというメリットも得ている。この機体は装備したバックパックによって通常のトリコロールカラーからさまざまに変化する特徴を持っているが、それはこのフォトン装甲が無色透明で、我々が目にしている機体色は装甲に投影された色でしかないために起きる現象である。<br />
<br />
=== 各種バックパック ===<br />
機体色が変わるメカニズムは前述の通りで、目立つ部分以外に白色部分の色合いが若干変わることもある。また、これらのパックは例外を除き基本的にG系統共通規格で、アメリア製のものの大半は本来はアルケイン用に開発されていたものであるが、技術面の未熟さからパーツ精度の甘いアルケインには装着できず、本機に流用されたという経緯がある。<br />
;大気圏内用パック<br />
:大気圏内での飛行に対応したパック。カラーリングはバックパック未装着時と同じ。<br />
;宇宙用パック<br />
:アメリアで開発された、宇宙での機動性を高めるパック。カラーリングはバックパック未装着時と同じ。<br />
;リフレクターパック<br />
:アメリアで開発された、[[ビーム吸収]]機能を持ったパック。敵機のビームを吸収し、自機のフォトン・エネルギーに変換、さらにそれを[[Iフィールド]]として展開することができる。ただし、吸収できる許容量には限界がある。カラーリングは紫。<br />
;トリッキーパック<br />
:アメリアで開発された、Iフィールドによる防御と[[かく乱]]が持ち味のパック。一時的に相手の電子機器に干渉して機能不全に陥らせたり、フォトン装甲から自機と同じ形の[[分身]]のようなエネルギーを放つ「フラッシュ・アタック」が使用可能。カラーリングはピンク。<br />
;高トルクパック<br />
:キャピタル・アーミィが自軍のモビルスーツ「ウーシァ」の追加装備として開発した、全身を覆うフルアーマー系パック。格闘戦での戦闘力をアップさせる。<br />
:製造したはいいものの肝心のウーシァに装備できないことが発覚し、アーミィ内で持て余していたものを[[ケルベス・ヨー]]の一派が奪取、G-セルフの追加装備として運用された。なので、他のバックパックと違い'''純粋なG系統用のバックパックではない。'''カラーリングはバックパック未装着時と同じ(グリーンの装甲で覆われている)。<br />
;アサルトパック<br />
:アメリアで開発された、大型ビーム・キャノンやミサイルを装備した長距離射撃戦に特化したパック。カラーリングは赤。<br />
;パーフェクトパック<br />
:ビーナス・グロゥブで開発された万能型パック。これまで登場したバックパック全ての特性を兼ね備える他、数々の強力な武装・機能を有する。コンパクトに纏められていながらも、「全載せ」な機体のため、武装の中にはパイロットすらもドン引きするものも。<br />
:各種パックの性能を行使する際には機体色がそのパックを意識したものに変わるが、例えばアサルトを使用すると全身が真っ赤になるなど元々のパック装着時とは配色が異なり、基本的にはダクトなどの細かい部分を除くフォトン装甲部分と思われる部分が一括変色する。高トルクの能力を使用する時のみ、該当部位(パンチなら腕、キックなら脚)のみの変化となる。<br />
:カラーリングはバックパック未装着時と同じだが、白色の部分がアサルト同様の純白(未装着時は若干青みがかっている)になっている。また、プラモでは微妙に青い部分も成型色が異なっている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:初登場作品。序盤5話から加入。本作ではベルリ専用で、[[乗り換え|のせかえ]]は不可能。<br />
:パックに関しては一部が換装可能となっており、最初は大気圏内用パックのみだが宇宙ルート第21話で宇宙用パックが登場、対ミスルギルート第34話でパーフェクトパックが登場する。パーフェクトパック登場後も大気圏内用・宇宙用は換装可能だが、パーフェクトパックが非常に強力なので、大気圏内用や宇宙用を選ぶ意味は薄い。<br />
:地上で宇宙用パック、宇宙で大気圏内用パックを使用することも当然可能。大気圏内用パックは最強武器にP属性があるので使い勝手が良く、宇宙用パックは最強武器の攻撃力が大気圏内用パックよりも高いという長所があるので、[[地形]]に合わせてパックを選ぶのではなく、[[地形適応]]が噛み合わない点を[[A-アダプター]]などの[[強化パーツ]]で補う形で柔軟に運用したい。<br />
:ちなみに、アサルトパックは宇宙用パックのみの武装扱いで登場。リフレクターパック、トリッキーパック、高トルクパックはイベントでユニットアイコンのみ登場し、イベント後は壊れて廃棄されてしまうという憂き目に遭う。<br />
:欠点としてはベルリが[[集中]]も[[不屈]]も持っていない([[直感]]はある)ため、被弾の可能性を潰しづらいこと。フォトン装甲シールドに着目し、[[底力]]+[[ガード]]や装甲強化で耐えるのも一つの手。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== ノーマル ====<br />
;頭部バルカン砲<br />
:ブレードアンテナの付け根に2門を装備。実弾ではなくビームバルカン。<br />
;シールド<br />
:アメリア製のものとトワサンガ製のものを使用する。左腕部に装着。<br />
:トワサンガ製はフォトン装甲のエネルギーを放出する「フォトン・シールド」を発生させる他、リフレクターやバルカンを内蔵する。<br />
:『X』では「フォトン装甲シールド」名義となっており、2000以下の全属性のダメージを無効化する[[バリア]]扱い。気力110以上で発動。発動時、ENを10消費。<br />
;ビーム・サーベル<br />
:肩の平べったいパーツ(人間でいえば鎖骨の辺り)に内蔵されている。<br />
:『X』ではパーフェクトパックと他のパックで斬り方が異なる。<br />
;ビーム・ライフル<br />
:アメリア製のものとトワサンガ製のものを使用。<br />
:『X』ではトワサンガ製を使用する。大気圏内用パックと宇宙用パックは突撃しながら2発発射し、[[トドメ演出]]では体当たりから背後に回ってもう一発発射して撃破するが、パーフェクトパックでは2発発射するだけとなっている。<br />
<br />
==== アサルト ====<br />
;大型ビーム・キャノン<br />
:長射程の主力武器。2門を装備。<br />
:『X』では後述の「アサルトパック換装攻撃」の演出で使用。<br />
;大型ビーム・サーベル<br />
:対艦用の武装だが、劇中未使用。<br />
:SRWでも未使用。<br />
;ビーム・ライフル<br />
:パックに2挺を装備している。操縦桿も兼ねる。<br />
:SRWでは未使用。<br />
;ミサイル・ポッド<br />
:パックの左右から発射する。<br />
:『X』では後述の「アサルトパック換装攻撃」の演出で使用。<br />
<br />
==== パーフェクト ====<br />
;フォトン・トルピード<br />
:反物質結晶体を散布する兵器。またの名を「絶対兵器」。低温対消滅反応で接触した部位を削り取る(爆発もさせない)。光子魚雷は極小かつ広範囲に撒かれるため回避は困難であり、さらには対消滅により発生した光をフォトン・エネルギーとして機体に取り込むことまで可能である。これによりG-セルフはエネルギー切れを起こさず戦闘継続が可能。<br />
:しかし低出力での試射だけで敵部隊を壊滅させてしまい、そのあまりの威力に恐怖したベルリによって封印された<ref>そのため、戦闘に必要なエネルギーの補充が出来ず、最終決戦ではエネルギー切れに悩まされながら戦う事になった。</ref>。『X』でも再現されたが、[[ハッパ]]の助言によって考えを改めたため、その後も使用可能。<br />
:『X』は通常武器とMAP兵器の2種類があるが、いずれも弾数制。MAP兵器版は2発しか使えない上、横に広く撃つため味方機の位置に注意が必要だが『X』における自部隊の全MAP兵器で最大威力を持つ。また前作の[[νガンダム]]同様、[[Bセーブ]]&ハイパーリローダーとの相性が抜群。<br />
:さすがにEN回復効果は再現されていない。とはいえ[[エクストラアクション|Exアクション「トリックアタック」]]で疑似的に再現できるので、ベルリの[[決意]]+マルチアクション(+トリックアタック)に[[強化パーツ]]「ExCレイザー」「SPゲッター」あたりを併用すれば、原作同様に'''1ターンで敵を全滅させかねないほどの殲滅力'''を誇る。<br />
:[[トドメ演出]]は、光子魚雷でえぐり取られてデブリとなった敵機が、爆発すらせず宇宙を漂うという中々にエグいものになっている。ちなみに本編で使われたアレで低出力なので、高出力で使用すれば物体そのものが消滅すると思われる。<br />
;フォトン・サーチャー<br />
:周囲10kmの光を吸収して暗闇を作り出し、フォトン・バッテリーの発する光を特定してモビルスーツの位置を逆算する機能。この際に吸収した光もフォトン・トルピードと同じくフォトン・エネルギーに変換することが可能。<br />
:最終話で使用したのだが、G-セルフを中心に光が消え闇が広がっていく光景は凶悪な武装の数々も合わさってどちらがラスボスか判らなくなるほどのインパクトを視聴者に残した。<br />
;全方位レーザー<br />
:機体表面から全方位に放つレーザー砲。『X』では「パーフェクトアタック」の演出に使われている。どこかにレーザー砲を装備しているわけではなく、フォトン装甲自体から放たれる。<br />
:設定上はパーフェクトパック専用ではなく、他のパックでも使用可能。<br />
;フォトン装甲シールド(コピペシールド)<br />
:リフレクターパックの技術を応用した装甲表面からビーム・プレーンを放出して敵のビーム攻撃を無効化・吸収するシールド。直接受け止めるわけではなく、非実体のビームプレーンを次々放出する形で受け止めるため、シールドと言うよりはバリアに近い。この装備に加えパーフェクトパック自体もリフレクターパックの機能を有しているためビーム兵器に対しては事実上無敵に近い。『X』では見た目が違うだけで他のパックのシールドと性能は変わらない。<br />
;トラック・フィン<br />
:パーフェクトパック上部に2基装着されている小型端末。[[ファンネル]]のように遠隔操作が可能。<br />
:『X』では、非常に見づらいが「パーフェクトアタック」の[[トドメ演出]]で'''ダメージ数値表記後に'''追い討ちとして特攻させる。そのため、最後の決めポーズではトラック・フィンが欠落している。このポーズの元ネタになったDVD9巻のイラストにはトラック・フィンが描かれているので、比べてみると違いがわかりやすい。<br />
:劇中では「トラック・フィン」と呼称しているが、ガンプラの説明書では「トラフィック・フィン」と記述されている。<br />
:;トラクター・ビーム<br />
::トラック・フィンから放たれる拘束ビーム。<br />
::照射されているトラクター・ビームが当たっている限りMSの動きを完全に止めることが可能で、命中した[[カバカーリー]]は行動不能に陥ってしまい、ベルリがその気だったらそのまま決着がついていたであろうという凶悪な性能を持つ。しかし逆に言えば問答無用で戦いを止めさせることが可能というわけであり、[[クン・スーン]]の駆るマズラスターを停止させ説得に成功するなど平和的に使っている。<br />
::デザイナーである安田朗氏はtwitterで<ref>https://twitter.com/akiman7/status/578971164195692544</ref>「[[コン・バトラーV|コンバトラー]]で云えば超電磁タツマキ、[[ダイモス]]で云えばダブルブリザードです。[[ダイターン3|ダイターン]]のサン・アタックも半分は敵固定技と云えるでしょう」と説明している。SRWでは未実装。<br />
;アサルトモード<br />
:スラスターを両脇から下部を前方に向ける形で展開し、アサルトパック由来の高出力ビームを放つ。使用時には機体色が真紅に染まる。『X』ではパーフェクトアタックの演出に組み込まれている。<br />
;リフレクターモード<br />
:スラスターを翼のように開き、ビームプレーンを展開して敵のビームを吸収するリフレクターパック由来の能力。使用時には機体色が薄紫に変わる。SRWでは未実装。<br />
;高トルクモード<br />
:高トルクパック由来のパワー強化能力。強化部位のみが深緑に染まる。元々の機能かは不明だが格闘時にはフォトン・エネルギーを纏わせる(他のパックではフォトン・バリアの応用テクニックであった)演出がある。『X』ではパーフェクトアタック中のパンチ、キック時に高トルク化しているのが確認できる。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ビーム・サーベル二刀流<br />
:『X』での大気圏内用パック用必殺技。刀身を伸ばした2本のビーム・サーベルで相手を斬った後、接近しパックを分離、殴りつけた後に蹴り飛ばす。このアクションは第10話で高トルクパックを用いて行った攻撃の再現(ちなみにビーム・サーベルのアクションは第5話でのもの)。ビーム・サーベル二刀流と言いつつ、ビーム・サーベルを使うのは最初の一撃だけである。<br />
;アサルトパック換装攻撃<br />
:『X』での宇宙用パック用必殺技。アサルトパックに換装した後でミサイルを乱射。最後に大型ビームキャノンで〆。<br />
:G-セルフの戦闘アニメにしては珍しく短めであっさりしたものになっている。<br />
;パーフェクトアタック<br />
:『X』でのパーフェクトパック用必殺技。アサルトモードになってビームキャノンを発射。続けて全方位レーザーで追い打ちをかける。さらにビーム・ライフルとシールドを投げ捨てた後、接近して高トルクパンチ→キックで打撃を加え、トラック・フィンをぶつけて敵機を撃破。最後に空中で落下したビーム・ライフルを掴むカットインが入る。<br />
:ちなみに、大気圏内用パックと宇宙用パックの「ビーム・ライフル」、パーフェクトパックの「ビーム・サーベル」のカットインではベルリがノーマルスーツを着ているが、この時は着ていない。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;フォトン装甲シールド<br />
:2000以下の全属性のダメージを無効化する[[バリア]]。気力110以上で発動。発動時、ENを10消費。<br />
;[[シールド防御]]<br />
:盾装備。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;空・陸<br />
:飛行可能だが、パックによっては一部地形適応がBになる事があるため「A-アタプター」は必須と言える。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;最大EN+150。移動力+1。<br />
:『X』で採用。フォトン・バッテリーによる膨大なエネルギーを表現したボーナス。元々の高い初期ENも相まって、モビルスーツらしからぬ凄まじい最大ENを誇示することができる。<br />
:基本的に切り込んで戦う機体なので、移動力が上がるのも嬉しいところである。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「BLAZING」<br />
:『X』にて採用。<br />
<!-- == 対決・名場面 == --><br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[G-アルケイン フルドレス|G-アルケイン]]、[[G-ルシファー]]、[[ジャイオーン]]、[[GUNDAM:ジャスティマ|ジャスティマ]](SRW未登場)、[[GUNDAM:ジロッド|ジロッド]](SRW未登場)、[[カバカーリー]]<br />
:同じG系統の機体たち。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*[[インパルスガンダム]]とはバックパックによってカラーリングが変化したり、コア・ファイターを搭載するなど共通する点が多い。<br />
*ガンプラなどの商品展開上はガンダムの名が付けられているが、SEED系[[ガンダムタイプ]]や[[ダブルオーライザー]]等と同じく、劇中設定ではガンダムの名を冠していない機体である。<br />
**ただ、その姿と活躍を目にしたパイロットが「まるで[[宇宙世紀]]時代のガンダムのようだ」と感想を述べるシーンはある。<br />
* 本機を象徴する特徴的なブレードアンテナについて、デザインを担当した安田朗氏は[[ゴーショーグン]]の頭部を参考にしたと語っている。安田氏はこのアイデアをガンダムシリーズ生誕30周年記念作『リング・オブ・ガンダム(SRW未参戦)』の主役ガンダムに導入しようと考えていたが、同作の制作に関与した『踊る大捜査線シリーズ』で知られる本広克行氏がデザインに難色を示したため、実現しなかった。後にこのアイデアは『[[コードギアス 亡国のアキト]]』の主役機[[アレクサンダ]]に導入され、G-セルフで結実することとなる。<br />
* 様々なバックパックや機体カラーの変化は、当初スケジュールの都合でボツになっていたアイデアであった。しかし安田氏がサンライズスタッフの助言を受けて提案したのが全話のシナリオが完成した時期であったため、富野監督が激怒したという。その瞬間、外では大きな雷が落ちており、この時の状況を安田氏は'''「(富野監督が)神に就任した」'''と語っている<ref>https://news.mynavi.jp/article/20140907-greco/</ref>。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00M1APWB4</amazon><br />
<amazon>B00O3RUFP6</amazon><br />
<amazon>B00T41F4YI</amazon><br />
<amazon>B00YGEKDVM</amazon><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:G-セルフ]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:G-せるふ}}<br />
[[Category:登場メカ英数字・記号]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:ガンダム Gのレコンギスタ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=G-%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%95&diff=475036
G-セルフ
2024-03-02T09:38:34Z
<p>わんわ: /* VXT三部作 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::G-Self]]<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|ガンダム Gのレコンギスタ}}<br />
| 声優 = 佐竹海莉(システム音声)<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|安田朗}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦X}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[ガンダムタイプ|G系統]][[分類::モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::YG-111]]<br />
| 全長 = [[全長::18.0 m]]<br />
| 重量 = [[重量::31.1 t]]<br />
| 動力 = [[動力::フォトン・バッテリー]]<br />
| 装甲材質 = インビジブル・チタニウム<br />
| MMI = ユニバーサル・スタンダード<br />
| 所属 = ドレット軍先行偵察隊→海賊部隊<br />
| パイロット = [[パイロット::ベルリ・ゼナム]]<br />
}}<br />
<!-- 開発者等についてはネタバレに配慮して未記載。 --><br />
'''G-セルフ'''は『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』の[[登場メカ|主役メカ]]。<br />
<br />
この項目では[[換装]]形態である大気圏用パック装備型、宇宙用パック装備型、パーフェクトパック装備型についても説明する。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ラライヤ・マンディ]]と共に[[宇宙]]から飛来した謎の[[モビルスーツ]]。ラライヤはキャピタル・テリトリィに、本機はアメリアにそれぞれ回収され、[[アイーダ・スルガン]]によって海賊部隊で運用されていたが、キャピタル・タワーのフォトン・バッテリー強奪任務の際に鹵獲され、[[ベルリ・ゼナム]]の手に渡って以来、彼の愛機となる。<br />
<br />
いわゆる「ヘルメスの薔薇の設計図」、もっと正確に言えばレイハントン家に伝わる記録を元に、[[ロルッカ・ビスケス]]と[[ミラジ・バルバロス]]によって製造された「G系統」に属するモビルスーツ。その構造がG系統機の中枢を成すのではないかと類推される機体のため、アイーダによって「G-セルフ」と名付けられ、以降海賊部隊ではこの名称が用いられるようになる。なお、名称は全角の「G」、半角の「-」で表記するのが正式。<br />
<br />
後に幼児退行状態を脱したラライヤの証言で、この機体はドレット軍が正式採用しなかった試作MS「YG-111」で、地球への先行偵察用として選ばれたものだったことが明らかになる。<br />
<br />
顔やトリコロールのカラーリング、緊急脱出用のコア・ファイターも内蔵しているなど、[[宇宙世紀]]に存在した典型的ガンダムタイプを彷彿とさせるが、それと大きく異なる[[鬼]]のツノのように前方に伸びたブレードアンテナが外見上の特徴になっている。<br />
<br />
コクピットのインターフェースや背中のバックパックコネクタは、劇中の国際規格である「ユニバーサル・スタンダード」に対応している。そのため同規格の知識があるベルリはすぐに操縦できた。また、整備面でも後述する様々なバックパックを装備可能で汎用性が高い。<br />
<br />
しかし、その汎用性を重んじた設計と矛盾するように、テストパイロットとして初期登録されていたラライヤを除けば、何故かアイーダとベルリ以外の人間は操縦はおろかコクピットハッチを開けることすらできない。その理由は、正式採用されなかった際にロルッカとミラジが秘密裏に「レイハントン・コード」と呼ばれる生体認証機能<ref>体液のDNAや指紋、虹彩等でレイハントン家に繋がる人間を判別する。目的はレイハントン家の復興のためにその血筋を自立的に選別するため。機能自体はオフにでき、海賊部隊がロルッカたちと出会って以降、ハッパらが整備を終えた後にコードをオンにする描写がある。</ref>を機体に搭載したためで、レイハントン家の血縁者として生体認証をパスしたアイーダとベルリが搭乗した際は鳥の形をした「Gメタル」というICチップ内蔵の金属プレートが発行された。Gメタル所有者が搭乗した時のみ解放される機能もある。<br />
<br />
他のMSと同様にフォトン・バッテリーで駆動するが、従来のものより圧縮率が高いため全体的な出力が高く、余剰エネルギーによって各部が青色に発光する。装甲はインビジブル・チタニウムというディスプレイ積層型のフォトン装甲で、[[ガンダリウム合金]]よりも軽量かつ剛性があり、この装甲自体がフォトン・バッテリーの性質を持つ。そのため、明確な動力源中枢がない<ref>メインエンジンと位置付けられる部位がないので、被弾による爆発や機能停止といった事態も避けやすい。</ref>ことや継戦時間の長さというメリットも得ている。この機体は装備したバックパックによって通常のトリコロールカラーからさまざまに変化する特徴を持っているが、それはこのフォトン装甲が無色透明で、我々が目にしている機体色は装甲に投影された色でしかないために起きる現象である。<br />
<br />
=== 各種バックパック ===<br />
機体色が変わるメカニズムは前述の通りで、目立つ部分以外に白色部分の色合いが若干変わることもある。また、これらのパックは例外を除き基本的にG系統共通規格で、アメリア製のものの大半は本来はアルケイン用に開発されていたものであるが、技術面の未熟さからパーツ精度の甘いアルケインには装着できず、本機に流用されたという経緯がある。<br />
;大気圏内用パック<br />
:大気圏内での飛行に対応したパック。カラーリングはバックパック未装着時と同じ。<br />
;宇宙用パック<br />
:アメリアで開発された、宇宙での機動性を高めるパック。カラーリングはバックパック未装着時と同じ。<br />
;リフレクターパック<br />
:アメリアで開発された、[[ビーム吸収]]機能を持ったパック。敵機のビームを吸収し、自機のフォトン・エネルギーに変換、さらにそれを[[Iフィールド]]として展開することができる。ただし、吸収できる許容量には限界がある。カラーリングは紫。<br />
;トリッキーパック<br />
:アメリアで開発された、Iフィールドによる防御と[[かく乱]]が持ち味のパック。一時的に相手の電子機器に干渉して機能不全に陥らせたり、フォトン装甲から自機と同じ形の[[分身]]のようなエネルギーを放つ「フラッシュ・アタック」が使用可能。カラーリングはピンク。<br />
;高トルクパック<br />
:キャピタル・アーミィが自軍のモビルスーツ「ウーシァ」の追加装備として開発した、全身を覆うフルアーマー系パック。格闘戦での戦闘力をアップさせる。<br />
:製造したはいいものの肝心のウーシァに装備できないことが発覚し、アーミィ内で持て余していたものを[[ケルベス・ヨー]]の一派が奪取、G-セルフの追加装備として運用された。なので、他のバックパックと違い'''純粋なG系統用のバックパックではない。'''カラーリングはバックパック未装着時と同じ(グリーンの装甲で覆われている)。<br />
;アサルトパック<br />
:アメリアで開発された、大型ビーム・キャノンやミサイルを装備した長距離射撃戦に特化したパック。カラーリングは赤。<br />
;パーフェクトパック<br />
:ビーナス・グロゥブで開発された万能型パック。これまで登場したバックパック全ての特性を兼ね備える他、数々の強力な武装・機能を有する。コンパクトに纏められていながらも、「全載せ」な機体のため、武装の中にはパイロットすらもドン引きするものも。<br />
:各種パックの性能を行使する際には機体色がそのパックを意識したものに変わるが、例えばアサルトを使用すると全身が真っ赤になるなど元々のパック装着時とは配色が異なり、基本的にはダクトなどの細かい部分を除くフォトン装甲部分と思われる部分が一括変色する。高トルクの能力を使用する時のみ、該当部位(パンチなら腕、キックなら脚)のみの変化となる。<br />
:カラーリングはバックパック未装着時と同じだが、白色の部分がアサルト同様の純白(未装着時は若干青みがかっている)になっている。また、プラモでは微妙に青い部分も成型色が異なっている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:初登場作品。序盤5話から加入。本作ではベルリ専用で、[[乗り換え|のせかえ]]は不可能。<br />
:パックに関しては一部が換装可能となっており、最初は大気圏内用パックのみだが宇宙ルート第21話で宇宙用パックが登場、対ミスルギルート第34話でパーフェクトパックが登場する。パーフェクトパック登場後も大気圏内用・宇宙用は換装可能だが、パーフェクトパックが非常に強力なので、大気圏内用や宇宙用を選ぶ意味は薄い。<br />
:地上で宇宙用パック、宇宙で大気圏内用パックを使用することも当然可能。大気圏内用パックは最強武器にP属性があるので使い勝手が良く、宇宙用パックは最強武器の攻撃力が大気圏内用パックよりも高いという長所があるので、[[地形]]に合わせてパックを選ぶのではなく、[[地形適応]]が噛み合わない点を[[A-アダプター]]などの[[強化パーツ]]で補う形で柔軟に運用したい。<br />
:ちなみに、アサルトパックは宇宙用パックのみの武装扱いで登場。リフレクターパック、トリッキーパック、高トルクパックはイベントでユニットアイコンのみ登場し、イベント後は壊れて廃棄されてしまうという憂き目に遭う。<br />
:欠点としてはベルリが[[集中]]も[[不屈]]も持っていない([[直感]]はある)ため、被弾の可能性を潰しづらいこと。フォトン装甲シールドに着目し、[[底力]]+[[ガード]]や装甲強化で耐えるのも一つの手。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== ノーマル ====<br />
;頭部バルカン砲<br />
:ブレードアンテナの付け根に2門を装備。実弾ではなくビームバルカン。<br />
;シールド<br />
:アメリア製のものとトワサンガ製のものを使用する。左腕部に装着。<br />
:トワサンガ製はフォトン装甲のエネルギーを放出する「フォトン・シールド」を発生させる他、リフレクターやバルカンを内蔵する。<br />
:『X』では「フォトン装甲シールド」名義となっており、2000以下の全属性のダメージを無効化する[[バリア]]扱い。気力110以上で発動。発動時、ENを10消費。<br />
;ビーム・サーベル<br />
:肩の平べったいパーツ(人間でいえば鎖骨の辺り)に内蔵されている。<br />
:『X』ではパーフェクトパックと他のパックで斬り方が異なる。<br />
;ビーム・ライフル<br />
:アメリア製のものとトワサンガ製のものを使用。<br />
:『X』ではトワサンガ製を使用する。大気圏内用パックと宇宙用パックは突撃しながら2発発射し、[[トドメ演出]]では体当たりから背後に回ってもう一発発射して撃破するが、パーフェクトパックでは2発発射するだけとなっている。<br />
<br />
==== アサルト ====<br />
;大型ビーム・キャノン<br />
:長射程の主力武器。2門を装備。<br />
;大型ビーム・サーベル<br />
:対艦用の武装だが、劇中未使用。<br />
;ビーム・ライフル<br />
:パックに2挺を装備している。操縦桿も兼ねる。<br />
;ミサイル・ポッド<br />
:パックの左右から発射する。<br />
<br />
==== パーフェクト ====<br />
;フォトン・トルピード<br />
:反物質結晶体を散布する兵器。またの名を「絶対兵器」。低温対消滅反応で接触した部位を削り取る(爆発もさせない)。光子魚雷は極小かつ広範囲に撒かれるため回避は困難であり、さらには対消滅により発生した光をフォトン・エネルギーとして機体に取り込むことまで可能である。これによりG-セルフはエネルギー切れを起こさず戦闘継続が可能。<br />
:しかし低出力での試射だけで敵部隊を壊滅させてしまい、そのあまりの威力に恐怖したベルリによって封印された<ref>そのため、戦闘に必要なエネルギーの補充が出来ず、最終決戦ではエネルギー切れに悩まされながら戦う事になった。</ref>。『X』でも再現されたが、[[ハッパ]]の助言によって考えを改めたため、その後も使用可能。<br />
:『X』は通常武器とMAP兵器の2種類があるが、いずれも弾数制。MAP兵器版は2発しか使えない上、横に広く撃つため味方機の位置に注意が必要だが『X』における自部隊の全MAP兵器で最大威力を持つ。また前作の[[νガンダム]]同様、[[Bセーブ]]&ハイパーリローダーとの相性が抜群。<br />
:さすがにEN回復効果は再現されていない。とはいえ[[エクストラアクション|Exアクション「トリックアタック」]]で疑似的に再現できるので、ベルリの[[決意]]+マルチアクション(+トリックアタック)に[[強化パーツ]]「ExCレイザー」「SPゲッター」あたりを併用すれば、原作同様に'''1ターンで敵を全滅させかねないほどの殲滅力'''を誇る。<br />
:[[トドメ演出]]は、光子魚雷でえぐり取られてデブリとなった敵機が、爆発すらせず宇宙を漂うという中々にエグいものになっている。ちなみに本編で使われたアレで低出力なので、高出力で使用すれば物体そのものが消滅すると思われる。<br />
;フォトン・サーチャー<br />
:周囲10kmの光を吸収して暗闇を作り出し、フォトン・バッテリーの発する光を特定してモビルスーツの位置を逆算する機能。この際に吸収した光もフォトン・トルピードと同じくフォトン・エネルギーに変換することが可能。<br />
:最終話で使用したのだが、G-セルフを中心に光が消え闇が広がっていく光景は凶悪な武装の数々も合わさってどちらがラスボスか判らなくなるほどのインパクトを視聴者に残した。<br />
;全方位レーザー<br />
:機体表面から全方位に放つレーザー砲。『X』では「パーフェクトアタック」の演出に使われている。どこかにレーザー砲を装備しているわけではなく、フォトン装甲自体から放たれる。<br />
:設定上はパーフェクトパック専用ではなく、他のパックでも使用可能。<br />
;フォトン装甲シールド(コピペシールド)<br />
:リフレクターパックの技術を応用した装甲表面からビーム・プレーンを放出して敵のビーム攻撃を無効化・吸収するシールド。直接受け止めるわけではなく、非実体のビームプレーンを次々放出する形で受け止めるため、シールドと言うよりはバリアに近い。この装備に加えパーフェクトパック自体もリフレクターパックの機能を有しているためビーム兵器に対しては事実上無敵に近い。『X』では見た目が違うだけで他のパックのシールドと性能は変わらない。<br />
;トラック・フィン<br />
:パーフェクトパック上部に2基装着されている小型端末。[[ファンネル]]のように遠隔操作が可能。<br />
:『X』では、非常に見づらいが「パーフェクトアタック」の[[トドメ演出]]で'''ダメージ数値表記後に'''追い討ちとして特攻させる。そのため、最後の決めポーズではトラック・フィンが欠落している。このポーズの元ネタになったDVD9巻のイラストにはトラック・フィンが描かれているので、比べてみると違いがわかりやすい。<br />
:劇中では「トラック・フィン」と呼称しているが、ガンプラの説明書では「トラフィック・フィン」と記述されている。<br />
:;トラクター・ビーム<br />
::トラック・フィンから放たれる拘束ビーム。<br />
::照射されているトラクター・ビームが当たっている限りMSの動きを完全に止めることが可能で、命中した[[カバカーリー]]は行動不能に陥ってしまい、ベルリがその気だったらそのまま決着がついていたであろうという凶悪な性能を持つ。しかし逆に言えば問答無用で戦いを止めさせることが可能というわけであり、[[クン・スーン]]の駆るマズラスターを停止させ説得に成功するなど平和的に使っている。<br />
::デザイナーである安田朗氏はtwitterで<ref>https://twitter.com/akiman7/status/578971164195692544</ref>「[[コン・バトラーV|コンバトラー]]で云えば超電磁タツマキ、[[ダイモス]]で云えばダブルブリザードです。[[ダイターン3|ダイターン]]のサン・アタックも半分は敵固定技と云えるでしょう」と説明している。SRWでは未実装。<br />
;アサルトモード<br />
:スラスターを両脇から下部を前方に向ける形で展開し、アサルトパック由来の高出力ビームを放つ。使用時には機体色が真紅に染まる。『X』ではパーフェクトアタックの演出に組み込まれている。<br />
;リフレクターモード<br />
:スラスターを翼のように開き、ビームプレーンを展開して敵のビームを吸収するリフレクターパック由来の能力。使用時には機体色が薄紫に変わる。SRWでは未実装。<br />
;高トルクモード<br />
:高トルクパック由来のパワー強化能力。強化部位のみが深緑に染まる。元々の機能かは不明だが格闘時にはフォトン・エネルギーを纏わせる(他のパックではフォトン・バリアの応用テクニックであった)演出がある。『X』ではパーフェクトアタック中のパンチ、キック時に高トルク化しているのが確認できる。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ビーム・サーベル二刀流<br />
:『X』での大気圏内用パック用必殺技。刀身を伸ばした2本のビーム・サーベルで相手を斬った後、接近しパックを分離、殴りつけた後に蹴り飛ばす。このアクションは第10話で高トルクパックを用いて行った攻撃の再現(ちなみにビーム・サーベルのアクションは第5話でのもの)。ビーム・サーベル二刀流と言いつつ、ビーム・サーベルを使うのは最初の一撃だけである。<br />
;アサルトパック換装攻撃<br />
:『X』での宇宙用パック用必殺技。アサルトパックに換装した後でミサイルを乱射。最後に大型ビームキャノンで〆。<br />
:G-セルフの戦闘アニメにしては珍しく短めであっさりしたものになっている。<br />
;パーフェクトアタック<br />
:『X』でのパーフェクトパック用必殺技。アサルトモードになってビームキャノンを発射。続けて全方位レーザーで追い打ちをかける。さらにビーム・ライフルとシールドを投げ捨てた後、接近して高トルクパンチ→キックで打撃を加え、トラック・フィンをぶつけて敵機を撃破。最後に空中で落下したビーム・ライフルを掴むカットインが入る。<br />
:ちなみに、大気圏内用パックと宇宙用パックの「ビーム・ライフル」、パーフェクトパックの「ビーム・サーベル」のカットインではベルリがノーマルスーツを着ているが、この時は着ていない。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;フォトン装甲シールド<br />
:2000以下の全属性のダメージを無効化する[[バリア]]。気力110以上で発動。発動時、ENを10消費。<br />
;[[シールド防御]]<br />
:盾装備。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;空・陸<br />
:飛行可能だが、パックによっては一部地形適応がBになる事があるため「A-アタプター」は必須と言える。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;最大EN+150。移動力+1。<br />
:『X』で採用。フォトン・バッテリーによる膨大なエネルギーを表現したボーナス。元々の高い初期ENも相まって、モビルスーツらしからぬ凄まじい最大ENを誇示することができる。<br />
:基本的に切り込んで戦う機体なので、移動力が上がるのも嬉しいところである。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「BLAZING」<br />
:『X』にて採用。<br />
<!-- == 対決・名場面 == --><br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[G-アルケイン フルドレス|G-アルケイン]]、[[G-ルシファー]]、[[ジャイオーン]]、[[GUNDAM:ジャスティマ|ジャスティマ]](SRW未登場)、[[GUNDAM:ジロッド|ジロッド]](SRW未登場)、[[カバカーリー]]<br />
:同じG系統の機体たち。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*[[インパルスガンダム]]とはバックパックによってカラーリングが変化したり、コア・ファイターを搭載するなど共通する点が多い。<br />
*ガンプラなどの商品展開上はガンダムの名が付けられているが、SEED系[[ガンダムタイプ]]や[[ダブルオーライザー]]等と同じく、劇中設定ではガンダムの名を冠していない機体である。<br />
**ただ、その姿と活躍を目にしたパイロットが「まるで[[宇宙世紀]]時代のガンダムのようだ」と感想を述べるシーンはある。<br />
* 本機を象徴する特徴的なブレードアンテナについて、デザインを担当した安田朗氏は[[ゴーショーグン]]の頭部を参考にしたと語っている。安田氏はこのアイデアをガンダムシリーズ生誕30周年記念作『リング・オブ・ガンダム(SRW未参戦)』の主役ガンダムに導入しようと考えていたが、同作の制作に関与した『踊る大捜査線シリーズ』で知られる本広克行氏がデザインに難色を示したため、実現しなかった。後にこのアイデアは『[[コードギアス 亡国のアキト]]』の主役機[[アレクサンダ]]に導入され、G-セルフで結実することとなる。<br />
* 様々なバックパックや機体カラーの変化は、当初スケジュールの都合でボツになっていたアイデアであった。しかし安田氏がサンライズスタッフの助言を受けて提案したのが全話のシナリオが完成した時期であったため、富野監督が激怒したという。その瞬間、外では大きな雷が落ちており、この時の状況を安田氏は'''「(富野監督が)神に就任した」'''と語っている<ref>https://news.mynavi.jp/article/20140907-greco/</ref>。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00M1APWB4</amazon><br />
<amazon>B00O3RUFP6</amazon><br />
<amazon>B00T41F4YI</amazon><br />
<amazon>B00YGEKDVM</amazon><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:G-セルフ]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:G-せるふ}}<br />
[[Category:登場メカ英数字・記号]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:ガンダム Gのレコンギスタ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0I.W.S.P.&diff=472987
ストライクガンダムI.W.S.P.
2024-01-28T14:30:28Z
<p>わんわ: /* αシリーズ */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| タイトル = ストライクI.W.S.P.<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED}}([[MSV]])<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED ASTRAY}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::モビルスーツ]]<br />
| 全高 = 17.72 m<br />
| 装甲 = [[フェイズシフト装甲]]<br />
| 素体 = '''[[ストライクガンダム|ストライク]]'''<br />'''[[ストライクルージュ]]'''<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連合軍}}<br />{{所属 (メカ)|オーブ軍}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::スウェン・カル・バヤン]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />(統合兵装ストライカーパック)<br />
| 分類 = [[分類::ストライカーパック]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::AQM/E-M1]]<br />[[型式番号::P202QX]](オーブ製)<br />
| 開発 = アクタイオン・インダストリー社<br />P.M.P社<br />
}}<br />
'''ストライクガンダムI.W.S.P. / ストライクルージュI.W.S.P.'''は『[[機動戦士ガンダムSEED]] [[MSV]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[地球連合軍]]の試作型[[モビルスーツ]]。[[ストライクガンダム|ストライク]]に統合兵装ストライカーパックを装備した状態。I.W.S.P.は「'''I'''ntegrated '''W'''eapons '''S'''triker '''P'''ack」の略称。<br />
<br />
P.M.P社がエール、ソード、ランチャーの長所を一つのストライカーパックに統合する目的で設計した。しかし、構造の複雑化によるコスト高騰や消費電力の増加によるPS装甲の作動時間の大幅短縮などの問題をクリアできず、採用は見送られた。<br />
<br />
その後、[[モルゲンレーテ社]]に設計が流出。パワーエクステンダーの搭載によって稼働時間が延長した[[ストライクルージュ]]への搭載が予定され、数度の実装テストが行われたが、複雑化した火器管制システムをパイロットの[[カガリ・ユラ・アスハ]]が扱いきれなかった(カガリが乗って試験機動しているところを[[ロウ・ギュール|ロウ]]が見ており、酷評している)為、実戦投入されずに終わった。<br />
<br />
大戦が終了した後、[[地球連合軍]]におけるエース専用ワンオフカスタム機開発の為にアクタイオン・インダストリー社他数社の手によって再建造され、戦闘データ収集の為に実戦投入されている。この時のデータは後にジェットストライカーやドッペルホルン連装無反動砲、[[ストライクノワールガンダム|ノワールストライカー]]の開発に生かされた。<br />
<br />
MSV初出の機体だが、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|DESTINY]]』ではOPのみであるが登場している。また「[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|ASTRAY]]シリーズ」でも、[[105ダガー]]、[[ストライクノワールガンダム|ストライクノワール]]が装備した状態で何度か登場している。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
スパロボでは主に隠し換装パーツとして登場している。パワーエクステンダーの設定もあってか、携帯機シリーズ以外では[[ストライクルージュ]]にしか装備できない。[[スカイグラスパー]]の装着時に関しては[[I.W.S.P. スカイグラスパー]]を参照。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:初登場作品。隠し換装パーツ扱いで条件を満たせばストライクルージュに装備され、「ストライクルージュI.W.S.P.」となる。入手にカガリと[[M1アストレイ]]3人娘の撃墜数が必要。<br />
:入手難易度の割には性能は並みで、はっきり言ってしまうとファンサービス枠。また、B属性の武器がビームブーメランしかないのでPS装甲持ちには対抗出来ない。拘りがなければエールで充分である。<br />
:なお、[[ストライクガンダム]]には装備できないが[[没データ]]には通常のストライクガンダムの装備版が存在する。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:ストライクガンダムにI.W.S.P.を装備した「ストライクガンダムI.W.S.P.」が初登場。条件を満たすと、ムウが初めてストライクに搭乗する時に装備している。<br />
:何故かレールガンがEN消費のB属性。PS装甲に対抗できるのでゲームシステム的には美味しいのだが。今回はストライカーパック3種の性能を統合したという設定通り、強力な機体となっている。が、[[フリーダムガンダム|フリーダム]]が既に来ている上にムウは強制離脱する宿命なので乗せる人に困る。カガリに譲るか、ムウの離脱時期に入れ替わるように加入するイザークに乗ってもらうか……。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:仕様は『J』同様。カガリの[[スポット参戦]]時に条件を満たせば入手できる。ストライクが装備した場合、レールガンがB属性になる。<br />
:今回はムウが離脱しない一方、『ASTRAY』参戦の影響でムウ達の乗り換え候補が多いため、結局困るのに変わりはない。隠しストライカーパックにしても、今回は[[ライトニングストライクガンダム|ライトニングストライカー]]という強力なライバルがいるのもさらに向かい風。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:「ストライクルージュIWSP」名義。カガリがパイロット。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 本体武装 ====<br />
;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」<br />
:頭部に2門装備された近接防御機関砲。敵機への威嚇や牽制、ミサイル迎撃などに使われる。<br />
;コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」<br />
:両腰部に格納された折りたたみ式のナイフ。内蔵された電源と超振動モーターによって高周波振動させた刀身でPS装甲以外のほとんどの物体を切断できる。<br />
<br />
==== I.W.S.P. ====<br />
;115mmレールガン<br />
:遠距離攻撃用の武装。バックパックに装備され、肩越しに発射する。高精度照準センサーのおかげで、命中精度も向上している。<br />
:レールガンのため実弾兵器の筈なのだが、携帯機シリーズでは設定に反し何故かビーム兵器扱いされることがあり、PS装甲に有効。<br />
;105mm単装砲<br />
:レールガンと並行するように肩部にマウントされた武器。中近距離の射撃用と思われる。<br />
;試製9.1m対艦刀<br />
:2本装備された実体型の対艦刀。シュベルトゲベール等と違い、ビーム刃を発生させる事はできない。不使用時は両腰部に日本刀のようにマウントする。<br />
;コンバインシールド<br />
:武装と一体化したシールド。装備すると機体の重心が大きく左に傾くため、使い勝手が悪い。<br />
:I.W.S.P.の発展型と言えるノワールストライカーでは完全にオミットされた。<br />
:;30mm6銃身ガトリング<br />
::シールド内蔵のガトリング砲。発射する弾種……というか、そもそもビーム兵器なのか実弾兵器なのかすら不明。<br />
::スパロボではビーム兵器となっている。<br />
;ビームブーメラン<br />
:シールドに突き刺すような形でマウントされている武器。形状はソードストライカーのマイダスメッサーと同じ。対ビームコーティング処理が施されていると思われるが、それを示す資料は存在していないため、不明。<br />
<br />
==== [[召喚攻撃]] ====<br />
;アストレイ・フォーメーション<br />
:『W』で採用。ムウかカガリのどちらか搭乗時のみのパターンアタック。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[PS装甲]]<br />
:<br />
;[[分離]]<br />
:I.W.S.P.をパージする。<br />
;[[換装]]<br />
:ノーマル状態、エール、ソード、ランチャー、ライトニングに換装する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[エールストライクガンダム|エールストライク]]、[[ソードストライクガンダム|ソードストライク]]、[[ランチャーストライクガンダム|ランチャーストライク]]<br />
:これら3つのパックを統合する目的で開発された。<br />
;[[パーフェクトストライクガンダム|パーフェクトストライク]]<br />
:リマスター版に登場した、エール・ソード・ランチャーの武装を纏めて搭載した機体。<br />
;[[ストライクノワールガンダム|ストライクノワール]]<br />
:この機体に搭載されるノワールストライカーはI.W.S.P.の特性を接近戦向けに調整して開発された発展型。<br />
;[[フリーダムガンダム|フリーダム]]<br />
:本機はI.W.S.P.を基にしてデザインされている。<br />
;[[デスティニーガンダム|デスティニー]]<br />
:ザフト製のI.W.S.P.ともいえる機体。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000I6BI6Q</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ストライクガンダムI.W.S.P.]]<br />
*[[GUNDAM:ストライクルージュI.W.S.P.]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:すとらいくかんたむI.W.S.P.}}<br />
[[category:登場メカさ行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]<br />
[[category:MSV]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=Topic:Xkov5lwvy1x06k43&topic_postId=xkov5lwvy5v2eo2b&topic_revId=xkovbw27owrx39eb&action=single-view
Topic:Xkov5lwvy1x06k43
2023-06-25T08:20:45Z
<span class="plainlinks"><a href="/w/index.php?title=%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85:%E3%82%8F%E3%82%93%E3%82%8F&action=edit&redlink=1" class="new mw-userlink" title="利用者:わんわ (存在しないページ)"><bdi>わんわ</bdi></a> <span class="mw-usertoollinks">(<a href="/wiki/%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF:%E3%82%8F%E3%82%93%E3%82%8F" class="mw-usertoollinks-talk" title="利用者・トーク:わんわ">トーク</a> | <a href="/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5:%E6%8A%95%E7%A8%BF%E8%A8%98%E9%8C%B2/%E3%82%8F%E3%82%93%E3%82%8F" class="mw-usertoollinks-contribs" title="特別:投稿記録/わんわ">投稿記録</a>)</span> が「強化型レイズナーのページの改名提案」の<a rel="nofollow" class="external text" href="https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=Topic:Xkov5lwvy1x06k43&topic_showPostId=xkov5lwvy5v2eo2b#flow-post-xkov5lwvy5v2eo2b">投稿</a>を編集</span>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=Topic:Xkov5lwvy1x06k43&topic_postId=xkov5lwvy5v2eo2b&topic_revId=xkov5lwvy5v2eo2b&action=single-view
Topic:Xkov5lwvy1x06k43
2023-06-25T08:17:37Z
<span class="plainlinks"><a href="/w/index.php?title=%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85:%E3%82%8F%E3%82%93%E3%82%8F&action=edit&redlink=1" class="new mw-userlink" title="利用者:わんわ (存在しないページ)"><bdi>わんわ</bdi></a> <span class="mw-usertoollinks">(<a href="/wiki/%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF:%E3%82%8F%E3%82%93%E3%82%8F" class="mw-usertoollinks-talk" title="利用者・トーク:わんわ">トーク</a> | <a href="/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5:%E6%8A%95%E7%A8%BF%E8%A8%98%E9%8C%B2/%E3%82%8F%E3%82%93%E3%82%8F" class="mw-usertoollinks-contribs" title="特別:投稿記録/わんわ">投稿記録</a>)</span> が「強化型レイズナーのページの改名提案」に<a rel="nofollow" class="external text" href="https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=Topic:Xkov5lwvy1x06k43&topic_showPostId=xkov5lwvy5v2eo2b#flow-post-xkov5lwvy5v2eo2b">コメントを追加</a> (<em>強化型レイズナーの記事名ですが、寺田氏のツイートからして、現在公式的には「ニューレイズナー」を正式名称として扱っていると読める為、記事名を「ニューレイズナー」表記に変更することを提案します。 スパロボ的には「強化型レイズナー」名義の参戦が多いですが、上記の事からして「正式な名称…</em>)</span>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%8A%E3%83%BC&diff=457530
ニューレイズナー
2023-06-25T08:01:22Z
<p>わんわ: /* 登場作品と操縦者 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Strengthen V-max Layzner]]<ref>[http://www.layzner.net/mechanic/3.html MECHANIC]、アニメ「蒼き流星SPTレイズナー」公式サイト、2022年1月14日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|蒼き流星SPTレイズナー}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|新スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[地球]]製[[SPT]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::E-SPT-LZ-00X-B]]<br />
| 全高 = 9.5 m<br />
| 重量 = 13.7 t<br />
| OS = [[レイ (レイズナー)|レイ]]<br />[[フォロン]]<br />
| 開発者 = [[開発::ジョン・ギルバート博士]]<br />
| パイロット = [[パイロット::アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]<br />
}}<br />
'''強化型レイズナー'''は『[[蒼き流星SPTレイズナー]]』の主役メカ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ザカール]]のV-MAXレッドパワーに破壊され、ぼろぼろになった[[レイズナー]]の代わりにジョン・ギルバート博士(SRW未登場)が作り上げた地球製試作型[[SPT]]で、外見的には元のレイズナーと概ね同じものである。<br />
<br />
エンジンのパワーアップ、バーニアの強化増設による機動性の向上によって[[V-MAX]]機能が強化され、ザカールのV-MAXレッドパワーに対抗出来るようになった。<br />
<br />
元々先代レイズナーに搭載されていたOSである[[フォロン]]は当初、純地球製である当機を信用しておらず頑なに移植を拒否するも、[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]による説得の末に彼の意に応じ、もう一つの搭載OSである[[レイ (レイズナー)|レイ]]と共に移植された。<br />
<br />
劇中ではエイジに「'''ニューレイズナー'''」とも呼ばれる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
スパロボでは[[レイズナーMk-II]]との選択式になっていることが多い。またこちらは変形機構の関係上デザインが大幅に変わったレイズナーMk-IIとは違い、元のレイズナーと細部しか違わない為、元のレイズナーが劇中未使用の強化換装オプションを使用していた64までの作品では、継続して使用できる仕様にしてある。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:中盤、ルート選択によって北米大陸に行かないか、行ってもこちらを選ぶことでレイズナーがパワーアップした姿。今回は[[V-MAX]]が「V-MAX強化」となり、V-MAX自体の性能も上がっている。[[レイズナーMk-II]]と比べて変形できないので移動力では劣るものの、カーフミサイルが使えるので最大射程ではこちらに分がある(Mk-IIにはカーフミサイルが無い)。しかし、レイズナーMk-IIには強化パーツバグがあるため、最大射程も完全に勝っているとは言い切れない。Mk-IIに明確に勝る部分は[[グレートゼオライマー]]入手と両立できる点かもしれない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。Mk-IIと択一式。[[大空魔竜]]をV-MAXで救うイベントを起こすとこちらが手に入る。Mk-II同様、レイズナーの改造は引き継がれない。<br />
:上記のイベントを起こさないとレイズナーはV-MAXが使用解禁されないが、その場合本機体より性能で勝るMk-IIが入手できるのが悩ましいところ。しかし、武装面ではカーフミサイルがそのまま残っているため、微差ではあるものの'''フル改造時の最大火力はMk-IIより上になる'''(弾数が2しかないため、安定性はMk-IIの方が上と言えなくもないが)。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}<br />
::フリーバトルに登場。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:今回は[[レイズナーMk-II]]が登場しないので、「ニューレイズナー」名義。今回からV-MAXの[[マップ兵器]]版が追加されている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦リンクバトラー}}<br />
:同じ理由で「ニューレイズナー」名義。超Aランクで購入可能。稀少なAP5持ち。離脱→ライフル×4は単純ながら強力。相変わらずV-MAXも強力だが上昇数が1なので旨みはやや減ったか。その分ダウン中でも2回動けるのでリスクはグっと減った。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}<br />
:[[レイズナー]]より機体性能は上がり[[射程]]はMk-IIに勝るものの、フル改造時の攻撃力が強化前より下がってしまう逆転現象が起き、こちらの方がMk-IIより開きが大きい。ただし本作のL[[サイズ]]以上の機体はSサイズに攻撃制限のある長距離武器を持っていることが多く、死角の突きやすさでは長射程のカーフミサイルを持つこちらに分がある。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO}}<br />
::攻撃力の逆転現象は無くなり上方修正された。さらに[[アーマス・ゲイル|ゲイル]]の[[グライムカイザル]]との[[合体攻撃]]が追加されたため、こちらを選ぶメリットが大きくなった……とはいえゲイルの加入はかなり終盤。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スパロボ学園}}<br />
:ユニットデータとして登場。本作はどちらかというとよける機体より耐える機体のほうが有利であるため、あまり高性能という印象がない。さらに合体攻撃が使えないので火力面でもいまひとつ。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:ストーリー的には第1話時点だが、エイジは最初から強化型レイズナーに乗ってくる。Mk-IIが登場しないため、終始当機で戦うこととなるが武装の追加等の強化が一切ない。<br />
:今回[[レイ (レイズナー)|レイ]]が[[特殊能力]]に採用されており、その効力も相まって回避能力は優秀。しかし、いかんせんゲームを通じて火力不足。機体のクセが強い代わり[[サブパイロット]]が優秀で高火力の[[ショウ・ザマ]]との出撃枠争いになるか。方向転換のできる突破兵器持ちの中で最小サイズという個性を活かすべきだろう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:3章Part5から参戦。バランスタイプ。版元から「ニューレイズナー」で統一するように要請があった<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1671678536657293313 2023年6月22日のツイート] 2023年6月22日閲覧。</ref>ため、『64』『リンクバトラー』以来24年ぶりに「ニューレイズナー」名義となっている。<br />
:本作では[[グラドス大型戦艦|グレスコの艦]]の攻撃を受け、大破したレイズナーをギルバート博士が修復した設定になっており、第2部開始時点まで登場が前倒しされている。エイジを第2部の姿にするためには機体ごと変更する必要があるというゲームの仕様上の都合もあったものと思われる。<br />
:なお、外見は微改修程度の機体の為、一見すると『DD』に登場している一部機体のように複数機体でユニットパーツを共有してそうだが、本作ではレイズナーとは共有ではないのでレイズナーのユニットパーツを専用パーツのようには使用できない。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[Another Century's Episode Portable]]<br />
:使用可能機体。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ナックルショット<br />
:拳にナックルガードを展開し、電撃を帯びた状態で敵を殴りつける。レイズナーのものより打撃部分が少し大型化している。<br />
;カーフミサイル<br />
:ふくらはぎ部に装備された自動追尾ミサイル。Mk-IIには装備されていないため、SRWにおいてはMk-IIとの差別化に大きく関わっている。<br />
;速射型レーザードライフル<br />
:SPT用レーザー銃。速射型ではなく「速射式」(64)、「連射式」(GC・XO)、「連射型」(OE)になっている場合もある。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;火炎放射器<br />
:オプション武装。劇中では[[エルダール]]が使っていた。<br />
;グレネードランチャー<br />
:オプション武装。劇中では[[ガッシュラン]]が使っていた。このオプション二種は[[レイズナー]]からの継続装備である。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;[[V-MAX]](体当たり)<br />
:バリアフィールドを発生させて突撃する。<br />
:作品によっては[[MAP兵器]]版も装備。<br />
;シューティングスター・フォールダウン<br />
:『DD』で採用。打撃属性のSSR必殺技。海の中から現れたレイズナーがレーザードライフルとナックルショットで敵との距離を詰め、トドメにキックで敵を地面に叩きつける。<br />
:海から現れるシーンやトドメのキックは第26話にてレイズナー(強化前)が行っていたものを再現している。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;レイズナーフォーメーション<br />
:[[ベイブル]]、[[バルディ]]との合体攻撃。『J』で実装。ベイブルのナックルショット、バルディのショルダーカノンの後、レイズナーがV-MAX(体当たり)で攻撃する。<br />
;ダブルナックルショット<br />
:[[アーマス・ゲイル]]の[[グライムカイザル]]との合体攻撃。『XO』でのみ実装。レーザードライフルで集中砲火した後、グライムカイザル、レイズナーの順にナックルショットで攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[V-MAX]]<br />
:作品によっては、V-MAX強化になる。<br />
;銃装備<br />
:[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[対ビームコーティング|ビームコート]]<br />
:V-MAX発動時のみ。<br />
;[[分身]]<br />
:V-MAX発動時のみ。『GC』のみ実装されない。<br />
;[[分身]]、[[レイ (レイズナー)|レイ]]<br />
:『[[OE]]』のもの。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;S<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「メロスのように ~LONELY WAY~」<br />
:通常時の戦闘[[BGM]]。<br />
;「迫り来るものへ」<br />
:[[V-MAX]]時の戦闘BGM。64まででは「V-MAX」と表記されていた。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;刻印2000<br />
:OVA最終話より。宇宙に出た[[グラドスの刻印]]を守るため[[ザカール]]と対決。共に[[V-MAX]]を発動し激闘を繰り広げるが、刻印の力により戦闘は中断。全てが終わった後、宇宙空間に放り出されたエイジを回収し地球へと帰っていく。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[レイズナー]]<br />
:本機のベースになった原型機。<br />
;[[ドール]]<br />
:本機の開発で得られたノウハウを基に開発された地球製の量産型SPT。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000NA6WFO</amazon><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
{{DEFAULTSORT:きようかかたれいすなあ}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:蒼き流星SPTレイズナー]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=ARX-7_%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88&diff=456158
ARX-7 アーバレスト
2023-05-30T14:46:14Z
<p>わんわ: /* 合体攻撃 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::ARX-7 Arbarest]]<br />
| 登場作品 = [[フルメタル・パニック! シリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|フルメタル・パニック!}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|フルメタル・パニック! The Second Raid}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|フルメタル・パニック! (原作小説版)}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|高野眞之|フルメタル・パニック! (原作小説版)}}(原作)<br />{{メカニックデザイン (登場作品別)|海老川兼武|フルメタル・パニック! シリーズ}}(アニメ版)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦J}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[アーム・スレイブ]]<br />
| 生産形態 = 実験機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::ARX-7]]<br />
| 全高 = 8.5 m<br />
| 重量 = 9.8 t<br />
| 動力 = パラジウムリアクター<br/>ロス&ハンブルトンAPR2500a<br />
| 最大作戦行動時間 = 100時間<br />
| AI = [[アル]]<br />
| 設計 = [[バニ・モラウタ]]<br />
| 乗員人数 = 1名<br />
| パイロット = [[相良宗介]]<br />
}}<br />
'''ARX-7 アーバレスト'''は「[[フルメタル・パニック! シリーズ]]」の[[登場メカ|主役メカ]]の一つ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
世界の10年先を行くと言われる超高性能第三世代[[アーム・スレイブ]]の[[M9 ガーンズバック]]の試作型をベースに、[[ラムダ・ドライバ]]を搭載した機体。<br />
<br />
生産性を全く考えずただひたすらブラック・テクノロジーの導入を追求したASであり、開発者であるバニ・モラウタが既に死去しているため、機体の再生産はおろか一部の部品についてもブラックボックス化してしまっていて増産できない。機体の骨格には人の神経構造を模す物が存在し、最初に搭乗したオペレーターに最適化されてしまう。この設定は[[AI]]「[[アル]]」を初期化してさえ変更できないため、[[相良宗介]]以外の人間ではラムダ・ドライバの駆動は不可能である。<br />
<br />
ベースがM9なので、世界屈指の運動性を持ち、武装や通常の部品であればM9のものを流用できるなど基本性能も高水準でまとまっている。しかしラムダ・ドライバという”余分”を搭載している為、M9よりも重量は0.3t増加し、最大作戦行動時間は50時間短いという弱点がある。逆に言えば、ラムダ・ドライバにはそうまでしてでも搭載する価値があるという事である。<br />
<br />
なお、TRPGリプレイ作品『アンダカヴァ』にてブラックボックス化した部分を除いて仕様を変える事で複数機生産されている事が明かされている。<br />
<br />
本機のメインカラーは白だが、原作小説では1度M9と同じダーク・グレーに塗装されている。ただし、ラムダ・ドライバ発動時に何らかの作用で塗装が剥げてしまい元の白色に戻ってしまった。<br />
<br />
順安の事件に置いて窮地に陥った宗介達を助けるため射出され宗介が乗り込み、この際にラムダ・ドライバが宗介にあわせて初期化されたためか[[テレサ・テスタロッサ]]より宗介の専用機として預けられる事となった。ラムダ・ドライバ起動の呼吸がつかめない宗介はラムダ・ドライバとそれを搭載したアーバレストに苛立ちと嫌悪を抱くこととなる。長編第五巻の[[香港]]にて、ようやくラムダ・ドライバを安定して発動させることに成功し、これまでと打って変わって愛着を抱くようになった。<br />
<br />
長編第七巻にて、[[レナード・テスタロッサ|レナード]]が搭乗する[[プラン1055 ベリアル|ベリアル]]にアーバレストは敗北、破壊されてしまった。しかしラムダ・ドライバ系の中枢と支援AIの「アル」は回収されており、「[[ARX-8 レーバテイン]]」に移植され復活を遂げる。<br />
<br />
なお、回収仕切れなかった残骸は日本政府が回収していたことが外伝となる『フルメタル・パニック!アナザー』にて判明している(漫画作品の『Σ』では上述の部分を除いた'''ほぼ全ての残骸'''になっている)。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[相良宗介]]専用機で、他のパイロットは[[乗り換え]]不可。同じく宗介専用の[[ボン太くん]]とは、[[改造]]段階を共有する。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:携帯機シリーズより最長[[射程]]が僅かに伸びたが、弾数に難がある為基本的には大きく変化していない。[[ラムダ・ドライバ]]が発動した時が真骨頂という点も変わらないが、[[エースボーナス]]で更に補正がかかるため、[[強化パーツ]]で補強すれば4万強のダメージを叩き出す事も不可能では無い。<br />
:AS系は原作で[[宇宙]]に行ったことがないので当然ではあるが、[[リアル系]]では珍しく宇Bであることに注意したい。<br />
:長所がはっきりしている分、伸びたとは言え不安な射程・地上以外の[[地形適応]]・弾数・[[移動力]]など欠点もはっきりしている為、この点はしっかり補強していきたいところ。<br />
:なお、『W』と異なりラムダ・ドライバが発動しても戦闘アニメが変化しない。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:今回はラムダ・ドライバが発動すると専用のグラフィックに変化し、戦闘デモ自体も変化するようになった。原作小説においてクルツやマオと行った連携が[[合体攻撃]]「ウルズストライク」として採用されている。<br />
:[[サベージ (クロスボウ)]]、[[ARX-8 レーバテイン]]、[[ボン太くん]]に改造を引き継ぐため、早めに改造しておくと最終的にはお得。<br />
:中盤レナードのベリアルとの交戦により大破してしまうが、原作と違い失われることはなく修理され引き続き使用できる。但しラムダ・ドライバ及びアルがいない状態になる(クルツ曰く「弱バージョン」)為レーバテインを入手するまでは決め手に欠く状態が続いてしまう。カスタムボーナスがお飾りとなってしまうのも痛い。<br />
:なお地上・宇宙適応が1段階上昇した為、『時獄篇』での問題の一つは解決されている。最も、Prologueが[[宇宙]]での戦闘ということも関わっていると思われる。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}}<br />
:初登場作品。リアル系ながら[[ラムダ・ドライバ]]の恩恵+宗介が「[[魂]]」持ちのために凄まじい攻撃力を見せる。<br />
:問題は[[射程]]の短さと、全体的に少なめな武器の弾数、そして宗介がデフォルトで所持している[[援護防御]]。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦W}}<br />
:序盤から参戦するが、原作での不安定さを再現している為かイベントでラムダ・ドライバを解禁されたり封印されたりするのでプレイヤーを困らせる。<br />
:ラムダ・ドライバ解禁前は流石に火力が低いが、一応[[合体攻撃]]で補うことが可能。それ以外では相変わらず[[射程]]と弾数が弱点。またサイズ差無視武器が無く、宗介が「直撃」を習得しないのでスキルパーツ「[[サイズ差補正無視|サイズ差無視]]」を付けたくなるが、バグのせいで逆効果にしかならないので要注意。<br />
:援護防御は宗介がデフォルトで覚えなくなったので、勝手に[[気力]]を下げには行かないようにはなっているが、油断は禁物。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:第13話で加入。立ち絵がボクサーを持ったものとなっている。<br />
:射程が軒並み短くなるなど、より近射程寄りの機体となっている。今作では大破後、復帰すること無く短期間でレーバテインに乗り換えるためカスタムボーナスが飾りになるようなことはない。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:レアリティSSRのアタッカー。精神スキルに閃き、直感、魂を覚え、必殺スキルに乱舞型の「単分子カッター」&自機強化型の「ラムダ・ドライバ」と、全方位でバランスが良い優等生。その代わり一撃必殺の火力がないため、どちらかと言えば雑魚戦に強い。全属性においてコンテナのドロップ率を上げる「強運」を持つのが最大の特徴で、ドロップコンプ狙いでマラソンする時のお供として活躍。より高いコンテナドロップ率の「超強運」を有するレーバテインにもその特徴は引き継がれて座を譲るが、本作における「宗介といえば強運」のイメージを築いた。(更に後、[[フローリア・フランク]]専用[[ハインヘルム|ハインヘルム改]]などにも超強運の同等性能は現れている。)<br />
:強敵イベント「素直になれないビタースイート」ではSSRシューターが登場。必殺スキルに一撃必殺の「ラムダ・ストライク」を持ち、ボス戦に強い機体となっている。Ver2.0よりレアリティ覚醒による確定入手が可能となった。<br />
:2016年4月にピックアップガチャよりSSRディフェンダーが登場し3属性すべてが登場した。ディフェンダーの長所を活かせない「ECS」の替わりに軽減バリアの「ラムダ・ドライバ」を持つ。後に大器型へと変更された。<br />
:2018年6月より「Sチップガシャ・ゴールド」でのみ入手可能な大器型SSRブラスターが追加。排出率は0.001%。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:序章ワールド3より参戦。第1期名義での参戦だが、デザイン・武装は『Invisible Victory』版が初採用されている<ref>つま先の溝など細かい部分に違いがあるほか、『IV』関連商品のオリジナル武装が採用されている。</ref>。<br />
:攻撃・回避タイプだが、改造すると攻撃力の代わりに照準値ボーナスが付くため、育てればオールラウンドなアタッカーとして活躍が見込める。ただ、改造ボーナスで攻撃力が上がらないことに加えサイズが小さいため、宗介のスキルを育てないと火力が見込めない<ref>機体自体の攻撃力は'''回避特化型であるはずの[[ビルバイン]]より低い'''。</ref>のが難点。<br />
:SSRユニットパーツの中でも主軸になりうる「ラムダ・ストライク」および「ウルズ・ストライク」が気力を参照してステータス補正をかける能力を持ち、[[クロッシング・パイロット]]第4弾の配布オーブの追加効果が気力上限+20と強力なため、同イベントの進行度次第で大きく性能が左右される。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[Another Century's Episode: R]]<br />
:使用可能機体。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
一応、基本性能からの分類としては近~中距離向きの[[リアルロボット]]。[[サイズ]]はS。HPや装甲は低い上、宗介は性格が『冷静』なので攻撃を食らうと気力が下がる(『J』・『W』では、例え'''[[バリア]]でダメージ0にしても下がる''')ため、敵の攻撃は[[回避]]が前提。『[[J]]』では宗介が援護防御を持っているので気を付けないと勝手に気力を下げに行ってしまう。<br />
<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
基本的に[[M9 ガーンズバック]]と同じものを使用する。<br />
<br />
[[ラムダ・ドライバ]]の活用が前提となっているため、サイズ差の影響もあって数値上の基本攻撃力は抑え目である。しかし、一旦ラムダ・ドライバが発動してしまえばどんどん攻撃力補正が上昇し、スーパー系も真っ青の爆発的な火力を発揮する。<br />
<br />
『J』・『W』で各武器の戦闘アニメが違い、更に[[ラムダ・ドライバ]]を発動しているか否かでも異なる。『W』では単分子カッターとボクサーに[[トドメ演出]]がある。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;AM11 12.7mm チェーンガン<br />
:頭部こめかみ部分に内蔵。発射速度は1800発/分、装弾数1500発。主に装甲車両や歩兵に使う事が多く、[[アーム・スレイブ]]には使われる事はほぼない。原作にてアルの操縦でアラストルの群れをこれで一掃したこともある。<br />
;XM18 ワイヤーガン<br />
:両腕部に装備している。壁面に打ち込んで移動を補助するのが主な役目だが、瞬間的には100t以上の負荷に耐えられるため、使い方によってはASを破壊する事も可能。<br />
:スパロボでは『DD』の「グラーツ・マンリッヒャー」武装演出にて初採用。<br />
;ロイヤル・オードナンスM1108 対戦車ダガー<br />
:文字通り対戦車用に作られたダガー。炸薬が仕込まれており、目標に刺さると爆発し、内部から破壊する。対戦車用と名前が付いているが、ASは戦車より装甲が薄いため、十分すぎる威力を与えられる。脇下の武装ラックに内蔵されており、M9が装備しているものと同型。<br />
:SRWでは『第3次Z』から実装。射程2~5のP属性武器と利便性は高いのだが、'''弾数が僅か2しか無い'''のが難点。またASはおろか[[エスクワィアー|戦車]]よりも頑丈なマシンが多数揃うスパロボにあっては、威力も控えめなので流石に物足りなく感じる。<br />
:『X-Ω』では投擲攻撃がシューター・ブラスタータイプの通常攻撃に採用。常に投げているので、ある意味'''弾数無制限'''である。<br />
:『DD』ではR必殺技に採用。メインアビリティは「照準値ダウン付与I(必殺)」で、必殺技命中時に2アクションの間、敵ユニットの照準値を減少させる。サブアビリティは「運動性アップI」。<br />
:ロイヤル・オードナンスはかつて現実に存在したイギリスの軍需企業で、銃や弾薬、戦車などを製造していた。現実では1987年に国有企業に買収され名前だけは残ったが、2004年には更なる組織改編に伴い使用されなくなっている。<br />
;ジオトロン・エレクトロニクスGRAW-2 単分子カッター<br />
:刃がチェーンソー状になっているAS用ナイフ。厚い装甲もダンボールを切るように切り裂ける。左腿または腰のハードポイントに鞘ごと懸架される。<br />
:『[[J]]』『W』共に[[コンボ]](マルチコンボ)対応武器。『J』のラムダ・ドライバ発動時は通常用カッターの他、小型カッターを口部のハードポイントに装備して突撃、二刀流で攻撃する。『W』では更に[[トドメ演出]]で、下記の「ラムダ・ストライク」と同じすり抜けパンチを放つ。<br />
:『X-Ω』ではアタッカー・ディフェンダータイプの通常攻撃に採用。<br />
;エリコン・コントラヴェスGDC-B 40mmライフル<br />
:携行可能なアサルトライフル。ただ[[相良宗介|宗介]]は下記の散弾砲を愛用しているため、ほぼ使われない。腰のハードポイントに懸架可能。<br />
:『J』と『W』でのみ実装されており、『[[W]]』ではマルチ[[コンボ]]対応武器。<br />
:『X-Ω』では「40mmアサルトライフル」名義でシューター・ブラスタータイプの必殺スキルに採用。<br />
:なおエリコン社は現実に存在するスイスの企業。精密機器製造のノウハウを生かし主に機関砲等を作っていたが1999年に兵器部門はドイツのラインメタル社に売却され現在は光ディスク製造装置、半導体・ソーラーパネル製造装置を製造・販売している。<br />
;OTOメララ『ボクサー』57mm散弾砲<br />
:宗介が前線で戦う時に愛用している散弾銃型の滑空砲。確実に当たる距離まで接近して使うことを想定されており、威力は高いが反動も強い。腰のハードポイントに懸架可能。<br />
:散弾砲と名はつくが実際には「多目的砲」に近く、主な弾種は散弾である「OO-HESH(粘着榴弾)、OO-HEAT(対戦車榴弾)<ref>OO-は「散弾の弾の大きさを表す規格」である。現実の散弾銃の場合、鹿などの中型動物撃ち用で、OO-Buck弾は直径8.4mmのペレットを9粒発射する。</ref>」の他、戦車砲弾である「APFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)」も使用可能。『J』『W』『ACER』では散弾を、『[[第3次Z]]』からはAPFSDSが使われている。<br />
:[[ラムダ・ドライバ]]発動時は、演出が強化される。また単分子カッター同様、こちらにも『W』でトドメ演出が追加。崖の上から3連射する通常演出から、崖の上から飛び降り姿が見えなくなるほどの猛ダッシュ。敵機の目の前に止まると宗介の[[カットイン]]が入り、超近距離からの射撃で敵を粉々にする。<br />
:『第3次Z』ではサブ時に使えるアシスト武器になり、有用度が高い。『V』では[[カウンター]]武器になった。『X-Ω』ではブラスタータイプの必殺スキルに採用。『DD』では通常攻撃に使用。<br />
:なお、OTOメララ(オートメラーラ)とは現実に存在するイタリアの企業・レオナルドの防衛関連部署がかつて名乗っていた名前。主に[[自衛隊]]のイージス艦などに搭載している主砲の「127mm砲」などを作っている。<br />
;グラーツ・マンリッヒャー AWS2000<br />
:プラモデル「1/60 アーバレスト Ver.IV」の為に作られた海老川兼武氏による新規描き下ろしによるプラモデルオリジナル武装。<br />
:パーツを組み替えることで「LDWタイプ」「バトル・ライフルタイプ」「アサルト・カービンタイプ」の3つの形態に換装可能。アーバレストは小型短身銃の「LDWタイプ」を基本的に装備している。<br />
:なお、宗介は「悪くはないが過剰火力。命令なら使うが出来れば使いたくない。俺はボクサーがいい。ボクサーは最高」とプラモデルの説明書にてコメントしている。<br />
:スパロボでは『DD』で初採用。実弾属性のSSR必殺技。LDWタイプで乱射して近づき、単分子カッターで斬りつけ、蹴り飛ばす。ワイヤーガンで捕縛し、地面に叩きつけ、さらにトドメの銃撃といった連続攻撃。<br />
:メインアビリティは「ユニット交換システム」で、アーバレスト装備時、戦闘回数に応じて攻撃力・運動性が増加し、戦闘時に[[サイズ差補正無視|サイズ差補正を無効化する]]。グラーツ・マンリッヒャー命中時、攻撃力・照準値・運動性が増加する強化効果を自分に付与し(2アクションの間有効)、自分に「[[直撃]]」を発動する。気力120以上で、戦闘時のみ敵ユニットのバリア系アビリティ効果を減少させる。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。<br />
;ボフォースASG96-B 57mm滑腔砲<br />
:狙撃に使われる銃。腰のハードポイントに懸架可能。<br />
:『天獄篇』のウルズ・ストライクで使用する。<br />
<br />
==== 特殊機能 ====<br />
;[[ECS]]<br />
:電磁迷彩システム。不可視の状態になるものの制限が多く、基本的に戦闘中には使用しない。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;強襲<br />
:『第3次Z時獄篇』から追加されたパターンアタック(『第3次Z』では全体攻撃)。敵2機の時はジャンプして空からサブにボクサーを一発撃ち、メインの至近距離に着地、一発撃ち込んでから左側に跳んでメインに二発、サブに一発撃ちこみ破壊する。単機の場合はジャンプして空からボクサーを一発撃ち、至近距離に着地、連射する。<br />
:空中では敵の至近距離に飛び込んで、その姿勢のままボクサーを連射する。その為'''地上二機と空中では導入されるカットインが逆'''となっている。ボクサーを連射する攻撃なのだが、実は'''格闘属性'''なので注意。<br />
:『V』ではボクサーを2発撃った後、相手の頭上に飛び乗り、至近距離でボクサーを撃ち込む。射撃しかしていないのだが、相変わらず'''格闘属性'''である。<br />
:『DD』では斬撃属性のSSR必殺技として採用。ジャンプしてボクサーを撃ち込み、着地した後はチェーンガンとボクサーで敵を吹っ飛ばす。その後はチェーンガンを撃ちながら距離を詰め、単分子カッターを突き刺す。トドメこそ単分子カッターだが、全体的には実弾が目立つ技構成。『TSR』第1話での戦闘シーンが元ネタとなっている。<br />
:メインアビリティは「セミ・マスター・スレイブ」で、攻撃力が増加する。さらに気力120以上の時、戦闘時のみ敵ユニットの照準値を減少させる。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(斬撃)」。<br />
;ラムダ・ストライク<br />
:『時獄篇』中盤で追加される最強攻撃。『V』では最初から実装。『X-Ω』ではシューター・ブラスタータイプの必殺スキル。<br />
:『TSR』最終話のゲイツやアマルガム実行部隊のコダール5機を撃破した一連の戦闘を5連続攻撃として纏められている。具体的にはまず背面宙返り一回ひねりで上空から逆さ状態で[[ラムダ・ドライバ]]による強化ボクサーの射撃、接近して単分子カッターで二度切りつけ、振り向きざまボクサーを連射。そして例のすり抜けパンチ。トドメ演出として敵が崩壊していく。<br />
:ドライバ発動時に肩が展開しないのは、第2期仕様であるため。<br />
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技に採用。最初の射撃とすり抜けパンチの他、『Invisible Victory』OPでのラムダ・ドライバ発動やタックル、『J』『W』の単分子カッターのモーションなどが組み込まれている。メインアビリティは「アル」で、アーバレスト装備時、気力が10上昇する毎に攻撃力・運動性が増加。戦闘回数に応じて照準値が増加する。ラムダ・ストライク命中時、攻撃力・防御力・照準値・運動性が増加する強化効果を自身に付与(3アクションの間有効)。戦闘時のみ敵ユニットのバリア系アビリティ効果を減少させる。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。<br />
;単分子カッター(コンボ)<br />
:『[[X-Ω]]』アタッカータイプでの必殺スキル。単分子カッターで斬りつける。<br />
;ボクサー連射<br />
:『DD』におけるSR必殺技。ボクサーで連続射撃を行う。<br />
:メインアビリティは「高機動II」で、気力120以上の時、運動性が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップII(実弾)」。<br />
;単分子カッター・スパイラルチェイン<br />
:『DD』におけるSSR必殺技。単分子カッターと、口部のハードポイントに装備した小型カッターの二刀流で攻撃する。『J』『W』のラムダ・ドライバ発動時の単分子カッターと同じ流れ。<br />
:メインアビリティは「専門家(スペシャリスト)」で、運動性が増加する。さらにHPが25%減少する毎に、攻撃力が増加する。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。<br />
;ラムダ・ショット<br />
:『DD』におけるSSR必殺技。ラムダ・ドライバを発動しボクサーを2連射した後跳躍し更に打ち込み、そのまま敵機にゼロ距離射撃を行う。<br />
:メインアビリティは「ラムダ・ドライバ」で、攻撃&回避タイプの運動性が増加する。戦闘回数に応じて攻撃力が増加する。自分のアクション開始時、気力120以上および140以上の時にステージ中それぞれ1度だけ攻撃力・照準値・運動性が強化される。戦闘時のみ敵ユニットのバリア系アビリティ効果を減少させる。サブアビティは「ダメージ軽減(攻撃・回避)」<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;ウルズ・ストライク<br />
:ARX-7 アーバレスト・[[M9 ガーンズバック (マオ機)]]・[[M9 ガーンズバック (クルツ機)]]でコンビネーション攻撃を行う。なお、[[ラムダ・ドライバ]]発動の有無でモーションが違う。<br />
:『J』ではマオ機とクルツ機の支援射撃後、アーバレストの単分子カッター攻撃。『W』ではマオ機とアーバレストの射撃→クルツ機の狙撃→アーバレストの二刀流攻撃→トドメ演出では崖の上から敵を見下ろす3機…となっている。『天獄篇』では原作9巻『つどうメイク・マイ・デイ』で宗介がM6でクルツやマオと行った連携攻撃を元にしたアニメーションとなっている。『V』ではクルツ機のライフル援護射撃→マオ機のカッター攻撃→アーバレストのボクサー射撃→マオ機とアーバレストで敵を挟撃し、クルツが滑腔砲で狙撃→3人のカットイン後ラムダ・ドライバ版ボクサーでトドメ。<br />
:『DD』では『V』を踏襲しつつ『W』の要素を大きく含んだ演出となっている。マオ機とアーバレストの牽制射撃でセット済みの地雷原に敵を追い込み、地雷起爆後にアーバレストが斬りつけながら回り込み、『V』同様マオと2機がかりのカッターで挟撃からのクルツ狙撃、その後二刀流直前にラムダ・ドライバが発動して以降は『W』同様となる。メインアビリティは「新型マッスル・パッケージ」で、ARX-7 アーバレスト装備時、攻撃力・照準値・運動性が%増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・照準値・運動性が増加する。気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージ・命中率、回避率が増加する。自分のアクション時のみ、[[連続行動|敵ユニットを撃墜したとき2回行動する]](効果は重複しない)。<br />
:余談だが、当初は『DD』も『V』準拠の演出となる予定だったが寺田氏の要望で携帯機の演出を入れる為、半分以上作り直したことが<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1663506240016908291?s=20 寺田氏のTwitter]にて判明している。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[ECS]]<br />
:『J』と『W』では[[分身]]系能力の一種。<br />
:『第3次Z』からは「[[閃き]]・[[闘志]]・[[突撃]]の効果を得た状態で出撃」へと変更(『V』では「闘志」は廃された関係上「[[加速]]」に差し替え)されており、より原作の設定を意識したものとなっている。ただしアーバレストの場合、武器が追加分を含め全てP兵器なので、[[エスカフローネ|「突撃」が完全に死んでいる]]。<br />
:『[[X-Ω]]』では「常に透明状態となる(透明状態中は敵の射撃攻撃に当たらない)」という回避系アビリティ。格闘攻撃を受けると解除される。<br />
;[[ラムダ・ドライバ]]<br />
:最終ダメージアップ効果と、全属性のダメージを一定値まで無効化する[[バリア]]を兼ね備え、気力アップで効果が上昇する特性を持つ。<br />
:『X-Ω』ではアタッカー・ディフェンダータイプの必殺スキルとして「ラムダ・ドライバ発動」が採用。使用すると、一定時間ステータスが上昇する。<br />
;剣装備、銃装備<br />
:[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;S<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;特殊能力「ラムダ・ドライバ」の強化<br />
:『第3次Z』『V』で実装。同名のユニット能力の各補正値が強化される。<br />
:『天獄篇』では上記の通りベリアル戦で大破してからはお飾りになってしまうのが痛い。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「戦うM9」<br />
:劇中BGM。『J』『W』『第3次Z』で採用。<br />
;「疾走」<br />
:劇中BGM。『W』『第3次Z』『V』で採用。『V』以外ではシナリオ後半にデフォルト[[BGM]]に変更。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;つづく日々<br />
:『TSR』最終話より。5機もの[[ヴェノム]]を相手に苦戦する[[ベルファンガン・クルーゾー|クルーゾー]]達だったが、そこへ本機と宗介が駆けつける。戦う意味を見失い一度は戦線から離れていた宗介だったが、[[千鳥かなめ|かなめ]]の叱咤激励により立ち直る。迷いを吹っ切った宗介は[[ラムダ・ドライバ]]の力を使いこなしヴェノム4機を瞬殺。追い詰められた[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]は[[ファルケ]]を人質に取るが、宗介の啖呵と共に拳を握りしめ走り寄るアーバレスト。放たれた鉄拳はファルケの寸前で停止、ラムダ・ドライバの力は背後のヴェノムだけを粉砕するのだった。<br />
;オン・マイ・オウン<br />
:小説七巻より。本気になった[[アマルガム]]の攻撃により戦場となる[[陣代高校]]。アーバレストで孤軍奮闘する宗介だったが、彼の前に[[プラン1055 ベリアル|ベリアル]]を駆る[[レナード・テスタロッサ|レナード]]が現れる。圧倒的なまでの戦闘力に叩きのめされ、破壊されてしまうアーバレスト。かなめの救命で宗介は見逃されるが、彼女はレナードに連れ去られてしまう。それでも宗介は諦めておらず、かなめを「日常」に連れ帰ると誓う。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[M9 ガーンズバック]]<br />
:原型機。<br />
;[[ARX-8 レーバテイン]]<br />
:アーバレストの後継機。<br />
;ARX-6 ハルバード<br />
:アーバレストの前のラムダ・ドライバ搭載試験機。ARXシリーズでは初めてアーム・スレイブに同システムを搭載した機体で、[[M6 ブッシュネル]]をベースにしている。しかし、旧式の第二世代機をベースにした弊害からか、パワー不足で想定されていたほどの性能や安定性を発揮できなかった。このため、新型機である第三世代機をベースにしたアーバレストに全ての役目を引き継ぐこととなった。<br />
;AS-1 ブレイズ・レイヴン<br />
:外伝『アナザー』(SRW未参戦)にて登場。日本初の純国産「第三世代型AS」として開発されていた。そのメインシステムはアーバレストの残骸から回収されたシステム「TAROS」を独自に解析・模倣した物が搭載されている。<br />
;アーバレスト・二号機(セカンド)<br />
:スパロボ未登場。TRPGリプレイ『アンダカヴァ』にて登場。1号機とは違い「TAROS」の製造が不可能となったことからウィスパードとの連携を前提としており、パイロットとウィスパードとの同時搭乗ができるよう複座型となっている。<br />
:なお、リプレイ巻末の説明では三号機以降も(二号機と同仕様の四号機を除いて)一号機及び二号機とは別の仕様で開発されている事が示唆されている。また四号機については二号機と同仕様として開発されているがTRPGのPC用として扱うために公式設定として含めないと明記されている。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*本機のメカデザインは3度変更されている(原作初期版→アニメ一作目→アニメ三作目→アニメ四作目)。<br />
**商品展開などではアニメ三作目のデザインで発売される事がほとんどだが、スパロボでは『J』『W』とアニメ一作目のメカデザインで参戦していた。『第3次Z』からはアニメ三作目のデザインで参戦している。<br />
**アニメ版デザイン三種の違いは細部と色程度で大きくシルエットに変遷は無い(最も形状が違うのはリアスカート部辺りであろうか)が原作初期版は大きくデザインが異なり、パワードスーツ的なボディラインをしている他、肩に左右二枚づつ着脱式コンデンサが搭載されているなどもはや別物である。<br />
*主役機だったのにも関わらず、四作目放映までアニメ未登場だった「'''ARX-8 レーバテイン'''」と比べ商品展開が小規模だった為、作者やファンにネタにされる事が多々あった。もっともこれには、三作目放映時まではキャラグッズ以外の展開自体が小規模であり、二期放映終了後(正確には地上波での放送中)に海洋堂から発売されたリボルテック「レーバテイン」の売れ行きが非常に良かった為にようやくロボ関連の商品展開に熱が入ったという背景がある。そのため火付け役であるレーバテインの方に力が入るのは致し方ないといえるかもしれない。なお四作目放映開始直前からプラモデルや完成品フィギュアプロジェクトが始動している。<br />
*同じ京都アニメーション制作・角川版権のアニメ『らき☆すた』18話では、主人公と担任が会話する際のイメージ映像として、スパロボ風にアレンジされた当機と[[プラン1058 コダールi|コダールi]]が登場して撃ち合っている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B001HBJ340</amazon><amazon>B003HC8DI4</amazon><amazon>B0042VKDN2</amazon><amazon>B005JWAFQS</amazon><br />
*完成品<br />
<amazon>B001P05GSK</amazon><amazon>B002WJIKWW</amazon><amazon>B002BRUGCW</amazon><amazon>B00D2JPSDA</amazon><amazon>B0060F8GWI</amazon><amazon>B008SC2G54</amazon><br />
<br />
[[category:登場メカ英数字・記号]]<br />
[[category:フルメタル・パニック! シリーズ]]<br />
{{DEFAULTSORT:ARX-7ああはれすと}}</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AC%E3%83%B3&diff=456059
ジェガン
2023-05-28T01:49:33Z
<p>わんわ: /* 装備・機能 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Jegan]]<ref>[http://www.gundam-cca.net/ms/03.html MS]、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』公式サイト、2022年2月6日閲覧、2022年2月5日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムNT}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムF90}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムF91}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|出渕裕|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 汎用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = [[量産機]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGM-89]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::19.0 m]]<br />
| 全高 = 20.4 m<br />
| 本体重量 = 21.3 t<br />
| 全備重量 = 47.3 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1,870kw<br />
| スラスター推力 = 12,700 kg×1(バックパック・メインスラスター)<br />9,200 kg×2(バックパック・サブスラスター)<br />8,800 kg×2(脚部)<br />
;総推力<br />
:48,700 kg<br />
| アポジモーター数 = 19<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::チタン合金セラミック複合材]]<br />
| センサー有効半径 = 14,200 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社[[フォン・ブラウン]]工場<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::ケーラ・スゥ]]<br />[[パイロット::ハサウェイ・ノア]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br>(A2型)<br />
| 分類 = 汎用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = [[量産機]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGM-89A2]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::19.0 m]]<br />
| 全高 = 22.3 m<br />
| 本体重量 = 24.2 t<br />
| 全備重量 = 50.6 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1,980 kw<br />
| スラスター総推力 = 65,800 kg<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::チタン合金ハイセラミック複合材]]<br />
| センサー有効半径 = 16,300 m<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
}}<br />
'''ジェガン'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
ここでは'''ジェガンA2型'''についても説明する。<br />
== 概要 ==<br />
[[U.C.]]0090年代の[[地球連邦軍]]の主力[[量産型]][[モビルスーツ]]。<br />
<br />
開発・生産は[[アナハイム・エレクトロニクス]]社[[フォン・ブラウン]]工場が担当しており、[[グリプス戦役]]・[[第1次ネオ・ジオン抗争]]で十分に培われた[[ジム]]シリーズと[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]、ネロ等といった量産型モビルスーツの設計・技術を統合。従来のジムシリーズより遥かに高性能な量産機として完成している。また、頭部のバルカンポッドなど、[[ガンダムMk-II]]を参考にしたと思われる部分も多い。<br />
<br />
頭部には固定式のメインカメラ、額部には長距離用センサーが採用されており、バイザーの下がツインアイではなくモノアイになっている事も特徴。胸部のダクトの小型化や旧来のガンダリウムα・β合金に引けを取らない素材<ref>その為本作以降の作品における「ガンダリウム合金」表記は自動的に「ガンダリウムγ」の事となる。</ref>へと進化した「チタン合金セラミック複合材」が装甲に使用されている事で耐弾性にも優れているが、脚部の駆動抵抗の低減と軽量化による運動性の向上を目的に、フロントスカート部分の装甲は廃された設計になっており、代わりに腿部分に増加装甲が施されている。バックパックは大型1基と小型2基のメインスラスターによって優れた機動性と加速力を発揮し、燃料積載量も増加されている事で作戦行動時間の延長にも繋がっている。<br />
<br />
基本性能は勿論の事、拡張性にも優れ、[[地球連邦軍]]の主力機として申し分ない性能を誇り、この機体の優秀さから「ジムシリーズ」に代わる「ジェガンシリーズ」として連邦軍内で運用され続ける事になり、数多くの派生機や改修型、後続機等も製造され続ける事になっている。<br />
<br />
=== ジェガンシリーズの系譜 ===<br />
宇宙世紀0089年に制式採用されて以来、警備用MSとして使用されていた時期まで含めると、実に約60年もの間、改良を重ねて使われ続けており、最終的には[[リ・ガズィ]]や[[リゼル]]、[[ジェスタ]]、そして[[νガンダム]]をも上回った性能にまで向上している。そういった経緯を考えると、平和だった時期が長く続いたことを差し引いて考えても、'''宇宙世紀を代表する、量産型モビルスーツの大傑作'''と言っても過言ではない。<br />
<br />
==== ジェガンA型 ====<br />
『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』に登場した初期型。<br />
<br />
本来、ジェガンは宇宙戦を重視して開発された機体だが、この時より大掛かりな仕様変更や調整を施さなくても地上で問題無く運用が可能で、換装等を行えば極地でも問題無く運用出来るという汎用性の高さを備えている。まだ、配備されたばかりの時期、コックピットの操縦システムが、[[νガンダム]]等と同じ新型の球状ユニット式<ref>現実に有る機器では「トラックボール」がイメージとしては近い。</ref>操縦桿である「アーム・レイカー」となっていたのだが、被弾時に握り込めないので手が外れ十分な耐衝撃体勢を採る事が出来ずパイロットが危険な状態に陥り易い事、掌でボールを転がし指先でスイッチを押す方式で繊細な使い方に向いているが「武人の濫用」的な用い方に用いる事が出来ないといった欠点が露呈した為、後にレバースティック方式の操縦桿に戻されている<ref>メタ事情的には未来的な機器なので操縦演出が難しい事や手をカバーで覆ってしまう為手の演技を見せ辛い等の問題も有った為。</ref>。<br />
<br />
[[第2次ネオ・ジオン抗争]]時、当時は最新鋭機の為か、80機程度しか生産されておらず(しかしこれでもジョン・バウアーやAE社の尽力により早期生産・配備を強行した状態である)、独立機動部隊『[[ロンド・ベル]]』に優先的に配備されている。<br />
<br />
==== ジェガンA2型 ====<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』及び『[[機動戦士ガンダムNT]]』に登場したA型の改良型。<br />
<br />
総合的な基本スペックの向上を目指して開発され、後に開発されるD型とは開発経路が異なっている。外見に関してはA型と殆ど変わっていないのだが、肩アーマーはやや大型化し、脚部やバックパックの形状は後のR型に似た物となり、ビームライフルやシールドの形状は、J型に近い物となっている。改修に関してはバックパックや脚部を始めとする機体各部の推進機関の強化が行われ、頭部のバルカンはセンサー付きの物へと変更されている。また、専用のシールドにはミサイルランチャーが左右に4基ずつ内蔵されている。<br />
<br />
[[ドゴス・ギア]]級戦艦の2番艦である『ゼネラル・レビル』に、ライトブラウンとオレンジのツートンカラーで塗装された機体が配備されている。<br />
<br />
=== 劇中での様相 ===<br />
==== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ====<br />
劇中では[[ロンド・ベル]]の主力MSとして登場し、新生[[ネオ・ジオン]]の主力MSの[[ギラ・ドーガ]]と対立。<br />
<br />
[[ケーラ・スゥ]]の最初の愛機として登場し活躍し、後半では[[ハサウェイ・ノア]]が[[クェス・パラヤ]]を救出する為に無断で本機に乗り込んだが、ハサウェイを助けようとした[[チェーン・アギ]]の乱入で失敗に終わり、終戦後は連邦軍に収容されている(その際、ハサウェイはクェスの死とチェーンを殺害したショックで立ち直れない状態となった<ref>この事は、漫画『機動戦士ガンダムUC 虹にのれなかった男』の[[ブライト・ノア|ブライト]]の回想シーンで判明している。</ref>)。<br />
<br />
終盤では無数の本機と[[ジムIII]]、さらに敵軍のギラ・ドーガが、[[νガンダム]]と共に[[地球]]に落下する[[アクシズ]]を押し戻す為に援護した。<br />
<br />
また、実戦のデータを使って訓練シミュレーションを行うこともでき、劇中ではハサウェイやクェスが体験している(成績はクェスの方が上だった)。<br />
<br />
==== [[機動戦士ガンダムUC]] / [[機動戦士ガンダムNT|NT]] / [[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|閃光のハサウェイ]] ====<br />
[[第2次ネオ・ジオン抗争]]から3年後のU.C.0096年を描いた『[[機動戦士ガンダムUC]]』でも主力MSとして運用されており、マイナーチェンジ版である'''D型'''や先述のA2型が新しく設定され、D型をベースにした重武装のスターク・ジェガンや特殊部隊[[ジェガン (エコーズ仕様)|エコーズ仕様]]や地上の[[シャイアン基地]]仕様が登場するなどの機体バリエーションの豊富さが強調されている。また、『UC』の一年後の『[[機動戦士ガンダムNT]]』では、頭部形状が異なり、マシンガンを装備した護衛隊仕様が移送中の[[マーサ・ビスト・カーバイン]]の護衛に付いた。『UC』の9年後の『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]』には不法滞在者取締組織「マン・ハンター」の運用する機体が登場。市民を威圧する姿にハサウェイは不快感を示していた。<br />
<br />
なお、シャアの反乱以後の操縦桿は一時期採用のアーム・レイカーは廃止され、通常のコントロールレバーへと戻された。<br />
<br />
==== [[機動戦士ガンダムF90]] / [[機動戦士ガンダムF91|F91]] ====<br />
30年以上後のU.C.0120年の第一次オールズモビル戦役(F90)とU.C.0123年の[[コスモ・バビロニア建国戦争]](F91)でも連邦軍の主力MSである。J型・R型・M型の3タイプの強化型とされ、それぞれノーマルタイプ・Aタイプ・Bタイプとも呼ばれる。Aタイプに至ってはかつての[[νガンダム]]や[[ジェスタ]]、グスタフ・カール(SRW未登場)と同等以上のスペックを持つなど性能は向上しているものの1世代前の機体であることに変わりなく、[[ヘビーガン]]等の小型MSが開発された後は世代交代していくことになる。<br />
一部の機体にはアーム・レイカーの操縦桿が現役運用されている。<br />
<br />
『F91』作中では[[クロスボーン・バンガード]]の小型MSには成す術もなくやられてしまっていたが、『[[機動戦士Vガンダム]]』の時代であるU.C.0150年代においても訓練、警備用MSとなり運用されているらしい。<br />
<br />
==== [[ガンダム Gのレコンギスタ]] ====<br />
リギルド・センチュリーの時代においては「クラシックコレクション」として博物館にレプリカが保管されている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[地球連邦軍]]の主力機として[[一般兵]]が搭乗する事が多いが、基本的には[[やられメカ]]の一角を占める。<br />
<br />
自軍だと流石に[[ガンダム]]の名を冠した機体には敵わないが、なんだかんだでジム系では最強クラスの性能であり、[[改造]]次第でそれなりに使える作品もある。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。中盤辺りで[[ケンプファー]]や[[ガルガンチュワ]]と同時期に入手。流石に[[ガンダム]]や[[ネモ]]といった序盤のMSよりは高性能だが、[[リ・ガズィ]]や[[百式]]などのもっと強力なMSが揃いつつある時期のため出番は少ないだろう。もう少し入手が早ければ使える能力なだけに惜しい。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
:[[隠し要素/第4次|ルート次第]]で[[ケーラ・スゥ]]の乗機として、またはマップ「悲しい記憶(日本海ルートのみ)」クリア後に入手できる。2体同時に所有する事も可能。「合体できない[[ガンダムMk-II]]」とでも言うべき性能で、登場時期が早いこともあり、中盤までは十分使える。<br />
:[[ザク改]]と同時に所持している場合、中盤でどちらかを廃棄するイベントあり。この時捨てると[[資金]]3000入手。<br />
:更に[[クェス・パラヤ]]を仲間入り(リアルルート限定)させた際にジェガンを所持していると、ジェガンを廃棄するか[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|ヤクト・ドーガ]]の入手を諦めるか選択することになる(こちらでは資金は増えない)。その際にはクェスに'''「何これジェガン?まだこんなダッサイの使ってんの?」「ジェガンはポイね」'''とあんまりなことを言われる。<br />
:なおジェガンを所持していなければ選択は発生せずにヤクト・ドーガを入手できるので、ジェガンを1機のみ入手した場合はザク改を残した方がお得。<br />
:また「ビヨン・ザ・トッド」で[[ロザミア・バダム|ロザミア]]が勝手に乗って出撃する(その後失われる)MSの候補の一つ。他の候補はザク改と[[ガンタンク]]。このイベントを起こさなければロザミアを仲間に出来ない。<br />
:リアルルート限定の強力MSである[[Ex-Sガンダム]]とヤクト・ドーガを入手する場合ガンタンクとジェガン1機を犠牲にしている必要があるので、更にロザミアも仲間にしたい場合はザク改かジェガンもう1機を所持していなければならない。<br />
:つまり本作でジェガンやザク改を手元に残したい場合、上記の強力MSやロザミアの加入を諦めるorスーパールートを通るしかない。<br />
:なお一部の攻略本では「『悲しい記憶(太平洋ルート)』でも入手できる」と誤記されている。<br />
:この他、宇宙では味方[[NPC]]である[[エゥーゴ兵]]も乗る。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}<br />
::陸の地形適応がBからAに上がったほか、[[ジムIII]]と[[ガンタンク]]の強制廃棄イベントがなくなった為、そちらをロザミアのイベントに回すこともでき、結果的にリアルルートでも強力な機体を入手しつつ本機を最終面まで残すことが可能になった。<br />
::ただしザク改やヤクト・ドーガとの選択イベントは健在なので、最終的に手元に残せるのはこの三者のうち2機までである。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}<br />
:補充物資とか[[ヘビーガン]]が出ない代わりで[[ビルギット・ピリヨ]]の乗機として加入したりなど、ルートにもよるが[[ザク改]]以上に妙にジェガンをやたら入手することになる。しかし今回はラスト登場の[[百式]]を除いて[[Ζガンダム]]、[[リ・ガズィ]]、[[スーパーガンダム]]に次ぐ性能を誇る(火力だけならスーパーガンダムと互角)ので、序盤はエース級が使い、後半はお気に入りのMSパイロットが乗り回す。実弾系兵器や射程のあるP兵器を持っているのもポイント高い。おそらくジェガンに最もお世話になるSRWだろう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:シナリオ「訣別(後)」で敵として大量に出現。全機もれなく6段階[[改造]]されているが、それでも[[ガブスレイ]]にすら及ばない程度の性能。調子に乗って倒し過ぎると[[ブラン・ブルターク|ブラン]]に敵対感情を持たれるが、特にデメリットは無い。実利を求めるなら、[[サイコガンダムMk-II]]を落とす為の気力上げや育成の遅れたパイロットのレベル上げに遠慮無く貢献してもらおう(ただし、全滅させない様に)。<br />
:その後は、[[エル・ビアンノ|エル]]が乗って強制出撃+無改造の[[旧ザク]]([[ジュドー・アーシタ|ジュドー]])と一緒に孤立状態、さらに施設防衛という笑えないシナリオがある。火力的に太刀打ちできるのが[[ドムII]]くらいで、[[オーラバトラー]]には攻撃が当たらないので無理させないように。どのジェガンに乗るのかは内部データ依存(改造段階や強化パーツは無視、インターミッションでの確認不可能)なので、強化パーツをつける場合はどれに乗るのかリセットを駆使してでも確かめておかないと無駄になる。不要なユニットを下取りに出すイベントにおいて、性能がよくなくても思い入れのあるユニットやユニットのバリエーションを残したい場合に、数があるジェガンが犠牲に下取られることになりやすい。<br />
:直後のシナリオとなる「ソラと大地のケモノ」で打ち上げ基地の護衛(味方[[NPC]])として[[ジムIII]]・[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]と共に配備されるが、[[マサキ・アンドー|マサキ]]に「'''頼りなさそうな護衛だな'''」と毒づかれる。実際、ほとんどの場合敵軍の先鋒となる[[ラインX1]]に歯が立たず瞬殺されてしまう。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:ケーラ、ビルギットの搭乗機として入手するほか、NPCの連邦軍兵が乗り込み[[衝撃のアルベルト]]に粉砕されたり(『64』に次いで二度目)、強化兵の操る[[ベルガ・ギロス]]に蹂躙されたりと[[やられメカ]]的な扱いを受けている。当然ながら性能も低く、機体も武器も良いところが無い。唯一上げるとするなら、パーツスロットが4つあることくらいか。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
::<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:条件次第で[[アムロ・レイ|アムロ]]が第6話で搭乗し、以降は[[カツ・コバヤシ|カツ]]の搭乗機として入手する。『α』から武器の射程が伸びたほか、何故かサーベルのCT補正が+40へと激増している。だが最大火力は少し物足りない上に、パーツスロットが3から4に増えた[[量産型]]が多数いるため、パーツスロットで勝るという利点も消えてしまった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:前作『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では[[ヘビーガン]]に席を譲っていたが、[[機動戦士ガンダムF91|F91]] が参戦作品から外れたため再び戻ってきた。[[カツ・コバヤシ|カツ]]や[[モンド・アガケ|モンド]]の搭乗機として入手するほか、[[レプリジン]]や連邦軍が扱う機体として敵や味方で登場する。なお、敵と味方とでは微妙に性能が異なる。<br />
:基本的には『第2次α』のヘビーガンと同じだが、2つのライフルの弾数が増えたことや[[Bセーブ]]の技能が追加されたこともあり使い勝手は良くなった。同じP属性[[全体攻撃]]の[[ΖΖガンダム|ΖΖ]]のハイメガキャノンと比べ火力は劣るものの、気力制限が無いため速攻性能の高さで上回り、スペシャルモードで15段階まで改造すると火力も上回る。しっかり手をかければ良い切り込み役になれる。改造費の安さも魅力ではあるが、射程・空適正の悪さを補わないのなら無理やり使うほどでもない。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:『第3次α』から9年ぶりの登場。カツ、ハサウェイが乗る他、敵としても登場する。機体パラメータの低さに加えて、全体攻撃や際立った特殊能力もないため[[リゼル]]が空いた後は、本機には乗り手がいない状態が多い。カスタムボーナスでアシスト武器の攻撃力が上がるので、サブとして使うのが無難か。<br />
:また、実戦のデータを使ったシミュレーションを行う場面がスパロボでは初めて再現されており原作同様ハサウェイとクェスが体験している(恐らくデータはカツの物と思われる)。<br />
:[[パラダイムシティ]]では強化されたボロボロの無人機がギラ・ドーガとタッグで襲ってくる。連邦軍所属機と交戦するステージもある。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:逆シャア仕様の緑のジェガンとコンロイが使用するエコーズ仕様の黒いジェガンが登場。<br />
:緑色のノーマル機は前作と同様の使い勝手。敵として登場するステージもあるが、敵用グラフィックが用意されていないため味方用の反転となっている。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:宇宙編中盤で[[コンテナ]]から入手できる隠しユニット。初期値は雑魚そのものだが[[改造]]段階が高く、たっぷり[[資金]]を投入すれば化ける。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:序盤から使用可能。ケーラ機は後にハサウェイが乗る。[[量産型νガンダム]]フラグを満たさなかった場合チェーン機も登場。性能は低いが、ケーラの乗っていたジェガンを[[改造]]しておくと、過去世界で[[フォウ・ムラサメ]]が乗るものに引き継がれるので第20話の攻略が少し楽になる。条件達成でジェガンが[[ガンダムMk-III]]に変化するが、改造引き継ぎは変わらない。ただし、この場合ジェガンは入手できなくなる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:ユニットアイコンのみ登場。地球連邦軍の主力MSの一角のはずなのだが、[[クランシェ]]や[[GN-X IV]]の出番が圧倒的に多く、ジェガンを見かけることはめったにない。<br />
:なお、本作に参戦している宇宙世紀作品は『UC』のみのため、正確に言えばジェガンD型であると思われる。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:敵としてゼネラル・レビル配備型のA2型が、自軍ユニットとして[[ジェガン (エコーズ仕様)|エコーズ仕様]]が登場。通常機はマップアイコンのみ。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:味方としても敵としても登場。味方のものは『第3次Z』の流用だが、敵のものは『V』のA2型をベースにしているため戦闘アニメが異なる。[[ケルベス・ヨー|ケルベス]]が乗って参入する。 <br />
:『Gレコ』関連シナリオで登場しパイロットも同作の人物だが、図鑑の登場作品は逆シャアとなっている。<br />
:『Gレコ』本編においてはクラシック・コレクションとして登場していたが、本作ではヘルメスの薔薇の設計図から作られた驚異の新型機という触れ込みで、[[キャピタル・アーミィ]]の新型モビルスーツとして登場する(当然だが、「超高性能」という意味ではなく、生産性や操作性の高さといった、「優秀な量産機」という意味での『驚異』である)。そしてジュドーから即ツッコミが入り、からくりが明かされるまでは宇宙世紀のジェガンをコピーしたものだと思われていた。<br />
:[[モラン]]と最弱の座を争う機体であるが、サーベルとバルカンを所持しパーツスロットが一つ多い為こちらがやや有利か。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:第5話や第6話では敵として登場。自軍用としては宇宙ルート第12話でシャングリラ・チルドレンが担当する3機(エル機・モンド機・イーノ機)を入手する。<br />
:但し、[[エル・ビアンノ|エル]]の乗っていた機体は次のシナリオでジュドーが持ち出した挙げ句、[[ΖΖガンダム]]に改造値を引き継ぎ消滅する(エル自身はジュドーが借りていたMK-IIのパイロットに復帰する)ため、結果的に後者2機の入手になる。<br />
:前作を意識してか、入手時[[アストナージ・メドッソ|アストナージ]]が「何百年後も名機として称えられそうな予感がする」と評する場面がある。<br />
:なお、デフォルトで'''同じ武器構成のリ・ガズィ(MS)より火力が高い'''<ref>リ・ガズィのカスタムボーナスにより、バルカンとビームサーベルの威力は抜かれてしまうが、ジェガンのカスタムボーナスにより、'''ビームライフルの威力はジェガンの方が上回ったまま'''となる。</ref>。というよりも、無改造の時点でも「ビーム・ライフル」名義の武装に限れば'''所持する機体の中で火力が一番高い'''<ref>二番目は[[ザクIII改]]で、[[リ・ガズィ]](MS)並びに[[Hi-νガンダム]]と続く。</ref>。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:スーパー系主人公の場合は序盤に[[ルー・ルカ]]が、リアル系主人公の場合は序盤後期に[[エマ・シーン]]が自軍に加わる際に乗ってくる。中盤に入りかかる頃で[[コウ・ウラキ]]も初登場時に乗っているが、こちらは入手できない。また、ゲリラの乗るジェガン(と[[ザク]])が[[衝撃のアルベルト]]に'''素手で粉砕される'''イベントがある。<br />
:例によって初期能力はさほどでも無いが、改造段階が高く手間をかければ終盤でも十分通用する。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:序章ワールド2にて登場。本作ではユニットアイコンのみ。第2話では廃棄された[[新早乙女研究所]]の監視部隊として、[[インベーダー]]に撃墜される。第7話では'''[[ボルテスV]]開発参考用'''の本機に[[剛光代]]が搭乗し、[[スカールーク]]に[[特攻]]する。<br />
:また1章Part13では同じくユニットアイコンでハサウェイの乗る機体が登場している。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:通常機はマップアイコンのみの登場。ロボット図鑑には登録されないが、ステータスそのものは設定されている模様。<ref>「Hello! New World!!」等で出撃時に存在している連邦兵搭乗のジェガンのステータスを確認することができる。</ref><br />
:ゼネラル・レビル配備型のA2型はリゼル同様[[ゼロロボ]]として登場する他、[[IIネオ・ジオング]]に操られた機体も敵機として登場。ユニットとして登場するジェガンが自軍運用できず、敵機でしか登場しないという初の作品となった。<br />
:[[エルネスティ・エチェバルリア|とある人物]]には初見で「量産機としての優秀さ」を讃えられた。<br />
:戦闘アニメは基本的には『V』の流用ではあるが、冒頭の演出が変更された他バルカンの戦闘アニメが一新されている。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;バルカンポッドシステム<br />
:頭部右側に装備された小型機関砲。[[ガンダムMk-II]]のバルカンポッドの発展型だが、あちらと違ってオプション装備ではなく、頭部右側から弾倉を装填する半固定武装である。<br />
:基本的には顔をそちらに向けて射撃といった形が大半だが、『30』ではシールドでコックピットを守りながら射撃する。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:右腰に装備。本機の唯一の近接白兵武器。<br />
:『第3次Z』『X』の戦闘アニメでは、一瞬だけバイザー奥のモノアイが輝く演出がある。<br />
;ハンドグレネード<br />
:左腰に3個装備されている手投げ式グレネード。原作で手に持って投げる描写が無い事や他のMSの持つグレネード系武装が自律推進武装として描写されることが多い事もあってか、SRWでも自律推進射出される演出が多い。<br />
:SRWでは移動後使用可能武器として採用されているが、近年の作品では採用率が低い。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:本機のメインウェポン。取り回しを重視した短銃身型となっている。また、速射やレーザーの様な細い指向性照射への切り替えも可能。<br />
:バリエーション・時代経過により形状や威力が大きく異なっている。<br />
:ハサウェイはこの武器で[[クェス・パラヤ|クェス]]を亡き者にした[[リ・ガズィ]]を撃墜、同時に[[チェーン・アギ|チェーン]]を殺害してしまう。なお、小説版(『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]』)では、シャアを倒そうとしたハサウェイのミスで[[α・アジール]]を撃墜し、自分自身でクェスを殺す事となった。<br />
;BR-87Aビーム・ライフル<br />
:[[ハイザック]]や[[マラサイ]]と同型のビームライフル。[[シャイアン基地]]に配備されていた機体が使用。<br />
:SRWでは未採用。<br />
;ハイパー・バズーカ<br />
:『逆襲のシャア べルトーチカ・チルドレン』のカセットブック版で使用。この武器で[[クェス・パラヤ|クェス]]の[[α・アジール]]を撃墜してしまった。<br />
:SRWでは未採用。<br />
;90mmショートマシンガン<br />
:D型の護衛隊仕様が装備。<br />
;シールド<br />
:対ビームコーティングが施された複合防御兵装。ビームに耐えるよりも「逸らす」「弾く」事に重きを置いて開発されており、作中でもビーム兵器に対し一定の防御力を発揮する描写が見られる。<br />
:『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』ではナックルバスターを正面から防ぎきっている一方、更に性能向上している『[[機動戦士ガンダムF91|F91]]』ではCV軍のマシンガンやビームガンで本体ごと容易く粉砕されており、兵器や火力の進歩を如実に表す対比となっている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では衝撃のアルベルトにシールド防御の上から粉砕されていた。<br />
:;[[ミサイル|ミサイルランチャー]]<br />
::シールド側面に2連装の発射口を2基内蔵している。A2型や後の『F91』に登場する機種は4連装2基に増設されている。<br />
::『第3次α』では単独版は無く、ビームライフル(連射)の演出で使用。本作以後のミサイルやグレネードは他の武器の演出に組み込まれるケースが多くなっている。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ビームライフル(連射)<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、ビームライフルを連射するパターンアタックが[[全体攻撃]]として採用されている。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]・[[宇宙|宇]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;「ビーム・ライフル」の攻撃力+300<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』。<br />
;「ビーム・ライフル」の攻撃力+300、射程+1<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』。射程が伸びた。<br />
;「ビーム・ライフル」の攻撃力+400、射程+1<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』。今度は攻撃力が上がった。何気に登場する度にカスタムボーナスが強化されている。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で採用。<br />
;「BLAZING」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。<br />
<br />
== 主な関連機体 ==<br />
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AC%E3%83%B3#.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムWiki]を参照。<br />
<br />
=== バリエーション ===<br />
;[[GUNDAM:ジェガンD型|ジェガンD型]](SRW未登場)<br />
:『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場したジェガンのマイナーチェンジ機。<br />
:;[[GUNDAM:スターク・ジェガン|スターク・ジェガン]](SRW未登場)<br />
::『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場した指揮官用の特務仕様機。肩部ミサイルランチャーや追加装甲を装備し、火力支援型である[[ジムIII]]のコンセプトを引き継いでいる。<br />
::肩部ミサイルランチャーは[[フルアーマー・ユニコーンガンダム]]の追加武装として使われている。<br />
:;[[ジェガン (エコーズ仕様)]]<br />
::特殊部隊「エコーズ」仕様の改修機。<br />
;[[ジェスタ]]<br />
:ジェガンをベースに開発された上位機種。<br />
<br />
=== 関連機 ===<br />
;[[ジム]]シリーズ、[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]<br />
:ジェガンはこれらの機体の集大成である。<br />
;[[ガンダムMk-II]]<br />
:細部がガンダムMk-IIに似ており、参考にされたと思われる。<br />
;[[リゼル]]、[[アンクシャ]]<br />
:ジェガンのパーツを多数利用した量産型可変MS。<br />
;[[ヘビーガン]]<br />
:ジェガンを小型、スケールダウンした機体。<br />
;[[フルアーマー・ユニコーンガンダム]]<br />
:ジェガンの3連装ハンド・グレネード・ユニットを武装として追加している。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『[[逆襲のシャア]]』公開当初は「[[ガンダム]]と互角の性能」という設定だった<ref>実際にFCソフト『ガチャポン戦士』シリーズやSFCソフト『[[SDガンダム]]GX』など古いガンダムゲームではこの設定が反映されており、ジェガンとガンダムは近い性能になっていることが多かった。</ref>。当時の設定ではガンダムの性能は現在より遥かに高く、[[グリプス戦役]]時代の[[MS]]でも並ぶものは少ないという感じだったため、今から見ると失笑物のこの謳い文句でも箔付けになった。<br />
**だが、後のOVA作品等で[[一年戦争]]中にも[[ガンダム]]と互角(あるいは上回る性能)の[[量産機]]が多数存在していたことになった為、現在ではこの設定は抹消されているものと思われる。<br />
*『[[機動警察パトレイバー]]』の[[AV-98イングラム]]とは同じ[[スタッフ:出渕裕|出渕裕氏]]によるデザインであり、頭部が似ているとネタにされることが多い。<br />
**それを意識してか、[[SDガンダムシリーズ]]の1シリーズである『SD戦国伝』に登場する、ジェガンをモチーフとした「慈絵丸」「自衛丸」(どちらもジェガンと読む)はメインカラーが白と黒で肩にパトランプ型の意匠を持たせるなど<ref>加えて、[[太田功|ゴーグル付きのバリエーション]]も存在。</ref>、意趣返しともいえるデザインとなっている。このうち「自衛丸」は1989年公開の劇場用作品『SDガンダムの逆襲』にて登場するが同時上映は奇しくも『[[機動警察パトレイバー the Movie]]』であった。<br />
*[[モビルスーツ]]には珍しくフロントスカートがない<ref>側面はハンドグレネイドの設置も兼ねて存在する。</ref>。これは「作画の手間(の軽減)を考慮した」というデザイナーの意図による。以降のデザインには定着せず<ref>他作品でも、[[ガンダムエクシア]]など、僅かにしか存在しない。</ref>、当のジェガンでも約20年ぶりにリデザインされたD型にはスタークジェガンへのアタッチメントも兼ねて極めて小ぶりながら腰部装甲が追加された<ref>そのスタークジェガンを始めとする派生機には一般的な連邦MSと同様の腰部装甲が追加された物も多い。</ref>。<br />
**ついでに、胸部の排気口が異様に小さいのも特徴的。これも派生機ではより一般的な見た目のものに変更されている物もちらほら。<br />
*バックパックから伸びた二本のスラスターが特徴的だが、『[[逆襲のシャア]]』では180度回転させて正面に向け、緊急後退などに使われていた。<br />
**映像化されているギミックにもかかわらず、プラモデルなどの立体物やSRWなどのゲームでもなぜか再現されていない。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
※ここではD型も扱う<br /><br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BPU</amazon><amazon>B002BRUGJ0</amazon><amazon>B001FBKMOW</amazon><amazon>B000U6UN74</amazon><br />
<amazon>B010UDNYZY</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B0002U3E8S</amazon><amazon>B000XHJNYO</amazon><amazon>B000UKMTG8</amazon><amazon>B0043OF9D2</amazon><amazon>B00D77VOLW</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ジェガン]]<br />
*[[GUNDAM:ジェガンA2型 (ゼネラル・レビル配備機)]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しえかん}}<br />
[[category:登場メカさ行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AC%E3%83%B3&diff=456058
ジェガン
2023-05-28T01:38:48Z
<p>わんわ: /* 武装 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Jegan]]<ref>[http://www.gundam-cca.net/ms/03.html MS]、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』公式サイト、2022年2月6日閲覧、2022年2月5日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムNT}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムF90}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムF91}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|出渕裕|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 汎用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = [[量産機]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGM-89]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::19.0 m]]<br />
| 全高 = 20.4 m<br />
| 本体重量 = 21.3 t<br />
| 全備重量 = 47.3 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1,870kw<br />
| スラスター推力 = 12,700 kg×1(バックパック・メインスラスター)<br />9,200 kg×2(バックパック・サブスラスター)<br />8,800 kg×2(脚部)<br />
;総推力<br />
:48,700 kg<br />
| アポジモーター数 = 19<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::チタン合金セラミック複合材]]<br />
| センサー有効半径 = 14,200 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社[[フォン・ブラウン]]工場<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::ケーラ・スゥ]]<br />[[パイロット::ハサウェイ・ノア]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br>(A2型)<br />
| 分類 = 汎用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = [[量産機]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGM-89A2]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::19.0 m]]<br />
| 全高 = 22.3 m<br />
| 本体重量 = 24.2 t<br />
| 全備重量 = 50.6 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1,980 kw<br />
| スラスター総推力 = 65,800 kg<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::チタン合金ハイセラミック複合材]]<br />
| センサー有効半径 = 16,300 m<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
}}<br />
'''ジェガン'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
ここでは'''ジェガンA2型'''についても説明する。<br />
== 概要 ==<br />
[[U.C.]]0090年代の[[地球連邦軍]]の主力[[量産型]][[モビルスーツ]]。<br />
<br />
開発・生産は[[アナハイム・エレクトロニクス]]社[[フォン・ブラウン]]工場が担当しており、[[グリプス戦役]]・[[第1次ネオ・ジオン抗争]]で十分に培われた[[ジム]]シリーズと[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]、ネロ等といった量産型モビルスーツの設計・技術を統合。従来のジムシリーズより遥かに高性能な量産機として完成している。また、頭部のバルカンポッドなど、[[ガンダムMk-II]]を参考にしたと思われる部分も多い。<br />
<br />
頭部には固定式のメインカメラ、額部には長距離用センサーが採用されており、バイザーの下がツインアイではなくモノアイになっている事も特徴。胸部のダクトの小型化や旧来のガンダリウムα・β合金に引けを取らない素材<ref>その為本作以降の作品における「ガンダリウム合金」表記は自動的に「ガンダリウムγ」の事となる。</ref>へと進化した「チタン合金セラミック複合材」が装甲に使用されている事で耐弾性にも優れているが、脚部の駆動抵抗の低減と軽量化による運動性の向上を目的に、フロントスカート部分の装甲は廃された設計になっており、代わりに腿部分に増加装甲が施されている。バックパックは大型1基と小型2基のメインスラスターによって優れた機動性と加速力を発揮し、燃料積載量も増加されている事で作戦行動時間の延長にも繋がっている。<br />
<br />
基本性能は勿論の事、拡張性にも優れ、[[地球連邦軍]]の主力機として申し分ない性能を誇り、この機体の優秀さから「ジムシリーズ」に代わる「ジェガンシリーズ」として連邦軍内で運用され続ける事になり、数多くの派生機や改修型、後続機等も製造され続ける事になっている。<br />
<br />
=== ジェガンシリーズの系譜 ===<br />
宇宙世紀0089年に制式採用されて以来、警備用MSとして使用されていた時期まで含めると、実に約60年もの間、改良を重ねて使われ続けており、最終的には[[リ・ガズィ]]や[[リゼル]]、[[ジェスタ]]、そして[[νガンダム]]をも上回った性能にまで向上している。そういった経緯を考えると、平和だった時期が長く続いたことを差し引いて考えても、'''宇宙世紀を代表する、量産型モビルスーツの大傑作'''と言っても過言ではない。<br />
<br />
==== ジェガンA型 ====<br />
『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』に登場した初期型。<br />
<br />
本来、ジェガンは宇宙戦を重視して開発された機体だが、この時より大掛かりな仕様変更や調整を施さなくても地上で問題無く運用が可能で、換装等を行えば極地でも問題無く運用出来るという汎用性の高さを備えている。まだ、配備されたばかりの時期、コックピットの操縦システムが、[[νガンダム]]等と同じ新型の球状ユニット式<ref>現実に有る機器では「トラックボール」がイメージとしては近い。</ref>操縦桿である「アーム・レイカー」となっていたのだが、被弾時に握り込めないので手が外れ十分な耐衝撃体勢を採る事が出来ずパイロットが危険な状態に陥り易い事、掌でボールを転がし指先でスイッチを押す方式で繊細な使い方に向いているが「武人の濫用」的な用い方に用いる事が出来ないといった欠点が露呈した為、後にレバースティック方式の操縦桿に戻されている<ref>メタ事情的には未来的な機器なので操縦演出が難しい事や手をカバーで覆ってしまう為手の演技を見せ辛い等の問題も有った為。</ref>。<br />
<br />
[[第2次ネオ・ジオン抗争]]時、当時は最新鋭機の為か、80機程度しか生産されておらず(しかしこれでもジョン・バウアーやAE社の尽力により早期生産・配備を強行した状態である)、独立機動部隊『[[ロンド・ベル]]』に優先的に配備されている。<br />
<br />
==== ジェガンA2型 ====<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』及び『[[機動戦士ガンダムNT]]』に登場したA型の改良型。<br />
<br />
総合的な基本スペックの向上を目指して開発され、後に開発されるD型とは開発経路が異なっている。外見に関してはA型と殆ど変わっていないのだが、肩アーマーはやや大型化し、脚部やバックパックの形状は後のR型に似た物となり、ビームライフルやシールドの形状は、J型に近い物となっている。改修に関してはバックパックや脚部を始めとする機体各部の推進機関の強化が行われ、頭部のバルカンはセンサー付きの物へと変更されている。また、専用のシールドにはミサイルランチャーが左右に4基ずつ内蔵されている。<br />
<br />
[[ドゴス・ギア]]級戦艦の2番艦である『ゼネラル・レビル』に、ライトブラウンとオレンジのツートンカラーで塗装された機体が配備されている。<br />
<br />
=== 劇中での様相 ===<br />
==== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ====<br />
劇中では[[ロンド・ベル]]の主力MSとして登場し、新生[[ネオ・ジオン]]の主力MSの[[ギラ・ドーガ]]と対立。<br />
<br />
[[ケーラ・スゥ]]の最初の愛機として登場し活躍し、後半では[[ハサウェイ・ノア]]が[[クェス・パラヤ]]を救出する為に無断で本機に乗り込んだが、ハサウェイを助けようとした[[チェーン・アギ]]の乱入で失敗に終わり、終戦後は連邦軍に収容されている(その際、ハサウェイはクェスの死とチェーンを殺害したショックで立ち直れない状態となった<ref>この事は、漫画『機動戦士ガンダムUC 虹にのれなかった男』の[[ブライト・ノア|ブライト]]の回想シーンで判明している。</ref>)。<br />
<br />
終盤では無数の本機と[[ジムIII]]、さらに敵軍のギラ・ドーガが、[[νガンダム]]と共に[[地球]]に落下する[[アクシズ]]を押し戻す為に援護した。<br />
<br />
また、実戦のデータを使って訓練シミュレーションを行うこともでき、劇中ではハサウェイやクェスが体験している(成績はクェスの方が上だった)。<br />
<br />
==== [[機動戦士ガンダムUC]] / [[機動戦士ガンダムNT|NT]] / [[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|閃光のハサウェイ]] ====<br />
[[第2次ネオ・ジオン抗争]]から3年後のU.C.0096年を描いた『[[機動戦士ガンダムUC]]』でも主力MSとして運用されており、マイナーチェンジ版である'''D型'''や先述のA2型が新しく設定され、D型をベースにした重武装のスターク・ジェガンや特殊部隊[[ジェガン (エコーズ仕様)|エコーズ仕様]]や地上の[[シャイアン基地]]仕様が登場するなどの機体バリエーションの豊富さが強調されている。また、『UC』の一年後の『[[機動戦士ガンダムNT]]』では、頭部形状が異なり、マシンガンを装備した護衛隊仕様が移送中の[[マーサ・ビスト・カーバイン]]の護衛に付いた。『UC』の9年後の『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]』には不法滞在者取締組織「マン・ハンター」の運用する機体が登場。市民を威圧する姿にハサウェイは不快感を示していた。<br />
<br />
なお、シャアの反乱以後の操縦桿は一時期採用のアーム・レイカーは廃止され、通常のコントロールレバーへと戻された。<br />
<br />
==== [[機動戦士ガンダムF90]] / [[機動戦士ガンダムF91|F91]] ====<br />
30年以上後のU.C.0120年の第一次オールズモビル戦役(F90)とU.C.0123年の[[コスモ・バビロニア建国戦争]](F91)でも連邦軍の主力MSである。J型・R型・M型の3タイプの強化型とされ、それぞれノーマルタイプ・Aタイプ・Bタイプとも呼ばれる。Aタイプに至ってはかつての[[νガンダム]]や[[ジェスタ]]、グスタフ・カール(SRW未登場)と同等以上のスペックを持つなど性能は向上しているものの1世代前の機体であることに変わりなく、[[ヘビーガン]]等の小型MSが開発された後は世代交代していくことになる。<br />
一部の機体にはアーム・レイカーの操縦桿が現役運用されている。<br />
<br />
『F91』作中では[[クロスボーン・バンガード]]の小型MSには成す術もなくやられてしまっていたが、『[[機動戦士Vガンダム]]』の時代であるU.C.0150年代においても訓練、警備用MSとなり運用されているらしい。<br />
<br />
==== [[ガンダム Gのレコンギスタ]] ====<br />
リギルド・センチュリーの時代においては「クラシックコレクション」として博物館にレプリカが保管されている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[地球連邦軍]]の主力機として[[一般兵]]が搭乗する事が多いが、基本的には[[やられメカ]]の一角を占める。<br />
<br />
自軍だと流石に[[ガンダム]]の名を冠した機体には敵わないが、なんだかんだでジム系では最強クラスの性能であり、[[改造]]次第でそれなりに使える作品もある。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。中盤辺りで[[ケンプファー]]や[[ガルガンチュワ]]と同時期に入手。流石に[[ガンダム]]や[[ネモ]]といった序盤のMSよりは高性能だが、[[リ・ガズィ]]や[[百式]]などのもっと強力なMSが揃いつつある時期のため出番は少ないだろう。もう少し入手が早ければ使える能力なだけに惜しい。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
:[[隠し要素/第4次|ルート次第]]で[[ケーラ・スゥ]]の乗機として、またはマップ「悲しい記憶(日本海ルートのみ)」クリア後に入手できる。2体同時に所有する事も可能。「合体できない[[ガンダムMk-II]]」とでも言うべき性能で、登場時期が早いこともあり、中盤までは十分使える。<br />
:[[ザク改]]と同時に所持している場合、中盤でどちらかを廃棄するイベントあり。この時捨てると[[資金]]3000入手。<br />
:更に[[クェス・パラヤ]]を仲間入り(リアルルート限定)させた際にジェガンを所持していると、ジェガンを廃棄するか[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|ヤクト・ドーガ]]の入手を諦めるか選択することになる(こちらでは資金は増えない)。その際にはクェスに'''「何これジェガン?まだこんなダッサイの使ってんの?」「ジェガンはポイね」'''とあんまりなことを言われる。<br />
:なおジェガンを所持していなければ選択は発生せずにヤクト・ドーガを入手できるので、ジェガンを1機のみ入手した場合はザク改を残した方がお得。<br />
:また「ビヨン・ザ・トッド」で[[ロザミア・バダム|ロザミア]]が勝手に乗って出撃する(その後失われる)MSの候補の一つ。他の候補はザク改と[[ガンタンク]]。このイベントを起こさなければロザミアを仲間に出来ない。<br />
:リアルルート限定の強力MSである[[Ex-Sガンダム]]とヤクト・ドーガを入手する場合ガンタンクとジェガン1機を犠牲にしている必要があるので、更にロザミアも仲間にしたい場合はザク改かジェガンもう1機を所持していなければならない。<br />
:つまり本作でジェガンやザク改を手元に残したい場合、上記の強力MSやロザミアの加入を諦めるorスーパールートを通るしかない。<br />
:なお一部の攻略本では「『悲しい記憶(太平洋ルート)』でも入手できる」と誤記されている。<br />
:この他、宇宙では味方[[NPC]]である[[エゥーゴ兵]]も乗る。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}<br />
::陸の地形適応がBからAに上がったほか、[[ジムIII]]と[[ガンタンク]]の強制廃棄イベントがなくなった為、そちらをロザミアのイベントに回すこともでき、結果的にリアルルートでも強力な機体を入手しつつ本機を最終面まで残すことが可能になった。<br />
::ただしザク改やヤクト・ドーガとの選択イベントは健在なので、最終的に手元に残せるのはこの三者のうち2機までである。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}<br />
:補充物資とか[[ヘビーガン]]が出ない代わりで[[ビルギット・ピリヨ]]の乗機として加入したりなど、ルートにもよるが[[ザク改]]以上に妙にジェガンをやたら入手することになる。しかし今回はラスト登場の[[百式]]を除いて[[Ζガンダム]]、[[リ・ガズィ]]、[[スーパーガンダム]]に次ぐ性能を誇る(火力だけならスーパーガンダムと互角)ので、序盤はエース級が使い、後半はお気に入りのMSパイロットが乗り回す。実弾系兵器や射程のあるP兵器を持っているのもポイント高い。おそらくジェガンに最もお世話になるSRWだろう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:シナリオ「訣別(後)」で敵として大量に出現。全機もれなく6段階[[改造]]されているが、それでも[[ガブスレイ]]にすら及ばない程度の性能。調子に乗って倒し過ぎると[[ブラン・ブルターク|ブラン]]に敵対感情を持たれるが、特にデメリットは無い。実利を求めるなら、[[サイコガンダムMk-II]]を落とす為の気力上げや育成の遅れたパイロットのレベル上げに遠慮無く貢献してもらおう(ただし、全滅させない様に)。<br />
:その後は、[[エル・ビアンノ|エル]]が乗って強制出撃+無改造の[[旧ザク]]([[ジュドー・アーシタ|ジュドー]])と一緒に孤立状態、さらに施設防衛という笑えないシナリオがある。火力的に太刀打ちできるのが[[ドムII]]くらいで、[[オーラバトラー]]には攻撃が当たらないので無理させないように。どのジェガンに乗るのかは内部データ依存(改造段階や強化パーツは無視、インターミッションでの確認不可能)なので、強化パーツをつける場合はどれに乗るのかリセットを駆使してでも確かめておかないと無駄になる。不要なユニットを下取りに出すイベントにおいて、性能がよくなくても思い入れのあるユニットやユニットのバリエーションを残したい場合に、数があるジェガンが犠牲に下取られることになりやすい。<br />
:直後のシナリオとなる「ソラと大地のケモノ」で打ち上げ基地の護衛(味方[[NPC]])として[[ジムIII]]・[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]と共に配備されるが、[[マサキ・アンドー|マサキ]]に「'''頼りなさそうな護衛だな'''」と毒づかれる。実際、ほとんどの場合敵軍の先鋒となる[[ラインX1]]に歯が立たず瞬殺されてしまう。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:ケーラ、ビルギットの搭乗機として入手するほか、NPCの連邦軍兵が乗り込み[[衝撃のアルベルト]]に粉砕されたり(『64』に次いで二度目)、強化兵の操る[[ベルガ・ギロス]]に蹂躙されたりと[[やられメカ]]的な扱いを受けている。当然ながら性能も低く、機体も武器も良いところが無い。唯一上げるとするなら、パーツスロットが4つあることくらいか。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
::<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:条件次第で[[アムロ・レイ|アムロ]]が第6話で搭乗し、以降は[[カツ・コバヤシ|カツ]]の搭乗機として入手する。『α』から武器の射程が伸びたほか、何故かサーベルのCT補正が+40へと激増している。だが最大火力は少し物足りない上に、パーツスロットが3から4に増えた[[量産型]]が多数いるため、パーツスロットで勝るという利点も消えてしまった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:前作『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では[[ヘビーガン]]に席を譲っていたが、[[機動戦士ガンダムF91|F91]] が参戦作品から外れたため再び戻ってきた。[[カツ・コバヤシ|カツ]]や[[モンド・アガケ|モンド]]の搭乗機として入手するほか、[[レプリジン]]や連邦軍が扱う機体として敵や味方で登場する。なお、敵と味方とでは微妙に性能が異なる。<br />
:基本的には『第2次α』のヘビーガンと同じだが、2つのライフルの弾数が増えたことや[[Bセーブ]]の技能が追加されたこともあり使い勝手は良くなった。同じP属性[[全体攻撃]]の[[ΖΖガンダム|ΖΖ]]のハイメガキャノンと比べ火力は劣るものの、気力制限が無いため速攻性能の高さで上回り、スペシャルモードで15段階まで改造すると火力も上回る。しっかり手をかければ良い切り込み役になれる。改造費の安さも魅力ではあるが、射程・空適正の悪さを補わないのなら無理やり使うほどでもない。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:『第3次α』から9年ぶりの登場。カツ、ハサウェイが乗る他、敵としても登場する。機体パラメータの低さに加えて、全体攻撃や際立った特殊能力もないため[[リゼル]]が空いた後は、本機には乗り手がいない状態が多い。カスタムボーナスでアシスト武器の攻撃力が上がるので、サブとして使うのが無難か。<br />
:また、実戦のデータを使ったシミュレーションを行う場面がスパロボでは初めて再現されており原作同様ハサウェイとクェスが体験している(恐らくデータはカツの物と思われる)。<br />
:[[パラダイムシティ]]では強化されたボロボロの無人機がギラ・ドーガとタッグで襲ってくる。連邦軍所属機と交戦するステージもある。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:逆シャア仕様の緑のジェガンとコンロイが使用するエコーズ仕様の黒いジェガンが登場。<br />
:緑色のノーマル機は前作と同様の使い勝手。敵として登場するステージもあるが、敵用グラフィックが用意されていないため味方用の反転となっている。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:宇宙編中盤で[[コンテナ]]から入手できる隠しユニット。初期値は雑魚そのものだが[[改造]]段階が高く、たっぷり[[資金]]を投入すれば化ける。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:序盤から使用可能。ケーラ機は後にハサウェイが乗る。[[量産型νガンダム]]フラグを満たさなかった場合チェーン機も登場。性能は低いが、ケーラの乗っていたジェガンを[[改造]]しておくと、過去世界で[[フォウ・ムラサメ]]が乗るものに引き継がれるので第20話の攻略が少し楽になる。条件達成でジェガンが[[ガンダムMk-III]]に変化するが、改造引き継ぎは変わらない。ただし、この場合ジェガンは入手できなくなる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:ユニットアイコンのみ登場。地球連邦軍の主力MSの一角のはずなのだが、[[クランシェ]]や[[GN-X IV]]の出番が圧倒的に多く、ジェガンを見かけることはめったにない。<br />
:なお、本作に参戦している宇宙世紀作品は『UC』のみのため、正確に言えばジェガンD型であると思われる。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:敵としてゼネラル・レビル配備型のA2型が、自軍ユニットとして[[ジェガン (エコーズ仕様)|エコーズ仕様]]が登場。通常機はマップアイコンのみ。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:味方としても敵としても登場。味方のものは『第3次Z』の流用だが、敵のものは『V』のA2型をベースにしているため戦闘アニメが異なる。[[ケルベス・ヨー|ケルベス]]が乗って参入する。 <br />
:『Gレコ』関連シナリオで登場しパイロットも同作の人物だが、図鑑の登場作品は逆シャアとなっている。<br />
:『Gレコ』本編においてはクラシック・コレクションとして登場していたが、本作ではヘルメスの薔薇の設計図から作られた驚異の新型機という触れ込みで、[[キャピタル・アーミィ]]の新型モビルスーツとして登場する(当然だが、「超高性能」という意味ではなく、生産性や操作性の高さといった、「優秀な量産機」という意味での『驚異』である)。そしてジュドーから即ツッコミが入り、からくりが明かされるまでは宇宙世紀のジェガンをコピーしたものだと思われていた。<br />
:[[モラン]]と最弱の座を争う機体であるが、サーベルとバルカンを所持しパーツスロットが一つ多い為こちらがやや有利か。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:第5話や第6話では敵として登場。自軍用としては宇宙ルート第12話でシャングリラ・チルドレンが担当する3機(エル機・モンド機・イーノ機)を入手する。<br />
:但し、[[エル・ビアンノ|エル]]の乗っていた機体は次のシナリオでジュドーが持ち出した挙げ句、[[ΖΖガンダム]]に改造値を引き継ぎ消滅する(エル自身はジュドーが借りていたMK-IIのパイロットに復帰する)ため、結果的に後者2機の入手になる。<br />
:前作を意識してか、入手時[[アストナージ・メドッソ|アストナージ]]が「何百年後も名機として称えられそうな予感がする」と評する場面がある。<br />
:なお、デフォルトで'''同じ武器構成のリ・ガズィ(MS)より火力が高い'''<ref>リ・ガズィのカスタムボーナスにより、バルカンとビームサーベルの威力は抜かれてしまうが、ジェガンのカスタムボーナスにより、'''ビームライフルの威力はジェガンの方が上回ったまま'''となる。</ref>。というよりも、無改造の時点でも「ビーム・ライフル」名義の武装に限れば'''所持する機体の中で火力が一番高い'''<ref>二番目は[[ザクIII改]]で、[[リ・ガズィ]](MS)並びに[[Hi-νガンダム]]と続く。</ref>。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:スーパー系主人公の場合は序盤に[[ルー・ルカ]]が、リアル系主人公の場合は序盤後期に[[エマ・シーン]]が自軍に加わる際に乗ってくる。中盤に入りかかる頃で[[コウ・ウラキ]]も初登場時に乗っているが、こちらは入手できない。また、ゲリラの乗るジェガン(と[[ザク]])が[[衝撃のアルベルト]]に'''素手で粉砕される'''イベントがある。<br />
:例によって初期能力はさほどでも無いが、改造段階が高く手間をかければ終盤でも十分通用する。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:序章ワールド2にて登場。本作ではユニットアイコンのみ。第2話では廃棄された[[新早乙女研究所]]の監視部隊として、[[インベーダー]]に撃墜される。第7話では'''[[ボルテスV]]開発参考用'''の本機に[[剛光代]]が搭乗し、[[スカールーク]]に[[特攻]]する。<br />
:また1章Part13では同じくユニットアイコンでハサウェイの乗る機体が登場している。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:通常機はマップアイコンのみの登場。ロボット図鑑には登録されないが、ステータスそのものは設定されている模様。<ref>「Hello! New World!!」等で出撃時に存在している連邦兵搭乗のジェガンのステータスを確認することができる。</ref><br />
:ゼネラル・レビル配備型のA2型はリゼル同様[[ゼロロボ]]として登場する他、[[IIネオ・ジオング]]に操られた機体も敵機として登場。ユニットとして登場するジェガンが自軍運用できず、敵機でしか登場しないという初の作品となった。<br />
:[[エルネスティ・エチェバルリア|とある人物]]には初見で「量産機としての優秀さ」を讃えられた。<br />
:戦闘アニメは基本的には『V』の流用ではあるが、冒頭の演出が変更された他バルカンの戦闘アニメが一新されている。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;バルカンポッドシステム<br />
:頭部右側に装備された小型機関砲。[[ガンダムMk-II]]のバルカンポッドの発展型だが、あちらと違ってオプション装備ではなく、頭部右側から弾倉を装填する半固定武装である。<br />
:基本的には顔をそちらに向けて射撃といった形が大半だが、『30』ではシールドでコックピットを守りながら射撃する。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:右腰に装備。本機の唯一の近接白兵武器。<br />
:『第3次Z』『X』の戦闘アニメでは、一瞬だけバイザー奥のモノアイが輝く演出がある。<br />
;ハンドグレネード<br />
:左腰に3個装備されている手投げ式グレネード。原作で手に持って投げる描写が無い事や他のMSの持つグレネード系武装が自律推進武装として描写されることが多い事もあってか、SRWでも自律推進射出される演出が多い。<br />
:SRWでは移動後使用可能武器として採用されているが、近年の作品では採用率が低い。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:本機のメインウェポン。取り回しを重視した短銃身型となっている。また、速射やレーザーの様な細い指向性照射への切り替えも可能。<br />
:バリエーション・時代経過により形状や威力が大きく異なっている。<br />
:ハサウェイはこの武器で[[クェス・パラヤ|クェス]]を亡き者にした[[リ・ガズィ]]を撃墜、同時に[[チェーン・アギ|チェーン]]を殺害してしまう。なお、小説版(『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]』)では、シャアを倒そうとしたハサウェイのミスで[[α・アジール]]を撃墜し、自分自身でクェスを殺す事となった。<br />
;シールド<br />
:対ビームコーティングが施された複合防御兵装。ビームに耐えるよりも「逸らす」「弾く」事に重きを置いて開発されており、作中でもビーム兵器に対し一定の防御力を発揮する描写が見られる。<br />
:『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』ではナックルバスターを正面から防ぎきっている一方、更に性能向上している『[[機動戦士ガンダムF91|F91]]』ではCV軍のマシンガンやビームガンで本体ごと容易く粉砕されており、兵器や火力の進歩を如実に表す対比となっている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では衝撃のアルベルトにシールド防御の上から粉砕されていた。<br />
:;[[ミサイル|ミサイルランチャー]]<br />
::シールド側面に2連装の発射口を2基内蔵している。<br />
::A2型や後の『F91』に登場する機種の物は4連装x2に増設されている。<br />
::『第3次α』では単独版は無く、ビームライフル(連射)の演出で使用。本作以後のミサイルやグレネードは他の武器の演出に組み込まれるケースが多くなっている。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;ハイパー・バズーカ<br />
:小説版(『逆襲のシャア べルトーチカ・チルドレン』)のカセットブック版で使用。この武器で[[クェス・パラヤ|クェス]]の[[α・アジール]]を撃墜してしまった。<br />
;シールド<br />
:A2型が持つミサイルを増設した新型シールド。左腕に1基装着。<br />
:;ミサイルランチャー<br />
::シールド内に4連装の発射口を2基内蔵している。<br />
:<br />
;BR-87Aビーム・ライフル<br />
:[[ハイザック]]や[[マラサイ]]と同型のビームライフル。[[シャイアン基地]]に配備されていた機体が使用。<br />
;新型ビーム・ライフル<br />
:[[クロスボーン・バンガード|バーナム]]所属機が装備。ビームランスを形成し、射出することが可能。<br />
:;サブマシンガン<br />
::ビームランス射出後はサブマシンガンとして運用する。<br />
;90mmショートマシンガン<br />
:D型護衛隊仕様が装備。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ビームライフル(連射)<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、ビームライフルを連射するパターンアタックが[[全体攻撃]]として採用されている。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]・[[宇宙|宇]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;「ビーム・ライフル」の攻撃力+300<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』。<br />
;「ビーム・ライフル」の攻撃力+300、射程+1<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』。射程が伸びた。<br />
;「ビーム・ライフル」の攻撃力+400、射程+1<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』。今度は攻撃力が上がった。何気に登場する度にカスタムボーナスが強化されている。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で採用。<br />
;「BLAZING」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。<br />
<br />
== 主な関連機体 ==<br />
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AC%E3%83%B3#.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムWiki]を参照。<br />
<br />
=== バリエーション ===<br />
;[[GUNDAM:ジェガンD型|ジェガンD型]](SRW未登場)<br />
:『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場したジェガンのマイナーチェンジ機。<br />
:;[[GUNDAM:スターク・ジェガン|スターク・ジェガン]](SRW未登場)<br />
::『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場した指揮官用の特務仕様機。肩部ミサイルランチャーや追加装甲を装備し、火力支援型である[[ジムIII]]のコンセプトを引き継いでいる。<br />
::肩部ミサイルランチャーは[[フルアーマー・ユニコーンガンダム]]の追加武装として使われている。<br />
:;[[ジェガン (エコーズ仕様)]]<br />
::特殊部隊「エコーズ」仕様の改修機。<br />
;[[ジェスタ]]<br />
:ジェガンをベースに開発された上位機種。<br />
<br />
=== 関連機 ===<br />
;[[ジム]]シリーズ、[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]<br />
:ジェガンはこれらの機体の集大成である。<br />
;[[ガンダムMk-II]]<br />
:細部がガンダムMk-IIに似ており、参考にされたと思われる。<br />
;[[リゼル]]、[[アンクシャ]]<br />
:ジェガンのパーツを多数利用した量産型可変MS。<br />
;[[ヘビーガン]]<br />
:ジェガンを小型、スケールダウンした機体。<br />
;[[フルアーマー・ユニコーンガンダム]]<br />
:ジェガンの3連装ハンド・グレネード・ユニットを武装として追加している。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『[[逆襲のシャア]]』公開当初は「[[ガンダム]]と互角の性能」という設定だった<ref>実際にFCソフト『ガチャポン戦士』シリーズやSFCソフト『[[SDガンダム]]GX』など古いガンダムゲームではこの設定が反映されており、ジェガンとガンダムは近い性能になっていることが多かった。</ref>。当時の設定ではガンダムの性能は現在より遥かに高く、[[グリプス戦役]]時代の[[MS]]でも並ぶものは少ないという感じだったため、今から見ると失笑物のこの謳い文句でも箔付けになった。<br />
**だが、後のOVA作品等で[[一年戦争]]中にも[[ガンダム]]と互角(あるいは上回る性能)の[[量産機]]が多数存在していたことになった為、現在ではこの設定は抹消されているものと思われる。<br />
*『[[機動警察パトレイバー]]』の[[AV-98イングラム]]とは同じ[[スタッフ:出渕裕|出渕裕氏]]によるデザインであり、頭部が似ているとネタにされることが多い。<br />
**それを意識してか、[[SDガンダムシリーズ]]の1シリーズである『SD戦国伝』に登場する、ジェガンをモチーフとした「慈絵丸」「自衛丸」(どちらもジェガンと読む)はメインカラーが白と黒で肩にパトランプ型の意匠を持たせるなど<ref>加えて、[[太田功|ゴーグル付きのバリエーション]]も存在。</ref>、意趣返しともいえるデザインとなっている。このうち「自衛丸」は1989年公開の劇場用作品『SDガンダムの逆襲』にて登場するが同時上映は奇しくも『[[機動警察パトレイバー the Movie]]』であった。<br />
*[[モビルスーツ]]には珍しくフロントスカートがない<ref>側面はハンドグレネイドの設置も兼ねて存在する。</ref>。これは「作画の手間(の軽減)を考慮した」というデザイナーの意図による。以降のデザインには定着せず<ref>他作品でも、[[ガンダムエクシア]]など、僅かにしか存在しない。</ref>、当のジェガンでも約20年ぶりにリデザインされたD型にはスタークジェガンへのアタッチメントも兼ねて極めて小ぶりながら腰部装甲が追加された<ref>そのスタークジェガンを始めとする派生機には一般的な連邦MSと同様の腰部装甲が追加された物も多い。</ref>。<br />
**ついでに、胸部の排気口が異様に小さいのも特徴的。これも派生機ではより一般的な見た目のものに変更されている物もちらほら。<br />
*バックパックから伸びた二本のスラスターが特徴的だが、『[[逆襲のシャア]]』では180度回転させて正面に向け、緊急後退などに使われていた。<br />
**映像化されているギミックにもかかわらず、プラモデルなどの立体物やSRWなどのゲームでもなぜか再現されていない。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
※ここではD型も扱う<br /><br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BPU</amazon><amazon>B002BRUGJ0</amazon><amazon>B001FBKMOW</amazon><amazon>B000U6UN74</amazon><br />
<amazon>B010UDNYZY</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B0002U3E8S</amazon><amazon>B000XHJNYO</amazon><amazon>B000UKMTG8</amazon><amazon>B0043OF9D2</amazon><amazon>B00D77VOLW</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ジェガン]]<br />
*[[GUNDAM:ジェガンA2型 (ゼネラル・レビル配備機)]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しえかん}}<br />
[[category:登場メカさ行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AC%E3%83%B3&diff=456057
ジェガン
2023-05-28T01:33:16Z
<p>わんわ: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Jegan]]<ref>[http://www.gundam-cca.net/ms/03.html MS]、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』公式サイト、2022年2月6日閲覧、2022年2月5日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムNT}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムF90}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムF91}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|出渕裕|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 汎用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = [[量産機]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGM-89]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::19.0 m]]<br />
| 全高 = 20.4 m<br />
| 本体重量 = 21.3 t<br />
| 全備重量 = 47.3 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1,870kw<br />
| スラスター推力 = 12,700 kg×1(バックパック・メインスラスター)<br />9,200 kg×2(バックパック・サブスラスター)<br />8,800 kg×2(脚部)<br />
;総推力<br />
:48,700 kg<br />
| アポジモーター数 = 19<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::チタン合金セラミック複合材]]<br />
| センサー有効半径 = 14,200 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社[[フォン・ブラウン]]工場<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::ケーラ・スゥ]]<br />[[パイロット::ハサウェイ・ノア]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br>(A2型)<br />
| 分類 = 汎用[[モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = [[量産機]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RGM-89A2]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::19.0 m]]<br />
| 全高 = 22.3 m<br />
| 本体重量 = 24.2 t<br />
| 全備重量 = 50.6 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1,980 kw<br />
| スラスター総推力 = 65,800 kg<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::チタン合金ハイセラミック複合材]]<br />
| センサー有効半径 = 16,300 m<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
}}<br />
'''ジェガン'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
ここでは'''ジェガンA2型'''についても説明する。<br />
== 概要 ==<br />
[[U.C.]]0090年代の[[地球連邦軍]]の主力[[量産型]][[モビルスーツ]]。<br />
<br />
開発・生産は[[アナハイム・エレクトロニクス]]社[[フォン・ブラウン]]工場が担当しており、[[グリプス戦役]]・[[第1次ネオ・ジオン抗争]]で十分に培われた[[ジム]]シリーズと[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]、ネロ等といった量産型モビルスーツの設計・技術を統合。従来のジムシリーズより遥かに高性能な量産機として完成している。また、頭部のバルカンポッドなど、[[ガンダムMk-II]]を参考にしたと思われる部分も多い。<br />
<br />
頭部には固定式のメインカメラ、額部には長距離用センサーが採用されており、バイザーの下がツインアイではなくモノアイになっている事も特徴。胸部のダクトの小型化や旧来のガンダリウムα・β合金に引けを取らない素材<ref>その為本作以降の作品における「ガンダリウム合金」表記は自動的に「ガンダリウムγ」の事となる。</ref>へと進化した「チタン合金セラミック複合材」が装甲に使用されている事で耐弾性にも優れているが、脚部の駆動抵抗の低減と軽量化による運動性の向上を目的に、フロントスカート部分の装甲は廃された設計になっており、代わりに腿部分に増加装甲が施されている。バックパックは大型1基と小型2基のメインスラスターによって優れた機動性と加速力を発揮し、燃料積載量も増加されている事で作戦行動時間の延長にも繋がっている。<br />
<br />
基本性能は勿論の事、拡張性にも優れ、[[地球連邦軍]]の主力機として申し分ない性能を誇り、この機体の優秀さから「ジムシリーズ」に代わる「ジェガンシリーズ」として連邦軍内で運用され続ける事になり、数多くの派生機や改修型、後続機等も製造され続ける事になっている。<br />
<br />
=== ジェガンシリーズの系譜 ===<br />
宇宙世紀0089年に制式採用されて以来、警備用MSとして使用されていた時期まで含めると、実に約60年もの間、改良を重ねて使われ続けており、最終的には[[リ・ガズィ]]や[[リゼル]]、[[ジェスタ]]、そして[[νガンダム]]をも上回った性能にまで向上している。そういった経緯を考えると、平和だった時期が長く続いたことを差し引いて考えても、'''宇宙世紀を代表する、量産型モビルスーツの大傑作'''と言っても過言ではない。<br />
<br />
==== ジェガンA型 ====<br />
『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』に登場した初期型。<br />
<br />
本来、ジェガンは宇宙戦を重視して開発された機体だが、この時より大掛かりな仕様変更や調整を施さなくても地上で問題無く運用が可能で、換装等を行えば極地でも問題無く運用出来るという汎用性の高さを備えている。まだ、配備されたばかりの時期、コックピットの操縦システムが、[[νガンダム]]等と同じ新型の球状ユニット式<ref>現実に有る機器では「トラックボール」がイメージとしては近い。</ref>操縦桿である「アーム・レイカー」となっていたのだが、被弾時に握り込めないので手が外れ十分な耐衝撃体勢を採る事が出来ずパイロットが危険な状態に陥り易い事、掌でボールを転がし指先でスイッチを押す方式で繊細な使い方に向いているが「武人の濫用」的な用い方に用いる事が出来ないといった欠点が露呈した為、後にレバースティック方式の操縦桿に戻されている<ref>メタ事情的には未来的な機器なので操縦演出が難しい事や手をカバーで覆ってしまう為手の演技を見せ辛い等の問題も有った為。</ref>。<br />
<br />
[[第2次ネオ・ジオン抗争]]時、当時は最新鋭機の為か、80機程度しか生産されておらず(しかしこれでもジョン・バウアーやAE社の尽力により早期生産・配備を強行した状態である)、独立機動部隊『[[ロンド・ベル]]』に優先的に配備されている。<br />
<br />
==== ジェガンA2型 ====<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』及び『[[機動戦士ガンダムNT]]』に登場したA型の改良型。<br />
<br />
総合的な基本スペックの向上を目指して開発され、後に開発されるD型とは開発経路が異なっている。外見に関してはA型と殆ど変わっていないのだが、肩アーマーはやや大型化し、脚部やバックパックの形状は後のR型に似た物となり、ビームライフルやシールドの形状は、J型に近い物となっている。改修に関してはバックパックや脚部を始めとする機体各部の推進機関の強化が行われ、頭部のバルカンはセンサー付きの物へと変更されている。また、専用のシールドにはミサイルランチャーが左右に4基ずつ内蔵されている。<br />
<br />
[[ドゴス・ギア]]級戦艦の2番艦である『ゼネラル・レビル』に、ライトブラウンとオレンジのツートンカラーで塗装された機体が配備されている。<br />
<br />
=== 劇中での様相 ===<br />
==== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ====<br />
劇中では[[ロンド・ベル]]の主力MSとして登場し、新生[[ネオ・ジオン]]の主力MSの[[ギラ・ドーガ]]と対立。<br />
<br />
[[ケーラ・スゥ]]の最初の愛機として登場し活躍し、後半では[[ハサウェイ・ノア]]が[[クェス・パラヤ]]を救出する為に無断で本機に乗り込んだが、ハサウェイを助けようとした[[チェーン・アギ]]の乱入で失敗に終わり、終戦後は連邦軍に収容されている(その際、ハサウェイはクェスの死とチェーンを殺害したショックで立ち直れない状態となった<ref>この事は、漫画『機動戦士ガンダムUC 虹にのれなかった男』の[[ブライト・ノア|ブライト]]の回想シーンで判明している。</ref>)。<br />
<br />
終盤では無数の本機と[[ジムIII]]、さらに敵軍のギラ・ドーガが、[[νガンダム]]と共に[[地球]]に落下する[[アクシズ]]を押し戻す為に援護した。<br />
<br />
また、実戦のデータを使って訓練シミュレーションを行うこともでき、劇中ではハサウェイやクェスが体験している(成績はクェスの方が上だった)。<br />
<br />
==== [[機動戦士ガンダムUC]] / [[機動戦士ガンダムNT|NT]] / [[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|閃光のハサウェイ]] ====<br />
[[第2次ネオ・ジオン抗争]]から3年後のU.C.0096年を描いた『[[機動戦士ガンダムUC]]』でも主力MSとして運用されており、マイナーチェンジ版である'''D型'''や先述のA2型が新しく設定され、D型をベースにした重武装のスターク・ジェガンや特殊部隊[[ジェガン (エコーズ仕様)|エコーズ仕様]]や地上の[[シャイアン基地]]仕様が登場するなどの機体バリエーションの豊富さが強調されている。また、『UC』の一年後の『[[機動戦士ガンダムNT]]』では、頭部形状が異なり、マシンガンを装備した護衛隊仕様が移送中の[[マーサ・ビスト・カーバイン]]の護衛に付いた。『UC』の9年後の『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]』には不法滞在者取締組織「マン・ハンター」の運用する機体が登場。市民を威圧する姿にハサウェイは不快感を示していた。<br />
<br />
なお、シャアの反乱以後の操縦桿は一時期採用のアーム・レイカーは廃止され、通常のコントロールレバーへと戻された。<br />
<br />
==== [[機動戦士ガンダムF90]] / [[機動戦士ガンダムF91|F91]] ====<br />
30年以上後のU.C.0120年の第一次オールズモビル戦役(F90)とU.C.0123年の[[コスモ・バビロニア建国戦争]](F91)でも連邦軍の主力MSである。J型・R型・M型の3タイプの強化型とされ、それぞれノーマルタイプ・Aタイプ・Bタイプとも呼ばれる。Aタイプに至ってはかつての[[νガンダム]]や[[ジェスタ]]、グスタフ・カール(SRW未登場)と同等以上のスペックを持つなど性能は向上しているものの1世代前の機体であることに変わりなく、[[ヘビーガン]]等の小型MSが開発された後は世代交代していくことになる。<br />
一部の機体にはアーム・レイカーの操縦桿が現役運用されている。<br />
<br />
『F91』作中では[[クロスボーン・バンガード]]の小型MSには成す術もなくやられてしまっていたが、『[[機動戦士Vガンダム]]』の時代であるU.C.0150年代においても訓練、警備用MSとなり運用されているらしい。<br />
<br />
==== [[ガンダム Gのレコンギスタ]] ====<br />
リギルド・センチュリーの時代においては「クラシックコレクション」として博物館にレプリカが保管されている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
[[地球連邦軍]]の主力機として[[一般兵]]が搭乗する事が多いが、基本的には[[やられメカ]]の一角を占める。<br />
<br />
自軍だと流石に[[ガンダム]]の名を冠した機体には敵わないが、なんだかんだでジム系では最強クラスの性能であり、[[改造]]次第でそれなりに使える作品もある。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。中盤辺りで[[ケンプファー]]や[[ガルガンチュワ]]と同時期に入手。流石に[[ガンダム]]や[[ネモ]]といった序盤のMSよりは高性能だが、[[リ・ガズィ]]や[[百式]]などのもっと強力なMSが揃いつつある時期のため出番は少ないだろう。もう少し入手が早ければ使える能力なだけに惜しい。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}<br />
:[[隠し要素/第4次|ルート次第]]で[[ケーラ・スゥ]]の乗機として、またはマップ「悲しい記憶(日本海ルートのみ)」クリア後に入手できる。2体同時に所有する事も可能。「合体できない[[ガンダムMk-II]]」とでも言うべき性能で、登場時期が早いこともあり、中盤までは十分使える。<br />
:[[ザク改]]と同時に所持している場合、中盤でどちらかを廃棄するイベントあり。この時捨てると[[資金]]3000入手。<br />
:更に[[クェス・パラヤ]]を仲間入り(リアルルート限定)させた際にジェガンを所持していると、ジェガンを廃棄するか[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)|ヤクト・ドーガ]]の入手を諦めるか選択することになる(こちらでは資金は増えない)。その際にはクェスに'''「何これジェガン?まだこんなダッサイの使ってんの?」「ジェガンはポイね」'''とあんまりなことを言われる。<br />
:なおジェガンを所持していなければ選択は発生せずにヤクト・ドーガを入手できるので、ジェガンを1機のみ入手した場合はザク改を残した方がお得。<br />
:また「ビヨン・ザ・トッド」で[[ロザミア・バダム|ロザミア]]が勝手に乗って出撃する(その後失われる)MSの候補の一つ。他の候補はザク改と[[ガンタンク]]。このイベントを起こさなければロザミアを仲間に出来ない。<br />
:リアルルート限定の強力MSである[[Ex-Sガンダム]]とヤクト・ドーガを入手する場合ガンタンクとジェガン1機を犠牲にしている必要があるので、更にロザミアも仲間にしたい場合はザク改かジェガンもう1機を所持していなければならない。<br />
:つまり本作でジェガンやザク改を手元に残したい場合、上記の強力MSやロザミアの加入を諦めるorスーパールートを通るしかない。<br />
:なお一部の攻略本では「『悲しい記憶(太平洋ルート)』でも入手できる」と誤記されている。<br />
:この他、宇宙では味方[[NPC]]である[[エゥーゴ兵]]も乗る。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}<br />
::陸の地形適応がBからAに上がったほか、[[ジムIII]]と[[ガンタンク]]の強制廃棄イベントがなくなった為、そちらをロザミアのイベントに回すこともでき、結果的にリアルルートでも強力な機体を入手しつつ本機を最終面まで残すことが可能になった。<br />
::ただしザク改やヤクト・ドーガとの選択イベントは健在なので、最終的に手元に残せるのはこの三者のうち2機までである。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}<br />
:補充物資とか[[ヘビーガン]]が出ない代わりで[[ビルギット・ピリヨ]]の乗機として加入したりなど、ルートにもよるが[[ザク改]]以上に妙にジェガンをやたら入手することになる。しかし今回はラスト登場の[[百式]]を除いて[[Ζガンダム]]、[[リ・ガズィ]]、[[スーパーガンダム]]に次ぐ性能を誇る(火力だけならスーパーガンダムと互角)ので、序盤はエース級が使い、後半はお気に入りのMSパイロットが乗り回す。実弾系兵器や射程のあるP兵器を持っているのもポイント高い。おそらくジェガンに最もお世話になるSRWだろう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:シナリオ「訣別(後)」で敵として大量に出現。全機もれなく6段階[[改造]]されているが、それでも[[ガブスレイ]]にすら及ばない程度の性能。調子に乗って倒し過ぎると[[ブラン・ブルターク|ブラン]]に敵対感情を持たれるが、特にデメリットは無い。実利を求めるなら、[[サイコガンダムMk-II]]を落とす為の気力上げや育成の遅れたパイロットのレベル上げに遠慮無く貢献してもらおう(ただし、全滅させない様に)。<br />
:その後は、[[エル・ビアンノ|エル]]が乗って強制出撃+無改造の[[旧ザク]]([[ジュドー・アーシタ|ジュドー]])と一緒に孤立状態、さらに施設防衛という笑えないシナリオがある。火力的に太刀打ちできるのが[[ドムII]]くらいで、[[オーラバトラー]]には攻撃が当たらないので無理させないように。どのジェガンに乗るのかは内部データ依存(改造段階や強化パーツは無視、インターミッションでの確認不可能)なので、強化パーツをつける場合はどれに乗るのかリセットを駆使してでも確かめておかないと無駄になる。不要なユニットを下取りに出すイベントにおいて、性能がよくなくても思い入れのあるユニットやユニットのバリエーションを残したい場合に、数があるジェガンが犠牲に下取られることになりやすい。<br />
:直後のシナリオとなる「ソラと大地のケモノ」で打ち上げ基地の護衛(味方[[NPC]])として[[ジムIII]]・[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]と共に配備されるが、[[マサキ・アンドー|マサキ]]に「'''頼りなさそうな護衛だな'''」と毒づかれる。実際、ほとんどの場合敵軍の先鋒となる[[ラインX1]]に歯が立たず瞬殺されてしまう。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:ケーラ、ビルギットの搭乗機として入手するほか、NPCの連邦軍兵が乗り込み[[衝撃のアルベルト]]に粉砕されたり(『64』に次いで二度目)、強化兵の操る[[ベルガ・ギロス]]に蹂躙されたりと[[やられメカ]]的な扱いを受けている。当然ながら性能も低く、機体も武器も良いところが無い。唯一上げるとするなら、パーツスロットが4つあることくらいか。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
::<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:条件次第で[[アムロ・レイ|アムロ]]が第6話で搭乗し、以降は[[カツ・コバヤシ|カツ]]の搭乗機として入手する。『α』から武器の射程が伸びたほか、何故かサーベルのCT補正が+40へと激増している。だが最大火力は少し物足りない上に、パーツスロットが3から4に増えた[[量産型]]が多数いるため、パーツスロットで勝るという利点も消えてしまった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:前作『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では[[ヘビーガン]]に席を譲っていたが、[[機動戦士ガンダムF91|F91]] が参戦作品から外れたため再び戻ってきた。[[カツ・コバヤシ|カツ]]や[[モンド・アガケ|モンド]]の搭乗機として入手するほか、[[レプリジン]]や連邦軍が扱う機体として敵や味方で登場する。なお、敵と味方とでは微妙に性能が異なる。<br />
:基本的には『第2次α』のヘビーガンと同じだが、2つのライフルの弾数が増えたことや[[Bセーブ]]の技能が追加されたこともあり使い勝手は良くなった。同じP属性[[全体攻撃]]の[[ΖΖガンダム|ΖΖ]]のハイメガキャノンと比べ火力は劣るものの、気力制限が無いため速攻性能の高さで上回り、スペシャルモードで15段階まで改造すると火力も上回る。しっかり手をかければ良い切り込み役になれる。改造費の安さも魅力ではあるが、射程・空適正の悪さを補わないのなら無理やり使うほどでもない。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:『第3次α』から9年ぶりの登場。カツ、ハサウェイが乗る他、敵としても登場する。機体パラメータの低さに加えて、全体攻撃や際立った特殊能力もないため[[リゼル]]が空いた後は、本機には乗り手がいない状態が多い。カスタムボーナスでアシスト武器の攻撃力が上がるので、サブとして使うのが無難か。<br />
:また、実戦のデータを使ったシミュレーションを行う場面がスパロボでは初めて再現されており原作同様ハサウェイとクェスが体験している(恐らくデータはカツの物と思われる)。<br />
:[[パラダイムシティ]]では強化されたボロボロの無人機がギラ・ドーガとタッグで襲ってくる。連邦軍所属機と交戦するステージもある。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:逆シャア仕様の緑のジェガンとコンロイが使用するエコーズ仕様の黒いジェガンが登場。<br />
:緑色のノーマル機は前作と同様の使い勝手。敵として登場するステージもあるが、敵用グラフィックが用意されていないため味方用の反転となっている。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:宇宙編中盤で[[コンテナ]]から入手できる隠しユニット。初期値は雑魚そのものだが[[改造]]段階が高く、たっぷり[[資金]]を投入すれば化ける。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:序盤から使用可能。ケーラ機は後にハサウェイが乗る。[[量産型νガンダム]]フラグを満たさなかった場合チェーン機も登場。性能は低いが、ケーラの乗っていたジェガンを[[改造]]しておくと、過去世界で[[フォウ・ムラサメ]]が乗るものに引き継がれるので第20話の攻略が少し楽になる。条件達成でジェガンが[[ガンダムMk-III]]に変化するが、改造引き継ぎは変わらない。ただし、この場合ジェガンは入手できなくなる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}<br />
:ユニットアイコンのみ登場。地球連邦軍の主力MSの一角のはずなのだが、[[クランシェ]]や[[GN-X IV]]の出番が圧倒的に多く、ジェガンを見かけることはめったにない。<br />
:なお、本作に参戦している宇宙世紀作品は『UC』のみのため、正確に言えばジェガンD型であると思われる。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:敵としてゼネラル・レビル配備型のA2型が、自軍ユニットとして[[ジェガン (エコーズ仕様)|エコーズ仕様]]が登場。通常機はマップアイコンのみ。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:味方としても敵としても登場。味方のものは『第3次Z』の流用だが、敵のものは『V』のA2型をベースにしているため戦闘アニメが異なる。[[ケルベス・ヨー|ケルベス]]が乗って参入する。 <br />
:『Gレコ』関連シナリオで登場しパイロットも同作の人物だが、図鑑の登場作品は逆シャアとなっている。<br />
:『Gレコ』本編においてはクラシック・コレクションとして登場していたが、本作ではヘルメスの薔薇の設計図から作られた驚異の新型機という触れ込みで、[[キャピタル・アーミィ]]の新型モビルスーツとして登場する(当然だが、「超高性能」という意味ではなく、生産性や操作性の高さといった、「優秀な量産機」という意味での『驚異』である)。そしてジュドーから即ツッコミが入り、からくりが明かされるまでは宇宙世紀のジェガンをコピーしたものだと思われていた。<br />
:[[モラン]]と最弱の座を争う機体であるが、サーベルとバルカンを所持しパーツスロットが一つ多い為こちらがやや有利か。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:第5話や第6話では敵として登場。自軍用としては宇宙ルート第12話でシャングリラ・チルドレンが担当する3機(エル機・モンド機・イーノ機)を入手する。<br />
:但し、[[エル・ビアンノ|エル]]の乗っていた機体は次のシナリオでジュドーが持ち出した挙げ句、[[ΖΖガンダム]]に改造値を引き継ぎ消滅する(エル自身はジュドーが借りていたMK-IIのパイロットに復帰する)ため、結果的に後者2機の入手になる。<br />
:前作を意識してか、入手時[[アストナージ・メドッソ|アストナージ]]が「何百年後も名機として称えられそうな予感がする」と評する場面がある。<br />
:なお、デフォルトで'''同じ武器構成のリ・ガズィ(MS)より火力が高い'''<ref>リ・ガズィのカスタムボーナスにより、バルカンとビームサーベルの威力は抜かれてしまうが、ジェガンのカスタムボーナスにより、'''ビームライフルの威力はジェガンの方が上回ったまま'''となる。</ref>。というよりも、無改造の時点でも「ビーム・ライフル」名義の武装に限れば'''所持する機体の中で火力が一番高い'''<ref>二番目は[[ザクIII改]]で、[[リ・ガズィ]](MS)並びに[[Hi-νガンダム]]と続く。</ref>。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:スーパー系主人公の場合は序盤に[[ルー・ルカ]]が、リアル系主人公の場合は序盤後期に[[エマ・シーン]]が自軍に加わる際に乗ってくる。中盤に入りかかる頃で[[コウ・ウラキ]]も初登場時に乗っているが、こちらは入手できない。また、ゲリラの乗るジェガン(と[[ザク]])が[[衝撃のアルベルト]]に'''素手で粉砕される'''イベントがある。<br />
:例によって初期能力はさほどでも無いが、改造段階が高く手間をかければ終盤でも十分通用する。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:序章ワールド2にて登場。本作ではユニットアイコンのみ。第2話では廃棄された[[新早乙女研究所]]の監視部隊として、[[インベーダー]]に撃墜される。第7話では'''[[ボルテスV]]開発参考用'''の本機に[[剛光代]]が搭乗し、[[スカールーク]]に[[特攻]]する。<br />
:また1章Part13では同じくユニットアイコンでハサウェイの乗る機体が登場している。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:通常機はマップアイコンのみの登場。ロボット図鑑には登録されないが、ステータスそのものは設定されている模様。<ref>「Hello! New World!!」等で出撃時に存在している連邦兵搭乗のジェガンのステータスを確認することができる。</ref><br />
:ゼネラル・レビル配備型のA2型はリゼル同様[[ゼロロボ]]として登場する他、[[IIネオ・ジオング]]に操られた機体も敵機として登場。ユニットとして登場するジェガンが自軍運用できず、敵機でしか登場しないという初の作品となった。<br />
:[[エルネスティ・エチェバルリア|とある人物]]には初見で「量産機としての優秀さ」を讃えられた。<br />
:戦闘アニメは基本的には『V』の流用ではあるが、冒頭の演出が変更された他バルカンの戦闘アニメが一新されている。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;バルカンポッドシステム<br />
:頭部右側に装備された小型機関砲。[[ガンダムMk-II]]のバルカンポッドの発展型だが、あちらと違ってオプション装備ではなく、頭部右側から弾倉を装填する半固定武装である。<br />
;シールド<br />
:対ビームコーティングが施された複合防御兵装。ビームに耐えるよりも「逸らす」「弾く」事に重きを置いて開発されており、作中でもビーム兵器に対し一定の防御力を発揮する描写が見られる。<br />
:『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』ではナックルバスターを正面から防ぎきっている一方、更に性能向上している『[[機動戦士ガンダムF91|F91]]』ではCV軍のマシンガンやビームガンで本体ごと容易く粉砕されており、兵器や火力の進歩を如実に表す対比となっている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では衝撃のアルベルトにシールド防御の上から粉砕されていた。<br />
:;[[ミサイル|ミサイルランチャー]]<br />
::シールド側面に2連装の発射口を2基内蔵している。<br />
::A2型や後の『F91』に登場する機種の物は4連装x2に増設されている。<br />
::『第3次α』では単独版は無く、ビームライフル(連射)の演出で使用。本作以後のミサイルやグレネードは他の武器の演出に組み込まれるケースが多くなっている。<br />
:<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:右腰に装備。本機の唯一の近接白兵武器。<br />
:『第3次Z』『X』の戦闘アニメでは、一瞬だけバイザー奥のモノアイが輝く演出がある。<br />
;ハンドグレネード<br />
:手投げ式グレネード。左腰に3個装備。<br />
:SRWではよくP属性武器として扱われる。<br />
:原作で手に持って投げる描写が無い事や他のMSの持つグレネード系武装が自律推進武装として描写されることが多い事もあってか、SRWでも自律推進射出される演出が多い。<br />
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]<br />
:本機のメインウェポン。取り回しを重視した短銃身型となっている。また、速射やレーザーの様な細い指向性照射への切り替えも可能。<br />
:バリエーション・時代経過により形状や威力が大きく異なっている。<br />
:ハサウェイはこの武器で[[クェス・パラヤ|クェス]]を亡き者にした[[リ・ガズィ]]を撃墜、同時に[[チェーン・アギ|チェーン]]を殺害してしまう。なお、小説版(『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]』)では、シャアを倒そうとしたハサウェイのミスで[[α・アジール]]を撃墜し、自分自身でクェスを殺す事となった。<br />
<br />
==== オプション装備 ====<br />
;ハイパー・バズーカ<br />
:小説版(『逆襲のシャア べルトーチカ・チルドレン』)のカセットブック版で使用。この武器で[[クェス・パラヤ|クェス]]の[[α・アジール]]を撃墜してしまった。<br />
;シールド<br />
:A2型が持つミサイルを増設した新型シールド。左腕に1基装着。<br />
:;ミサイルランチャー<br />
::シールド内に4連装の発射口を2基内蔵している。<br />
:<br />
;BR-87Aビーム・ライフル<br />
:[[ハイザック]]や[[マラサイ]]と同型のビームライフル。[[シャイアン基地]]に配備されていた機体が使用。<br />
;新型ビーム・ライフル<br />
:[[クロスボーン・バンガード|バーナム]]所属機が装備。ビームランスを形成し、射出することが可能。<br />
:;サブマシンガン<br />
::ビームランス射出後はサブマシンガンとして運用する。<br />
;90mmショートマシンガン<br />
:D型護衛隊仕様が装備。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;ビームライフル(連射)<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、ビームライフルを連射するパターンアタックが[[全体攻撃]]として採用されている。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]・[[宇宙|宇]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;「ビーム・ライフル」の攻撃力+300<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』。<br />
;「ビーム・ライフル」の攻撃力+300、射程+1<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』。射程が伸びた。<br />
;「ビーム・ライフル」の攻撃力+400、射程+1<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』。今度は攻撃力が上がった。何気に登場する度にカスタムボーナスが強化されている。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:メイン戦闘[[BGM]]として数多くの作品で採用。<br />
;「BLAZING」<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』にて採用。<br />
<br />
== 主な関連機体 ==<br />
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AC%E3%83%B3#.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムWiki]を参照。<br />
<br />
=== バリエーション ===<br />
;[[GUNDAM:ジェガンD型|ジェガンD型]](SRW未登場)<br />
:『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場したジェガンのマイナーチェンジ機。<br />
:;[[GUNDAM:スターク・ジェガン|スターク・ジェガン]](SRW未登場)<br />
::『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場した指揮官用の特務仕様機。肩部ミサイルランチャーや追加装甲を装備し、火力支援型である[[ジムIII]]のコンセプトを引き継いでいる。<br />
::肩部ミサイルランチャーは[[フルアーマー・ユニコーンガンダム]]の追加武装として使われている。<br />
:;[[ジェガン (エコーズ仕様)]]<br />
::特殊部隊「エコーズ」仕様の改修機。<br />
;[[ジェスタ]]<br />
:ジェガンをベースに開発された上位機種。<br />
<br />
=== 関連機 ===<br />
;[[ジム]]シリーズ、[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]<br />
:ジェガンはこれらの機体の集大成である。<br />
;[[ガンダムMk-II]]<br />
:細部がガンダムMk-IIに似ており、参考にされたと思われる。<br />
;[[リゼル]]、[[アンクシャ]]<br />
:ジェガンのパーツを多数利用した量産型可変MS。<br />
;[[ヘビーガン]]<br />
:ジェガンを小型、スケールダウンした機体。<br />
;[[フルアーマー・ユニコーンガンダム]]<br />
:ジェガンの3連装ハンド・グレネード・ユニットを武装として追加している。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『[[逆襲のシャア]]』公開当初は「[[ガンダム]]と互角の性能」という設定だった<ref>実際にFCソフト『ガチャポン戦士』シリーズやSFCソフト『[[SDガンダム]]GX』など古いガンダムゲームではこの設定が反映されており、ジェガンとガンダムは近い性能になっていることが多かった。</ref>。当時の設定ではガンダムの性能は現在より遥かに高く、[[グリプス戦役]]時代の[[MS]]でも並ぶものは少ないという感じだったため、今から見ると失笑物のこの謳い文句でも箔付けになった。<br />
**だが、後のOVA作品等で[[一年戦争]]中にも[[ガンダム]]と互角(あるいは上回る性能)の[[量産機]]が多数存在していたことになった為、現在ではこの設定は抹消されているものと思われる。<br />
*『[[機動警察パトレイバー]]』の[[AV-98イングラム]]とは同じ[[スタッフ:出渕裕|出渕裕氏]]によるデザインであり、頭部が似ているとネタにされることが多い。<br />
**それを意識してか、[[SDガンダムシリーズ]]の1シリーズである『SD戦国伝』に登場する、ジェガンをモチーフとした「慈絵丸」「自衛丸」(どちらもジェガンと読む)はメインカラーが白と黒で肩にパトランプ型の意匠を持たせるなど<ref>加えて、[[太田功|ゴーグル付きのバリエーション]]も存在。</ref>、意趣返しともいえるデザインとなっている。このうち「自衛丸」は1989年公開の劇場用作品『SDガンダムの逆襲』にて登場するが同時上映は奇しくも『[[機動警察パトレイバー the Movie]]』であった。<br />
*[[モビルスーツ]]には珍しくフロントスカートがない<ref>側面はハンドグレネイドの設置も兼ねて存在する。</ref>。これは「作画の手間(の軽減)を考慮した」というデザイナーの意図による。以降のデザインには定着せず<ref>他作品でも、[[ガンダムエクシア]]など、僅かにしか存在しない。</ref>、当のジェガンでも約20年ぶりにリデザインされたD型にはスタークジェガンへのアタッチメントも兼ねて極めて小ぶりながら腰部装甲が追加された<ref>そのスタークジェガンを始めとする派生機には一般的な連邦MSと同様の腰部装甲が追加された物も多い。</ref>。<br />
**ついでに、胸部の排気口が異様に小さいのも特徴的。これも派生機ではより一般的な見た目のものに変更されている物もちらほら。<br />
*バックパックから伸びた二本のスラスターが特徴的だが、『[[逆襲のシャア]]』では180度回転させて正面に向け、緊急後退などに使われていた。<br />
**映像化されているギミックにもかかわらず、プラモデルなどの立体物やSRWなどのゲームでもなぜか再現されていない。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
※ここではD型も扱う<br /><br />
*プラモデル<br />
<amazon>B000IB0BPU</amazon><amazon>B002BRUGJ0</amazon><amazon>B001FBKMOW</amazon><amazon>B000U6UN74</amazon><br />
<amazon>B010UDNYZY</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B0002U3E8S</amazon><amazon>B000XHJNYO</amazon><amazon>B000UKMTG8</amazon><amazon>B0043OF9D2</amazon><amazon>B00D77VOLW</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:ジェガン]]<br />
*[[GUNDAM:ジェガンA2型 (ゼネラル・レビル配備機)]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しえかん}}<br />
[[category:登場メカさ行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%82%B9&diff=450817
メタス
2023-02-25T08:07:42Z
<p>わんわ: /* 装備・機能 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Methuss]]<ref>[http://www.z-gundam.net/ms/index.html#ms05 Mobile Suit]、機動戦士Ζガンダム、2022年2月4日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::可変モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::MSA-005]]<br />
| 全長 = <br />
;【MA時】<br />
:[[全長::21.8 m]]<br />
| 全高 = 26.0 m<br />
;【MA時】<br />
:6.2 m<br />
| 本体重量 = 27.8 t<br />
| 全備重量 = 52.4 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1,640 kw<br />
| スラスター推力 = 18,600 kg×3(背部)<br />10,600 kg×2(脚部外側)<br />
;総推力<br />
:77,000 kg<br />
| アポジモーター数 = 12<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 11,300 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|エゥーゴ}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::ファ・ユイリィ]]<br />[[パイロット::レコア・ロンド]]<br />
}}<br />
'''メタス'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』および『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[Ζプロジェクト]]により[[アナハイム・エレクトロニクス]]で開発された初の[[可変モビルスーツ]]。<br />
<br />
=== 機体概要 ===<br />
元々は可変機構の実験機として開発されていた。[[モビルアーマー]]形態に[[変形]]可能で、機動性が高い。<br />
<br />
しかし、上半身と下半身を3本のアクチュエーターで接続しているだけであるために強度は低く、格闘戦はあまり得意ではない。また、武装も貧弱。<br />
<br />
==== モビルアーマー形態 ====<br />
[[変形]]した形態。メタスはモビルアーマー形態での運用を基本としている。<br />
<br />
高い運動性と速度を誇り、宇宙戦闘機としては十分な性能を発揮した。反面大気圏内での運用には適していない。<br />
<br />
[[Ζガンダム]]に比べシンプルな変形機構が評価され、量産を考慮した[[ΖII]]や[[リゼル]]はメタスの変形機構が参考にされている。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
[[グリプス戦役]]中盤に[[アーガマ]]の戦力として配備され、当初は[[レコア・ロンド]]が搭乗していた。レコアが[[エゥーゴ]]を離反した後は補欠要員だった[[ファ・ユイリィ]]が専任パイロットとなり(尚、レコア機はヤザンとの戦闘で完全に爆発しているので、ファ機は2号機と思われる)、[[ティターンズ]]の高性能[[MS]]群に苦戦を強いられるが、その高い機動力を活かし、最後まで戦い抜いている。時々、撃破される事もあったが、パイロットは脱出しているため、生存率は意外と高い。<br />
<br />
[[第1次ネオ・ジオン抗争]]の序盤でも運用されたが、アーガマの物資・人員不足もありほとんど修理出来ていない状態で使用されていた。「[[ガザD|ガザ]]の嵐隊」との戦闘では接近戦で胴体フレームをへし折られてしまい、下半身を失っている(乗っていたのが素人同然の[[トーレス]]だったのも一因だが)。最後は[[ジュドー・アーシタ]]の[[Ζガンダム]]を庇って[[ハンマ・ハンマ]]の攻撃を受け、そのまま[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]へと流されていった。<br />
<br />
劇場版においては、1号機と新たに2号機である「'''メタス2'''」がアーガマに配備されている。1号機はΖガンダムや[[Gディフェンサー]]と共に搬入され、レコアの乗機となった。また、TV版の[[ゲルググ]]の代わりに[[百式]]のメガ・バズーカ・ランチャーのエネルギー供給用の機体としても使用された。その後の戦闘で[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]の[[ハンブラビ]]に撃墜されている。2号機はファ・ユイリィが乗り込み、弾薬の補給や損傷機回収の為の支援機として運用されていた。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
前半で貴重な[[飛行]]可能、かつ[[修理]]機能を持ったユニット。基本はファの初期機体扱いで、彼女のSRW参戦回数の恩恵を存分に受けているユニットともいえ、仮にも原作前半主役機の'''[[ガンダムMk-II]]より登場回数が多く、初登場も先である'''。<br />
<br />
武装が貧弱なため戦力になる事は少ないが、[[乗り換え]]可能な[[修理]]ユニット、またはパイロットのレベル上げ用として最後までお世話になる事が多い。<br />
<br />
[[修理装置]]は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』における性能を再現した物だが、原作で弾薬の補給を行う支援機としての運用がされていたのに[[補給装置]]は『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』まで実装されなかった。ゲームシステムレベルでの自軍の支援手段が増加した影響もあってか、同作からはZシリーズ以外でも何らかの形で両装置を有する仕様が定番化している。<br />
<br />
なお、MS形態のあまりに貧弱な上半身と下半身の接続方法故か、MA形態の方が装甲が厚い事が多い。<br />
<br />
上述通り参戦回数は最多クラスに位置するものの、機能面のテコ入れはシリーズを通じてほとんど行われていない。上述の補給装置の追加や、[[強化パーツ]]運用の面で補強が行われる程度で、戦闘力はほぼ水平飛行水準。登場を重ねたプレイヤー側のユニットは[[やられメカ]]の[[量産機]]でさえ強引気味に武装を追加される傾向があり、ある意味、[[旧シリーズ]]以来これほど仕様が変わり映えしないのは珍しい。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。[[ファ・ユイリィ]]がパイロット。最初の内は貧弱な支援機的な性能に思えるが、高レベルになるにつれどんどん素早さが上がり、レベル50で素早さがカンストし、[[νガンダム]]以上の素早さとなる。よって、後半になると修理だけでなく、積極的に戦闘に参加させることもできる。自分自身の修理も可能なため、特に1対1の戦闘に滅法強く、レベルが十分で相手が単体であれば例え相手が[[ヴァルシオン]]だろうと[[グランゾン]]だろうと、一応メタスだけで倒すことが出来る。ヴァルシオンはともかく、グランゾンをメタス単体で倒すにはとてつもない時間が掛かるだろうが…。<br />
:FC版の本作のみ後半より武装がアームビームガン→ビームサーベル(MS)/メガ粒子砲(MA)に変更される。原作で未所持のメガ粒子砲は射程はあるがビームサーベルより威力は低い。前半はアームビームガンの射程が1のみなので攻撃手段が乏しいが、後半は状況に応じて変形し、近距離・遠距離の攻撃を使い分けた戦法が可能になる。<br />
:PS版では『F』準拠の性能なため戦闘能力は低いが、修理でレベル上げが可能になった。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
::システムの大幅変更により、上記のような活躍はできない。修理で経験値も入らないが、序盤では貴重な「飛行できるMS」であり、空が飛べず移動力も低い[[ガンダム]]・[[Vガンダム]]・[[ガンイージ]]より快適に移動できるので武器を改造すると意外に強い。序盤で山岳や森林の多いマップが出てきたら、[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]をこちらに乗せてみるのも手。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:文字通り生命線。他の修理役もそうだが、どれだけ鍛えるかによってゲームの難度が大幅に変わってしまうほどの重要ユニット。HP・装甲の改造は惜しまずに。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:リューネの章序盤でファが乗ってくる。リューネの章では唯一の修理役の為に重要性は高い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})<br />
:第1話(『S』では2話)からファの乗機として登場。強制廃棄はされず、[[ユニット捨てる|任意で廃棄する]]事もできないので最後まで残る。<br />
:ただでさえ基本性能が控えめなうえに、序盤から出現する[[ヘビーメタル]]に対してかなり不利な武装をしてるため戦力と数えるには厳しいが、序盤では貴重な飛行MSであり初期ユニットの中では破格の限界反応を持っているので[[リ・ガズィ]]入手までは武器2つを少々改造してから[[アムロ・レイ|アムロ]]を乗せてみても面白い。<br />
:なお本作の敵ユニットは修理・補給能力を持つ機体を優先的に狙うルーチンが組まれており、その中で本機は貴重なリアル系であるため、改造しておくと囮役として最適なユニットになる。<br />
:素の攻撃力はMSでも最低クラスで、また反撃が選択できるようになったため修理装置の恩恵も減った。しかし移動力は極めて高く、アイテム回収に向いている他、[[ミデア]]救出マップではその機動力と修理能力で大活躍する。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}<br />
:今回から修理で[[経験値]]が入るようになったので、ガンダム系パイロットのレベル上げに使われる。『第4次』と異なり修理・補給ユニットが優先的に狙われる仕様はなくなった(HPの少ないユニットが優先される)ため、HPと装甲を中心に強化していくといいだろう。<br />
:[[ゴラオン]]の救援に機動力の高さを理由に1ステージだけ[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が搭乗して強制出撃するステージがある。戦闘能力という点では若干不安なようでジュドー本人は不満気だったところをファに睨まれる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:やはり修理要員として最後まで現役。『F』から通して、最初から最後まで活躍する唯一のユニットとなるだろう。<br />
:また孤立した味方や[[NPC]]の救助を行うシナリオが全編通して多いため、それらのマップはメタスがいるかどうかで難易度が天と地ほど変わる。特に[[ハルル・アジバ|最終決戦]]はメタスを出さないだけで縛りプレイの領域となる。<br />
:時には修理のために前線に出る必要もあるので、改造は決して怠らないようにしたい。もし無改造のままなら早急に資金を注ぎ込もう。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:登場はかなり前倒しされていて、[[ガンダムMk-II]]奪取前から[[アーガマ]]に積まれている。それでも原作通り、最初はレコアが乗っている。序盤では貴重な飛行ユニットで移動力もあることから戦闘にも回せる。<br />
:MS形態の地形適応が全てB以下という冷遇機。MA形態との優位性がビームサーベル(+[[切り払い]])位しかない。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:修理ユニットとしては悪くないが、修理だけでなく[[補給]]も可能な[[ホワイトアーク]]や[[ブルーガー]]の方が優秀。戦闘ユニットとしては、武器改造効率が良いため最終攻撃力はそこそこ、P属性射程5で飛行可能ではあるが、武器の対地性能と弾数に不安がある。パーツスロットも含めた移動能力では今作トップなのでアイテム回収をさせる手もある。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:コストが1で修理装置があり、[[変形]]によって空を飛べる為、小隊員機として優秀。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:『第2次α』と同じ。ちなみにオプションの「ガイダンスシナリオ」にも、[[アラド・バランガ|アラド]]が操作するユニットの一体として登場する。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Z}}<br />
:修理装置を持つ為、被弾する事が前提であるスーパー系の小隊員に向いている。レコアとファの2機が入手できるが、レコア機は撃墜されて使用不可になる(改造費用は戻ってくる)。MS形態とMA形態でPLAの射程や地形適応が違うので注意。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:単機出撃制になり[[サブオーダー]]が導入されたため、[[資金]]稼ぎ要員育成機としてガンダム系で乗り回される。<br />
:MA形態が武装1つなのはお約束だが、それがP武器で射程3。最終的には自軍最低の最大射程ユニット(形態)となってしまう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:基本は前作と同じだが、フル改造ボーナスにより、なんと'''[[補給装置]]が実装される'''。なお、OZでは何故か他の宇宙世紀及びSEED系ガンダム共々封印扱いになっていた。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:前作から引き続きカスタムボーナスで補給装置が実装。スーパー系サブに向いている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:第1話から使用可能。『時獄篇』と同様、カスタムボーナスで修理装置と補給装置を両立できるため強力なMSが多数入手できる今作でもサブユニットとして長く使っていける。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:シナリオ「サイン・オブ・ゼータ」でファが乗ってくる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2第1部}}<br />
:第1話から使用可能。地上では高低差によって援護できるかどうかが変わるため、序盤では戦闘にもかりだされる。HPをパーツで上げておこう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}<br />
:地上にあるものとは別の機体が登場。序盤から使用できる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}<br />
:当たれば確実に落ちるうえに、[[トリプル・ジム]]が本格参戦するので立場が危うい。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:第1話から使用可能。修理、補給ユニットが優先して狙われる第3部からは修羅の道。弱小ユニットほど[[改造]]幅の大きい本作の仕様上攻撃力だけは人並みレベルにできるが、主武装となるビームガンの射程や装弾数が心もとない為使い勝手は悪い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
:第1話から使用可能。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:リアル系ルート第2話でファが乗ってくる。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::フル改造ボーナスで「'''戦艦と同じ消費系パーツの使用方法が可能'''」となる。終盤の[[木連]]ルートでは[[ドン・ザウサー]]という強敵が待ち構えており、戦艦ユニットの[[ナデシコ|ナデシコ(Yユニット)]]はパーツスロットが2つしか無いため、フル改造ボーナス付のメタスに[[火星丼]]を4つ搭載すると非常に役立ってくれる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:過去の世界で登場。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:宇宙ルート第4話から使用可能。中盤以降は[[ホワイトアーク]]の方が役立つ。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:第35話でファが乗ってくる。歴代でも最遅レベルの参戦。相変わらず宇宙世紀MSでは唯一の修理(と補給)持ちなのでレベル上げには使えるが、戦闘に参加させることはまず不可能。ファを使うなら、エース(またはグレートエース)になるまでは他の機体で撃墜数を稼ぐか、サブオーダーで撃墜数を稼ぐと良いだろう。十分な撃墜数を稼げたら、あとはメタスで修理・補給に専念すれば良い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:第29話で加入。加入時点で3段改造済みなのですぐにでも5段階まで改造しよう。今回も修理(と補給)持ちだが、補給の方はカスタムボーナスで追加される機体が多い上に両方持ちも対抗馬が3機も存在する為、それらと比べて参戦時期が遅い本機はやはり使われにくいが、ファの精神コマンドが相変わらず優秀なのと、レスキューユニットを装備させたい機体が少なくないことを考えると、そのままファを乗せて使うのも十分に有用である。<br />
:なお、同シナリオ終了後は条件を満たせば特殊な[[強化パーツ]]である「エクストラアームズ」を得られる。武器攻撃力の低い(特に武器が一つしかないMA形態)本機との相性が極めて高いため、そのまま装備させても構わないだろう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:第11話より登場。本作では、修理と補給を1機でこなせるのは、本機を除くと[[ゲシュペンスト]]だけで、しかもあちらはサポート能力においてファが搭乗する本機に大きく劣るため、参戦の早さと合わせて、『V』や『X』と比べて支援機としての重要性が増したと言えるだろう。<br />
:ファの撃墜数の稼ぎにくさもサブオーダーの仕様変更により改善されたため、「ファを他の機体に乗せ換えて撃墜数を稼ぐ」という必要が薄れたのも、本機にとって追い風になっている。ファ以外のパイロット候補は、[[イーノ・アッバーブ|イーノ]]あたりだろう。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:特定ルートを通ると[[メタス改]]に強化され、攻撃力が大幅に上がる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:ファが乗っている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:C・SSRアタッカー、Rシューターが登場。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:ファが加入すると同時に入手。本作ではルオ商会からの補給物資として搬入されている。<br />
:今作は過去作より強化された「エクストラアームズ」系の強化パーツが手に入る為、サポートのみならず火力要員なメタスも夢では無くなっている。<br />
:本作では修理装置、補給装置を両方を強化パーツ無しで保持できる通常ユニットは本機のみとなっている特徴がある<ref>戦艦であればAoSアップデート適応後の[[ドライストレーガー]]も両方所持する。</ref>。<br />
:なお、MS形態の戦闘アニメ開始時に機体が動いていないにもかかわらずバーニアを吹かすSEが鳴る。これが不具合かどうかは不明。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:ファが乗り登場。本作には修理装置自体が存在せず、性能は低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;[[ビーム・サーベル]]<br />
:脚部に6本マウントしている。斧状のビームを形成する事も出来る。<br />
:何故6本も持っているのかは不明。機体の強度を考えれば接近戦は不得手なはずなので、ますます不可解である。弾薬の補給を行う支援機として運用をされていた事を考えると、他のMSへと譲渡する<ref>特に腕部にエネルギー供給経路が無く、他機体の装備の受け渡しや鹵獲が出来ないガンダムMk-II向けの内容である可能性が高い。</ref>という、補給の一種として複数所持していたのかもしれない。<br />
:ごく一部のゲームでは必殺技として6本同時に投擲を行うオリジナル技も存在するが、SRWではこちらは未採用。<br />
:『X-Ω』ではアタッカータイプの通常攻撃に採用。<br />
;アーム・ビーム・ガン<br />
:両腕に固定装備されている小型ビーム砲。使用時は砲身を180°回転させ、グリップを握って射撃する。MA形態時はグリップ無しで発射可能。<br />
:SRWではMS形態は移動後攻撃不可で射程が少し長いビームライフルの同系武装、MA形態ではやや射程が短くなるが移動後使用可能という扱いになっている事が多い。<br />
:『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃に採用。<br />
:;アーム・ビーム・ガン(連射)<br />
::『X-Ω』での必殺スキル。<br />
<br />
==== オプション武装 ====<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に二門搭載されている(と思わしき)バルカン砲。<br />
:TV版第23話にて牽制として発射しているシーンがあるが、デザイン上では銃口が存在しないので作画ミスの可能性が高い。<br />
:SRW未採用。SRW以外でも採用された例はない。<br />
;[[ミサイル]]<br />
:腕部からグレネードランチャーのように発射されるミサイル。TV版第38話にて使用されていたものの、こちらも設定上は存在しない為作画ミスの可能性が高い。<br />
:ごく一部のゲームでは採用された例はあるものの、それ以外ではSRWを含め未採用。<br />
;クレイ・バズーカ<br />
:火力不足を補うために携行式武装。[[ΖII]]の装備を逆輸入した設定で同機のようにバックパック部分に2丁マウントしている。<br />
:一部ゲームでは採用している例はあるが、ほぼオリジナル設定の為SRWでは未採用。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[変形]]<br />
:[[MA]]形態へ変形する。[[移動力]]、[[運動性]]、[[装甲]]が全て上昇するので、基本的にMA形態で運用する事の方が遥かに多い。<br />
;[[修理装置]]<br />
:『ZZ』第10話では使用不能になった[[Ζガンダム]]のライフルを修理している<ref>ただし、実際に修理を行ったのは本機から降りた生身のファ本人。</ref>。SRWにおける本機の存在意義とも言える能力。<br />
:[[小隊]]制の作品等では[[HP回復]]と同じ効果も持つ。<br />
;[[補給装置]]<br />
:前述通り作中でも補給・支援機としての描写がある。『第2次Z再世篇』以降カスタムボーナスとして追加された能力。その為、最初から持っているわけではない。<br />
:支援機としての使い勝手が飛躍的に上昇する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:[[MS]]形態時。<br />
;[[空]]<br />
:[[MA]]形態時。[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;超合金Z<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』で採用。<br />
;戦艦と同じ[[強化パーツ]]の使用方法が可能。<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;修理によるHP回復量が2倍になる<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で採用。<br />
;特殊能力『[[補給装置]]』を得る<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』から『[[スーパーロボット大戦X|X]]』までの作品で採用。ようやく原作の再現をされた。<br />
;特殊能力『[[補給装置]]』を得る。装甲値+200。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』にて採用。<br />
;「モビルスーツ戦~交戦」<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』、『[[スーパーロボット大戦F|F]]』、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』など多くの作品で[[BGM]]として採用。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にて。<br />
;「水の星へ愛をこめて」<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』にて。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[メタス改]]<br />
:ハイメガキャノンを装備した武装強化型。<br />
;[[GUNDAM:ガンキャノン・ディテクター|ガンキャノン・ディテクター]](SRW未登場)<br />
:『Z-[[MSV]]』『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』に出演。<br />
:名前は[[ガンキャノン]]ではあるがメタスのフレームを流用しており、それを活かした簡易変形機能を持つ。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:開発に際しメタスで得たデータが反映されている。<br />
;[[ΖII]]、[[リゼル]]<br />
:メタスの変形機構を参考にしている。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*企画段階では[[ハンブラビ]]が「メタス」という名称になる予定であった。<br />
*『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』で退場してしまった理由として、「モノアイのMSは敵方」という了解が製作側に出来てしまった事がある。味方から敵方に移されてしまった[[シュツルム・ディアス|リック・ディアスの後継機]]と同じ事情である。<br />
*「[[コンパチヒーローシリーズ]]」の1つ『ロストヒーローズ』(PSP/3DS)でも、メタスは数多の歴代ガンダム達を差し置いて、'''女性人格'''でアシストサブ登場を果たしている。<br />
**バンプレスト作品におけるメタスの優遇は謎というより、もはや伝統なのかも知れない。<br />
*「[[SDガンダムシリーズ]]」でもメタスは女性キャラとして登場することが多いが、『[[SDガンダム外伝]]』の僧侶メタスは珍しく'''男性人格'''<ref>カードダスでは性別を示す描写はないが、OVAでは男性である[[声優:菊池正美|菊池正美]]氏が声を当てている。</ref>である。<br />
**またこの僧侶メタスは、顔が何故か本来のモノアイではなく[[ジェガン]]に似たゴーグルアイになっている点でも異端な存在である。上記の「モノアイ=敵」という点を考慮して変更されたのだろうか。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000EGD44Y</amazon><amazon>B000GTLOU0</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:メタス]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:めたす}}<br />
[[Category:登場メカま行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:機動戦士Ζガンダム]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BCS&diff=450741
バルゴラ・グローリーS
2023-02-23T19:57:33Z
<p>わんわ: /* 概要 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z}}({{登場作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|連獄篇}} / {{登場作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇}})<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|明貴美加}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::スフィア搭載機]]<br />
| 全高 = 19.8 m<br />
| 重量 = [[重量::58.8 t]]<br />
| 動力 = <br />
*ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉(本体)<br />
*[[スフィア]]「悲しみの乙女」(ナウティラス・カーバー)<br />
| 原型機 = [[バルゴラ・グローリー]]<br />
| 改修 = [[サイデリアル]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|グローリー・スター}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::セツコ・オハラ]]<br />
}}<br />
'''バルゴラ・グローリーS'''は『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[新世時空震動]]で[[翠の地球]]に飛ばされた[[バルゴラ・グローリー]]が、同機を入手した[[サイデリアル]]の技術者達の手により[[改造|改修]]された姿。<br />
<br />
VWFSの出力増強を目的としたブースターポッドが追加され、最高速度が大幅にアップした。また、[[スフィア]]研究において地球より遥かに上のレベルにあるサイデリアルによってガナリー・カーバーにはスフィアの制御システムが加えられた。これは、より効率的に[[次元力]]を引き出すと同時に、使用者の意思をダイレクトにスフィアに伝えるためのものであり、これまで以上にスフィアと搭乗者であるセツコの一体化に成功し、破格の攻撃力を引き出す事となった。また、スフィアの[[覚醒]]によって有機・生物的な形状に変質していたガナリー・カーバーは、元のバルゴラの物に近い機械的な形状の外装が追加されている。サイデリアルにとっては[[蒼の地球]]側の技術の実験台でもあり、[[翠の地球]]の技術が詰め込まれている。<br />
<br />
反面、武装がガナリー・カーバー頼みという弱点は全く解消されていない。それどころか、スフィアの力で戦うことを前提にしているためか本体依存の武装でスフィアの影響を受けられないレイ・ピストルは外されている。<br />
<br />
前線基地で保管され、スフィアの実験に使われる予定だったが、セントラル・ベースで[[バルビエル・ザ・ニードル|オリオン]]がクラッキングしたデータから場所が割れ、奪還戦においてセツコがサード・ステージへと覚醒したことにより自律起動、彼女の搭乗機としてサイデリアルとの戦いに身を投じることとなった。<br />
<br />
なお「S」は「スター」のことで、フルネームは「バルゴラ・グローリースター」となる。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇}}<br />
:初登場作品。第10話でセツコが乗り換える。[[エイクロス・カスタム]]の改造を引き継ぐ。攻撃力が絶対的に不足しており、強力な機体とは言い切れない。後の『天獄篇』でもそうだが、[[マップ兵器]]の「ハイ・ストレイターレット」が優秀なので、特殊スキルの[[ヒット&アウェイ]]と[[戦術待機]]でアシスト役に徹するのがベスト。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:蒼の地球ルート11話で加入し、中盤で最強武器が追加される。改修前にあったヘルブ・ストライクが削除されたため、P武器が射程2止まりのバーレイバー・サイズと気力が必要なGSコンバット・アクションしかない上に「加速」が無い、追加される最強武器が非P属性のALL武器、セツコがデフォルトで援護攻撃を持っていない、と主人公機の中では若干癖が強く使いづらい部類。<br />
:傾向の似ている[[リ・ブラスタT]]の方はクロウが援護攻撃と「加速」、加入時点からP属性の全体攻撃を持つためその点が浮き彫りになりがち。「集中+」を生かしたサブに回すか、養成で援護攻撃をつけるのがいいだろう。一撃の火力はそこそこあるのでマキシマムブレイクのお供に。推奨タッグはジェニオン。エースボーナスの相乗でダメージが跳ね上がる上、ヒビキの援護攻撃を存分に生かせる。メインを張る場合はヒット&アウェイがほぼ必須となるので、「加速」の使えるユニットと組みたい。<br />
:ちなみにザ・グローリースター解禁時には[[アン・アーレス]]とのイベント戦闘があるが、実はここでアン・アーレスを撃墜してイベントを起こすと'''999999ダメージをたたき出す'''(バグによるオーバーフロー)。なお、その上は[[大雷鳳#対決・名場面|こちら]]参照。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;ナウティラス・カーバー<br />
:ガナリー・カーバーが「悲しみの乙女」の影響で変化した姿で、これが正式名称。主兵装にして生命線。「悲しみの乙女」はこれに搭載されているため、これがなくなると相変わらず何も出来なくなる。サイデリアルの改良によって変異前のガナリー・カーバーを模した外装が追加され、より精密な次元力の制御が可能になった。<br />
:;バーレイバー・サイズ<br />
::バーレイ・サイズの発展型。エネルギーエッジを出力して切り裂き、間合いを取ってから刃を飛ばして切り裂く。<br />
:;ブイ・ストレイターレット<br />
::ライフリングした弾丸で射撃。<br />
:;ハイ・ストレイターレット<br />
::高出力のビーム射撃。任意方向1列を攻撃するタイプの[[マップ兵器]]。<br />
:;GSコンバット・アクション<br />
::グローリー・スターの戦技による連続攻撃。ブイ・ストレイターレットの弾幕で牽制した後ヘルブ・ストライクで突っ込み、「悲しみの乙女」の力を乗せたジャック・カーバーで一刀両断する。<br />
:;ザ・グローリースター<br />
::部隊名「グローリー・スター」の名を冠すバルゴラ最強の武器。この武装の使用時のみガナリー・カーバーの外装が展開し改良前の姿が一部垣間見れる。連獄篇では使用できない。ちなみにグローリーの時と異なりナカグロが一つ減っているほか、改造前と構えが微妙に違う(以前は右脇に抱えていたのが、体の正面で構えている)。<br />
::なお、ポジションに着くまでに[[ブレイヴ|おとめ座軌道を描く]]。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[バルゴラ]]<br />
:大本の機体で、1号機。<br />
;[[バルゴラ・グローリー]]<br />
:この機体を改修して作られた。<br />
;[[ガンレオン]]、[[リ・ブラスタ]]、[[アリエティス]]、[[聖王機ジ・インサー]]、[[尸逝天]]、[[ジェミニア]]、[[ジェニオン]]、[[プレイアデス・タウラ]]、[[アン・アーレス]]、[[シュロウガ#シュロウガ・シン|シュロウガ・シン]]<br />
:他の[[スフィア搭載機]]。<br />
<br />
{{バンプレストオリジナルの登場メカ}}<br />
{{DEFAULTSORT:はるこら くろおりい えす}}<br />
[[Category:登場メカは行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカは行]]<br />
[[Category:第3次スーパーロボット大戦Z]] <br />
[[Category:Zシリーズ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%88SP&diff=450740
アクシオ・スコートSP
2023-02-23T19:51:36Z
<p>わんわ: /* 武装・必殺武器 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|金丸仁}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 人型機動兵器<br />
| 動力 = プラズマバッテリー<br />
| 開発 = [[開発::アクシオン財団]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|スコート・ラボ}}<br />
| パイロット = [[パイロット::クロウ・ブルースト]]<br />
}}<br />
'''アクシオ・スコートSP'''は『[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アクシオ#関連機体|アクシオ・ナイトバード]]のカスタム機。外見上はカメラアイが赤から緑に変更されている点が異なる。<br />
<br />
[[リ・ブラスタ]]の再調整の間の代機として[[クロウ・ブルースト|クロウ]]に与えられた機体で[[ブラスタ]]の武装を装備し、彼の戦闘スタイルに合わせた調整を行われている。また、切り替え式のターボチャージャーを装備しているためクロウの技量と瞬間的に高めた機体の出力によって単独でのACPファイズを可能としている。[[尸空]]との戦闘で破壊されたが、[[リ・ブラスタT]]の転送座標の機能も搭載されていたため乗り換えと共に放棄された。この時クロウが背負うことになる[[借金]]は転送代金の他に本機の値段、改修費も含まれている。軽量化が図られているため、バーグラーより重量が少なく原型機より10t近く軽い。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇}}<br />
:4話からクロウの搭乗機として使用可能。11話に[[リ・ブラスタT]]と入れ替わる形で離脱。<br />
:期間限定運用の機体ながら戦闘アニメはなかなかに作りこまれている。特に「ACPファイズ」は必見。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 通常装備 ====<br />
;AX-55 EAGLE<br />
:アクシオン製の電磁加速式ガンランチャーで本機の主兵装。<br />
:基本的に[[ブラスタ]]にて装備していたものと同じものなので同様の武装が使えるはずだが、本機ではEMネットとベイヨネット・スパイカーは使用しない。<br />
:;EAGLEショット<br />
::その場で対象に向かってEAGLEの連射、その後対象に接近にして前転後に再度連射を行う。<br />
:;クラッチ・スナイパー<br />
::グレネード部分をパージ後にロングバレルに交換、長距離狙撃を2射行う。<br />
:;電子チャフグレネード<br />
::AX-55 EAGLEの下部グレネードアタッチメントから射出されるチャフグレネード。<br />
::[[ブラスタ]]同様、単体武装として採用されておらず、ACPファイズの冒頭で使用する。<br />
;EMダガー<br />
:電磁短刀。おそらく[[アクシオ|アクシオ・スコートSP・VRマキシマII]]や[[アクシオ・バーグラー]]が装備していたものと同じ。<br />
:本機では単体武装としては未採用で、ACPファイズの〆に使用する。<br />
<br />
==== 必殺武器====<br />
;ACPファイズ<br />
:正式名称「アサルトコンバットパターン・ファイズ」。元[[ファイヤバグ]]隊のクロウの十八番であり、本人曰く「呆れるほどに有効な戦術」。<br />
:動きとしては[[ブラスタ]]で行ったモノを踏襲しており、チャフグレネードでかく乱しつつEAGLEを連射で対象を追い込み、最後にEMダガーで突撃を行う。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|連獄篇]]』。これが無いとACPファイズの射程が2~3と狭いので重要。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「CLOSE GAME LIFE」<br />
:『連獄篇』。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[アクシオ]]<br />
:<br />
;アクシオ・ナイトバード<br />
:[[アクシオン財団]]が販売していたアクシオのカスタム機で、本機の原型機。<br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:あくしお すこおとSP}}<br />
[[Category:登場メカあ行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカあ行]]<br />
[[Category:第3次スーパーロボット大戦Z]]<br />
[[Category:Zシリーズ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%BF&diff=450739
ブラスタ
2023-02-23T19:50:29Z
<p>わんわ: /* 通常装備 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|小野聖二}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = DMバスター(対[[次元獣]]用機動兵器)<br />
| 型式番号 = [[型式番号::DMB-00]]<br />
| 全長 = [[全長::18.3 m]]<br />
| 重量 = [[重量::62.6 t]]<br />
| 動力 = VX<ref>正確にはローマ数字の5であり、クゥインティプルエックスと読む。</ref>([[スフィア]]「揺れる天秤」)<br />
| 開発者 = [[開発::トライア・スコート]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|アクシオン財団}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::クロウ・ブルースト]]<br />
}}<br />
'''ブラスタ'''は『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アクシオン財団]]第13防衛研究所、通称スコート・ラボが開発した対次元獣用機動兵器「'''DMバスター'''」の試作1号機。<br />
<br />
次元獣に対抗するための破格のスペックを持ち、機動性と索敵能力に長ける機体。カートリッジ換装によって様々な状況に対応可能なAX-55EAGLE(電磁加速式ガンランチャー)とフィールドを発生させる左腕のシールド「バンカー」が主武器。クロウは借金の肩代わりの見返りとしてこの機体での各種データ収集を担当することになる。<br />
<br />
動力としてカルロスが持ち込んだ「VX」なる正体不明のエンジンを搭載しているが、その正体は12個存在する[[太極]]の欠片とされる[[スフィア]]の1つ「揺れる天秤」。搭乗したクロウがこれの資格者となったが、同じく搭載機である[[ガンレオン]]のマグナモードや[[アリエティス]]、[[バルゴラ・グローリー]]のガナリー・カーバーと比べると、ブラスタはどこまでも「機械」であり「ロボット」という範疇から出ていない。[[スフィア]]に深くかかわった兵器が有機的・生物的な特徴を有するようになることを考えると、未だクロウが完全に共鳴していないことが原因と見られる。<br />
<br />
万能機を目指して設計されているが、様々な状況に対応する特性のまるで異なる武装、次元獣に対抗するための開発者いわくパイロットの失神上等のピーキーな機体スペックと操作性、更に高精度な情報収集能力を一つの機体に詰め込んでいるためバランスはお世辞にも良いとは言えず、結果としてクロウの技量ありきの機体となっている。<br />
<br />
クロウが最初に乗り込んだ際にはリミッターを掛けられていたため「アクシオンの機体らしい、クセの無いマイルドな仕上がり」と返している。そのため解除した際の「この機動性なら、俺流で戦える」と返した事を考慮すると'''機体スペックの大半を抑えていたことになる'''。<br />
<br />
[[破界事変]]後、量産試作機の[[ブラスタEs]]が開発された。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:初登場作品。<br />
:本作の主人公機。主人公選択がないので、必ずこの機体を使用することになる。序盤の選択によって近距離武器と遠距離武器の選択が可能で、選んだ選択肢によって得意武器と一部の武器の演出が変化する。<br />
:本作では戦闘演出に力が入っており、クラッチ・スナイパーを除くすべての武装にトドメ演出が存在する。しかし、間が大きめに開く演出が多く全体的に尺が長く、近年の作品ようにフェイズ別のスキップ演出や加速機能が無いため戦闘アニメを見る場合、テンポが悪いと評するユーザーも多かった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:主人公機ながら第15話「マン・アズ・ビフォー」が初登場。今回は『破界篇』で選択式だった格闘・射撃双方の武装を持っている。なお、[[ブラスタEs]]の改造をそのまま引き継ぐため、第14話までに目いっぱいEsを改造しておくと非常に楽。<br />
:戦闘アニメに関しては前作のテンポに関する評判を受けてか全体的に間や演出が調整され、大きく改善されている。中でも長かったACPファイズに至っては、動きが追加されたにも関わらず10秒ほど演出が短縮されている。ただし、一部武装はこれに伴いトドメ演出がオミットされた。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 通常装備 ====<br />
;AX-55 EAGLE<br />
:アクシオン製の電磁加速式ガンランチャーで本機の主兵装。二門の砲口があり、下部の砲口はカートリッジとオプションの変更によって捕獲や突撃、狙撃と武器の性質が変化する兵器となっている。<br />
:EAGLEは英語で「鷲」のことだが、ブラスタEsのFALCONやリ・ブラスタのRAPTORと合わせて考えると、戦闘機「F-15 イーグル」が由来と思われる。<br />
:;EAGLEショット<br />
::高速移動を行いながらセミオートにて対象に6射撃つ。破界篇ではトドメ演出として、命中後にマガジン交換を行い敵に接近、回り込みながら連射して撃ち抜く。ダメージ表示タイミングが通常演出とトドメ演出が同じな為、トドメ演出ではダメージ表示後に演出が続く。<br />
::再世篇ではトドメ演出自体がオミットされたが、全体的な流れは同じ。変更点は全体的なアニメーション速度とマガジン交換がカットされた事とダメージ表示タイミングが変更されたのみ。<br />
:;クラッチ・スナイパー<br />
::EAGLEのグレネードアタッチメントをパージ後にロングバレルに換装し狙撃を行う。<br />
::破界篇では合計3発撃つが、最初の2発を外し最後の1発だけが命中する。破界篇しようとしては珍しくトドメ演出はなし。最初の2発はデータ収集やけん制の為に外していたとされる。<br />
::再世篇では構成が変更されトドメ演出が追加。通常演出では2発のみ射撃し命中させ、トドメ演出にて3発目を撃ち込む形になった。<br />
:;グレネード<br />
::AX-55 EAGLEの下部グレネードアタッチメントから射出されるグレネード。<br />
::単体では使用せず、後述のACPファイズにて「円の動きで追い込んだ後の集中砲火」で使用する<br />
:;電子チャフグレネード<br />
::AX-55 EAGLEの下部グレネードアタッチメントから射出されるチャフグレネード。<br />
::単体では使用せず、後述のACPファイズの最初の牽制にて使用する<br />
:;EMネット<br />
::グレネードのマガジン換装にて使用可能になる対次元獣用の捕獲兵器。所謂ネット弾。これ自体に攻撃力はないと思われ、後述するスタンロッドと合わせて使用するものと思われる。<br />
::単体では使用せず、ベイオネット・スパイカーの演出内でのみ使用する。<br />
:;ベイオネット・スパイカー<br />
::グレネードのマガジン換装にて使用可能になる近接戦闘用装備。破界篇、再世篇共にEMネットやスタンロットとの連携にて使用する為、運動性低下の[[特殊効果]]を持つ。<br />
::戦闘アニメではグレネードのマガジンをEMネットに換装し、ネット弾を2連射して敵を捕縛し、スタンロットにてスタンさせたところに突撃を行う。トドメ演出では切り抜けた後に払いの演出がある。<br />
::再世篇では戦闘アニメは大きくは変更はないが、各攻撃間の間が大幅に削減されテンポが改善されている。<br />
;スタンロッド<br />
:腰部に装着された対次元獣用の捕獲兵器。射出した杭が対象に突き刺さった後に放電を行い相手をスタンさせる。<br />
:単体では使用せず、ベイオネット・スパイカーの演出内でのみ使用する。<br />
;バンカー<br />
:左腕に装備してあるシールド。表面から発生するフィールドで敵の攻撃を防ぐだけでなく、これ自体がワイヤード・ブレードとなっているため、そのまま斬りつけたり、先端を射出して刺突するという方法もある。<br />
:;バンカー・ブレイク<br />
::有線式シールドバンカーを射出して対象を貫く。破界篇ではトドメ演出としてバンカーを回収後にバンカーにて斬り抜く。EAGLEショット同様にダメージ表示タイミングが通常演出とトドメ演出が同じな為、トドメ演出ではダメージ表示後に演出が続く。<br />
::再世篇ではトドメ演出自体がオミットされ、回収後の斬り抜く動きはなくなった。<br />
;SPIGOT<br />
:4機のリング状の随伴装備。「物体の移動と変換のための空間確率干渉器」、つまりVX(揺れる天秤)から発生される莫大なエネルギーを制御するための機能が付いている。これによって、VXのエネルギーを暴発させずにブラスタの攻撃力に転換できる。ただし、エネルギー源であるVXの出力を引き出せなければ使いこなせないため、実質[[スフィア・リアクター]]であるクロウ専用の装備。<br />
:単体武装としては未使用だが、SPIGOT-VXにて使用する。<br />
;ステルス機能<br />
:破界篇2話でのみ使用し、イナクトのお披露目の会場近くに隠れていた。<br />
:作中ではGN粒子の散布によって強制的に解除されるまでは全く気付かれておらず、かなりの高性能であることを伺わせるが、特殊能力等では採用されなかった。<br />
<br />
==== 必殺武器====<br />
;ACPファイズ<br />
:正式名称「アサルトコンバットパターン・ファイズ」。[[ファイヤバグ]]で用いられている複数の機体で行う連携戦術パターンを元にしており、元隊員のクロウの十八番でもある。本人曰く「呆れるほどに有効な戦術」。<br />
:電子チャフグレネードを3発撃ち込みながら、シールドバンカーを射出して相手を拘束、それを軸として中央を周り込みながらEAGLEを発砲、速やかに火力を集中し最後に突撃して〆る。名前の「ファイズ」はギリシャ文字の「Φ(ファイ)」のことで、この一連の動きがこの文字に似ているのが由来。<br />
:破界篇では選択肢によって最後の突撃の内容が異なり、射撃では相手に急接近してEAGLEを中央に撃ち込み、格闘では相手に急接近してバンカーで中央を両断する。<br />
:再世篇では最後の突撃部分はこの二つの演出を合わせ、急接近しつつEAGLEを撃ち込み最後にバンカーで両断という演出に変更。また、連射速度やモーション開始のスピードが速くなっており、破界篇に比べると10秒近く短くなっている。<br />
:先述の通り元々は複数の機体で行う連携戦術で、敵機を複数人で包囲(ターゲットを中央に固定)し、囲んだ状態で集中砲火(そのまま速やかに火力を集中)。隊長機による格闘攻撃(最後は中央を突破)という流れなのだが、クロウはこの一連の流れを単機でやってのけるあたり、彼の技量とブラスタのポテンシャルがうかがえる。<br />
;SPIGOT-VX<br />
:SPIGOT4基とリンクし連携を行う攻撃パターン。本機における最強必殺技。選択によって性能・演出が変わる。再世篇では2つがそれぞれ別の武器として併用使用可能になった。<br />
:いわゆるスフィアを使用した攻撃だが、スフィアの発動音は格闘でのみ鳴る。<br />
:;SPIGOT-VX(射撃)<br />
::機体後方に展開したSPIGOTとの連続射撃で牽制した後、SPIGOTを機体前方、横一列に配置し「フォーメーション・スプリットライン」で一斉発射。その後SPIGOTを機体胸部のVX前方に一直線に配置、VXから発射したエネルギーをSPIGOTで集束し、相手を縦に切り裂く。<br />
:;SPIGOT-VX(格闘)<br />
::「フォーメーション・ショットガン」にてSPIGOTをチャクラムとして飛ばし相手を引き裂いた後、SPIGOT3基で取り囲んで相手を拘束、ブラスタはベイオネット・スパイカーと残ったSPIGOT1基を直結し巨大化させて突撃、相手を貫いた後は全機を結集した後頭上に掲げ、全てのSPIGOTから刀身を展開して粉砕する。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;盾装備<br />
:左腕のシールドバンカーで[[シールド防御]]する。<br />
;[[EN回復]](小)<br />
:スフィアの無限動力によってエネルギーが回復する。といっても殆ど実弾頼りなので、有り難みはあまり無い。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:背中のウイングによる[[飛行]]が可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:通常のMSと大差ないのでこのサイズ。以降の改造機まで殆ど全長は変わらず、改良を重ねてきた装備によって膨大なエネルギーを扱う。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
; 移動力+1、特殊能力『EN回復(小)』を得る<br />
:[[第2次Z破界篇]]<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「CLOSE GAME LIFE」<br />
:クロウ・ブルーストのテーマ。接戦の生活と訳せるが、返してはまた増える借金との戦いとも読むプレイヤーも。あながち間違っていない。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;ストレート・フルクラム<br />
:ブラスタの整備のためにスコート・ラボに戻ったクロウをインペリウムが急襲する。整備中のブラスタの代わりにカスタムタイプのアクシオで迎撃するクロウだったが、続いて現れたパールネイルの前に劣勢を強いられる。さらにはアイムまでもが現れ、整備の終わったブラスタと、クロウにそれを届けるため操縦していたエスターが危機に陥る。アイムがクロウに課した二択は、エスターか自身、どちらの命を取るかという非情なものだったが、クロウはその選択を強いるアイムを叩き潰すことを選択。アイムの指示でパールネイルが割り込むが、構わずクロウは乗り換えたブラスタで吶喊。その強い意志によって目覚めた「揺れる天秤」は新兵器「SPIGOT」の起動を可能とし、スフィアの力はパールネイルを一撃のもとに退けるのだった。<br />
;二つのACPファイズ<br />
:復興の進むリモネシアでファイヤバグに追われるエスター。海岸線付近まで後退した時、マリリンと直下の部下4機が追って来る。彼女らがエスターに放った攻撃は、ファイヤバグの定石「ACPファイズ」だった。だが、追撃がかかろうとした瞬間、海の方向から飛び込んできた白い機体が、Esを包囲するうちの1機に襲い掛かる。そう、先ほど彼らが放ったのと同じアサルトコンバットパターン・ファイズで。攻撃を追えて滞空するその機体は、次元獣バスター0号機・ブラスタだった。<br />
;獅子との邂逅<br />
:ジェラウドとの激闘の中、挑発に乗り激高したクロウ。だが、その怒りはあまりに不自然だった。仲間達の声も届かず、周りの状況もまるで見えていないその様子に、ロジャーは彼の持つ「揺れる天秤のスフィア」の副作用を知る。それは、共鳴条件である「迷いにもぶれない強い意志」…それのみに支配され、正常な判断が出来なくなることだった。混乱の中、自身を庇って次元獣化したエスターのことも目に入らず、ただジェラルドを追おうとするクロウ。そこに突然現れたのは、獅子を象った無骨な機体…「傷だらけの獅子」、[[ガンレオン]]であった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[アクシオ]]、[[アクシオ・スコートSP]]<br />
:ブラスタのデータを流用した改造機がいくつか登場している。<br />
;[[次元獣]]<br />
:ブラスタの戦闘対象。<br />
;[[ガンレオン#ガンレオン・マグナモード|ガンレオン・マグナ]]、[[バルゴラ・グローリー]]、[[アリエティス]]、[[聖王機ジ・インサー]]、[[ジェミニア]]、[[ジェニオン]]、[[尸逝天]]、[[プレイアデス・タウラ]]、[[アン・アーレス]]、[[次元将ヴィルダーク|次元将ヴィルダーク(次元将形態)]]、[[シュロウガ・シン]]<br />
:他のスフィア搭載機。機械的にスフィアの力を引き出している本機とジ・インサー、ジェニオンを除いたほとんどの機体は生物・有機的な特徴を有している。<br />
;[[エメラルダン]]<br />
:顔を合わせるなり真っ二つにされた。<br />
;[[リ・ブラスタ]]([[リ・ブラスタR|R]]/[[リ・ブラスタB|B]]/[[リ・ブラスタT|T]])<br />
:本機のデータを基に創られた後継機。完全覚醒したスフィアに合わせて作られている。TはR・Bを統合した最終完成系。<br />
;[[ブラスタEs]]<br />
:本機の量産試作機。扱いやすさを重視している。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*ブラスタのフル改造にかかる費用は93万5千。つまり、トライアがクロウの借金をブラスタの開発費から捻出しなければ、フル改造出来た事になってしまう。ただし、ゲームの資金単位がGであると明言されてないので、この比較は間違いの可能性がある。そもそも、新型機などのフル改造が、高級マンション数軒分に劣り開発中の武装の製作費用の半分というのも考えづらいが、一方で『[[LOE]]』では改造費にも使われるクレジットが「1クレジット=10円」と明言されていた事を考えると一概にあり得ないとも言い切れない。<br />
*2012年5月(『再世篇』から数えるとわずか一ヶ月後)に、壽屋からS.R.G-S 1/144プラモデルが発売された。[[OGシリーズ]]以外の機体の登場としては初となる快挙である(その件の反映として、商品のキャッチコピーはシリーズ共通の「SUPER ROBOT WARS OG ORIGINAL GENERATIONS」ではない、「SUPER ROBOT WARS ORIGINAL MACHINE」である)。ただし著作権表記はOGシリーズと同様「(C)SRWOG PROJECT」となっている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B0072CKG1C</amazon><br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:ふらすた}}<br />
[[Category:登場メカは行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカは行]]<br />
[[Category:第2次スーパーロボット大戦Z]]<br />
[[Category:Zシリーズ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC&diff=450737
サスライガー
2023-02-23T19:43:37Z
<p>わんわ: </p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[J9シリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|銀河疾風サスライガー}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|三井猛夫}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 全高 = 22.5m<br />
| 動力 = ガソリンエンジン<br />
| パイロット = <br />
;【メインパイロット/ブラスターシフト】<br />
:[[ロック・アンロック]]<br />
;【テイクコントロール】<br />
:[[ビート・マッケンジー]]<br />
;【指揮】<br />
:[[ブルース・カール・バーンステイン]]<br />
;【ナビゲーション】<br />
:[[バーディ・ショウ]]<br />
}}<br />
'''サスライガー'''は『[[銀河疾風サスライガー]]』の主役メカ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ブルース・カール・バーンステイン|I・C・ブルース]]が商人[[D・D・リッチマン]]から購入したロボット。スペースマシン[[J9III号]]の機関車部分に[[変形]]し、[[ウォーカーマシン|動力はガソリンエンジン]]であるが宇宙航行も可能。<br />
<br />
元々はJ9ランドの元のオーナーのオーダーによって造られたが、J9ランドの経営を乗っ取られたオーナーが失踪し、買い手がつかなくなっていた。そのためビッグゲームに乗ったブルースにリッチマンが商談を持ちかけたことでJJ9の拠点兼切り札となったのである。なお、「サスライガー」という名前は自分たちが「銀河を'''流離う'''」ことに因んで後からブルースが命名したものである。<br />
<br />
[[ブライガー]]や[[バクシンガー]]と違いシンクロン理論を使用せず、J9III号も機関車部分にのみの変形で客車とその都度連結・分離する。またブルースが単身操縦したり、バーディ・ジミー・スージー・リッチマンだけで操縦される描写がある<ref>基本的に戦闘力が低下する事はないが、第10話では「2人乗りでは銃撃戦は不利」との発言があり、雑魚戦では普通に射撃戦を行っているがボスの機体は格闘戦で仕留めている。</ref>など、歴代J9主役ロボでも最も変則的な運用をされた機体である。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}<br />
:初登場作品。最強武器がビームライフルで、[[気力]]制限は105と低いものの若干パワー不足。<br />
:[[J9III号]]のバトレインカノンの方が攻撃力が高く、そちらの方が主力になりそうだが、[[合体攻撃]]はサスライガー形態でないと不能なので随時[[変形]]していくのが理想的。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO}}<br />
::武装にバトレインカノンを上回る攻撃力のイニシャルシュートが追加。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
ちなみに、出典では武器名を発言することがない。<br />
===武器・[[必殺武器]]===<br />
;格闘<br />
:ブライガー、バクシンガーのように近接武器を持たないため、原作でもパンチやキックが基本的な攻撃方法となっている。<br />
:『GC』ではパンチからキックをただ繰り出すだけだったが、『XO』では2連続パンチからの高速回し蹴りが中々かっこよく決まる。<br />
<br />
====武装====<br />
;ドラムバズーカ<br />
:両腕から発射される小型ミサイル。原作では戦車や戦闘機といった多数の小型メカ群を相手にする事も多く、連射の効くこの武器が重宝された。誘導弾や拡散射撃、ビーム等のバリエーションもあり、多用されている。<br />
;ビームライフル<br />
:原作劇中の台詞や『スーパーロボット大鑑Ver.2004』など一部資料では「ブラスターシュート」とされる。原作では地上から大気圏外の標的を狙撃出来る程の長射程距離。<br />
:非使用時は客車内に収納されているようであり、第12話では無人戦闘機形態からの変形ギミックも見せている。<br />
:『GC』では中射程P属性の武器になっており使い勝手や燃費はいいが、その分火力は必殺技にしては控えめ。戦闘デモでの迫力も必殺技としては見劣りする。<br />
;ビーム(仮称)<br />
:腹部の発射口から放射するビーム。第40話で使用。SRW未実装。<br />
<br />
====必殺技====<br />
;イニシャルシュート<br />
:ビームライフルを連射し、弾痕でタッチダウンの証である「JJ9」のサインを描き、「CIブルース」のサインが浮かび上がる。<br />
:毎回訪れた惑星の地表に訪問した証拠として撃ち込んでいたものを必殺技に落とし込んだ半SRWオリジナル技。<br />
:『GC』にはなく『XO』にて追加された新技。機体サイズの都合上、戦艦相手だと綺麗に決まる。<br />
<br />
===[[合体攻撃]]===<br />
;J9スペシャル<br />
:[[ブライガー]]・[[バクシンガー]]との合体攻撃。『GC/XO』では全合体攻撃中最大の攻撃力。サスライガーが先んじてビームライフルを撃ち込む。<br />
:しかし格闘と射撃が混合する武器のお約束として格闘武器であるため、[[ロック・アンロック|ロック]]と噛み合わない。<br />
:参加する機体の中で唯一Mサイズなので、サスライガーで攻撃を仕掛けてLLサイズのBODYに攻撃する場合は、お膳立ても必要になる。<br />
<br />
===[[特殊能力]]===<br />
;[[変形]]<br />
:[[J9III号]]に変形。サイズがMからLになり、メインパイロットがビートに替わる。<br />
<br />
===移動タイプ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:[[飛行]]可能。サスライガー・J9III号の両形態とも同様。同じガソリンエンジン動力の[[ウォーカーマシン]]とは違い、宇宙適応もAである。<br />
<br />
===[[サイズ]]===<br />
;M<br />
:ブライガーやバクシンガーよりも一回り小さい。変形すれば大型化するとはいえ、サイズ差が重要な『GC』では注意。<br />
<br />
==機体BGM==<br />
;「銀河疾風サスライガー」<br />
:OP主題歌。<br />
<br />
==関連機体==<br />
;[[J9III号]]<br />
:サスライガーが[[変形]]した機関車部分と3両編成の専用客車部分で構成されたスペースマシン。<br />
<br />
==商品情報==<br />
<amazon>B00198OLIE</amazon><br />
<br />
==余談==<br />
*当時の[[リアルロボット]]ブームの影響を諸に受け、デザイン・武装共に前作よりも地味なものになっている。<br />
*玩具は「バトレインC-3」という商品名でSL形態で梱包された状態で発売され、バトレインカノンの名称はそこから引用されている。前2作よりも無理のない変形機構で、差し替えパーツが無くなっているのも特徴(変形後のビームライフルが余剰パーツになる程度)。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:さすらいかあ}}<br />
[[Category:登場メカさ行]]<br />
[[Category:J9シリーズ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%B330&diff=449878
ヒュッケバイン30
2023-02-05T08:41:24Z
<p>わんわ: /* 装備・機能 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Huckebein 30]]<ref>Steam英語版にて確認。</ref><br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|カトキハジメ}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::パーソナルトルーパー]]<br />([[分類::ヒュッケバインシリーズ]])<br />
| 生産形態 = <br />
| 型式番号 = PT-XXX<br />
| 全高 = 19.8 m<br />
| 重量 = [[重量::53.2 t]]<br />
| 動力 =<br />
*主機 [[ブラックホールエンジン]](封印)<br />
*補機 [[プラズマ・ジェネレーター]]<br />
| フレーム = <br />
| 基本OS = <br />
| 開発 = <br />
| 主なパイロット = [[エッジ・セインクラウス]]<br />[[アズ・セインクラウス]]<br />
}}<br />
'''ヒュッケバイン30'''は、『[[スーパーロボット大戦30]]』の[[登場メカ|主役メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
=== 1号機 ===<br />
「XXX(XENOGENEICX-FACTORX-TYPE)プロジェクト」と呼称される計画で開発された人型機動兵器。プロジェクトの略称である「XXX」を「30」と言い換えて「ヒュッケバイン30(サーティ)」という名称が与えられている。<br />
<br />
頭部に装着された「XXX」の文字を象った「XXXバイザー」には各種データ取得用のデバイスが組み込まれており、バイザーの下はヒュッケバインと同じガンダム顔となっている。<br />
<br />
機体各所は追加装甲「パッチ・アーマー」や「ADテープ」などで補強されており、新型機であるにもかかわらず修復された外見を持ち、さらにメイン動力源は封印が施されている等、謎が多い。現状では補機の出力で稼働しているが、補機の性能も高く、戦闘に必要な出力は十分に賄える。見た目の印象は「仮面を着け、各部に傷を負った兵士」と言った風貌であり、主人公は「傷だらけで明日が見えない」という点でシンパシーを感じていた。<br />
<br />
正体は[[ドライストレーガー]]の素体となった艦と同じく、[[オルキダケア]]から齎された[[神文明エーオス]]の遺産である。<br />
<br />
=== 2号機 ===<br />
同じく「XXXプロジェクト」で開発された機体で、武装はドライストレーガーに存在していた1号機の予備を流用している。動力源は「[[プラズマ・ジェネレーター]]」ではなく、ほぼ同等の性能の物を搭載している。<br />
<br />
「XXXプロジェクト」外部に対するダミーとしての役目も兼ねており、「XXXバイザー」や「パッチ・アーマー」、「ADテープ」をそのまま模倣されているが機体仕様の一部を変更されている。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:2021年12月より開催される第9回制圧戦「流離の刃」にてゲスト参戦。パイロットはエッジ。攻撃&回避タイプ。<br />
:実装当初は「ダブル・グラビトン・ライフル」が未採用だが、代わりに新たに必殺技「ボウス・ハンズ・スラッシュ」が追加されている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。本作の主人公機で、主人公機は本機固定。初登場の格納庫のシーンでは、カトキ氏による描き下ろしの一枚絵が挿入される(この一枚絵ではXXXバイザーにもADテープが巻きつけられている)。<br />
:初期性能は機体・武器共にぱっとしないものの、キーミッション「戦いの大地へ」or「戦いの宇宙へ」でダブル・グラビトン・ライフルが追加される。最短5話でプレイ可能だが敵の数が多いため、不安なら他のミッションを先にプレイして戦力を増やしてから来ると効率的。<br />
:主人公のエースボーナス及びスキル「???」の効果でダメージを大きく増やせるため、武器追加後はボス戦での主戦力として十二分に働ける。だが気力制限がキツめのため闘争心や気力+系技能の育成に加え、[[援護攻撃]]役にするならEN、自分から攻め込むなら移動力を重点的に補強しておこう。<br />
:本作ではフル改造ボーナスから「強化パーツスロット増加」が無くなったが強力な強化パーツが比較的手に入りやすいため、改造はカスタムボーナス取得を最優先目標にすると良い。<br />
:キーミッション「定められた運命」or「進むべき道の先に」にて[[ヒュッケバイン30th|後継機]]に改造されるが、その後遺産ミッション「黄金の遺産 終章」にて選ばなかった主人公が[[修理装置]]付きの2号機に乗って加入する。30thの改造を引き継ぐため、こちらも即戦力となり得る。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 通常装備 ====<br />
;ビーム・ソード<br />
:刀身を重力波で形成する非実体剣。左右のサイドスカート裏に収納しており、使用時は下部から射出する形で取り出す。<br />
:『30』の戦闘演出では左手で抜刀し接近して斬りつける。<br />
:『DD』では斬撃属性の通常攻撃として採用。『30』とは異なり立ち絵でフォトンライフルを所持していないので、右手に抜刀して斬りつける。<br />
:R必殺技のメインアビリティは「危険察知 I」。気力120以上の時、敵ユニットのアクション時のみ回避率が増加する。サブアビリティは「運動性アップ I」。<br />
;フォトン・ライフル<br />
:手持ち式の光線銃。<br />
:[[ヒュッケバインMk-II]]が装備しているものと外見は同じだが、銃の白い部分が黄色に変更されている。<br />
:『DD』ではビーム属性のR必殺技として採用。メインアビリティは「[[見切り]] I」で、気力120以上のとき、命中率・回避率が増加する。サブアビリティは「攻撃力アップ I」。<br />
;リープ・スラッシャー<br />
:バックパックの羽部分に格納されている6つの扇型パーツを射出した後連結してリングを形成し攻撃する。<br />
:移動後に使用可能な長射程の格闘攻撃。初期では最も高威力だが、弾数が少なめなので確定状況なら他の武装で戦って節約したい。<br />
:『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。こちらは射出後にフォトン・ライフルを連射して相手の動きを封じる。<br />
:メインアビリティは「プラズマ・ジェネレーター」で、気力130以上のとき、攻撃力・運動性が増加する。攻撃&回避タイプの移動力が増加する(効果は重複可能)。ヒュッケバイン30装備時、戦闘回数に応じて攻撃力・照準値・運動性が増加する。斬撃属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップ III」。<br />
;グラビトン・ライフル<br />
:ヒュッケバイン30の最大火力。[[ヒュッケバインMk-III]]が装備しているグラビトン・ライフルと形状は似ているが、フォトン・ライフルと同様に銃の白い部分が黄色に変更されている。<br />
:本機は左右対称の物を2丁装備しており、連結させることでさらに高威力で発射することが出来る。連結時はセンサー部が右腕側が下部に、左腕側が上部に移動する。<br />
:『30』では単体では使用せず、ダブル・グラビトン・ライフルの演出内で使用する。なお、装備自体は当初からされていたものの扱うのが非常に難しいらしく、ダブル・グラビトン・ライフルの解禁まで主人公は意図的に使わないようにしていた。<br />
<br />
==== 必殺武器====<br />
;ダブル・グラビトン・ライフル<br />
:キーミッション「戦いの大地へ」or「戦いの宇宙へ」後半マップにて追加されるヒュッケバイン30の最大火力武装。長射程・移動後使用不可の射撃武器なのでデフォルト誕生日の「突撃」が活き、援護攻撃でも使いやすい。<br />
:『DD』では特殊属性のSSR必殺技。メインアビリティは「GSインジェクター」で、MAP兵器以外の最大射程が1増加する(効果は重複しない。効果の最も高いもののみ有効)。ダブル・グラビトン・ライフル命中時、装備中の使用回数が消費されている精神コマンドの中からランダムで1(特性+5で2に強化される)枠の使用回数を1回復する(元の使用回数を超えて回復をしない)。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップ III」。<br />
:『30』では両手に装備したグラビトン・ライフルを1発ずつ撃った後リープスラッシャーで追撃、最後に[[ウイングガンダムゼロ|連結させたグラビトン・ライフルの最大出力]]でトドメを刺すコンビネーション攻撃。トドメ演出でライフルを分離し、リープスラッシャーを回収しながら離脱する。<br />
:『DD』ではグラビトン・ライフル単体の射撃がカットされている代わりにグラビトン・ライフルの分離合体描写がわかりやすくなっている。<br />
;ボウス・ハンズ・スラッシュ<br />
:『DD』で追加された斬撃属性のSR必殺技。ビーム・ソードの二刀流による乱舞攻撃の後に突き刺す。<br />
:メインアビリティは「ガードブレイク II」で、気力120以上のとき、戦闘時のみ敵ユニットの防御力を減少させる。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップ II」。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[修理装置]]<br />
:「黄金の遺産 終章」にて加入する2号機のみ所持。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]・[[宇宙|宇]]<br />
:飛行不可。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;強化パーツスロット+1<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「流離の刃〜Sleeping beast〜」<br />
:エッジ・セインクラウスのメインテーマ。ボーカルは遠藤正明氏。直訳すると「さすらいのエッジ〜眠れる獣〜」となる。<br />
:元々作詞前の段階では後期曲となる予定だったが、「凶鳥 降臨!」と入れ替わった。<br />
;「Divine Beast」<br />
:アズ・セインクラウスのメインテーマ。ボーカルはM.A.R.Y. 4 TUNES。男性主人公と同様曲名に「beast」が入っている。<br />
:直訳すると「神獣」。意匠のベースとなった[[アッシュ (OG)|機体]]と歌詞内の「生まれ変わる」という言葉から「[[エグゼクスバイン|不死鳥]]」を指していると思われる。<br />
<!-- == 対決・名場面など == --><br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ヒュッケバインシリーズ]]<br />
:;[[ヒュッケバイン30th]]<br />
::本機の強化形態。<br />
:;[[ヒュッケバイン]]<br />
::ヒュッケバインシリーズの大本の機体。本体部分はこの機体がベースになっている。<br />
:;[[ヒュッケバインMk-II]],[[ヒュッケバインMk-III]]<br />
::ヒュッケバインの後継機達。フォトン・ライフルやグラビトン・ライフル等、一部武装が共通している。<br />
:;[[エクスバイン]]<br />
::ヒュッケバイン009の改造機。バックパックの形状はこの機体がベースになっている。<br />
;;[[アッシュ (OG)|アッシュ]]<br />
::大破したエクスバインに応急処置を施した姿。<br />
::ヒュッケバイン30はアッシュに似たデザインがなされているが、設定上のつながりはない<ref>[https://www.famitsu.com/news/202110/21238096.html 『スパロボ30』開発者インタビュー。オリジナル母艦“ドライストレーガー”の狙いや主人公機“ヒュッケバイン30”のデザインなどについて聞いた] 2022年11月14日閲覧。</ref>。<br />
;;[[ガリルナガン]]<br />
::ヒュッケバインに似せて偽装した異星人の機動兵器。バックパックの羽部分にスラッシャーを分割装備している点が共通している。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC]]「広がる未知の世界」では、[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|「目が2つついててアンテナもある」]]という理由で本機も[[ポセイダル兵]]に[[ガンダムタイプ|ガンダム]]扱いされてしまう。本機の場合は'''[[ヒュッケバイン問題|色々洒落にならない]]'''。<br />
**しかし、本機は後継機の30thと異なり、通常時はバイザー付きである。どうしてポセイダル兵は「目が2つついている」とわかったのだろうか?<br />
*上述の通り、アッシュと外観がよく似ているが、よく見ると細かな差異が確認できる。<br />
**バイザー:アッシュは「×字の傷」が入った物に対し、30は「3つのX(エックス)のレリーフ」を入れた物。<br />
**パッチ・アーマー:アッシュは「ほぼ全身」に纏っているのに対し、30は「両肩と左の大腿とスカート」に纏っている。<br />
**ADテープ:アッシュは「赤・白・黄の3色」を使用しているのに対し、30は「黄の1色」のみ使用。<ref>格納庫内で発見した際は、「赤色のテープ」がバイザーに巻かれていたが出撃時に剥がれている。</ref><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:ひゆつけはいんさあてい}}<br />
[[Category:登場メカは行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカは行]]<br />
[[Category:パーソナルトルーパー]]<br />
[[Category:スーパーロボット大戦30]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%BF&diff=449489
ブラスタ
2023-01-29T09:31:31Z
<p>わんわ: /* 登場作品と操縦者 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|小野聖二}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = DMバスター(対[[次元獣]]用機動兵器)<br />
| 型式番号 = [[型式番号::DMB-00]]<br />
| 全長 = [[全長::18.3 m]]<br />
| 重量 = [[重量::62.6 t]]<br />
| 動力 = VX<ref>正確にはローマ数字の5であり、クゥインティプルエックスと読む。</ref>([[スフィア]]「揺れる天秤」)<br />
| 開発者 = [[開発::トライア・スコート]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|アクシオン財団}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::クロウ・ブルースト]]<br />
}}<br />
'''ブラスタ'''は『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アクシオン財団]]第13防衛研究所、通称スコート・ラボが開発した対次元獣用機動兵器「'''DMバスター'''」の試作1号機。<br />
<br />
次元獣に対抗するための破格のスペックを持ち、機動性と索敵能力に長ける機体。カートリッジ換装によって様々な状況に対応可能なAX-55EAGLE(電磁加速式ガンランチャー)とフィールドを発生させる左腕のシールド「バンカー」が主武器。クロウは借金の肩代わりの見返りとしてこの機体での各種データ収集を担当することになる。<br />
<br />
動力としてカルロスが持ち込んだ「VX」なる正体不明のエンジンを搭載しているが、その正体は12個存在する[[太極]]の欠片とされる[[スフィア]]の1つ「揺れる天秤」。搭乗したクロウがこれの資格者となったが、同じく搭載機である[[ガンレオン]]のマグナモードや[[アリエティス]]、[[バルゴラ・グローリー]]のガナリー・カーバーと比べると、ブラスタはどこまでも「機械」であり「ロボット」という範疇から出ていない。[[スフィア]]に深くかかわった兵器が有機的・生物的な特徴を有するようになることを考えると、未だクロウが完全に共鳴していないことが原因と見られる。<br />
<br />
万能機を目指して設計されているが、様々な状況に対応する特性のまるで異なる武装、次元獣に対抗するための開発者いわくパイロットの失神上等のピーキーな機体スペックと操作性、更に高精度な情報収集能力を一つの機体に詰め込んでいるためバランスはお世辞にも良いとは言えず、結果としてクロウの技量ありきの機体となっている。<br />
<br />
クロウが最初に乗り込んだ際にはリミッターを掛けられていたため「アクシオンの機体らしい、クセの無いマイルドな仕上がり」と返している。そのため解除した際の「この機動性なら、俺流で戦える」と返した事を考慮すると'''機体スペックの大半を抑えていたことになる'''。<br />
<br />
[[破界事変]]後、量産試作機の[[ブラスタEs]]が開発された。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:初登場作品。<br />
:本作の主人公機。主人公選択がないので、必ずこの機体を使用することになる。序盤の選択によって近距離武器と遠距離武器の選択が可能で、選んだ選択肢によって得意武器と一部の武器の演出が変化する。<br />
:本作では戦闘演出に力が入っており、クラッチ・スナイパーを除くすべての武装にトドメ演出が存在する。しかし、間が大きめに開く演出が多く全体的に尺が長く、近年の作品ようにフェイズ別のスキップ演出や加速機能が無いため戦闘アニメを見る場合、テンポが悪いと評するユーザーも多かった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:主人公機ながら第15話「マン・アズ・ビフォー」が初登場。今回は『破界篇』で選択式だった格闘・射撃双方の武装を持っている。なお、[[ブラスタEs]]の改造をそのまま引き継ぐため、第14話までに目いっぱいEsを改造しておくと非常に楽。<br />
:戦闘アニメに関しては前作のテンポに関する評判を受けてか全体的に間や演出が調整され、大きく改善されている。中でも長かったACPファイズに至っては、動きが追加されたにも関わらず10秒ほど演出が短縮されている。ただし、一部武装はこれに伴いトドメ演出がオミットされた。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
==== 通常装備 ====<br />
;AX-55 EAGLE<br />
:アクシオン製の電磁加速式ガンランチャーで本機の主兵装。二門の砲口があり、下部の砲口はカートリッジとオプションの変更によって捕獲や突撃、狙撃と武器の性質が変化する兵器となっている。<br />
:EAGLEは英語で「鷲」のことだが、ブラスタEsのFALCONやリ・ブラスタのRAPTORと合わせて考えると、戦闘機「F-15 イーグル」が由来と思われる。<br />
:;EAGLEショット<br />
::高速移動を行いながらセミオートにて対象に6射撃つ。破界篇ではトドメ演出として、命中後にマガジン交換を行い敵に接近、回り込みながら連射して撃ち抜く。ダメージ表示タイミングが通常演出とトドメ演出が同じな為、トドメ演出ではダメージ表示後に演出が続く。<br />
::再世篇ではトドメ演出自体がオミットされたが、全体的な流れは同じ。変更点は全体的なアニメーション速度とマガジン交換がカットされた事とダメージ表示タイミングが変更されたのみ。<br />
:;クラッチ・スナイパー<br />
::EAGLEのグレネードアタッチメントをパージ後にロングバレルに換装し狙撃を行う。<br />
::破界篇では合計3発撃つが、最初の2発を外し最後の1発だけが命中する。破界篇しようとしては珍しくトドメ演出はなし。最初の2発はデータ収集やけん制の為に外していたとされる。<br />
::再世篇では構成が変更されトドメ演出が追加された。通常演出では2発のみ射撃し命中させ、トドメ演出にて3発目を撃ち込む形になった。<br />
:;グレネード<br />
::AX-55 EAGLEの下部グレネードアタッチメントから射出されるグレネード。<br />
::単体では使用せず、後述のACPファイズにて「円の動きで追い込んだ後の集中砲火」で使用する<br />
:;電子チャフグレネード<br />
::AX-55 EAGLEの下部グレネードアタッチメントから射出されるチャフグレネード。<br />
::単体では使用せず、後述のACPファイズの最初の牽制にて使用する<br />
:;EMネット<br />
::グレネードのマガジン換装にて使用可能になる対次元獣用の捕獲兵器。所謂ネット弾。<br />
::単体では使用せず、ベイオネット・スパイカーの演出内でのみ使用する。<br />
:;ベイオネット・スパイカー<br />
::グレネードのマガジン換装にて使用可能になる近接戦闘用装備。破界篇、再世篇共にEMネットやスタンロットとの連携にて使用する為、運動性低下の[[特殊効果]]を持つ。<br />
::戦闘アニメではグレネードのマガジンをEMネットに換装し、ネット弾を2連射して敵を捕縛し、スタンロットにてスタンさせたところに突撃を行う。トドメ演出では切り抜けた後に払いの演出がある。<br />
::再世篇では戦闘アニメは大きくは変更はないが、各攻撃間の間が大幅に削減されテンポが改善されている。<br />
;スタンロッド<br />
:腰部に装着された対次元獣用の捕獲兵器。<br />
:単体では使用せず、ベイオネット・スパイカーの演出内でのみ使用する。<br />
;バンカー<br />
:左腕に装備してあるシールド。表面から発生するフィールドで敵の攻撃を防ぐだけでなく、これ自体がワイヤード・ブレードとなっているため、そのまま斬りつけたり、先端を射出して刺突するという方法もある。<br />
:;バンカー・ブレイク<br />
::有線式シールドバンカーを射出して対象を貫く。破界篇ではトドメ演出としてバンカーを回収後にバンカーにて斬り抜く。EAGLEショット同様にダメージ表示タイミングが通常演出とトドメ演出が同じな為、トドメ演出ではダメージ表示後に演出が続く。<br />
::再世篇ではトドメ演出自体がオミットされ、回収後の斬り抜く動きはなくなった。<br />
;SPIGOT<br />
:4機のリング状の随伴装備。「物体の移動と変換のための空間確率干渉器」、つまりVX(揺れる天秤)から発生される莫大なエネルギーを制御するための機能が付いている。これによって、VXのエネルギーを暴発させずにブラスタの攻撃力に転換できる。ただし、エネルギー源であるVXの出力を引き出せなければ使いこなせないため、実質[[スフィア・リアクター]]であるクロウ専用の装備。<br />
:単体武装としては未使用だが、SPIGOT-VXにて使用する。<br />
;ステルス機能<br />
:破界篇2話でのみ使用し、イナクトのお披露目の会場近くに隠れていた。<br />
:作中ではGN粒子の散布によって強制的に解除されるまでは全く気付かれておらず、かなりの高性能であることを伺わせるが、特殊能力等では採用されなかった。<br />
==== 必殺武器====<br />
;ACPファイズ<br />
:正式名称「アサルトコンバットパターン・ファイズ」。[[ファイヤバグ]]で用いられている複数の機体で行う連携戦術パターンを元にしており、元隊員のクロウの十八番でもある。本人曰く「呆れるほどに有効な戦術」。<br />
:電子チャフグレネードを3発撃ち込みながら、シールドバンカーを射出して相手を拘束、それを軸として中央を周り込みながらEAGLEを発砲、速やかに火力を集中し最後に突撃して〆る。名前の「ファイズ」はギリシャ文字の「Φ(ファイ)」のことで、この一連の動きがこの文字に似ているのが由来。<br />
:破界篇では選択肢によって最後の突撃の内容が異なり、射撃では相手に急接近してEAGLEを中央に撃ち込み、格闘では相手に急接近してバンカーで中央を両断する。<br />
:再世篇では最後の突撃部分はこの二つの演出を合わせ、急接近しつつEAGLEを撃ち込み最後にバンカーで両断という演出に変更。また、連射速度やモーション開始のスピードが速くなっており、破界篇に比べると10秒近く短くなっている。<br />
:先述の通り元々は複数の機体で行う連携戦術で、敵機を複数人で包囲(ターゲットを中央に固定)し、囲んだ状態で集中砲火(そのまま速やかに火力を集中)。隊長機による格闘攻撃(最後は中央を突破)という流れなのだが、クロウはこの一連の流れを単機でやってのけるあたり、彼の技量とブラスタのポテンシャルがうかがえる。<br />
;SPIGOT-VX<br />
:SPIGOT4基とリンクし連携を行う攻撃パターン。本機における最強必殺技。選択によって性能・演出が変わる。再世篇では2つがそれぞれ別の武器として併用使用可能になった。<br />
:いわゆるスフィアを使用した攻撃だが、スフィアの発動音は格闘でのみ鳴る。<br />
:;SPIGOT-VX(射撃)<br />
::機体後方に展開したSPIGOTとの連続射撃で牽制した後、SPIGOTを機体前方、横一列に配置し「フォーメーション・スプリットライン」で一斉発射。その後SPIGOTを機体胸部のVX前方に一直線に配置、VXから発射したエネルギーをSPIGOTで集束し、相手を縦に切り裂く。<br />
:;SPIGOT-VX(格闘)<br />
::「フォーメーション・ショットガン」にてSPIGOTをチャクラムとして飛ばし相手を引き裂いた後、SPIGOT3基で取り囲んで相手を拘束、ブラスタはベイオネット・スパイカーと残ったSPIGOT1基を直結し巨大化させて突撃、相手を貫いた後は全機を結集した後頭上に掲げ、全てのSPIGOTから刀身を展開して粉砕する。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;盾装備<br />
:左腕のシールドバンカーで[[シールド防御]]する。<br />
;[[EN回復]](小)<br />
:スフィアの無限動力によってエネルギーが回復する。といっても殆ど実弾頼りなので、有り難みはあまり無い。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:背中のウイングによる[[飛行]]が可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:通常のMSと大差ないのでこのサイズ。以降の改造機まで殆ど全長は変わらず、改良を重ねてきた装備によって膨大なエネルギーを扱う。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
; 移動力+1、特殊能力『EN回復(小)』を得る<br />
:[[第2次Z破界篇]]<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「CLOSE GAME LIFE」<br />
:クロウ・ブルーストのテーマ。接戦の生活と訳せるが、返してはまた増える借金との戦いとも読むプレイヤーも。あながち間違っていない。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;ストレート・フルクラム<br />
:ブラスタの整備のためにスコート・ラボに戻ったクロウをインペリウムが急襲する。整備中のブラスタの代わりにカスタムタイプのアクシオで迎撃するクロウだったが、続いて現れたパールネイルの前に劣勢を強いられる。さらにはアイムまでもが現れ、整備の終わったブラスタと、クロウにそれを届けるため操縦していたエスターが危機に陥る。アイムがクロウに課した二択は、エスターか自身、どちらの命を取るかという非情なものだったが、クロウはその選択を強いるアイムを叩き潰すことを選択。アイムの指示でパールネイルが割り込むが、構わずクロウは乗り換えたブラスタで吶喊。その強い意志によって目覚めた「揺れる天秤」は新兵器「SPIGOT」の起動を可能とし、スフィアの力はパールネイルを一撃のもとに退けるのだった。<br />
;二つのACPファイズ<br />
:復興の進むリモネシアでファイヤバグに追われるエスター。海岸線付近まで後退した時、マリリンと直下の部下4機が追って来る。彼女らがエスターに放った攻撃は、ファイヤバグの定石「ACPファイズ」だった。だが、追撃がかかろうとした瞬間、海の方向から飛び込んできた白い機体が、Esを包囲するうちの1機に襲い掛かる。そう、先ほど彼らが放ったのと同じアサルトコンバットパターン・ファイズで。攻撃を追えて滞空するその機体は、次元獣バスター0号機・ブラスタだった。<br />
;獅子との邂逅<br />
:ジェラウドとの激闘の中、挑発に乗り激高したクロウ。だが、その怒りはあまりに不自然だった。仲間達の声も届かず、周りの状況もまるで見えていないその様子に、ロジャーは彼の持つ「揺れる天秤のスフィア」の副作用を知る。それは、共鳴条件である「迷いにもぶれない強い意志」…それのみに支配され、正常な判断が出来なくなることだった。混乱の中、自身を庇って次元獣化したエスターのことも目に入らず、ただジェラルドを追おうとするクロウ。そこに突然現れたのは、獅子を象った無骨な機体…「傷だらけの獅子」、[[ガンレオン]]であった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[アクシオ]]、[[アクシオ・スコートSP]]<br />
:ブラスタのデータを流用した改造機がいくつか登場している。<br />
;[[次元獣]]<br />
:ブラスタの戦闘対象。<br />
;[[ガンレオン#ガンレオン・マグナモード|ガンレオン・マグナ]]、[[バルゴラ・グローリー]]、[[アリエティス]]、[[聖王機ジ・インサー]]、[[ジェミニア]]、[[ジェニオン]]、[[尸逝天]]、[[プレイアデス・タウラ]]、[[アン・アーレス]]、[[次元将ヴィルダーク|次元将ヴィルダーク(次元将形態)]]、[[シュロウガ・シン]]<br />
:他のスフィア搭載機。機械的にスフィアの力を引き出している本機とジ・インサー、ジェニオンを除いたほとんどの機体は生物・有機的な特徴を有している。<br />
;[[エメラルダン]]<br />
:顔を合わせるなり真っ二つにされた。<br />
;[[リ・ブラスタ]]([[リ・ブラスタR|R]]/[[リ・ブラスタB|B]]/[[リ・ブラスタT|T]])<br />
:本機のデータを基に創られた後継機。完全覚醒したスフィアに合わせて作られている。TはR・Bを統合した最終完成系。<br />
;[[ブラスタEs]]<br />
:本機の量産試作機。扱いやすさを重視している。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*ブラスタのフル改造にかかる費用は93万5千。つまり、トライアがクロウの借金をブラスタの開発費から捻出しなければ、フル改造出来た事になってしまう。ただし、ゲームの資金単位がGであると明言されてないので、この比較は間違いの可能性がある。そもそも、新型機などのフル改造が、高級マンション数軒分に劣り開発中の武装の製作費用の半分というのも考えづらいが、一方で『[[LOE]]』では改造費にも使われるクレジットが「1クレジット=10円」と明言されていた事を考えると一概にあり得ないとも言い切れない。<br />
*2012年5月(『再世篇』から数えるとわずか一ヶ月後)に、壽屋からS.R.G-S 1/144プラモデルが発売された。[[OGシリーズ]]以外の機体の登場としては初となる快挙である(その件の反映として、商品のキャッチコピーはシリーズ共通の「SUPER ROBOT WARS OG ORIGINAL GENERATIONS」ではない、「SUPER ROBOT WARS ORIGINAL MACHINE」である)。ただし著作権表記はOGシリーズと同様「(C)SRWOG PROJECT」となっている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B0072CKG1C</amazon><br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:ふらすた}}<br />
[[Category:登場メカは行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカは行]]<br />
[[Category:第2次スーパーロボット大戦Z]]<br />
[[Category:Zシリーズ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%BF&diff=449488
ブラスタ
2023-01-29T09:22:31Z
<p>わんわ: /* 装備・機能 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|小野聖二}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = DMバスター(対[[次元獣]]用機動兵器)<br />
| 型式番号 = [[型式番号::DMB-00]]<br />
| 全長 = [[全長::18.3 m]]<br />
| 重量 = [[重量::62.6 t]]<br />
| 動力 = VX<ref>正確にはローマ数字の5であり、クゥインティプルエックスと読む。</ref>([[スフィア]]「揺れる天秤」)<br />
| 開発者 = [[開発::トライア・スコート]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|アクシオン財団}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::クロウ・ブルースト]]<br />
}}<br />
'''ブラスタ'''は『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アクシオン財団]]第13防衛研究所、通称スコート・ラボが開発した対次元獣用機動兵器「'''DMバスター'''」の試作1号機。<br />
<br />
次元獣に対抗するための破格のスペックを持ち、機動性と索敵能力に長ける機体。カートリッジ換装によって様々な状況に対応可能なAX-55EAGLE(電磁加速式ガンランチャー)とフィールドを発生させる左腕のシールド「バンカー」が主武器。クロウは借金の肩代わりの見返りとしてこの機体での各種データ収集を担当することになる。<br />
<br />
動力としてカルロスが持ち込んだ「VX」なる正体不明のエンジンを搭載しているが、その正体は12個存在する[[太極]]の欠片とされる[[スフィア]]の1つ「揺れる天秤」。搭乗したクロウがこれの資格者となったが、同じく搭載機である[[ガンレオン]]のマグナモードや[[アリエティス]]、[[バルゴラ・グローリー]]のガナリー・カーバーと比べると、ブラスタはどこまでも「機械」であり「ロボット」という範疇から出ていない。[[スフィア]]に深くかかわった兵器が有機的・生物的な特徴を有するようになることを考えると、未だクロウが完全に共鳴していないことが原因と見られる。<br />
<br />
万能機を目指して設計されているが、様々な状況に対応する特性のまるで異なる武装、次元獣に対抗するための開発者いわくパイロットの失神上等のピーキーな機体スペックと操作性、更に高精度な情報収集能力を一つの機体に詰め込んでいるためバランスはお世辞にも良いとは言えず、結果としてクロウの技量ありきの機体となっている。<br />
<br />
クロウが最初に乗り込んだ際にはリミッターを掛けられていたため「アクシオンの機体らしい、クセの無いマイルドな仕上がり」と返している。そのため解除した際の「この機動性なら、俺流で戦える」と返した事を考慮すると'''機体スペックの大半を抑えていたことになる'''。<br />
<br />
[[破界事変]]後、量産試作機の[[ブラスタEs]]が開発された。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:初登場作品。本作の主人公機。主人公選択がないので、必ずこの機体を使用することになる。序盤の選択によって近距離武器と遠距離武器の選択が可能で、選んだ選択肢によって得意武器と一部の武器の演出が変化する。<br />
:「各武器の演出が長い」「中でもダメージ部分とされる演出が長い」「第二次Zの仕様で攻撃演出→ダメージ部演出&ダメージ表示(→相手の攻撃演出)という部分スキップしかできない」の三つの仕様が悪いほうに噛み合い、「長い演出を見なければ命中の有無や、ダメージ値、特殊技能・能力の発動が非常に分かりにくい(相手の残りHPから推察するほかない)」という結果になってしまった。そのため、テンポが悪いと評するユーザーも多かった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:主人公機ながら第15話「マン・アズ・ビフォー」が初登場。今回は『破界篇』で選択式だった格闘・射撃双方の武装を持っている。なお、[[ブラスタEs]]の改造をそのまま引き継ぐため、第14話までに目いっぱいEsを改造しておくと非常に楽。各武器のテンポの悪さはある程度改善されている。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
==== 通常装備 ====<br />
;AX-55 EAGLE<br />
:アクシオン製の電磁加速式ガンランチャーで本機の主兵装。二門の砲口があり、下部の砲口はカートリッジとオプションの変更によって捕獲や突撃、狙撃と武器の性質が変化する兵器となっている。<br />
:EAGLEは英語で「鷲」のことだが、ブラスタEsのFALCONやリ・ブラスタのRAPTORと合わせて考えると、戦闘機「F-15 イーグル」が由来と思われる。<br />
:;EAGLEショット<br />
::高速移動を行いながらセミオートにて対象に6射撃つ。破界篇ではトドメ演出として、命中後にマガジン交換を行い敵に接近、回り込みながら連射して撃ち抜く。ダメージ表示タイミングが通常演出とトドメ演出が同じな為、トドメ演出ではダメージ表示後に演出が続く。<br />
::再世篇ではトドメ演出自体がオミットされたが、全体的な流れは同じ。変更点は全体的なアニメーション速度とマガジン交換がカットされた事とダメージ表示タイミングが変更されたのみ。<br />
:;クラッチ・スナイパー<br />
::EAGLEのグレネードアタッチメントをパージ後にロングバレルに換装し狙撃を行う。<br />
::破界篇では合計3発撃つが、最初の2発を外し最後の1発だけが命中する。破界篇しようとしては珍しくトドメ演出はなし。最初の2発はデータ収集やけん制の為に外していたとされる。<br />
::再世篇では構成が変更されトドメ演出が追加された。通常演出では2発のみ射撃し命中させ、トドメ演出にて3発目を撃ち込む形になった。<br />
:;グレネード<br />
::AX-55 EAGLEの下部グレネードアタッチメントから射出されるグレネード。<br />
::単体では使用せず、後述のACPファイズにて「円の動きで追い込んだ後の集中砲火」で使用する<br />
:;電子チャフグレネード<br />
::AX-55 EAGLEの下部グレネードアタッチメントから射出されるチャフグレネード。<br />
::単体では使用せず、後述のACPファイズの最初の牽制にて使用する<br />
:;EMネット<br />
::グレネードのマガジン換装にて使用可能になる対次元獣用の捕獲兵器。所謂ネット弾。<br />
::単体では使用せず、ベイオネット・スパイカーの演出内でのみ使用する。<br />
:;ベイオネット・スパイカー<br />
::グレネードのマガジン換装にて使用可能になる近接戦闘用装備。破界篇、再世篇共にEMネットやスタンロットとの連携にて使用する為、運動性低下の[[特殊効果]]を持つ。<br />
::戦闘アニメではグレネードのマガジンをEMネットに換装し、ネット弾を2連射して敵を捕縛し、スタンロットにてスタンさせたところに突撃を行う。トドメ演出では切り抜けた後に払いの演出がある。<br />
::再世篇では戦闘アニメは大きくは変更はないが、各攻撃間の間が大幅に削減されテンポが改善されている。<br />
;スタンロッド<br />
:腰部に装着された対次元獣用の捕獲兵器。<br />
:単体では使用せず、ベイオネット・スパイカーの演出内でのみ使用する。<br />
;バンカー<br />
:左腕に装備してあるシールド。表面から発生するフィールドで敵の攻撃を防ぐだけでなく、これ自体がワイヤード・ブレードとなっているため、そのまま斬りつけたり、先端を射出して刺突するという方法もある。<br />
:;バンカー・ブレイク<br />
::有線式シールドバンカーを射出して対象を貫く。破界篇ではトドメ演出としてバンカーを回収後にバンカーにて斬り抜く。EAGLEショット同様にダメージ表示タイミングが通常演出とトドメ演出が同じな為、トドメ演出ではダメージ表示後に演出が続く。<br />
::再世篇ではトドメ演出自体がオミットされ、回収後の斬り抜く動きはなくなった。<br />
;SPIGOT<br />
:4機のリング状の随伴装備。「物体の移動と変換のための空間確率干渉器」、つまりVX(揺れる天秤)から発生される莫大なエネルギーを制御するための機能が付いている。これによって、VXのエネルギーを暴発させずにブラスタの攻撃力に転換できる。ただし、エネルギー源であるVXの出力を引き出せなければ使いこなせないため、実質[[スフィア・リアクター]]であるクロウ専用の装備。<br />
:単体武装としては未使用だが、SPIGOT-VXにて使用する。<br />
;ステルス機能<br />
:破界篇2話でのみ使用し、イナクトのお披露目の会場近くに隠れていた。<br />
:作中ではGN粒子の散布によって強制的に解除されるまでは全く気付かれておらず、かなりの高性能であることを伺わせるが、特殊能力等では採用されなかった。<br />
==== 必殺武器====<br />
;ACPファイズ<br />
:正式名称「アサルトコンバットパターン・ファイズ」。[[ファイヤバグ]]で用いられている複数の機体で行う連携戦術パターンを元にしており、元隊員のクロウの十八番でもある。本人曰く「呆れるほどに有効な戦術」。<br />
:電子チャフグレネードを3発撃ち込みながら、シールドバンカーを射出して相手を拘束、それを軸として中央を周り込みながらEAGLEを発砲、速やかに火力を集中し最後に突撃して〆る。名前の「ファイズ」はギリシャ文字の「Φ(ファイ)」のことで、この一連の動きがこの文字に似ているのが由来。<br />
:破界篇では選択肢によって最後の突撃の内容が異なり、射撃では相手に急接近してEAGLEを中央に撃ち込み、格闘では相手に急接近してバンカーで中央を両断する。<br />
:再世篇では最後の突撃部分はこの二つの演出を合わせ、急接近しつつEAGLEを撃ち込み最後にバンカーで両断という演出に変更。また、連射速度やモーション開始のスピードが速くなっており、破界篇に比べると10秒近く短くなっている。<br />
:先述の通り元々は複数の機体で行う連携戦術で、敵機を複数人で包囲(ターゲットを中央に固定)し、囲んだ状態で集中砲火(そのまま速やかに火力を集中)。隊長機による格闘攻撃(最後は中央を突破)という流れなのだが、クロウはこの一連の流れを単機でやってのけるあたり、彼の技量とブラスタのポテンシャルがうかがえる。<br />
;SPIGOT-VX<br />
:SPIGOT4基とリンクし連携を行う攻撃パターン。本機における最強必殺技。選択によって性能・演出が変わる。再世篇では2つがそれぞれ別の武器として併用使用可能になった。<br />
:いわゆるスフィアを使用した攻撃だが、スフィアの発動音は格闘でのみ鳴る。<br />
:;SPIGOT-VX(射撃)<br />
::機体後方に展開したSPIGOTとの連続射撃で牽制した後、SPIGOTを機体前方、横一列に配置し「フォーメーション・スプリットライン」で一斉発射。その後SPIGOTを機体胸部のVX前方に一直線に配置、VXから発射したエネルギーをSPIGOTで集束し、相手を縦に切り裂く。<br />
:;SPIGOT-VX(格闘)<br />
::「フォーメーション・ショットガン」にてSPIGOTをチャクラムとして飛ばし相手を引き裂いた後、SPIGOT3基で取り囲んで相手を拘束、ブラスタはベイオネット・スパイカーと残ったSPIGOT1基を直結し巨大化させて突撃、相手を貫いた後は全機を結集した後頭上に掲げ、全てのSPIGOTから刀身を展開して粉砕する。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;盾装備<br />
:左腕のシールドバンカーで[[シールド防御]]する。<br />
;[[EN回復]](小)<br />
:スフィアの無限動力によってエネルギーが回復する。といっても殆ど実弾頼りなので、有り難みはあまり無い。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:背中のウイングによる[[飛行]]が可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:通常のMSと大差ないのでこのサイズ。以降の改造機まで殆ど全長は変わらず、改良を重ねてきた装備によって膨大なエネルギーを扱う。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
; 移動力+1、特殊能力『EN回復(小)』を得る<br />
:[[第2次Z破界篇]]<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「CLOSE GAME LIFE」<br />
:クロウ・ブルーストのテーマ。接戦の生活と訳せるが、返してはまた増える借金との戦いとも読むプレイヤーも。あながち間違っていない。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;ストレート・フルクラム<br />
:ブラスタの整備のためにスコート・ラボに戻ったクロウをインペリウムが急襲する。整備中のブラスタの代わりにカスタムタイプのアクシオで迎撃するクロウだったが、続いて現れたパールネイルの前に劣勢を強いられる。さらにはアイムまでもが現れ、整備の終わったブラスタと、クロウにそれを届けるため操縦していたエスターが危機に陥る。アイムがクロウに課した二択は、エスターか自身、どちらの命を取るかという非情なものだったが、クロウはその選択を強いるアイムを叩き潰すことを選択。アイムの指示でパールネイルが割り込むが、構わずクロウは乗り換えたブラスタで吶喊。その強い意志によって目覚めた「揺れる天秤」は新兵器「SPIGOT」の起動を可能とし、スフィアの力はパールネイルを一撃のもとに退けるのだった。<br />
;二つのACPファイズ<br />
:復興の進むリモネシアでファイヤバグに追われるエスター。海岸線付近まで後退した時、マリリンと直下の部下4機が追って来る。彼女らがエスターに放った攻撃は、ファイヤバグの定石「ACPファイズ」だった。だが、追撃がかかろうとした瞬間、海の方向から飛び込んできた白い機体が、Esを包囲するうちの1機に襲い掛かる。そう、先ほど彼らが放ったのと同じアサルトコンバットパターン・ファイズで。攻撃を追えて滞空するその機体は、次元獣バスター0号機・ブラスタだった。<br />
;獅子との邂逅<br />
:ジェラウドとの激闘の中、挑発に乗り激高したクロウ。だが、その怒りはあまりに不自然だった。仲間達の声も届かず、周りの状況もまるで見えていないその様子に、ロジャーは彼の持つ「揺れる天秤のスフィア」の副作用を知る。それは、共鳴条件である「迷いにもぶれない強い意志」…それのみに支配され、正常な判断が出来なくなることだった。混乱の中、自身を庇って次元獣化したエスターのことも目に入らず、ただジェラルドを追おうとするクロウ。そこに突然現れたのは、獅子を象った無骨な機体…「傷だらけの獅子」、[[ガンレオン]]であった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[アクシオ]]、[[アクシオ・スコートSP]]<br />
:ブラスタのデータを流用した改造機がいくつか登場している。<br />
;[[次元獣]]<br />
:ブラスタの戦闘対象。<br />
;[[ガンレオン#ガンレオン・マグナモード|ガンレオン・マグナ]]、[[バルゴラ・グローリー]]、[[アリエティス]]、[[聖王機ジ・インサー]]、[[ジェミニア]]、[[ジェニオン]]、[[尸逝天]]、[[プレイアデス・タウラ]]、[[アン・アーレス]]、[[次元将ヴィルダーク|次元将ヴィルダーク(次元将形態)]]、[[シュロウガ・シン]]<br />
:他のスフィア搭載機。機械的にスフィアの力を引き出している本機とジ・インサー、ジェニオンを除いたほとんどの機体は生物・有機的な特徴を有している。<br />
;[[エメラルダン]]<br />
:顔を合わせるなり真っ二つにされた。<br />
;[[リ・ブラスタ]]([[リ・ブラスタR|R]]/[[リ・ブラスタB|B]]/[[リ・ブラスタT|T]])<br />
:本機のデータを基に創られた後継機。完全覚醒したスフィアに合わせて作られている。TはR・Bを統合した最終完成系。<br />
;[[ブラスタEs]]<br />
:本機の量産試作機。扱いやすさを重視している。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*ブラスタのフル改造にかかる費用は93万5千。つまり、トライアがクロウの借金をブラスタの開発費から捻出しなければ、フル改造出来た事になってしまう。ただし、ゲームの資金単位がGであると明言されてないので、この比較は間違いの可能性がある。そもそも、新型機などのフル改造が、高級マンション数軒分に劣り開発中の武装の製作費用の半分というのも考えづらいが、一方で『[[LOE]]』では改造費にも使われるクレジットが「1クレジット=10円」と明言されていた事を考えると一概にあり得ないとも言い切れない。<br />
*2012年5月(『再世篇』から数えるとわずか一ヶ月後)に、壽屋からS.R.G-S 1/144プラモデルが発売された。[[OGシリーズ]]以外の機体の登場としては初となる快挙である(その件の反映として、商品のキャッチコピーはシリーズ共通の「SUPER ROBOT WARS OG ORIGINAL GENERATIONS」ではない、「SUPER ROBOT WARS ORIGINAL MACHINE」である)。ただし著作権表記はOGシリーズと同様「(C)SRWOG PROJECT」となっている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B0072CKG1C</amazon><br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:ふらすた}}<br />
[[Category:登場メカは行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカは行]]<br />
[[Category:第2次スーパーロボット大戦Z]]<br />
[[Category:Zシリーズ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%BF&diff=449487
ブラスタ
2023-01-29T08:54:18Z
<p>わんわ: /* 装備・機能 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|小野聖二}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = DMバスター(対[[次元獣]]用機動兵器)<br />
| 型式番号 = [[型式番号::DMB-00]]<br />
| 全長 = [[全長::18.3 m]]<br />
| 重量 = [[重量::62.6 t]]<br />
| 動力 = VX<ref>正確にはローマ数字の5であり、クゥインティプルエックスと読む。</ref>([[スフィア]]「揺れる天秤」)<br />
| 開発者 = [[開発::トライア・スコート]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|アクシオン財団}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::クロウ・ブルースト]]<br />
}}<br />
'''ブラスタ'''は『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アクシオン財団]]第13防衛研究所、通称スコート・ラボが開発した対次元獣用機動兵器「'''DMバスター'''」の試作1号機。<br />
<br />
次元獣に対抗するための破格のスペックを持ち、機動性と索敵能力に長ける機体。カートリッジ換装によって様々な状況に対応可能なAX-55EAGLE(電磁加速式ガンランチャー)とフィールドを発生させる左腕のシールド「バンカー」が主武器。クロウは借金の肩代わりの見返りとしてこの機体での各種データ収集を担当することになる。<br />
<br />
動力としてカルロスが持ち込んだ「VX」なる正体不明のエンジンを搭載しているが、その正体は12個存在する[[太極]]の欠片とされる[[スフィア]]の1つ「揺れる天秤」。搭乗したクロウがこれの資格者となったが、同じく搭載機である[[ガンレオン]]のマグナモードや[[アリエティス]]、[[バルゴラ・グローリー]]のガナリー・カーバーと比べると、ブラスタはどこまでも「機械」であり「ロボット」という範疇から出ていない。[[スフィア]]に深くかかわった兵器が有機的・生物的な特徴を有するようになることを考えると、未だクロウが完全に共鳴していないことが原因と見られる。<br />
<br />
万能機を目指して設計されているが、様々な状況に対応する特性のまるで異なる武装、次元獣に対抗するための開発者いわくパイロットの失神上等のピーキーな機体スペックと操作性、更に高精度な情報収集能力を一つの機体に詰め込んでいるためバランスはお世辞にも良いとは言えず、結果としてクロウの技量ありきの機体となっている。<br />
<br />
クロウが最初に乗り込んだ際にはリミッターを掛けられていたため「アクシオンの機体らしい、クセの無いマイルドな仕上がり」と返している。そのため解除した際の「この機動性なら、俺流で戦える」と返した事を考慮すると'''機体スペックの大半を抑えていたことになる'''。<br />
<br />
[[破界事変]]後、量産試作機の[[ブラスタEs]]が開発された。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:初登場作品。本作の主人公機。主人公選択がないので、必ずこの機体を使用することになる。序盤の選択によって近距離武器と遠距離武器の選択が可能で、選んだ選択肢によって得意武器と一部の武器の演出が変化する。<br />
:「各武器の演出が長い」「中でもダメージ部分とされる演出が長い」「第二次Zの仕様で攻撃演出→ダメージ部演出&ダメージ表示(→相手の攻撃演出)という部分スキップしかできない」の三つの仕様が悪いほうに噛み合い、「長い演出を見なければ命中の有無や、ダメージ値、特殊技能・能力の発動が非常に分かりにくい(相手の残りHPから推察するほかない)」という結果になってしまった。そのため、テンポが悪いと評するユーザーも多かった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:主人公機ながら第15話「マン・アズ・ビフォー」が初登場。今回は『破界篇』で選択式だった格闘・射撃双方の武装を持っている。なお、[[ブラスタEs]]の改造をそのまま引き継ぐため、第14話までに目いっぱいEsを改造しておくと非常に楽。各武器のテンポの悪さはある程度改善されている。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
==== 通常装備 ====<br />
;AX-55 EAGLE<br />
:アクシオン製の電磁加速式ガンランチャーで本機の主兵装。二門の砲口があり、下部の砲口はカートリッジとオプションの変更によって捕獲や突撃、狙撃と武器の性質が変化する兵器となっている。<br />
:EAGLEは英語で「鷲」のことだが、ブラスタEsのFALCONやリ・ブラスタのRAPTORと合わせて考えると、戦闘機「F-15 イーグル」が由来と思われる。<br />
:;EAGLEショット<br />
::高速移動を行いながらセミオートにて対象に6射撃つ。破界篇ではトドメ演出として、命中後にマガジン交換を行い敵に接近、回り込みながら連射して撃ち抜く。ダメージ表示タイミングが通常演出とトドメ演出が同じな為、トドメ演出ではダメージ表示後に演出が続く。<br />
::再世篇ではトドメ演出自体がオミットされたが、全体的な流れは同じ。変更点は全体的なアニメーション速度とマガジン交換がカットされた事とダメージ表示タイミングが変更されたのみ。<br />
:;クラッチ・スナイパー<br />
::EAGLEのグレネードアタッチメントをパージ後にロングバレルに換装し狙撃を行う。<br />
::破界篇では合計3発撃つが、最初の2発を外し最後の1発だけが命中する。破界篇しようとしては珍しくトドメ演出はなし。最初の2発はデータ収集やけん制の為に外していたとされる。<br />
::再世篇では構成が変更されトドメ演出が追加された。通常演出では2発のみ射撃し命中させ、トドメ演出にて3発目を撃ち込む形になった。<br />
:;グレネード<br />
::AX-55 EAGLEの下部グレネードアタッチメントから射出されるグレネード。<br />
::単体では使用せず、後述のACPファイズにて「円の動きで追い込んだ後の集中砲火」で使用する<br />
:;電子チャフグレネード<br />
::AX-55 EAGLEの下部グレネードアタッチメントから射出されるチャフグレネード。<br />
::単体では使用せず、後述のACPファイズの最初の牽制にて使用する<br />
:;EMネット<br />
::グレネードのマガジン換装にて使用可能になる対次元獣用の捕獲兵器。<br />
::単体では使用せず、ベイオネット・スパイカーの演出内でのみ使用する。<br />
:;ベイオネット・スパイカー<br />
::グレネードのマガジン換装にて使用可能になる近接戦闘用装備。破界篇、再世篇共にEMネットやスタンロットとの連携にて使用する為、運動性低下の[[特殊効果]]を持つ。<br />
::戦闘アニメではグレネードのマガジンをEMネットに換装し、ネット弾を2連射して敵を捕縛し、スタンロットにてスタンさせたところに突撃を行う。トドメ演出では切り抜けた後に払いの演出がある。<br />
::再世篇では戦闘アニメは大きくは変更はないが、各攻撃間の間が大幅に削減されテンポが改善されている。<br />
;スタンロッド<br />
:腰部に装着された対次元獣用の捕獲兵器。<br />
:単体では使用せず、ベイオネット・スパイカーの演出内でのみ使用する。<br />
;バンカー<br />
:左腕に装備してあるシールド。表面から発生するフィールドで敵の攻撃を防ぐだけでなく、これ自体がワイヤード・ブレードとなっているため、そのまま斬りつけたり、先端を射出して刺突するという方法もある。<br />
:;バンカー・ブレイク<br />
::有線式シールドバンカーを射出して対象を貫く。破界篇ではトドメ演出としてバンカーを回収後にバンカーにて斬り抜く。EAGLEショット同様にダメージ表示タイミングが通常演出とトドメ演出が同じな為、トドメ演出ではダメージ表示後に演出が続く。<br />
::再世篇ではトドメ演出自体がオミットされ、回収後の斬り抜く動きはなくなった。<br />
;ステルス機能<br />
:破界篇2話でのみ使用し、イナクトのお披露目の会場近くに隠れていた。<br />
:作中ではGN粒子の散布によって強制的に解除されるまでは全く気付かれておらず、かなりの高性能であることを伺わせるが、特殊能力等では採用されなかった。<br />
==== 必殺武器====<br />
;ACPファイズ<br />
:「アサルトコンバットパターン・ファイズ 」と呼称されるパターンアタックでクロウの十八番。<br />
:グレネードを3発撃ち込み、シールドバンカーを射出して相手を拘束し、それを軸として中央を周り込みながらEAGLEを発砲、速やかに火力を集中のところまでは共通演出。<br />
:選択肢によって演出が異なり、射撃では相手に急接近してEAGLEを中央に撃ち込み、格闘では相手に急接近してバンカーで中央を両断する。再世篇ではこの二つの演出を合わせ、急接近しつつEAGLEを撃ち込み、しかる後バンカーで両断、という演出になった。<br />
:本来は[[ファイヤバグ]]で用いられている、複数の機体で行う連携戦術パターンであり、その流れは大きく分けて三段階。「ターゲットを中央に固定(敵機を複数人で包囲)」⇒「そのまま速やかに火力を集中(囲んだ状態で集中砲火)」⇒「最後は中央を突破(隊長機による格闘攻撃)」。クロウ曰く「呆れるほど有効な戦術」。この一連の流れを単機でやってのけるあたり、クロウの技量とブラスタのポテンシャルがうかがえる。<br />
:なお、『再世篇』では連射速度やモーション開始のスピードが速くなっており、『破界篇』に比べると10秒近く短くなっている。ちなみに「ファイズ」はギリシャ文字の「Φ(ファイ)」のことで、この一連の動きがこの文字に似ているのが由来。<br />
:リ・ブラスタには[[リ・ブラスタR|R]]・[[リ・ブラスタB|B]]共に引き継がれなかったが、『[[天獄篇]]』において[[リ・ブラスタT]]のSPIGOT-VXMとして復活した。<br />
;SPIGOT-VX<br />
:SPIGOTを使用した攻撃パターン。本機における最強必殺技。選択によって性能・演出が変わる。再世篇では2つがそれぞれ別の武器として併用使用可能になった。<br />
:射撃ではEAGLEと機体後方に展開したSPIGOTとの連続射撃で牽制した後、SPIGOTを機体前方、横一列に配置し「フォーメーション・スプリットライン」で一斉発射、最後にSPIGOTを機体胸部のVX前方に一直線に配置、VXから発射したエネルギーをSPIGOTで集束し、相手を縦に切り裂く。[[グランゾン]]の「ディストリオンブレイク」を想像すれば大体あっている。リ・ブラスタではブルーキットのクラッチ・スナイパーに演出が継承されている。トドメ演出では上空では大爆発、地上では火柱が立つ。<br />
:格闘ではSPIGOTをVXとリンク、「フォーメーション・ショットガン」でSPIGOTをチャクラムとして相手を引き裂いた後、SPIGOT3基で取り囲んで相手を拘束。<br />
:その後ベイオネット・スパイカーを展開し、残った一基に刀身を通し巨大化させて突撃、相手を貫いた後は全機を結集した後頭上に掲げ、全てのSPIGOTから刀身を展開して粉砕する。<br />
:敵を掲げる際のカットイン時にスフィアの発動音が鳴る。なお、『再世篇』では近距離の格闘・遠距離の射撃のパターンアタックがそれぞれ別の武器として実装されている。ちなみに格闘の方はトドメにならない場合、攻撃後にくるくる回りながら離脱するという奇妙なパターンを見せる。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;盾装備<br />
:左腕のシールドバンカーで[[シールド防御]]する。<br />
;[[EN回復]](小)<br />
:スフィアの無限動力によってエネルギーが回復する。といっても殆ど実弾頼りなので、有り難みはあまり無い。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:背中のウイングによる[[飛行]]が可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:通常のMSと大差ないのでこのサイズ。以降の改造機まで殆ど全長は変わらず、改良を重ねてきた装備によって膨大なエネルギーを扱う。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
; 移動力+1、特殊能力『EN回復(小)』を得る<br />
:[[第2次Z破界篇]]<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「CLOSE GAME LIFE」<br />
:クロウ・ブルーストのテーマ。接戦の生活と訳せるが、返してはまた増える借金との戦いとも読むプレイヤーも。あながち間違っていない。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;ストレート・フルクラム<br />
:ブラスタの整備のためにスコート・ラボに戻ったクロウをインペリウムが急襲する。整備中のブラスタの代わりにカスタムタイプのアクシオで迎撃するクロウだったが、続いて現れたパールネイルの前に劣勢を強いられる。さらにはアイムまでもが現れ、整備の終わったブラスタと、クロウにそれを届けるため操縦していたエスターが危機に陥る。アイムがクロウに課した二択は、エスターか自身、どちらの命を取るかという非情なものだったが、クロウはその選択を強いるアイムを叩き潰すことを選択。アイムの指示でパールネイルが割り込むが、構わずクロウは乗り換えたブラスタで吶喊。その強い意志によって目覚めた「揺れる天秤」は新兵器「SPIGOT」の起動を可能とし、スフィアの力はパールネイルを一撃のもとに退けるのだった。<br />
;二つのACPファイズ<br />
:復興の進むリモネシアでファイヤバグに追われるエスター。海岸線付近まで後退した時、マリリンと直下の部下4機が追って来る。彼女らがエスターに放った攻撃は、ファイヤバグの定石「ACPファイズ」だった。だが、追撃がかかろうとした瞬間、海の方向から飛び込んできた白い機体が、Esを包囲するうちの1機に襲い掛かる。そう、先ほど彼らが放ったのと同じアサルトコンバットパターン・ファイズで。攻撃を追えて滞空するその機体は、次元獣バスター0号機・ブラスタだった。<br />
;獅子との邂逅<br />
:ジェラウドとの激闘の中、挑発に乗り激高したクロウ。だが、その怒りはあまりに不自然だった。仲間達の声も届かず、周りの状況もまるで見えていないその様子に、ロジャーは彼の持つ「揺れる天秤のスフィア」の副作用を知る。それは、共鳴条件である「迷いにもぶれない強い意志」…それのみに支配され、正常な判断が出来なくなることだった。混乱の中、自身を庇って次元獣化したエスターのことも目に入らず、ただジェラルドを追おうとするクロウ。そこに突然現れたのは、獅子を象った無骨な機体…「傷だらけの獅子」、[[ガンレオン]]であった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[アクシオ]]、[[アクシオ・スコートSP]]<br />
:ブラスタのデータを流用した改造機がいくつか登場している。<br />
;[[次元獣]]<br />
:ブラスタの戦闘対象。<br />
;[[ガンレオン#ガンレオン・マグナモード|ガンレオン・マグナ]]、[[バルゴラ・グローリー]]、[[アリエティス]]、[[聖王機ジ・インサー]]、[[ジェミニア]]、[[ジェニオン]]、[[尸逝天]]、[[プレイアデス・タウラ]]、[[アン・アーレス]]、[[次元将ヴィルダーク|次元将ヴィルダーク(次元将形態)]]、[[シュロウガ・シン]]<br />
:他のスフィア搭載機。機械的にスフィアの力を引き出している本機とジ・インサー、ジェニオンを除いたほとんどの機体は生物・有機的な特徴を有している。<br />
;[[エメラルダン]]<br />
:顔を合わせるなり真っ二つにされた。<br />
;[[リ・ブラスタ]]([[リ・ブラスタR|R]]/[[リ・ブラスタB|B]]/[[リ・ブラスタT|T]])<br />
:本機のデータを基に創られた後継機。完全覚醒したスフィアに合わせて作られている。TはR・Bを統合した最終完成系。<br />
;[[ブラスタEs]]<br />
:本機の量産試作機。扱いやすさを重視している。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*ブラスタのフル改造にかかる費用は93万5千。つまり、トライアがクロウの借金をブラスタの開発費から捻出しなければ、フル改造出来た事になってしまう。ただし、ゲームの資金単位がGであると明言されてないので、この比較は間違いの可能性がある。そもそも、新型機などのフル改造が、高級マンション数軒分に劣り開発中の武装の製作費用の半分というのも考えづらいが、一方で『[[LOE]]』では改造費にも使われるクレジットが「1クレジット=10円」と明言されていた事を考えると一概にあり得ないとも言い切れない。<br />
*2012年5月(『再世篇』から数えるとわずか一ヶ月後)に、壽屋からS.R.G-S 1/144プラモデルが発売された。[[OGシリーズ]]以外の機体の登場としては初となる快挙である(その件の反映として、商品のキャッチコピーはシリーズ共通の「SUPER ROBOT WARS OG ORIGINAL GENERATIONS」ではない、「SUPER ROBOT WARS ORIGINAL MACHINE」である)。ただし著作権表記はOGシリーズと同様「(C)SRWOG PROJECT」となっている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B0072CKG1C</amazon><br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:ふらすた}}<br />
[[Category:登場メカは行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカは行]]<br />
[[Category:第2次スーパーロボット大戦Z]]<br />
[[Category:Zシリーズ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%88SP&diff=449483
アクシオ・スコートSP
2023-01-29T08:07:09Z
<p>わんわ: /* 武装・必殺武器 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|金丸仁}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 人型機動兵器<br />
| 動力 = プラズマバッテリー<br />
| 開発 = [[開発::アクシオン財団]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|スコート・ラボ}}<br />
| パイロット = [[パイロット::クロウ・ブルースト]]<br />
}}<br />
'''アクシオ・スコートSP'''は『[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アクシオ#関連機体|アクシオ・ナイトバード]]のカスタム機。外見上はカメラアイが赤から緑に変更されている点が異なる。<br />
<br />
[[リ・ブラスタ]]の再調整の間の代機として[[クロウ・ブルースト|クロウ]]に与えられた機体で[[ブラスタ]]の武装を装備し、彼の戦闘スタイルに合わせた調整を行われている。また、切り替え式のターボチャージャーを装備しているためクロウの技量と瞬間的に高めた機体の出力によって単独でのACPファイズを可能としている。[[尸空]]との戦闘で破壊されたが、[[リ・ブラスタT]]の転送座標の機能も搭載されていたため乗り換えと共に放棄された。この時クロウが背負うことになる[[借金]]は転送代金の他に本機の値段、改修費も含まれている。軽量化が図られているため、バーグラーより重量が少なく原型機より10t近く軽い。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇}}<br />
:4話からクロウの搭乗機として使用可能。11話に[[リ・ブラスタT]]と入れ替わる形で離脱。<br />
:期間限定運用の機体ながら戦闘アニメはなかなかに作りこまれている。特に「ACPファイズ」は必見。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 通常装備 ====<br />
;AX-55 EAGLE<br />
:アクシオン製の電磁加速式ガンランチャーで本機の主兵装。<br />
:基本的に[[ブラスタ]]にて装備していたものと同じものなので同様の武装が使えるはずだが、本機ではEMネットとベイヨネット・スパイカーは使用しない。<br />
:;EAGLEショット<br />
::その場で対象に向かってFALCONの連射、その後対象に接近にして前転後に再度連射を行う。<br />
:;クラッチ・スナイパー<br />
::グレネード部分をパージ後にロングバレルに交換、長距離狙撃を2射行う。<br />
:;電子チャフグレネード<br />
::AX-55 EAGLEの下部グレネードアタッチメントから射出されるチャフグレネード。<br />
::[[ブラスタ]]同様、単体武装として採用されておらず、ACPファイズの冒頭で使用する。<br />
;EMダガー<br />
:電磁短刀。おそらく[[アクシオ|アクシオ・スコートSP・VRマキシマII]]や[[アクシオ・バーグラー]]が装備していたものと同じ。<br />
:本機では単体武装としては未採用で、ACPファイズの〆に使用する。<br />
<br />
==== 必殺武器====<br />
;ACPファイズ<br />
:正式名称「アサルトコンバットパターン・ファイズ」。元[[ファイヤバグ]]隊のクロウの十八番であり、本人曰く「呆れるほどに有効な戦術」。<br />
:動きとしては[[ブラスタ]]で行ったモノを踏襲しており、チャフグレネードでかく乱しつつEAGLEを連射で対象を追い込み、最後にEMダガーで突撃を行う。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;マップ兵器及び射程1以外の全武器の射程+1<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|連獄篇]]』。これが無いとACPファイズの射程が2~3と狭いので重要。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「CLOSE GAME LIFE」<br />
:『連獄篇』。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[アクシオ]]<br />
:<br />
;アクシオ・ナイトバード<br />
:[[アクシオン財団]]が販売していたアクシオのカスタム機で、本機の原型機。<br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:あくしお すこおとSP}}<br />
[[Category:登場メカあ行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカあ行]]<br />
[[Category:第3次スーパーロボット大戦Z]]<br />
[[Category:Zシリーズ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%BF&diff=449480
ブラスタ
2023-01-29T07:40:47Z
<p>わんわ: /* 関連機体 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|小野聖二}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = DMバスター(対[[次元獣]]用機動兵器)<br />
| 型式番号 = [[型式番号::DMB-00]]<br />
| 全長 = [[全長::18.3 m]]<br />
| 重量 = [[重量::62.6 t]]<br />
| 動力 = VX<ref>正確にはローマ数字の5であり、クゥインティプルエックスと読む。</ref>([[スフィア]]「揺れる天秤」)<br />
| 開発者 = [[開発::トライア・スコート]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|アクシオン財団}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::クロウ・ブルースト]]<br />
}}<br />
'''ブラスタ'''は『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アクシオン財団]]第13防衛研究所、通称スコート・ラボが開発した対次元獣用機動兵器「'''DMバスター'''」の試作1号機。<br />
<br />
次元獣に対抗するための破格のスペックを持ち、機動性と索敵能力に長ける機体。カートリッジ換装によって様々な状況に対応可能なAX-55EAGLE(電磁加速式ガンランチャー)とフィールドを発生させる左腕のシールド「バンカー」が主武器。クロウは借金の肩代わりの見返りとしてこの機体での各種データ収集を担当することになる。<br />
<br />
動力としてカルロスが持ち込んだ「VX」なる正体不明のエンジンを搭載しているが、その正体は12個存在する[[太極]]の欠片とされる[[スフィア]]の1つ「揺れる天秤」。搭乗したクロウがこれの資格者となったが、同じく搭載機である[[ガンレオン]]のマグナモードや[[アリエティス]]、[[バルゴラ・グローリー]]のガナリー・カーバーと比べると、ブラスタはどこまでも「機械」であり「ロボット」という範疇から出ていない。[[スフィア]]に深くかかわった兵器が有機的・生物的な特徴を有するようになることを考えると、未だクロウが完全に共鳴していないことが原因と見られる。<br />
<br />
万能機を目指して設計されているが、様々な状況に対応する特性のまるで異なる武装、次元獣に対抗するための開発者いわくパイロットの失神上等のピーキーな機体スペックと操作性、更に高精度な情報収集能力を一つの機体に詰め込んでいるためバランスはお世辞にも良いとは言えず、結果としてクロウの技量ありきの機体となっている。<br />
<br />
クロウが最初に乗り込んだ際にはリミッターを掛けられていたため「アクシオンの機体らしい、クセの無いマイルドな仕上がり」と返している。そのため解除した際の「この機動性なら、俺流で戦える」と返した事を考慮すると'''機体スペックの大半を抑えていたことになる'''。<br />
<br />
[[破界事変]]後、量産試作機の[[ブラスタEs]]が開発された。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:初登場作品。本作の主人公機。主人公選択がないので、必ずこの機体を使用することになる。序盤の選択によって近距離武器と遠距離武器の選択が可能で、選んだ選択肢によって得意武器と一部の武器の演出が変化する。<br />
:「各武器の演出が長い」「中でもダメージ部分とされる演出が長い」「第二次Zの仕様で攻撃演出→ダメージ部演出&ダメージ表示(→相手の攻撃演出)という部分スキップしかできない」の三つの仕様が悪いほうに噛み合い、「長い演出を見なければ命中の有無や、ダメージ値、特殊技能・能力の発動が非常に分かりにくい(相手の残りHPから推察するほかない)」という結果になってしまった。そのため、テンポが悪いと評するユーザーも多かった。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:主人公機ながら第15話「マン・アズ・ビフォー」が初登場。今回は『破界篇』で選択式だった格闘・射撃双方の武装を持っている。なお、[[ブラスタEs]]の改造をそのまま引き継ぐため、第14話までに目いっぱいEsを改造しておくと非常に楽。各武器のテンポの悪さはある程度改善されている。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
;AX-55EAGLE<br />
:アクシオン製の電磁加速式ガンランチャー。二門の砲口があり、下部の砲口はカートリッジとオプションの変更によって捕獲や突撃、狙撃と武器の性質が変化する兵器となっている。<br />
:EAGLEは英語で「鷲」のことだが、ブラスタEsのFALCON、リ・ブラスタのRAPTORと合わせて考えると、アメリカの戦闘機「F-15 イーグル」が由来と思われる。<br />
:リ・ブラスタに改修する際に外されるが、後にアクシオ・スコートSPに装備される形で再登場する。<br />
;バンカー<br />
:左腕に装備してあるシールド。表面から発生するフィールドで敵の攻撃を防ぐだけでなく、これ自体がワイヤード・ブレードとなっているため、そのまま斬りつけたり、先端を射出して刺突するという方法もある。<br />
;SPIGOT<br />
:「スピゴット」と呼称される4つあるリング状の随伴装備。「物体の移動と変換のための空間確率干渉器」、つまりVX(揺れる天秤)から発生される莫大なエネルギーを制御するための機能が付いている。これによって、VXのエネルギーを暴発させずにブラスタの攻撃力に転換できる。ただし、エネルギー源であるVXの出力を引き出せなければ使いこなせないため、実質[[スフィア・リアクター]]であるクロウ専用の装備。<br />
;ステルス機能<br />
:正式名称不明。『破界篇』第2話でのみ使用し、イナクトのお披露目の会場近くに隠れていた。GN粒子の散布によって強制的に解除されるまでは全く気付かれておらず、かなりの高性能であることを伺わせる。恐らく、データ収集用として搭載していると思われる。<br />
<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;バンカー・ブレイク<br />
:有線式シールドバンカーを射出する。トドメ演出時はワイヤーを引き戻して回収、接近して斬りつけるのだが、'''ダメージが既に出終わった後'''にこれらの演出を行う為、非常に演出が冗長。せめてトドメの一撃時にダメージが表示されるようにすれば、そんなに問題はなかったのだが。<br />
;EAGLEショット<br />
:AX-55EAGLEを連射する。トドメ演出時は接近して旋回撃ち。<br />
;ベイオネット・スパイカー<br />
:対次元獣用の捕獲兵器。カートリッジを交換してネットを射出し、腰部から電磁パイルを射出。さらにカートリッジを交換して先端部にエネルギーの銃剣を発生させ、一気に貫く。突撃時の牽制手段がないためかEsでは未採用。<br />
:運動性低下の[[特殊効果]]を持つ。<br />
;クラッチ・スナイパー<br />
:AX-55EAGLEをロングバレルに交換して狙撃する。破界篇では二発外した後、誤差修正してから本命の一発を叩き込む。再世篇では最初の二発が当たるようになり、最後の一発はトドメ演出時のみになった。なお、クロウが構築したクラッチ・スナイパーの狙撃用のデータはブラスタEsのフルアクセル・シュートに転用されている。<br />
;ACPファイズ<br />
:「アサルトコンバットパターン・ファイズ 」と呼称されるパターンアタックでクロウの十八番。<br />
:グレネードを3発撃ち込み、シールドバンカーを射出して相手を拘束し、それを軸として中央を周り込みながらEAGLEを発砲、速やかに火力を集中のところまでは共通演出。<br />
:選択肢によって演出が異なり、射撃では相手に急接近してEAGLEを中央に撃ち込み、格闘では相手に急接近してバンカーで中央を両断する。再世篇ではこの二つの演出を合わせ、急接近しつつEAGLEを撃ち込み、しかる後バンカーで両断、という演出になった。<br />
:本来は[[ファイヤバグ]]で用いられている、複数の機体で行う連携戦術パターンであり、その流れは大きく分けて三段階。「ターゲットを中央に固定(敵機を複数人で包囲)」⇒「そのまま速やかに火力を集中(囲んだ状態で集中砲火)」⇒「最後は中央を突破(隊長機による格闘攻撃)」。クロウ曰く「呆れるほど有効な戦術」。この一連の流れを単機でやってのけるあたり、クロウの技量とブラスタのポテンシャルがうかがえる。<br />
:なお、『再世篇』では連射速度やモーション開始のスピードが速くなっており、『破界篇』に比べると10秒近く短くなっている。ちなみに「ファイズ」はギリシャ文字の「Φ(ファイ)」のことで、この一連の動きがこの文字に似ているのが由来。<br />
:リ・ブラスタには[[リ・ブラスタR|R]]・[[リ・ブラスタB|B]]共に引き継がれなかったが、『[[天獄篇]]』において[[リ・ブラスタT]]のSPIGOT-VXMとして復活した。<br />
;SPIGOT-VX<br />
:SPIGOTを使用した攻撃パターン。本機における最強必殺技。選択によって性能・演出が変わる。再世篇では2つがそれぞれ別の武器として併用使用可能になった。<br />
:射撃ではEAGLEと機体後方に展開したSPIGOTとの連続射撃で牽制した後、SPIGOTを機体前方、横一列に配置し「フォーメーション・スプリットライン」で一斉発射、最後にSPIGOTを機体胸部のVX前方に一直線に配置、VXから発射したエネルギーをSPIGOTで集束し、相手を縦に切り裂く。[[グランゾン]]の「ディストリオンブレイク」を想像すれば大体あっている。リ・ブラスタではブルーキットのクラッチ・スナイパーに演出が継承されている。トドメ演出では上空では大爆発、地上では火柱が立つ。<br />
:格闘ではSPIGOTをVXとリンク、「フォーメーション・ショットガン」でSPIGOTをチャクラムとして相手を引き裂いた後、SPIGOT3基で取り囲んで相手を拘束。<br />
:その後ベイオネット・スパイカーを展開し、残った一基に刀身を通し巨大化させて突撃、相手を貫いた後は全機を結集した後頭上に掲げ、全てのSPIGOTから刀身を展開して粉砕する。<br />
:敵を掲げる際のカットイン時にスフィアの発動音が鳴る。なお、『再世篇』では近距離の格闘・遠距離の射撃のパターンアタックがそれぞれ別の武器として実装されている。ちなみに格闘の方はトドメにならない場合、攻撃後にくるくる回りながら離脱するという奇妙なパターンを見せる。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;盾装備<br />
:左腕のシールドバンカーで[[シールド防御]]する。<br />
;[[EN回復]](小)<br />
:スフィアの無限動力によってエネルギーが回復する。といっても殆ど実弾頼りなので、有り難みはあまり無い。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:背中のウイングによる[[飛行]]が可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:通常のMSと大差ないのでこのサイズ。以降の改造機まで殆ど全長は変わらず、改良を重ねてきた装備によって膨大なエネルギーを扱う。<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
; 移動力+1、特殊能力『EN回復(小)』を得る<br />
:[[第2次Z破界篇]]<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「CLOSE GAME LIFE」<br />
:クロウ・ブルーストのテーマ。接戦の生活と訳せるが、返してはまた増える借金との戦いとも読むプレイヤーも。あながち間違っていない。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;ストレート・フルクラム<br />
:ブラスタの整備のためにスコート・ラボに戻ったクロウをインペリウムが急襲する。整備中のブラスタの代わりにカスタムタイプのアクシオで迎撃するクロウだったが、続いて現れたパールネイルの前に劣勢を強いられる。さらにはアイムまでもが現れ、整備の終わったブラスタと、クロウにそれを届けるため操縦していたエスターが危機に陥る。アイムがクロウに課した二択は、エスターか自身、どちらの命を取るかという非情なものだったが、クロウはその選択を強いるアイムを叩き潰すことを選択。アイムの指示でパールネイルが割り込むが、構わずクロウは乗り換えたブラスタで吶喊。その強い意志によって目覚めた「揺れる天秤」は新兵器「SPIGOT」の起動を可能とし、スフィアの力はパールネイルを一撃のもとに退けるのだった。<br />
;二つのACPファイズ<br />
:復興の進むリモネシアでファイヤバグに追われるエスター。海岸線付近まで後退した時、マリリンと直下の部下4機が追って来る。彼女らがエスターに放った攻撃は、ファイヤバグの定石「ACPファイズ」だった。だが、追撃がかかろうとした瞬間、海の方向から飛び込んできた白い機体が、Esを包囲するうちの1機に襲い掛かる。そう、先ほど彼らが放ったのと同じアサルトコンバットパターン・ファイズで。攻撃を追えて滞空するその機体は、次元獣バスター0号機・ブラスタだった。<br />
;獅子との邂逅<br />
:ジェラウドとの激闘の中、挑発に乗り激高したクロウ。だが、その怒りはあまりに不自然だった。仲間達の声も届かず、周りの状況もまるで見えていないその様子に、ロジャーは彼の持つ「揺れる天秤のスフィア」の副作用を知る。それは、共鳴条件である「迷いにもぶれない強い意志」…それのみに支配され、正常な判断が出来なくなることだった。混乱の中、自身を庇って次元獣化したエスターのことも目に入らず、ただジェラルドを追おうとするクロウ。そこに突然現れたのは、獅子を象った無骨な機体…「傷だらけの獅子」、[[ガンレオン]]であった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[アクシオ]]、[[アクシオ・スコートSP]]<br />
:ブラスタのデータを流用した改造機がいくつか登場している。<br />
;[[次元獣]]<br />
:ブラスタの戦闘対象。<br />
;[[ガンレオン#ガンレオン・マグナモード|ガンレオン・マグナ]]、[[バルゴラ・グローリー]]、[[アリエティス]]、[[聖王機ジ・インサー]]、[[ジェミニア]]、[[ジェニオン]]、[[尸逝天]]、[[プレイアデス・タウラ]]、[[アン・アーレス]]、[[次元将ヴィルダーク|次元将ヴィルダーク(次元将形態)]]、[[シュロウガ・シン]]<br />
:他のスフィア搭載機。機械的にスフィアの力を引き出している本機とジ・インサー、ジェニオンを除いたほとんどの機体は生物・有機的な特徴を有している。<br />
;[[エメラルダン]]<br />
:顔を合わせるなり真っ二つにされた。<br />
;[[リ・ブラスタ]]([[リ・ブラスタR|R]]/[[リ・ブラスタB|B]]/[[リ・ブラスタT|T]])<br />
:本機のデータを基に創られた後継機。完全覚醒したスフィアに合わせて作られている。TはR・Bを統合した最終完成系。<br />
;[[ブラスタEs]]<br />
:本機の量産試作機。扱いやすさを重視している。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*ブラスタのフル改造にかかる費用は93万5千。つまり、トライアがクロウの借金をブラスタの開発費から捻出しなければ、フル改造出来た事になってしまう。ただし、ゲームの資金単位がGであると明言されてないので、この比較は間違いの可能性がある。そもそも、新型機などのフル改造が、高級マンション数軒分に劣り開発中の武装の製作費用の半分というのも考えづらいが、一方で『[[LOE]]』では改造費にも使われるクレジットが「1クレジット=10円」と明言されていた事を考えると一概にあり得ないとも言い切れない。<br />
*2012年5月(『再世篇』から数えるとわずか一ヶ月後)に、壽屋からS.R.G-S 1/144プラモデルが発売された。[[OGシリーズ]]以外の機体の登場としては初となる快挙である(その件の反映として、商品のキャッチコピーはシリーズ共通の「SUPER ROBOT WARS OG ORIGINAL GENERATIONS」ではない、「SUPER ROBOT WARS ORIGINAL MACHINE」である)。ただし著作権表記はOGシリーズと同様「(C)SRWOG PROJECT」となっている。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B0072CKG1C</amazon><br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:ふらすた}}<br />
[[Category:登場メカは行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカは行]]<br />
[[Category:第2次スーパーロボット大戦Z]]<br />
[[Category:Zシリーズ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%BFEs&diff=449479
ブラスタEs
2023-01-29T07:39:33Z
<p>わんわ: /* 装備・機能 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])<br />
*{{登場作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|小野聖二}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = DMバスター<br />
| 型式番号 = [[型式番号::DMB-01]]<br />
| 全高 = 18.3 m<br />
| 重量 = [[重量::69.6 t]]<br />
| 動力 = プラズマ・バッテリー<br />
| MMI = [[MMI::コンバット・フォローイング・システム]]<br />
| 開発者 = [[開発::トライア・スコート]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|スコート・ラボ}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::エスター・エルハス]]<br />
}}<br />
'''ブラスタEs'''は『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[エスター・エルハス|エスター]]の搭乗する対[[次元獣]]用人型機動兵器。「ブラスタエス」と読む。<br />
<br />
[[クロウ・ブルースト|クロウ]]の駆る[[ブラスタ]]の[[量産機|量産試作一号機]]であり、[[破界事変]]で彼が収集したコンバットデータの数々が反映されており、高い性能と良好な操縦性を両立した優秀な機体。やたらハデなカラーリングは宣伝も兼ねてとのことである。<br />
<br />
「Es」は「Escort」「Easy」などいくつかの意味を兼ねた複合ネーミングだが、パイロットのエスターは自分の名前だと思っている。<br />
<br />
[[スフィア]]が[[動力]]のオリジナルと異なり、[[アクシオ]]同様のプラズマバッテリーを使用しているため、出力では格段に劣るものの、バランスのとれた武装により状況を問わない汎用性を誇る。<br />
<br />
[[破界事変]]の直後にロールアウトし、エスターの搭乗機として各地に派遣。その後、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の招集によって再結成された[[ZEXIS]]に参加して戦っていたが、ヴォダラ宮での戦いで[[パレス・インサラウム]]の砲撃を受けて[[次元獣ダモン (エスター)|エスターごとヴァイオレイション]]してしまった。<br />
<br />
その後は次元獣として[[聖インサラウム王国|インサラウム]]の戦力となっていたが、旧王都での戦いにて、[[ユーサー・インサラウム|ユーサー]]とクロウによりヴァイオレイションが解除されて復帰。その後は最後までZEXISとして戦ったが、当初に比べて出力が上がり、操縦系統も最適化されているなど小幅ながら強力になっている<ref>この原因は『[[天獄篇]]』終盤での[[次元将ヴィルダーク|ヴィルダーク]]の発言から考査するとエスターと本機が[[真化#真化融合|真化融合]]に近い状態になっていた可能性がある。</ref>。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:初登場作品。エスター機として第1話から参戦。[[ブラスタ|元の機体]]の[[クロウ・ブルースト|パイロット]]が'''アレ'''だったため、「ブラスタ='''大借金持ちの最終処分場'''」というイメージがZEXISに行き渡っており、エスターは初対面の人間に会うたびにそのことを同情されたりした。<br />
:第25話~第49話まで離脱するが、改造はブラスタに引き継がれるため、資金をつぎ込んでも損はしない。[[修理装置]]を持っており、なおかつエスターがデフォルトで修理スキルを持つため、前線で戦える回復役として最後まで使える。<br />
:なおブラスタへの[[援護攻撃]]時の台詞から、エスターは本機をブラスタの「'''妹'''」ポジションとして捉えている事が窺える。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 通常装備 ====<br />
;AX-66 FALCON「在来弾薬対応型自由加速銃」<br />
:右手に保持している主兵装。狙撃用のバレルが折り畳まれる形で装着されており、そちらにグレネードマガジンを装着することによって榴弾を射出可能になっている等、ブラスタのEAGLEに比べて取り回しがよくなっている。<br />
:FALCONは英語で「隼」の事であるが、ブラスタのEAGLE、リ・ブラスタのRAPTORと合わせて考えると戦闘機「F-16 ファイティングファルコン」が由来と思われる。EAGLEとFALCON、F-15とF-16はそれぞれ高価なものとその廉価量産型といった点で共有点が存在する。<br />
:;FALCONショット<br />
::バンカーを構えながらその場で対象に向かって、FALCONの連射を行う。<br />
:;フルアクセル・シュート<br />
::ブラスタのクラッチ・スナイパーに対応する武装。FALCONのロングバレルを展開、ロングレンジモードにて2射を行う。<br />
::エスターの場合、狙撃に関してはクロウのデータ頼りな模様。<br />
:;電子チャフグレネード<br />
::フルアクセル・シュートにて展開するFALCONの上部バレルの後方にマガジンを装着することで発射可能になる。おそらく弾頭そのものはブラスタと共有。<br />
::単体武装として採用されていないが、ACPイオタの冒頭で使用する。<br />
;バンカー<br />
:ブラスタと同様の装備。射出機能の有無は不明だが、戦闘アニメでは確認できない。<br />
:;バンカー・ストライク<br />
::敵機に急速接近後にアッパーからの切り払いを行う。<br />
<br />
==== 必殺武器====<br />
;ACPイオタ<br />
:正式名称「アサルトコンバットパターン・イオタ」。クロウが使用していた「ACPファイズ」は元[[ファイヤバグ]]の技量あっての高難度技であるため、新米パイロットのエスター用に考案された簡易ACP。<br />
:最初に3発の電子チャフグレネードを撃ち込んでから最大加速で突撃しつつ連射し、敵の周囲を旋回しつつ銃撃を加え、最後に突撃してバンカーで切り裂く。ファイズに比べかなり単純な構成で、フィニッシュ演出もない。なお「イオタ」はギリシャ文字の「Ι」のことで、直線的な動きを表している。<br />
:本機の最強武器だが格闘属性であるため、実は射撃がやたらと急成長する一方で格闘が全然伸びないエスターとは'''凄く相性が悪い'''。活用する場合はエスターの格闘をしっかりと強化したい。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;盾装備<br />
:[[シールド防御]]を発動。<br />
;[[修理装置]]<br />
:Esの売りの一つ。エスターの修理スキルと合わせ、前線の回復役として重宝する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;ACPイオタの攻撃力+500、射程+1、弾数+2<br />
:必殺攻撃が順当に強化される。エスターはデフォルトで援護攻撃を持つためかなりありがたい。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「HARDWORK&LOVE」<br />
:エスター専用[[BGM]]。クロウのBGM「CLOSE GAME LIFE」のアレンジバージョン。此方はロックとパーカッションが強い。意味は言うまでもないが'''「仕事も恋も一所懸命」'''。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ブラスタ]]<br />
:オリジナル機。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
{{バンプレストオリジナル}}<br />
{{DEFAULTSORT:ふらすた ES}}<br />
[[Category:登場メカは行]]<br />
[[Category:バンプレストオリジナルの登場メカは行]]<br />
[[Category:第2次スーパーロボット大戦Z]]<br />
[[Category:Zシリーズ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E9%87%8F%E7%94%A3%E5%9E%8B%CE%BD%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0&diff=446438
量産型νガンダム
2022-11-29T15:19:53Z
<p>わんわ: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}([[M-MSV]])<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 量産試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::RX-94]]<br />
| 頭頂高 = [[頭頂高::21.2 m]]<br />
| 本体重量 = 25.6 t<br />
| 全備重量 = <br />
*64.5 t(フィン・ファンネル装備時)<br />
*58 t(インコム装備時)<br />
| 動力 = [[動力::熱核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 2,500 kW<br />
| スラスター推力 = 91,000 kg<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 19,400 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連邦軍}}<br />
}}<br />
'''量産型νガンダム'''は『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] [[M-MSV]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した試作型[[モビルスーツ]]。その名の通り[[νガンダム]]の量産型として開発されているが、RXナンバーなので厳密には量産型試作機(量産機原型テストベット)である。<br />
<br />
武装の殆どはνガンダムと共通だが、右腕部オプションラッチにビーム・スプレーガン、バックパックの左右増設マウントに[[ニュータイプ]]パイロット用のフィン・ファンネルと一般パイロット用のインコムのどちらかを選択して装備出来るようになっている。<br />
<br />
頭部のブレードアンテナはνガンダムの二対の物から上向きのアンテナが減らされ一対になっており、カラーリングはブルーとネイビーのツートンとなっている。機体のスペックはνガンダムの80%台だったとされる。<br />
<br />
[[サイコフレーム]]の有無は作品によって違い、量産機でありながら搭載されているとも、[[アムロ・レイ]]が設計した当初のνを基にしているため搭載していないともされる。なお、サイコフレームが非搭載の場合、あの機体サイズに収まらないサイコミュ装置が必要となる。<br />
<br />
ネオ・ジオンの[[ギラ・ドーガ]]に対してロンド・ベルの[[ジェガン]]は些かパワー不足であった他、[[第2次ネオ・ジオン抗争]]が長期化する可能性、ニュータイプ専用機である[[ヤクト・ドーガ]]が量産される可能性にも備え、エースパイロット用高級量産機としてνガンダムの量産計画が発案された。しかし予想とは裏腹に同抗争が早期に決着してしまい、試作機1機の完成を以て計画は打ち切られた。その後は連邦の開発部が次期主力機のためにインコムのテスト等を行ったとされているが、詳細は不明である。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
最初期の登場作品では、フィン・ファンネル装備型かインコム装備型か選択し、以降は装備変更不可という仕様だったが、以降は[[換装]]できるため用途に合わせて装備を変更でき柔軟な運用ができるようになった。また、参戦当初の性能は[[νガンダム]]とほぼ同等で、[[運動性]]や攻撃力等は全く引けをとらなかったが、[[αシリーズ]]では本家との差別化が図られ、やや本家より能力が劣るようになった(それでも大抵は十分一線を張れるだけの能力がある)。<br />
<br />
SRWにおける立ち位置としては[[量産型ガンダムF91]]などと同様に、「誰を乗せてもそれなりに使える、地味だが優秀な[[量産機]]」といったところである。また、[[ニュータイプ]]でないと真価を発揮しきれない本家と違い、換装のおかげでオールドタイプでも十分に性能を引き出すことが出来るため、運用の幅の広さにおいては本家以上に使い勝手が良いことが多く、一軍あるいは準一軍クラスのパイロットを乗せての運用にも十分耐える優良機であることが多い。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:初登場作品。シナリオ「悲しみのカトル」終了後に補給物資として[[ロンド・ベル]]に納入される。武装の選択権はパイロットとしての意見を尊重するという流れで[[ブライト・ノア|ブライト]]から[[コウ・ウラキ|コウ]]に与えられ、以降は変更できない。<br />
:機体性能はHPとENが僅かに、武器性能はバズーカとファンネルの攻撃力が100低い程度で、それ以外は本家[[νガンダム]]と殆ど変わらない高性能機。フィン・ファンネルをフル[[改造]]すると[[マップ兵器]]版を追加できる点も本家と同じ。ビームキャノンに至っては何故か弾数が本家の2倍あり、本作では有射程P兵器が貴重なので、ある意味本家よりも優秀かもしれない。パイロット候補は[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、リアル系副主人公などの愛機が終盤不安なニュータイプを筆頭に、DCルートで愛機[[キュベレイ]]が加入しない[[ハマーン・カーン|ハマーン様]]、それに加え地上も通って[[フルアーマー百式改]]も[[サザビー]]もない[[シャア・アズナブル|クワトロ]]にも選択肢が入る感じか。<br />
:フィン・ファンネル搭載型とインコム搭載型では、比較…するまでもなくフィン・ファンネル搭載型の方が圧倒的に有利。インコムは弾数が6発しかなく、CRT率が30%も低く、MAP兵器の追加も当然できず、NT能力で射程も伸びず、更には改造区分の関係で攻撃力に300もの差が発生してしまう。よほどのオールドタイプ至上主義者でもなければ、インコム搭載型を選ぶメリットは皆無である。[[ロボット大図鑑]]の補完を狙うにしても、シナリオクリア直前にセーブしてやり直せばそれで済む。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:[[換装]]でファンネル装備かインコム装備かを選択できる。ファンネルとインコムの違いは、[[射程]]の長さと移動後に使用できるかどうか。ファンネルは当然NTにしか使用できないが射程が長く、インコムはパイロットを選ばず使用でき、射程が短い代わりに移動後に使用可能。また、ファンネルはIフィールドを張れるが、ファンネルでバリアを形成しているはずなのに[[ニュータイプ]]である必要が無い。プレイヤーの戦闘スタイルに合わせて運用できるが、小隊員機として運用する事の方が多いのであまり関係ない。今回アムロは比較的序盤からの登場だが、初登場時はケーラと共にこの機体に乗って参戦する。その分他シリーズに比べて[[νガンダム]]との性能差は大きく、バズーカやシールドなども非装備。<br />
:なお、[[クスハ・ミズハ|クスハ]]編でアムロが搭乗している機体のみ、武器の性能が高くなっている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:ほぼ、『第2次α』と同仕様。[[ベルグバウ]]が危険な機体と判断され一時的に使用を控える[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]の代替機体として序盤活躍する。彼はニュータイプではないので、当然インコム版を使用する。<br />
:ちなみに、クォヴレー機は[[改造]]を[[ベルグバウ]]に引き継ぐので改造は問題なし。なおこの機体は乗り換え不可能であり、クォヴレー以外のMSパイロットを乗せることはできない(逆にクォヴレーも本機以外のMSには乗れない)。<br />
:クォヴレー機とは別に前作同様の機体も入手することが出来る。当然ながらこちらは普通にUC系MSパイロットならだれでも乗ることが出来る。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:[[ラー・カイラム]]ルートで、シナリオ「逆襲のシャア」フィフス・ルナに制限ターン内に味方ユニットの誰かが到達すると次のシナリオから使用可能。そしてシナリオ「僕らが求めた戦争だ」で本格的に運用できる。同時期入手の[[νガンダム]]との[[合体攻撃]]が可能だが、参戦時期が遅いため、使うかどうかは微妙なところ。インコムとファンネルは換装可能だが、インコムは非P属性でファンネルより威力が低く、正式参戦時の宇宙世紀MSパイロットは全員NTか強化人間技能を持っているので、ファンネル装備での運用になると思われる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:特別条件はなく入手でき、フィン・ファンネル装備型で[[νガンダム]]または[[Hi-νガンダム]]との[[合体攻撃]]が可能である。[[改造]]費用はνやHi-νに比べて安く、改造して[[ハマーン・カーン]]や[[カテジナ・ルース]]辺りを乗せると良い。<br />
:ちなみにフィン・ファンネル装備型の性能は[[ヤクト・ドーガ]]とどっこい。<br />
:インコム装備型は低消費中射程P兵器のインコムが非常に使い勝手が良く、UCガンダム系では換えの効かない性能の便利ユニットとなれるポテンシャルを持っている。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:OZルートで[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]が戦力の拡充のために開発を急がせていた機体で、銀河帝国との月攻防戦でインコム型が投入されたがそのほとんどが撃破された。銀河帝国との決戦前に唯一残った機体が[[マーチウィンド]]にまわされることになる。<br />
:ファンネルかインコムの選択制だが、乗機の貧弱な[[シロー・アマダ|シロー]]を乗せるためにインコム型を選ぶのも一つの手。また、インコム型は[[改造]]段階が高く、フル改造時の全性能はファンネル型どころか本家[[νガンダム]]よりも高くなる。一方のファンネル型は改造段階が本家と同じなので本家を超えることはできないが、『F完結編』同様にマップ兵器版の追加ができる。<br />
:なお、選択時に説得キャラやリンクキャラ、果ては[[アポリー・ベイ|アポリー]]まで加わった一大論争が発生し、最後は[[アムロ・レイ|アムロ]]が選択を主人公に丸投げすることになる。<br />
:余談だが、OZルートでは他に[[フルアーマー百式改]]も入手できるため、中盤で宇宙世紀MSの戦力がわりと整うことになる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:サイドミッション「荒野を一人往く」にて登場。『第3次α』以来16年ぶりの参戦となる。改造段階は[[ガンダム]]から引き継ぐ<ref>ここから更に[[νガンダム]]へと改造が引き継がれるが、「荒野を一人往く」はキーミッションではないため省略が可能。その場合νガンダムを先に入手する事ができるが、こちらのミッションはしばらく消えずに残る。</ref>。通常のサイコミュシステムを搭載しているようで、本作の『νガンダム』の名称を持つ機体で唯一サイコ・フレームを特殊能力に持っていない他、性能面もαシリーズに近い物になっている。<br />
:今回はインコム装備型が換装パーツ扱いで、加入と同時に必ず手に入る。<br />
:機体性能はガンダムよりも高いが、最大火力はガンダムの連続攻撃の初期威力4300より100低い初期威力4200。インコム装備型はさらに低く初期威力4100となる。<br />
:ただカスタムボーナスによって威力が300上昇する上に、フィン・ファンネルはそれなりの射程かつバリア貫通・サイズ差補正無視・カウンター属性持ちとかなりの高性能武装になる。<br />
:インコム型ではフィン・ファンネル型よりも射程・威力が劣り、サイズ差補正無視やIフィールドがない代わりに移動後使用可でニュータイプ技能が不要という違いがある。<br />
:νガンダム受領後も残るため、シュラク隊やデフォルト機体の[[コンティオ]]がイマイチな[[クロノクル・アシャー|クロノクル]]などを乗り換えさせたい時などはインコムに換装しておこう。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;60mmバルカン砲<br />
:頭部に2門装備されたバルカン砲。<br />
;ビーム・スプレー・ガン<br />
:右腕部オプションラッチに装備されたビーム砲。原型のνガンダムには無かった装備の一つ。<br />
;ビーム・サーベル<br />
:バックパック横の選択装備ユニット部に配された近接白兵武装。フィン・ファンネル装備時はνガンダムと同レイアウトなので1本のみだが、インコム装備時は左右一対計2本装備されている。<br />
:インコム時はユニットを立てて先端を前方に向ける事でビーム・キャノンとしても使用可能。これは[[ΖΖガンダム]]のハイパービームサーベル/ダブルキャノンと同様の機構。<br />
:こちらのキャノンとしての運用はSRWではほぼ採用されない。<br />
;ビーム・サーベル(サブ)<br />
:リアスカートに1本装備された予備のサーベル。上記の物とはデザインが異なる。<br />
:SRW含めメディア作品ではバックパックの装備と被る事やバックアップ装備の保持理由として大きい装備品のロストが無い事などから採用率はかなり低め。<br />
;ビーム・ライフル<br />
:[[νガンダム]]と同型。<br />
;ニュー・ハイパー・バズーカ<br />
:νガンダムの物と同型。<br />
;シールド<br />
:武装を内蔵する攻防一体の多目的複合装備。νガンダムの物と同型である。左腕に1基装着。<br />
:ゲーム内では、シールドとしてあまりお世話になる事は無く、内蔵武器の方にお世話になる事の方が多い。<br />
:;ビーム・キャノン<br />
::シールドの裏側に内蔵されている。<br />
:;ミサイル<br />
::ビームキャノンの砲身先端脇に左右二対計四発配されている。<br />
<br />
==== 選択武装 ====<br />
;インコム<br />
:一般パイロット用の武装。バックパック左右の「ツインコムユニット」に二基ずつの計四基搭載されている。νガンダムとの差別化の為か換装等のシステムがないメディア等ではこちらの装備の採用率が高い。<br />
:SRWではフィン・ファンネルと比べると威力が低く、射程に難があるが移動後使用可能という利点がある。なお初期の作品では非P属性だったので非NTでも使用できること以外フィンファンネル版の下位装備であった。<br />
;フィン・ファンネル<br />
:バックパック左側に専用マウントを介し6基装備されるオールレンジ武装端末。ニュータイプパイロット搭乗時はこちらを選択する。[[Iフィールド]]展開はこちらでしか使用不能。<br />
:『30』ではZシリーズのνガンダムで上がっていた必要技能レベル(ニュータイプLV2)が本機にも反映されており、加入当初の[[オデロ・ヘンリーク|オデロ]]や[[トマーシュ・マサリク|トマーシュ]]程度では使えないので注意。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;ツイン・フィン・ファンネル<br />
:[[νガンダム]]、[[νガンダムHWS装備型]]あるいは[[Hi-νガンダム]]と連携してフィン・ファンネルを放つ。『[[スーパーロボット大戦R|R]]』や『[[スーパーロボット大戦D|D]]』でのみ実装。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[Iフィールド]](作品によってはIフィールド⊿(デルタ))<br />
:フィン・ファンネルを用いた対ビーム[[バリア]]。SRWでは通常のIフィールドより効力が若干強いことが多い。なお、シリーズによって能力の表記名は若干変わる。当然ながらインコム装備型では使用できない。<br />
;[[換装]]<br />
:フィン・ファンネル装備型とインコム装備型に換装する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;フィン・ファンネル(インコム)の攻撃力+300。運動性+10。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「SegmentVI GUNDAM(ニュー・ガンダム) 」<br />
:<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:<br />
;「BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~」<br />
:<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[νガンダム]]<br />
:原型機。<br />
;[[GUNDAM:ガンダムGファースト|ガンダムGファースト]](SRW未登場)<br />
:『機動戦士ガンダムU.C.0096 ラスト・サン』(未参戦)で登場。本機をベースにした次世代検証用試作機。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』において[[ガエル・チャン]]の搭乗機として登場する予定もあったが、カトキハジメ氏から固定ファンがいるという理由から反対され、[[ドーベン・ウルフ]]の改修機であるシルヴァ・バレトがデザインされたという経緯がある。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00EEZ4TMC</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:量産型νガンダム]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:りようさんかたにゆうかんたむ}}<br />
[[category:登場メカら行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]<br />
[[category:MSV]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0_%E9%80%86%E8%A5%B2%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%A2&diff=446437
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
2022-11-29T15:17:59Z
<p>わんわ: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場作品概要<br />
| 読み = きどうせんしガンダム ぎゃくしゅうのシャア<br />
| 外国語表記 = Mobile Suit Gundam Char's Counterattack<br />
| 原作 = 富野由悠季<br />
| 原案 = 矢立肇<br />
| 著者 = <br />
| 作画 = <br />
| 挿絵 = <br />
| 監督 = 富野由悠季<br />
| シリーズ構成 = <br />
| 脚本 = 富野由悠季<br />
| キャラクターデザイン = 北爪宏幸<br />
| メカニックデザイン = 出渕裕<br />
| 音楽 = 三枝成彰<br />
| 制作 = サンライズ<br />
| 放送局 = <br />
| 配給元 = 松竹<br />
| 発売元 = <br />
| 掲載誌 = <br />
| 出版社 = <br />
| レーベル = <br />
| 配信元 = <br />
| 放送期間 = <br />
| 公開日 = 1988年3月12日<br />
| 発売日 = <br />
| 発表期間 = <br />
| 刊行期間 = <br />
| 配信開始日 = <br />
| 話数 = <br />
| 巻数 = <br />
| シリーズ = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*[[宇宙世紀]]シリーズ<br />
| 前作 = [[機動戦士ガンダムΖΖ]]<br />
| 次作 =<br />
| 劇場版 = <br />
| アニメ版 = <br />
| 漫画版 = <br />
| 小説版 = [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]<br />
| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦]]<br />
| 初クレジットSRW = <br />
| 備考 = <br />
| その他 = <br />
}}<br />
『'''機動戦士ガンダム 逆襲のシャア'''』はサンライズ制作の劇場アニメ作品。'''[[俗語・俗称|通称]]『逆シャア』'''。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[ガンダムシリーズ]]において、初の完全オリジナルストーリーによる劇場用作品。『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の[[続編]]で同作の4年後である[[宇宙世紀]]0093年が舞台となる。配給収入は6億2千万円、観客動員数は103万人。<br />
<br />
シリーズの原点『[[機動戦士ガンダム]]』の[[主人公]]である[[アムロ]]と、[[ライバル]]の[[シャア・アズナブル|シャア]]が中心となって展開される物語で、彼らの最後の戦いを描く。<br />
<br />
本作には[[小説|小説版]]として劇場版シナリオの第1稿を元にした『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]』とアニメージュで連載されていた『機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマー』に加筆した『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(共に富野由悠季著)の2種類が存在し、前者の口絵で描かれていた小説版[[νガンダム]]は、後にリファイン・設定追加がなされ[[Hi-νガンダム]]に、同じく口絵にあった[[ナイチンゲール]](スペックの書かれているモノクロページの方。カラー口絵では[[サザビー]]の外観)も「[[サザビー]]の上位機種という位置付け」で設定し直され、スパロボにも登場している。<br />
<br />
=== スーパーロボット大戦シリーズにおいて ===<br />
アムロとシャアを一年戦争時代の旧式機体に乗せたままにすると活躍できない事への配慮として、[[ゲーム]]の都合上アムロが出演する場合は必ず参戦する。その為ファン共通認識として'''「アムロ・レイの参戦は、νガンダムが必ず登場する」'''というものがある。参戦数はトップである(ロボットに限れば[[マジンガーZ]]が参戦トップである)。<br />
<br />
同様の理由でそれより後の時代である『[[F91]]』、『[[機動戦士Vガンダム|V]]』の登場[[モビルスーツ]]に匹敵する性能である事が多い。また、初期は[[いるだけ参戦|機体のみ参戦]]の場合がかなり多く、原作が再現される事はあまり無かった。これは『[[機動戦士Ζガンダム]]』の参戦機会が多い事も影響している。『Ζ』が参戦している場合の多くは[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]を最終話まで自軍のパイロットとして使えるようにしてるため、「シャアの反乱」というイベントを起こしにくくなっていた。『第3次Z』以降では、原作再現も行われシャアも『逆シャア』設定で仲間になる事が多くなっている。<br />
<br />
スパロボ戦闘中に流れる[[BGM]]「MAIN TITLE」「νガンダム」「SegmentIII SALLY」は、聞けば判るが全て同一曲のアレンジ(一応大元は「MAIN TITLE」となる)であり、劇中においてはそのアレンジの一つである「ネオ・ジオン国歌」として歌詞付きのバージョンが聞ける。<br />
<br />
== 登場人物 ==<br />
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。<br />
<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/EX]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第4次]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次G]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/新]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/F]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/F完結編]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/64]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/リンクバトラー]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT2]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α forDC]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α外伝]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/A]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/IMPACT]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/R]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次α]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT3]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/D]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/SC]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/MX]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/GC]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次α]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/XO]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/SC2]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/Z]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/ZSPD]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z破界篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/モバイル]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/CC]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第1期]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/V]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/X]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/T]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/30]]<br />
<br />
=== [[地球連邦軍]] ===<br />
==== [[ロンド・ベル]] ====<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:[[主人公]]。ロンド・ベルの[[エース]]で、シャアとの最後の戦いに挑む。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:ロンド・ベル司令。<br />
;[[チェーン・アギ]]<br />
:アムロの恋人。<br />
;[[ケーラ・スゥ]]<br />
:ロンド・ベルのMSパイロット。<br />
;[[アストナージ・メドッソ]]<br />
:ロンド・ベルの[[科学者・技術者|メカニック]]。<br />
;[[トゥース]]<br />
:ラー・カイラムの戦術士官。<br />
;[[メラン]]<br />
:ラー・カイラムの副長。<br />
<br />
==== その他 ====<br />
;[[オクトバー・サラン]]<br />
:[[アナハイム・エレクトロニクス]]の[[サラリーマン|社員]]。[[νガンダム]]の開発責任者。<br />
;[[アデナウアー・パラヤ]]<br />
:地球連邦の高官。シャアを甘く見ている連邦軍を象徴している人物。劇中において、'''「地球連邦の管理下にあった小惑星基地アクシズを敵であるシャアに売り渡す」'''という最大の失策を行う。<br />
;[[カムラン・ブルーム]]<br />
:『[[機動戦士ガンダム]]』以来の登場。ネオ・ジオンのアクシズ売却を巡る交渉に参加した。しかし、地球連邦軍の対応のあり方に危機感を抱き、ロンド・ベルに協力する。<br />
<br />
=== [[ネオ・ジオン]] ===<br />
;[[シャア・アズナブル]]<br />
:ネオ・ジオン総帥にしてアムロの[[ライバル]]。地球人類の粛正を目的とした「地球寒冷化作戦」を挙行する。<br />
;[[ナナイ・ミゲル]]<br />
:ニュータイプ研究所の所長で、シャアの愛人。<br />
;[[クェス・パラヤ]]<br />
:シャアに憧れる[[ニュータイプ]]の少女。アデナウアーの娘だが、父親に失望しシャアの誘いによりネオ・ジオンに身を投じる。 <br />
;[[ギュネイ・ガス]]<br />
:ネオ・ジオン所属の強化人間。<br />
;[[レズン・シュナイダー]]<br />
:ネオ・ジオン所属のMSパイロット。<br />
;[[ライル]]<br />
:[[レウルーラ]]の艦長。<br />
;[[ネオ・ジオン兵]]<br />
:<br />
<br />
=== 民間人 ===<br />
;[[ハサウェイ・ノア]]<br />
:[[ブライト・ノア|ブライト]]の息子。クェスに対して淡い想いを抱いている。<br />
;[[ミライ・ヤシマ|ミライ・ノア]]<br />
:ブライトの妻。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;[[ララァ・スン]](精神体)<br />
:故人だが、ララァの死は14年を経てもなお、アムロとシャアの[[トラウマイベント|トラウマ]]として残り続けている。<br />
<br />
== 登場メカ ==<br />
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。<br />
<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/初代]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/EX]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第4次]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次G]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/新]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/F]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/F完結編]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/64]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/リンクバトラー]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT2]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α forDC]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/α外伝]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/A]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/IMPACT]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/R]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次α]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT3]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/D]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/SC]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/MX]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/GC]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次α]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/XO]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/SC2]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/Z]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/ZSPD]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z破界篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/モバイル]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/CC]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第1期]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/V]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/X]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/T]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]<br />
*[[メカ&キャラクターリスト/30]]<br />
<br />
=== [[地球連邦軍]]の機動兵器・[[戦艦]] ===<br />
;[[νガンダム]]<br />
:アムロの最後の愛機。<br />
;[[リ・ガズィ]](MS形態、BWS形態)<br />
:[[Ζガンダム]]の[[量産型]]として造られ、性能はそれなりだったがコスト面で折り合わず量産されなかった。<br />
;[[ジェガン]]<br />
:[[ロンド・ベル]]隊所属の量産[[MS]]。<br />
;[[ジムIII]]<br />
:『[[ガンダム・センチネル|センチネル]]』、『[[ΖΖ]]』に引き続いて登場。[[ロンド・ベル]]以外の連邦軍が使用している。<br />
;[[ラー・カイラム]]<br />
:[[ロンド・ベル]]の旗艦。<br />
;[[クラップ級巡洋艦]]<br />
:後の宇宙世紀シリーズにて、本艦の同型艦が登場している。<br />
<br />
=== [[ネオ・ジオン]]の機動兵器・[[戦艦]] ===<br />
;[[サザビー]]<br />
:シャアの最後の愛機。スパロボでは自軍で使用できる事も多い。<br />
;[[ヤクト・ドーガ]]<br />
:本編に登場したのは下記の専用機のみであり、[[ヤクト・ドーガ (量産型)|量産型]]はスパロボオリジナルである。<br />
:*'''[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)]]'''<br />
:*'''[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)]]'''<br />
;[[α・アジール]]<br />
:ニュータイプ専用MA。<br />
;[[ギラ・ドーガ]](通常、角付きの小隊長用)<br />
:ネオ・ジオンの主力量産型[[MS]]。<br />
;[[レウルーラ]]<br />
:ネオ・ジオンの旗艦。<br />
;[[ムサカ級軽巡洋艦]]<br />
:ネオ・ジオンの主力艦。<br />
<br />
=== CCA-[[MSV]] ===<br />
;[[量産型νガンダム]]<br />
:νガンダムの量産型。[[ファンネル]]装備型、インコム装備型が登場。<br />
;[[νガンダムHWS装備型]]<br />
:νガンダムのフルアーマーバージョン。<br />
;[[Hi-νガンダム]]<br />
:小説版(『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』)におけるアムロの機体。『CCA-MSV』では、[[νガンダム]]の発展型。<br />
;[[ナイチンゲール]]<br />
:小説版(『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』)におけるシャアの機体。『CCA-MSV』では、[[サザビー]]の発展型。<br />
<br />
=== SRWオリジナル ===<br />
;[[ヤクト・ドーガ (量産型)]]<br />
<br />
== 用語 ==<br />
;[[ロンド・ベル]]<br />
:[[地球連邦軍]]の独立部隊。部隊の司令官は[[ブライト・ノア]]で、モビルスーツ部隊長は[[アムロ・レイ]]が務めている。故に、部隊の練度が高い。<br />
:なお、SRWでは[[プレイヤー部隊]]として「ロンド・ベル」が使用されるケースが多い。<br />
;[[ネオ・ジオン]]<br />
:[[シャア・アズナブル]]を総帥とする反連邦組織。[[アースノイド|地球人類]]の粛正を目的とした「地球寒冷化作戦」を挙行する。<br />
;[[フォン・ブラウン]]<br />
:月面の恒久都市。<br />
;[[ロンデニオン]]<br />
:サイド1に所在する[[スペースコロニー]]で、ロンド・ベルの本拠地。<br />
;[[スウィートウォーター]]<br />
:密閉型とオープン型を繋ぎ合わせた不安定な構造を持つスペースコロニーで、多くの難民が暮らしている。シャア率いるネオ・ジオンの本拠地。<br />
;[[フィフス・ルナ]]<br />
:資源採掘用の小惑星。物語冒頭で[[地球連邦軍]]の本部がある[[ラサ]]に落下させられる。<br />
;[[アクシズ]]<br />
:かつて[[ハマーン・カーン]]率いるネオ・ジオンの本拠地だった小惑星基地。地球連邦政府の管理下にあったが、裏取引によってネオ・ジオンの手に渡り、地球への落下軌道に乗せられる。<br />
;[[サイコフレーム]]<br />
:[[サイコミュ]]の機能を持つコンピューターチップを金属粒子レベルで組み込んだモビルスーツ用特殊フレーム。人の意思を吸収して共振する特性を持つ。<br />
;[[第2次ネオ・ジオン抗争]]<br />
:『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の舞台となる[[宇宙世紀]]0093年に勃発した地球連邦軍とシャア率いるネオ・ジオンとの間の戦争。「'''シャアの反乱'''」とも呼称する。<br />
<br />
== 楽曲 ==<br />
;主題歌<br />
:<br />
:;「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」<br />
::作詞:小室みつ子 作曲・編曲:小室哲哉 唄:TM NETWORK<br />
::TM NETWORKを代表するアニメソングの一つ。なお本曲に関して、作詞担当の小室みつ子氏曰く'''「[[ガンダムシリーズ]]作品を視聴した感想のようなもの」'''との事。<br />
::『第2次α』『第3次α』『IMPACT』『D』『GC』『OE』『第3次Z時獄篇』『X-Ω』『DD』で採用。『V』『X』『T』限定版、『30』プレミアムサウンド&データパックでは原曲を収録。作品によっては、副題の(メビウスの宇宙を越えて)が省かれている。<br />
::「αシリーズ」では[[Hi-νガンダム]]専用曲。『IMPACT』では『逆襲のシャア』シナリオのBGM。『X-Ω』ではイベント「起死回生のシャア」、『DD』ではイベント「メビウスの宇宙」にてクエストBGMに採用。<br />
:<br />
;劇中BGM<br />
:<br />
:;「MAIN TITLE <メイン・タイトル>」<br />
::本編のタイトルバックで流れるBGM。<br />
::『第4次S』『F/F完結編(SS版)』『64』『α』『α外伝』『A(GBA版)』『R』『第3次α』『Z』『第2次Z』『第3次Z』『X-Ω』『DD』『30』で採用。『V』限定版では原曲を収録。スパロボで使用される際はイントロ部分を大幅にカットされたアレンジが採用されている。が、実は'''劇中本編に使われたのはイントロのみで、スパロボで採用されている大部分は全く流れていない'''。その部分はむしろ下記SALLYやνGUNDAM等のアレンジベースとしての印象の方が強いと思われる。<br />
::『X-Ω』ではイベント「時代を継ぐ者」、『DD』ではイベント「奇跡を引き起こす者」にてクエストBGMに初採用。<br />
:;「SegmentVI ν GUNDAM <ニュー・ガンダム>」<br />
::スパロボで使用される際はサビからとなっていることが多いが、イントロの入りを少し流してサビに移行する場合などもあり[[ゴーショーグン]]と同じようなアレンジパターンとなっている。<br />
::『新』『F完結編(PS版)』『SC2』で採用。<br />
:;「SegmentIII SALLY <出撃>」<br />
::こちらもイントロ部分を大幅にカットした物<ref>というより、カットされた部分はCD化された際に一緒にされた別パートの楽曲だったと思われ、劇中ではスパロボと同じ箇所から流されている。</ref>が使用されている。「MAIN TITLE」とメロディはほぼ変わらないがΖガンダムの「艦隊戦」をイメージしたアレンジがかけられている。<br />
::英題の「SALLY」が使われたり邦題の「出撃」が使われたりと作品によってタイトル表記にブレがある。<br />
::『COMPACT』『COMPACT2』『IMPACT』『第2次α』『COMPACT3』『MX』『AP』『OE』『V』で採用。<br />
:;「SegmentXI COMBAT <格闘>」<br />
::『第2次α』では逆シャア関連のステージBGMとして、また『SC』ではνガンダムの必殺技使用時のBGMとして採用。<br />
<br />
== 登場作と扱われ方 ==<br />
宇宙世紀ガンダムシリーズが参戦する際ほぼ必ず含まれる事もあって参戦回数は多く、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』を抜き参戦回数は全作品中最多となった。ただし他の宇宙世紀作品(特に『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』や『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』)の物語との兼ね合い上、原作再現度が概して高いわけではなく、[[νガンダム]]にアムロ、[[ラー・カイラム]]にブライト達を乗せる為と思われる参戦のパターンも多い。<br />
<br />
リ・ガズィは原作では量産されなかったが、スパロボでは2機以上で量産されている作品がある。<br />
<br />
『第3次α』までの版権スパロボシリーズではアムロ(νガンダム)と[[兜甲児]]([[マジンガーZ]])が皆勤を果たしていたが、次作『[[スーパーロボット大戦J|J]]』が宇宙世紀作品で初の不参戦となった為に、初めて欠席となった。ちなみに宇宙世紀作品が参戦するスパロボに限定すれば同シリーズが『[[機動戦士ガンダムUC]]』のみであった『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』までは皆勤であった。ちなみに、甲児&マジンガーZの初欠席は『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』である。<br />
<br />
ソフトの発売前には公式から、「[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]は[[裏切りイベント|裏切らない]]」「[[いるだけ参戦|機体のみ登場する]]」などを予めアナウンスされる事がある。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦]]([[第2次スーパーロボット大戦G|G]])<br />
:クェス、ギュネイ、レズンが初登場。ただし、クェスはFC版のみ登場。アムロは1stの時の姿。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦]]<br />
:アムロは1stの時の姿であるが、PS版では『[[Ζ]]』時の姿。味方側にはケーラ、チェーン、敵側にはナナイが初登場。ただし、ナナイはシャア(クワトロ)を仲間にすると出現しない。レズンは[[ギラ・ドーガ (レズン専用)|専用機]]だけでなく、『Ζ』の[[ハンブラビ]]に乗る事もある。FC版『第2次』で敵だったクェスが、条件を満たせば初めて自軍キャラとして使用できる。<br />
;[[スーパーロボット大戦EX]]<br />
:ハサウェイが初登場。アムロは1stの時の姿であるが、PS版では『逆襲のシャア』時の姿。なお、ブライトは登場しない。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:アムロは『[[逆襲のシャア]]』時の姿。『第4次S』では、アムロ、ブライト、クェスに声が入った。クェスはリアル系のみで条件で仲間になる。<br />
:EDでクワトロが行方不明になった点では逆シャアのフラグが立ったともいえるが、アムロらの後日談から考えるとその後にシャアが決起したかは不明。<br />
;[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]])<br />
:[[量産型νガンダム]]が初登場。実は終盤に『逆襲のシャア』シナリオを入れる予定があり<ref>ケイブンシャ『セガサターン必勝法スペシャル スーパーロボット大戦F完結編を一生楽しむ本』124頁。</ref>、そのためか『逆襲のシャア』版シャアのグラフィックがデータに存在している。『F完結編』でポセイダルルートに行くと、クェスが仲間になりシャア(クワトロ)の愛機[[サザビー]]が手に入れる。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦α]]<br />
:ナナイ、ギュネイ、レズンは[[ネオ・ジオン]]にいる設定。クェスも最初からネオ・ジオンに所属。シャア(クワトロ)は味方のまま。<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]<br />
:[[Hi-νガンダム]]が隠し機体として初登場。本作においてはシャアはクワトロのままであるが、次回作へのフラグが立てられる事になる。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]<br />
:原作再現が多く、選択次第では最終話前のシナリオが[[宇宙世紀]]系ガンダムの敵側との一大決戦となる。条件を満たすことで最終決戦におけるシャアの乗機が[[ナイチンゲール]]に変化する。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]<br />
:シャアは『第2次α』で死亡したために故人。シャアの愛機である[[サザビー]]が隠し機体として入手(シャア(クワトロ)不在で入手となるのは初)。また、『F91』が未参戦となったので、主力機が[[ジェガン]]に戻された。リアル系女ルートでシャア側の[[ネオ・ジオン兵]]が0083の[[ジオン兵]]と共に敵として登場する。最終決戦でシャアがララァと共に霊として登場するが、アムロとの会話後にいきなりクワトロバージョンになっている。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Z]]<br />
:[[νガンダム]]と[[リ・ガズィ]]のみ参戦。アムロは『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』時の姿で、パイロットスーツも当初は[[エゥーゴ]]や[[カラバ]]で使用されている物を着用しているが、νガンダム入手時に『逆襲のシャア』時の物を一緒に受け取り、以降はそれを着ている。<br />
:本作では単純にνガンダムにアムロを乗せる為の参戦ではなく、νガンダムはストーリー終盤にとある重要な役割を果たすこととなる。クワトロ(シャア)は味方のままで逆襲しない。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]] / [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]])<br />
:前作に引き続きアムロは『Ζ』時の姿で、νガンダムと『逆襲のシャア』時のパイロットスーツのみ登場。なお、クワトロが[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]との出会いによって少なからず迷いが生じている場面が見受けられるが、果たして…。<br />
:継続参戦組の内、ストーリー未再現なのは本作と『[[無敵鋼人ダイターン3]]』のみ(正確にはある設定のみで再現)。公式サイトなどで「機体のみの参戦」が事前公表されていた(『劇場版[[マクロスF]]』も同じ)。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]<br />
:本格的に参戦し、原作再現が行われる。レズンが『第2次α』から、クェスとギュネイが『D』からそれぞれ約11年振り、ハサウェイが『R』から約12年振りの登場。その内、ケーラは未登場。後日談である『[[機動戦士ガンダムUC]]』と初共演。<br />
:今作の中核を担い、終盤のアクシズ戦は熱いの一言。見せ場はアクシズ落としの際の、ジオン兵のセリフである。彼らのセリフが、シャアの行いが是非だったかどうかを原作以上に強調している。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]<br />
:前作に引き続いての登場。原作再現は終了しているものの、『第3次Z時獄篇』同様本作の登場人物は物語に大きく関わるなど存在感は健在。<br />
:なお、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で当作品が不参戦となったため、天獄篇を以って宇宙世紀作品が参戦したSRWにおける皆勤記録は途絶えている。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]<br />
:中盤、シャア(クワトロ)は味方のままの為、クェスとギュネイは『ΖΖ』の[[グレミー・トト|グレミー]]の部下として登場(クェスは今回も条件で仲間)。原作でアムロの夢の中で登場したララァは生存。[[ヤクト・ドーガ (ギュネイ専用)|ギュネイ用のヤクト・ドーガ]]が初めて条件で使用可能。また、[[α・アジール]]も条件で使用が可能。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇]]<br />
:条件次第でラストがシャアの反乱となる。<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]<br />
:『COMPACT2』と同様で条件次第でラストがシャアの反乱となる。<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]<br />
:<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])<br />
:シャア(クワトロ)は味方のまま。クェス、ギュネイ、レズン、ナナイは登場せず、敵機体が登場する。シャアの逆襲フラグは見受けられるが、EDでは逆襲する事は無い。<br />
;[[スーパーロボット大戦R]]<br />
:序盤の現代世界で原作の展開が忠実に再現される。ただ、[[主人公]]が過去へ行った後は『[[Ζ]]』時代のグラフィック。技術の前倒しによりCCA時代のMSも終盤で建造されることになる。<br />
:ED後はネオ・ジオンは地球と和睦し、公正な選挙でコロニー連合国家の大統領となったキャスバル(シャア)が[[地球圏統一連合]]との平和宣言を締結する所で終わる。(なお大統領就任式典はアクシズで行われており、サイド3のジオン共和国については特に語られていないので、統合した可能性もある)<br />
;[[スーパーロボット大戦D]]<br />
:時代背景は『[[逆襲のシャア]]』時代だが、[[アクシズ]]落とし前にアムロとブライトが拿捕され、その後は[[ネオ・ジオン]]が味方で『逆襲のシャア』時のシャアやギュネイが'''終始仲間にいる'''など特殊な展開となっている。[[ナイチンゲール]]が自軍として使用可能。[[レウルーラ]]は名前のみ登場、ナナイやレズンは姿すら見せない。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]<br />
:[[νガンダム]]のみ参戦。アムロは『[[Ζ]]』時の姿。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦V]]<br />
:シリーズ物を除けば初の原作終了後設定で参戦。但し一部の展開が変わっており、チェーンとアストナージが生存している。シャアは完全に故人という扱いであり名前のみの登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦X]]<br />
:本作では原作最終決戦中の状態で参戦。キャラクターはアムロとシャアのみ登場。[[サザビー]]以外の[[ネオ・ジオン]]の[[モビルスーツ|MS]]は隠し機体として登場。<br />
;[[スーパーロボット大戦T]]<br />
:『Ζ』『ΖΖ』と共に任天堂ハード向けスパロボにはGC以来15年ぶりの復帰。『ΖΖ』の原作再現が終盤の状態の時間軸なので、こちらも未終了。また、小説版『ベルトーチカ・チルドレン』寄りになっており、チェーンやハサウェイは不参加。アムロとシャアの対決自体はあるがアクシズ落としは行われない、ほぼ完全なオリジナルの展開に。アクシズ落としは別の勢力が代わりに行う。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;[[スーパーロボット大戦]]<br />
:初参戦作品。<br />
;[[新スーパーロボット大戦]]<br />
:シリーズで初めて本作のシナリオが再現された。<br />
;[[スーパーロボット大戦64]]([[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]])<br />
:シャア(クワトロ)は味方だが、終盤で敵となる。アムロは『[[Ζ]]』の姿だが、終盤で『逆襲のシャア』時の服装に変わる。<br />
;[[スーパーロボット大戦MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:シャア(クワトロ)は逆襲しない為、味方のまま。EDでロンド・ベルが結成されるが、シャアの進路が異なった事で原作の流れになる事は無くなった。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:隠し機体としてνガンダム、サザビー、リ・ガズィが参戦するのみ。アムロは『1st』のまま。<br />
;[[スーパーロボット大戦モバイル]]<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]<br />
:2013年9月1日に追加参戦。シャア一派がネオ・ジオンを離反し、自軍に参加するという展開に。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]<br />
:発表当初の参戦作品に表記が無かったが、第5章の追加ミッション予告で参戦が発表された。<br />
:本作でも機体(νガンダムとサザビー)のみ。もっとも、本作のシャア(クワトロ)ならば、この先逆襲する事は無さそうである。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]<br />
:2015年12月に『逆襲のシャア』がメインのイベント「アクシズの攻防」が開催。[[νガンダム]]が歴代でも屈指の強さを見せたり、[[トゥース]]と[[ライル]]が初登場するなど、扱いは良好。<br />
;[[スーパーロボット大戦DD]]<br />
:ワールド2の構成作品。序章ワールド2から1章Part13までにかけて原作再現が行われている。<br />
:アクシズ落としのステージではワールド2の地球が描かれているが、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』の世界観が混ざっているため赤い海のはずだが、'''青い海となっている'''。多くのユーザーからミスとしてツッコまれたが、『逆襲のシャア』の原作再現を優先した結果であり、ミスではないとのこと<ref>生スパロボチャンネル[アプリ版](2021年3月5日配信)より。</ref>。<br />
;[[スーパーロボット大戦30]]<br />
:原作終了後設定だが、チェーンとアストナージが生存している。「完全に原作通りの流れと理由で反乱を起こした後のシャア・アズナブルがクワトロ・バジーナとして生き残っている」というこれまでにないIF展開となっている。<br />
:珍しく『逆襲のシャア』が原作終了後かつシャアが味方として参戦するにもかかわらず、DLCを含めサザビーが参戦しない作品となっている。<br />
::この為、本作では味方側に『フィン・ファンネル』、『インコム』持ちの機体はいても『ファンネル』持ちの機体が一切出てこないという珍しい事態になっている。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]<br />
:νガンダムとサザビーが参戦。パイロットは1stガンダム設定のアムロとシャアである。<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:機体のみ、しかも小説版のHi-νガンダムとナイチンゲールのみが参戦。パイロットは1st設定のアムロとシャアである。<br />
;[[Another Century's Episode]]<br />
:<br />
;[[Another Century's Episode: R]]<br />
:<br />
;[[Another Century's Episode Portable]]<br />
:<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*本作が公開される直前にテレビで放送された特別番組にて、富野由悠季監督は'''「この作品は35歳以上の方に、特に男性の方に見てもらいたい」'''というメッセージを視聴者へと送っている。<br />
*アニメ監督・演出家の幾原邦彦氏は、本作を「アニメ業界の縮図」もしくは「社会全体の縮図」と評している。<br />
**幾原氏はシャアとアムロの対立を「作品を自身のマスタベーションに利用する独善的な富野氏」と「アニメーター達の幸福のために協調を主張する偽善的な富野氏」の対立に見立てたり、アニメ作品のシリーズディレクターをシャア、キャラクターデザイン兼作画監督をクェス、一演出家をギュネイに置き換えている。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
=== [[DVD]]・Blu-ray ===<br />
<amazon>B00005HVM2</amazon><amazon>B0029S98K4</amazon><amazon>B000XSKZWW</amazon><amazon>B004TJE3JW</amazon><amazon>B004TOB56G</amazon><br />
<br />
=== 漫画版 ===<br />
<amazon>4063720276</amazon><amazon>4886531172</amazon><br />
*2品目の『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』には村上としや氏の漫画版『逆襲のシャア』が併録されている。<br />
<br />
=== 小説版 ===<br />
<amazon>4199051252</amazon><amazon>4199051295</amazon><amazon>4199051309</amazon><amazon>4044101094</amazon><br />
※以下3冊は劇場版と同名だが内容は『ハイ・ストリーマー』と同じ。<br /><br />
<amazon>419908004X</amazon><amazon>4199080058</amazon><amazon>4199080082</amazon><br />
<br />
=== その他書籍 ===<br />
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<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:きとうせんしかんたむ きやくしゆうのしやあ}}<br />
[[Category:登場作品]]<br />
[[category:富野作品]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズ|*きとうせんしかんたむ きやくしゆうのしやあ]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|*きとうせんしかんたむ きやくしゆうのしやあ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%BA%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%AB&diff=446436
シャア・アズナブル
2022-11-29T15:13:21Z
<p>わんわ: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Char Aznable]]<ref>[http://www.gundam.jp/tv/world/character/ze01.html CHARACTER]、機動戦士ガンダム公式web、サンライズ、2022年1月5日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}({{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|ベルトーチカ・チルドレン}})<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムUC}}<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムNT}}<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|池田秀一|ガンダムシリーズ|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|安彦良和|機動戦士ガンダム,機動戦士Ζガンダム}}(1st・Ζ)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|北爪宏幸|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}(逆シャア)<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[ラストボス]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 本名 = '''キャスバル・レム・ダイクン'''<br />
| 別名 = '''クワトロ・バジーナ'''([[外国語表記::Quattro Bajeena]]<ref>[http://www.z-gundam.net/character/#chara101 CHARACTER]、機動戦士Zガンダム、サンライズ、2022年1月5日閲覧。</ref>)<br />
| 異名 = [[異名::赤い彗星]]<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::スペースノイド]])<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0059年11月17日(9月27日とする説もあり)<br />
| 年齢 =<br />
;[[一年戦争]]時<br />
:[[年齢::20]]歳<br />
;[[グリプス戦役]]時<br />
:[[年齢::27]]歳<br />
;[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|シャアの反乱]]時<br />
:[[年齢::33]]歳<br />
| 没年月日 = 宇宙世紀0093年3月12日(行方不明)<br />
| 身長 =<br />
;一年戦争時<br />
:[[身長::175 cm]]<br />
;グリプス戦役以降<br />
:[[身長::180 cm]]<br />
| 所属 =<br />
;一年戦争時<br />
:{{所属 (人物)|ジオン公国}}<br />
;グリプス戦役時<br />
:{{所属 (人物)|エゥーゴ}}<br />
;シャアの反乱時<br />
:{{所属 (人物)|ネオ・ジオン}}<br />
| 階級 =<br />
;一年戦争時<br />
:[[階級::少佐]]→[[階級::中佐]]→[[階級::大佐]]<br />
;グリプス戦役時<br />
:[[階級::大尉]]<br />
;シャアの反乱時<br />
:[[階級::大佐]]<br />
| 役職 =<br />
;グリプス戦役時<br />
:[[役職::モビルスーツ部隊隊長]]<br />[[役職::代表]]<br />
;シャアの反乱時<br />
:[[役職::総帥]]<br />
}}<br />
'''シャア・アズナブル''' / '''クワトロ・バジーナ'''は「[[ガンダムシリーズ]]」の登場人物。<br />
<!-- 彼自身が創作キャラクターとして大人気なので、経歴や考察に関する事は様々なメディアで発表されている。ここでは'''必要最小限'''の記述に止める。 --><br />
==概要==<br />
「'''[[赤い彗星]]'''」の異名を持つ、[[一年戦争]]時より[[ジオン公国軍]]で活躍し続け、生きた伝説と化したエースパイロット。<br />
<br />
一年戦争後は'''クワトロ・バジーナ'''を名乗って[[エゥーゴ]]の指導者として[[グリプス戦役]]で活躍し、その後は[[ネオ・ジオン]]の総帥となって[[第2次ネオ・ジオン抗争]]を引き起こし、自らの最大の宿敵・[[アムロ・レイ]]との壮絶な戦いを繰り広げる。<br />
<br />
その正体は、かつて[[スペースノイド]]の解放を説いたジオン・ズム・ダイクンの長男で、本名は'''キャスバル・レム・ダイクン'''。<br />
<br />
=== 人物 ===<br />
スペースノイド独立運動の指導者であるジオン・ズム・ダイクンの長男として生まれた。妹は[[セイラ・マス|アルテイシア・ソム・ダイクン]]。<br />
<br />
基本的に冷静沈着で、何事においても紳士的に対応出来る大人びた人物。ジオン公国軍軍人として活躍していた時期より、パイロットとしての高度な操縦技能だけでなく、指揮官としても高い状況判断能力を持ち合わせ、彼の元で戦う者の多くが忠実に従おうとする程の絶大な人望も備える等、非の打ち所の無い程のカリスマ的存在で、軍人としての階級も20代前半という若さで大佐の地位にまで上り詰めている<ref>同じく20代前半の身で「大佐」の階級にまで上り詰めたのは、ザビ家の血を引くガルマだけであった。</ref>。そして一年戦争の終盤では、[[ニュータイプ]]としても優れた潜在能力を発揮するようになり、ジオン・ズム・ダイクンの遺児という点を除いても、その影響力はジオンだけでなく敵対していた連邦側にとっても、無視出来ない物となっている<ref>事実、[[ダカール]]の演説では、[[エゥーゴ]]と[[ティターンズ]]の対立構造を大きく覆す事態へと歴史を動かし、シャアが消息不明になった3年後となる『[[機動戦士ガンダムUC|ラプラス事変]]』時はに至っては、ネオ・ジオンという組織を維持させる為に、ジオン共和国の首相であるモナハン・バハロがシャアを模した強化人間である[[フル・フロンタル]]を用意した程である。</ref>。<br />
<br />
一方で、ジオン公国軍に所属していた当時は、自らの悲願であった「父を奪った[[ザビ家]]への復讐」の為ならば手段を選ばず、例え親友として本心から気の許せる存在であった[[ガルマ・ザビ]]であっても「復讐」の対象の一人として謀殺する等、狡猾さや冷徹さを見せる事もあった<ref>復讐の最初の対象としてガルマに矛先を向けたのは、本当に友情を感じていた彼を殺せない事で、復讐心を失う事を恐れたのも理由の一つとなっている。</ref>。しかし、決して人の心を失っていた訳では無く、実際にザビ家の血を引いていながらも、まだ幼かった[[ドズル・ザビ]]の遺児である[[ミネバ・ラオ・ザビ]]に対しては、手に掛けようとしないどころか、むしろ彼女が一人の少女として幸せになる事を願っており、それ故に[[ハマーン・カーン]]の傀儡として利用されている姿を目の当たりにした際は、普段とは打って変わって激昂し、冷静さを失っていた程。<br />
<br />
しかし、あらゆる面で優れた能力を持っていた反面、その内側には精神的な脆さも秘めており、幼い頃より政治闘争に翻弄され続け、両親からの満足な愛情を得られなかった結果、母性的愛情や安らぎに飢えている孤独な苦悩も抱え込んでおり、[[ララァ・スン]]を除いてその哀しい本質に気付き理解する事が出来た者は、遂に誰もいなかった。そしてララァを失い、次第にニュータイプとしての片鱗を見せ始めたシャアは、自らの心の穴を埋めるかの様に、「'''ニュータイプによる人類の革新'''」という独自の理想を求める様になる。<br />
<br />
また、ジオン・ズム・ダイクンの息子であるのを理由に周囲から一方的に期待を押し付けられる重圧には、内心「一人の人間」として扱って欲しいと願っていたシャアにとって、精神的に大きな苦痛となっていた。エゥーゴ時代が『[[機動戦士Ζガンダム|Ζガンダム]]』では、コロニー内でMS戦をしでかして警察に連行されたり、自販機でコーラを買って飲んだり、「嫁さんも貰えない」と自嘲していたり(引く手数多だが)と、1stや[[CCA]]での姿からは想像できない行動もしており、劇場版では更に自分の分のケーキがないかと気にしたり、[[エマ・シーン]]を口説こうとするヘンケンを羨ましがったりもしている。ヘタレ呼ばわりされがちなΖ時代の彼だが、これこそが「シャア・アズナブル」の仮面を脱いで「パイロットだけをやっている」、素のキャスバルの姿だったのかも知れない。<br />
<br />
===劇中の様相===<br />
==== 生い立ち ====<br />
ジオン・ズム・ダイクンの長男として生まれたキャスバルは、妹・アルテイシアや母・トアと共に穏やかに暮らしていたが、ある日突然、父・ジオンが急死。ザビ家によって命が危険に晒された結果、父の理解者であったジンバ・ラル([[ランバ・ラル]]の父)に庇護され、彼の手引きで[[地球]]に逃れた後は、マス家の養子「'''エドワウ・マス'''」として育つ。<br />
<br />
しかし、ジンバから「父がザビ家に暗殺された」と聞かされていたキャスバルは、復讐を誓って家出し、ザビ家に近づく為に「'''シャア・アズナブル'''」を名乗ってジオン軍に入隊する。士官学校ではザビ家四男のガルマと同期となり次席で卒業したシャアは、やがて学友に譲られたマスクを被り、モビルスーツの操縦技術において高い能力を発揮。一年戦争の開戦初期の戦いであるルウム戦役では、赤く塗装された[[ザク|ザクII]]を駆って「通常のザクの3倍」とされる機動力を披露<ref>[[シャア専用ザク|専用のザク]]は「通常の3倍の速度」とパーソナルカラーの「赤」から、「赤い物は通常の物の3倍の性能」とされる。パーソナルカラーは赤だが、胴部分のみ赤で他はピンクに近い。</ref>し、'''5隻の戦艦を撃沈'''せしめる獅子奮迅の戦果を挙げる。二階級特進によって少佐へと昇進したシャアは、高速機動を重視したその戦術と功績、そして搭乗した機体の色が「赤」であった事から「'''赤い彗星 シャア・アズナブル'''」の異名を得るまでに至った。<br />
<br />
==== [[機動戦士ガンダム]] ====<br />
[[サイド7]]のコロニーにて、「[[V作戦]]」を発動させた[[地球連邦軍]]が新型のモビルスーツを開発している情報を掴みコロニーに潜入するも、図らずもこの行動が「[[セイラ・マス]]」を名乗っていた妹・アルテイシアと再会してしまう事態となる。<br />
<br />
その後はコロニーから脱出した[[ホワイトベース]]を追跡しつつ、人生最大の[[ライバル]]となっていくアムロの駆る[[ガンダム|RX-78ガンダム]]を相手に、搭乗しているモビルスーツを何度も乗り換え、戦場が[[宇宙]]・地球へと移動しつつ幾度も対決する。一方、復讐の最初の対象として親友であったガルマを謀殺。彼を守れなかった責任で左遷される事になるが、そんな中で、ニュータイプとして高い素養を持つ少女・ララァと出会う事になり、心を通わせた事で彼女を自らの手元に置く事になる。その後、[[キシリア・ザビ]]の手引きで戦線に復帰したシャアは、再び[[ホワイトベース]]を追跡して、地球連邦軍の総司令部である[[ジャブロー]]の所在を突き止める成果を挙げる事になり、自らも[[ズゴック]]でジャブロー内部に潜入し、アムロと対決するも、決着はつかなかった。<br />
<br />
ジャブロー戦後は再び宇宙へと上がり、新たに最新鋭の量産モビルスーツである[[ゲルググ]]を乗機とするも、次第にニュータイプとしての覚醒の兆しを見せ始めたアムロを相手に苦戦を強いられる事になり、[[ソロモン]]攻防戦後の対決では、アムロのガンダムによって討たれる寸前となったが、それを[[エルメス]]で庇ったララァが命を落とす事になり、彼女を失った事が双方の人生を狂わせてしまった。[[ア・バオア・クー]]への撤退後は、ニュータイプ専用の新型[[モビルアーマー]]である[[ジオング]]に搭乗。一年戦争におけるアムロとの最後の死闘を演じるが、モビルスーツ戦ではほぼ相打ちで終わり、ア・バオア・クー内での生身の対決の中でアルテイシアが姿を現し、復讐に生きるのを止めて欲しいと説得される。しかし、シャアはその場を去り、ザビ家への最後の復讐として逃亡を図ったキシリアをバズーカで殺害。[[グワジン|グワジン級戦艦]]に乗り込み、戦場から去るのだった。<br />
<br />
登場したガンダムシリーズの作品の中でも、最もモビルスーツの乗り換えが多く、[[シャア専用ザク|ザクII(指揮官仕様)]]、[[シャア専用ズゴック|ズゴック]]、[[シャア専用ゲルググ|ゲルググ]]、ジオングと実に4機ものモビルスーツ、モビルアーマーに搭乗している。<br />
<br />
==== [[機動戦士Ζガンダム]] ====<br />
一年戦争の後に[[アクシズ]]へと逃げ延び、指導者「マハラジャ・カーン」の補佐役として務めた。その時にドズルの遺児であるミネバや、マハラジャの娘であるハマーンと出会い、彼女らの面倒を見る事になり、ハマーンとは恋仲になっていたともされている。<br />
<br />
しかし、マハラジャが死亡してアクシズが指導者不在となると、シャアは弱冠16歳のハマーンをアクシズの指導者に指名するも、アクシズは「ザビ家」の色が濃い組織になった事で、彼自身はそれを嫌ってアクシズを離脱。「ザビ家の支配」でなく、'''「スペースノイドの自治獲得」'''のため離脱した賛同者と共に、[[スペースコロニー]][[スウィートウォーター]]を拠点として組織を立ち上げる。この組織が後の[[宇宙世紀]]0090年のネオ・ジオンとなる。ここまでが原作前の彼の経歴となる。<br />
<br />
戦後の混乱に紛れ、「'''クワトロ・バジーナ'''」の偽名を使って地球連邦軍に入隊<ref>この偽名は[[地球連邦軍]]の行方不明になっている軍人の戸籍を非合法に取得して名乗ったもの。クワトロはイタリア語で「(数字の)4」を意味し、キャスバル、エドワゥ、シャア・アズナブルに続く4番目の名前である事を示している。</ref><ref>『機動戦士Ζガンダム Define』においては、「クワトロ・バジーナ」の偽名を使っている理由として「シャアとしてエゥーゴに参加してしまうと、スペースノイドからはエゥーゴがジオン残党と見なされてその理念が理解されなくなってしまうため」とレコアに説明している。</ref>。やがて[[ブレックス・フォーラ]]准将を指導者とする反地球連邦政府組織「[[エゥーゴ]]」の一員となり、指導者であるブレックスの相談役も兼任しつつ、巡洋艦[[アーガマ]]のモビルスーツ隊隊長を務め、スペースノイドを苛烈な手段で弾圧する地球至上主義者で構成された[[ティターンズ]]との戦いに身を投じる。作中においては仮面の代わりに常にサングラスを着用し、[[偽名]]のクワトロを通しながらも基本的にブレックスや[[ヘンケン・ベッケナー]]、[[カイ・シデン]]辺りは既に感づいており、対面したアムロや[[ハヤト・コバヤシ]]も殆どすぐに気付いている<ref>『機動戦士Ζガンダム Define』では序盤の時点で「アーガマの乗員の大半はクワトロ=シャアだと気付いている」とレコアが発言している。</ref>。<br />
<br />
物語の序盤では、ジオン時代からの部下である[[アポリー・ベイ]]、[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]の二人と共に[[ガンダムMk-II]]奪取作戦を遂行して、コロニー「[[グリーンノア]]」に潜入するも、その時に出会った[[カミーユ・ビダン]]のニュータイプの素養に早くから注目し、様々な面で面倒を見る事になる。<br />
<br />
当初はパイロットに徹していたが、かつての[[ライバル]]だったアムロとの再会、[[パプテマス・シロッコ]]の出現、ブレックスの死を経た事で、なし崩し的にエゥーゴの中心人物となり、[[ダカール演説]]によって自らの素性を明かした上でティターンズを糾弾する。その後も、パイロットと同時にエゥーゴの指導者としても活躍する事になるが、ミネバを傀儡の指導者にしたハマーンに激昂した後に[[コロニーレーザー]]の「グリプス2」を潰す為に頭を下げざるを得なくなったり、一方的な失望と共にティターンズへ寝返った[[レコア・ロンド]]には罵られ、シロッコには「ニュータイプのなり損ない」とまで見下される等、精神的な重圧や苦悩に見舞われる事も多くなる。<br />
<br />
[[ジャミトフ・ハイマン]]の死後となるグリプス2争奪戦において、[[百式]]でシロッコの駆る[[ジ・O]]やハマーンの駆る[[キュベレイ]]と戦う事になるも、モビルスーツの圧倒的な性能差によって苦戦を強いられる事が多く、最終的には大破した戦艦内でのハマーンのキュベレイとの戦いの最中、戦艦の爆発に巻き込まれて行方不明となる。<br />
<br />
本作では、序盤は専用カラーに塗られた[[リック・ディアス]]に搭乗し、一時は改修し白のカラーで塗られたガンダムMk-IIにも搭乗。その後は金色のモビルスーツである百式に乗り換えて多大な戦果を挙げているのだが、この当時、モビルスーツの性能には激しいインフレが生じていた故に、グリプス戦役の終盤にはモビルスーツの性能差によって追い込まれる事も少なくなかった。<br />
<br />
エンディングクレジットは[[主人公]]のカミーユを差し置いて一番上で、名前も'''シャア・アズナブル'''となっている。(余談だが、設定資料や本編での小杉十郎太氏によるナレーションでも一貫して“シャア・アズナブル”として扱われている。“クワトロ”と呼ばれるようになったのは後年のゲーム作品などの影響が大きい)。カミーユがトップクレジットになったのは劇場版2作品目からとかなり後年になってからである。また、SRWシリーズでは終始カミーユと共に前線で戦い続けているイメージがあるが、カミーユを残し先に宇宙に上がってしまったり、ブレックスに託されエゥーゴの中心人物になったので出撃を控えて欲しいと言われたり(ダカール演説後は特に)と、物語が後半になるにつれ戦闘に参加したくてもできない事が多くなっていった。<br />
<br />
ゲームや外伝作等では、生存直後のクワトロの姿が描かれており、残骸となった百式のコックピットから出てカミーユの身に起きた悲劇を感じ取ったクワトロは、自らの信じようとして「人類の革新」に対し絶望。そして、その4年後にはネオ・ジオン総帥シャア・アズナブルとして起ち、アムロと雌雄を決する事になる。<br />
<br />
==== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]] ====<br />
エゥーゴからの離脱後、クワトロ・バジーナからシャア・アズナブルへと戻り、ジオンの一部の残党達をかき集めつつ戦力を蓄えていくのだが、[[第1次ネオ・ジオン抗争]]の最中にて、ネオ・ジオンで傀儡の指導者として据えられていたミネバを連れ出し、彼女を安全な場所で匿っている。また、『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ガンダムΖΖ]]』に関する一部の作品では、地上のエゥーゴとネオ・ジオンの戦いに巻き込まれた[[リィナ・アーシタ]]を救ったのもシャアであったとされている。<br />
<br />
ハマーンの死後、新たなネオ・ジオンを立ち上げたシャアは、依然地球にしがみつく人々の存在に絶望。人類の粛正を目論み、最初の段階として資源衛星である[[フィフス・ルナ]]を地球へと落とす作戦に出る。その際、自らの専用機である[[サザビー]]に搭乗したシャアは、因縁の宿敵であるアムロの駆る[[リ・ガズィ]]と交戦。モビルスーツの性能差もあって彼を圧倒し、最終的にはフィフス・ルナの落下に成功させる。<br />
<br />
一方、アムロとの因縁に決着をつける為に、彼なりの美学からか「[[サイコフレーム]]」を[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム]]へ横流しさせており、それが[[νガンダム]]の開発に繋がっている(小説『ハイ・ストリーマー』ではよく知られる「アムロと互角の条件で決着を付けるため」という理由の他に、「'''地球を潰す行為を行う事を恐れ、自身の行為をアムロに止めてもらうため'''」といった理由があった事がシャア自身の口から語られる)。また、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|ベルトーチカ・チルドレン]]』では、サイコフレームを搭載したサイコ・ドーガをわざと放棄し、アムロが回収するよう仕向けていた。これにより、アムロはサイコ・ギラ・ドーガのサイコフレームを[[Hi-νガンダム]]に搭載させた。<br />
<br />
スウィートウォーターの住民達からは「スペースノイドの希望」と崇拝されている。かつて戦争難民だった住民たちは、圧政者たる地球連邦はもとより、'''[[ジオン公国]]以外のスペースノイドを軍に虐殺させたザビ家'''も嫌悪しており、「ジオン・ズム・ダイクンの遺児」というザビ家の被害者代表ともいえる肩書きが、彼らを引き付ける要素となったと思われる。一方、シャアを支持するスペースノイド達の中には、その影響力を利用して権力を手中に収めようとする俗物的な人間もいたが、シャアはそれを知りつつも、あえて彼等を利用する事で自らの目的を果たそうとする強かさも見せている。<br />
<br />
アクシズ落としが敢行される中、サザビーに搭乗してアムロの駆るνガンダムとの死闘を演じ、途中で生身での戦闘も行いながら、再びモビルスーツでの戦いとなるが、最終的には敗北してサザビーから脱出。その際にアムロのニューガンダムにコックピットブロックを掴まれ、最後はアクシズを押し返そうとするνガンダムのサイコフレームの光に巻き込まれる形でアムロと共に行方不明となる。その際、[[ナナイ・ミゲル]]が「大佐の命が…吸われていきます」と発していることから'''サイコフレームの共振による何らかの影響で死亡した'''事が示唆されている。<br />
<br />
==== その後 ====<br />
小説『ガイア・ギア』ではアフランシに埋め込まれたセルチップの記憶として登場する。「赤の肖像」のシャアの独白によれば「アムロと共に、第二次ネオ・ジオン抗争終盤で、'''サイコフレームに命を吸われる形で死亡した'''」事になっていた。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムUC]]』の設定に準じる近年の作品の設定ではサザビー(とνガンダム)のコックピットはのちに無人の状態で発見されていることになっており、アムロともども'''真のニュータイプになった'''という描写がなされている。アニメ版UCではジオン共和国がシャアを模して作った強化人間[[フル・フロンタル]]の肉体に宿った自身の残留思念をアムロやララァと共に迎えに来る様子が描かれている。<br />
<br />
『[[機動戦士ガンダムNT]]』ではダカール演説の映像が挿入される。<br />
<br />
===総評===<br />
多才な人間であることは間違いなく、モビルスーツの操縦技術、作戦指揮能力、潜伏力(ハマーンですら見つけられなかった)、政治手腕、カリスマ性とそれに対する演説は優れたものであり、これらは『逆襲のシャア』を視聴すれば大よそ分かる。実際、私情抜きで本気を出せば『逆襲のシャア』でアムロになにもさせずにアクシズ落としを容易に成功させられただろう(本気になったシャアに関しては『スパロボD』で拝める)。<br />
しかし、そんなシャア・アズナブルの[[性格]]は、「理性」と「感情」が入り混じった「理想」と「実利」主義者であったため、私情抜きの本気を出す事は作中ではなかった。<br />
<br />
『逆襲のシャア』において、シャアはアースノイドに対して強い不満を抱いているスウィート・ウォーター市民からの信頼を得ており、シャア自身も自分達のことしか考えていない地球連邦政府の高官達の傲慢を許せずに粛清する必要を感じていたが、同時に自分の味方であるネオ・ジオン派の人間達すら「結局は自らのカリスマを利用して、覇権奪取に奔走し権力に執着するだけの俗物でしかない」事実も把握していた。その為、ネオ・ジオンを指揮したシャアの軍事行動は、ただ『アースノイドを否定すればいい』としか考えていない傲慢なスペースノイド達とは異なり、「スペースノイド側だけに都合の良い『世直し』や『革命』」を考えていた訳ではなかった。シャアがアクシズ落としを行おうとしたのは、「それによって荒廃した地球で生き残ったアースノイド達が宇宙へ上がらざるを得ないようにし、また自分達の不満の捌け口に近い形で地球を否定する事しか考えないスペースノイド達にも地球の大切さを思い出させる事で、地球の再生と人類の革新を、アースノイドやスペースノイドを問わない宇宙へと上がった全ての人類に賭けようとする為」であった。<br />
<br />
一方、普段こそ理性一辺等で冷静沈着を装っているが、シャア・アズナブルの実情は、長き間戦いに身を投じていたモビルスーツパイロットとしての「戦士」であるのも事実である。宿命のライバルであるアムロとの最後の対決で、以前の対面で'''「私はお前と違ってパイロットだけをやっている訳にはいかん!」'''と言っていながら'''「私は世直しなど考えてない」'''と矛盾した台詞を言い放っている事からも分かる通り、政治家を務めていながらも『純粋にモビルスーツのパイロットとして、アムロと互角に戦って勝ちたい』という思いも燻らせており、「戦士」である事に最も生き甲斐を覚えていた彼にとって譲れない部分であった。つまり、アクシズ落としという所業は、自身の「理想」と「実利」を同時に叶える、シャア・アズナブルの人生の総決算でもあったのだった。<br />
<br />
とはいえ、シャアの行動が周りと世界を大きく振り回したのも事実で、<br />
<br />
・シャアが『ガルマを殺してなければ』ザビ家が崩壊せず、ジオンが負けてもスペースノイド達はまだマシな未来があったかもしれないし、ガルマがドズルの言う通りに覚醒していた可能性もあった。<br />
<br />
・アクシズにおいても『ハマーンに全責任を押し付けて逃げなければ』ハマーンが大きく歪まず、スペースノイドを正しく導いていた可能性があった。<br />
<br />
・グリプス戦役終結後に『エゥーゴを見限ったりもしなければ』、以降のエゥーゴ上層部の腐敗を抑え、後に連邦での地位を約束された後もスペースノイドの権利を認める方針へと軌道修正し、アースノイドとスペースノイドの間の隔たりを少しでも緩和出来た可能性もあった。ジオンの残党達が過去の栄光を求めて無意味なテロ活動に走る事も抑えられたかもしれない。<br />
<br />
これらはあくまでも結果論に過ぎず、またその時のシャアの心情<ref>ガルマを殺したのはそもそも両親をザビ家に殺される形になった事が原因であるし、エゥーゴを見限ったのは希望を見出したカミーユの精神崩壊に絶望してしまったのも理由の一つであり、ハマーンに責任を押し付けてアクシズを出奔してしまったのも作品によってはハマーンにも責任がある形で当時自分の子供を妊娠していた恋人を喪ってしまった事が大きい。また、そもそも地球圏ではシャアの正体がキャスバル・レム・ダイクンである事や敵討ちのためにジオン軍に身を投じていた事が広く知れ渡っていた事から遅かれ早かれアクシズでもシャアの正体とガルマやキシリアの死の真相が知られる可能性が高く、そうなるとザビ派閥が牛耳っているアクシズでは粛清対象になる可能性が極めて高いので結局アクシズを出奔する可能性は高い。</ref>を考えれば彼だけにその責任を押し付けるのも酷な話であるのも確かであるが、それでもジオンの遺児というネームバリューを利用していたにも拘らずやった事に責任をもたなかった無責任な所が、かえって世界事情を泥沼の惨劇に発展させた事は否定できないだろう。<br />
<br />
パイロット、政治家、そしてニュータイプ、それぞれの面で非常に高い能力と才能を発揮しているシャアであるが、彼を象徴する最大の特徴として挙げられるのが、「優れたニュータイプでありながら、'''感性そのものは[[オールドタイプ]]でしかなかった'''」という「本質」である。それを示すかのように、分かり合おうという姿勢を見せたことはあまりなく、本人なりに足掻いている様子を見せる事もあったが、個人的な確執やララァの一件から最期の最期まで抜け出すことが出来なかった<ref>[[グリプス戦役]]が始まったばかりの頃に、シャアの右腕的存在であった[[カミーユ・ビダン]]は、優れたニュータイプ故に無意識のうちに知ってか知らずかシャアに対して「'''じゃあクワトロ大尉も、他人を信じないから戦うのですか?'''」という、シャアの核心を突く一言を言い当てている。</ref>。<br />
<br />
幼少期にて唐突に両親を失った事で、家庭の愛情を殆ど知らずに育ち、残された唯一の肉親である[[セイラ・マス|アルテイシア]]の「兄」を務めねばならず、簡単に弱みを見せたり他者に頼る事が許されなかったある種の「孤独」な環境もあってか、シャアの心の内側には'''「他人に頼られるよりも、自分が他人に頼りたい」'''という、人ならば誰もが持ってもおかしくない心の弱さを抱えていた。しかし、あまりに高すぎる能力と才能を持っている事から、周囲にはその本質を理解されなかったばかりか、[[カミーユ・ビダン|よき相棒と言える人物]]や、[[ハマーン・カーン|好意を]][[レコア・ロンド|寄せてくる]][[クェス・パラヤ|女性]]からもただ「父性」ばかりを求められていた結果、「自分は期待に応えなければならない」と言うある種の強迫観念に囚われ続ける事になってしまった感もあり、その結果、女性に対して中途半端な態度しか取る事が出来ず、破局すると言う悪循環を招く要因となってもいる。<ref>実際には弱音を吐けた[[ガルマ・ザビ|親友]]や[[ララァ・スン|恋人]]もいたのだが、ガルマはザビ家への憎しみを捨てきれなかった結果自ら謀殺してしまい、ニュータイプの希望として見出したララァを戦場に出してしまったが為にアムロに殺害されるという、シャアの方にも原因がある形で早期に失ってしまった。</ref>そんなシャアの事をライバルのアムロにまで「器量の小さい」と詰られているが、[[ミライ・ヤシマ]]からは「純粋過ぎる人」と何処か哀れみもこめた評価がされており、「あらゆる優れた『能力』を持ちながらも、その『心』は一人の弱い人間でしかなかった」と言うのが、シャア・アズナブルという人物なのかもしれない。<br />
<br />
外伝も含めて女性との関係は非常に多いが、子孫は一切残していない。『ガイア・ギア』(SRW未参戦)では、遺伝子から造りだした[[クローン]]にメモリーチップを移植した「メモリー・クローン」という存在の主人公、'''アフランシ・シャア'''がいる。<br />
<br />
==登場作品と役柄==<br />
初代設定での登場は少なく、基本的には『[[Ζ]]』のクワトロ時代か逆シャアの[[ネオ・ジオン]]総帥時代がベースとなっている。その中でも異色なのは『逆シャア』シナリオ再現の真っ只中から味方になる『D』と『第3次Z時獄篇』であろう。とにかくスパロボのストーリーにおいても最重要人物の一人であり、絶大な存在感を持つ。<br />
<br />
また、原作通り何度かアクシズ落としを画策したが、アムロ以外にも多くの[[主人公]]達からその行為を否定されている。<br />
<br />
初代設定とクワトロのときはアムロと同等の能力だが、『逆シャア』設定になると全ての能力が底上げされる傾向が強く、特に防御が跳ね上がる。<br />
<br />
シリーズでも[[シュウ・シラカワ]]に次ぐ[[裏切りイベント|裏切りキャラ]]であり、新作発表で彼の登場が明らかになると、「今回は裏切りません」の公式アナウンスが出ることさえあった。逆に無いとオールバックシャアになる可能性が非常に高い(もちろん、そうならない事も多い)。また、[[アナベル・ガトー|ガトー]]が仲間になっている場合、彼の裏切りに同調し、一緒に裏切ってしまうので注意が必要。<br />
<br />
ネオ・ジオン総帥の姿で登場する場合は基本的には敵なのだが、前述の通り『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では最後まで味方として活躍するほか、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では終盤に自軍入りする展開を迎える。自軍入りする作品では原作では最終的に離別・決別する事になってしまった[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]達とも和解し再び良好な関係になるなど、[[スパロボ補正]]を大きく受ける機会の多いキャラクターでもある。<br />
<br />
クワトロは基本的にシャアの味方バージョンといえる。原作通り[[能力]]が高い作品が多く、ストーリー的にも目立つ場面が多い味方側の最重要人物の1人である。が、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』や『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』のように終盤で[[裏切りイベント|'''逆襲''']]するものもあるのが悩みどころ(例外的に『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、クワトロの状態で暫く敵に回る)。そのため裏切るか裏切らないかとやきもきする展開が多く、近年は彼が登場する作品の発売前には寺田プロデューサーから'''裏切らない事を予めアナウンスされる'''事も(『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』や『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』<ref name="uragiriz">[https://blog.spalog.jp/?p=4855 スパロボ感謝祭寺田レポート2] 2019年5月12日閲覧。</ref>、スパロボではないが『[[Another Century's Episode: R|A.C.E.R]]』<ref>『A.C.E.R』にて、裏切らないことを予めアナウンスされた理由は、初代『A.C.E.』では彼が裏切ったため。ただし、作中では[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]、[[トビア・アロナクス|トビア]]の発言から、(原作の展開のまま)後に裏切ると示唆されている為、正確には「裏切らない」ではなく「'''作中で'''最後まで味方」という意味である。</ref>など)。なお、裏切らない場合はED後に政治の道に進んだりする(原作で[[ハヤト・コバヤシ]]に「[[地球連邦政府]]の首相になるべきだ」と言われていたことのIf的展開)。<br />
<br />
『第3次Z』以降は『逆シャア』設定での登場が多く、味方入りする場合もそちらの姿のままになるため、クワトロ・バジーナとしての登場は少なくなってきている。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。1st設定で[[DC]]の[[エース]]パイロット。顔グラフィックは[[一年戦争]]の仮面姿。第1話の敵増援で[[デニム]]と[[ジーン (機動戦士ガンダム)|ジーン]]を引き連れて[[シャア専用ザク]]に乗って登場。このステージの彼は[[ザク]]の性能も相まって撃墜するのは相当難しい。大人しく、ジーン&デニムを倒して撤退してもらおう。<br />
:PS版では1st設定での音声を初収録。バランス調整により倒し易くなっている。今回は出番は少なく、序盤で[[ララァ・スン|ララァ]]加入か死亡後はフェードアウト。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
::第2次に準じた扱いだが出番は増えている。裏切りはしないがルートによってはダカール防衛戦で[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]とのイベントが追加されていたり、ララァと共にサイド6や宇宙にも登場したりする。またララァと登場するルートではデギンも登場し、自身の乗艦ザンジバルをデギンの乗艦する[[アドラステア]]まで誘導。見事ホワイトベース隊にデギンを討ち取らせている。なお序盤とダカールではシャア専用ザク、サイド6と宇宙では[[シャア専用ゲルググ]]に乗っている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:DC所属で第1話から登場。[[兜甲児]]は「オレには不利だ!」と、アムロに相手を頼んでいたが、ゲーム性から言うと、必中を使える甲児のほうが撃墜しやすい。ストーリー序盤は[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]絡みのイベントも用意されている。アムロで説得すると中盤でクワトロになって仲間になる。[[説得]]しなかった場合も中盤で[[ジオング]]に乗った彼と一時的に共闘するシナリオがある。その後も彼と敵対することは特に無い。<br />
:[[隠し要素/第3次|隠し要素]]でアムロでシャアを[[説得]]するとクワトロとして仲間になるが、そうすると[[セイラ・マス|セイラ]]が仲間から抜けてしまうので注意。その他、レコアの離脱やカツ(及びGディフェンサー)の加入、更には終盤のルート分岐にも大きな影響を与えるキャラクターなので、周回プレイでは敢えて仲間にしない選択もあり。仲間になるなり正体に気付いたカミーユに暴露された上に[[修正]]イベントで殴られてしまう。<br />
:[[能力]]的には、アムロやカミーユに比べるとやや[[回避]]、[[命中]]が低いが、その分攻撃力が高めに設定されている。また、主役級[[ニュータイプ]]のパイロットの中では唯一[[集中]]を使え、集中を使った時の回避は味方中トップになるため突撃役には最適である。PS版では'''[[2回行動]]レベルが部下の[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]や[[アポリー・ベイ|アポリー]]より遅い'''という事態が起きている。<br />
:現在では当たり前となった「'''クワトロ・バジーナとして[[サザビー]]に乗る'''」シチュエーションが実現した初のゲーム作品である。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:クワトロとして[[シュウ・シラカワ|シュウ]]の章に登場。[[隠し要素/EX|隠し要素]]でシュウの説得で仲間に。<br />
:なお、リューネの章でエマ達が処刑されそうだったのは、人質を取られていた(クワトロ初登場時に「地上人を使って大丈夫か?」「手は打ってある」という会話がある)にも関わらず、クワトロがシュウの説得で寝返った為という説がある。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})<br />
:本作では終始クワトロとしてのみ登場。地球連邦を追われる形で[[エゥーゴ]]に参加し、中盤で[[ロンド・ベル]]に合流。ロンド・ベルを抜けた事を異様に気にしており、リューネがSFC版では『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』でシュウに酷い目に遭わされたと言っている件から察するに『EX』でアムロ達と敵対した事に負い目を持っていたようである。<br />
:選択肢により、ブレックスが[[暗殺]]されて[[ダカール演説]]イベントが起こると政治の舞台に立つ為に仲間から外れる。ただし、ブレックスが生存していてもダカールのイベント後はほとんどインターミッションに出なくなる。余談だが、初登場時に[[神勝平]]から「おっちゃん」呼ばわりされる。<br />
:ちなみに、旧シリーズ(少なくとも『第4次』に続く時系列)においては「シャア・アズナブル=キャスバル・レム・ダイクン」である事は殆ど知られていなかった模様<ref>ブレックスは知っていたようだが、本作ではクワトロが演説する際に「赤い彗星としてではなくジオン・ズム・ダイクンの子として演説する」と宣言した原作とは違い、まず自分の正体が「ジオン・ズム・ダイクンの実子キャスバル・レム・ダイクン」である事から説明しており、ベルトーチカとブライトがそれに驚愕している。なお、セイラも『第3次』で部隊を離脱した際にブライトに「シャアは自分の兄である」とは説明したが、自分の素性は一切説明していなかった。</ref>。<br />
:基本的にはアムロ達と同等の能力を持っているが、'''遠攻撃だけは異様に高い'''。アムロ達の遠攻撃が大体115前後で推移している中、'''130もある'''(ちなみにこの値はボスキャラとして調整されているのであろうハマーンよりも僅かに高い)。<br />
:なお、[[キャラクター事典]]では「'''何処の誰だか知らないけど、誰もがみんな知っている'''」とまで言われている。またケイブンシャの攻略本の裏表紙では'''地球連邦に反旗を翻した新たな敵クワトロ大尉'''と紹介されていた。<br />
:エンディングの後日談では姿を眩ませており、『逆襲のシャア』を想起させるが、完結作なのでその後の彼の動向は不明。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}<br />
::シリーズで初めて声が入った。しかしSFC版同様[[アナベル・ガトー|ガトー]]と同時には仲間にできないため、喋る味方を全て自軍に揃えることはできない。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}<br />
:最終話に登場し、仲間になる。ハマーンへの説得イベントがある。能力はアムロ、カミーユと並んで、[[射撃]]、[[命中]]、[[回避]]、[[反応]]と全てが非常に高い。また、MS乗りにしては[[格闘 (能力)|格闘]]が高く、[[技量]]においては自軍屈指の高さ。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:鬼の様な強さのハマーンを[[説得]]する可哀想な人。[[セイラ・マス]]との再会がある。伏線や[[没データ]]は存在するものの逆シャアシナリオまでは進まなかった。<br />
:また、本作では[[サザビー]]の他に[[シャア専用ザク]]も手に入る為、[[百式]]、[[フルアーマー百式改]]と併せて、実に4機もの専用機に恵まれる。<br />
:[[没データ]]で[[ネオ・ジオン]]総帥バージョンシャアが存在する。<br />
<br />
===[[αシリーズ]]===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:『[[機動戦士Ζガンダム]]』のストーリーをなぞっている為、最序盤からクワトロとして登場。<br />
:[[修正]]イベントもあるが、シャアとして立つ事を受け入れれば回避可能。今作では逆襲しないが、ルート次第では[[サザビー]]が手に入らないのが痛い。<br />
:また、本作では[[サザビー]]の他に[[シャア専用ザク]]も手に入る為、[[リック・ディアス]]、[[フルアーマー百式改]]と併せて、本作では最終的に4機の専用機に恵まれる。なお、[[ザビ家]]は生き残っているため、シャアではなくクワトロとしての会話がある。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:序盤はアムロ達を人質に取られてエマと共に[[ティターンズ]]として敵になるという珍しいパターン。<br />
:この時、連邦の腐敗に巻き込まれた事が一つの理由として起因し、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』における『[[逆襲のシャア]]』シナリオへと繋がる事になる。<br />
:実際、未来編以後はハリーが金色の[[モビルスーツ]]に乗っている事に興味を持ったり、特定のシナリオで[[カプル (コレン機)|コレン専用カプル]]に乗せるとレアな台詞が出てくるなど、少々コミカルなイベントはあるものの、[[プリベンター]]内部ではアムロらとは意見が食い違う事が多く、最終的にはシュウとの決戦において、『第2次α』での反乱を示唆する発言をし、エンディングでは全く登場しない。<br />
:戦闘では能力は高いものの[[援護]]のないニュータイプ達の中でも、成長タイプ、[[精神コマンド]]の面でいささか劣る。今回から搭乗機関連特殊台詞などが増え、[[百式]]や[[百式改]]のみならず、本作では隠し機体になっている[[サザビー]]や、ライバルのアムロが駆る[[νガンダム]]搭乗時の専用台詞まで網羅されている徹底ぶりである。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:『α』や『α外伝』で散々置かれた伏線通り『[[逆襲のシャア]]』の[[ネオ・ジオン]]総帥バージョンで敵として登場、今作における版権作品の大ボスとして君臨し、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』の[[木星帝国]]と提携している。乗機は[[サザビー]]、もしくは[[ナイチンゲール]]。今回は、自軍の戦力に加えて[[デラーズ・フリート]]残党にルートによってはハマーンの[[ネオ・ジオン]]を束ねあげている。ハマーン休戦ルートでの最終決戦では、[[アクシズ]]がハマーン艦隊に押さえられたため、[[オルファン]]を[[地球]]に落とそうとする(拒絶ルートでは当然[[アクシズ]]を落とそうとする)。αシリーズでのシャアは今回で死亡する。次回作の『第3次α』で[[サザビー]]が隠し機体として入手。<br />
:[[αナンバーズ]]のメンバーには彼の事をまだクワトロ大尉と呼ぶ者もいた。なお、多数のガンダム系キャラ+[[鋼鉄ジーグ]]は特殊台詞がある。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:最終話でアムロの前に[[αナンバーズ]]を守る霊としてララァと共に総帥姿で登場。が、この直後、カミーユの前にクワトロとして登場する為、この'''僅かな間に髪を下ろして服を着替えてグラサンをかけた'''とネタにされる。<br />
<br />
===[[Zシリーズ]]===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}<br />
:クワトロとして登場。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』に引き続き「'''隕石を落としません'''(裏切らない)」と宣伝された<ref name="uragiriz" />。同じ声の[[ギルバート・デュランダル]]との絡みも用意されており、「あの手の人間は腹に一物抱えている(…から、完全には信用できない)」と評した。[[黒歴史]]末期にアムロと激闘を繰り広げた(この件は『第3次Z』にて深い意味を持つようになる)らしく、黒歴史を知る[[フロスト兄弟]]やグエン、ジ・エーデルから後に反乱を起こすと度々言われるが、本人はあくまでクワトロ・バジーナでいる事を望み、終盤の演説(シチュエーションこそ違うが世界中の人に危機を知ってもらう点ではTV版の[[ダカール演説]]に酷似している)でもシャアとしてではなくクワトロとして演説した。最終決戦でシャアとしての自分を断ち切り、エンディングではクワトロの名で政治家となった。ただし、バッドエンディングでは[[ZEUTH]]の前から姿を消して行方不明となり、アムロとカミーユの台詞から、人類に絶望して粛清を始めようとしているらしいことが分かる。能力的には頼りになる存在だが、デフォルトの搭乗機である[[百式]]との相性はいまひとつ。金色つながりの[[スモー (ゴールドタイプ)]]あたりが向いている。赤い彗星のシャアと決別した証か、サザビーは手に入らない。これは『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]』までは継続していた。<br />
:今作では主要な敵との[[戦闘前会話]]が用意されている。<br />
:セツコルートの1話時点では珍しく敵として登場する。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク}}<br />
::[[バトルシアター]]のバトルセレクション4には'''コレン専用[[カプル]]に搭乗して[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]に撃墜される'''シーンが入っている。[[∀ガンダム]]の最終回と'''[[コレン・ナンダー]]のある噂'''を知っていればピンとくるネタである。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:暫くアムロと共に[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の元で世界情勢を見極めることに。第38話から本格参戦。[[百式]]の性能が上がっている上に、「[[連続ターゲット補正|連続ターゲット補正無効]]」という強力なエースボーナスを与えられた一方で、魂を持たないことと参戦が遅いことがネックで、残り11話で十分活躍できるかはプレイヤーの采配による。なお、前作でシャアとしての自分と決別したにも関わらず、トレーズとの出会いにより、何やら迷いを抱き始めている描写が見受けられるが…。<br />
:前作と違い、[[戦闘前会話]]における主人公扱いからは外されたが、[[ガイオウ]]との会話はある。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:中盤で敵対するも、無条件で味方となる。パイロット能力は文句なしだが、デフォルト機である百式が力不足で、クワトロ自身も魂を覚えないので、並み居る自軍ユニットに比べると力不足は否めない。最終的には味方になったものの、明確に自身の進むべき道を見つけられたわけではないようなので'''この時点では'''今後の動向に若干不安が残る幕引きとなっていた。トレーズや原作ルートのルルーシュは「自分たちとは違う方法で人類を導いてくれる」と信じているが…。なお、今回のクワトロはトレーズによりライセンサーの資格持ちとなっている。<br />
:ボイス新録がないため、対リボンズ用の[[特殊戦闘台詞]]はない(リボンズ側は勿論ある)。なお今回はガイオウとの戦闘前会話がなくなった。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:聖夜のスパロボ生配信にて、「赤い人は敵になりますか?」という質問に「'''クワトロ・バジーナはパイロットとしては出ません'''」と寺田プロデューサーが回答した通り、クワトロとしての出番はプロローグのみであり、それ以降は「シャア・アズナブル」としての登場となる。なお、クワトロの顔グラフィックは'''驚いた顔1種類だけで、[[キャラクター事典]]でもこの顔のまま登録される'''。<br />
:声が同じそっくりさん[[フル・フロンタル]]と初の共演を果たす。フロンタルとの演じ分けの影響で池田秀一氏のボイスは刷新。過去作品からの流用は皆無に等しい(2013年より前は「『Ζガンダム』のクワトロ・バジーナ」と「『逆襲のシャア』のシャア・アズナブル」の両作品で収録された分を使用していた)。<br />
:前作にてアムロから散々釘を刺されていたが、ある事情から再び赤い彗星に戻り、ネオ・ジオン総帥となる。Zシリーズ初のシャアとしての参戦となる。<br />
:[[一年戦争]]時の彼の軌跡は[[UCW]]と[[ADW]]が融合された際に『月刊・男の赤い彗星』という名で発行され、シリーズの愛読者である[[ジョニー・バーネット|ジョニー]]も読んでおり、ADW出身者でありながら他の[[チームD]]や[[エレメント]]達に詳しい説明をしている。<br />
:基本的に敵だが、まだ地球の人類には完全に絶望しきっておらず、「[[エタニティ・フラット]]などの大規模災厄への事態打開のために必死で足掻いている(=そのため絶望している暇が無い)」というイメージが強い。故に、[[サイガス・エイロニー|地球至上主義者]]が牛耳る[[地球連邦政府|地球連邦]]はともかく、かつての戦友たちである[[Z-BLUE|自軍]]に対してはその力を警戒しつつも信頼しており、同様に自軍の面々からも「単なる逆襲ではなく、そうせざるを得ない重い理由があるのでは?」と考えられているため、原作のような完全な敵対的ムードはさほど無く、シャアが「[[ネオ・ジオン]]に協力して欲しい」と言えば[[アムロ・レイ|アムロ]]から「お前こそ戻って来い」と即時に返されるなど、「やむを得ぬ事情で敵対こそしているものの、なんだかんだ言いながらもお互い根っこの部分では信頼している」描写が強い。そのためか、同陣営にいるハマーンからは知らずのうちに嫉妬を買ってしまい、最終的に過去作以上に拗れてしまうのだが……。<br />
:第41話で[[スポット参戦]]した後に第57話で正式参入。このときシングルユニットとして登場するが、[[クェス・パラヤ|クェス]]の復帰条件を満たしているとクェスとのタッグで参入する。敵時と比べて非常に前向きな台詞が目立つ。味方時の台詞が所謂「地」なのだろう。また、結果的にフロンタルがネオ・ジオンの負の部分を全て持っていったため、シャア本人は相対的に「人類の未来を真に憂える指導者」という立ち位置になっている。<br />
:中断メッセージにも登場を果たし、スパロボプレイヤーに感謝の意を述べる。今作の逆襲のシャア再現は非常に熱い内容で、上述のそっくりさんと役を兼ねている池田氏の熱演も相まって素晴らしい物となっている。また全参戦作品の主人公(主人公以外では[[ブライト・ノア|ブライト]]と[[ゼクス・マーキス|ゼクス]])との戦闘前会話が用意されており、こちらの会話の内容も見所である。劇中の活躍においても、時獄篇発売前は結局逆襲する事を選んだとしてさんざっぱら物議を醸したものであるが、最終的にはプレイヤーの想像を遥かに上回り、昨今類を見ない熱い展開を見せたシャアの一人として落ち着いている。<br />
:復帰後はネオ・ジオンを離反する関係上、行く場所がないのをいいことにいろんな組織の仲間からひっぱりだこにされる描写があり「とりあえず就職先には困らなそうだな」と励まされるなど、Z-BLUEの仲間たちからも暖かく復帰を認められている。<br />
:『第2次Z』では主人公扱いされなくなっていたが、今作からは再び主要な敵との戦闘前会話が用意された。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:序盤にスポット参戦した後、第15話でマリーダや[[チームD]]、[[株式会社21世紀警備保障|21世紀警備保障]]のメンバー達と共に[[Z-BLUE]]の窮地を救い、シナリオ終了後に正式参戦する。ルート次第では一時離脱する時期があるものの人類への希望を持ち続けていることもあり、敵にはならず、アムロと共にZ-BLUEの中心人物の一人として活躍。ハマーンとの関係も完全修復し、今まで以上の関係に収まる。<br />
:ルートによっては黒歴史の発端となったアクシズ落としを決行した並行世界のシャアも登場する。<br />
:戦乱が終結し真の時空修復が行われた後はネオ・ジオンに復帰し、ジオンのトップになったハマーンを補佐する事に。<br />
:過去の作品ではシャアに戻った後も他のメンバーから(クワトロ)大尉と呼ばれていたが、今作では一貫として(シャア)大佐と呼ばれている。<br />
:時獄篇の経緯を知らない[[神勝平|勝平]]が一度だけクワトロ大尉と呼ぶが[[クェス・パラヤ|クェス]]に大佐だと注意される。<br />
:クワトロとしてもDLC「多元戦争追想」にて登場。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor|WSC}})<br />
:第1話から、[[バイストン・ウェル]]に召喚された[[ジオン軍]]を率いて1年戦争仕様で登場。アムロで[[説得]]すると、後で[[シャア専用ザク]]が手に入る(カラー版は不可)。<br />
:[[ギレン・ザビ]]と[[キシリア・ザビ]]を[[暗殺]]した後、[[ララァ・スン]]を連れ、クワトロとして[[ロンド・ベル]]に加入する。ララァが生存するのである意味幸せか?[[チェーン・アギ|チェーン]]まで仲間になっているので泥沼の四角関係に。またカラー版では、エンディングのアムロ達との会話が多少変更されている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}<br />
:クワトロとして登場。アムロ達は地球にいるので、[[宇宙]]での主力となる。[[ガンダム試作1号機Fb|GP01Fb]]に乗せると良い。[[アナベル・ガトー|ガトー]]を説得する時に、意味深な発言をする。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}<br />
:序盤は引き続きクワトロとして登場するが、第1部、第2部のどちらも引き継いだ場合に登場する隠しステージにて、[[ネオ・ジオン]]総帥として登場。真の[[ラストボス|ラスボス]]を務める。<br />
:そのためクワトロを育てるか悩むところ。普通にクリアすればハッピーエンドになるので、そちらを選択する方がいいと言う人もいる。適当にターン数を稼いで条件を満たさないようにすれば簡単。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:『COMPACT2』と同様の立ち位置。ことあるごとに考え込むような描写が散見される。通常ルートのエンディングでは「逆襲」への布石となる微妙にギスギスした会話をアムロと繰り広げ、[[ロンド・ベル]]から除隊する。<br />
:隠しシナリオに進む場合、最終的にラスボスになるが、使用しないのはもったいない程の強さを持っている。特に2部では序盤から主力となるのでもどかしい。<br />
:彼を倒せばゲームクリアだが、そっちのけで[[ナナイ・ミゲル|ナナイ]]、もしくは一定数別の敵を倒すと「これでは虐殺と変わらない」の弁と共に、'''今まさに虐殺を繰り広げんと目論んでいる敵大将がこちらを非難してきて、それに首脳陣が共感してしまいゲームオーバー'''という、前代未聞の敗北条件がある。[[周回プレイ]]の際に使うという手もあるが同シナリオは高額ユニットが少なく、稼ぎという点では通常最終話などに効率は劣る。台詞は新録で、アムロ・カミーユ・ジュドーとの対決台詞が追加され、こちらは『第2次α』でも使用されている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
:クワトロとして登場。第1話から加入するが、例によって例の如く、本作においても使われない。特にクワトロの扱いは近年稀に見る酷さで、[[百式]]が強化されないのは勿論、[[サザビー]]も入手出来ない為、[[乗り換え]]無しで使っていくのは愛があっても厳しい。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:[[一年戦争]]時代の仮面姿で敵として登場するが、今回は[[デラーズ・フリート]]所属。専用[[BGM]]として「シャアがくる」が採用されている。今回は、[[シャア専用ゲルググ|専用ゲルググ]]→[[ジオング]]と乗り換えてくる。ちなみに、第7話で[[シャア専用ゲルググ]]を破壊すると棄てるので、それを拾った[[ロンド・ベル]]で使用可能。<br />
:本作では'''[[グリプス戦役]]に何ら関与していなかった'''ため[[エゥーゴ]]に在籍した事はなく、[[星の屑作戦]]の失敗に乗じて行方をくらまし、中盤でクワトロとして仲間に。[[レディ・アン]]の口利きがあったらしく、ブライトが困惑していた。[[シャア専用ゲルググ]]に乗せると、BGMがしっかり「シャアがくる」に変更される。<br />
:終盤でハマーンに暴露されるまでアムロ・(レディ・アンからの手紙を見た)ブライト・(ルート次第で仲間になる)ララァ以外のほとんどの味方に正体がバレないという珍しいパターンとなる。<br />
:EDで逆襲を示唆する発言があるが、[[主人公]]に「もし暴走しても止めてくれる者がいる」とも発言している。<br />
:没シナリオでは逆襲する予定だったらしい。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::ポータブル版では正体を隠す気がないのか[[百式]]での初登場からBGMが「シャアが来る」である。リメイク前と変わらず百式は微妙な性能なので、できれば終盤で[[サザビー]]が手に入るまでは[[シャア専用ゲルググ]]に乗せておきたい。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:序盤に[[ネオ・ジオン]]総帥姿で登場。アクシズ落としを実行するが、本作では彼の撃破後に[[デュミナス]]が介入するためこの時間軸での結末がどうなったのかは不明。<br />
:主人公達の[[タイムスリップ]]以降はクワトロとして登場。場合によってはまだ身に覚えのない恨みを受けて[[ラウル・グレーデン]]に殴りかかられるが、カミーユの時と違い、[[ドモン・カッシュ]]が間に入りラウルを気絶させた為、殴られる事は無かった。<br />
:EDではキャスバル・レム・ダイクンとして政治の道へと進み、コロニー連合国家の大統領となった。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:今作では、'''実質的に主役の一人'''と言ってもいい立場で大活躍する。『[[逆襲のシャア]]』の[[ネオ・ジオン]]総帥として登場するが、諸々の事情でなんと'''当初より味方。しかも部隊の指導者ポジションである。'''<br />
:原作と違いアムロとの決着にこだわろうとせず、それどころか物語開始当初の時点で地球の状況が原作よりも酷過ぎるせいか、本編開始前に起きた[[OZ]]のクーデターからアムロとブライトたちを保護しつつ(ブライトにいたっては本人だけではなく[[ミライ・ヤシマ|家]][[ハサウェイ・ノア|族]]まで保護している)[[アクシズ]]落としの協力を要請するなど、他作品以上の覚悟が窺える。特にアムロとの決着に関しては、共闘を依頼した際に「シャアとは結局は戦う運命にあったはず」と渋るアムロに対して「決着をつけたかった」と本心を告げるなど、私情を押し殺してでも大望の為に行動する覚悟が非常に強く表れている。やがて[[地球]]消滅や[[異星人]]軍の襲来を契機に自身や地球圏の事を再び見詰め直し、真剣に人類の生存圏である地球圏全体を守り抜こうと考えるようになり、[[OZ]]や[[マクロス7船団]]や[[リガ・ミリティア]]と[[ノヴァンブル条約]]を結び、同盟軍を結成、[[ブルー・スウェア]]の盟主を務める。<br />
:一方で、戦いが終わっても本当に地球上の人類が変わっていけるのか完全に信用し切れない内心も語られ、時々、ゼクスと再び逆襲をしそうな言動を取って主人公を始めとする若い世代達に警戒され続けるが、結局'''最後まで不穏な行動には移らない'''。ファンの間では第3次Zが発売されるまでの間'''シリーズ中最も空気の読めるシャア'''と言われていたほどで、最終的にはある程度、人類(若い世代)に希望を見出したようである。指導者なので部隊を抜けることが時々あり、レギュラーで使う人は注意。<br />
:なお、今作ではナナイが登場しないが、もし登場していたら彼女とハマーン、クェスを交えてどのような修羅場が展開されていたのか非常に気になるところである(ちなみにアンソロジーでは'''3人が揃って修羅場と化す'''ネタがある)。<br />
:本作以降は『逆シャア』設定で登場した場合も味方として参戦する作品が増えるようになり、SRWシリーズのシャアにとっての重要な転機となった作品といえる。<br />
:本作での展開の意図として、「『逆襲のシャア』でのシャアは敵になる」というイメージを覆したかったことを[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pは挙げており、『R』の時点でヒントを出していたことも語っている<ref>『スーパーロボット大戦D 爆烈戦闘伝導書』30頁。</ref>。<br />
;[[スーパーロボット大戦BX]]<br />
:宇宙世紀作品が『UC』のみの参戦となっている為アムロ共々名前が触れられるのみ。その代わりか顔こそ見せないが、[[黄金の騎士|別世界のシャア]]が登場している。<br />
<br />
=== Scramble Commanderシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander}}<br />
:クワトロとして登場。[[エゥーゴ]]の指導者。序盤では別行動を取っており、エゥーゴと[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の[[ネオ・ジオン]]を提携させるよう根回ししたり、[[ティターンズ]]の計画を打開するために裏方として動いていた。その一環としてジオン残党に一時協力し、彼らを離脱させるため[[シャア専用ザク]]でシースと敵対する場面も。ティターンズの計画を阻止した後に百式で駆けつける。<br />
:ハマーンとの決着はつかずじまい。別世界を見てきたソーディアンによって「逆襲」に関しての可能性が示唆される。<br />
:能力値が最初から高く、百式の性能も良いため、即戦力になる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}<br />
:クワトロとして登場。ハマーンとは、手を組むか決別するかの選択を迫られるが、潔く決別して株を上げる。しかし、後のインターミッションで上がった株を下げてしまう。声優繋がりで[[ギルバート・デュランダル]]の演説を「回りくどいな…」と評すがアムロから「あんたにそっくりじゃないか」と言われ、上手く逃れようとしたものの「少なくともそういう一面があるのは認めるだろ」と言われ、言い返せなかった。<br />
:最終話で自らがアクシズを地球へと落そうとした可能性の世界を見ており、エンディングでは台頭しつつある強行独立派を抑えるためにアクシズへ向かった。その際、アムロに「今の私はこの世界に希望を見出している。間違いは犯さないつもりだ」と返した。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
全て『逆シャア』設定。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:本作では既に故人。[[世界観/V#新正暦世界|新正暦世界]]では本編開始から「空白の10年間」を含めて110年前にシャアの反乱が起きており、[[世界観/V#宇宙世紀世界|宇宙世紀世界]]もシャアの反乱が終了した後の時系列となっている。<br />
:宇宙ルート第38話にてララァと共に霊体となって登場し、アムロ達に未来を託し再び刻の向こうへと去っていった([[キャラクター事典]]にはララァ含めて登録されない)。最終話での[[コスモリバースシステム]]発動の際には、シャアの魂もララァの魂と共に[[ヤマト]]に集っていたのをアムロが感じ取っている。<br />
:なお、今作における彼のアクシズ落としの真意は、地球人類の殲滅ではなく、母なる星を自分が殺すという[[ルルーシュ・ランペルージ|大罪を自分が背負う事]]で、地球とコロニーに分かれた人類を一つにしようとすることにあったとナナイの口から語られている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:『逆シャア』設定で登場。PV第2弾で登場した時には右側つまり味方側に居たため、どういった経緯で味方入りするのか話題になっていた。また当初は'''寺田Pの勘違いから隠しキャラ扱い'''されていたが、後に通常プレイでも登場すると訂正された。無条件で自軍入りし、条件を満たせば[[ナイチンゲール]]に乗ることもできる。主な台詞は『第3次Z』の流用で、対ジュドー台詞は『IMPACT』のものを流用する。<br />
:宇宙世紀では、人類を宇宙に上げて人類全体をニュータイプに変革させるために、コスモ貴族主義を唱えたクロスボーン・バンガードと手を組んでアクシズ落とし作戦を遂行していた。アクシズ上での戦闘中にアムロとともに[[アル・ワース]]に跳ばされたという設定。<br />
:リギルド・センチュリーが宇宙世紀の遥かな未来だと知り、人類が時を経ても変わらない絶望に駆られ、当初はトワサンガの客分となっていた。また、[[クンパ・ルシータ]]と共に人類を進ませるための火種となることを目的としていたが、シャアと直接的な接点を持たないがゆえにフラットな視点を持つ[[シーブック・アノー|シーブック]]の叱責を受けて、赤い彗星でもジオン・ダイクンの子でもない、一人の男としてもう一度可能性を信じるために[[エクスクロス]]へ寝返り、彼らと共に戦うことを決意する。<br />
:アル・ワースに飛ばされる直前の状況や、特にハマーンのこともあって[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]とは味方入りしてからも険悪な関係となってしまったが、敵の攻撃からジュドーを庇い、そして自身の本心をジュドーに語ったことで和解する。アムロに対しても、アル・ワースでの戦いで心境の変化もあり、元の世界に戻ったら決着を付けねばならないことは互いに理解しつつも良好な関係を築いている。<br />
:精神コマンドで新たに決意を獲得した為、マルチアクションで撃墜数を稼ぎやすい。ナイチンゲールを入手すると初期習得済みのヒット&アウェイと合わせてマルチアクション+MAP兵器版ファンネルで雑魚一掃もでき、エースボーナスで技量(とNTLv)も上がるので、再攻撃を取得させれば通常版ファンネルで固い雑魚も1ターンで落とせたりと鬼神の如き強さを発揮する。クワトロを含め、プレイアブルでは歴代でも最強クラスのシャアである。<br />
:また、実用面でのメリットは殆どないが、本作は[[百式]]も参戦するため「『逆シャア』設定のシャアを百式に乗せる」といった遊びもできる。<br />
:『第3次Z』と違い、主要な敵との戦闘前会話は用意されていない。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:原作通り、グリプス戦役後MIAとなっていたが、グレミー軍壊滅直後に『逆シャア』版ネオ・ジオンを率いて武装蜂起する。今回は隕石落としを一切行わない代わりに、久々に異星人勢力([[UND]])と手を組むという『[[新]]』を彷彿とさせる立ち回りを演じるが、その真意は人類を団結するために敢えて悪役を演じていただけであり[[T3]]と人類への希望を失ってはおらず(ナナイやライルを初めとするレウルーラのクルー達も、自身の協力者であった)、もし自分がT3に勝利した場合には自分達がUNDと戦うつもりであった(『新』におけるシャアの「人類を守るために地球を異星人に全面降伏させようとする地球人」の役回りは[[エイム・プレズバンド|別の人物]]が担っている)。<br />
:第47話「鋼鉄の7人」では七人目のMSパイロットとして自軍に正式参戦。その際の乗機は通常は[[サザビー]]だが条件を満たせば[[ナイチンゲール]]に乗ったままで合流する。ハマーンとの和解はDLCシナリオで描かれている。EDでは野に下り、ハマーン達と共に何処へと旅立っていった。<br />
:その後はハマーンと共に何処かで[[黎明戦争]]を経て緩やかに変わりゆく世界を見守っていたが、[[DLC|エキスパンション・シナリオ]]にて謎の脅威の襲来に再び起ち上がり、第1話にて[[ロンド・ベル]]を援護し、そのまま参戦する。<br />
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。インタビュアーは[[ヒロスケ・アマサキ|アマサキ]]。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}<br />
:『逆シャア』設定で登場し、同作設定での音声が初収録された。戦争による被害を最小限に済ますため、地球人の[[バルマー帝国]]への全面降伏を企てるが、むしろ被害を広げている面も少なくない。そのため、「なんか言動がシャアっぽくないのだが、シャアだ」とも突っ込まれていた<ref>ケイブンシャ『プレイステーション必勝法スペシャル 新スーパーロボット大戦』P101より。</ref>。[[サザビー]]でファンネル攻撃をすると[[カットイン]]が用意されている。味方にする予定があったのか、[[精神コマンド]]が設定されている。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}<br />
::フリーバトルに登場。またおまけマップでは敵として登場。<br />
:<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:リアル系ではクワトロとして[[アポリー・ベイ|アポリー]]と[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]を引き連れ序盤から登場する。が、どうやっても本作では逆襲するので育成及び、撃墜数を稼がせるのはオススメ出来ない。<br />
:因みに、アポリーとロベルトの二人はプレイヤー部隊に放置である。逆襲した際に、リアル系[[主人公]]ならば[[戦闘前会話]]有り。<br />
:終盤、オールバックで逆襲する。味方のレベルにもよるが、[[2回行動]]可能ならうかつに近づくのは危険。副官ポジのガトーかミリアルドといっしょにタコ殴りにしてくる。計算式の関係からダメージは与えやすいが、ダミーをしこたま仕込んでいるのでそもそもダメージを与えることからして困難。νガンダム搭乗のアムロか[[ビルバイン]]搭乗のショウ、リアル系[[主人公]]辺りの運動性をフル改造してダミー割りに送り込む必要がある。性格が普通なので攻撃力はさほどでもなく、脱力で[[気力]]を下げておけば、割と安心して戦える。<br />
:ラスボスの存在感が希薄な上に弱いので、実質こちらがラスボス。ストーリーの全体像を見渡すと、彼こそ本作の真の[[主人公]]と言えなくもない<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦リンクバトラー}}<br />
:クワトロとして登場。レベル1から離脱を覚えているため、低レベルにおいても他のパイロットとは一線を画した実力を持っている。<br />
:今作のゲームシステムの都合上、どうやっても裏切りようが無いため、安心して育てることができる。ただし本作本来の用途である「『[[スーパーロボット大戦64|64]]』本編とリンクさせるためのレベル上げ」という意図を考えると、彼を育てたところで序盤のおとり役くらいにしかならないため、彼を育成する意義はあまりない。本作単独でなら育て甲斐もあるかもしれないのだが……。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}<br />
:クワトロとして登場。ゲーム開始時には原作通りの流れで1年ほど行方不明になっていたのだが、中盤で[[重慶|重慶基地]]の守備隊長として登場し、[[フルアーマー百式改]]と共に部隊に合流。<br />
:アムロからは逆襲を行うべきか迷いを抱いている事を見抜かれているが、アムロ以外にはその事をおくびに出さなかった。また、人類への希望を捨てたわけでもないため、カミーユには「この戦いが終わったら自分の進む道を見定める」と約束し、それまでの間、「クワトロ・バジーナ」として戦いに身を置いた。<br />
:そしてエンディングでは約束どおりにキャスバル・レム・ダイクンとして政治の道へと進み、アムロやブライトからは早速その政治家としての采配を期待されていた。<br />
:結論として、確かに逆襲への迷いは持っていたものの、敵にジオンがいない事もあって「人をより良く導くために戦いを終わらせる」事に関しては全く迷いを見せずに戦い続けている(そのため、迷いを見抜いたアムロも特に危機感を抱いておらず、釘をさす事すらせずに全幅の信頼を寄せている)という、迷いに迷った挙句ようやく自部隊に参加した『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』のクワトロとはある意味対照的とも言える。<br />
:発売前に「'''時々裏切るグラサンかけた人は裏切りません'''」と宣伝されたのは有名。またアムロと共にマイヨとの絡みが多いのも印象的。<br />
:能力的には強いのだが、モビルスーツにいいものがあまり無いため、総合的に微妙。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}<br />
:序盤は[[一年戦争]]をなぞった展開なのでファースト設定。旧シリーズ以来に1st設定の音声が新規収録された。「[[ギガノス帝国|ギガノス]]の蒼き鷹」こと[[マイヨ・プラート]]と共同作戦を取ったり(別組織とはいえ階級はシャアの方が上なので、彼らの上官となる)、[[ガディソード]]のジークとサリーの接触を受けて同行させたりもする。<br />
:1シナリオ限定で[[ザンジバル]]にも搭乗。艦長用のセリフも多く収録されているが、すぐ撤退するので交戦機会が殆ど無いのが惜しい。<br />
:能力面では[[狙い撃ち]]や[[カウンター]]を持つが、[[ザンジバル]]の艦長をしている時のみこれらの技能がなくなり、回避値も下がる。<br />
:外宇宙から帰ってくるといつの間にかララァを引き連れてクワトロ状態で[[ホワイトベース]]に。何を血迷ったか、[[シャア専用ザク]]・[[シャア専用ズゴック|ズゴック]]・[[シャア専用ゲルググ|ゲルググ]]を持参する(ただしシナリオ中一切言及されないので、'''気がついたら積み込まれている'''という状況)。シャアの時にあった[[狙い撃ち]]技能はなぜか無くなっているが、代わりに[[狙撃]]を覚える。また、今作ではララァが生きているためか原作以上に落ち着いており、アムロとの確執にも似た因縁もそれほど酷くない。兄妹関係が良好ではないとは言え、セイラも同じ艦にいるので、もしかしたらクワトロにとっては一番幸せな作品かもしれない。<br />
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO}}<br />
::[[ミハル・ラトキエ]]をスパイとして潜入させるシーンなどが追加されている。<br />
::クワトロとしては基本的に『GC』と変わりないが、今回はシャアの時と同様狙い撃ち技能を持っている。<br />
::[[バグ (ゲーム)|バグ]]でほぼ無限に増殖する。今回は敵機の捕獲運用が可能なので増殖させればさせた分だけ出撃させることが可能で出撃枠をクワトロで埋める事も可能。現在判明しているバグの発生方法の関係で百式に二人のクワトロが乗っているというカオスな状況が生まれるほか、同様の理由でプルの乗るサザビーにサブパイロットとして無理矢理乗り込んでいたりもする。全員精神ポイントが共有なのであまり有用なバグではないが経験値も共有なので補給レベル上げが倍速以上で可能。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:「ファーストガンダム」と「逆襲のシャア」設定で登場。<br />
:一年戦争ではララァを失うも、自分と同じ過ちを繰り返さなかった[[カミーユ・ビダン|若]][[ジュドー・アーシタ|者]]と[[カイルス|鋼の魂を持つ者達]]の姿を見た彼は「新生ネオ・ジオン」を立ち上げて内部分裂を引き起こし、ハマーン率いるネオ・ジオンから離脱して[[カイルス]]に加入、そして自ら先頭に立ってアクシズの破壊を行っている。<br />
:ユニットとしてはクワトロ搭乗の百式、シャア搭乗のサザビーが使用可能である。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:ジオン公国軍所属。シャア専用ザクII、シャア専用ゲルググ、そして[[ジオング]]に搭乗。<br />
:序章ではアムロとの初戦を再現する。この時は乗機も弱く[[二連撃]]を利用して二回反撃すれば瞬殺できなくもないが、この時点でのアムロの能力では回避しきれず[[ホワイトベース]]の[[援護防御]]なしでは相当危険(特にヒートホークのファイヤ追加ダメージが出たらまずガンダムでは耐えられない)。以降は強力なボスとして登場し続ける。水陸MSが登場しないので、[[ジャブロー]]戦でも専用ザクに搭乗する。<br />
:第2章以降は連邦とジオンの和平を進める特殊部隊「オルトロス隊」に所属。オルトロス隊統括のキシリアの意向で「クワトロ・バジーナ」名義で連邦軍に潜入、親コロニー派の連邦将校[[ブレックス・フォーラ]]に接近。追加ミッションでまだ一年戦争の途中だが、特命部隊のクワトロとしてカミーユと共に[[30バンチ事件]]を阻止し、ジャミトフ一味を失脚に追いやった。以降はジオンのシャア、連邦のクワトロと二足の草鞋を履き、戦争終結に向けて活動する。[[コネクト・フォース]]に対してはコロニーへの核攻撃やソーラ・レイによる殲滅作戦をリークし、戦火を広げないため積極的に協力姿勢を見せている。<br />
:第5章ではようやくジオング搭乗の彼と戦える。ただし裏切りという訳ではなく、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]及び[[ミスター・ブシドー|ブシドー]]と共に、[[アムロ・レイ|宿]][[ヒイロ・ユイ|敵]][[刹那・F・セイエイ|達]]との決闘で自らの心の問題に決着をつけるためである。この決着の後は[[セイラ・マス|妹]]に「シャアとして戦場で出会うことはないだろう」と語り、クワトロとして戦っていく。<br />
:残念だが(?)クワトロになると[[二連撃]]が削除された。本作の[[百式]]に関しては微妙な評価を下すユーザーが多く、戦闘での活躍は今一つ。[[精密攻撃]]があるのでフル改造ボーナスで「CT補正・ダメージ+50%」を付けてクリティカルの鬼にするべきか。<br />
:地球圏の情勢が原作より悪化している事や、ララァがそもそも登場せずアムロと終生もつれる要件が無いためか、『D』とは似て非なる方向性で「空気に従順なシャア」として活躍が豊富である。ザビ家に対する復讐心も薄まっており、ガルマもニューヤークの戦いを普通に生き延び、キシリアに復讐心を指摘された際にも否定している。ギレン・キシリアも生存して終わるためか、ガルマとの関係も良好なままである。<br />
:[[PV]]ではシャアがジオングに乗ってアムロと戦っているが、ゲームではその展開になる前にクワトロになっているため、'''仮面を着け直すつもりなのか'''とネタにするプレイヤーの声もあった。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:『Ζガンダム』設定で[[百式]]、『逆襲のシャア』設定で[[サザビー]]、[[ナイチンゲール]]に搭乗。<br />
:メインクエストではクワトロとして登場。『Ζ』の他の主要メンバー同様、第2章より登場。本作ではダカールでなく、中立国[[オーブ]]で演説する。<br />
:イベント「アクシズの攻防」からは『逆シャア』設定で登場。同イベントでは原作通り逆襲する。サザビーのユニットクエストで原作開始前の行動が語られ、ティターンズの残党と戦っていた事が明らかになる。<br />
:2018年4月のイベント「時代を継ぐ者」の報酬として『逆シャア』設定のボイス付きパイロットパーツが登場。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:『逆襲のシャア』設定。序章ワールド3から登場するエネミーユニット。第1章における最後の敵となる。<br />
:1章Part13にて逆襲し、アクシズを落とす。アムロに敗北した後は原作通り脱出ポッドを握られるが、サイコフレームの共振後は行方不明となっている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:『逆襲のシャア』原作終了後だが、クワトロとして参戦。乗機は久々の[[フルアーマー百式改]]。なお、『α外伝』以来久々に戦闘中のアイコンでサングラスを外している。<br />
:ボイスはクワトロとしてのものと、『逆シャア』での大佐時代のものが合わせて使用されている。<br />
:スパロボ30年の歴史の中でも初の'''原作通りの動機でアクシズ落としを決行した後に自軍入りしたシャア(クワトロ)となる。'''<br />
:近年の作品では逆襲のシャアの最中及び原作終了後の場合、アクシズを落とす前の段階や決行しても何らかの理由付けがなされている為、自軍側で受け入れられる土台があっての加入となるものの、今回はそういった救済が一切ない純粋な『アクシズ落としの大罪人』として扱われており自身の行いに苦悩する姿が描かれている。そういった心境を反映してか、'''[[決意]]だけでなく[[集中]]も[[閃き]]も[[直感]]も持っていないが[[不屈]]は持っている'''。反面、エースボーナスやスキルは非常に優秀。最終回避率をエースボーナスで補えるため、回避面にはそれほど不安が無い。<br />
:この為本作では、原作終了後のシャア参戦作品としては珍しく[[サザビー]]・[[ナイチンゲール]]等、'''彼専用の赤い機体は参戦せず、乗機は最後までFA百式改となる'''。<br />
:何気にシリーズで初めて無条件で使える味方側の[[プレッシャー]]持ちのキャラである。プレッシャー自体は非常に強力なのだが習得レベルが2止まりのおかげで有効射程が4まで。MS乗りには貴重な倍率スキルだが[[突撃]]や[[ニュータイプ]]技能を活かせる機体はたいてい長射程なので意識しないと発動させにくい。これを活かすなら本作では[[V2ガンダム]]の2機目やナラティブC装備が乗せ換え候補に挙がる。[[ダウンロードコンテンツ|DLC]]機体だが、フィン・ファンネルが移動後使用可能となった[[Hi-νガンダム]]も候補となり、最強武器が非P武器なので「突撃」も活かすことが可能。長射程の機体に乗せる場合でも、意識的に敵に近付くと良いだろう。発動面では技量はアムロと並び自軍最高峰であるのでほぼ問題ない。追加でもう少し養成して[[再攻撃]]を習得させればボスクラス相手でも安定して大ダメージを見込めるだろう。<br />
:なお、主人公ではないが主人公格として扱われており、主人公全般に戦闘前会話が用意されている場面ではクワトロにも用意されている。<br />
:余談だがDLC参戦の[[OGシリーズ|OG名義]]で参戦した面々は、'''殆ど全員がシャアが逆襲を起こす前の時系列から参戦している'''<ref>ディド、キョウスケ、エクセレン、ゼンガー、レーツェル、クスハ、ブリットはシャアと敵対しているが、この内アクシズ落とし後の時系列からきた可能性が高いのはゼンガーとレーツェルだけで、『第3次α』をクスハルート前提とするとゼンガーはシャアと対峙していない。</ref>。特にα世界およびIMPACT世界から転移してきた面々は知ってはまずい情報を知ってしまった気がしなくもない。キョウスケ曰くOG名義の面々は極力『30』世界の情報を知らないようにしているとのこと。<br />
:エクストラチャプターのエンディングでは、アクシズに戻り世界の行く末を見守ることを選択した。<br />
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]<br />
:ジオン公国のエースパイロット。ジオンがネオ・アクシズに滅ぼされた後は密かにエゥーゴ共和国へ逃れ、ある目的のために『ザビ家の埋蔵金』を探していた。仲間と合流するために大金が必要になったアムロを誘い、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と共に宝探しを手伝わせる。<br />
:ザビ家への敵対心を伺わせる発言をしているが、ガルマの死には関わっていないようである。また、ララァが登場しない事や、基本的に敵対しない事からアムロとの確執も存在せず、彼の相談に乗る事もある。<br />
:ガルマと共にこのゲームの最初のボスキャラでもある(この時は[[シャア専用ザク]]に搭乗)が、どう戦っても強制的に戦闘終了を余儀なくされる。宝探しの際にはサザビーに搭乗。'''サザビーに乗る1st設定のシャア'''を見ることができる非常に珍しい作品。<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:ファースト版の設定で出演。仮面と素顔、両方のグラフィックが用意されているが、能力は同じ。<br />
:最初期は味方だが、最後まで味方・スポット参戦の味方・中ボス・大ボスとルート毎にその後の立場が変化する。<br />
:なお、'''本作における[[リアルロボット戦線#用語|ブランチ]]としてのシャアは、[[主人公]]であるムジカ・ファーエデンの祖父である'''(ただし、前々回に生み出されたシャアが肉親であり、今作に登場するシャアは全くの別人)。<br />
:クワトロとしては出演していないが、ハマーン・ロシュルートでは百式に乗り「良いモビルスーツだ」と発言している。<br />
:またラズロルートではラズロがシャアを指して「ある時はクワトロ・バジーナ」と呼んでいる。<br />
;[[Another Century's Episode]]<br />
:ストーリー後半にロンド・ベルの前から姿を消した後、ネオ・ジオン総帥として決起。[[ロームフェラ財団]][[デルマイユ]]派の専横によって腐敗の極みに達したUCEに宣戦布告し、終盤にはアクシズ落下作戦ではなく難民船団に偽装したシャトル船団に仕込んだE2を降下させて地球の壊滅を狙う。最終的に[[ラストボス|ラスボス]]を務める。<br />
;[[Another Century's Episode: R]]<br />
:<br />
;[[Another Century's Episode Portable]]<br />
:<br />
<br />
==パイロットステータス==<br />
===[[能力|能力値]]===<br />
基本的に「シャア・アズナブル」として登場する場合は『D』を除いて敵対する事が多い。<br />
<br />
どのシリーズでもラスボスに匹敵、或いは凌駕する能力が設定されている。『第2次α』では全能力が非常に高く、特に[[防御]]は味方のリアル系パイロットとは比較にならないほど。<br />
<br />
自軍参入する作品ではリアル系[[エース]]級の能力を持つ。特に[[技量]]はアムロと並び自軍最高峰で、[[再攻撃]]を発動させやすい。MS戦にてキックなどの[[格闘]]攻撃を多用していたのを反映してか、PS版『[[スーパーロボット大戦α|α]]』等一部作品を除いて[[格闘 (能力)|格闘]]も高め。リアル系共通の欠点として[[防御]]は低い。[[地形適応]]も基本的に高レベルで纏まっているが、[[シャア専用ズゴック|専用の水陸両用機]]を持ちながら[[海]]適応は余り高くない作品もある。<br />
<br />
===[[精神コマンド]]===<br />
[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]とリアル系向きのものを覚え、「赤い彗星」のイメージから[[加速]]を覚える傾向が強く、その威圧感と「ニュータイプの発するプレッシャー」からか、[[威圧]]・[[戦慄]]を修得する作品もある。<br />
<br />
また「直撃させる」という戦闘台詞故か、[[直撃]]を覚えることが多く、アムロと同様にてかげんを覚える事が多いのも彼の技量の高さを表しているが、逆にニュータイプでありながら[[覚醒]]はアムロやカミーユらに比して覚える作品は少ない。シロッコに「ニュータイプのなり損ない」呼ばわりされたのが原因だろうか。かつては[[魂]]を覚える作品も少なかったが、現在は大半の作品において習得する。<br />
<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]・[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)<br />
:'''[[加速]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[集中]]、[[ド根性]]、[[気合]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]<br />
:'''[[加速]]、[[根性]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[覚醒]]、[[威圧]]'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[集中]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[威圧]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]](F完結編)<br />
:'''[[加速]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]、[[戦慄]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|第2次α]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[狙撃]]、[[直撃]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
:僅か60で覚醒が使用できる。<br />
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]<br />
:'''[[直感]]、[[集中]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[熱血]]'''<br />
;[[第2次Z]]<br />
:'''[[直感]]、[[集中]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]([[時獄篇]]/[[天獄篇]])<br />
:'''[[直感]]、[[集中]]+、[[加速]]、[[直撃]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:;クワトロ<br />
::'''[[加速]]、[[集中]]、[[狙撃]]、[[誘爆]]、[[熱血]]、[[奇襲]]'''<br />
:;シャア<br />
::'''[[ひらめき]]、[[必中]]、[[てかげん]]、[[ド根性]]、[[気合]]、[[威圧]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]<br />
:'''[[集中]]、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[威圧]]、[[見切り]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[奇襲]]、[[突撃]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[突撃]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[直撃]]、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[突撃]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[直感]]、[[集中]]、[[加速]]、[[狙撃]]、[[決意]]、[[魂]]'''<br />
;[[新スーパーロボット大戦|新]]<br />
:'''[[集中]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[威圧]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]<br />
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[加速]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[集中]]、[[てかげん]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[直撃]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]<br />
:'''[[集中]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[閃き]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[集中]]、[[直撃]]、[[魂]]'''<br />
:通常時のスキルはクワトロとシャアで共通。<br />
:;クワトロ・シャア(パイロットパーツ装備時 / ボイスなし)<br />
::'''[[加速]]、[[直感]]、[[共鳴]]'''<br />
::ボイスなしのパイロットパーツはクワトロとシャアでラインナップは共通。<br />
:;シャア(パイロットパーツ装備時 / ボイスあり)<br />
::'''[[直感]]、[[直撃]]、[[威圧]]'''<br />
::シャア名義のボイスありのパイロットパーツはラインナップは異なる。<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[加速]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[気合]]、[[突撃]]、[[魂]]'''<br />
:EX以来久しぶりの『自軍で使える、集中を覚えないクワトロ(シャア)』となった。他にも直感やひらめきもないがシリーズ初の不屈を習得しているなど、良くも悪くも今作のクワトロの心境が反映されたラインナップと言える。また構成の殆どが『[[勇気]]』の構成なのも特徴的。<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:'''[[神速]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[根性]]、[[覚醒]]'''<br />
<br />
===[[特殊技能]](特殊スキル)===<br />
ニュータイプLvはかなり高いレベルまで成長するが、近年の傾向としてはニュータイプLvが伸び悩むようになってきた。また、『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』より指揮官を修得。[[Zシリーズ]]では、劇場版の設定が採用されている。カミーユに「未来を見せてくれ」と期待している為か、ニュータイプL8まで成長する事が多い。<br />
<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L5、[[シールド防御]]L5、[[切り払い]]L5'''<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])<br />
:'''[[シールド防御]]L8、[[切り払い]]L8、[[ニュータイプ]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[シールド防御]]L7、[[切り払い]]L8'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[シールド防御]]L8、[[切り払い]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[指揮官]]L2、[[切り払い]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦α|第2次α]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[切り払い]]L8、[[シールド防御]]L7、[[指揮官]]L4、[[底力]]L8、[[気力+ (ダメージ)]]'''<br />
:どの技能も高水準。そしてゲーム中では最も早くニュータイプL8に到達する(ただし、内部的には[[ギリ・ガデューカ・アスピス|ギリ]]の方が早い)。指揮官以外の技能がL9まで到達せず中途半端なレベルで止まるのは、今作でも彼がまだ迷いを抱えているという事なのだろうか。<br />
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[ブロッキング]]、[[指揮官]]L4、[[集束攻撃]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[指揮官]]L4、[[ブロッキング]]'''<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[指揮官]]L4、[[ダッシュ]]'''<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:;敵対時<br />
::'''[[ニュータイプ]]L8、[[指揮官]]L4、[[底力]]Lv7、[[サイズ差補正無視]]L3、[[集束攻撃|マルチターゲット]]、[[気力+ボーナス|気力+ボーナス]]、[[ガード]]、[[2回行動]]'''<br />
::強烈なラインナップであり、最終戦ではこれに加えて迷いを振り切った証拠なのか、毎ターン精神コマンドまで使って来る為凄まじい戦闘力を発揮してくる。文句なしに歴代最強のシャア・アズナブルであると言えるだろう。また、[[フル・フロンタル|影武者]]とはニュータイプが[[強化人間|別のスキル]]になっている以外は同じである。<br />
::なお、37話「フィフス・ルナ攻防戦」では、ガード、2回行動が未習得であり、指揮官以外のスキルレベルが若干落ちているが、それでも強い。<br />
:;味方時<br />
::'''[[ニュータイプ]]L8、[[指揮官]]L4、[[ダッシュ]]、[[サイズ差補正無視]]L2、[[カウンター]]L8'''<br />
::前作のクワトロの技能にサイズ差補正無視とカウンターが追加された形になっている。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[指揮官]]L4、[[ダッシュ]]、[[集束攻撃|マルチターゲット]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:;味方時<br />
::'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L8、[[援護攻撃]]L1'''<br />
:;敵対時<br />
::'''[[ニュータイプ]]L9、[[底力]]L9、[[防御]]L8、[[援護攻撃]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[切り払い]]L9'''<br />
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[切り払い]]L9、[[ヒット&アウェイ]]、[[援護攻撃]]L4'''<br />
;[[スーパーロボット大戦R|R]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[防御]]L4、[[援護攻撃]]L1、[[指揮官|指揮]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦D|D]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]、[[援護攻撃]]L1、[[指揮官|指揮]]L2、[[コンボ]]L2'''<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:;敵対時<br />
::'''[[ニュータイプ]]、[[2回行動]]、[[底力]]Lv7、[[サイズ差補正無視]]L2、[[見切り]]L3、[[気力+系技能|気力+(DEF)]]、[[精神耐性]]'''<br />
::『第3次Z時獄篇』とは違い、初戦から2回行動が解禁済み。『X』『T』共に指揮官を持たないが新たに見切りL3を習得し、精神コマンド無しではまともに避けられず当てられない強敵。<br />
:;味方時<br />
::'''[[ニュータイプ]]L8、[[ヒット&アウェイ]]、[[サイズ差補正無視]]L2、[[見切り]]L3、[[気力+系技能|気力+(DEF)]]'''<br />
::ヒット&アウェイを持つために長射程武器を持つユニットと相性が良い。精神コマンドの『決意』との相乗効果もあって、特にナイチンゲールに搭乗した際には鬼神の如き強さを発揮する。ナイチンゲールを入手できなかった場合はサザビーでも特に問題はないが、長射程武器の充実している[[Hi-νガンダム]]も相性が良い(その場合[[トビア・アロナクス|トビア]]と機体の取り合いになる可能性もあるが)。<br />
;[[新スーパーロボット大戦|新]]<br />
:'''[[切り払い]]L6、[[シールド防御]]L6、[[ニュータイプ]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])<br />
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[切り払い]]L8、[[シールド防御]]L8、[[Eセーブ]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:;パイロット時<br />
::'''[[ニュータイプ]]L9、[[援護]](攻撃のみ)L1、[[指揮官|指揮]]L2、[[シールド防御]]、[[カウンター]]、[[狙い撃ち]]'''<br />
:;艦長時<br />
::'''[[ニュータイプ]]L9、[[援護]](攻撃のみ)L1、[[指揮官|指揮]]L2'''<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]<br />
:'''[[底力]]:回避、[[ニュータイプ]]、[[精密攻撃]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[ニュータイプ]]L8、[[見切り]]L2、[[プレッシャー]]L2'''<br />
:無条件で自軍にプレッシャー持ちがいるのは今作のクワトロが初である。<br />
:ただし、スキルレベルの関係で効果範囲が半径4マス故、長距離攻撃を得意とするMSよりは、むしろ接近戦を得意とする[[フルアーマーガンダムMk-II]]等を用意する方が真価を発揮しやすい。プレッシャーは技量が発動に関係するスキルなので、再攻撃との相性も良いため、習得させると良いだろう。<br />
:今作は集中を習得しないため、[[ガード]]も追加で習得させ、「回避を中心に据えて、フェイルセーフに防御力も強化する」運用法が望ましい。見切りのダメージカット効果でダメージを抑えつつ、更にガードでダメージを軽減することで、被弾時のリスクを最小に留めることが出来る。[[底力]]との相性も良い。<br />
<br />
===[[小隊長能力]](隊長効果)===<br />
<br />
;小隊攻撃の攻撃力+40%<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で採用。指導者として登場した彼らしいものである。残念ながら彼の小隊は一般兵が搭乗する攻撃力が低い[[ギラ・ドーガ]]ばかりなので今一効果が薄い。折角の+40%も元のダメージが低くてはあまり意味がない。というか乗機[[サザビー]]も[[ナイチンゲール]]も主武装は長射程超低燃費の[[全体攻撃]]ファンネルのため、彼の攻撃に小隊攻撃が加わる事自体が稀。実はハマーンと同一の小隊長能力。<br />
;小隊攻撃の攻撃力+20%<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。<br />
<br />
===[[エースボーナス]]===<br />
;[[連続ターゲット補正]]無効<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で採用。言うまでもなく非常に強力で、変わらぬ調子で回避し続けることができるその様はまさしく赤い彗星と呼ばれた男。<br />
;特殊スキル「ニュータイプ」のレベル+1、技量+20<br />
:『第3次Z』、『X』、『T』で採用。NTレベルと技量でアムロに追いつく。再攻撃と相性が良いボーナス。<br />
;気力130以上で、自軍フェイズ開始時に「覚醒」がかかる。<br />
:こちらは『第3次Z』で敵対時のもの。自前の2回行動と合わせて'''[[3回行動]]'''が可能になる恐怖のボーナス。<br />
;自機から2マス以内の味方機に命中・回避+10%<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。[[EWAC]]と類似した支援効果をパイロットが有する珍しい能力。命中率に泣かされやすい同作において、EWACと重ね掛けできる能力のためとんでもなく有用で、乗機が充実し前線に出しやすくなればなるほど使い勝手が上がる。彼の撃墜数を稼ぐと[[サザビー]]も入手できるため、ぜひ活躍させたい。<br />
;集中<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。命中、回避+10%。<br />
;技量+15、最終回避率+15%、搭乗機体の移動力+1。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。移動力増加を手に入れた代わりに命中・回避・技量とかかる補正が落ちたが、本作では[[プレッシャー]]の発動を補佐できるという別の意図で技量上昇がありがたい。再攻撃との相性も抜群な、実用的なエースボーナス。<br />
<br />
=== サポートアビリティ ===<br />
;ジオン・ズム・ダイクンの遺児<br />
:SSR。クリティカル率、命中率大アップ、回避率アップ。<br />
:『逆襲のシャア』名義。<br />
<br />
==パイロットBGM==<br />
<br />
;「シャアがくる」<br />
:『A』で敵として出てきた際に流れる[[BGM]]。後にクワトロ・バジーナとなり自軍に加入した後にも、[[シャア専用ゲルググ]]に乗せればこれが流れる。<br />
:また、歌詞の「シャア」という部分にコーラスが入っている。<br />
;「敵機襲来~モビルスーツ戦~」<br />
:第4次、F、MXで採用<br />
;「艦隊戦」<br />
:IMPACTにて採用。<br />
;「Ζ・刻をこえて」<br />
:前期オープニング主題歌。[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]にて採用。<br />
;「BEYOND THE TIME」<br />
:『第2次α』でナイチンゲールに搭乗した際のデフォルト[[BGM]]。[[レーツェル・ファインシュメッカー|一部の例外]]を除き、本機に搭乗した彼と戦闘を行うと、このBGMが優先される。<br />
:『時獄篇』では中断メッセージの時に流れる。<br />
;「砂煙の彼方に」<br />
:『OE』でのBGM。スパロボオリジナル曲。シャアのほかにもジオン軍のボス敵全般にこの曲が設定されている。「颯爽たるシャア」にどことなく似ていないこともない。<br />
;「MAIN TITLE」<br />
:『時獄篇』ではこちら。<br />
<br />
==人間関係==<br />
流石に幅広い人間関係を持つのだが、クワトロ時代には「私は常に一人だった」と言い、『[[逆襲のシャア]]』ではアムロに「永遠に人を見下す事しかしないんだ」と糾弾されているようにララァのような悲惨な離別もあれば、アムロらとも一時的にしか良好の関係を保つ事が出来なかった孤独な境遇であった。<br />
<br />
===機動戦士ガンダム===<br />
====家族====<br />
<br />
;[[セイラ・マス]]<br />
:実妹で唯一残った肉親。敵軍にいることに気を揉んでいるが、彼女には「鬼子」と呼ばれて死を望まれている。終盤ではアムロと迎撃に出た彼女のコックピットを切り裂きかけるが、ララァに制止された。<br />
:『逆襲のシャア』の小説版『ベルトーチカ・チルドレン』及び『ハイ・ストリーマー』では、死の間際に思い出したのは[[地球]]に住んでいるはずのセイラであり、彼女を犠牲にせずに済んで安心する言葉を遺している。<br />
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では再会している。『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』では仲間として合流するものの一切会話が無く、リメイク版の『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』でも一度会話があるだけで、すれ違いが重なってギクシャクした関係になってしまう。<br />
;[[GUNDAM:ジオン・ズム・ダイクン|ジオン・ズム・ダイクン]](SRWでは名前のみの登場)<br />
:父親。ザビ家に'''暗殺'''される。(公式ノベライズに記述有り)<br />
:シャアは「ダイクンの息子」としてのしがらみに振り回され、自身のアイデンティティを見失ってしまう。<br />
:安彦良和氏の漫画『THE ORIGIN』では「不遇の境遇に追いやられた母の死」が強い行動原理となっており、ダイクンを「家族を顧みず母を苦しめた」と憎んでいる。ただしダイクンが提唱した思想の一部は、シャアが持つ政治思想を形成する一因ともなったが、当初はジオニズムも「不遇な人々の負け惜しみ」と軽蔑していた。<br />
:なお同作では'''病死'''だったが、ザビ家はこれを暗殺と喧伝して政争に利用している。これを切っ掛けに失脚したジンバ・ラルからザビ家による暗殺であると吹き込まれた事と、更にジンバが本当にザビ家の手の者に暗殺された事(これは独自にザビ家への反撃を計画していたのを知られた為)で、父の死因はザビ家による暗殺であると誤認する様になる。<br />
;アストライア・トア・ダイクン<br />
:母親。しかし、父親の正式な妻ではなく愛人である。物語開始前に死去。アニメ版では『1st』から『逆襲のシャア』にかけて、シャア自ら存在を語った事は無い。<br />
:漫画『THE ORIGIN』では庇護者である夫ジオンの死後、彼の正妻によって幽閉され再会叶わぬまま病に倒れる。<br />
:彼女の非業の死によって(悲劇の引鉄を引いたと思い込んでいる)ザビ家への復讐に駆り立てられていく。<br />
<br />
====[[ジオン軍]]====<br />
<br />
;[[ララァ・スン]]<br />
:[[ニュータイプ]]として自分を導いてくれたかもしれなかった女性であり、母になってくれたかもしれなかった存在。唯一の理解者である彼女に依存しており、アムロと彼女が意識共鳴を起こしたことに対する嫉妬がもとで死なせてしまう。彼女の死は、アムロ、そしてシャアの心に消えない大きな傷を作ることになった。<br />
:スパロボにおいては1st時代やクワトロ時代の状態での共演が基本で、逆シャア時代の状態だと彼女が故人となっている為彼女は原作同様霊となって登場する。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではシャアを特定の機体で戦わせて特定の武器を使うと戦闘演出で登場。また、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の最終決戦においては共に[[αナンバーズ]]を守る霊となって登場し、共にアムロを激励した。<br />
;[[ガルマ・ザビ]]<br />
:士官学校の同期だが憎むべき[[ザビ家]]の一員でもあり、彼の友情を利用して最初に謀殺する。一方で彼を友人とは思っていたようで、彼に弱音を漏らしたり、謀殺後も「手向け」としてキシリアを殺している(キシリアに対して『弟と一緒に暮らすがいい』ではなく、既にこの世にいないガルマに対して『姉と一緒に暮らすがいい』と念じていた)。葬儀時にヤケ酒をしていたのも少なからず後悔の念があったのではと考えられている。小説版『機動戦士ガンダム』では謀殺しない。<br />
:苦労知らずのお坊ちゃんである彼にコンプレックスを持っている節がある。しかし、彼はシャア同様に家柄の重責に悩んでおり、生きていれば真の意味で対等な友人になりえたかもしれず、ララァに依存しすぎることもなかったと言われている。彼を手に掛けたことで自ら他者と分かり合えるチャンスを潰してしまったのかもしれない。<br />
;[[デギン・ソド・ザビ]]<br />
:作中では直接は絡まないが、シャアにとっては父ジオンを謀殺した最大の仇にあたる。<br />
;[[ギレン・ザビ]]<br />
:デギンと同じく憎むべきザビ家の一員。原作で直接の絡みは無かったが、スパロボでは直接対決が実現する。<br />
:『THE ORIGIN』ではシャアの正体を認識しているが、その目的をダイクン家の再興と思っているとされる言動がある。<br />
;[[ドズル・ザビ]]<br />
:当初の上官。それなりの信任は受けていたようであるが、ガルマを守りきれなかったために除隊処分にされた。スパロボでは完全な敵同士になる事もしばしば。<br />
;[[キシリア・ザビ]]<br />
:幼少期に遊んでもらった事があり、中盤に左遷されていたところを拾われ、その正体に気付かれていながらも重用された。しかし、それでも[[ザビ家]]憎しの感情は棄てられず、彼女が戦場から脱出しようとしたところを射殺している。<br />
:小説版『機動戦士ガンダム』では彼女の愛妾という噂が流れており、終盤では文字通りに掌返しをして殺害する。<br />
:『THE ORIGIN』ではテキサスコロニーにてエドワウを狙い、シャトルの事故に見せかけて暗殺を図ったが…。<br />
;[[マ・クベ]]<br />
:キシリア配下としては共に同格の大佐であるが、互いに快く思っていなかった。漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では共闘する場面がある等、原作程険悪ではない。<br />
;[[ランバ・ラル]]<br />
:セイラと違い、本編では会う場面が無いが、スパロボでは何度か共闘するシナリオがあり、[[リアルロボット戦線]]では彼に対して[[キャスバル・レム・ダイクン|正体]]を明かしている。<br />
;[[ガデム]]<br />
:第3話で彼の補給部隊により補給を受ける事になる。ガデムの方が遙かに年長だが、[[軍階級|階級]]は大尉の為、呼び捨てで呼んでいる。<br />
;[[ジーン (機動戦士ガンダム)|ジーン]]、[[デニム]]、[[スレンダー]]、[[クラウン]]<br />
:[[ジオン軍]]時代における部下のMSパイロット。原作ではシャアの部下として数多くの名有りキャラが登場したが、ほぼ戦死している。<br />
;[[ドレン]]、[[フラナガン・ブーン]]<br />
:副官。戦死してしまったが、ドレンを特に信頼していた節があり、ガルマへの復讐にも一部加担させているため素性を明かしていた可能性がある。<br />
;[[シャリア・ブル]]<br />
:ニュータイプ部隊における部下。シャアをして良い友人が出来たと言わしめ、ニュータイプとして認め合ったが、すぐに戦死する。<br />
;[[ミネバ・ラオ・ザビ]]<br />
:[[アクシズ]]時代に養育係を務めた。[[ザビ家]]最後の生き残りだが、シャアの良心を動かせる数少ない存在の一人となっており、手に掛けないどころか彼女の幸せを願っていた。その為、ザビ家再興の傀儡として彼女を育てたハマーンに激怒するが、ミネバ自身には絶対的な信頼を寄せられている。<br />
:[[グリプス戦役]]後にハマーンから拉致してしばらく匿っており、また「ジオンの象徴」として擁立しようとは決してせず、自らが起つ道を選んでいる。16歳に成長したミネバにとっても、シャア(ダイクン家)とザビ家との因縁を知りつつも、それでもなお父親同然の存在として信頼できる数少ない存在でもあったようだ。それ故に『[[機動戦士ガンダムUC]]』においてシャアと同じ姿と声を持ちながら大衆に迎合し自ら望んで道化を演じる[[フル・フロンタル]]に対して、彼女は失望を露にしている。<br />
<br />
====[[地球連邦軍]]====<br />
<br />
;[[アムロ・レイ]]<br />
:宿命の[[ライバル]]。彼に付けられた額と心の傷は生涯消える事は無かった。<br />
:クワトロとして再会した当初は若干のわだかまりがあったが、最終的には良好な関係を築いていたかに見えた。しかし、結局人類に絶望して『逆襲のシャア』にて再び敵対し、最後まで真の和解を果たすことはできなかった。小説版『機動戦士ガンダム』ではア・バオア・クーで和解するが、部下の流れ弾に当たって死亡してしまう。<br />
:一説ではララァを殺された恨みもあるが自身の人生の選択に挫折を感じていたため、何度も自身に立ち塞がったアムロに過ちを正してくれる父性を求めていたのではないかと言われている。<br />
:SRWシリーズでは原作以上に互いを認め合う好敵手関係がより強調されており、全く毛色の異なる作品のキャラ達と共演するためか、やり取りがかなり親密な仲間のように見える場合も少なくない。作品によっては原作では成し遂げられなかった真の和解を果たす等原作以上の良好な関係を築いている。<br />
:『D』では彼とブライトを監禁してアクシズ落としをするが、諸事情でご破算になって協力を要請し、彼と決着を付けたかったことを認めつつ、不本意に共闘する展開になっている。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:[[一年戦争]]では何度も対峙し、[[グリプス戦役]]では戦友同士である。その後の[[第2次ネオ・ジオン抗争]]では再び対峙する事に。彼の実力を高く評価しており、お互いを認め合う関係である。<br />
;[[スレッガー・ロウ]]<br />
:小説版『機動戦士ガンダム』では嫌悪されている。<br />
<br />
====その他====<br />
<br />
;ジンバ・ラル<br />
:父ジオンの側近で、[[ランバ・ラル]]の実父にあたる人物。ジオンの死後、アルテイシア(セイラ)とともに彼の手引きで地球に逃れる。一見すると好々爺だがザビ家の陰謀論を語られ続けていたようで、シャアのジオニズムの思想やザビ家への復讐心は彼に植え付けられた部分が大きい。<br />
:『THE ORIGIN』ではエドワウ(シャア)にはダイクンの思想について講義していたが、同時にザビ家への憎しみを持つように誘導しようとした節も見受けられる。ただ当初のエドワウはザビ家にはそこまで憎悪を抱いてはいなかったのか、適当に聞き流している。彼のザビ家への憎悪が明確化するのは、母が死去して以降の事となる。<br />
;テアボロ・マス<br />
:ジオンの死後、地球に逃れた後に養父となった人物。『THE ORIGIN』で名前がつけられた。<br />
:アナハイムを商売敵とする程の大富豪で、彼から惜しみない愛情を注がれていた。ただし、セイラがテアボロを父として強く慕うのに対して、シャアからの感情はあまり覗うことはできない。ただ「ルウム戦役の際にテキサス・コロニーを攻撃させなかったのは、この地で共に暮らした人たちがかけがえのない人たちだったから」とセイラに語っており、少なくとも彼なりにテアボロには感謝の念を抱いていたと思われる。<br />
;[[カムラン・ブルーム]]<br />
:ファーストでは[[サイド6]]での補給の際に交渉しているが、出る時にジオンへの反感を口にした彼を嚇かす。後に逆襲のシャアにてアクシズ売却交渉の場で再会するが、覚えていたかは不明。<br />
;シャア・アズナブル(本物)<br />
:『THE ORIGIN』に登場した瞳の色以外は瓜二つなそっくりさん。エドワウとセイラはある程度の交友関係を深めていた。しかし「本物のシャアがジオン士官学校に入学する事・ザビ家が自分を殺そうとしている事を利用し、シャアとすり替る」という形でシャア・アズナブルとして入学した。<br />
:当然ながらその際、本物のシャアはザビ家の陰謀とシャアの策略によって殺される事となった・・・なお『THE ORIGIN』はパラレルワールドなので、この設定が他で生かされているかは不明。<br />
;ロジェ・アズナブル、ミシェル・アズナブル(SRW未登場)<br />
:シャア・アズナブル(本物)の両親。テキサスコロニーの管理人。ロジェはエドワウ(キャスバル)とセイラの正体を知っており、テアボロと共に二人の将来のために尽くした。ミシェルは何も知らなかったが、マス家との関係は深く良好な関係だった。<br />
:一年戦争勃発直後に疎遠となっていた息子との再会を望み、ジオン行きの宇宙客船へルウム首都ミランダの港で乗船したが、シャア(キャスバル)のザクの攻撃に巻き込まれて二人とも死亡してしまった。テアボロ同様にシャアにとっては自身と妹に尽くしてくれた恩人と感じていたのだが、皮肉にもキャスバル自身の手で殺害してしまった上に、シャア(キャスバル)はこの事実を知る事は無かったと思われる。<br />
:最期まで息子のシャアが既に死去し、エドワウ(キャスバル)が成り代わっていた事には気付いていなかった。シャアは軍隊生活に馴染みジオンの英雄と呼ばれるに至っていた事にロジェは「自分の子供とは思えない」と困惑をセイラに語っていた。<br />
<br />
===機動戦士Ζガンダム===<br />
====[[エゥーゴ]]====<br />
<br />
;[[カミーユ・ビダン]]<br />
:弟子のような存在。彼に期待と怒りを受けつつ、次世代の[[ニュータイプ]]として将来を期待する。彼の精神崩壊が『逆襲のシャア』における人類への絶望の引き金になってしまった。<br />
:原作では逆シャア時点のシャアと出会う事は無かったが、SRWシリーズでは殆どの作品でその思想を完全に否定される。『D』においては諸事情で回復後の彼に協力を要請し、「みんなあんたを信じて死んだのに、地球潰しだなんてそんなバカな話はない」などと憤りを露わにされる。ちなみに一年戦争時代のシャアについては、「尊敬しています」と前置きされながらも、ザビ家に単身立ち向かったことに「馬鹿な人です」と(本人の前で)評されている。<br />
:『V』では精神崩壊した後も[[ウォン・リー|ウォン]]を通じて治療の経過を確認するなど強く気にかけていたが、一方で自身が地球潰しの道を選んだことについては「カミーユに顔向けできない」と罪悪感を抱いており、生きて再会することはなかった。このため本作でも「シャア」の思想は否定しているものの、「クワトロ」としての彼に対しては変わらず敬意を抱いている。<br />
:『X』では、彼の中に人類のあるべき姿を夢見ていたが、彼の精神が破壊された事に絶望し、人類の変革を望んだという経緯が語られる。アル・ワースでは一度は自身の希望であった彼を殺すことで迷いを振り切ろうとしたが、後に和解し再び共闘する事になる。<br />
;[[ファ・ユイリィ]]<br />
:原作ではカミーユ同様に、逆シャア以降のシャアと出会う事はなかった。が、[[スーパーロボット大戦D|D]]で[[フォン・ブラウン]]においてカミーユと暮らしていた時に、[[ネオ・ジオン]]の総帥であるシャアと再会した時には、驚きを隠し切れない様子だった。<br />
;[[アポリー・ベイ]]、[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]<br />
:部下。両者共元ジオン公国軍兵士(ただし後付け設定)で、クワトロが「赤い彗星」だった頃からの付き合い。<br />
;[[レコア・ロンド]]<br />
:部下。彼女に父性を求められて好意を寄せられるが、拒絶してつれない態度を取った結果、彼女の裏切りを招く結果に。<br />
;[[エマ・シーン]]、[[カツ・コバヤシ]]<br />
:部下。<br />
;[[ブレックス・フォーラ]]<br />
:数少ない尊敬を寄せていた人物であり、また自身の正体にも気づいていた理解者でもあったが、彼の死により表舞台へと立たざるを得なくなる。<br />
;[[ヘンケン・ベッケナー]]<br />
:階級的には上司。それなりに親しい間柄でヘンケン自身はブレックス同様に正体に感づいていた節がある。<br />
;[[ウォン・リー]]<br />
:何かにつけて無茶な命令を下される相手だが、エゥーゴの出資者という事もあり丁重に扱っている。<br />
<br />
====[[アクシズ]]====<br />
;マハラジャ・カーン<br />
:ハマーンの父親。当時アクシズの首領。テレビ版における設定のみの人物だったが、漫画『C.D.A. 若き彗星の肖像』にて明確な人物像が描かれた。<br />
:ジオン側の人間ではあるが、ザビ家の思想に染まっておらずスペースノイド全体の安泰を第一に考えて行動しており、シャアも絶大な信頼を寄せていた。彼の死がシャアとアクシズとの決別になった。本来なら将として相応しい素質を持ちながらも組織そのものへの険悪から離脱したことが「責任放棄」と看做され、ハマーンらジオン将兵からも恨まれている。エゥーゴ連邦側へ走ったことで更に鮮明となっていく。<br />
;[[ハマーン・カーン]]<br />
:元恋人。ミネバへの教育方針などの考え方の対立があったとはいえ、シャアがハマーンを棄てたのは事実である。原作では『Z』以降二度と会うことはなく、互いに破滅の道を突き進む。ハマーンにララァの代わりを求めたシャアと、ジュドーにシャアの代わりを求めたハマーンは似た者同士だったと言われている。<br />
:SRWシリーズではシャアが「クワトロ」か「逆シャア」、どちらの姿で登場するかによって彼女の立ち位置、はては『ZZ』の再現度に大きく関わっており、クワトロとして自軍部隊の味方となる場合には『0083』『Z』が主に再現されて敵対し、逆シャアとして立つと『逆襲のシャア』が主に再現され、ハマーンとは反目している事もあるが協力体制になって自軍部隊と敵対する。<br />
:なお最終的には和解し、よりを戻す展開が描かれている作品もある。<br />
;[[ラカン・ダカラン]]<br />
:『ZZ』の登場人物なので、本編での絡みは無し。漫画『C.D.A. 若き彗星の肖像』で顔見知りとなっており、彼も含めたアクシズの将兵に訓練を行っていた模様。<br />
<br />
====[[カラバ]]====<br />
<br />
;[[ハヤト・コバヤシ]]<br />
:アムロ、ブライト同様に初代では敵同士であったが、Ζにおいては同志。カイからその正体を知らされ、いずれは表舞台で出るべきだとクワトロに言う。<br />
;[[ベルトーチカ・イルマ]]<br />
:会って間もない当初は、彼女から「恐い感じの人」「平和的なインテリジェンスを感じない」など酷い言われ様だったが、連邦議会での演説では彼女のアシストを受けながら演説をする。<br />
:なお「平和的な~」のくだりについては『[[スーパーロボット大戦A|A]]』にて[[ホシノ・ルリ|他作品のキャラ]]からも同様の評価をいただく事に。<br />
<br />
====[[ティターンズ]]====<br />
<br />
;[[パプテマス・シロッコ]]<br />
:ハマーン同様に敵視する事になるが、シロッコからはニュータイプのなりそこないと見下される。<br />
;[[ジャミトフ・ハイマン]]<br />
:作中ではダカールでブレックスとともに接触しており、打倒すべき敵の一人。<br />
;[[バスク・オム]]<br />
:ジャミトフとともに敵対。初代設定で最初登場する第3次では彼の毒ガス攻撃を察知して密かにロンド・ベル隊が気付くように工作する。<br />
<br />
====その他====<br />
<br />
;[[カイ・シデン]]<br />
:ジャブローにてカミーユと救助されたが、クワトロ=シャアと看破され、ハヤト宛の手紙で一介のMSパイロットに甘んじていることを批判されている。<br />
:小説版『機動戦士ガンダム』では仲間になるが、キシリアを不必要に殺したために嫌悪感を持たれて離脱される。<br />
;[[キグナン]]<br />
:部下。月で接触し、ハマーンの動きを彼から知らされることになる。<br />
<br />
===機動戦士ガンダム 逆襲のシャア===<br />
<br />
;[[ナナイ・ミゲル]]<br />
:『[[逆襲のシャア]]』でのシャアの恋人であり、[[ネオ・ジオン]]の[[指揮官]]でもある。<br />
:なお、[[ウッソ・エヴィン]]の母親である[[ミューラ・ミゲル]]と同姓であることから「ウッソはシャアの子孫にあたるのではないか?」という説もあったが、富野監督はきっぱりとそれを否定している(綴りも違うように設定されている)。<br />
:また、よりによって中の人が元恋人のハマーンと同じ為、「記憶を失ったハマーンを云々」という誤解を招いた事もある。<br />
:本来ならクワトロ時代にはまだ会っていないと思われるが、スパロボでは何かしら会う事も度々。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では、[[ロンド・ベル]]、[[ジュピトリアン]]、[[ネオ・ジオン]]による三者会談で、交渉が決裂した後、ハマーンによって監禁された時、彼女の手引きによって[[サザビー]]を貰い脱出する。<br />
;[[クェス・パラヤ]]<br />
:『[[逆襲のシャア]]』において[[ニュータイプ]]としての素質を見いだすが、彼女が自身に父性を求めていると気付かず煩わしく思い、それ以前に触れて欲しくないトラウマに無神経に踏み込まれたこともあって、彼女を戦闘マシーンとして使い捨ててしまった。<br />
:なお、富野由悠季監督はクェスのモデルを『Ζ』の主人公であるカミーユとしている。6年前の[[グリプス戦役]]の最中に[[偽名]]で[[エゥーゴ]]に居た頃は、同じような問題児のカミーユをきちんとしたNTへと導けたのだが、この頃にはシャアが他人に心を閉ざしてしまっているためにクェスを戦闘マシーンのように扱ってしまい、シャアがかつて持っていた「人をよりよく導く力」を失っている事を象徴している。 <br />
;[[ギュネイ・ガス]]<br />
:部下。シャア自身はそれなりにギュネイに期待をかけていたようだが、クェス絡みで嫉妬と対抗心を抱かれ、自身の悪い噂を吹聴された。<br />
:SRWシリーズでは嫉妬心や対抗心こそ抱かれているが、同時に強い尊敬の念を抱かれている事も多い。<br />
;[[レズン・シュナイダー]]<br />
:部下。<br />
;[[アデナウアー・パラヤ]]<br />
:[[地球連邦政府]]の参謀次官で、クェスの父親。巧みな話術で小惑星[[アクシズ]]を譲渡させた。<br />
:ある意味で、シャアが企てた「地球寒冷化作戦」に最も貢献した(?)人物であると言える。<br />
;[[ハサウェイ・ノア]]<br />
:『逆襲のシャア』のハサウェイにとっては、クェスを奪った恋仇に過ぎなかった。しかし、『閃光のハサウェイ』で青年に成長した彼はシャアの思想に感化される。<br />
<br />
===機動戦士ガンダムUC===<br />
<br />
;[[フル・フロンタル]]<br />
:シャア・アズナブルを模して作り上げられた強化人間。外見や声、更に言動までシャアに酷似しており「シャアの再来」とされる人物だが、フロンタル自身はシャアを「敗北した人間」と見下し、本人がいない事を良い事に言いたい放題である。更に自らを「[[スペースノイド|宇宙民]]の意志を受け入れる器」と称しており、シャアと目指すものもかなり違っている。ちなみに、OVA版での[[声優]]は先の設定を踏まえ、シャア役の池田氏が担当している。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』でついに競演。フロンタルの立ち位置は「シャア不在の間の[[偽物|影武者]]」となっており、シャアの帰還後は退いている。しかし、Z世界(=劇場版のZガンダム)の流れとは異なるTV版の「ダカールの日」でのクワトロの演説を踏まえた発言をするなど、シャアからはその素性について疑惑の目で見られている。<br />
:[[世界観/Zシリーズ|Z世界]]での正体は、特異点であったシャアと対の存在。アクシズ落下の最終決戦時、突如姿を現して自らこそが「スペースノイドの望む赤い彗星」であると豪語し、シャアの真の意図とは真っ向から対立する形で行動を移す事になる。フロンタルは自分とシャアが「似た者同士」と語っていたが、さすがのシャアもその図々しい物言いには不快感を示し、未来を全く見ていないフロンタルを痛烈に批判。彼を憤慨させる事になった。<br />
;[[スベロア・ジンネマン]]<br />
:グリプス戦役の後、彼にミネバを守るよう命令を与えている。当時ジンネマンがなぜシャアの近くにいたのか、なぜシャアがジンネマンを選んだのかという理由は明かされていない。<br />
;[[サイアム・ビスト]]<br />
:原作では接点が無いが『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では生前に彼からラプラスの箱を託されていた。しかし、シャアは自らの力で未来を切り拓くために、過去からの祈りにして呪いである箱を使うことをしなかった。<br />
<br />
==他作品との人間関係==<br />
他作品のキャラクターとの絡みが非常に多い。<br />
<br />
===[[ガンダムシリーズ]]===<br />
====宇宙世紀ガンダムシリーズ====<br />
<br />
;[[サイクロプス隊]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』ではともにジャブローに潜入している。『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では捨て駒同然の作戦に動員される彼らを見かね、自らの部隊に転属させるという形でルビコン作戦から離脱させた。<br />
;[[バーナード・ワイズマン]]<br />
:'''人間的な関係はなく、後付け設定と作品ではあるものの、シャアの生存とア・バオア・クーにおけるアムロとのモビルスーツ戦闘を引き分けに持ち込めた最大の功労者。'''<br />
:アレックスの性能はガンダムを凌駕しているため、もしバーニィが破壊せず、無事にアムロにアレックスが届けられたらシャアは確実にアムロに敗北し、高確率で死亡していた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]』では彼を部下としていたが、これといった絡みは無い。<br />
:ちなみにクワトロ設定で登場する『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』ではクワトロ=シャアである事を知らなかった。『OE』では[[コネクト・フォース]]への協力の姿勢を見せるため、彼を表向きは捕虜として、実質的にはジオンからの出向要員としてホワイトベースに配属させている。<br />
;[[サウス・バニング]]<br />
:共にMS部隊の指揮官同士であり、お互いを深く信頼し合っている事が多い。<br />
;[[アナベル・ガトー]]<br />
:共に[[ジオン]]の[[エース]]であり、初代設定で登場する『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では階級上シャアの方が格上。『逆シャア』シナリオ再現時はシャアの部下として活動する。<br />
;[[シーマ・ガラハウ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では部下。<br />
;[[ジュドー・アーシタ]]<br />
:作中では出会っていないが、OPでは邂逅するシーンがある。サングラスを外してフェードアウトするシャアにジュドーが咆哮するシーンは独特な印象を残す。<br />
:クワトロ時代はカミーユ同様に[[ニュータイプ]]としての将来を期待している。またジュドーからも数少ない信頼出来る大人として尊敬されていた。<br />
:逆襲時はその行動を激しく非難されている。特に『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では、アクシズ落としを目論んだことに加えて、ハマーンを不幸にしてしまったことに従来以上の強い憤りを向けられる。しかし、ミスルギ皇国への総攻撃に備えた補給基地襲撃作戦で共闘した際に、現在の信念を向けることで理解を得ることができた。<br />
;[[リィナ・アーシタ]]<br />
:漫画版など一部の作品ではセイラに代わり、エゥーゴとネオ・ジオンの戦いに巻き込まれたリィナを救いブライトのもとへと導いた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』で、ジュドーたちに盗まれたMSを奪還するべく彼女を人質に。<br />
;[[ビーチャ・オーレグ]]<br />
:『XO』では、モンドと共に百式のメガバズーカランチャーを使用可能にしたり、[[サザビー]]を整備したりしていた。<br />
;[[モンド・アガケ]]<br />
:『XO』では、彼に愛機である百式を奪われてしまう。また、ジオン軍との最終決戦の際、ビーチャと共に百式にメガバズーカランチャーを追加させたり、サザビーを整備したりしていた。<br />
;[[エルピー・プル]]<br />
:原作で面識があったかどうかは不明だが、スパロボでは仲間。[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]や[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]のような[[強化人間]]を仲間にする際は、彼女達の力が周囲に及ぼす悪影響を危険性を指摘して難色を示す一方で、[[ニュータイプ]]とはいえ無邪気な彼女を仲間にする際はすんなり承諾する場合が多い。<br />
;[[マシュマー・セロ]]<br />
:原作で面識があったかどうかは不明。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』序盤では、交戦した際に声からシャアだと見抜かれる。<br />
;[[グレミー・トト]]<br />
:『X』では「大義ある者が個人的な感情に溺れる」として、シャアを「ハマーン以下の情けない男」と見なし、ジオンの正当なる後継者として名乗り出る。<br />
;[[チェーン・アギ]]<br />
:『逆シャア』で共演してはいるが、SRWではクワトロとして彼女と絡むケースが多い。『[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]』、『[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部|COMPACT2第3部]]』及び『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』エンディングでは嘗て[[セイラ・マス|妹]]に贈った言葉を彼女にも告げ、[[ロンド・ベル]]から去る。<br />
;[[カロッゾ・ロナ]]<br />
:『X』では、召喚される前にアクシズ落とし作戦で共闘。しかし、クロスボーン・バンガードはともかく、カロッゾに対する信頼はもともと全くと言っていいほど無く、[[アル・ワース]]で再会した時は迷うことなく敵対した。<br />
;[[シーブック・アノー|シーブック・アノー / キンケドゥ・ナウ]]<br />
:共に名を変えた者同士であるものの、進んだ道の先は大きく異なった人物同士でもある。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』においては、それに関する会話がある。<br />
:『X』では、アムロ、カミーユ、ジュドーと異なり、良くも悪くも特別な想い入れを抱いていないことが幸いして、シャアを止める原動力として活躍した。<br />
;[[トビア・アロナクス]]<br />
:『第2次α』では対戦した際に彼の[[ニュータイプ]]としての素質を認め、共に来るように呼びかけるが、彼にも理想を否定され、拒否される。<br />
:『X』では一人だけアクシズ落としが阻止された未来を知っているが故に複雑な態度を見せたが、シーブックと共にシャアに対してフラットな目線を持ち、意見している。<br />
;[[クラックス・ドゥガチ]]<br />
:『第2次α』では彼と共闘して連邦や[[αナンバーズ]]と激しい戦いを繰り広げる。一方の『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では彼を『私怨にかられた輩』と断じ、敵対する。<br />
;[[バイオ脳]]<br />
:『T』[[DLC|ボーナスシナリオ]]「彗星の軌跡」では[[アマクサ]]に搭載された、アムロの戦闘データを移植したバイオ脳と交戦し、撃破することで自分の過去を乗り越えている。一方で、新たな生命となり得たものを排除してしまったことに謝罪の念も見せている。<br />
;[[ウッソ・エヴィン]]<br />
:カミーユやジュドーと同じく将来を期待しているが、『α』では無意味な戦いを止められる力を持っているにも関わらず、何もしないで1パイロットに甘んじているクワトロを卑怯者呼ばわりしていた。<br />
;[[カルルマン・ドゥカートゥス]]<br />
:『α』では、アクシズにいた頃に赤ん坊だった[[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ]]の世話をしていた影響か懐かれていた。<br />
;[[オイ・ニュング]]<br />
:『α』では、彼の所属する[[リガ・ミリティア]]が[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム]]と共同でエゥーゴのモビルスーツの開発を担当しているという設定であるため、以前から面識があった。<br />
;[[フォンセ・カガチ]]<br />
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では彼を失脚に追いやる。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では当初から敵対関係で、地球消滅後は彼にも事態の収拾の為に協力を打診しているが、それを蹴られている。<br />
;[[タシロ・ヴァゴ]]<br />
:『新』では彼と共謀してカガチを失脚に追いやる。<br />
<br />
====アナザーガンダムシリーズ====<br />
<br />
;[[東方不敗マスター・アジア]]<br />
:お互い[[ガンダムシリーズ]]において地球人類に絶望して人類の粛清の為に行動してしまった者同士。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では彼にその苦悩を見抜かれ、逆襲という行動に出てしまう事を予期されていた。<br />
:また、メディアミックス作品では「自分の行いに迷いをもった結果、[[アムロ・レイ|敵対]][[ドモン・カッシュ|者]]に自分を食い止める事を託した」という点でも共通しており、『T』では人類のために悪役を演じる者同士として密かに協力関係を結んでいる。<br />
;[[ゼクス・マーキス]]<br />
:[[仮面キャラ]]で、アニメ本編での彼の軌跡は、シャアの人生を1年に凝縮したとも評される。基本的にTV版の場合は同志として行動する事が多い。<br />
:『EW』設定の『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』においては、途中で裏切られてその考えを否定される。『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではキシリア直属の特務部隊「オルトロス隊」の同僚となる。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では仮面を脱いだ組としてシャア、ゼクス、グラハムの三人で中断メッセージに登場しており、時獄篇では主役級キャラ以外で数少ないシャアとの戦闘前会話がある。<br />
;[[トレーズ・クシュリナーダ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』ではよき理解者。『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では、彼と共に[[ブルー・スウェア]]の中心人物となって共に活躍した。今作ではアムロは彼の風評を「地上のシャア」みたいなものと言ったが、シャアは謙遜していた。オールバック紳士仲間の一人。<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では次元震で転移された際、彼に保護されエンディングではOZに副官として迎え入れられる。彼との出会いにより、シャアとしての自分と決別したはずのクワトロは再び迷いを抱く事に。<br />
;[[ヒイロ・ユイ]]<br />
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では部下。以降の作品では「シャア・アズナブル」としては『D』を除いて敵同士となる。『第3次Z』では[[特異点]]となった自分がなすべきことを見出すために彼から[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロ]]の[[ゼロシステム]]を借りている。<br />
;[[デュオ・マックスウェル]]<br />
:『α』では、シャアに近付くべく[[アーガマ]]に潜入した彼から、初対面の際にお約束どおり「クワトロ'''大佐'''」と呼ばれてしまう。勿論この後、クワトロが「私は大尉だよ」と返したのは言うまでもない。<br />
;[[レディ・アン]]<br />
:『A』では色々と彼女に口利きしてもらえたらしく、[[ロンド・ベル]]にすぐに加わる事ができた。<br />
:『D』ではシャア達の活躍に感心し、自ら協力を申し出た。<br />
;[[カーンズ]]<br />
:『64』ではシャアの参謀を務める。<br />
;[[デルマイユ]]<br />
:『D』では敵対関係。後に[[レディ・アン]]の協力によって[[バルジ]]を攻略し彼を失脚に追いやり、[[OZ]]とも同盟を結んだ。<br />
;[[デキム・バートン]]<br />
:作品によっては彼に賛同したり敵対したりしている。『64』や『D』ではデキムは登場しないものの、シャアは地球人類に絶望してあえて彼に賛同したと思われる。<br />
:一方の『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、シャアが逆襲する要因になっている。他の作品ではクワトロ名義でデキムと敵対し、第3次Z時獄篇では彼と手を組むが、使い勝手のいい捨て駒として扱った。<br />
;[[ティファ・アディール]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』ではララァに似た物を感じながらも彼女とはまた違ったタイプだと内心で評した。<br />
;[[ジャミル・ニート]]<br />
:なんだか似ている人その1。<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では彼や隼人と共に[[ラウンドナイツ]]の中心に。サングラス仲間でもある。<br />
;[[フロスト兄弟]]([[シャギア・フロスト]]、[[オルバ・フロスト]])<br />
:スパロボシリーズでは、[[ニュータイプ]]である事から、彼らから憎まれている。<br />
:『R』では、ニュータイプ研究所に囚われた時、丸腰の状態でMSに乗った彼らに殺されそうになった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ではジ・エーデルに吹き込まれた彼らに「ニュータイプになれなかった痛みが世界に破滅をもたらす」「自分達と同じ」呼ばわりされる。<br />
;[[ランスロー・ダーウェル]]<br />
:『R』では共闘に戸惑う彼とジャミルを激励した。歴史が変わった後のEDにて部下になっている。<br />
;[[ザイデル・ラッソ]]<br />
:『R』では、ニュータイプを自分の選民思想における主義主張の道具にしかしない彼に、憤りの感情を抱いていた。<br />
;[[カロン・ラット]]<br />
:『R』では、彼女が所長を務める[[ネオ・ジオン]]出資のニュータイプ研究所に[[ガンダムダブルエックス|DX]]のツインサテライトキャノンの砲門を向けられた挙句、脅迫された事で連行されて囚われる。<br />
;[[D.O.M.E.]]<br />
:『R』では、彼にニュータイプでなくても人は未来を創る事が出来ると諭される。その言葉を聞いて、クワトロ自身も自分もニュータイプに拘り過ぎていた事を反省したのか、未来で総帥になった時は[[ニュータイプ]]や[[オールドタイプ]]にそれほど固執している様子はなかった。<br />
<br />
====正暦作品====<br />
<br />
;[[ハリー・オード]]<br />
:なんだか似ている人その2。『α外伝』と『Z』では共に金色のMSに乗っているのを見て、互いに実力があると認識した。<br />
;[[ディアナ・ソレル]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク|ZSPD]]』で[[サンドマン杯]]にて共闘。<br />
;[[グエン・サード・ラインフォード]]<br />
:『α外伝』では裏切った彼に対して「道を誤った」と言うその後のクワトロを考えれば皮肉と言える会話イベントがある。<br />
:『Z』ではやはりジ・エーデルに吹き込まれた彼によって[[黒歴史]]の終焉に自分とアムロの戦いが勃発する事を彼から告げられる。<br />
<br />
====ガンダムSEEDシリーズ====<br />
<br />
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]<br />
:シャアと同じ[[仮面キャラ]]。『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』において、クルーゼは『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』でのシャアの逆襲を肯定している。だが、クルーゼはシャアの真意を何一つ理解しておらず、ただ自身のエゴの正当化の為だけにシャアの行為を肯定したにすぎない。そのため、シャアの真意を知るアムロやカミーユ達を更に激怒させている。一方で『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』イベント「スパクロフェスティバル2」にて、案の定シャア本人もクルーゼの存在を許しておらず、彼との直接対決を展開した。<br />
;[[シン・アスカ]]<br />
:『Z』ではカミーユと同様に彼の将来に期待する。彼もその期待に応える形で成長し、もしクワトロが道を誤った時はカミーユと共にそれを止めてみせることを誓った。第3次Z時獄篇においてその約束を果たさんとする彼と激突する。<br />
;[[アスラン・ザラ]]<br />
:上記の面々同様、己の信念から身を置く組織を変えたり、[[偽名]]を名乗ったりと、共通点が多い人物。クワトロと共通点が多いのはどちらかと言えば『DESTINY』時代か。ただし、どちらかといえば同作のデュランダルの方が色んな意味でより近い。<br />
;[[ギルバート・デュランダル]]<br />
:なんだか似ている人その3。『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』と『Z』で共演し、存在感を放ちまくった。似たもの同志であることは自覚しているようだ。現時点では二度共演しているが最終的にクワトロはデュランダルの考えを否定している。<br />
;[[タリア・グラディス]]<br />
:『Z』では彼女の心情を理解し、色々と心配していた。<br />
;[[クライン派]]([[キラ・ヤマト]]、[[ラクス・クライン]]、[[マリュー・ラミアス]]、[[アンドリュー・バルトフェルド]]、その他諸々)<br />
:『Z』では、自分の主張に同意して合流してきた彼らを、一度はこれまでの彼らの行いから彼らに辛辣かつ痛烈に批判するものの、彼らが深く反省した様子を見て[[ZEUTH]]に受け入れる事に。<br />
<br />
====西暦作品====<br />
<br />
;[[リボンズ・アルマーク]]<br />
:彼からはアムロの宿敵として一目置かれている一方で、迷いを持って戦っている事を嘲笑されていた。が、クワトロは追いつめられてなお虚勢を張るリボンズを「自らと向き合う事も出来ない弱い男」と一蹴する。<br />
;[[刹那・F・セイエイ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次時獄篇]]』ではネオ・ジオン総帥として彼と対峙。その際、刹那から「俺はあなたの口から真実を知りたいんだ」とイノベイターやニュータイプ云々抜きにわかりあうこととわかることの違いを突き付けられ、対話の大切さを説かれている。<br />
:なお、シャアと刹那の間には「母親の声が恒松あゆみ氏で、母親を失った事でトラウマを抱えている」という共通点がある。<br />
;ミスター・ブシドー([[グラハム・エーカー]])<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』ではゼクスと同じくオルトロス隊の同僚。なお、ブシドーもまたシャア(およびゼクス)と同じ[[仮面キャラ]]つながりでもある。<br />
:世界観は違うが、『第3次Z時獄篇』では三人とも素顔で自軍参入を果し、中断メッセージでも共演した。<br />
<br />
====リギルド・センチュリー====<br />
<br />
;[[ベルリ・ゼナム]]<br />
:『X』では未来の[[ニュータイプ]]の一人である彼にも期待を寄せており、彼から諭された言葉も自身の考えを改める大きな要因となっている。<br />
;[[ラライヤ・マンディ]]<br />
:『X』では[[ノレド・ナグ|ノレド]]からアムロと共に彼女に妙に甘い事が語られている。やはり、彼女に[[ララァ・スン|今は亡き彼女]]の面影を見たためだろう。<br />
;[[ノウトゥ・ドレット]]、[[マッシュナー・ヒューム]]<br />
:『X』では彼らトワサンガの客分として協力関係を築くが、ノウトゥ達からはあまり良く思われていなかった。<br />
;[[クンパ・ルシータ]]<br />
:『X』ではリギルド・センチュリーの真実を知ったことで彼に協力するが、後になって決別する。<br />
;[[キア・ムベッキ]]<br />
:『X』ではビーナス・グロゥブに残っていた宇宙世紀の記録からその存在を知られていた。<br />
<br />
====SDガンダムシリーズ ====<br />
<br />
;[[黄金の騎士]]<br />
:別世界の自分自身、あるいは[[SDガンダムシリーズ|遥かな未来世界]]における生まれ変わり。<br />
<br />
===リアル系===<br />
====[[マクロスシリーズ]]====<br />
<br />
;[[マクシミリアン・ジーナス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では彼と同盟を結び、共に戦う。オールバック紳士仲間の一人。<br />
;[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]<br />
:共に赤色の専用機を駆るエースパイロット同士。『D』では[[一年戦争]]で手合わせ出来なかったことを残念がっていた。余談だが、『D』の世界では[[一年戦争]]よりもゼントラーディ戦争の方が先に勃発しているので、「赤いエースパイロット」は彼女の方が先である。<br />
;[[エキセドル・フォルモ]]<br />
:『D』で初めて彼と出会った際、アムロやブライトやゼクスが彼の大きさに非常に驚く中、シャアは一人「ほう…」と静かに感嘆の声を漏らしていた。<br />
;[[ブルーノ・J・グローバル]]<br />
:『α』でキシリアの停戦協定に応じた場合、停戦協定者として彼を任命した。<br />
;[[工藤シン]]<br />
:『SC2』では彼を救助した。[[A3]]との交渉の為に止むを得ず彼を利用する場面もある。<br />
<br />
====その他リアル系====<br />
<br />
;[[マイヨ・プラート]]<br />
:なんだか似ている人その4。クワトロとして登場する際は、彼に強く尊敬されている事が多い。<br />
:『MX』では当初、連邦側の[[マグネイト・テン]]に付いたクワトロを強く否定していたが、後に和解。<br />
:『GC(XO)』では序盤は[[一年戦争]]のシャア時代の為、お互い好印象で一緒に[[ホワイトベース]]を追撃する事も。<br />
;[[ラング・プラート]]<br />
:『MX』では彼の亡命に協力し、[[重慶]]では基地守備隊の隊長を務め対[[グン・ジェム隊]]の戦線に立つなど、自軍との合流まで尽力していた。<br />
;[[ジェームス・C・ダグラス]]<br />
:『MX』ではケーンが母親を人質にとられてしまった為止む無くギガノスに降った後、彼がケーンを批判した際にカミーユが彼を痛烈に非難した直後、彼にカミーユの苦い過去を教えて諭している。<br />
;[[テンカワ・アキト]]<br />
:『IMPACT』では彼が発した「ぼくたちの戦争」という言葉が、直感で人類の愚かさを感じ取ったが故に口にしたものと解釈し、シンパシーを寄せる。<br />
;[[ホシノ・ルリ]]<br />
:『A』にて、先述の通りクワトロに対し苦手意識を持つ。<br />
;[[アマノ・ヒカル]]<br />
:『R』では、[[ラウンドナイツ]]に合流した際に、美形好きの彼女から「渋くてハンサム」「カッコいい」などと黄色い声を挙げられた。また、合流した際に乗っていた[[モビルスーツ|MS]]の[[百式]]に対しても「ど派手なモビルスーツ」と驚かれていた。<br />
;[[イネス・フレサンジュ]]<br />
:『MX』では彼女がMCを務める『[[なぜなにナデシコ]]』に、他のキャラ同様面喰らう。事情説明という名目ゆえ「付き合わざるを得まい」という台詞の言い回しと、忌々しげな顔グラから実は同席する事が相当不本意である様子が窺える。一方、『IMPACT』では「どうしたものかな?」とアムロに問いかけて苦笑していた。<br />
:余談だが、クワトロは『ΖΖ』放送前の特別番組「プレリュードΖΖ」においてシンタとクムを相手にMSのシルエットクイズを行うなど、番外編とは言え正に子供番組のMCのようなことをしていた。<br />
;[[ミスマル・コウイチロウ]]<br />
:『MX』では彼の手腕を高く評価していたが、『IMPACT』では[[木連]]との抗争終結後、地球復興を優先させる彼からの通信に内心、憤りを露わにしている。<br />
;[[B.D.]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではシャアのよき参謀の一人に。[[MZ23|メガゾーン23]]の面倒も色々と見ているらしく、終盤には彼と何らかの約を交わす場面も。<br />
;[[矢作省吾]]<br />
:『D』ではトレーズと共にこの世界の人類の代表者として、「こちら側の世界」に転移してきた彼と会談、メガゾーン23の受け入れと保護を約束する。しかし、彼には初見からトレーズと共に「いざとなったらメガゾーンを犠牲をすることも厭わないような奴」と決めつけられ、「気に入らない大人の一人」として不信感と敵意を露わにされている。<br />
;[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]<br />
:『GC(XO)』では、[[グラドス軍]]のステーション衛星を破壊するべく[[星間連合]]と交戦の最中、彼が搭乗する[[レイズナー]]に助けられる。また、援軍として来る少し前から[[ニュータイプ]]の直感により接近しつつある彼の存在を感じ取っていたようである。<br />
;[[アンナ・ステファニー]]<br />
:『GC(XO)』では、[[ララァ・スン|ララァ]]の後押しもあり、[[グラドス軍]]に捕えられ公開処刑されようとしていた彼女の救出に向かう。<br />
;[[ル・カイン]]<br />
:『GC(XO)』では、[[アンナ・ステファニー|アンナ]]の救出に向かったところで彼と対峙。指揮官としては、人の上に立つ器が欠けていると指摘するが、選民意識を剥き出しにして傲慢で独善的な思想を語る彼を、父の敵である[[ザビ家]]より危険な相手と断じた。<br />
;[[ゲイナー・サンガ]]<br />
:『Z』では彼の例の告白を、とても微笑ましく思っていた。<br />
;[[レントン・サーストン]]<br />
:『Z』では、ゲッコーステイト側の一部の人間の暴走から衝突し戦局が泥沼化しかけたときに、彼の必死の呼びかけに戦意を喪失してしまう。<br />
;[[ホランド・ノヴァク]]<br />
:『Z』ではお互いの実力を認め合っており、彼からも敬意を表されている。敵になった時も台詞がある。<br />
;[[レナード・テスタロッサ]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では、彼の「世界をやり直す事」を目の当たりにし、シャア自身にとっての歪んだ世界…すなわち、アクシズ落としが成功した世界への扉を開くことになる。<br />
;[[隼鷹・ディオ・ウェインバーグ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では、シャアの優れた操縦能力と判断力に対して、強い敬意を払っている。<br />
;[[アンジュ]]<br />
:『X』と『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて共闘。『X-Ω』のイベント「未練を振り切って」では世界の崩壊を食い止めるための今後の行動を決める会議でのハマーンとのお互いどこか素直になれないやり取りを彼女から「痴話喧嘩」と突っ込みを受けてしまう。<br />
;[[エンブリヲ]]<br />
:『X』と『X-Ω』にて敵対。『X-Ω』のイベント「未練を振り切って」では彼に自身とハマーンの悲しい過去と胸中の想いを晒され嘲笑されるという卑劣極まりない精神攻撃に苦しめられる。<br />
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]<br />
:『30』では方や[[ゼロレクイエム]]の悪逆皇帝、方や[[アクシズ]]落としという大罪を背負い、それでも生き延びて(片方は生き返って)人類の未来のために戦う同志となる。<br />
:なお、作中の時系列としてはアクシズ落とし失敗→ゼロレクイエム発動となっており、アクシズ落としが成功していた場合、ゼロレクイエムの矛先はスペースノイドに向けられることになっていたと語られている。<br />
<br />
===スーパー系===<br />
====ダイナミック系====<br />
<br />
;[[兜甲児]]<br />
:正義感溢れる彼を頼もしく思っており、頼りにしている。<br />
:『第2次α』ではシャアの逆襲を誰よりも悲しんでいた一人。始終、シャアを「クワトロ大尉」と呼んでいた。一方のシャアもまた、甲児の言葉にどこか辛いものを感じていた。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』ではかつて一年戦争にて何度も対峙しており、[[ゲッターチーム]]と並びアムロに次ぐ好敵手となっている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では一年戦争からの因縁に加えて原作通り[[第2次ネオ・ジオン抗争]]を起こしたせいでアムロがMIAになっていることで彼を嫌悪しており、クワトロとして登場した際には怒りをぶつけていた。<br />
;宇門大介([[デューク・フリード]])<br />
:『第4次(S)』では彼もエゥーゴに参加しており、共に[[ノイエDC]]を相手に宇宙で戦っていた。『COMPACT2』及び『IMPACT』でも、同じ[[ロンド・ベル]]隊で彼と共に戦っていく事に。<br />
;[[グレース・マリア・フリード]]<br />
:『COMPACT2』及び『IMPACT』では、同じ[[ロンド・ベル]]隊でデュークの妹である彼女と共に戦っていく事に。<br />
;[[あしゅら男爵]]<br />
:初期のシリーズでは同じ[[DC]]所属の同僚だったが、仲はあまり思わしくない。[[鉄仮面]]繋がりでもある。<br />
;[[流竜馬]]、[[葵豹馬]]、[[剛健一]]<br />
:『第2次α』において、甲児やジュドーと同じく最後までシャアの事を「クワトロ大尉」と呼び続けた。<br />
;[[神隼人 (OVA)]]<br />
:『R』では彼やジャミルと共に[[ラウンドナイツ]]の中心に。サングラス仲間でもある。<br />
:『T』ではかつて一年戦争にて何度も対峙。<br />
;[[流竜馬 (OVA)]]、[[巴武蔵 (OVA)]]<br />
:『T』ではかつて一年戦争にて何度も対峙しており、甲児と並びアムロに次ぐ好敵手となっている。<br />
:『30』では第2次ネオ・ジオン抗争でアムロを消息不明に追いやったことから彼を憎悪しており、順番次第では彼に本気の殺意を向ける一幕もある。<br />
;[[司馬宙]]<br />
:アムロと同じ声であり、『第2次α』の彼の言葉で[[セイラ・マス|妹]]を思い出す場面も。<br />
<br />
====その他のスーパー系====<br />
<br />
;[[破嵐万丈]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、フィオナ達が5年前に忘れていった時流ソナーを彼から受け取って、それを辿って元に時代に戻ってきた彼らを救出する。<br />
:万丈自身はシリーズ通してクワトロ時代も含めた彼の力量を高く評価しており、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で対峙した際は人類の粛清という手段で改革を謀ろうとしたシャアを非難した。<br />
;[[神勝平]]<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』では彼になんと「おっちゃん」呼ばわりされてしまう。<br />
;[[コンピュータドール第8号]]、[[キラー・ザ・ブッチャー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では彼らが発した人類批判を表面上、否定してはいたが、やがて自身も人類に絶望してしまうようになり、ある意味彼らと同じように人類の粛清に走ってしまう。<br />
;[[碇ゲンドウ]]<br />
:『α』では彼にも正体がバレており、彼に「大佐」と呼ばれてしまう。<br />
:なお、ゲンドウを演じた立木文彦氏は、『機動戦士Ζガンダム』でクワトロのジオン時代からの部下であるキグナンを演じており、彼から「シャア大佐」と呼ばれていたため、それに関しての[[声優ネタ]]と思われる。<br />
;[[ミア・アリス]]<br />
:『IMPACT』ではシャアの逆襲に最も悲痛な叫びを上げており、彼女からの訴えにはシャアも「私を買いかぶりすぎだ…」と返すのが精一杯だった。<br />
;[[ハザード・パシャ]]<br />
:『IMPACT』では彼からの[[エルシャンク]]追撃要請に胡散臭いものを感じ、早々にブライトへと注意を促す。<br />
;[[ブルー・ジェット]]<br />
:『MX』では彼と会話しているところを[[ケーン・ワカバ|ケーン]]に「グラサン対決」と揶揄された。<br />
;[[ロジャー・スミス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』におけるオールバック紳士仲間の一人。<br />
;[[飛鳥ケンジ]]<br />
:『D』では序盤から[[月]]の統合軍のゲリラの代表として、彼から協力を申し出られている。また、[[フォン・ブラウン]]市にカミーユが住んでいる事を彼から教えてもらう。<br />
;[[ベガ]]<br />
:ガルファに洗脳されてしまった兄・[[アルテア]]を心配し、思いやる彼女の事を心配していた。兄を健気に思いやる妹にシャアは弱い。<br />
;[[紫東遙]]<br />
:『MX』中盤の[[第3新東京市]]での半舷休憩時、呑み会へアムロを誘う為に彼が行う筈だった仕事を、彼女とベガから押し付けられてしまう。<br />
;[[真夏ダイチ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「時代を継ぐ者」にて共闘し、特訓相手となって彼を鍛えている。<br />
;[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]]<br />
:『T』では特殊戦闘台詞で彼女達から自身の本質を突いた発言を受ける。『30』では自身の姿を見て、光と風は地球寒冷化を決行した人間とはとても思えないと呟くが、海は警戒を解かなかった。<br />
;[[デボネア]]<br />
:『T』ではかつて目的を持って戦いを起こした自身とハマーンの事を戦乱の種を蒔いていた彼女に「自分の子供同然」と見なされるが、ハマーンと共に毅然と彼女を否定した。<br />
<br />
===その他版権作品===<br />
<br />
;[[フェーダー・ゾーン]]<br />
:声がアムロと同じ。『T』ではシナリオ上では直接絡まないが、「宇宙の藻屑としてやろう」と挑発的な特殊台詞を口走る。当然シャア本人も、彼を前述のドゥガチ同様に『私怨にかられた輩』と断じている。<br />
<br />
===[[バンプレストオリジナル]]===<br />
<br />
;[[エルザム・V・ブランシュタイン|レーツェル・ファインシュメッカー]]<br />
:色々と似ている人(どちらかというとクワトロ時代に近いが)。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』ではシャアの理想に理解を示しつつも、「彼はそれを求めるのを急ぎすぎたのだ」と心中で呟く。<br />
;[[ヴィンデル・マウザー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では本編開始前に彼に協力を申し出られた事があったらしいが、それを蹴っている。没シナリオでは彼と共に[[地球]]に逆襲する予定だったらしい。<br />
;[[ラウル・グレーデン]]<br />
:『R』では未来の出来事が原因で殴りかかられてしまう。クワトロからすれば身に覚えがないのだが。<br />
;[[フィオナ・グレーデン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』ではルートによってはEDで彼女を救出する。<br />
;[[デュミナス]]<br />
:『R』では、[[アクシズ]]の中に潜んでいた彼(彼女?)に気付く事が出来なかった。<br />
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]<br />
:彼をよき戦士として認め、共に戦うことを促す。当初は彼に快い感情を持たれていなかったが、後に見直される。<br />
;[[ジーク・アルトリート]]、[[サリー・エーミル]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では彼らと共闘態勢をとっていた。<br />
;[[ギリアム・イェーガー]]<br />
:『第4次』及び『F』では[[エゥーゴ]]の同志。彼も仮面を被った事があるので若干共通点があると言える。<br />
;[[シュウ・シラカワ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』などで共闘する機会が多い。クワトロの心情をよく理解している事が多く、『α外伝』では彼の苦悩を見抜いていた。なお『EX』シュウの章のOG版に当たる『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|DP]]』のクワトロ加入に該当するシナリオで仲間になったキャラクターの[[ヨン・ジェバナ|名前]]には、「クワトロ・バジーナ」を意識している節が見られる。<br />
;[[アークライト・ブルー]]<br />
:カミーユやジュドーと同様に彼の将来を期待していた。アーク自身もクワトロの事を尊敬しており、彼の逆襲には激怒した。<br />
;[[セレイン・メネス]]<br />
:アーク同様に、彼女のこともよく面倒を見ていた。<br />
;[[エルデ・ミッテ]]<br />
:『MX』において彼女はクワトロ(シャア)の[[一年戦争]]時代からのデータを全て[[AI1]]に記録させていた。<br />
;[[ジ・エーデル・ベルナル]]<br />
:『Z』において黒歴史の終末に訪れるとされるアムロとシャアの戦いの勃発を望む。彼に吹き込まれた事によって、[[フロスト兄弟]]やデュランダル、グエンは黒歴史の終末に起こるアムロとシャアの戦いを知る事になる。<br />
;[[ホープス]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』ではシークレットシナリオ「赤い彗星の矜持」では彼に[[ナイチンゲール]]の在処を教えられている。<br />
;[[ヒロスケ・アマサキ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』ではエースインタビューにて彼にこれまでの女性関係の話題について振られてしまい、インタビュー内容の公表は自身の死後にしてもらうようお願いしている。<br />
;[[ルーディー・ピーシーザルト]]<br />
:『T』では[[UND]]を離反し、行く当てがなかった彼女を[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]の仲介で自らのネオ・ジオンで雇い入れる。[[黎明戦争]]が終わり彼女が[[VTXユニオン]]に入社した後も協力関係は続いており、エキスパンション・シナリオでは彼女からの連絡により[[ロンド・ベル]]の危機に駆け付けている。<br />
;[[ラグナヤル・ディンハーリッシュ]]<br />
:『T』では彼の投資を受けて自身のネオ・ジオンを組織する。お互いの人間性を認め合う関係にあったが、人類を守るために最終的には決別・敵対する。<br />
;[[ミツバ・グレイヴァレー]]<br />
:『30』で合流の際、彼女に母性を感じる。詳細は後述するが、一種の[[声優ネタ]]である。<br />
;ラズロ・ファーエデン<br />
:『[[リアルロボット戦線]]』に登場する[[リアルロボット戦線#用語|ブランチ]]としてのシャアとウルス人の女性との間に儲けた男子。<br />
:つまり、ラズロはシャアの御落胤である。さらに、ラズロの娘がムジカである。<br />
;ムジカ・ファーエデン<br />
:『リアルロボット戦線』の[[主人公]]。シャアの大ファンであり、彼自身にとっては血縁上の孫である。<br />
<br />
==名台詞==<br />
===[[機動戦士ガンダム]]===<br />
==== TV版 ====<br />
;「私もよくよく運のない男だな。作戦が終わっての帰り道であんな獲物に出会うなどとは」<br />
:第1話でのシャアの記念すべき最初の台詞。<br />
:別の作戦が終了して帰還中に[[サイド7]]に入港する[[ホワイトベース]]を発見したため、[[地球連邦軍]]の[[V作戦]]に気づき、武器・弾薬全て底を付いた状態で[[偵察]]任務をしなくてはならなくなった。<br />
:後に偵察に出した部下から軍事施設発見の知らせに、敵が[[モビルスーツ]]の開発に成功したと確信。「運がない」と呟きつつも、この遭遇を喜んでいるかのご様子で、帰投中でも素早く行動に移し、初登場からデキる指揮官ぶりを印象づけた。<br />
;「認めたくないものだな、自分自身の、若さ故の過ちというものを…」<br />
:部下が先走って、結果的に二人のパイロットと2機の[[ザク]]を失った時の言葉。ただ自分のミスを悔やむのにこんな大仰な台詞を使うことで、このキャラクター及び作品自体のカラーを如実に表現している。<br />
:[[声優]]の池田秀一氏も指摘しているが、シャア本人(この時点で20歳である)が若造だということは言うまでもない。『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|CB]]』の『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』では[[DVE]]。<br />
:余談ではあるが、この台詞は元々脚本には無く富野監督がシリーズ構成を担当した脚本家の星山博之氏に何の相談もなく勝手に追加したものであった。そのため、後にこのことを知った星山氏が激怒したとの事である。<br />
:その後星山氏は自らの著書で、第一話で視聴者を引き込むためにはああいうものも必要だった、という旨を語っている。<br />
;「戦いとはいつも二手三手先を考えて行うものだ。スレンダーは脱出した。ということは、逆もまた可能ではないのかな?」<br />
:第2話より。上司の[[ドズル・ザビ|ドズル]]に[[補給]]を要請した直後にその到着を待たず突撃隊員を召集した事をいぶかしむ[[ドレン]]に対して。<br />
;「あわてるな。下手に動くとかえって当たる。人間みたいな小さな[[サイズ|目標]]に、そうそう当たるもんじゃない」<br />
:サイド7に潜入するも、発見されガンダムの追撃を受ける中で発した台詞。<br />
;「見せてもらおうか…連邦のモビルスーツの性能とやらを!」<br />
:[[ガンダム]]の実力を試すために、自身の[[シャア専用ザク|ザク]]で出撃する。<br />
:なお、[[機動戦士ガンダムUC|後年の作品]]における「[[フル・フロンタル|シャアの再来]]」もまたシャアと同様の趣旨の台詞を吐いている。<br />
;「どうだ!」<br />「…っ!? ば、馬鹿な? 直撃のはずだ!!」<br />
:[[ビームライフル]]を構えて銃口を向けるガンダムの視界から、素早く死角に飛び込んでザクマシンガンをお見舞いして先手を打つ。<br />
:しかし、普通の相手なら今の一撃で撃破されてるのが普通だが、[[ガンダリウム合金|ルナ・チタニウム合金]]で出来たガンダムの厚い装甲の前にはマシンガンの直撃もノーダメージであったため、これには赤い彗星も唖然とするしかなかった。<br />
;「当たらなければどうということはない、援護しろ」<br />
:ガンダムのビームライフルに怯える[[スレンダー]]に対して。<br />
:シャアの戦場における豪胆さを示す台詞であり、類似の台詞やパロディも数多い。なお、スパロボ的には、リアル系機体の運用時の合言葉になっている。<br />
;「ス、スレンダー! い、一撃で! 一撃で撃破か!!」<br />「なんということだ…あのモビルスーツは、戦艦並のビーム砲を持っているのか!?」<br />
:スレンダーのザクがガンダムの放った[[ビームライフル]]の一撃に撃ち抜かれて撃破されたのを目の当たりにして。<br />
:自分達のMSとは桁違いの火力を前に、シャアは勿論撃った[[アムロ・レイ|アムロ]]ですら戦慄を覚えた。<br />
;「モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差でないことを、教えてやる!!」<br />
:第3話より。シャアを代表する名台詞の一つ。「[[赤い彗星]]」という[[異名]]を持つ[[ジオン公国軍]]の[[エース]]としてのシャアの自負心がうかがえる。<br />
:シャアはそんな台詞を吐くに相応しい実力者であったのだが、ザクとガンダムの性能差はシャアの技量だけではどうする事もできなかった…。そんな経験のためか、アムロと決着を付ける際にはこの時と逆の立場になったアムロに対して[[サザビー|技量ではなく性能差のみで決着を付ける]]事を良しとせず、わざわざアムロに[[サイコフレーム]]の技術を渡して[[νガンダム|同じ土俵にまで持ち込ませる]]事に。<br />
:ちなみに、[[機動戦士ガンダム00|後年の作品]]における[[グラハム・エーカー|敵エース]]がこれと同様の趣旨の台詞を吐いているのだが、彼の場合は見事に[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム|有言実行してみせた]]。<br />
;「ええぃ! 連邦のモビルスーツは化け物か!!」<br />
:起動したばかりのガンダムに集中攻撃を仕掛けるが、ほぼ無傷であった事から出た台詞。シャアならずとも、ガンダムを「化け物」だと言いたくなるだろう。<br />
;「新たに3機のザクが間に合ったのは、幸いである。20分後には、大気圏に突入する。」<br>「このタイミングで戦闘を仕掛けた事実は、古今例が無い。地球の引力に引かれ、大気圏に突入すれば、ザクとて一瞬の内に燃え尽きてしまうからだ。しかし、敵が大気圏突入の為に全神経を集中している今こそ、ザクで攻撃するチャンスだ」<br>「第一目標『木馬』、第二目標、敵のモビルスーツ。戦闘時間は2分と無い筈だが、諸君らなら成し遂げられるだろう。期待する。」<br />
:第5話より。史上初の大気圏突入戦闘を前に、部下達に訓辞を行う珍しいシーンであり、『木馬』という[[ホワイトベース]]のコードネームが初めて登場した場面である。<br />
;「ク、クラウン、ザクには大気圏を突破する性能はない。気の毒だが、しかしクラウン、無駄死にではないぞ。お前が連邦軍のモビルスーツを引き付けてくれたおかげで、撃破することができるのだ」<br />
:第5話より。部下のクラウンが大気圏に落ちて死んでいくのを見ている事しか出来ないシャア。[[声優:池田秀一|池田秀一]]氏の演技も合わせて、シャアにしてはかなり感情的で人間味のあるシーンとなっている。<br />
:ただし、「コムサイがモビルスーツを2機しか搭載できないにも関わらず、シャアは自機を含む4機のザクで応戦させたため、元々未帰還に陥る可能性が高かった」と言わざるを得ない。シャア自身は部下にそこまで深追いさせるつもりはなかったのかもしれないが、「クラウンの犠牲は不備のある作戦故の結果(つまり、無駄死に)だった」とも言えなくない。実際、ガンダムには大気圏突入能力がありここで撃破することは出来なかった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』では[[DVE]]で再現。<br />
;「これで勝てねば貴様は無能だ」<br />
:第8話より。ホワイトベースから避難民を降ろすための休戦の申し入れを利用し、陸戦兵器を集結させる。「これで確実に勝てる」と意気込む[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]に対する内心。<br />
:その後の戦闘においてガルマはホワイトベース側の策略に引っかかって敗北を喫してしまうが、他方でホワイトベース側の策略を概ね感知しておきながらガルマに対して積極的な進言をしなかったシャアにも問題が無かったとは言えないだろう。<br />
:なお、この時にガルマが投入した戦力は多数の重砲や戦車に加えてモビルスーツもホワイトベース隊の数倍の数を投入するなど、「[[ドズル・ザビ|戦いは数!]]」を地で行く入念な準備を行っており、シャアが思うほどガルマは無能ではないのは明らかであり、この時点でアムロ達が異常すぎたのである。また、漫画『THE ORIGIN』ではホワイトベース隊だけで大戦力を壊滅させるのは無理があると判断した安彦氏は、マチルダ隊からの忠告を受けてホワイトベースが引き返す展開に変更している。<br />
;「勝利の栄光を君に!」<br />
:第10話より。ガルマの前で出撃する前に敬礼するが、既にシャアの恐るべき罠が張り巡らされていた…。<br />
;「ガルマ、聞こえていたら君の生まれの不幸を呪うがいい!」(中略)<br />「君は良い友人であったが、君の[[デギン・ソド・ザビ|父上]]がいけないのだよ!フフフフ...ハハハハハハハ!」<br />
:ガルマを謀殺した際に。「悪役」としてのシャア・アズナブルを代表する有名な台詞の一つである。<br />
:しかし一方で、謀殺する相手であるガルマに対してわざわざ己の犯行を知らせたり、彼に対して「良い友人だった」と本音を告げるあたり、非情な悪に徹しきれないシャアの甘さもまた感じ取れる。<br />
;「坊やだからさ……」<br />
:第12話より。ガルマを見殺しにした(実際は率先して戦死するよう仕向けた)ために[[ドズル・ザビ|ドズル]]から左遷された後、場末の酒場で[[ギレン・ザビ]]の「諸君達が愛した我が弟、ガルマは死んだ。何故だ!」のガルマ追悼演説を聴いたときに受け答える形で呟いた言葉。シャアを代表する最も有名な台詞の一つであろう。<br />
:『T』ではCCA版のシャアがグレミーをこう評するシーンがある。<br />
;「フフフ、それでいい。ブーン、私はこれだけは私の手で倒したいと思っているくらいなんだ」<br />「子供じみているだろう。フフフ。そう、私のプライドを傷付けたモビルスーツだからな」<br />
:(第12話以来の再登場となる)第26話より。シャアが率いるマッドアングラー隊所属の[[ゴッグ]]2機がガンダムに撃破されたとの報告を受けて。<br />
:仮面の下に感情や本音を隠しているシャアであるが、ガンダムへの執着心に関してはもはや隠しきれない[[レベル]]にまで強くなっていた。<br />
;「さらに出来るようになったな、ガンダム!」<br />
:第29話より。ジャブローでガンダムと戦った時の台詞。<br />
;「冗談ではない!」<br />
:ウッディに攻撃された際の台詞。小型ホバークラフトのファンファン(SRW未実装)で[[シャア専用ズゴック]]に挑むのは自殺行為もいい所であったが、この攻撃でカメラアイが破損。怒ったシャアはウッディを返り討ちにするが、傷ついた機体ではガンダムには不利と見て撤退している。<br />
;「それ見たことか、付け焼刃に何ができるというか!」<br />
:第37話より。テキサスコロニーでアムロの乗るガンダムに敗れ戦死した[[マ・クベ]]を痛烈に皮肉る。<br />
:しかしながら、シャアが介入するまでマ・クベは彼らしい戦術でアムロを翻弄しており、シャアの介入と同時に足並みが乱れて結局敗北に追いやられている。それ故に「'''シャアが足を引っ張った所為だろう'''」と皮肉る視聴者も存在している。<br />
;「ララァ、ニュータイプは万能ではない! 戦争の生み出した人類の悲しい変種かもしれんのだ」<br />
:第39話より。[[シャリア・ブル]]戦死の報を聞いて出撃せんとするララァを制止して。<br />
:後年の[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]における戦争の中で[[覚醒]]していった[[ニュータイプ]](や[[強化人間]])達の事を考えると、あながち間違いであるとは言い切れないだろう。<br />
:ちなみに、[[機動新世紀ガンダムX|異なる作品]]における[[D.O.M.E.|人類初の]][[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]もまた、シャアと同様の趣旨の台詞を言っている。<br />
;「ララァ! 奴との戯れ言はやめろ!!」<br />
:第41話より。ガンダムのパイロットである[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[ララァ・スン|ララァ]]が互いのニュータイプ能力によって共鳴し、分かり合えるかもしれない途中で、ジェラシー全開で割って入った台詞。<br />
:そりゃ、自分の想い人と倒すべき[[ライバル|宿敵]]が精神的に戯れているのを見たら面白くないのは当然である。シャアもニュータイプである前に、一人の男なのだ。<br />
:『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|CB]]』の『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』では[[DVE]]。<br />
;「ワァーーーッ!!」<br />
:同上。ララァが散った直後のコクピット内での慟哭。劇中でも珍しいシャアが感情を露わにしたシーン。<br>ちなみにこの時、叫びながらコントロールパネルも手を叩きつけたのだがその際に'''SEが鳴らなかった'''ので視聴者からは「'''寸止めした'''」とネタにされる事に。<br />
;「ああっ情けない、ガンダムを見失うとは…どこだ、奴は!」<br />
:第42話より。ア・バオア・クーにて。シャア自身の焦燥は、周囲の激戦とともにかつてないレベルに高まっていた。<br />
;「見えるぞ! 私にも敵が見える!」<br />
:自身のニュータイプの力によって敵機・ガンダムを発見して。出撃当初、シャアは自らのニュータイプの素養にすら懐疑的であった。<br />
;「…しかし、私もニュータイプのはずだ…!」<br />
:[[ジオング]]のパワーを最大限に発揮できない自分自身に激しい焦りを感じて。アムロとガンダムの力は、確実にシャアを追い詰めていた。<br />
;「ガンダムのパイロット、アムロといったな。どうする、あのニュータイプに打ち勝つ方法は……あっ!」<br />
;「……ララァ教えてくれ、どうしたらいいんだ!!」<br />
:すでにアムロの能力はシャアを凌駕し、ジオングですら優位に立てないどころか両腕を失い追い詰められていく。そんな時に漏れたシャアの、極限の弱音にして本音である。<br />
:なおこの時シャアはコックピット内部で'''ノーマルスーツに着替えている'''。これまでたとえララァに頼まれても頑としてノーマルスーツを着てこなかった彼が、である。そんな彼の頬に汗が伝う。<br />
;「ジオンなき後は、ニュータイプの時代だ。アムロ君がこの私の言うことがわかるのなら、私の同志になれ。ララァも喜ぶ」<br />
:最終話より。アムロとの死闘の末、シャアは彼を自らの同志に誘う。しかし、両者が互いに歩み寄ることは無かった。<br />
:『[[スーパーロボット大戦|第1次]]』では'''「私の言うことがわかるのなら同志になれ!」'''とアレンジされた上で、[[百式]]が敵を[[説得]]する際の台詞として採用されている。<br />
;「ヘルメットがなければ即死だった」<br />
:[[セイラ・マス|セイラ]]がアムロと[[武術・格闘技|決闘]]したシャアの額に傷が付いているのに気付いた際の返答。何かとネタにされやすい台詞でもある。<br />
:なお、正確に言えば'''「ヘルメットと[[仮面キャラ|仮面]]がなければ即死だった」'''である。もし仮面を装着していなかったら、アムロによる剣の一撃はシャアの脳天を確実に貫通していたであろう。<br />
;「ガルマ、私からの手向けだ。姉上と仲良く暮らすがいい…」<br />
:この台詞と共に手持ちのバズーカで[[キシリア・ザビ|キシリア]]を謀殺。[[ザビ家]]への復讐を完遂したシャアもまた、炎上する[[ア・バオア・クー]]に消えたはずであったが、脱出していた。<br />
:ついでに、この時キシリアを射殺するシーン(TV版)では、演出を担当した板野一郎氏によって、「首を吹き飛ばされたキシリアの内臓も飛び散る」という[[トラウマイベント|スプラッタなもの]]であったが、富野監督が「やり過ぎだ!」と激怒し、点滅画面に差し替えられている(もっとも、'''劇場版ではグロテスクなバージョンになっている'''のだが…)。<br />
:なお、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』ではクワトロがこの台詞を言う。『α』のクワトロはガルマを謀殺した事を深く後悔している発言もあるので、微妙に台無しのような気がしないでもない。<br />
<br />
====劇場版====<br />
;「MS同士の格闘戦を初めてやったんだぞ!」<br />
:補給部隊の[[ガデム]]から「[[赤い彗星]]が[[補給]]を欲しがるとはな、ドジを踏んだのか?」とからかわれて、かなり不満げに返している。<br />
:自信満々という態度を維持するシャアも、初めてのMS戦はやはり相当な緊張を伴っていたようだ。<br />
;(今の私にはガンダムは倒せん…。ララァ…私を導いてくれ…)<br />
:劇場版のララァの別離ではこの台詞と共にシャアの涙が頬を伝う。<br />
<br />
====小説版====<br />
;「ルロイ!!」<br />「ガンダムは気付いてくれたのだぞ!!」<br />
:[[小説|小説版]]より。ギリアム機がガンダムを撃墜した際の絶叫。危機が迫っている事をアムロが伝えてくれたために難を逃れ、部下に向けて叫ぶも時既に遅く、[[ガンダム|「連邦の白いヤツ」]]は[[宇宙]]に消える…。<br />
:『初代』HDリメイク版ではガンダムタイプのユニットによるジオングへの説得成功時の台詞はこの台詞が元になっている。<br />
<br />
====THE ORIGIN版====<br />
;「いい船をお持ちだ…。安い買い物じゃなかったはず。そのカネはどっから!? 天才ギャンブラーのだんな!」<br />
:士官学校を除隊になった後、地球連邦軍ジャブロー基地建設現場に入り込んでいた先で、現場監督にカジノに連れられてララァと出会う。後日再会した際に仲良くなったのだが、ララァの主人が激昂してララァを殴り倒そうとしたのを庇った際の台詞。主人がララァの才能をギャンブルで悪用している事を察しており、また彼女に暴力を振るおうとしたことに大激怒した。<br />
:OVA版の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』では、目が血走っており、シャアの怒りを強調している。<br />
;「良い所で会った。連邦のニュータイプ!! アムロ君といったな、きみはいい少年だ!」<br/>「私の同志になれ!! ララァもよろこぶ!!」<br/>「私の本名はキャスバル・レム・ダイクン。知ってとおり、ジオン・ズム・ダイクンの子だ! ザビ家への復讐を誓ってこれまで生きてきた。だがもうそれが全てではなくなった」<br/>「これからは、ニュータイプの時代だ。退廃したオールドタイプどもを我々が凌駕する時代なのだ!!」<br/>「いいかアムロ君、人は解りあわなければならない。しかし、解りあえないまま人類は有史以来争いを続け、地球と地球圏を汚し続けている」<br/>「その歴史を変えなければならない。だが! オールドタイプにはできない」<br/>「スペースノイドの切り開いた宇宙世紀が生んだニュータイプにのみ、それができる!!」<br/>「ギレン総帥は言う、『人の革新』とな……お笑い草だ。人に人が変えられると思うか!?」<br/>「人を変えられるのは宇宙の摂理だけだ。そして、ニュータイプこそが、今この摂理を体現してこの世界に登場しつつある!」<br />
:漫画版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。ララァと共に連邦軍が占領した宇宙要塞ソロモン(コンペイ島)を攻撃し、アムロが搭乗するするガンダムと接触した際に彼に言い放った説得というか演説。<br />
:『ORIGIN』版ではシャアが『地球連邦 対 ジオン公国』、『スペースノイド 対 アースノイド』ではなく、将来的に『ニュータイプ 対 オールドタイプ』の対立軸を想定しており、その新たな同志になるべき人物としてアムロを説得しようとした。シャア自身はアムロには考えを理解してもらった上で賛同して貰いたかったようだが、しかし……。<br />
;「青いなアムロ君! それで私を動揺させたつもりか!?」<br />
:上記の直後、アムロから演説を途中で遮られ、「あなたが言っている事が解らない」「ララァから感じるものをあなたからは感じない」と拒絶され、「'''あなたはニュータイプなんかじゃない'''」と断じられた際に。<br />
:口調では強がっているが、反論するまでの間は笑みが引き攣り、冷や汗が頬を垂れているため、かなり動揺している。アムロを高レベルのニュータイプだと確信していたが故に、そのアムロからオールドタイプだと突き付けられる事は予想外だった模様。<br />
:実際にシャアは優れたニュータイプであるのだが、これはニュータイプでも双方が理解しあう姿勢がなければ、解りあえないという事実を示しているのかもしれない。<br />
:またシャアの父ジオンの語るところによると、ニュータイプの本質は「解り合うこと」にあり、この「解り合う」対象には'''オールドタイプも含まれている'''。加えてここでシャアが語った「優れたニュータイプが劣ったオールドタイプに代わって地球圏を支配する」という思想は彼の忌み嫌うギレンが掲げていたプロパガンダそのもの。これらのことから考えるとシャアは「'''ニュータイプ能力を持っているだけのオールドタイプ'''」と言える人間であり、アムロが彼を「ニュータイプなんかじゃない」と断じたのはそのためであろう。<br />
;「これで歴史が変わる」「私に跪け、神よ!」<br />
:『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦』より。アニメ版と同様の大仰な物言いそのままに、コクピットのリミッターを解除し通常の3倍もの速度でシャア専用ザクを駆る。<br />
:この[[ルウム戦役]]で戦艦5隻を轟沈させる大活躍を見せ、連邦軍から”赤い彗星”と恐れられたシャア・アズナブルの誕生シーンとして描かれる。<br />
:ちなみに元の漫画版ではリュウによると「戦艦五隻撃沈は誇張で、本当は三隻はサラミスだった」とされているが、OVA版では戦艦五隻撃沈は真実として描写されている。<br />
;「ブーン、白い奴が現れたら私に知らせろ。」<br>「私がこいつに乗って出る。」<br />
:ベルファスト編でブーンから、MSゾックとパイロットのボラスキニフを紹介されて。セリフだけなら普通だが、これを聞いたボラスキニフが盛大にズッこける非常にシュールな絵柄となっている。その後、ベルファストに現れたのがガンダムではなくガンキャノンと知ると途端に興味を無くしてゾックをボラスキニフに譲ると、出番がある事に涙ぐむボラスキニフをブーンが「良かったなぁオイ」と言いながら肩を叩くというこれまたシュールな絵柄となる。<br />
<br />
===[[機動戦士Ζガンダム]]===<br />
====TV版====<br />
<br />
;「アポリー中尉。調子はどうか?」<br>「ロベルト中尉、その過信は自分の足をすくうぞ」<br />
:第1話における最初の台詞。[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]強奪作戦の最中、[[アポリー・ベイ|アポリー]]、[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]との回線を通じてのやり取り。3人ともリラックスした様子で、互いの腹の中まで読めているようである。<br />
:また、場所がサイド7であること、3機のMSで敵の拠点のコロニーを奇襲するなど、奇しくも話のシチュエーションは前作の第1話「ガンダム、大地に立つ」に酷似したものとなっている。<br />
;「この感触…アムロ・レイ… ?ララァ・スンか?」<br />
:同じく第1話、グリプスの偵察中、[[ニュータイプ]]としての[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を察知した時の台詞。<br />
;「ジオンの寄せ集めで作ったコロニーとは言うが、ティターンズの秘密基地という話だ…」<br />「全く応答無し? まぁ、平和な時はこんなものか」<br />
:同じく第1話、カミーユが宇宙港で[[ジェリド・メサ|ジェリド]]達といざこざを起こしていた頃、グリプスへと接近している最中に呟いた独白。<br />
:[[一年戦争]]が終結して7年も経過しているためか、[[地球連邦軍]]もすっかり平和ボケしてしまっているようで、こんなに近づいても迎撃の[[モビルスーツ|MS]]が出てこない様子に少々拍子抜けしている様子である。<br />
;「フランクリン・ビダン大尉…困ったお方だ」<br />
:第5話で、自分のリック・ディアスをカミーユの父親であるフランクリンに奪われたため、連れ戻すべく白く塗装された[[ガンダムMk-II]]に乗って。<br />
:一般的には白い[[ガンダムMk-II]]のパイロットはカミーユであると認知されているが、最初に乗ったのはクワトロである。お茶の間の視聴者は'''シャアがガンダムに乗る'''というシチュエーションに興奮したに違いない。<br />
;「ガンダムMk-IIの加速性能は抜群だ」<br />
:自分達の陣営の開発したMSに矜持を持ちながらも、敵軍から強奪した機体を素直に評価するのは、ニュータイプ故だからだろうか。<br />
;「迷いは自分を殺す事になる!ここは戦場だぞ!!」<br />
:相手が肉親故の迷いから撃てずにいるカミーユに通信で飛ばした一喝。<br />
;「シャア・アズナブルという人のことを知っているかね?」<br />
:両親を殺されて荒れるカミーユに対して。カミーユからは「尊敬しているが、組織に一人で対抗しようとして敗れた馬鹿な人」という答えが。この後、あくまで他人としてシャアを持ち出すクワトロに、結局カミーユは部屋を出て行ってしまう。<br />
;「他に食べる方法を知らんからさ。だから未だに嫁さんも貰えん」<br />
:カミーユから何故軍人をやっているのかをたずねられた時の返答。あえて俗っぽい内容で答えてはぐらかしている。<br />
:嫁さんも貰えない根本的な理由は、死んだ昔の彼女が忘れられないからである。<br />
;「直接、刃物を持って殺さないからさ。手に血が付かない人殺しでは、痛みは分からんのだ」<br />
:第7話にて、30バンチの惨状を見たカミーユに「何故こんな非道な事ができるのか?」と尋ねられた際の回答。現実世界にも当てはまる、名言の一つであろう。最も、実行者が本当に痛みが解らないかと言えば[[シーマ・ガラハウ|決してそうとは]][[ジェリド・メサ|言い切れないのだが]]。<br />
;「出資者は無理難題を仰る」<br />
:[[ウォン・リー]]らエゥーゴの出資者達が連邦軍の本拠地・ジャブローの攻撃を命令。(ジャブロー攻撃の経験がある)クワトロはこれに反対し、宇宙にあるグリプスの攻撃を主張するが、退けられてしまう。その会話の最後の台詞。<br />
:穿った見方をすれば番組スポンサーの注文に対する富野監督の代弁なのかも知れない。<br />
;「軍隊っていうのは、ああいったものだ。アーガマでは君に甘すぎた。反省をしている」<br />
:第9話で、カミーユをウォンが[[修正]]し、ロッカールームで意識を取り戻したカミーユに答えた台詞。<br />
:ララァの時のように「ニュータイプの素養がある」という事で特別扱いをしていたが、カミーユの場合は逆効果だったらしく増長を招いてしまい自分の指導の至らなさをクワトロも反省していた。<br />
;「妙だなジャブローの抵抗はこんなものではない。……何があるのだ?」<br />
:第12話ジャブローの風にて、ジャブロー制圧作戦が開始されたが、多くのモビルスーツが揚陸に成功し、予想よりも容易にジャブローのメイン滑走路とメインゲートを制圧できたことに関して。<br />
:一年戦争の「ジャブロー強襲」で半分近いモビルスーツが降下すら叶わずに叩き落されたジャブローの堅牢さを良く知っているからこそ、簡単に突破できる状態に薄気味悪さを覚えたのであろう。<br />
:事実ジャブローは連邦軍総司令部機能を移転済であり、地下に自爆用の核爆弾まで用意されていた。<br />
;「今の私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない…」<br />
:第13話にて、正体を隠すシャアに真偽を問うハヤトに対しての答え。一見格好良い台詞に見えるが、実際は単にお茶を濁しているだけである。<br />
;「''これが若さか…''」<br />
:上記の気取った言い回しでクワトロがシャアであることをはっきりさせない態度に苛立ったカミーユから[[修正]]され、涙をきらめかせながら吹っ飛んだ時の台詞。<br />
:ちなみに劇場版ではこれらのやりとりが無いので殴られない。<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では、[[DVE]]で収録されている。<br />
;「カミーユ!百式の肩に乗れ!」<br>「全パワーを解放!」<br />
:高高度のシャトルを追撃しようとする[[アッシマー]]との戦闘中に、百式を踏み台やブースター代わりにする事でMk-IIを上空へと送り出して。作中で明確に行った[[合体攻撃|連携]]であり、どことなくスーパー系な台詞でもある。<br />
;「''何をする気だ、アムロ。…アムロだと!?''」<br />
;アムロ「下がってろ、シャア!」<br />
:第14話にて、クワトロ達とそれを猛追するアッシマーの間に一機の輸送機が割り込んできたときに思わず発したセリフ。<br />
:一見なんという事はないセリフだが、'''この発言の時点ではお互いにそれぞれの機体のパイロットを知らない'''。無意識の内に因縁の相手の存在を感じ取り、思わぬ名前が口から出た事にクワトロ自身も驚愕する。<br />
:そして14話のサブタイトルは「'''アムロ再び'''」。この後アムロと実際に顔を合わせたクワトロは思わず手を震わせるが、テレビの前の前作視聴者の身体も同じように打ち震えた事だろう。<br />
;アムロ「''何故、地球圏に戻って来たのです?''」<br />「''君を笑いに来た…そう言えば、君の気が済むのだろう?''」<br />
:第15話にて、カラバに合流したアムロに対して。軟禁状態を理由に、今まで何も行動を起こさなかったアムロのふがいなさを痛烈に批判した言葉。もちろん、後段の文でアムロの心境をある程度理解した上での発言していることははっきりさせているが。<br />
:『α』では、[[DVE]]で収録されている。<br />
;(どうしたのだ、アムロ君。こうして若者たちも戦っている。あの時の血の騒ぎはなくなったのか?)<br />
:無断出撃から何とか帰還した[[カツ・コバヤシ|カツ]]をハヤトが修正する傍らで、逃げ出すようにその場を去っていったアムロの背中を眺めながら呟いた独白。<br />
:口では何だかんだと辛辣な言葉で尻を叩いていたが、内心では彼の再起を信じている事が伺える。<br />
;「今日の都合で魂を売った人々の決定などは、明日にも崩れるものさ」<br />
:第24話にて、地球連邦首都ダカールの連邦議会でティターンズの権限拡大法案採択時の独白。地球連邦軍が正式にティターンズの管轄下に置かれる事が決定した瞬間だが、連邦政府があくまで場当たり的な対応でティターンズを支持している事を暗に示している。同時に[[アースノイド]]の支配者層に失望を深めている場面でもある。<br />
:事実ティターンズの横暴振りが暴走し、宇宙での拠点を失い始めると連邦政府はティターンズと手を切りたがっているとの事なので、この読みは事実だったと言える。<br />
;「よくもミネバをこうも育ててくれた!偏見の塊の人間を育てて何とするか!」<br />
:[[アクシズ]]の指導者としてミネバに対する教育、というより彼のミネバに対する将来の期待をハマーンが踏みにじったことによる激昂のシーン。シャアが本気で怒りを曝け出したのはこのシーンのみ。<br />
;「私はザビ家とは関係ない。私は、いつも独りの男だった」<br />
:[[レコア・ロンド|レコア]]から「ザビ家再興が目的ではないのか?」と尋ねられた際の答え。本人としてはそんな意図は無いと言っているだけなのだが、男女の関係にあるレコアに対して「いつも独りの男だった」はあまりに迂闊な失言である。彼女がシロッコの元に走ったのもこの発言が遠因とも取れる。<br />
;「''サボテンが、花をつけている…''」<br />
:第34話で、[[レコア・ロンド|レコア]]が[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]に撃破され、主のいないレコアの部屋を訪れ、その後部屋に入ってきた[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]にレコアをぞんざいに扱った事を非難され殴られた時に、レコアが育てていたサボテンの鉢を見て呟いた台詞。<br />ガンダム史上でも特に意味不明な台詞として取り上げられる事が多いが、ここでいうサボテンの[[花]]とはレコアの充足感の暗喩である。レコアはまだ死んでいない事、そして結局[[エゥーゴ]]で花を咲かす事が出来ず自分の下から去ってしまった事を彼は察していた。<br />
;「ええい!打ち所が悪いとこんなものか!!」<br />
:地球近くの宙域での戦闘で、[[ハンブラビ]]の海ヘビの直撃を受け、重力圏へと投げ出された。この後大気圏に突入してしまい「意外に早いものだな」と死を覚悟したが、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[Ζガンダム|ウェイブライダー]]で難を逃れる。<br />
;「戦いの中で人を救う方法もあるはずだ!それを探せ!」<br />
:第36話で、フォウと戦う事を拒むカミーユに対して。台詞の意図としてはカミーユを戦わせる事だが、自身の経験もあるせいか妙に願望の入った台詞である。なお、当のカミーユからは'''「あるわけないだろ! クワトロ大尉のいう事の方がよっぽど理想論!」'''と毒づかれる。<br />
;「同じ、か…」<br />
:フォウの死を嘆くカミーユを見て、かつての自分とアムロ、ララァと同じ結末になってしまった事について。<br />
;「カミーユ。かわいそうだが、君はまだ死ねない体だ。戦士は、生きている限り戦わねばならんのだ…!」<br />
:フォウの亡骸を抱えながら咽び泣くカミーユを、百式の手に乗せながら搾り出した台詞。<br />
;「私はかつて、“シャア・アズナブル”と呼ばれていたことがある男だ!」<br />
:第37話での、連邦首都[[ダカール]]の議会をエゥーゴ派の議員やシンパで乗っ取り、反発する連邦政府関係者の前に自らの身分を明かした場面にて。<br />
:この台詞と共に連邦内でのエゥーゴとティターンズの勢力バランスを一変させる[[ダカール演説]]が始まった。劇場版では[[ダカール]]の話がカットされている為、口にしない。<br />
;「ひと昔前の人々は、この何倍ものGに耐えながら宇宙(そら)に出た。彼らは宇宙にこそ希望の大地があると信じた。自分たちを宇宙に追いやった地球のエリートを憎む事より、その方が余程建設的だと考えたからだ。地球の重力を振り切った時、人は新たなセンスを身につけた。それがニュータイプへの開花へとつながった。そういう意味では、確かに宇宙に希望はあったのだ。」<br />
:第38話にて、ダカール演説後、[[アウドムラ]]のシャトルで宇宙に戻る際、同乗するカミーユに語った台詞。<br />
:ゲーム版Zガンダムの(シャア編)EDムービーでも流れ、この言葉にカミーユも、「わかる話です。僕も、その希望を見つけます」と返している。<br />
;「''どうした、カミーユ! 撃て!''」<br>カミーユ「''ダメです、僕には撃てません!''」<br>「''それが出来なければ、お前は死ぬぞ!!''」<br />
:第42話で、[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]の[[バウンド・ドック]]がカミーユのΖに迫り、撃てずにいるカミーユとのやり取り。<br />
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では、[[イノセント]]によって心を消されてしまい、[[アイアン・ギアー]]に突っ込もうとした彼女の[[サイコガンダムMk-II]]を撃つように言う場面(原作で言う48話)で使われており、[[DVE]]で収録されている。<br />
;「君のような若者が命を落として、それで世界が救われると思っているのか!?新しい時代を作るのは老人ではない!」<br />
:シロッコとハマーンを倒すための捨石になろうとしていたカミーユに対しての台詞。カミーユはクワトロに世界を救ってほしかったが、クワトロはカミーユが自分と共に世界を救う事を望んでいた。<br />
;「まだだ! まだ終わらんよ!」<br />
:ハマーンと戦って追い詰められた時の台詞。スパロボにおいてもクワトロが瀕死のダメージを受けた時の際の台詞として毎回採用されている。<br />
;「ん? エネルギー切れ!?」<br />
:果たしてシャアがこんなことをしでかしてしまうのか?という事が問題になったセリフ。まあ相手がハマーンのキュベレイだったから・・・・・・と好意的に解釈してあげよう。<br />
;「そんな決定権がお前にあるのか!?」<br />
:ハマーンのキュベレイに百式の四肢を全て潰され、ハマーンから「これで終わりにするか、続けるか!?」と言われた際の台詞。決定権を委ねられているのはクワトロなのだが。<br />
<br />
====劇場版====<br />
<br />
;「違うぞ」<br />
:劇場版Iでの台詞。レコアが「大尉にお尻を触られていた」とエマに話したことに対する否定。<br />
;「こちらもな」<br />
:劇場版Iでの台詞。[[ガンダムMk-II]]を照準に収めた[[ロザミア・バダム|ロザミア]]が「捕らえたよ!」と叫んだ直後にスピーカーからノイズ混じりでこの台詞が発せられる。<br />
:冴えない場面も多いクワトロ時代だが、この台詞は文句なしの風格である。<br />
;「私だって独り身だ」<br />
:劇場版IIでの台詞。珍しいコミカルな台詞である。<br />
;「私の分は?」<br />
:劇場版IIIにて。新作カットの皆でケーキを食べるシーンで、自分の分のケーキをファに要求した台詞。上記の台詞も含め、劇場版のクワトロは所々に人間臭いコミカルな台詞が追加されている。<br />
<br />
====その他====<br />
<br />
;「いくら希望を見出しても、地球の重力に魂を引かれた人間のエゴに押しつぶされ、結局はこんな悲しみだけが繰り返されていく……''ならば!''」<br />
:[[プレイステーション]][[コンピュータゲーム|ゲーム]]版『機動戦士Ζガンダム』のシャアシナリオのEDにおける台詞(Gジェネレーションシリーズでも使われている)。カミーユの精神崩壊を感知したクワトロは、[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|遂に地球潰しを決意する……]]。<br />
;「やっぱり、ガンダムはつよいね。」<br />
:『機動戦士Ζガンダム』のテレビ絵本における台詞。異様に爽やかな笑顔で本編では絶対に言いそうじゃない事を言っているが、'''実際一番ガンダムと戦い、ガンダムの強さについて身を以て知っている人の言葉'''なので説得力がありすぎる。<br />
<br />
===[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]===<br />
<br />
;「私、シャア・アズナブルが粛清しようというのだ、アムロ!」<br />
:再びアムロ達と敵対するため復活したシャアを最も表現した台詞。<br />
;「これでは道化だよ」<br />
:部下の[[カイザス・M・バイヤー|カイザス]]らに「これで兵の[[士気]]も上がる」と言われてもらした本音。<br />
;「私はお前と違って、パイロットだけをやっているわけにはいかん!」<br />
:[[ロンド・ベル隊]]の本拠地とも言える[[ロンデニオン]]に居ることをアムロに見咎められて。事実シャアは[[アデナウアー・パラヤ|連邦高官]]との裏取引の為にこの地を訪れていたわけである。<br />
:また、[[ネオ・ジオン]]の総帥をやっている己自身を「道化」と称するシャアの、昔と変わらず一介のパイロットのままであるアムロに対する嫉妬も含まれているのだろう。<br />
:なお、『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では指導者としてのシャアの姿に感心しているアムロに対して、「私はお前と違ってパイロットだけをやっているわけにはいかなかったのでな」と皮肉を交えた発言をしている。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では、戦闘マップではなくロンデニオン/地上(ルートによる)で偶然アムロと遭遇した際に発言。この作品ではシャアの行動原理が異なっているので、アクシズでの戦闘では下記のような台詞は一切無く、後述の「スパロボシリーズの名台詞」の台詞となる。<br />
;「ならば、今すぐ愚民共すべてに[[ニュータイプ|叡智]]を授けてみせろ!」<br />
:取っ組み合いをしたアムロから「人間の知恵はそんなもん(=人間のエゴ)だって、乗り越えられる!」という言葉への反論。<br />
:[[地球]]を汚染している存在であり重力に[[魂]]を縛られている(自己中心的な)[[アースノイド]]に対するシャアの強い失望感がうかがえる。<br />
;「諸君!自らの道を拓くため、難民のための政治を手に入れるためにあと一息、諸君らの力を私に貸していただきたい!!そして私は…父ジオンのもとに召されるであろう!!」<br />
:[[第2次ネオ・ジオン抗争]]での演説の締めの台詞。<br />
:「父ジオンの元に召される」とは「ジオン・ダイクンが予言したニュータイプの象徴として君臨する」とも「仮に成功しても、大儀のためとはいえ人類粛清という大罪を犯してしまうわけであり、その場合は贖罪のため自らも処断する」とも取れる台詞である(実際、場面や発言は違うが『ベルトーチカ・チルドレン』で[[ナナイ・ミゲル|そのように受け取った人物]]もいる)。大分酔狂な気もしないでもないが。<br />
;「アクシズ、行け! 忌まわしい記憶と共に!」<br />
:[[アクシズ]]を[[地球]]へ向けて発進させる際に発した台詞。『第3次Z時獄篇』では事情が異なるため[[フル・フロンタル|ある人物]]に取られてしまった。<br />
;「やるな、ブライト」<br />
:[[宇宙世紀]]の[[母艦]]は、戦闘では単なる的に過ぎないことが多いが、[[ブライト・ノア|ブライト]]はシャアにこの台詞を戦闘で言わしめた。<br />
:劇場版では「[[核ミサイル]]を持ち出してきた事」に対する台詞だが、[[小説|小説版]]では「シャアの読みを外して本命の複数の核ミサイルを温存した事」に対する台詞。<br />
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では3回に分けて発射された核ミサイルをすべて防いだ直後のガンドール砲での砲撃に驚いての台詞となっている。<br />
;「ララァが死んだ時のあの苦しみ、存分に思い出せ!」<br />
:アムロとの最終決戦時。[[ララァ・スン|ララァ]]の死を未だに引きずっていることが伺え、アムロからは'''「情けない奴!」'''と罵倒されてしまう。<br />
;「私は…世直しなど考えていない!!」<br />
:アクシズ坑道内でのアムロの「世直しの事、知らないんだな…!」から始まる批判に関して、かなり感情的になりながらの反論。<br />
:'''アクシズ落としの真の目的からして、シャアの真意は「スペースノイドに地球が大切な存在だと思い出させる事」にあった'''。<br />
:しかし、この言葉はネオ・ジオンの将兵達やスウィート・ウォーターの難民等、'''シャアを支持している層からしてみれば「寝耳に水」'''といった所だろう。<br />
;「戻れと言うのか!?ナナイッ!男同士の間に入るなっ!!」<br />
:アムロとの戦闘中にナナイの思念を感じ取っての台詞。この直後にサザビーは背後からνガンダムの攻撃を受け、アクシズの地表に叩き付けられ、脱出ポッドが作動し、νガンダムに捉えられてしまう。<br />
;「情けないモビルスーツと戦って、勝つ意味があるのか!?」<br />
:アムロに対してサイコフレームを流出させた理由。'''「情けないモビルスーツ」とは、「サイコフレームを搭載していない状態のνガンダム」の事'''<ref>非常に誤解されがちだが、'''「情けないモビルスーツ」とは[[リ・ガズィ]]の事を指した言葉ではない'''(もっとも、リ・ガズィとの戦闘では「そんなもの」呼ばわりされているが)。</ref>を指しており、劇中で既にサイコフレームはνガンダムに搭載されており劇場版では存在してないが、ベルトーチカ・チルレドンではサイコフレームを搭載していないνガンダムが登場する。<br />
:アムロと決着を付けるというのが作戦の裏に隠されたシャアの目的の一つでもあったが、小説版『ハイ・ストリーマー』ではこの理由の他に地球潰しを行う自分に怖れを抱き、自分を止めてもらうためにアムロに[[サイコフレーム]]を託した事が判明する。<br />
;「結局、遅かれ早かれこんな悲しみだけが広がって、地球を押しつぶすのだ。ならば人類は、自分の手で自分を裁いて、自然に対し、地球に対して、贖罪しなければならん…。アムロ、なんでこれがわからん…!」<br />
:地球環境を破壊しながらも地球を独占し宇宙を支配している連邦政府(アースノイド)の傲慢さ、シャアは耐えられなかった事がこの台詞からも読み取れる。<br />
;「[[ララァ・スン]]は私の母になってくれるかもしれなかった女性だ! そのララァを殺したお前に言えた事か!」<br />
:劇場版『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』のラストシーンでアムロに対して言った台詞。アムロと並んで稀代のニュータイプとして数えられるシャアだが、今際の際もアムロがララァを殺害した恨みは深かった(確かに、ララァの件はアムロの指摘通り、戦場に連れ出したシャアにも責任は有る)のである。<br />
:'''「お互いをよりよく解りあえるはずのニュータイプである[[主人公]]二人の末路が相互否定であり、これまで数々の名台詞を発したシャアの最後の言葉が甘ったれた恨み言であった」'''という事実が妙に考えさせられる<ref>余談だが、シャアを演じた[[声優]]である[[声優:池田秀一|池田秀一]]氏は当初、上記のシャアの甘ったれた台詞に対しては複雑な心境であったという。しかし、後年には'''「情けない部分もまた、シャアという人物の一面なのだ」'''と受け入れている。</ref>。<br />
:『第3次Z時獄篇』では[[フル・フロンタル|フロンタル]]がシャアの負の部分を担った関係でこのやり取りはないが、'''最終話の多元宇宙迷宮でこの顛末がまるごと再現されている。'''迷いを越えた後にこんなものを見る事になったシャアの心境やいかに。<br />
<br />
=== [[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]] ===<br />
<br />
;「……自分のことだけで私は精一杯だったのか?そうではあるまい?そうでは……!」<br/>「しかし[[セイラ・マス|アルテイシア]]、この結果は地球に住んでいるアルテイシアにはよかったのだな…」<br />
:サイコフレームの光が広がり、Hi-νガンダムを駈るアムロと共に消えゆく直前に。劇場版においてララァを巡って言い争った最期と異なり、思い浮かんだのは自らの半生。この最期の台詞も、'''守るべき家族を得たアムロ'''との対比関係を描写している。<br />
:しかし、死の間際に立った時に思い浮かんだのは唯一の肉親である妹・アルテイシアの事。彼女の命を奪わずに済んだと安堵しながら、光の中へ消えていったのであった…。<br />
<br />
===[[機動戦士ガンダムUC]]===<br />
<br />
;「潮時……か……」<br />「君に……託す……成すべきと、思ったことを……」<br />
:OVAおよびテレビアニメ『機動戦士ガンダムUC RE:0096』より。最期にシャアが[[バナージ・リンクス|バナージ]]に向けて言った言葉。<br />
:絶望を払われた男は、次代を担う者に可能性を託して宇宙の闇へ去って行った。ほんの一時だけ地球に現れては消える、彗星のように。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
<br />
;「アムロの声が遠くなっていく…どこかで赤ん坊が泣いている…この光があれば迷いはしまい…道は続いている」<br />
;「私は行くよ、アルテイシア。静かだ…時が…見える…」<br />
:ガンダムライブエンタテインメント「赤の肖像 ~シャア、そしてフロンタルへ~」の第3幕で、サイコフレームの光に命が消えていくシャアは、アムロが見せた人の心の光を確かに感じ取り、この世界から身を引く事を静かに決意をする。<br />
:そして、最後に感じたのは、たった一人の妹であるアルテイシアへの想いだった…。<br />
<br />
;「この私が、ガンダムで戦う事になろうとはな……さあ……見せてもらおうか 最強のモビルスーツの性能とやらを!!」<br />
:ワンダースワンソフト『ギレンの野望 蒼き星の覇者』でシャアがジオン仕様のガンダムに乗った際に発せられる戦闘前台詞。<br />
:自分を苦しめた連邦の白い悪魔をまさか自分が乗ろうとは想像しなかったのだろうが、それでもシャアの内心はワクワクしている事だろう。<br />
:なお同作でシャアは生存していたら終盤で敵側に寝返るのだが、条件を満たせば最後まで残留してくれる(ガルマとマ・クベでは微妙に最後の条件が違う上、残留しないとガンダムに乗せられない)<br />
:当然だがシャアは恐ろしく強いので、ゲルググを採用したルートでアムロとララァをセットで3人ともガンダムに乗せ、基地に立てこもっていれば'''3人で全滅させる事ができる。'''<br />
<br />
;ブレックス「いや、平和は作るよりも、守る方が難しいのだ。」<br />
;「その通りです。まだ、地球の重力に惹かれた人々を宇宙(そら)に上げるための仕事が待っています。」<br />
;ブレックス「そうだな…そのためにも、君には戦場以外の場所でも協力してもらわねばならんぞ。」<br />
;「はい、微力ながら、協力させていただきます。」<br />
:『ギレンの野望 アクシズの脅威』の本編シナリオ、ブレックス率いるエゥーゴで厳しい条件を満たしてアクシズを討伐完了した時のやりとり。<br />
:本来、本編シナリオではシャアが逆襲して最後の敵陣営として登場するのだが、本編のエゥーゴに限り、厳しい条件を満たせば逆襲せずにエンディングを迎えることができる。<br />
:自身を理解してくれるブレックスが暗殺されずに目標をやり遂げ、シャアも人類に絶望せず満足しながら最後のセリフを発したのが容易に想像できる。<br />
:この二人が作り上げる未来はきっと明るいものになるだろう…'''ありえたかもしれないグリプス戦役の結末である'''(最も、このエンディングを迎えるためにはかなりの犠牲を払わなければいけないが…)。<br />
<br />
==スパロボシリーズの名台詞==<br />
===戦闘台詞===<br />
<br />
;「カミーユ…私はお前達とは袂を分かったのだ!」<br />「カミーユ…お前なら本当に粛清されるべき存在が何であるか…気づいているはずだ!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』及び『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』で、[[ネオ・ジオン]]の総帥となった状態で[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と対峙したときの戦闘台詞。[[グリプス戦役]]の頃に弟子とも右腕ともとれる存在を前に、シャアは何を思ったのか。そもそも、地球つぶしをしようとした発端はカミーユの精神崩壊にあったのだが…。<br />
;「ジュドー! 私はハマーン=カーンとは違う!」<br />「ジュドー、人の優しさだけで地球圏は救えんのだ!」<br />
:『IMPACT』『第2次α』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で、[[ネオ・ジオン]]の総帥となった状態で[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]と対峙したときの戦闘台詞。スパロボでは[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と同じく将来を期待した弟子ともとれるニュータイプを敵にまわしてしまい、彼からも思想を否定される…。<br />
:もちろん、シャアも出来るのであればジュドーのように優しさで地球圏を救える方法を選択したに違いない。しかし、それではいつまでも地上に蔓延っている人間が宇宙へ巣立たないので、[[アクシズ]]を地球に落すという最後の手段に出ざるを得なかった彼の苦悩ぶりが伺える。<br />
;「私はもうクワトロ・バジーナではないのだよ!」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』での戦闘台詞。クワトロとして大いに迷った『[[第2次Z]]』を経てからの発言という事を考えると重みがある。<br />
:『X』『T』では元エゥーゴの(=クワトロとしてのシャアを知る)カミーユ、ファ相手のみの特殊戦闘台詞となった。<br />
;「既にお前達の知る私ではないのだ!」<br />
:『第3次Z時獄篇』での[[ZEUTH]]・[[ZEXIS]]メンバー相手の戦闘台詞。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではクワトロの姿での、対ネオ・ジオン兵の台詞となっている。<br />
;「百式の発展型のようなものか!」<BR />「その機体には、縁のようなものを感じるか…!」<br />
:対[[デルタプラス]]。<br />
;「人類には災厄に立ち向かう強さがある!」<BR />「まだ希望は残されている! 人類は滅びんさ!」<BR />「人の心の光…それを信じればこそだ!」<BR />「今の私は人類の革新を信じている!」<br />
:『第3次Z』『X』『T』より、味方時の戦闘台詞。一番目はクワトロ時代の名(迷?)言「人には恥ずかしさを感じる心がある」を下敷きにしているか。<br />
:時獄篇では第41話のスポット参戦の時点でこれが出るため「もしや?」と思ったプレイヤーも多い。<br />
:原作では人類に絶望していたシャアが言うのだから、非常に感慨深い台詞である。<br />
;「私怨にかられた輩に世界は渡せんさ!」<br />
:『X』『T』より、味方時の戦闘台詞。こちらは私怨目的で事を起こした者たちに対する糾弾といえる。<br />
;「フロンタルの妄言に踊らされるか…!」<BR />「状況が見えていないから、過激な手段を使う…!」<BR />「迷いはとうに振り切っている…!」<BR />「君たちを追い込んだ責任を取らねばならない…!」<br />
:対ネオ・ジオンの特殊戦闘台詞。<br />
;「フロンタルを妄信した結果が、これか!」<br />
:対[[アンジェロ・ザウパー|アンジェロ]]の特殊戦闘台詞。<br />
;「世界の歪み…私、シャア・アズナブルが粛清する!」<br />
:『第3次Z』以降追加された対ラスボスの特殊戦闘台詞。<br />
;「何っ!? サザビーがパワーダウンしているだと!?」<br />
:被弾(大破)台詞……なのだが、実は[[ナイチンゲール]]搭乗時にも言う。<br />
;「このνガンダムならば!」<br />「νガンダムで敵の動きを止める!」<br />
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]での、[[νガンダム]]搭乗時の台詞。<br />
;「行けっ!フィン・ファンネル!!」<br />「フィン・ファンネル!」<br />
:フィン・ファンネル使用時の台詞。スパロボではこのように[[アムロ・レイ|アムロ]]達同様に武器名を叫ぶが、池田秀一氏は『[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]』即ちスパロボ初収録の際、「こんな武器なかったよ」と指摘したという<ref>ケイブンシャ『プレイステーション必勝法スペシャル 第4次スーパーロボット大戦Sを一生楽しむ本』P129より。</ref>。<br />
;「百式改でやってみるさ!」<br />
:[[百式改]]、[[フルアーマー百式改]]の搭乗時の台詞。<br />
;「よし、ロングメガバスター発射!!」<br />
:[[フルアーマー百式改]]のロングメガバスターの発射台詞。<br />
;「サザビーで敵部隊をかく乱する!」<br />
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]での、[[サザビー]]に搭乗した際のクワトロの台詞。<br />
;「光の翼を使う!」<br />
:[[スーパーロボット大戦α|α]]及び[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]において、クワトロを[[V2ガンダム]]に乗せ光の翼(通常バージョン)を使用した際の台詞。ウッソ以外に光の翼(通常または[[MAP兵器]])を使用した時に専用の台詞が出てくるのは、彼やウッソの他に[[アムロ・レイ|アムロ]]、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]、[[ルー・ルカ|ルー]]がいる。<br />
;「ちぃっ!照準が定まらん…」<br />「ええい、ままよ!発射する!」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』にてメガ・バズーカ・ランチャーを撃つ際の台詞。原作でも言ってるのだが、スパロボでは'''たとえ[[直感]]していようが[[感応]]してもらおうが照準は定まらない'''。逆に言えば、'''[[真化|クワトロの直感に百式が応える形で定まらないはずの照準が必中コースへと入った]]'''という事になる。<br />
;「あれではまるで[[ジオング]]だな…!」<br />
:『Z』にて、[[ターンX]]の攻撃を回避した時の台詞。「各パーツが分離してのオールレンジ攻撃」の元ネタは[[ジオング]]の初期の設定である。<br />
;「迷いは自分を殺す事になる!」<br />
:戦闘開始時の台詞。『第2次Z』のクワトロは終始迷いまくっているため、どうにも印象に残る。<br />
;「道化と蔑まされようと…!」<br />
:『第3次Z』『X』『T』の戦闘開始時の台詞。<br />
<br />
===[[旧シリーズ]]===<br />
<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]<br />
:;「どうしたのだララァ!」<br />ララァ「すみません大佐、わたし…」<br />「…そうか! ならば止めはせん。ララァの好きにするといい」<br />
::第3話「ダカールの制圧」より、[[ララァ・スン|ララァ]]が[[アムロ・レイ|アムロ]]の[[説得]]を受けての会話。余りにもあっさりとララァの心変わりを認めてしまっている。「ジオン・ズム・ダイクンは元々DCの中では非戦を訴えていた穏健派だった」という『第4次』における設定を考えればシャアがDCの在り方に内心疑問を持っていたとしてもおかしくはなく、故にララァを見逃したと見れなくはないが、流石に物分かりが良すぎたためか、後の『[[第2次G]]』『[[第3次]]』『[[スーパーロボット大戦A|A]]』などララァ説得の展開がある作品では彼が生存していると説得を邪魔してくるようになった。<br />
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]<br />
:;「フ…言いたい事をいうな」<br />
::第24(『S』では25)話「エゥーゴとの接触」でロンド・ベルに復帰する事に迷いを見せたクワトロに対して勝平が(あろうことか、'''おっちゃん呼ばわりして''')叱咤した際の返答。この事によりクワトロは再びロンド・ベルに復帰する事を決意する。<br />
::ちなみに、'''おっさん扱いにショックを受けたシャア'''が[[第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇|別世界]]にいる。<br />
<br />
===[[αシリーズ]]===<br />
<br />
;α<br />
:;「…そのガンダムが彼の復帰のきっかけとなれば良いがな…」<br />
::リアル系ルート第4話「死神と呼ばれたG」にて、キグナンを通じて手配させたサイコフレームを使ったアムロ専用ガンダムの名前が[[νガンダム]]に決定したと聞いて。<br />
:;「お前達の背後にはザビ家の邪念が感じ取れる…それでは7年前と同じ悲劇を繰り返すだけだ」<br />「マ=クベ…過去の怨念で生きていける時代では無くなったのだ」<br />「そして、スペースノイドとアースノイドで争っている時代でも無い」<br />
::リアル系ルート第5話「ジオンの亡霊」で大気圏突入を控えたアーガマを護衛するべく部隊を展開した際、特殊周波数による通信でアクシズへの帰還を促すマ・クベからの命令を拒絶する。<br />
:;「いや…エヴィンという名に心当たりはないな。もっともエゥーゴでは[[偽名]]を使っている者が多いがな…」<br />
::ジャブローへ向かうルート第12話「戦いは誰のために」のシナリオデモにて。ブライトから「ウッソの両親はエゥーゴに参加している可能性があるから何か知らないか?」と聞かれて返した返答。<br />
::確かにクワトロの言うようにエゥーゴにはその手合いが多いのは事実だが、何より'''そんなことを言ってる自分'''が一番偽名を数多く使っているので、何とも妙な説得力がある。傍らで話を聞いていた[[アムロ・レイ|アムロ]]は、これについては何とも言えない複雑な表情をしていた。<br />
:;「…ところで、君はその仮面を被り、[[OZ]]に従い続けるつもりなのか?」<br />「昔、君と同じ様な仮面を被っていた人物がいたのでね…」<br />
::第13話「少女が見た流星」or「翼を持ったガンダム」にて、ゼクスと初対面した時に。もちろんクワトロが言っている人物はシャアの事。自分も同じ事をしたためか、ゼクスが自分と同じ境遇である事を悟っていたようである。<br />
:;(νガンダム…いい機体だ。アナハイムにサイコフレームの情報を流した甲斐があったな)<br />(やはり、アムロには白いガンダムがよく似合う…)<br />
::第42話(リーンホースJr.隊)「アクシズからの使者」にて自分が流出させた[[サイコフレーム]]を搭載した[[νガンダム]]に乗っているアムロを見てご満悦の台詞。まるで恋人に自分の好みのドレスを着せたかのような発言である。…ところで、アムロが後に[[Hi-νガンダム|青いガンダム]]に乗り変えた事をシャアはどう思ったのだろうか。<br />
::なお、「アムロが立ち直るきっかけになって欲しい」という理由付けが説明されているにも関わらず、'''『第2次α』のハマーン拒絶ルートで「情けないMSと戦って勝つ意味があるのか!?」の言い争いがある'''。ある意味台無しである。<br />
:;「人には恥ずかしさを感じる心がある…」<br />「…だが、激動する情勢は私にそれを許してはくれないようだ」<br />「君達の期待に応えることは出来ないかもしれないが、私は私に与えられた役目を果たすつもりだ」<br />
::第51話(ラー・カイラム隊)「ダカールの日」にて、[[ダカール]]にある議事堂で開催される連邦議会の占拠する作戦の前に、いつまでも[[シャア・アズナブル|シャア]]である事を隠して、パイロットとしての身分に甘んじている事を、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]、[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]の[[ニュータイプ]]少年の3人から詰め寄られた時に、選択肢として「シャアとして応える」を選んだ時の台詞。恥を忍んで、クワトロが自分のやる事を悟り腹を括った瞬間である。もちろん、この時に「クワトロとして応える」を選んでしまうと、原作通りにカミーユに[[修正]]されてしまう…。<br />しかし、最後の「君達の期待に応える事は出来ないかもしれないが~」という台詞は皮肉にも[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]にて現実化してしまう……。<br />
:;「…今は…」<br />「今は過去に囚われている時ではない」<br />「…自分の殻に閉じこもる事をララァは決して喜びはしないぞ」<br />「私もそう考え、ダカールでの演説を行ったのだ」<br />「今度は君が自分の業を乗り越える番ではないのか?」<br />
::第53話(ラー・カイラム隊)「ソロモン攻略戦」にて、ソロモン攻略戦の直前にかつてララァが死んだ場所へ戻る事を躊躇するアムロに対して。<br />
:;(…この宙域に来るのはララァを失った時以来だな)<br />(そして…清算せねばならん過去の一つがここにある…)<br />(…ガルマ、ララァ…今更お前達に許しは乞わん。だが、私にはやらねばならないことがあるのだ)<br />
::同じく53話、ソロモン攻略戦出撃時に。アムロにはああ言ったものの、シャアとしても当然複雑な心境で戦いに臨む事になる。また、ガルマをララァと同列で思い返し、「許しは乞わん」と発言している辺り、αシリーズのシャアにとってガルマは大切な友人であり、彼を謀殺した事は後悔しているようである。<br />
;α外伝<br />
:;「ティターンズの下にいて、一つだけ感謝していることがある…それは地球連邦の腐敗ぶりをしることが出来たということだ」<br />
::第6話「情け無用のJ9」or「お呼びとあらば即参上」でティターンズから自軍に転じた後、ブランと対峙した際に言う台詞。後の反乱の一因となった事を窺わせる台詞で、第2次αでもアムロが指摘している。<br />
:;「金色のモビルスーツに乗る者が、他にもいたとはな…!」<br />
::第19話(ビシニティルート)「百年の恋」にて、ハリーの乗る金色の[[スモー (ゴールドタイプ)|スモー]]を見て。<br />
:;「かなりの時間が過ぎたとは言え、私は人の本質をそう簡単に信じることは出来んな」<br />
::第24話「大地の守護者」より、未来世界にてガリアのイノセントとの接触を提案するアムロの意見に反対する形で言った台詞。イノセントにザビ家やティターンズのような危険性を感じていたのが理由であり、この後の展開を考えれば決してクワトロの指摘も間違ってはいない。とはいえ、イノセントやムーンレィスが全て敵対者でないと言うアムロとは対照的であり(実際アーサー・ランクのような人物も居た)、続編での行動を考えれば、その伏線の一つともとれる台詞である。<br />
:;「確かにな…。だが、同じ悲劇が繰り返されるのを黙って見過ごすわけにはいかん」<br />
::第38話「月光蝶」にて、ギンガナムに対して。<br />
:;「…………私は人の歴史の何たるかを未来世界で見てきた……………だが、その前に前回の戦いの決着は私自身の手でつけさせてもらう!」<br />
::難ルート最終話「ラグナロク」にて。クワトロの苦悩を看破していたシュウに「(人類を裁くのかどうするのか)結論は出たのか」と問われて。既にクワトロの心は決まっていたのだろう…。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]<br />
:;「…………今さら、詫びる気はない。…私を止めたいのなら、お前の力を見せてみろ…私が期待したお前の力を!」<br />
::第54話ハマーン休戦ルート「逆襲のシャア」or第56話ハマーン拒絶ルート「BEYOND THE TIME」に於ける[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]との[[戦闘前会話]]での台詞。[[αナンバーズ]]の誰よりもシャアを信じていたカミーユの言葉には、シャアも言葉を詰まらせていた。<br />
:;「相変わらずだな、ジュドー…。その強さと優しさがあれば、きっと人類は終わらないだろう」<br />
::同上。[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]との戦闘前会話での台詞。<br />
:;「キンケドゥ…その名は偽りの仮面にはならずお前を強くしたようだ…」<br />
::同上。[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]との戦闘前会話での台詞。それ以前の戦闘ではキンケドゥのことを[[シーブック・アノー|シーブック]]と呼んでいたが、ここではこちらの名前で呼ぶ。同じく[[偽名]]を名乗った人物という共通点がありながらも進んだ道は全く正反対であった事を暗示している。<br />
:;「甘いぞ、兜甲児! 悪は絶対に許さないのがお前の信条ではなかったのか! 私を倒してみせろ! そして、その力で人類に平和を導いてみせろ! それがお前達に与えられた使命だ!」<br />
::同上。[[兜甲児|甲児]]との戦闘前会話での台詞。甲児の正義感と純粋さを強く理解し、羨ましく思っているからこそ、自身と戦う事を躊躇する彼に対し、シャアは本心を叫ぶ。<br />
:;「いいだろう! そのセンチメンタリズムに付き合ってやる!」<br />
::同上。[[剣鉄也|鉄也]]との戦闘前会話で、嘗ての仲間を手に掛けるという大罪を他の誰にも犯させない為、自ら汚れ役を買って出た鉄也の覚悟を汲み取る。<br />
:;「………私は急ぎすぎたのか…。ララァ…教えてくれ…」<br />
::遂にかつての同志達である[[αナンバーズ]]の手で引導を渡された最期の台詞。やはり、シャアにとって最大の過ちは、「'''[[一年戦争]]で死んだララァ以外に心を開ける人間がいなかったこと'''」そして「'''自分一人だけの頭の中で性急に考えすぎて出した答えであったため、自己矛盾した偏った考えだった事に気付けなかったこと'''」であろう。<br />
::前作でやむなく[[ティターンズ]]に下っていた時に見た[[地球連邦軍]]の腐敗ぶりや、荒廃しきった未来世界で見た[[黒歴史]]のことを考えれば地球潰しに至ってしまうのも無理もなかったかもしれないが、他の人達と分かり合うべく話し合う努力をすれば、もう少し違った優しいやり方も見つけることができたかもしれない。シャアの死は、αナンバーズのメンバー全員に悼まれる事になった…。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]<br />
:;「人類の未来を憂う気持ちはお前と変わらんさ、アムロ」<br />「お前は私を倒した男だ。ならば、その選んだ未来を見せてもらう権利もある」<br />
::最終話「今遥か遠い彼方・・・」or「終焉の銀河」より。霊体となって[[ザ・パワー]]の中から宿敵・アムロへ、旧友に接するかの如く穏やかに語り掛ける。「霊体」というシチュエーションでの登板が非常に稀有な例である事は、言わずもがな。<br />
:;「次代の世界を担う若者として、私は君に期待した」<br />「君はそれに応え、私が去った後も悩み苦しみながら前へ進もうとした」<br />「私に見せてくれ、カミーユ。お前が望んだ人の未来を」<br />
::最終話にて、カミーユの前に霊として現れた際に発したメッセージ。本作に於けるカミーユの苦悩振りを、冥界から見守り続けていた事を仄めかしている。<br />
<br />
===[[Zシリーズ]]===<br />
<br />
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]<br />
:;「デュランダル議長とグラディス艦長…。あの二人…男と女か…」<br />
::セツコ編第8話「世界が終わる時」より。[[シン・アスカ|シン]]を[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]が説教しているというのに、色事にも注目している。<br />
:;「あの手の口調の人間は、腹に一物あるように思えるのだよ…」<br />
::第12話「ブルースカイ・フィッシュ」より。[[ギルバート・デュランダル|デュランダル議長]]を警戒している理由。言わずもがな[[声優ネタ]]だが、それだけでなく似たキャラクター性から「似たもの同士だって自分だって解っているよ」という自虐も込めたセリフと思われる。<br />
:;「若さゆえ、か…」<br />
::第20話「ウソのない世界」より。ゲイナーの告白を聞いて微笑ましそうにこう呟く。<br />
:;「中途半端な戦い方は自分の腕への自信からか…! ではそれを砕く相手が現れたらどう戦うか、見せてもらおう!」<br />
::セツコ編第30話「罪の在処」におけるキラとの戦闘前会話より。数々の矛盾を抱えつつ中途半端な自己満足で戦争に乱入するキラに歴戦のエースの的確且つ痛烈な一言がお見舞いされる。<br />
:;「そして、止めなくてはならないのは 別動隊の彼らも同じだ。これ以上、戦いを拡大させないために何をすべきか認識しろ」<br />
::セツコ編第38話「踊る悪夢」より。優柔不断な態度が悪化してしまった[[アスラン・ザラ|アスラン]]に対して選択肢を与えるが、彼もまた冷たく突き放してしまう台詞。結局、別働隊の動向に関する情報は偽りだったため、クワトロの助言は無駄に終わった。<br />
:;「私は私が出来る事をするだけだ…!ここで果てるなら、そこまでの男だったという事だ!ギルバート・デュランダル!自らの力を誤った方向に向けたお前は私が討つ!」<br />
::第56話ミネルバ離脱ルート「最後の力」orミネルバ一時残留ルート「君の姿、僕の姿」 に於ける[[メサイア]]攻防戦でのデュランダル(が乗っている[[ミネルバ]])との戦闘前会話。ついに実現した池田秀一声対決。<br />
:;(すまない、レコア…。私には…詫びる事しか出来ない…)<br />
::第56話ミネルバ離脱ルート「最後の力」orミネルバ一時残留ルート「君の姿、僕の姿」にてレコアが戦死した時のモノローグ。原作通りにレコアを蔑ろにしてしまった自身の不手際に少なからず罪悪感を抱いていた。<br />
:;「何とでも言うがいい。だが、私は今の私に誇りを持っている。赤い彗星と決別したからこそ、私はお前を認めない…!クワトロ・バジーナとしてお前を討つ!」<br />
::最終話セツコ編「私の未来、みんなの未来」orランド編「俺の未来、お前の未来」におけるジ・エーデルとの戦闘前会話より。<br />
::クワトロとしての自分に誇りを持ち、赤い彗星と決別したキャスバルだったが、第2次Zではトレーズとの出会いで再び迷いを抱き始める。そして第3次Zでは再び「シャア・アズナブル」へと戻らざるを得なくなってしまう…<br />
;[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]<br />
:;「私とて戦場以外の生活もあるよ…もっとも、モビルスーツの操縦のようにはいかないものだったがな」<br />
::グローリー・スターレポート第1話「熱闘!戦士の休息」より。それなりに「[[サンドマン杯]]」を満喫しているクワトロの意外な「ノリの良さ」をパートナーの[[ディアナ・ソレル|キエル]]から指摘されての返答。とは言え、言葉通り卓球はMSの操縦法と合点が違い過ぎた模様。<br />
:;「…もっともな疑問だな」<br />「互いに憎しみ合うだけでなく、他の動物を滅ぼし、地球の環境を汚染する生物…」<br />「そのような存在は星にとって害を成すものでしかない」<br />
::シークレットエピローグ最終話「黒い歴史を越えて」より。[[XAN-斬-]]から人類の存在意義を問われ、戸惑うZEUTHクルーの面々を他所に彼の疑問へ一定の理解を示すが、人類に諦観したかの如き発言を訝しむ万丈からは「それが貴方の答えですか?」と追求される。この時点では「…事実を述べたまでだ」と返答を濁していたクワトロであったが…。<br />
:;「私に再び問い掛けるか…。だが、既に答えは出ている」<br />「一片の迷いも無い信念。それがお前の強さか…」<br />「だが、私も退きはしない。迷いながらでも、私も世界と共に前へ進むつもりだ…人類の可能性に賭けて…!」<br />
::同上。XAN-斬-との戦闘前会話。揺ぎ無い意志を以って「悪」を成そうとするXAN-斬-の覚悟は、[[エグゼクター]]の計略を一概に否定する事が出来なかったクワトロにとって羨むべきものに映ったのかも知れない。<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z再世篇]]<br />
:;「私もお前と同じだよ、リボンズ・アルマーク。自分が何者であるかを求めて戦っている」 <br />「虚勢を張るのは、ここまでだ。自らと向き合う事の出来ない弱い男に世界を任せるわけにはいかないのだ!」<br />
::第58話黒の騎士団ルート「革新」におけるリボンズとの戦闘前会話より。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:;「くっ!?」<br />「気をつけろ! 何かが…これまでにない何かが起こるぞ!!」<br />
::『第3次Z時獄篇』プロローグより。[[エターナル]]でUCWに帰還した直後、ZEUTHを襲った[[新世時空震動|次元震]]……その中にあって「赤い彗星」は何かを感じ取る。それは……[[特異点|。]]<br />
:;「認めたくないものだな…。自分自身の若さ故の過ちというものを…かつて、そう言った男も時が流れて大人になり、変わっていった」<br />「だが、時代が変わっても決して変わらない不変のものもある」<br />「スーパーロボット大戦…。そして、そのプレイヤー達の情熱…その熱さを持った人間達が地球を守る事を私も信じている」<br />
::[[中断メッセージ/第3次Z時獄篇|中断メッセージ]]にて。『[[スーパーロボット大戦X|X]]』でも使用。<br />
::シャアの言う通り、子供の頃から大人になってもスパロボを続けているプレイヤーも少なくないであろう。<br />
:;(フル・フロンタル……こうして自分自身の影武者と向かい合うのは己のいやな部分を見せられるようだな……)<br />
::自身の似姿であるフロンタルと会話した後の独白。「似すぎたものは憎み合う」「対応する2人の人物」という構図は、時獄篇を通してのテーマであり、同類が多く存在する(アマタとカグラ、正太郎とグーラ、シモンとアンチスパイラル、ヒビキとガドライト)。原作でもシャアとアムロが対応していたのだが、今作ではそれほど憎み合っているわけではない。<br />
:;(ララァ……私は……人類は前に進めるのだろうか……)<br />
::第41話「二つの赤い彗星」での初戦闘時。ゼロシステムで垣間見た光る宇宙、そこで再び巡り会ったかつてありし女性。彼女の語る希望を受けた赤い彗星は、人類と地球の為に改めて己の道を進み始める。<br />
:;「私はパイロットもやっているのでな」<br />
::同ステージでシャアをメインにして敵を撃墜した際の会話にて。「パイロットだけをやっているわけにいかなかった」原作と境遇が違うためか、妙に自信ありげ。<br />
:;(シャア・アズナブルの名を出しただと……?)<BR />(どういうことだ。私がシャア・アズナブルに戻ったのは新生時空震動の後だぞ)<BR />(フル・フロンタル……お前は一体……)<br />
::メリダ島ルートにて、フロンタルがダカールを「シャアの名を出した地」と評したのを聞いて。フロンタルが言ったのはTV版『Ζガンダム』におけるダカール演説の場面のことなのだが、劇場版ではその場面はなく、『Z』世界のクワトロもそれを行わないままシャアに戻っている<ref>類似したシチュエーションとして[[カイメラ]]に隠された真実を世界中に知らせるためにUNステーションで演説を行ったが、そこでもシャアの名は出さず、あくまでクワトロとして振舞っている。</ref>。原作を理解していればなんて事はないものだが、スパロボにおいては前述の通り。フロンタルの謎が色濃くなっていく場面。<br />
:;「人類は、生活の場を宇宙に移すことでその感覚を広げ、環境への適応のために誤解なき相互理解を果たそうとする」<BR />「その考えはUCWのニュータイプに限ったことではない。たとえば、ADWのイノベイターも同じだ」<BR />「それだけではない。失われた野性、エレメント能力、螺旋力といった力も人類の新たな力だ」<br />
::第56話「シャア・アズナブルの真実」にて。ワッ太や赤木、五飛を筆頭に「エゴ」と断じられたが、実は「火の文明」「獣の血」「水の交わり」「風の行く先」の4つ、太極たる「太陽の輝き」にいたるための力に対する解答である。<br />
::ちなみに「ニュータイプによる誤解なき相互理解」は、UC最終局面でバナージが予期せぬ形で実現していたりする。<br />
:;「…お前たちがいるから、私はこのような真似も出来る…行くぞ、アムロ…Z-BLUE。私を否定するなら、私を止めてみせろ」<br />
::かつての戦友達を相手にして、この台詞と共に'''「直感」「集中」「直撃」がフェイズ開始の度に発動する'''。原作や過去作で敵対していた時とは違い、まさに迷いの無い「赤い彗星」の本気を現していると言える。フロンタルのような狡猾さはなく、パイロットとして真正面から相対してくるのがアムロの言うように「シャアらしい」と言える部分なのかもしれない。だからこそ手強い。総帥より純粋にパイロットとして戦いを挑んでくるシャア・アズナブルの気迫が精神コマンドとして現れ、自軍、そしてプレイヤーを威圧してくる。<br />
:;「…お前は私しか知りえない過去を知っていた。同時にそれには微妙にズレが生じていた…それこそが一つの世界に存在する同一人物…特異点の証だ」<br />「だが今の私は、お前の中のシャア・アズナブルとは違う。 今ここにいるのは、[[トレーズ・クシュリナーダ|様々な人間]]と出会い、そして別れを経験した男だ」<br />
::フロンタルに対して。フロンタルの持つ「シャア・アズナブル」の記憶は初代『ガンダム』からTV版『Z』に準拠したものであり、劇場版『Z』を辿り、さらに時空震動によって別の歴史を歩んだ現在のシャアとは細部が異なっている。<br />
:;「……新世時空震動の後、私は幻覚や幻聴に悩まされるようになった」<BR />「その中で人類は常に危険に晒され、未来は絶望に閉ざされていた…。それは悪夢と片付けるには、あまりに生々しかった」<BR />「その結果、私は自分がもつれた並行世界の結び目であることを知った」<BR />「同時に自分が特異点として不完全であることとアクシズが大特異点であることに気づいた」<BR />「そして、同じくシャア・アズナブルの因子を持つフル・フロンタルがもう一人の特異点であることを知った」<br />
::ネオ・ジオンに帰還して後の行動の裏側。黒の英知に触れ、その示す絶望の未来……天獄と[[サイデリアル|そこに待つもの]]を目の当たりにした赤い彗星は、人類の未来を切り開くためにたった一人で戦ってきたのだ。かつての仲間の信頼を裏切ってまでも。<br />
:;「不快だな。お前のような男と同じにされるのは」<BR />「お前の出自の目星はついている……! だが、それとこの戦いは無関係だ! [[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]も[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]も手段はそれぞれだったが、共通しているのは世界の未来を信じての戦いだった!」<BR />「違うな、フロンタル! お前は未来など求めていない!」<BR />「フロンタル! 人間を導く者は人間ではなくてはならない! お前のような存在に世界は渡せない! 私と共に時空修復の人柱になってもらうぞ!」<br />
::フロンタルとの戦闘前会話。完全否定されたフロンタルは「'''そうまでして私を怒らせたいか!'''」とついに「赤い彗星」の仮面をかなぐり捨てて激昂することに。<br />
::'''「迷いのなくなったシャア・アズナブル」'''がフロンタル、そして[[エタニティ・フラット|狂った未来]]を塗り替えようとする'''「迷いを乗り越えたキャスバル・レム・ダイクン」'''が今のシャアとも言える。<br />
::なお、この台詞を読み解くと、フロンタルが人間ですらない、とアムロ同様の見解を持っていることがわかる。原作でもフロンタルはバナージに「亡霊」呼ばわりされている。<br />
:;「フル・フロンタル!」<BR />「互いにサイコ・フレームを装備した機体に乗っていたのが、幸いしたな!」<BR />「私とお前は、人々の意思を集める器に過ぎない! 未来を決めるのは、この世界に生きる全ての人々だ!」<br />
::時空修復を拒絶するフロンタルに対して。エタニティ・フラットを回避するギリギリの場面でシャアが取った方法は、'''サイコフレームを介して精神をつなぎ、自分の意識でフロンタルの意識を上書きする'''という荒業であった。<br />
::何気にフロンタルの名言である「人々の意思を集める器」というフレーズを使っているのがミソ。<br />
::同時にこの言葉はアムロが前作エンディングでクワトロに語った、「何かを犠牲にした変革も、誰かが人の在り方を強いることも認める気はない」という言葉への答えともなっている。<br />
:;「ララァ! 私を…世界を導いてくれっ!!」<br />
::大特異点であるアクシズに集められた、継続を望む意思達。幾多の仲間に導かれた先に発せられたのは、かつて在りし女性への正しき祈りだった。<br />
:;「だからと言って、お前のような男の感情の捌け口になるつもりはない!! 私とて赤い彗星と呼ばれた男だ! 感情に溺れた器の小さい男に遅れを取るつもりはない!!」<br />
::第58話「いがみ合う双子」より、ガドライトとの戦闘前会話の末節。自らの役目をほぼ果たし終えた事を理解しつつも、迷いを振り切った今のシャアにガドライトが敵うはずもなかった。<br />
:;「余計な隠し事をしていればストレスもある。君にも理解できるはずだ」<br />
::エーストークにて[[AG]]に対して。言われたAG当人は心当たりがあるのか動揺していた。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]<br />
:;「それでこそ、私のライバルだ!」<br />
::第40話「赤い彗星の未来」にて、アムロとともにフル・フロンタルを追い詰めようとした際の戦闘会話。ともに新必殺技で以てシナンジュを大破へと追い込む。<br />
::原作にもある台詞であるが、ニュアンスは全く異なっている。<br />
::ちなみに、このセリフを言う直前にアムロが放った渾身の一撃は所謂「'''ラストシューティング'''」。かつて自分を破った最後の一撃を、自分の複製たる存在に叩きこむシーンを見てのセリフなので感慨深いといえる。ついでにいうと、この後フロンタルは[[ネオ・ジオング]]に乗って登場する。<br />
:;「バナージやミネバを見て、感じた…。想いを形にする事の重要さを」<br />「ハマーン…。私は今までお前に甘えていた」<br />「お前ならば、言葉にしなくても全てをわかってくれると勝手に思っていた」<br />
::同じく第40話にて、ハマーンとけじめをつけるための決闘に勝利して。相互理解ができるとされるニュータイプであろうと、言わなければ分からない事もある。それを悟ったシャアは「本当はシャアに頼りたい」という思いを口にしたハマーンにこう応える。'''「私と一緒に歩いてくれるか?」'''と。<br />
:;「わかり合うことは大切だが、わかっただけでは人間はどうしようもないということだ」<br />
::第42話「炎」より、トップレスたちに対するアムロの対応を見て、「わかり合う」ことの困難さを実感する刹那に対して。ニュータイプは言葉を介さずにわかり合うことのできる可能性の一つであるが、重要なのはわかったことに対してどうするか。わかり合ったからと言って、それが解決になるとは限らないのである。<br />
::別作品の話になるが、一例を挙げれば「'''[[森次玲二|他人の痛みがわかっても、そこから救ってやれねば意味がない]]'''」ということである。シャア自身、ハマーンとわかり合ったつもりでも彼女を孤独から救ってやれなかったために長らく関係がこじれていたのだから説得力のある発言である。<br />
:;「クロノに飼われた人類が次のステージに進むためには、これしか方法がないのだ!」<BR />「どんな手段でも構わん! 地球は一度滅びなければ、奴らに……!!」<br />
::第43話「BEYOND THE DIMENSION」にて。Z-BLUEではなく、黒歴史の始まりである「逆襲のシャア」の台詞。時獄篇におけるシャア同様絶望の未来を見たようだが、立ち向かうことを選んだZ-BLUEの方と異なり、地球の文明を後退させて[[御使い]]の到来を阻止しようとしているらしい。<br />
:;「人身御供の家系という事か」<br />
::同じく第43話にて。元はクワトロ時代にアムロから指摘された事であるが、今作のシャアは自分の立場とやるべき事を受け止めているため、納得したように笑顔で返している。<br />
:;「時代錯誤な名前をつけてくれる…!」<br />
::第45話「虹の彼方に」でフロンタルが[[ネオ・ジオング]]に乗って現れた時の台詞。<br />
:;「人の想いを受け止める器…。だが、それに頼っていては前へは進めないのだ…」<br />
::同じく第45話にて、アンジェロが撃破された直後の台詞。<br />
:;「お前の中のシャア・アズナブルは絶望し、それは新世時空震動で時空を跳び越え、器であるお前に入り込んだ」<br />「お前は純粋すぎたんだ、フロンタル。生真面目に世界を憂い、そして、答えを急ぎ、世界を一人で背負おうとした」<br />「…許せ。本当ならば、私こそがお前を理解しなければならなかった」<br />
::同じく第45話にて、虚無の世界でフロンタルに対して。同じ道を辿りながらも交わることのなかった「赤い彗星」……シャアにとってフロンタルという男は、あり得たかもしれない自分の姿だった。だからこそ自分がそれを理解せねばならなかったのだ、と。<br />
<br />
===COMPACTシリーズ===<br />
<br />
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]<br />
:;「…同じ過ちを繰り返す必要はあるまい。それが避けられるのなら、な」<br />
::第2部宇宙激震篇第26話「動き出す幽鬼たち」より。[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が[[プルツー]]への説得を試みようとした際、彼らに嘗ての自分と[[ララァ・スン|ララァ]]との関係を重ね、引き離そうとする[[ブライト・ノア|ブライト]]や[[藤原忍|忍]]を制して発した台詞。<br />
:;「もう普通の軍隊では物足りなくなるかもしれんな、艦長」<br />
::第2部宇宙激震篇シーン5自由選択ステージ終了後のインターミッションより。「[[星の屑作戦]]」阻止を前にしながらも、[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]達女性陣が繰り広げる緊張感の無い遣り取りに「もう慣れた」と苦笑するブライトへ、上述の台詞を送る。<br />
:;「…忘れた方が、覚えていない方が幸せな事も有る」<br />「だが、人の業はそれをさせてはくれん…忌まわしい記憶と共に」<br />
::第3部銀河決戦篇第9話「そのために今、生きている」より。人間にとっての記憶の消去にあたる[[オモイカネ]]へのデバック作業に、難色を示すカミーユや[[結城沙羅|沙羅]]の言葉を受けた上で上述の発言を口にするが、意味深な言動はアムロや[[ホシノ・ルリ|ルリ]]から訝しまれる事に。<br />
:;「そんなものはない。戦いを終わらせるために戦う…そこに喜びや感謝などはない。…哀しみならばあるのかもしれん」<br />
::第3部銀河決戦篇第17話「ブッチャーの最期」より。爆死直前の[[キラー・ザ・ブッチャー]]が問い掛けた「戦いの意味」について各人が戸惑う中、彼の言葉を否定する。その一方でカミーユは、クワトロがブッチャーの言葉に黙って聞き入っていた事にも気付いていたが…。<br />
:;「この戦いの行方がどうなろうと…ザビ家の亡霊は滅ばねばならんのだ。もう一度…すべてをやり直さねばならん…! おまえは大義という言葉にしがみついているだけだ」<br />
::第3部銀河決戦篇第24話「宇宙の道標」より。[[フィフス・ルナ]]での決戦時、「大義」の名の下に己のエゴを主張する[[グレミー・トト|グレミー]]へ浴びせた批難。<br />
:;「敵…であったものの文化を知ることは、戦略的にも参考になる。…単純に、興味本位でもあるがね」<br />
::第3部銀河決戦篇第27話「マシンロボ・炎」より。「[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3|ゲキ・ガンガー3]]上映会」に出席した動機を、不敵な笑みと共に語る。<br />
:;「ナナイッ! 強制的に脱出させろっ!」<br />
::第3部銀河決戦篇隠しシナリオ最終話「メビウスの宇宙を越えて」で爆散寸前の[[α・アジール]]を目の当たりにして。同作ではシャアがクェスについて煩わしく思っていた本心を吐露する描写が無い代わりに、新たな時代を担う世代の代表たるクェスへ期待を寄せる描写が目立っている。それ故、彼女の死には沈痛な表情を浮かべていた。<br />
<br />
===携帯機シリーズ===<br />
<br />
;A<br />
:;クワトロ「はめられたな。お前はハマーンに目を付けられていた」<br />グレミー「バカな…!!ではハマーンは私を始末するために…!!」<br />クワトロ「そういう女だ」<br />
::第28話「それぞれの戦う意味」or「ネオ・ジオン動乱」にて、[[グレミー・トト|グレミー]]撃墜後の台詞。<br />
::[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に反旗を翻すことを見透かされ体のいい捨て駒にされていたことに気付かなかったグレミーに、事の真相を指摘したが時すでに遅し、グレミーは失意と驚愕のまま散っていったのであった。<br />
:;「そろそろ歳でな。殴られずに済んだ」<br />
::第28話戦闘終了後にて左近寺博士のしごきにアムロが参加していない事を訊ねた[[ギャリソン時田|ギャリソン]]への返答。<br />
::当然ギャリソンは意味が分からず困惑するのだが、実はこの直前にアムロに「何故戻ってきたのか」と訊ねられており、煙に巻いた事に対し「[[カミーユ・ビダン|僕がもっと若かったら殴り倒していた]]」と言われた事からの発言である。<br />
:;「私はクワトロ・バジーナだ。それ以上でもそれ以下でもないのでな…!」<br />
::最終話における[[ヴィンデル・マウザー|ヴィンデル]]との戦闘前、「自分側の世界のシャアのように、お前もシャアとしてネオ・ジオンの総帥になれ」と暗に仄めかすヴィンデルに放った台詞。<br />
::同じ言い回しでも正体をごまかすのに使った時と違い、シャアとは違う男して生きていく意志の強さがはっきりと表れている。しかし…<br />
:;クワトロ「さて、な。それに私はクワトロ・バジーナだ。シャアが何を考えているかは知らん」<br />カミーユ「ずるい答え…ですね」<br />クワトロ「少なくとも、今はその時ではないのでね」<br />
::EDでカミーユに「また今回のような戦いが起きるかわからないから静養しておけ」と忠告したところ、カミーユにシャアと名指しされた上で「戦いが起きる事を望んでいるのか」と問われて。<br />
::'''その時が来たらシャアに戻る気満々だった'''。この言葉にアムロは意味深な沈黙を浮かべ、ララァも不安を覚えている。<br />
:;「もし、自分の心変わりを心配しているのなら…心配するな。ここにいる者たちが止めてくれる」<br />
::EDで主人公を救助した際に。ある意味、自分自身への忠告でもあるのだろう。<br />
;R<br />
:;「ザイデルよ、ニュータイプをそんな枠の中でしか考えられないから、それがわからないのだ」<br />
::第30話「戦士、再び…」にて、ニュータイプを自分に都合の良いように解釈し、選民思想に利用する[[ザイデル・ラッソ|ザイデル]]から「ニュータイプなのになぜ、スペースノイドのために戦わない?」という質問に対して答えた台詞。<br />
:;「かつての好敵手ほど仲間になれば頼もしい者はいないものだ」<br />
::第30話「戦士、再び…」のシナリオエンドデモにて、共に戦うことになり戸惑う[[ジャミル・ニート|ジャミル]]と[[ランスロー・ダーウェル|ランスロー]]に対しての台詞。かつての[[ライバル]]であるアムロと共に戦うクワトロならではの台詞。<br />
:;「ニュータイプだけが未来を作れるわけではない…か」<br />「この戦いが終わったら考えてもみよう。だが、そうなると私も自由を失ってしまうな」<br />
::第31話「私はデュミナス…」終了後。D.O.M.Eの話を聞いたことで、「人類の革新」にニュータイプは必要ではないと感じ、EDにて政治への道に進むことを示唆した台詞。<br />
:;「長かった時を経て、ついに我々は手を取ることを成し遂げた。地球とコロニー、相互理解の時が来たのだ」<br />「人類は地球というゆりかごから巣立ち、外宇宙の他の惑星との連携を深める段階に来ていると確信する。その為にも過去の戦争の歴史を繰り返してはならない」<br />
::エンディング(ラウル編、ラー・カイラムルート)で、コロニー連合国家の大統領として就任した際の演説。<br />
;D<br />
:;「馬鹿な!? 地球が消えただと!?」<br />
::TVCMで使われた、シャアの驚き。本作のテーマ「地球消滅」を表した一言であり、シャアの[[声優]]である池田秀一氏が演じている。<br />
:;ネオジオン兵「ち、地球が…。総帥、地球が…消えました! センサーも地球を確認できません!!」<br />ミリアルド「バカな…地球を覆うバリアとでもいうのか!?」<br />シャア「冗談ではない!」<br />ミリアルド「しかし…」<br />シャア「状況の確認を急がせろ! ええい、いったい何が起こったというのだ…」<br />
::ゲーム本編ではこうなる。冒頭、地球消滅を目の当たりにして。百戦錬磨のシャアも、さすがに[[地球]]そのものが消滅したとあっては驚かざるを得なかった模様。この後、ミリアルドが妙に冷静な事に「よくそんなに冷静でいられるものだ」と突っ込みを入れるが、ミリアルドにも「後から自分が冷静だったかと言われれば怪しい」と言い返されてしまう。<br />
:;「それは私もそうだ。決着がついていないのだからな。…似すぎた者同士は、憎みあうこともある。だが…今はすでに異常な状況下だということをわかれ、アムロ」<br />
::第1話(宇宙/ネオ・ジオンルート)「惑乱の宇宙(そら)」でアムロに「自分とシャアは戦うしか道はなかった」と言われた際の発言。随分とあっさり、アムロと決着をつけたかったことを認めたものである。結局この後アムロはシャアの頼みを渋々受け入れ、共闘する事に。このように、Dは第一話からとにかくすごい展開が続く。<br />
:;「ほう…」<br />
::で度々何かに感心したときに漏らす。これはエキセドル参謀が姿を現した時のもの。序盤が驚きの連続だったからか、滅多なことでもない限り動じない。<br />
:;アムロ「地球か…再び見ることができるとは」<br />シャア「その蒼さを失いつつあるとしても…やはり美しい星だ」<br />ミリアルド「はい。しかし地球が美しいと思えるのは、こうして宇宙から見ることができるためです。地上にいる者には、かつてその真の美しさが、理解できていなかった」<br />シャア「…この人類のゆりかごを、我々は守らねばならん」<br />アムロ「シャア…貴様たちは…」<br />シャア「わかっているよ、アムロ。[[ギシン帝国|ギシン星間帝国]]、[[バロータ軍]]、地上では[[インベーダー]]、そして[[ルイーナ|謎の敵]]。地球を守り、休ませるにしても、それらを退けねばならんのだ」<br />アムロ「そうだな…それどころではないはずだ」<br />シャア「レディ・アンが言っていた。地球が消えたというあの事態、そしてこの戦いは、宇宙と地上とを問わず、地球圏に生きる人類すべてに突きつけられる、問題想起になりうるのではないかと。私も、そう思い始めたところだ」<br />アムロ「あぁ…この戦いを乗り越えることができれば、人は変わっていけるはずだ。地球の重力をふりきって、外宇宙へ旅立っていった人々のように」<br />
::第7話(宇宙/ネオ・ジオンルート)「蒼き人類のゆりかご」で再び地球圏の為に戦うことを決意して。かつて地球潰しをしようとした事も勿論自覚しており、アムロにも少し毒づかれるが、シャアの決意は本物である。<br />
:;シャア「アムロ、お前とカミーユで、フォローしてくれているものと思ったがな」<br />アムロ「俺にクェスの父親がわりをやらせるつもりだったのか? 無理だよ」<br /><br />
::「カイラスギリー攻防戦」にて、カイラスギリー攻略作戦の開始直前に、艦橋にやってきたクェスをギュネイに引き取らせて。悲劇を招いた原作と異なり、ちゃっかりクェスの父親役をアムロとカミーユに押し付けようとするシャアと、それは無理だと断るアムロという、どこかコミカルな場面になっている。<br />
:;「そうだな。これまで戦い続けてきた諸君にはすまないが、その力と、その命…ここで使い切ってもらう」<br />「これで終わりにするぞ。各機、発進しろ」<br />
::最終話「デザイア」にて、トレーズの激励に追従する形で部隊に指示を飛ばす。原作で言ったブライトの台詞「みんなの命をくれ」にどこか通じる台詞である。<br />
:;「く…バカな、この私が、恐怖しているというのか!? あの存在に!? ええい、動け、なぜ体が動かん!」<br />
::[[ルイーナ]]との最終決戦で、何度倒しても蘇ってくる[[ペルフェクティオ]]に、絶望的なまでの力の差を見せ付けられ、勝機を見出せずさすがの赤い彗星も'''恐怖のあまり身体が震え出した'''台詞。本人は現状を断固として認めようとせず、自分を何とか奮い立たせようと必死だが、身体のほうが震えてしまい身動きがとれずにいた。<br />
:;「ああ、そうだな…」<br />
::ネオジオンルートEDにおけるシャアの最後の台詞。戦いは終わったものの、未だ人類が再び争いを起こす事を懸念するシャアだが、アムロとブライトに人類を信じる事を促され、その言葉に頷いて。この台詞と共に『D』の物語は終了する。<br />
:;「ララァ…私に力を貸してくれ!」<br />「全パワーを解放! 直撃させる!」<br />
::シャアを[[Ζガンダム]]に乗せウェイブライダー突撃を使った時の台詞。文字通り[[ララァ・スン|ララァ]]の幻影のカットインが挿入され、彼女に導かれるように敵のどてっぱらに突っ込んでいる。<br />
<br />
===Scramble Commanderシリーズ===<br />
<br />
;「君が心配しているのは、あの時見た光景の事だな?言いたい事はわかるが…どうか信じてほしい。以前ならともかく、今の私は若者達が築き上げていこうとしているこの世界に希望を見出そうとしている。間違いは…犯さないつもりだ」<br />
:『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd|SC2]]』のEDにて、一人[[アクシズ]]を治める為にアクシズへ行く事を決意した際、アムロに心配されて。ちなみにここでクワトロが言っている「あの時見た光景」というのは、最終決戦の直後に[[神名綾人|綾人]]によって見せられた[[平行世界|数多に存在する世界]]の可能性の中で、シャアによる[[アクシズ]]落としが実行された世界の光景の事。<br />
<br />
===VXT三部作===<br />
<br />
;[[スーパーロボット大戦V|V]]<br />
:;「心配はいらない。[[フル・フロンタル|彼]]は彼として生きていけばいい…。[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]のような真似をするつもりはない」<br />「後は任せる…人の心の光に導かれた人類に」<br />
::宇宙ルート第38話「託された未来」にて、フロンタル自身が熱と光を発し、フロンタルがシャアの呪縛を断ち切った事を見届け、アムロに後を任せて去っていく。<br />
;[[スーパーロボット大戦X|X]]<br />
:;「確かに戦いは人を強くする…。私は、その代償として失われる生命を無視しようとしてきた…。だが今、[[グレミー・トト|グレミー]]によって私は自分の戦いの始まり…大切な人が失われる痛みを思い出した」<br />「さげすみも侮辱も甘んじて受け入れる。私は、その程度の男だ」<br />「もう赤い彗星の名もジオン・ダイクンの名も捨てる…。私はただの男として一度は捨てた可能性にもう一度懸ける…!」<br />
::宇宙ルート第33話「シャアの迷い」にて、[[シーブック・アノー|シーブック]]の叱責やアムロとカミーユの導きを受けた後、グレミーに非難され、立ち直った際に。<br />
:;(それでこそだ、アムロ。だが、終生のライバルであるお前をつまらん連中にやらせはしないぞ)<br />
::第35話「さらなる高みへ」にて、[[神聖ミスルギ皇国|ミスルギ]]に付いた数多くのMSパイロット達がアムロを狙って来た際に。<br />
;[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:;[[ディンゴ]]「総帥を続けるも辞めるも、あんたの自由だ。辞めたとしても優秀な官僚達が影武者でも立てて何とかしてくれるさ」<br />シャア「確かにな…。前線に立たせさえしなければ、どうとでもなるだろう」<br />シャア「だが、あんなつまらん役を押しつけられる影武者には同情する。となれば、道化役は私がやるしかあるまい」<br />
::シャア共闘ルート第44話「ハマーンの涙」にて。実際、後年は[[ジオン公国|ジオン共和国]]の首相の手で[[フル・フロンタル|シャアの影武者]]が造られている。そして、エキスパンション・シナリオではEDにて本当に[[世界観/V#宇宙世紀世界|別の世界]]では自身の影武者が作られた事を知ったと思われる。<br />
:;ハマーン「逝け!アクシズ!」<br />シャア「忌まわしい記憶と共に!」<br />
::激闘ルート第52話「可能性の光」にて。T3全員でアクシズを押し出す際に。ハマーンとの掛け合いで原作の名台詞と言葉は同じであるが、意味が全く正反対となっている。今作のシャアが人類への希望を失っていない証と言える。<br />
:;ダイマ「シャア・アズナブル! 君なら、俺の計画に賛同してくれると信じているぞ!」<br />シャア「あなたは私という人間を全く理解していないようだ」<br />ダイマ「ならば、ここでお前も始末する! 赤い彗星を討った俺とダイガイアンの力は人々の希望となる!」<br />シャア「散々道化を演じてきた私だが、そこまで堕ちるつもりはないな!」<br />ダイマ「まだお前には働いてもらう! 俺の銀河統一計画の人身御供としてな!」<br />シャア「そうはさせん! お前のような男に人類の未来を預ける事はこの私が許さない!」<br />
::激闘ルート最終話「船は往く、希望の大海へ」における[[ダイマ・ゴードウィン|ダイマ]]との戦闘前会話。人類を果てなき戦いの環へと導き、自身にも人身御供になるよう迫る誇大妄想狂の愚かな計画を阻止し、漸く革新と平和への道を歩みだそうとしている人類の未来を守る為に、赤い彗星も黎明戦争最後の戦いに挑む。<br />
:;シャア「それを決めるのは、お前ではない! 私が決める事だ!」<br />クェス「そうだよ、大佐! 大佐は大佐の望むままに生きればいいんだから!」<br />ギュネイ「バケモノめ! お前ごときの言葉で赤い彗星がひるむと思うなよ!」<br />ハマーン「シャア! お前の戦いを…生き方を私達に見せてくれ!」<br />シャア「感謝するぞ、みんな。その想いと共に私は戦おう」<br />ネバンエンデ「コノヨウナ 男マデ 愛ヲ 知ッテイルトハ!」<br />シャア「聞け、ネバンエンデ! 贖罪ではなく、私は一人の戦士としてお前のような存在を討つために戦うぞ!」<br />
::エキスパンション・シナリオ激闘ルート最終話「過去も因果も越えて」における[[鉄魔獣ネバンエンデ]]との戦闘前会話。ネバンエンデに「世界を滅びに導く者」と別の可能性のシャアを揶揄するような形で詰られるも、シャアはそれを真っ向から切り捨て、ハマーン達の激励を受けながら、ジオンの赤い彗星でも総帥でもなく、人類の可能性と未来への希望を守るために戦う一人の戦士として、世界を破壊と絶望で満たそうとする鉄魔獣との真の最後の決戦に臨む。<br />
<br />
===単独作品===<br />
<br />
;[[スーパーロボット大戦64|64]]<br />
:; 「アムロ……ならばお前は、違う生き方をしてみるのだな。私はあの刻から、いつも1人の男だった……」<br />「なんだ……? 私にも……世界が見えるのか……?」<br />
::「絶叫の宇宙」で前もってアクシズ落下を阻止した際のシャアの最期の台詞。この後、最期までララァの死に縛られたままだったライバルの死に、アムロは慟哭する……<br />
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])<br />
:;「…確かに、ハマーンとの戦いを経ても連邦の体制は改善されなかったが…」<br />「だからと言って、ギガノス帝国を第二のネオ・ジオンにするわけにはいかん」<br />「それに、時代はまだ私という男の力を必要としているようだ。…この答えでは不服か、艦長?」<br />
::第18話重慶ルート「Burning heart, Flying high」より。[[ラング・プラート]]の亡命を助け、ラングに尽力していた理由をこう語る。本作では希望を捨てず、人をよりよく導くために尽力する、'''「裏切らないクワトロ」'''の基本思想が垣間見える。この言葉にブライトも、彼の復帰を歓迎することになる。<br />
:;「中尉、カミーユの母親は彼の目の前でティターンズによって殺されたのだ」<br />「私もその場にいた…。今、ギガノスがやろうとしていることはあの頃のティターンズと同じだ」<br />「大義の名の下自らの意に従わない者を力で圧していく…」<br />「だからこそ、我々はギガノスのやり方に屈するわけにはいかんのだ」<br />
::第46~48話(『PORTABLE』では第47~49話)「Starlight serenade」前半マップ終了後。[[アオイ・ワカバ]]が人質になったことでやむなく[[ケーン・ワカバ]]が[[ギガノス帝国]]に投降し、カミーユと激しく言い争いになった[[ジェームス・C・ダグラス]]に対して。カミーユが自分の過去に基づいた発言をダグラスにぶつけた際、その詳細を補足すると共にダグラスを諭す。<br />
::ギガノス…というより、[[ドルチェノフ]]の所業は過去の[[ティターンズ]]の再来を思わせるものであった。『MX』の「裏切らないクワトロ」にとって、ティターンズの、もっと言えば'''カミーユの悲劇の再来であるこの局面を乗り越えられるかこそが今後の分水嶺'''といっても過言ではない。同話で最終的にアオイを救いドルチェノフを誅滅し、『ドラグナー』に原作通り訪れたハッピーエンドは、実はエンディングにて'''「キャスバル・レム・ダイクン連邦議員」'''が実現した根拠のひとつ…だったのかもしれない。<br />
:;「データはデータに過ぎん。それに私は人の力というものを信じている…」<br />「多くの者達と決別してまで信じた人の可能性だ…暴走した機械とその端末にそれを否定させる気はない!」<br />
::最終話の決戦にて、エルデに対して。当初は逆襲への迷いを抱いていたクワトロだったが、戦いを通して既に彼は自分の為すべき事を見出していた。真なる自分に戻るべく、「クワトロ・バジーナ」の最後の戦いが始まる。<br />
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])<br />
:;「ジュドー君、聞こえるか?君の妹、リィナは預かっている」<br />「モビルスーツを戻したら、後で返してやる」<br />
::第29話「駆け抜けた宇宙」で、グラドス軍との戦闘中に[[ホワイトベース]]内部に潜入していた[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]達に売り飛ばす事目当てに主力MSを奪われてしまい、[[ルー・ルカ|ルー]]が捕まえてきた[[リィナ・アーシタ|リィナ]]を人質にして降伏を勧告した台詞。普通は悪役のやる事であるが、状況が状況なので荒っぽい事も形振り構わずやる彼の一面が見られる。心なしか彼自身内心で楽しんでいる節がある。当然、彼の愛機である[[百式]]も[[モンド・アガケ|モンド]]に奪われている。<br />
:;「そう、いじめんでくれ。アルテイシア」<br />
::『XO』第28話「そして、地球へ」における追加場面。外宇宙遠征から帰ってみたらいつの間にかクワトロとして連邦軍へ寝返っていた兄シャアを問い詰める[[セイラ・マス|セイラ]]に対して。やはり妹には頭がなかなかあがらない模様。<br />
:;「…………。ハマーンが…逝ったか…」<br />
::第41話「戦士、再び…」にて[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]の[[ΖΖガンダム]]に敗れ爆散した[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の[[キュベレイ]]を見て、呟いた台詞。クワトロは死にはしないが、何気に原作の[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]最終回と正反対になっている。自分を愛してくれた女性の死を前にして、シャアは何を思ったのか…それは、本人にしか分からない…。<br />
:;「生き残れるかどうかは時の運だ。まだわからんよ」<br />
::『XO』第41話「戦士、再び…」における追加場面、[[ア・バオア・クー]]における[[ジオン公国|ジオン軍]]、[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]との最終決戦において、[[グワジン]]を撃墜され[[キュベレイ]]で出撃した[[ハマーン・カーン|ハマーン]]を前にして。[[ララァ・スン|ララァ]]からは「大丈夫です…大佐が勝ちます」と激励されるものの、本人もハマーンに対して後ろめたさを感じているのか、妙に怖気づいていた。スパロボでもクワトロにしては、珍しい弱気な台詞である。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]<br />
:;「なんだ!? この今まで出会ったことのない奇妙なプレッシャーは!?」<br />
::第3話-1「ガンダム軍事介入」対[[ケロロ軍曹]]の[[戦闘前会話]]。<br />
::ちなみに、シャア役の[[声優:池田秀一|池田秀一]]氏は[[ケロロ軍曹 (TV)|『ケロロ軍曹』]]にて西澤梅雄を演じている。<br />
:;「フッ…一発殴っておいてよく言う」<br />
::第3章「Zの鼓動」にて。[[コネクト・フォース]]への合流後、例によってアムロに素性を問い詰められ、それを制止したカミーユに対しての台詞。どうやら合流前の時点で既に[[修正|やらかした]]らしいが、それにしてもどこか爽やかな反応なのが妙な可笑しさを感じさせる。<br />
:;「君はやはり、私にはもったいないくらいの素晴らしい友人だよ」<br />「…君が生きていてくれて嬉しいよ」<br />
::第6章にてクワトロとしての姿でガルマと通信で会話した際に。本当に良き友人である彼を手にかけずに済み、ジオンと連邦が和解する事ができたこの結末は、シャアにとっても本当に安堵すると共に嬉しい結末だったに違いない。SRWシリーズにおいて、初めてシャアとガルマが共に救われた瞬間である。<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:;「今の私はクワトロ・バジーナだ。それ以上でも、それ以下でも…」<br />「いや…。それ以下の…。人として最低の存在だな…」<br />
::「帰還」にて、[[ネオ・ジオン兵]]達の前に姿を現して。<br />
:;(ついにアムロとカミーユの下にガンダムが来てしまった…)<br/>(これは偶然か…。それとも何者かに仕組まれたものなのか…)<br/>(いずれにしろ、ザンスカール以上にこの状況は警戒しなくてはならない)<br />
::「ザンスカール潜入」にて、ザンスカール帝国に[[Ζガンダム|2機の]][[νガンダム|ガンダム]]が渡っており、更にアムロとカミーユの下に再び戻ってきた事を危惧しながら。<br />
:;(ガルマ、レコア、ハマーン、クェス…。私が不幸にした者達に侘びたい…)<br/>(…何だ…?私の中にある後悔の念が増幅させられているのか…!?)<br />
::「恐るべき罠」にて、サイコウェーブの影響下での戦闘開始前台詞。かなりネガティブな内容なだけに、違和感に気付いている。<br />
<br />
==スパロボシリーズの迷台詞==<br />
===[[Zシリーズ]]===<br />
<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]<br />
:;「わかる…! 私にもわかるぞ、[[ララァ・スン|ララァ]]! 君も言っていた…! 可愛らしいものが嫌いな人などいない!」<br />「だからこそ、私はあれを…! あの動物を撃たなくてはならないのだ!」<br />
::第56話「シャア・アズナブルの真実」に於ける[[ボン太くん]]の[[戦闘前会話]]より。だめだこりゃ。なお、当のボン太くんもいきなりララァの話を持ち出されて困惑していた。<br />
::なお、ララァは「美しいものが嫌いな人がいるのかしら」とは言ったことがある。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]<br />
:;「私も…それに入るのか…」<br />
::第29話日本ルートにて。[[クロウ・ブルースト|クロウ]]におっさん扱いされて。結構ショックそう。<br />
::『第3次Z』に登場するシャア(『逆シャア』時代)は33歳と、まだ「青年」と呼べる[[年齢]]なのに…<ref>尤も、『Z』の時点で『Ζガンダム』時代で27歳とすればさすがにそこまで歳は取ってないと思われるが。</ref>。もっとも20代のクロウから見れば、三十路のシャアは「おっさん」と呼ばれても仕方がないかもしれない。<br />
::ちなみに[[第4次スーパーロボット大戦|別世界]]には「おっちゃん」呼ばわりされても笑って済ませたシャアもいたりする。あちらは[[神勝平|子供]]相手に言われた事だったので笑って済ませられたが、やはり老け顔のクロウに言われてしまったのはショックだったのだろうか…。<br />
:;「カミーユ、シン、キラ、バナージ、クェス、カツ、ハサウェイ、ガロード、ヒイロ、五飛、彼等は私の理解を越えている」<br />
::同第29話日本ルートにて。これ以上ないくらいのシャアの本音。<br />
:;(私のいない間にハマーンもこれをやったのか…)<br />
::第40話ネオ・ジオンルート「赤い彗星の未来」終了後の[[Dトレーダー]]で、恒例の[[AG]]による「商売、商売!」を見た際のモノローグ。<br />
::さしものシャアも、鉄の女が「商売、商売!」する様は想像できなかった模様。<br />
<br />
===VXT三部作===<br />
<br />
;[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:;[[ヒロスケ・アマサキ|アマサキ]]「ですが、こうしてシャア大佐にじっくりお話を聞ける、いい機会でもあります」<br />シャア「インタビューなら、協力しましょう。赤い彗星に関する眉唾ものの話を一掃するチャンスでもありますからね」<br />アマサキ「そうですね。では、大佐の女性関連のスキャンダルを釈明するお手伝いをさせていただきます」<br />シャア「その話の公開は私の没後にしていただきましょう」<br />
::エースパイロット認定時の会話にて。確かに[[ハマーン・カーン|彼]][[ナナイ・ミゲル|女]][[クェス・パラヤ|ら]]には絶対知られたくない秘密だろう…。<br />
:;カミーユ「しかし、驚きましたよ。アクシズを地球に落とそうとするような男がいる世界もあるなんて」<br />シャア「それは別のシャア・アズナブルだ。私の知った事ではない」<br />ハマーン「無責任ぶりはどこの世界でも変わらんようだがな」<br />
::エキスパンション・シナリオのEDにて、[[地球艦隊・天駆]]の側の[[世界観/V#宇宙世紀世界|世界]]と[[エクスクロス]]の側の[[世界観/X#戦争の世界|世界]]のシャアがどちらも[[アクシズ]]落としを行った事に関してのカミーユやハマーンとのやり取り。ジュドーやトビアが平行世界の自分達の存在を知った上で「どの世界の自分達も自分達で、みんな強く生きている」と言った直後でのやり取りな事もあり、あんまりな台詞にも見えてしまうが、暗に自身が人類への希望を失っておらず、人類の粛清に走るつもりも無いという事を改めて表明している台詞ともとれる。満面の笑みでシャアをいじるカミーユとハマーンの姿もなかなか印象的。<br />
<br />
===単独作品===<br />
<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:;「君は不思議な女性だな。まだ歳若いのに母性を感じさせる時がある」<br />
::[[ミツバ・グレイヴァレー|ミツバ]]に対する発言。ミツバ役の早見沙織氏はOVA版『THE ORIGIN』にて[[ララァ・スン|ララァ]]を演じていたため、一種の[[声優ネタ]]とも言える。<br />
::原作通りなら今回参戦している[[機動戦士ガンダムNT|NT]]時点で30半ばを越えた男であるシャアが21歳の女性相手に言うには痛々しすぎる発言であるが、『30』世界のシャアは世界観の関係上まだ30歳なので若干緩和されている。<br />
::'''そもそも本人を前にして口にすることか'''という問題点はあるが、ミツバも褒め言葉として受け取っている。<br />
<br />
==主な搭乗機体・関連機体==<br />
シリーズでは計6回乗り換えており(厳密にはルウム戦役前と[[アクシズ]]時代にも別の機体に乗り込んでいる)、これは[[ガンダムシリーズ]]通しても一キャラクターとしてはトップ。<br />
<br />
一覧に無い機体はガンダムWikiの[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%BA%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%AB#.E6.90.AD.E4.B9.97.E6.A9.9F.E4.BD.93.E3.83.BB.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 シャア・アズナブル]、[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%8A#.E6.90.AD.E4.B9.97.E6.A9.9F.E4.BD.93.E3.83.BB.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 クワトロ・バジーナ]を参照。<br />
<br />
===劇中での搭乗MS===<br />
;[[シャア専用ザク]]<br />
:赤く塗装した[[ザク (指揮官機)|指揮官用ザクII]]。シャアの卓越した[[技量]]で'''「通常の3倍の速度」'''を実現させた名機。<br />
;[[シャア専用ズゴック]]<br />
:赤く塗装した後期生産型[[ズゴック]]。<br />
;[[シャア専用ゲルググ]]<br />
:赤く塗装した先行量産型[[ゲルググ]]。<br />
;[[ジオング]]<br />
:[[ニュータイプ]]専用MS。完成度80%かつ慣らし運転もしていない状態だったが、高い戦果を上げた。<br />
;[[リック・ディアス]]<br />
:赤く塗装された専用機に搭乗。<br />
:フランクリン・ビダンによって専用機を失い、Mk-IIのパイロットの座をカミーユに譲り、百式が搬入されるまでの間は、アポリーかロベルトの機体を借りて出撃する事もあった。<br />
;[[ガンダムMk-II]]<br />
:TV版で数回搭乗。塗装後の初出撃で、[[主人公]]である[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に先んじて搭乗した。<br />
:『[[サンライズ英雄譚]]』で赤く塗装された専用機が登場。<br />
;[[百式]]<br />
:クワトロ時のメイン搭乗機体。<br />
:『[[サンライズ英雄譚]]』で赤く塗装された専用機が登場。<br />
;[[サザビー]]<br />
:『[[逆襲のシャア]]』で搭乗。総帥専用機として開発されたニュータイプ専用MS。<br />
:SRWではクワトロのまま乗ることも多い。<br />
;[[ナイチンゲール]]<br />
:『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|ベルトーチカ・チルドレン]]』のサザビー。『[[MSV|CCA-MSV]]』では、[[サザビー]]の発展型。<br />
<br />
===劇中での搭乗艦船===<br />
;[[ファルメル]]<br />
:シャア専用の[[ムサイ級軽巡洋艦]]。ブリッジの形状がシャアのヘルメットを模したような形状をしている。<br />
;[[ザンジバル級機動巡洋艦]]<br />
:ジャブロー攻略戦後に乗艦し、ニュータイプ部隊の指揮を務めた。媒体によって艦名が異なる。<br />
;[[レウルーラ]]<br />
:新生ネオ・ジオンの旗艦。総帥であるシャアの乗艦を前提としており赤い塗装がなされている。<br />
<br />
===他作品での搭乗機体===<br />
;[[旧ザク|ザクI]]<br />
:『THE ORIGIN』で赤く塗装された機体に搭乗。ジオン独立戦争が始まった頃には、ザクIIの一部装備が施された機体に搭乗した。<br />
;[[グフ]]<br />
:当時の絵本で赤い塗装の機体が登場している。<br />
;[[リック・ドム]]<br />
:[[小説]]版にてビームバズーカを装備し、赤く塗装された機体に搭乗。<br />
;[[高機動型ザク]]<br />
:ゲームブック『機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星』で搭乗。<br />
;[[アッガイ]]<br />
:[[漫画]]版で搭乗。<br />
;[[ギャン]]<br />
:ゲーム等で赤く塗装された機体に搭乗。<br />
;[[ガンダム]]<br />
:ゲーム等で赤く塗装された機体に搭乗。初出である『ギレンの野望』では本名を明かしてからの機体であるため'''「キャスバル専用ガンダム」'''と呼ばれる。<br />
;[[ジム]]<br />
:小説版で搭乗経験がある事が語られる。<br />
;[[百式改]]<br />
:漫画『サイドストーリー・オブ・ガンダム・ゼータ』にて搭乗。<br />
:SRWでは素の百式は後半力不足になる事が多く、後継機としてよく参入する。<br />
;[[ディジェ]]<br />
:小説版で搭乗。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:『[[サンライズ英雄譚]]』で赤や金色に塗装された専用機が登場。<br />
;[[シナンジュ]]<br />
:漫画『ガンダムEXA VS』で搭乗。「インテンション・オートマチック・システム」にも簡単に対応している。<br />
<br />
===関連機体===<br />
;[[ドム]]<br />
:アクションフィギュア『MOBILE SUITS IN ACTION!!』で専用機が発売された。上記のシャア専用リック・ドムとは武装やカラーリングが異なる。<br />
;[[シュツルム・ディアス]]<br />
:クワトロ用に開発されていたが、作中では乗らなかった。<br />
:[[スーパーロボット大戦64|64]]にて搭乗。<br />
;[[ガンダムMk-III]]8号機<br />
:『アナハイム・ラボラトリー・ログ』に登場。クワトロの搭乗機を目指していたため赤いカラーリングになっている。<br />
;[[ザクIII改]]<br />
:小説『Twilight AXIS』に登場。シャアの搭乗を目的とした調整がなされていた。仕様は[[ザクIII|一般機]]の方に近い。<br />
;[[ヤクト・ドーガ (クェス専用)]]<br />
:本来はシャア用の予備機であったと言われる。<br />
<br />
===SRWでの搭乗機体===<br />
;[[フルアーマー百式改]]<br />
:百式改の強化版として搭乗。<br />
;[[カプル (コレン機)]]<br />
:[[シャア専用ザク|赤くて角の生えた]][[カプル]]。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』でこれに乗せるとレアな台詞が聞ける。<br />
;[[ウイングガンダムゼロカスタム]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』にて、己の迷いを断ち切るべく[[ゼロシステム]]を起動させるために、一時的に搭乗した。<br />
<br />
==余談==<br />
*[[パソコン|PC]]/[[プレイステーション|PS]]作品『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』では、'''ケツ顎'''という衝撃的なルックスで登場した。<br />
**容姿がネタにされやすいケツ顎のシャアだが、同作中では「[[ホワイトベース隊]]が保有する[[ガンタンク]]と[[ガンキャノン]]を単機で撃破する」という原作以上の大戦果も挙げている。<br />
**ちなみに、『ガンダムビルドダイバーズ』(SRW未参戦)第10話「有志連合」では、ケツ顎になっているシャア(のアバターの人物)が登場する場面がある。<br />
*『Ζ』では「クワトロ・バジーナ」の偽名で登場しているが、製作側は正体を隠す気は一切なかったようで、放映前のアニメ誌の特集やTV版EDのクレジットでもシャア・アズナブルとして紹介されていた。[[小説|小説版]]でもクワトロを名乗っている間も地の文ではシャアと表記。<br />
**おまけに、劇場版『Ζ』では自分自身に対する問いかけとして「どうする、シャア」と言ってしまっている。<br />
**なお、声優の[[声優:池田秀一|池田秀一]]氏はクワトロを演じるに当たって「'''素のキャスバル'''」を前面に出す事を心がけており、シャアとはかなり違う演技をしたと語っている。<br />
**ゲーム作品を除くと、「クワトロ・バジーナ」とクレジットされている作品はOVA『GUNDAM EVOLVE…』と『[[機動戦士ガンダムNT]]』のみ。<br />
*『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』ではシャア本人は登場せず、前期OPと第1話<ref>第1話は『1st』と『Ζ』の大まかなストーリーを紹介した特別編であり、シャアはナレーションとして登場。</ref>以外は[[セイラ・マス|セイラ]]や[[ブライト・ノア|ブライト]]の会話等で多少名前が出る程度である。<br />
**当初は『ΖΖ』終盤で[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に対して反乱を起こすのはシャアの役目とされていたが、『ΖΖ』放送中に『逆襲のシャア』の製作が決定したため登場機会は失われ、反乱を起こすのは[[グレミー・トト|グレミー]]に変更されてしまった。<br />
*キャラクターモデルは実在の軍人「マンフレート・アルブレヒト・フライヘア・フォン・リヒトホーフェン」であると言われている。一部作品の[[キャラクター事典]]でも言及されている。<br />
**リヒトホーフェンは第一次世界大戦で最高撃墜記録を保持したドイツ陸軍の[[エース]][[パイロット]]であり、明るめの赤色に塗装された機体に搭乗していたことから'''「赤い悪魔」「レッド・バロン」'''という[[異名]]で呼ばれていた。また、性格や生き様もシャアと通じるものがある。<br />
*本編のみならず、派生作品でもその活躍は枚挙にいとまがない(公式に組み込まれるかは別)。<br />
**長谷川裕一氏の[[漫画]]『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では[[グリプス戦役]]後にミネバを[[木星]]圏に隠すが、[[ネオ・ジオン]]の一派が彼女を実験台にして[[イデオン|伝説巨神]]を[[覚醒]]させたため、アムロやジュドーと共闘して巨神に立ち向かった。<br />
**こやま基夫氏の漫画『Gの影忍』におけるシャアは世捨て人の老人に扮して潜伏している。[[東方不敗マスター・アジア|マスター・アジア]]もかくや、という程の対MS格闘術をみせた<ref>この格闘術はドズルから学んだとも発言している。</ref>ほか、終盤では[[地球外生命体|外宇宙の生命体]]の襲来に対抗すべくMS忍軍「百騎夜行」を組織している。<br />
**『[[機動戦士ガンダムF90]]』では、2機の疑似人格AIの一つに「C.A」の名前が与えられている。<br />
**その他『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』等に出演している。<br />
**『[[ガンダムビルドファイターズ バトローグ]]』でもAI人格として登場。同作のみ声優が『THE ORIGIN』で「本物のシャア・アズナブル」を演じた[[声優:関俊彦|関俊彦]]氏になっている。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==商品情報==<br />
<amazon>4044226024</amazon><amazon>B000E1KKXM</amazon><amazon>4840219338</amazon><amazon>B000E8QVW4</amazon><amazon>B000LC52SC</amazon><amazon>B000ARCKJM</amazon><amazon>B0002UANAK</amazon><amazon>B0000UH5HQ</amazon><amazon>B000160MHO</amazon><br />
<amazon>B000E1KL04</amazon><br />
<br />
==資料リンク==<br />
<br />
*[[GUNDAM:シャア・アズナブル]]<br />
*[[GUNDAM:クワトロ・バジーナ]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:しやあ あすなふる}}<br />
[[Category:登場人物さ行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム]]<br />
[[Category:機動戦士Ζガンダム]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=V2%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0&diff=443335
V2アサルトバスターガンダム
2022-10-04T13:30:10Z
<p>わんわ: /* 武装 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Vガンダム}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 汎用[[モビルスーツ]]<br />
| 型式番号 = LM314V23/24<br />
| 頭頂高 = 15.5 m<br />
| 本体重量 = 13.8 t<br />
| 全備重量 = 19.9 t<br />
| 動力 = 熱核融合炉<br />
| 推進機関 = [[ミノフスキードライブ]]×2基<br />
| ジェネレーター出力 = 7,510 kW<br />
| スラスター推力 = 16,700 kg×2<br />4,770 kg×7<br />
;総推力<br />
:計測不能<br />
| アポジモーター数 = 46<br />
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]スーパーセラミック複合材兼[[対ビームコーティング]]装甲<br />
| 素体 = '''[[V2ガンダム]]'''<br />
| 開発 = [[リガ・ミリティア]]<br />
| 所属 = [[リガ・ミリティア]]<br />
| 主なパイロット = [[ウッソ・エヴィン]]<br />
}}<br />
'''V2アサルトバスターガンダム'''は『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[登場メカ|主役メカ]]の一つ。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[リガ・ミリティア]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。<br />
<br />
[[V2ガンダム]]に[[V2アサルトガンダム|アサルトパーツ]]と[[V2バスターガンダム|バスターパーツ]]の両方を装着した形態。元々、アサルトパーツとバスターパーツは互いに干渉しないように設計されており、全てのパーツを同時に装着する事が可能である。<br />
<br />
第49話「天使の輪の上で」のみ登場。メガビームシールドを装備して出撃した[[ウッソ・エヴィン]]のV2バスターガンダムにアサルトパーツを戦場で取り付けていた。ただし、この時はマイクロミサイルポッドは外され、メガビームライフルの代わりにV2の通常ビームライフルを装備していた。<br />
<br />
V2の高機動性にアサルトの防御力、バスターの高火力を併せ持った強力なモビルスーツとなる事が期待されていたが、出力が充分に行き渡っていなかったのか、[[Iフィールド]]を貫通したビームがアーマーを破壊したりしていた。結果的には[[ザンスカール帝国]]の防衛網を1機で掻い潜ったが、[[エンジェル・ハイロゥ]]脱出時にはメガビームシールドしか残されていなかった。次の出撃では[[V2アサルトガンダム]]で出撃している。<br />
<br />
思い付きに近い上に、調整の時間も無い突貫装備であるが故に前述の通り出力が十分に行き渡らなかったという解釈がなされているのか、連戦続き出撃合間の急拵えという描写が必要の無い場合が多いSRW含む[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]では基本的に最強形態として高い性能を誇る機体である。<br />
<br />
2種の強化パーツはV2本体の設計段階から織り込まれていた並行開発品で同時装備も仕様内。マトモに機能しなかったのはこちらこそ想定外動作である光の翼と関係する可能性の方が高い。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
総じて原作中では「なんでもつけたからって強くなるとは限らない」とでも言いたげな頼りない描写だったが、SRWではそんなことはなく、全ての長所を併せ持ったガンダムタイプ最強クラスのMSとして圧倒的な戦闘力を発揮する。<br />
<br />
ただし、[[移動力]]や[[運動性]]は若干下がる。条件を満たさなければ入手できない場合もある。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
:初登場作品。名前が長くて入らないので「V2アサルトバスター」表記。[[隠し要素/第2次G|隠し要素]]で[[V2ガンダム]]の機体性能をフル[[改造]]すれば本機になる。<br />
:対[[ビーム兵器]]では無敵となる[[Iフィールド]]、[[分身]]、[[ビームシールド]]と防御能力は豊富で、またフル改造前提であるため装甲もかなりの高さになっており防御面はほぼ鉄壁。攻撃面でも2種の[[マップ兵器]]にメガビームライフル、ヴェスバーと高火力なものが揃っていて攻防共に隙がない。<br />
:……と言いたいところだが、メガビームライフル以外はEN消費が非常に激しく、とても燃費が悪い。毎ターン10%の[[EN回復]](実はV2ガンダムの本来のフル改造ボーナス)を持つが、無いよりはマシ程度。加えて本作は容量の都合上どんなユニットも武装は最大4つまでしか持てないため、本機の場合は射撃兵器とマップ兵器で埋まってしまい、V2ガンダムが持っていたビームサーベルなどのP武器がなくなってしまったのも痛い。そのため足を止めずに攻撃するには光の翼に頼らざるを得ない。<br />
:総合的に見れば本作最強のMSなのは間違いないが、1機で何でもできるわけではないので運用には注意が必要。<br />
:パイロットには分身が使えるので[[ひらめき]]を持たないアムロなどを乗せてもよいが、光の翼はV2ガンダムと同じ命中率-50%なので、最も相性が良いのはやはり[[必中]]を持つウッソ……以上に、必中・[[覚醒]]・[[気合]]を持つ上に攻撃力の高い[[ヘレン・ジャクソン|ヘレン]]の方だったりする。彼女は回避能力ではかなり劣るが、そちらも分身と防御能力で補える。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:ラー・カイラム隊ルート第53話終了後にバスターパーツを入手すると同時にようやく使えるようになる。V2の形態の中で[[HP]]と[[EN]]は一番高いが、逆に[[移動力]]と[[運動性]]は一番低く、パーツスロット1ということも考えると機体性能的にはちょっと厳しい面もある。<br />
:問題なのはロング・レンジ・キャノンの性能で、110の気力制限がある上に燃費が60と非常に重く、EN無改造でギリギリ2発、フル改造でも4発しか撃てない。そのくせ改造ランクの関係で最大攻撃力はZやF91とたった100しか違わない。その他の武装も数こそ多いものの、ヴェスバーはP属性だが威力のわりに燃費が悪く、メガ・ビーム・ライフルは弾数が少ない…と痒い所に手が届かない。決して弱くはないが、改造費がかさむ機体である。<br />
:[[分離]]するか撃墜されるとコアファイターに変化。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
::PS版より攻撃力が若干上昇している。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:宇宙ルート第32話終了後にバスターパーツを入手して[[換装]]可能になるが、実際に使用できるのは第34話からとなる。やはり前作と同様に移動力と運動性は低下するが、パーツスロットが2に増えたことやヴェスバーの燃費改善にロングレンジキャノンの弾数制への変更など、使い勝手はかなり良くなっている。ただし[[援護]]システムの関係上ロングレンジキャノンを不必要に使いたがるので、万能性を求めるなら光の翼とメガビームライフルを使い分けてくれる[[V2アサルトガンダム|アサルト]]の方が使い勝手が良いかもしれない。<br />
:前作と同様、[[分離]]するか撃墜されるとコアファイターに変化。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:終盤で「[[エンジェル・ハイロゥ]]」ルートを選ぶと、[[アムロ・レイ|アムロ]]のアイデアで[[アストナージ・メドッソ|アストナージ]]によりアサルトパーツとバスターパーツを両方装着して出撃する。以後、アサルトバスターに換装可能になる。ルート限定入手の隠しユニットではあるが、[[オープニング戦闘デモ]]には普通に登場している。<br />
:運動性と移動力こそ下がるものの、様々な長射程武器を装備しており、敵のHPに応じて使い分ける事で高い継戦能力を発揮する。<br />
:ただし光の翼以外の主力武器が軒並みビーム属性だったり最強武器がたった3発しか撃てなかったりと、[[ファンネル]]を搭載したモビルスーツに比べると攻撃力には若干の見劣りがある。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦}}<br />
:「エンジェル・ハイロゥ」クリア後にアサルトバスターになる。多種に渡る兵装とIフィールドで攻撃と防御は万全。全く隙のないユニットに。但し移動力と運動性はアサルトやバスターより更に低下している。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}<br />
::フリーバトルに登場。また[[カラオケモード]]では、新規に描かれた本機の1枚絵が表示される。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:通常のV2をすっ飛ばして参戦。SRにアタッカー、SSRに大器版アタッカー・シューターが実装。<br />
:SSRアタッカーは2017年4月のイベント「青い空と虹」にて実装。横4×縦3の攻撃範囲を持ち、高確率でスタンも付与する必殺スキル「光の翼」が強力なアタッカー。ウッソが[[魂]]を持つため道中・ボス戦ともに活躍が期待できる。回避系の精神を持たないのがネックだが、それも「ビームコーティング」である程度補える。<br />
:SSRシューターは2018年5月のイベント「生命をかける少女」にて実装。いわゆる「ヒットアップ」系のアビリティを持ち、ウッソの[[再動]](要パイロットパーツ)との相性は抜群。必殺スキル「メガ・ビーム・キャノン」は威力こそ控えめだが消費コアは一個で済むためΩクロスのつなぎに使いやすい他、複数の敵を巻き込むことで攻撃力を早期に上げることができる。分身系アビリティ「ミノフスキー・ドライブ」でアタッカー版の弱点もある程度克服している。<br />
:2019年11月のイベント「宇宙に揺らぐ陽炎」にてΩスキル搭載大器型SSRブラスターが追加。<br />
:また、助っ人専用として征覇ステージ27Bにて大器型SSRファイターが登場する。<br />
:本作では、何故か設定に反して'''「[[飛行]]」を持たない'''。V2ABに限らずスパクロでは、原作では飛行能力があるのに「飛行」を持っていないユニットが何機か存在している(例を挙げれば[[機動戦士ガンダム00|『00』]]系のガンダム全般等)。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:今回はアサルト及びバスター単体は収録されておらず、素のV2とアサルトバスターの2択換装となる。また、条件付きで加入する2機目のV2はアサルトバスターを装備できず、1機目(ウッソ機)でのみ使用可能。<br />
:本作で唯一の単分離所持。αシリーズとは異なりコアファイターではなく素のV2ガンダムになるため、分離するまで戦っても帰艦せずにそのまま前線に居座れる。ただし装甲は据え置きかつ移動力-1・運動性-10と基礎性能は純粋に落ちている。その分武装の追加が大きく素のV2の欠点だった射程の短さや中間火力の無さを克服しており、光の翼も燃費悪化を引き換えにより高威力となっているため、パーツ入手後はAB形態を主軸に戦わせて問題無いだろう。<br />
:PVおよび発売当初では腰部アサルトパーツがなくなっていた事が話題になっていた<ref>立ち絵や戦闘アニメでは無くなっていたが、光の翼内でのリアル等身カットインや機体アイコンでは装備している。この件に関しては[https://www.youtube.com/watch?v=_DFP3L0KjHk 「うますぎWAVE」第773回]にて、明言こそ避けているものの「付いているものが付いていなかった」と寺田氏が謝罪している。</ref>が、アップデートver.1.1.0にて修正された。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
V2アサルト及びV2バスターの武装を全て使用できる。<br />
<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;バルカン砲<br />
:頭部に2門内蔵している。コアファイター形態では唯一の武器。<br />
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』ではCT補正が+50と異常に高い。<br />
;[[ビームシールド|ビーム・シールド]]<br />
:両腕の肘に発生器を内蔵。発生器は縦方向に180度まで展開する事が可能。メガビームシールドを先端部にジョイントする事も可能。<br />
:基本的にシールド防御用だが、本形態では下記のメガ・ビーム・シールドにとって代わられることも多い。『第2次G』では特殊能力。<br />
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />
:手首の内側に左右1本ずつ格納している。<br />
:『X-Ω』ではアタッカー版の通常攻撃に使用。<br />
;[[ビーム・ライフル]]<br />
:本機の主兵装。グリップ部はVガンダムの物と同形状な他、銃身下部にマルチプル・ランチャーを接続可能。<br />
:スパロボではメガ・ビーム・ライフルと両方が採用されやすく、射撃戦での総弾数が増加している。<br />
:『30』では立ち絵の時点で右手にメガ・ビーム・ライフルを携えているからか、あるいは「中距離射撃武器」という役割が似ているからか、アサルトバスター形態では未所持。<br />
:;ビーム・ピストル<br />
::ビーム・ライフルの銃身を外すと露出するビーム拳銃。SRWでは未実装。<br />
:;マルチプル・ランチャー<br />
::ライフルの銃身下部に備え付けられたグレネード弾。アサルトバスターではバスターパーツとして使用している大型弾倉・拡張砲身タイプを装備する。<br />
::『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では初期攻撃力がバルカン以下になっている。<br />
;メガ・ビーム・ライフル<br />
:Vガンダムのビーム・スマートガンを参考に開発された手持ち式ビーム砲。バレルユニットとコントロールユニットの2つで構成されており、出力はVガンダムのそれに比べて約2倍である。出力を調整すれば連射も可能。<br />
:劇中では、1発で複数の敵機をまとめて撃ち落としていた事もあり、『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では[[MAP兵器]]扱いされた。<br />
:手持ち武器だが、スパロボを含め多くのゲームタイトルではアサルトの装備として扱われる。<br />
:『X-Ω』ではシューター版・ブラスターの通常攻撃に使用。<br />
:『30』では弾数制の中距離射撃武器として扱われ、反撃などではこれを交えるとENの節約が出来る。<br />
;メガ・ビーム・シールド<br />
:3基のバリアビットを搭載した大型の実体盾。Vガンダムが使用した事もあったが、過負荷で故障を起こしている。<br />
:バリアビットを分離して広範囲にビームシールドを展開できる他、ビームで敵機を切り裂いたり、シールドのV字マーク部からビームを発射する等、攻撃にも使用できる。<br />
:V2の手持ち武器の為どちらの形態という括りはないが、メガ・ビーム・ライフル同様スパロボを含め多くのゲームタイトルではアサルトの装備として扱われる。<br />
:SRWではアサルトバスター時はV字マーク部のビーム攻撃はほぼ採用されず、基本的にシールド防御としてのみ使われる。また、『D』などまったく描かれないタイトルもある。<br />
;V.S.B.R.(ヴェスバー)<br />
:アサルトパーツの装備。両腰ハードポイントに1基ずつ装備している。[[ガンダムF91|F91]]等の物と違い、開放バレル式でグリップが無い。<br />
:スパロボでは単体武装としては『α』『D』で採用。『X-Ω』では一斉攻撃時の演出内に含まれている。<br />
;[[Iフィールド]]・ジェネレーター<br />
:アサルトパーツの装備。両肩の追加装甲に内蔵されている装備だが、原作では明確に機能しているシーンは皆無。ビームを防いでいるかのようなシーンは一度だけあったが、装甲が融解しているかのように描かれていたので、Iフィールドは発生せず表面に施された対ビームコーティングが防いだ可能性が高い。<br />
;オーバーハングパック<br />
:バスターパーツの装備。背部に装備した2種のビーム兵器の複合ユニット。<br />
:;メガ・ビーム・キャノン/ロングレンジキャノン<br />
::オーバーハングパック右側に装備された長砲身のビームキャノン。「ロングレンジキャノン」とも呼ばれる。戦艦をビームシールドごと一撃で沈める威力がある。ただ、その長い砲身は接近戦には邪魔であり、度々切り裂かれていた。<br />
::『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』では[[MAP兵器]]扱いされたこともある。<br />
::『α』『α外伝』では「ロングレンジキャノン」名義で、光の翼よりも強力な最強武器として設定された。<br />
::『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では光の翼よりも威力は低いが長射程の準最強武器のポジション。ウッソ搭乗時のみ専用のカットインが追加される。<br />
::『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』ではシューター版の必殺スキルに採用。<br />
:;スプレー・ビーム・ポッド<br />
::オーバーハングパック左側に装備された拡散ビーム砲。「スプレーガン」とも呼ばれていた。<br />
::『α』ではそこそこの威力・射程だが移動後使用不可で弾数2、『30』では低威力だが中射程移動後可能・EN消費タイプの攻撃として採用。<br />
;[[マイクロミサイル|マイクロ・ミサイル・ポッド]]<br />
:バスターパーツの装備。スカート前後に計4基、両脚部ハードポイントに2基装備。1基あたり18発ほど内蔵している。上述のとおり、原作では装備していない。<br />
:スパロボでは「α」「D」で採用。<br />
:『[[スーパーロボット大戦D|D]]』ではP属性のある着弾点指定型MAP兵器だが、攻撃力はかなり低め。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;光の翼<br />
:ミノフスキードライブへ供給されたエネルギーの内、推進力に変換できなかった分を外へ放出する事で発生する現象。<br />
:本来は機体の欠陥として発生した現象であるが、ウッソはこれを上手く利用し巨大なビーム・サーベルとして敵を攻撃したり、[[ビームシールド]]の代わりとして使ったりしていた。しかし、SRWでは防御には使用しない。<br />
:『X-Ω』ではアタッカー版の必殺スキルに採用。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではウッソ搭乗時のみ専用のカットインが追加され、準専用機といった趣を見せている他、翼の色が最大パワー状態のピンクの光になっている。<br />
:戦闘演出では翼を展開しつつ突撃して翼の間のメガ粒子に巻き込んだ後、非撃墜時はV2と同じように右の翼を当てて斬り抜ける。<br />
:とどめ確定時は斬り抜けではなく敵に組み付いて押し出つつアサルトバスターパーツをパージし、ビームシールドで翼を引き寄せての2連撃<ref>最終決戦でゴトラタンのメガビームキャノンを防ぎ、逆に吹き飛ばした動きのアレンジ。</ref>を繰り出す。最後は敵の爆発を頭上に掲げたシールドで防いだ後、爆炎の中からゆっくりと落下する。<br />
:スパロボではよくあることだが、使っても単分離は使用されず、攻撃後もアサルトバスター状態を維持する。<br />
:;光の翼([[MAP兵器]])<br />
::攻撃範囲が非常に広いのが特徴。ただし攻撃力はかなり低く、消費[[EN]]も尋常でない程高いのが欠点。<br />
::『30』では威力がややマシになり移動後に使えるものの、範囲がかなり細く複数の敵を巻き込みにくくなった。その分立ち位置を調整して味方の間を通すように使ったり、ボス相手に反撃をされずに攻撃する手段として用いるのもアリかもしれない。<br />
:;光の翼(コンボ)<br />
::『X-Ω』でのブラスター版必殺スキル。各種ビームライフルと光の翼を用いた連続攻撃となっている。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、盾装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動する。<br />
;[[対ビームコーティング]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』で装備。ビーム属性の一定ダメージをカットする。<br />
;[[Iフィールド]]<br />
:アサルトパーツが持つ[[バリア]]<br />
:『30』では射撃のビーム攻撃を1500軽減する。気力110以上で発動。ENを10消費。<br />
;[[分身]]<br />
:ミノフスキー・ドライブによる高速移動の再現、あるいはボンボン漫画版の描写から搭載されることが多い。<br />
:『30』ではウッソのエースボーナスにより付与される[[特殊回避]]として再現される形となったため、機体側としては未採用。<br />
;[[換装]]<br />
:[[V2ガンダム|通常形態]]、[[V2アサルトガンダム|アサルト]]、[[V2バスターガンダム|バスター]]へと換装する。<br />
;[[分離]]<br />
:「[[αシリーズ]]」では[[コアファイター (V2)]]に分離可能だが、ほぼ戦闘不能レベル。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では[[V2ガンダム]]に分離可能。こちらは分離後も十二分に戦闘が可能である。アサルトパーツもバスターパーツも、敵に破壊されてパーツは損壊するが本体は無事というシーンがあるので、その再現だろうか。<br />
<br />
===移動タイプ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
===カスタムボーナス===<br />
;元気の印<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』。V2アサルトバスター自体がフル改造で変化するユニットであるため、実質的に標準能力に。<br />
;「光の翼」の攻撃力+200、消費EN-15。移動力+1。<br />
:『30』で採用。順当に最強技の使い勝手を良くするボーナス。これ単独で使い放題とまではいかないが、特殊スキルや強化パーツの割合軽減系効果を先に計算してからカスタムボーナスの固定値軽減を適用するため、50%軽減させた場合は消費を90から30にまで抑えられる。<br />
:元々の気力制限の軽さもあり、軽くすればするだけ普段使いもしやすくなるためできるだけ重ねておきたい。ウッソはEセーブL1を初期習得しているため追加育成の手間も少し省ける。<br />
:移動力強化もシンプルに強力。ウッソの狙撃・ハロの加速と合わせてかなり遠くの敵も射程に収められる。<br />
<br />
==機体BGM==<br />
;「STAND UP TO THE VICTORY」<br />
:前期OPテーマ。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』『30』で採用。<br />
;「DON'T STOP CARRY ON」<br />
:後期OPテーマ。『第2次G』『α』『α外伝』『D』で採用。<br />
:『30』ではDLC適用時に原曲がデフォルトBGMとなる。<br />
<br />
==余談==<br />
*ビデオ最終巻のパッケージやBB戦士の組み立て説明書等、'''各媒体で「最強のモビルスーツ」という謳い文句が頻繁に用いられていたが、実際の劇中では1話のみの登場である'''。しかもパーツを全て装備してはおらず、その上バスターのパーツを[[カテジナ・ルース]]に破壊されすぐアサルトに戻ってしまうという扱いである。<br />
**挙句連戦で[[トラウマイベント|トラウマ描写]]に定番がある[[ネネカ・ニブロー]]率いる水着のお姉さん達(ネネカ隊)の対MS用バズーカでアサルトパーツまで全損してしまうという、後年の扱いからは考えられないありさまである(しかし、本体は無傷だったので役目は果たしていると言える)。<br />
*1/100スケールのV2アサルトとV2バスターの[[ガンプラ]]の両方を買って組み合わせる事で本形態を作る事はできるが、元々組み合わせる事を前提には設計されていないらしく、アサルトとバスターのパーツ同士が干渉し合うため手足が殆ど動かない。更に上半身ばかりが重くなる為自立が難しく、関節もすぐヘタれる。補うには改造しかない。にもかかわらず低年齢向けのガンプラ関連書籍等では、本形態が独立した商品であるかのように紹介された事もある。<br />
**後の2010年、「ROBOT魂」でこれらの問題を消化したV2アサルトバスターが発売されている。さらに後年の2015年には、ついに本形態を1商品で完成できるガンプラ(HGUC)が発売された<ref>ただしHGUCではメガビームシールドはグリップを手で持って保持する仕様になっているため、『Vガンダム』放送当時に描かれた「ビームライフルとメガビームライフルを左右の手で構えつつメガビームシールドを左腕に装着したアサルトバスター」という公式イラストの再現ができない(旧1/100は可能)という欠点もある。</ref>。<br />
*『新[[SDガンダム外伝]] ナイトガンダム<ruby><rb>物語</rb><rt>ストーリー</rt></ruby>』では本機をモチーフとした幻魔皇帝アサルトバスターが'''[[ラストボス]]'''として登場している。全身に目玉や牙の意匠が施されたその姿は非常に禍々しく、[[シャッコー]]をモチーフにした主人公・魔竜剣士ゼロガンダムのヒロイックなデザインと比較すると扱いは対照的である。というか名前がアサルトバスターでないとモチーフが完全にわからないレベル。<br />
**なお。この扱いに関しては『Vガンダム』放送当時サンライズから'''番組放送中はSD化禁止'''が言い渡されていたためとされる。『ナイトガンダム物語』はちょうど『Vガンダム』放送中にスタートしており、VガンダムやV2ガンダムを主人公として起用できなかった<ref>両機は物語途中から脇役の騎士ヴィクトリーや騎士ヴイスクエアとして登場。</ref>ため、ウッソが搭乗経験のあるシャッコーに白羽の矢が立った<ref>こちらも本来はSD化禁止だったが'''顔をガンダムに変え、色も白黒メインにしたためバレなかった'''。なお、最終形態の聖竜騎士ゼロガンダムはリグ・シャッコーと同じ黄色メインである。</ref>というわけである。<br />
*前述通り大抵の[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]では最強形態として扱われているが例外として、初期のGジェネシリーズでは仕様上4枠しかない武装欄の3枠がMAP兵器という非常に扱いにくい。…というよりもシリーズのMAP兵器の仕様上はっきり言って使えないのも同然の機体となっている。<br />
<br />
==脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
==商品情報==<br />
<amazon>B00U7A8K7I</amazon><amazon>B002V8GXFA</amazon><amazon>B002DTYYG2</amazon><br />
<br />
==資料リンク==<br />
*[[GUNDAM:V2アサルトバスターガンダム]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:V2あさるとはすたあかんたむ}}<br />
[[category:登場メカ英数字・記号]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士Vガンダム]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%B9Jr.&diff=443332
リーンホースJr.
2022-10-04T13:21:18Z
<p>わんわ: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Reineforce Jr.]]<ref>[http://www.v-gundam.net/mechanic/16.html MECHANIC|機動戦士Vガンダム] 2022年1月10日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Vガンダム}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[母艦]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 宇宙[[戦艦]]<br />
| 全長 = [[全長::502 m]]<br />
| 全幅 = 148 m<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| 素体 = '''[[リーンホース]]'''<br />
| 開発 = [[リガ・ミリティア]]<br />[[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|リガ・ミリティア}}<br />
| 主な搭乗員 = <br />
;艦長<br />
:[[パイロット::ロベルト・ゴメス]]<br />
;ナビゲーター<br />
:[[パイロット::オーティス・アーキンズ]]<br />
;オペレーター<br />
:[[ネス・ハッシャー]]<br />
;その他<br />
:[[パイロット::ジン・ジャハナム]]<br />
:[[パイロット::ロメロ・マラバル]]<br />
:[[パイロット::レオニード・アルモドバル]]<br />
}}<br />
'''リーンホースJr.'''は『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[リガ・ミリティア]]に所属する[[宇宙]][[戦艦]]。<br />
<br />
[[カイラスギリー]]攻防戦にて大破した[[リーンホース]]と[[アレキサンドリア級重巡洋艦|ガウンランド]]、並びに[[ザンスカール帝国]]から鹵獲した[[スクイード|スクイード1]]を組み合わせて[[ラビアンローズ|ラビアンローズⅣ]]で改修して完成した戦艦。形としては上艦艇部がリーンホース、下艦艇部がスクイードで構成されている。<br />
<br />
以前のリーンホースに比べて火力やモビルスーツ積載能力が大幅に向上しており、単独での大気圏突入・離脱が可能で、性能も高い。<br />
<br />
リガ・ミリティアの新たな旗艦として運用されたが、[[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦にてモトラッド艦隊に対して[[特攻]]を仕掛け、全滅。本艦も轟沈した。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
改修前のリーンホースは長らく未参戦扱いが続き、『Vガンダム』系の自軍[[母艦]]はこの艦のみという状態だった。『D』では『Vガンダム』がシナリオの軸にも関わらず[[タワー]]に半ば立場を奪われてしまい、この艦すら登場しない。<br />
<br />
艦首にビームラムを持っており、リアル系では稀有な[[射程]]1が死角にならない母艦。とはいえ、艦が戦力にならなかった頃の作品では命中率も威力もたかが知れているが。[[宇宙世紀|UC系列]]では後発で、自軍の母艦としてはもっとも優秀な性能を持つはずなのだが、ゲーム中ではラー・カイラムの繋ぎとして登場する事もある。その為にゴメスではなくブライトが艦長を務める事も。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
:初登場作品。[[ブライト・ノア]]が最後に乗る[[戦艦]]。[[MAP兵器]]と強力なビームラムを併せ持つが、最終面には出撃できない。またメガ粒子砲の燃費が悪化しているため、使いすぎると両武装用のENが枯渇する恐れも。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:香港・宇宙ルートでリガ・ミリティアの戦艦として[[ロベルト・ゴメス|ゴメス]]が乗ってくるが、合流とともにブライト搭乗艦となる。[[BGM]]が「DON'T STOP! CARRY ON!」であるため、違和感が激しい。<br />
:[[第7使徒イスラフェル]]と戦うシナリオ『EOTの島』で、このリーンホースJr.でイスラフェル(分離前)を倒す事で、[[熟練度]]ボーナス(EVA零号機でも入るが本機の方が+2とボーナス値が多い)と[[資金]]ボーナスが入る。このときは作戦参謀の[[葛城ミサト|ミサトさん]]も驚き顔だった。<br />
:具体的には、[[熱血]]をかけた[[碇シンジ|シンジ]]と[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]でHPを削り、[[綾波レイ|レイ]]の[[脱力]]で[[気力]]を100未満に下げた後、ビームラムでトドメを刺すと良い。なお、[[使徒]]は[[HP回復]](小)を持つ為、以上の行動は同一[[ターン]]に行なうこと。<br />
:ブライトがラー・カイラムに乗り換えた後、選択肢によっては終盤の[[ソロモン]]攻略戦で[[ヘンケン・ベッケナー|ヘンケン]]の[[アーガマ]]と共にゴメスが乗って援護に来る。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}<br />
::他の戦艦と同様に攻撃力が飛躍的にアップ。主砲は威力が高く弾数も20と多いため、継戦能力ではラー・カイラムを上回っている。ブライトの[[乗り換え]]がもったいないかも?<br />
:<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:ゴメス艦長が乗る。序盤はスポット参戦だが、終盤難易度「難」で進めた場合、最終話一つ前のシナリオで正式加入。性能的に他の自軍戦艦と見劣りするため、使われることはない。<br />
:『30』が出る以前は、最終話で本艦を使用できる数少ないの作品の一つだった。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦}}<br />
:宇宙編において自軍の初期の戦艦として登場。ゴメスが乗る。<br />
:MAP兵器も付いているのだが、「老朽艦」という設定で、途中[[ラー・カイラム]]と入れ替わる形で離脱する。'''性能的には[[ラー・カイラム]]よりも高いのだが……'''。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}<br />
::フリーバトルに登場する。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:『α外伝』以来実に20年ぶりの参戦。ゴメスが艦長。ほぼ空白期間だったとはいえ、無条件でゴメスが乗ったまま最終回まで行けるのは'''今作が初'''だったりする。<br />
:序盤の宇宙ルートでは、改修前のリーンホースもマップアイコンとして登場する。原作と異なり、カイラスギリー攻防戦時に既にこの状態で参戦。<br />
:ボイスがあるのはゴメスだけだが、サブパイロットが4人いる([[ジン・ジャハナム|ジャハナム]]・[[オーティス・アーキンズ|オーティス]]・[[ロメロ・マラバル|ロメロ]]・[[レオニード・アルモドバル|レオニード]])。<br />
:本作ではオリジナル設定だった各種武装が無くなった為、武装数は減少したが、代わりに初期強化パーツスロット3に加え[[補給装置]]持ち、サブパイロットの補助精神にも優秀なものが揃っているなど、サポート役にもなれる艦になった。<br />
:もちろん、攻撃的な運用も健在であり、特にビームラムは強力なP武器を所持する戦艦が他に存在しないため本艦のみの強み。メガ粒子砲とビームラムには特攻回を意識したカットインも入る。<br />
:ゴメスのエースボーナスを取得すれば気力140以上で毎ターン「加速」がかかり攻撃力も上昇するなど使い勝手が一気に向上する。<br />
:欠点は折角の前線に出やすい運用スタイルであるにも関わらずゴメスが指揮官技能を持たないことか。コマンダーターミナルは最優先で装備させてやりたいところ。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;2連装対空機関砲<br />
:左右側面に装備。牽制、対ミサイル用。<br />
;メガ粒子砲<br />
:前面に2連装砲を6基装備。メイン武装。<br />
:うち、4基は[[アレキサンドリア]]級ガウンランドからの移植で、残る2基はスクイードのもの。<br />
;[[ビームシールド]]<br />
:艦首に装備。<br />
:;ビームラム<br />
::艦首ビームシールドを前方に展開して突撃する。使用したのは2回。1回目は[[スペースコロニー]]の最も強固な白壁。2回目は最後の最期におけるアドラステアとの特攻時に。<br />
<br />
==== その他 ====<br />
;ミサイルランチャー<br />
:艦底部から発射する。設定には存在しない。<br />
;ハイパー・メガ粒子砲<br />
:[[MAP兵器]]。設定には存在しない。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;盾装備<br />
:[[シールド防御]]を発動する。<br />
;[[搭載]]<br />
:<br />
;[[補給装置]]<br />
:『30』で追加。『X』のメガファウナ。『T』のラー・カイラムに続いての搭載になる。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;LL<br />
:<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;「ビームラム」の攻撃力+400、射程+1。<br />
:『30』で採用。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「STAND UP TO THE VICTORY」<br />
:前期OPテーマ。『30』ではDLC適用時は原曲となる。<br />
<br />
== 対決・名場面 ==<br />
;対[[アドラステア]]<br />
:[[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦の最終局面。[[クロノクル・アシャー|クロノクル]]の[[リグ・コンティオ]]のヴァリアブル・ビーム・ランチャーによってリーンホースの左メインエンジンが損傷し、満身創痍の艦を艦長の[[ロベルト・ゴメス|ゴメス]]がクルー達に退艦命令を出す。そして、左メインエンジンを切り離した後に老人達と[[ジン・ジャハナム]]を残して「行っていいぞ、ゴメス艦長!」と[[ジン・ジャハナム]]の命令で一部の老人は左腕が破損し損傷したガンイージに搭乗、それを砲台として、ビームシールドを張りながらモトラッド艦隊に[[特攻]]を仕掛ける。<br />
:艦隊と[[モビルスーツ]]部隊の猛攻を受けながらも突き進み、最後は艦橋を破壊されつつも最高速度で向かってる戦艦が止まるはずもなく、アドラステアの艦長が回避を命令したときには既に遅く、旗艦アドラステアにビームラムを直撃させてリーンホースJr.と共に大爆発。周囲にいたモトラッド艦隊を全滅させた。<br />
:「'''老人や大人達が我が身を犠牲にして、若者や子供達の為に未来を切り拓く'''」、「'''給料泥棒とすら比喩された艦長達が人生の最後で『敵艦隊を全滅させる』という大功績を残して戦死'''」という感動&熱い名場面でもあるが、作中のそれまでの描写を考えると(戦争勝利に貢献したとはいえ)'''「散々子供(小学生位の年齢の子供もいる)に戦争をさせていた大人達が、自己満足で勝手に『死に逃げ』していく<ref>戦後のことを考えたら、諸々の処理を任せられる大人たちが全員いなくなるのはよろしくない(一応[[マーベット・フィンガーハット|マーベット]]は生き残ったが彼女もまだ若く、その上無理をさせてはいけない妊婦である)。</ref>'''<ref>ついでに言うなら戦闘能力を喪失しかけた急造鑑が集中砲火を浴びながらも止まらず特攻を果たし、しかも相手艦隊を丸ごと巻き込み爆散というのも都合の良すぎる展開ではある。</ref>'''」'''というシーンでもあり、必ずしも味方を正義と肯定しないVガンダムと言う作品の奥深さを感じさせるシーンである。<br />
:ただ、この攻撃でザンスカール側はズガン艦隊以外の戦力を失い、連邦とリガ・ミリティアの決定的な優勢が確保されたのも事実である。ズガン中将もジャンヌダルクの特攻で戦死し、指揮官を失ったザンスカールは連邦に投降の申し入れを行う事になり、最終局面における決定打の一つになった。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[クラップ級巡洋艦]]<br />
:改修元となったリーンホースの艦種。<br />
;[[スクイード]]、[[アレキサンドリア級重巡洋艦]]ガウンランド<br />
:この艦のパーツを用いて改修された。<br />
<br />
== 主な艦載機 ==<br />
;[[Vガンダム]]<br />
:<br />
;[[Vガンダムヘキサ]]<br />
:<br />
;[[V2ガンダム]]<br />
:<br />
;[[ガンイージ]]<br />
:<br />
;[[ガンブラスター]]<br />
:<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*[[小説|小説版]]では特攻を仕掛けるまでは同様だが、敵との接触が早すぎて脱出用の小型ランチが船内に残っている状態で崩壊しつつある[[エンジェル・ハイロゥ]]のリング・スクラップの結界に取り込まれている。<br />
**そのため、エピローグでは[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]で見つかった[[カルルマン・ドゥカートゥス|カルル]]以外の乗員は地球圏に居ること以外は全く語られていない。<br />
*アニメ版では、様々な戦艦のパーツを組み合わせた「継ぎ接ぎ戦艦」だが、小説版では地球連邦軍の主力艦艇として多数の同型艦が存在している。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:リーンホースJr.]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:りいんほおすしゆにあ}}<br />
[[category:登場メカら行]]<br />
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[category:機動戦士Vガンダム]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%84%E3%82%AB&diff=442974
オルガ・イツカ
2022-09-29T18:01:01Z
<p>わんわ: </p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 漢字表記 = [[漢字表記::御留我 威都華]]<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Orga Itsuka]]<ref>[http://g-tekketsu.com/1st/character/02.php Character]、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ、サンライズ、2022年1月9日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ}}<br />
| 声優 = {{声優|細谷佳正|SRW=Y}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
| SRWでの分類 = [[サポーター]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人<br />
| 性別 = 男<br />
| 年齢 = 不明<ref>一部では17歳とする説もあるが、明確なソースに欠けており信ぴょう性は低い。</ref><br />
| 出身 = [[火星|火星圏]]<br />
| 所属 = CGS→[[鉄華団]]<br />
| 役職 = 参番組隊長→鉄華団団長<br />
}}<br />
'''オルガ・イツカ'''は『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]』の登場人物。<br />
<br />
==概要==<br />
『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]』のもう一人の主人公。<br />
<br />
火星の民間警備会社「CGS(クリュセ・ガード・セキュリティ)」の参番組隊長を務め、組織の大人達に虐げられてきたが、[[ギャラルホルン]]襲撃後のクーデターによって大人達を一掃。参番組を元とした「[[鉄華団]]」を立ち上げ、団長に就任する。<br />
<br />
だが、それは鉄華団の過酷な運命の始まりでもあった…。<br />
<br />
===人物===<br />
褐色の肌と紫がかった銀髪に加え、がっしりした体格と長身が特徴。第1期では首に巻いたアフガンストールが特徴。第2期では団長という立場からスーツ姿となっており、その上に鉄華団の証であるコートを羽織っており、さながらマフィアのボスの様な風格を見せる。<br />
<br />
不良っぽい荒々しい口調をしているが、本質的には真面目で義理堅い人物で、仲間や部下からの信頼も厚く、多くの少年兵から尊敬されるカリスマ性も秘めた偉丈夫。特に幼馴染の[[三日月・オーガス]]との絆は強く、幼少期より実の兄弟以上の繋がりで育った彼の事を誰よりも深く理解し、その性格や行動原理に信頼を置いている。左腕には三日月との信頼関係が絶対的な物となった「証」とも言える傷がある。<br />
<br />
一方、三日月が自分の為にいかなる汚れ役等も担う事に内心重圧を感じていたり、冷徹な判断を下せても非常に徹しきれない等、年相応の精神的な脆さも持つ。また、「自分達の本当の居場所」を手に入れる事を夢見るというロマンチストさを持つ反面、[[火星]]の下層階級の中で貧困の中を苦しみ続ける日々を送っていた経験から、常人離れとも言える上昇志向も持ち合わせており、更に鉄華団結成後は徐々に「団員達の犠牲」というリスクをも度外視する形で目先の利益を求める方針に先鋭化していく等、非常に危うい面も持ち合わせるようになり、参謀格である[[ビスケット・グリフォン]]と衝突してしまう要因にもなっている。<br />
<br />
CGS時代に団員達共々大人達から虐げられ続けていた事実から、大人に対する反感や不信感も強く、[[名瀬・タービン]]の様に恩義のある人間を除いて、[[メリビット・ステープルトン]]を始めとする大人達からの自分達を想っての言葉には素直に聞き入れようとしない未熟さも見せている。しかし、これは他の団員達も同様で、特にブルワーズでヒューマンデブリとして散々酷使されていた過去を持つ団員達にその傾向があり、後々厄介な問題を招く事にも繋がっている。<br />
<br />
少年兵達の中でも頭の回転の速さと高い洞察力を持っており、相手の言葉の節々からその真偽を読み取る事にも長けている。更には各団員の性格や調書に関しても適切に把握しており、それを踏まえた作戦の立案もこなす等、[[指揮官]]としての優れた才能を持っている。しかし、上昇志向の強さや目先の利益重視の方針、そして団員達の感情を優先させてしまう考えが仇になってしまう事で大局的な判断がし辛くなっており、戦略家としての能力には欠けている。<br />
<br />
なお、ガンダムシリーズの主人公格でありながらもガンダムに搭乗しなかった珍しい人物で、その立ち位置は宇宙世紀シリーズの[[ブライト・ノア]]に近い。<br />
<br />
===劇中での様相===<br />
火星の下級下層の中で生まれ育ったオルガは、三日月と共に幼少期を過ごし、後に民間警備会社である「CGS」へと入隊。そこで[[阿頼耶識|阿頼耶識システム]]を組み込まれ、大人達から不当な扱いを受けながらも、三番組隊長として活躍し、自分と同格の少年兵達からの信頼を得ていく事になる。そんな中、[[ギャラルホルン]]の襲撃を受け、大人達が逃げ出したのに乗じる形で、CGS本部施設地下に電源設備として流用されていた[[ガンダム・バルバトス]]を三日月に起動させ、ギャラルホルンの撃退に成功。その後、大人達にクーデターを起こし、少年兵達で構成された三番組を「鉄華団」という組織に改め、クリュセ独立自治区首相ノーマン・バーンスタインの娘である[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]の依頼を受け、鉄華団の仲間達やクーデリアと共に「[[イサリビ]]」と命名した戦艦で[[地球]]を目指す事になる。<br />
<br />
だが、地球へと目指す道は非常に過酷で、ギャラルホルンの追撃を受けながら資金難と地球への案内人探しに苦しめられ、木星圏の複合企業である「テイワズ」に頼る事になるも、その下部組織である「タービンズ」と激突。その末に自らの実力を見込んだ[[名瀬・タービン]]の紹介によって鉄華団はテイワズの傘下となり、またオルガ自身も名瀬と義兄弟の盃を交わす事になった。<br />
<br />
その後、タービンズのメンバーが同行する形で地球へと向かう旅を続ける中、ビスケットの故郷であるコロニー「ドルト2」に立ち寄る。ギャラルホルンに内通していたビスケットの兄であるサヴァランが、ドルト内の事件の影響でビスケットに遺言を残し首つり自殺してしまった影響で、ビスケットから自らのリスクを度外視し続ける方針に反発され、遂には鉄華団からの脱退まで宣言されてしまう。苛立つ中、メリビットからサヴァランの件について聞かされた事でビスケットの態度の真意に気付き、ビスケットとの蟠りを解いた後、目的を達成させるまで今後の団の方針については棚上げする事になるのだが、その直後に起きたミレニアム島での戦いで、自身を庇ったビスケットは戦死してしまう。<br />
<br />
ビスケットの死後、三日月に発破をかけられる形で何とか立ち直り、最後まで諦める事無く目的を完遂させ、前線で戦い続ける仲間達に「生きろ」と命令。三日月の駆るバルバトスの戦いを見届けた。しかし、団内で唯一対等な立場と言えたビスケットの死による損失は大きく、彼の死を「仇討ち」として団を纏め上げる為に利用するという短絡的な行動に出てしまう等、その様子は半ば自暴自棄に近い状態になっていたとも言える。<br />
<br />
==登場作品と役柄==<br />
===単独作品===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:初登場作品。序章ワールド4より登場。ゲームシステムの都合上イサリビがユニットアイコンのみの登場なので、NPC扱い。<br />
:原作では大人に対する反抗心が強かったが、本作では鉄華団だけではどうにもならない事実を理解しているのか、無暗に大人達に反発せず、柔軟さを見せている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:シーズンパス「[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC2]]」で追加参戦。鉄華団メンバーの戦闘アニメにも掛け合いで参加するため、音声も初収録。<br />
:ミッション「荒野に咲く鉄の華」で三日月と共に登場し、以降はサポーターとして自軍に参加する。<br />
:第2期終盤の時系列での参戦のためもあって、最初は[[ドライクロイツ]]を「恵まれた環境にいて頼りにならない、信頼できない連中」だと思い、「互いに利用し合う関係であるべき」との考えと元いた世界に残してきた仲間達の事を考えてか深く関わろうとはしないスタンスを取る。<br />
:だが、[[昭弘・アルトランド|昭弘]]および[[ノルバ・シノ|シノ]]との再会や[[ハシュマル]]との戦いにおいて三日月を助けてもらった件から信頼を築き、「貫く勇気」クリアー後も引き続きドライクロイツの一員としてエトランゼと戦うことを決めている。<br />
:パッシブ効果も使用効果も、敵に突っ込んで攻撃するための支援に特化しており、戦艦や狙撃機体など移動後使用可能な攻撃に乏しいユニットの補佐として大いに役立つ。<br />
:特に[[AOSアップデート]]の食堂と効果が重複するため、1ターン目の移動力を爆発的に高められる。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
=== サポーターコマンド ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 名称<br />
! 作品<br />
! S-SP<br />
! 使用時<br />
! パッシブ<br />
|-<br />
! 鉄華団の掟<br />
| style="text-align: center;" | [[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
| style="text-align: center;" | 45<br />
| 全ての味方ユニットに「[[突撃]]」をかける<br />
| 出撃時、全ての味方ユニットに「[[加速]]」をかける<br />
|-<br />
|}<br />
:彼等が向かう「ここじゃないどこか」へ辿り着くべく「加速」し、止まらずに「突撃」し続ける様はまさしく「'''止まるんじゃねぇぞ…'''」という彼の遺言と鉄華団の在り方を体現する内容。<br />
:主力武装は長射程射撃武器だがP武器は低威力の格闘のみという機体もそこそこ多く、中でも[[ドライストレーガー]]や[[ゴールドフォー]]のような「P武器が一つも無く、突撃を自力習得できない機体」にとってはゲーム性を大きく変えるだけの影響がある。同じ作品内でも長射程射撃武器をメインにする[[ガンダム・フラウロス|流星号]]や、加速をトリガーにするエースボーナスを持つ[[マクギリス・ファリド|マクギリス]]との相性が良い。<br />
:パッシブ効果はステージ途中から参戦した増援にも適用されるため余さず活躍させられる。<br />
:汎用性・有用性の割にコストが軽く、DLC適用時はミッション内容を問わず常時登用もありえる有用な能力。特に『30』では[[先制攻撃]]から突撃の効果が削除されたことにより、突撃の価値が過去作並みに上がっていることもありかなり活躍の場面は多い。<br />
:使用効果は個別に使えない分ユニットが増えるほど扱いが難しくなってくるが、特別欠点になるわけでもないので「[[開幕]]で必ず使用する」というようなルーティーン的な使い方でも良いだろう。<br />
<br />
==人間関係==<br />
===鉄華団===<br />
;[[三日月・オーガス]]<br />
:幼馴染の少年兵。互いに強く信頼し合う間柄。相棒と呼べる存在なのは間違いないが三日月の覚悟を本当の意味で受け止められずにいる為、プレッシャーにもなっている。<br />
;[[ビスケット・グリフォン]]<br />
:もう一人の相棒とも呼べる存在。自身とは逆に冷静で温厚なことから参謀として頼りにしていた。<br />
:しかし、ビスケットの兄・サヴァランの自殺が元で仲違いしてしまい、最終的にはオルガを庇う形でビスケットは戦死してしまう。団の中では唯一オルガが本心を吐露でき、また方針をも相談しあえる存在だったが故に、ビスケットの死はその後も重く圧し掛かっている。<br />
;[[ユージン・セブンスターク]]<br />
:鉄華団のサブリーダー。[[ライバル]]視されながらも認められている。<br />
;[[昭弘・アルトランド]]<br />
:ヒューマンデブリ組のリーダー。ヒューマンデブリゆえに自虐気味な彼の心を救う。<br />
;[[ライド・マッス]]<br />
:鉄華団立ち上げの際に絵心を買い、団章のデザインを任せた。<br />
;[[メリビット・ステープルトン]]<br />
:テイワズからのアドバイザー。大人としてオルガを支える。それらが鬱陶しいと感じたオルガは「おばさん」とボソッと言うが、彼女に聞こえていたせいで「ガキ」と言い返されてしまった。<br />
;アストン・アルトランド<br />
:彼を初めとしたブルワーズの少年兵たちも鉄華団に迎え入れる。<br />
:地球支部設立後、戦いから遠ざけようという気遣いからかアストンを初めとした何人かのブルワーズ組を地球支部に配属させるが逆に仇になってしまった。<br />
<br />
===CGS===<br />
;マルバ・アーケイ<br />
:CGSの社長。腐っても経営者としての能力はあることだけは評価していた。<br />
;トド・ミルコネン<br />
:年少組の指導係。保身のために鉄華団に入団するが、オルクス商会に[[裏切りイベント|内通した]]彼を袋叩きにした挙句、'''パンツ一枚で'''叩き出した。後にモンターク商会の専務として再会した。<br />
<br />
===クリュセ独立自治区===<br />
;[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]<br />
:彼女の依頼を引き受ける。鉄華団独立のきっかけの一つとなったビジネスパートナー。<br />
<br />
===テイワズ===<br />
;[[マクマード・バリストン]]<br />
:彼に気に入られた事により「叔父貴」と呼び慕うようになる。<br />
;[[名瀬・タービン]]<br />
:彼と対峙した事が切欠となり、「兄貴」と呼び慕うようになる。<br />
:ちなみに名前の漢字表記は、名瀬から貰ったもの。<br />
<br />
===ギャラルホルン===<br />
;[[マクギリス・ファリド]]<br />
:紆余曲折の末、協力し合う関係となる。<br />
<br />
==他作品との人間関係==<br />
;[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]<br />
:『DD』にて、彼の事情を聞き、鉄華団の売名に繋がるとして協力する。<br />
;[[キリコ・キュービィー]]<br />
:『DD』にて、エイジの護衛役として、鉄華団と行動を共にする。<br />
;[[指南ショーコ]]<br />
:『DD』にて、[[新生ジオール]]独立の際に防衛を担当する。テイワズとの交渉にもクーデリアと共に参加する。<br />
;[[エルエルフ]]<br />
:『DD』では彼の案でテイワズに接触する。<br />
;[[マリュー・ラミアス]]<br />
:『DD』1章にて、[[アークエンジェル]]との別れ際に'''「今となっちゃ、身内みてえなもんだ」'''と言っている。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:『DD』1章にて、[[アクシズ]]落下阻止作戦への協力を依頼されたときには'''「色々と世話になったブライトの大将に頭を下げられちゃ、断れねえ」'''と大半の戦力を貸している。<br />
<br />
==名台詞==<br />
===第1期===<br />
;「死なねぇ! 死んでたまるか! このままじゃ…こんなところじゃ…! 終われねぇ!! …だろ!? ミカァッ!!」<br />
:第1話。ギャラルホルンが率いる[[グレイズ]]に襲撃され絶体絶命に陥るも直後、この台詞に答えるかのように地中から[[ガンダム・バルバトス]]が現れる。<br />
;「マルバも相当なクズだったが一軍のヤツらはそれ以下だ。あいつらは俺たちの命をまき餌ぐらいにしか思ってねぇ」<br/>「それにあいつらの頭じゃすぐに商売に行き詰まる。そうなりゃますます危険なヤマに手を出す。俺たちは確実に殺されるぞ」<br />
:第2話。CGS[[社長]]のマルバ・アーケイが逃亡した事で一軍が新たにCGSを引っ張っていく事になったが、その一軍は先程の戦闘で逃亡した上、反省の色も見せず、いつものように少年兵達を虐げる始末。ついに我慢の限界を迎えたオルガ達は一軍に反旗を翻して、CGSの乗っ取りを決意。<br />
:「腐った上層部を叩きのめす」という燃えるシーンではあるが、後に'''一軍の面々以上に危険なヤマに手を出すことになってしまう'''のは皮肉とも言える。<br />
:また後のストーリー展開を考えれば、[[伏線|この時点で「育ちの悪さ故に見通しが甘い」点が出ている]]とも言えるだろう。<br />
;「[[鉄華団]]」<br />クーデリア「え?」<br />「俺たちの新しい名前…CGSなんてカビ臭い名前を名乗るのは癪に障るからな」<br />クーデリア「てっか…鉄の火ですか?」<br />「いや、鉄の華だ。''決して散らない鉄の華''」<br />
:第3話。クーデターによりCGSを掌握した後、組織を改名する。<br />
;「見られてるからだ」<br/>「振り返るとそこにいつもあいつの目があるんだ」<br/>「すげえよミカは。強くて、クールで度胸もある。初めてのモビルスーツも乗りこなすし、今度は読み書きまで…」<br/>「そのミカの目が俺に聞いてくるんだ。『オルガ、次はどうする? 次はなにをやればいい? 次はどんなワクワクすることを見せてくれるんだ?』ってな…あの目は裏切れねえ」<br/>「あの目に映る俺はいつだって、最高に粋がって格好いいオルガ・イツカじゃなきゃいけねえんだ」<br />
:第6話。リスクの大きな選択肢ばかり取るオルガに対して、その理由をビスケットが問いただした際の返答。三日月自体には大いに賛辞を述べる一方で、三日月の存在がオルガにとって大きな重圧にもなってしまっていた。<br />
:常に少年兵達を支えなければならない立場で、相棒である三日月にすらこのように重圧を感じてしまうオルガにとって、この心境を吐露できる相手はビスケットくらいしかいなかった。オルガにとっては三日月と同等以上にビスケットの存在が大きいことも同時に描写されたシーンである。<br />
:また、劇中における三日月の行動が良くも悪くも常人離れしたものが多かった事から視聴者からも三日月を非常に良く表した台詞として受け取られており、転じて愛称が同じ「ミカ」のキャラにも'''「すげぇよ、ミカは」'''と言われる等、ネタ的な活用もされるようになった。<br />
;「繋がっちまってんです、俺らは」<br/>「死んじまった仲間が流した血と、これから俺らが流す血が混ざって、鉄みたいに固まってる」<br/>「だから、だから離れらんねぇ、離れちゃいけないんです。危なかろうが、苦しかろうが、俺らは」<br />
:第8話。名瀬との会話において。番組タイトルである「[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ|鉄血]]」の意味を表した台詞。<br />
;「やっとだ…やっと家族が作ってやれる…お前らにも、やっと胸を張って帰れる…場所…」<br />
:第9話、慣れない酒で酔いつぶれた際に発したうわ言。<br />
;「離しやがれ!! …ああ、分かったよ! 連れてってやるよ! どうせ後戻りはできねぇんだ…連れてきゃいいんだろ!」<br/>「途中にどんな地獄が待っていようとお前を…お前らを…! 俺が、連れてってやるよ!!」<br />
:第22話。ビスケットを失い意気消沈する中、三日月から発破をかけられた事での新たな決意。そこには決して安易な道ではないと分かっていても家族の幸せを掴むために決意を改める一人の英雄の姿があった。<br />
;「何やってんだ、ミカァァァァァァァァ!!」<br />
:第25話。窮地に陥った三日月に発破をかけて。オルガの台詞でも三指には入るであろう有名な台詞であり、原作の範囲では名言。ただし、ネット上の扱いでは後述…。<br />
:『30』ではキャラクター事典の台詞として収録されている。<br />
<br />
==迷台詞==<br />
上述の通り、頼れる兄貴分として数多くの団長命令の言葉が印象強いが、思い切りの良さの裏返しである愚直さ、そして鉄華団の栄枯盛衰を描いたシナリオの展開が相まって、後半になるにつれて彼自身の行動による迷言も多く飛び出した。<br />
<br />
===第1期===<br />
;「ヴォェェェェェェ…」<br />
:第9話。景気づけの飲み会で調子に乗りすぎて案の定。頼れるリーダーとしての貫録を見せつけたかったのだが、流石の彼も酒には勝てなかったようだ。これには三日月も'''「こんなオルガ、初めて見た」'''と漏らすほど。<br />
:演じた[[声優:細谷佳正|細谷佳正]]氏による渾身の演技は必聴の価値あり。<br />
<br />
===第2期===<br />
;「仕方ねぇだろ。もともと俺らは事務方の仕事は丸投げだったんだ」<br />
:第33話。地球支部が壊滅したための後始末でユージンが「ラディーチェに牛耳られていた」と愚痴った際に発言。<br />
:ラディーチェの裏切りも支部壊滅に繋がったのは事実だがラディーチェ1人が支部の事務仕事全てを担っていたのは明らかに運営上の欠陥だった。団長としての責任感に欠ける発言ではあるが、大人に反発心を抱きながら学のない人員が非常に多く、急激すぎる団の発展に対応しきれていないオルガ一人に団全体が依存しているという、団全体の体質的な問題が浮き彫りになった台詞でもある。<br />
;「また長えな。レクス?」<br />
:第41話。改修の完了した[[ガンダム・バルバトスルプスレクス]]の名前を知ってのぼやき。確かに長いし、視聴者も思っただろうが、既にほぼ同等の[[ガンダム・グシオンリベイクフルシティ]]を鉄華団が運用しているので今更感はある。<br />
<!--;「マクギリス・ファリドとバエルもそちらに引き渡す。だから…」<br />「とにかく、俺達はこの件とはもう無関係だ」<br />
:第47話。アリアンロッド艦隊との戦いで敗走を喫した上、鉄華団と革命軍が宇宙規模のお尋ね者になってしまった為、オルガが'''同盟相手のマクギリスを当事者に内密でラスタルに売り渡そうとした'''際に発言。軍のクーデターに加担した民間組織が解体させられるのは当然の話であり、自分達の状況が理解できていない甘さがここ一番に来て表面化してしまった。当然、交渉相手のラスタルからはむべもなく断られてしまう。加えて、売り渡そうとしていたマクギリス自身は、自身の目的で鉄華団を振り回し陥れはしたものの、サポートもし続けていたのが皮肉である。--><br />
<br />
==スパロボシリーズの名台詞==<br />
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''<br />
;「だが、どこの世界だろうと軍人は簡単に信用できねえ。俺たち鉄華団に割を食わせるような指示に従うつもりはねえよ」<br />
:1章Part1「箱庭」より。境界空間に跳ばされたことで軍人と行動を共にすることになったが、この時点ではユージンにこのように語っている通り、信用していない。<br />
;「もちろん条件はつけさせてもらった。成功すれば、これまでの俺たちに課せられた制限を多少は緩めてもらう」<br>「同時にそのうっとうしいことを言ってきた連中だが、俺たちの後ろ盾であるのも事実だ。潰れちまったらゲートを探すどころじゃねえ」<br />
:1章Part2「飛べ、宇宙に向けて」より。[[フィフス・ルナ]]落下阻止作戦に参加する理由について団員にこう諭す。<br />
;「…お前らモジュール77の連中とは生きてる世界が違うんだよ」<br>「甘かねえんだよ、お前らが片足を突っ込んじまった世界は。学園の連中だって、全員が生き残れる保証はねえ」<br />
:1章Part5「仲間と家族」より。仲間のためならいつだって死ぬと名瀬へ語った彼に驚いたショーコへこう返す。現に同じ頃、モジュール77がドルシア軍の襲撃を受け、新たな犠牲者が出ていた。<br />
;ブライト「これは貸しでもなんでもないが… それでもお前が気にするのなら、次の機会に借りを返してくれればいい」<br>「わかった。そう言ってくれる方が楽だぜ」<br>ブライト「性分だな」<br>「義理を欠きたくねえだけだ」<br />
:2章Part4「願いの重力」より。鉄華団が地球降下する際に、同じく地球に降りる[[ディバイン・ドゥアーズ]]が陽動を受け持つことを気にする理由を語る。<br />
<br />
'''[[スーパーロボット大戦30|30]]'''<br />
;「圧倒的な力で押さえつける…。気に入らねえな」<br />
:キーミッション「宇宙を走る閃光」より。[[カイラスギリー]]について他の面々が説明した後での一言。<br />
;「人の生命は星より重い、か…。そうだったら、よかったな…」<br />
:キーミッション「天使の輪の上で」or「天使たちの昇天」で[[ゾルタン・アッカネン]]のエゴに満ちた発言を聞いた際に。[[昭弘・アルトランド|ヒューマンデブリ]]を始めとして、子供達がその命ごと軽視され使い潰される世界の象徴である[[鉄華団]]の者達からは、彼の発言は戯言としか聞こえなかったようだ。<br />
;「頼む…」<br />「ミカを助けてくれ!」<br />
:サイドミッション「天使降臨」にて、[[ハシュマル]]を倒すためにと阿頼耶識のリミッターを解除した三日月を救うべく部隊の面々に懇願する。<br />
:それまで壁を隔てていたオルガだが、この一件を機に態度は軟化した。<br />
;オルガ「あいつは生まれながらにして王となる資質を持っていたってわけか…」<br/>マクギリス「それは彼の持つ力の一つに過ぎない」<br/>オルガ「どういう事だ?」<br/>クワトロ「ダバ・マイロードが新たな時代の開拓者となろうとしているのは彼自身の意志のなせる事だ。そこに生まれは関係ない。それを覚えておくといい」<br/>オルガ「意志…か…」<br />
:サイドミッション「ラスト・メモリー」にて、[[ダバ・マイロード|ダバ]]が自身の出自を明かした際に。<br />
<br />
==スパロボシリーズの迷台詞==<br />
;「外へ出たのか? 狙われてるっていう自覚があんのかよ…!」<br />
:『DD』序章ワールド4「彼の名はエイジ」より。友人に会うために外出したクーデリアの行動に対する無警戒さに対して。<br />
:一見すると依頼主を心配するリーダーとしての当然の台詞なのだが、'''原作を知っている人にはニヤリとできる'''原作ファン向けの小ネタ。<br />
;「お前らも止まるんじゃねぇぞ!」<br />
:『30』中断メッセージ「オルガの次回予告」での〆の台詞。原作で発した台詞のアレンジだが、シチュエーションが違い予告風であるためかなりポジティブな用法。<br />
:ただ、元が後述の物議を醸した終盤の台詞であるためか、ネットのノリを引きずってかプレイヤーの受け取り方も賛否大いに分かれている。<br />
<br />
==搭乗機体==<br />
;CGSモビルワーカー<br />
:CGSの小型戦闘車両。前線ではアンテナと座席が増設された指揮官機の後部座席に搭乗する事が多い。<br />
;[[イサリビ]]<br />
:オルガが事実上の艦長を務める、[[鉄華団]]が所持する強襲装甲艦。<br />
;獅電(オルガ機)<br />
:第2期にて獅電をテイワズから購入した際に好意により1機多く受け取っており、その機体を組織の象徴として飾り立てたもの。<br />
:[[シャア専用ザク|一本角のブレードアンテナ]]と白一色のカラーリングが特徴。通称'''「王様の椅子」'''。<br />
:一応専用機なのだが、オルガが鉄華団の司令塔という事もあり戦闘への投入は考慮されておらず、受領時期の関係から劇中で乗った事は一度も無い。<ref>[[ハシュマル]]との戦いにおいて乗ろうとしたことはあったが、三日月に止められている。</ref><br />
<br />
==余談==<br />
*ガンダムシリーズでは珍しい「団長」の肩書きを持っており、ガンダム関連の話題では基本オルガのことを指してこう呼ばれる。<br />
*ガンダムSEEDには同じ名前を持つ[[オルガ・サブナック]]がいるが、[[プレイステーション4|PS4]]・[[Nintendo Switch]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『SDガンダム G-GENERATION CROSS RAYS』では対戦させた際に'''「聞いた事ある名前してんなぁ………アンタ!!」'''という[[特殊戦闘台詞]]が発生する。<br />
**ちなみに同ゲームでは[[クロト・ブエル|クロト]]が援護された場面で発生する台詞に「邪魔すんな!オルガ!!」という特殊台詞があるが、ご丁寧に'''オルガ・イツカから援護されても発言する。'''<br />
*2010年代のガンダムシリーズキャラクターとしてはとりわけ高い人気を誇り(2018年にNHKにて放送された特別番組『発表!全ガンダム大投票』では作品単位で第1位、複数作総合で第1位の[[シャア・アズナブル]]・第2位の[[アムロ・レイ]]に続く第3位)、サンライズ代表の宮河恭夫氏がそのキャラクター人気に言及する等、シリーズに大きな影響を与えている。<br />
*アニメ2期の最終盤でオルガを襲ったある事件とその前後の展開から、ファンからは'''ネタキャラとしての扱いが強く目立っている。'''<br />
**オルガ自身はレギュラーメンバーなのもあって元々それなりに人気はあったのだが、上記のシーンやそれに至るまでの経緯に問題点や突っ込み所が多かったためかSNSやネット上で大いに騒がれ、一大ネットミームを築くに至っている。当シーンがアニメ未視聴の層にも知れ渡ったことで、前述のガンダム大投票の結果に影響を及ぼしたと見る者も少なからず存在する。<br />
**ちなみにこのシーンは第4クールED曲「フリージア」も流れており、当シーンが有名になった事に比例してこの曲も知れ渡った。歌手であるUru氏もTwitterでその事に言及している[https://twitter.com/uru_super/status/1240455631099891714?s=19]。<br />
**これらの結果、オルガの一挙手一投足がネタにされるようになってしまう。例を挙げれば、先述の「何やってんだ、ミカァァァァァァァァ!!」という台詞も突出して抜き出されてしまい、'''誰かが馬鹿をやらかす度にオルガが叫ぶ漫才のツッコミとしての立ち位置を獲得してしまった'''<ref>公式も自覚はあるようで、全ガンダム大投票の事前告知でオルガの発した台詞もこのアレンジだったりする。</ref>。これ以外にも、語録として汎用性が高い台詞が多いのも相まって、二次創作で大きく脚色されてネタにされてしまった言動も多い。<br />
***当然だが、'''この手のネタを嫌っている人もいる'''ので使用には注意が必要である。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==商品情報==<br />
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<br />
==資料リンク==<br />
*[[GUNDAM:オルガ・イツカ]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:おるか いつか}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%84%E3%82%AB&diff=442973
オルガ・イツカ
2022-09-29T17:57:15Z
<p>わんわ: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 漢字表記 = [[漢字表記::御留我 威都華]]<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Orga Itsuka]]<ref>[http://g-tekketsu.com/1st/character/02.php Character]、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ、サンライズ、2022年1月9日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ}}<br />
| 声優 = {{声優|細谷佳正|SRW=Y}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
| SRWでの分類 = [[サポーター]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = 地球人<br />
| 性別 = 男<br />
| 年齢 = 不明<ref>一部では17歳とする説もあるが、明確なソースに欠けており信ぴょう性は低い。</ref><br />
| 出身 = [[火星|火星圏]]<br />
| 所属 = CGS→[[鉄華団]]<br />
| 役職 = 参番組隊長→鉄華団団長<br />
}}<br />
'''オルガ・イツカ'''は『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]』の登場人物。<br />
<br />
==概要==<br />
『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]』のもう一人の主人公。<br />
<br />
火星の民間警備会社「CGS(クリュセ・ガード・セキュリティ)」の参番組隊長を務め、組織の大人達に虐げられてきたが、[[ギャラルホルン]]襲撃後のクーデターによって大人達を一掃。参番組を元とした「[[鉄華団]]」を立ち上げ、団長に就任する。<br />
<br />
だが、それは鉄華団の過酷な運命の始まりでもあった…。<br />
<br />
===人物===<br />
褐色の肌と紫がかった銀髪に加え、がっしりした体格と長身が特徴。第1期では首に巻いたアフガンストールが特徴。第2期では団長という立場からスーツ姿となっており、その上に鉄華団の証であるコートを羽織っており、さながらマフィアのボスの様な風格を見せる。<br />
<br />
不良っぽい荒々しい口調をしているが、本質的には真面目で義理堅い人物で、仲間や部下からの信頼も厚く、多くの少年兵から尊敬されるカリスマ性も秘めた偉丈夫。特に幼馴染の[[三日月・オーガス]]との絆は強く、幼少期より実の兄弟以上の繋がりで育った彼の事を誰よりも深く理解し、その性格や行動原理に信頼を置いている。左腕には三日月との信頼関係が絶対的な物となった「証」とも言える傷がある。<br />
<br />
一方、三日月が自分の為にいかなる汚れ役等も担う事に内心重圧を感じていたり、冷徹な判断を下せても非常に徹しきれない等、年相応の精神的な脆さも持つ。また、「自分達の本当の居場所」を手に入れる事を夢見るというロマンチストさを持つ反面、[[火星]]の下層階級の中で貧困の中を苦しみ続ける日々を送っていた経験から、常人離れとも言える上昇志向も持ち合わせており、更に鉄華団結成後は徐々に「団員達の犠牲」というリスクをも度外視する形で目先の利益を求める方針に先鋭化していく等、非常に危うい面も持ち合わせるようになり、参謀格である[[ビスケット・グリフォン]]と衝突してしまう要因にもなっている。<br />
<br />
CGS時代に団員達共々大人達から虐げられ続けていた事実から、大人に対する反感や不信感も強く、[[名瀬・タービン]]の様に恩義のある人間を除いて、[[メリビット・ステープルトン]]を始めとする大人達からの自分達を想っての言葉には素直に聞き入れようとしない未熟さも見せている。しかし、これは他の団員達も同様で、特にブルワーズでヒューマンデブリとして散々酷使されていた過去を持つ団員達にその傾向があり、後々厄介な問題を招く事にも繋がっている。<br />
<br />
少年兵達の中でも頭の回転の速さと高い洞察力を持っており、相手の言葉の節々からその真偽を読み取る事にも長けている。更には各団員の性格や調書に関しても適切に把握しており、それを踏まえた作戦の立案もこなす等、[[指揮官]]としての優れた才能を持っている。しかし、上昇志向の強さや目先の利益重視の方針、そして団員達の感情を優先させてしまう考えが仇になってしまう事で大局的な判断がし辛くなっており、戦略家としての能力には欠けている。<br />
<br />
なお、ガンダムシリーズの主人公格でありながらもガンダムに搭乗しなかった珍しい人物で、その立ち位置は宇宙世紀シリーズの[[ブライト・ノア]]に近い。<br />
<br />
===劇中での様相===<br />
火星の下級下層の中で生まれ育ったオルガは、三日月と共に幼少期を過ごし、後に民間警備会社である「CGS」へと入隊。そこで[[阿頼耶識|阿頼耶識システム]]を組み込まれ、大人達から不当な扱いを受けながらも、三番組隊長として活躍し、自分と同格の少年兵達からの信頼を得ていく事になる。そんな中、[[ギャラルホルン]]の襲撃を受け、大人達が逃げ出したのに乗じる形で、CGS本部施設地下に電源設備として流用されていた[[ガンダム・バルバトス]]を三日月に起動させ、ギャラルホルンの撃退に成功。その後、大人達にクーデターを起こし、少年兵達で構成された三番組を「鉄華団」という組織に改め、クリュセ独立自治区首相ノーマン・バーンスタインの娘である[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]の依頼を受け、鉄華団の仲間達やクーデリアと共に「[[イサリビ]]」と命名した戦艦で[[地球]]を目指す事になる。<br />
<br />
だが、地球へと目指す道は非常に過酷で、ギャラルホルンの追撃を受けながら資金難と地球への案内人探しに苦しめられ、木星圏の複合企業である「テイワズ」に頼る事になるも、その下部組織である「タービンズ」と激突。その末に自らの実力を見込んだ[[名瀬・タービン]]の紹介によって鉄華団はテイワズの傘下となり、またオルガ自身も名瀬と義兄弟の盃を交わす事になった。<br />
<br />
その後、タービンズのメンバーが同行する形で地球へと向かう旅を続ける中、ビスケットの故郷であるコロニー「ドルト2」に立ち寄る。ギャラルホルンに内通していたビスケットの兄であるサヴァランが、ドルト内の事件の影響でビスケットに遺言を残し首つり自殺してしまった影響で、ビスケットから自らのリスクを度外視し続ける方針に反発され、遂には鉄華団からの脱退まで宣言されてしまう。苛立つ中、メリビットからサヴァランの件について聞かされた事でビスケットの態度の真意に気付き、ビスケットとの蟠りを解いた後、目的を達成させるまで今後の団の方針については棚上げする事になるのだが、その直後に起きたミレニアム島での戦いで、自身を庇ったビスケットは戦死してしまう。<br />
<br />
ビスケットの死後、三日月に発破をかけられる形で何とか立ち直り、最後まで諦める事無く目的を完遂させ、前線で戦い続ける仲間達に「生きろ」と命令。三日月の駆るバルバトスの戦いを見届けた。しかし、団内で唯一対等な立場と言えたビスケットの死による損失は大きく、彼の死を「仇討ち」として団を纏め上げる為に利用するという短絡的な行動に出てしまう等、その様子は半ば自暴自棄に近い状態になっていたとも言える。<br />
<br />
==登場作品と役柄==<br />
===単独作品===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:初登場作品。序章ワールド4より登場。ゲームシステムの都合上イサリビがユニットアイコンのみの登場なので、NPC扱い。<br />
:原作では大人に対する反抗心が強かったが、本作では鉄華団だけではどうにもならない事実を理解しているのか、無暗に大人達に反発せず、柔軟さを見せている。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:シーズンパス「[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC2]]」で追加参戦。鉄華団メンバーの戦闘アニメにも掛け合いで参加するため、音声も初収録。<br />
:ミッション「荒野に咲く鉄の華」で三日月と共に登場し、以降はサポーターとして自軍に参加する。<br />
:第2期終盤の時系列での参戦のためもあって、最初は[[ドライクロイツ]]を「恵まれた環境にいて頼りにならない、信頼できない連中」だと思い、「互いに利用し合う関係であるべき」との考えと元いた世界に残してきた仲間達の事を考えてか深く関わろうとはしないスタンスを取る。<br />
:だが、[[昭弘・アルトランド|昭弘]]および[[ノルバ・シノ|シノ]]との再会や[[ハシュマル]]との戦いにおいて三日月を助けてもらった件から信頼を築き、「貫く勇気」クリアー後も引き続きドライクロイツの一員としてエトランゼと戦うことを決めている。<br />
:パッシブ効果も使用効果も、敵に突っ込んで攻撃するための支援に特化しており、戦艦や狙撃機体など移動後使用可能な攻撃に乏しいユニットの補佐として大いに役立つ。<br />
:特に本作は[[先制攻撃]]から突撃の効果が削除されたことにより、突撃の価値が過去作並みに上がっていることもありかなり活躍の場面は多い。また、[[AOSアップデート]]の食堂と効果が重複するため、1ターン目の移動力を爆発的に高められる。<br />
<br />
== ステータス ==<br />
=== サポーターコマンド ===<br />
{| class="wikitable"<br />
|-<br />
! 名称<br />
! 作品<br />
! S-SP<br />
! 使用時<br />
! パッシブ<br />
|-<br />
! 鉄華団の掟<br />
| style="text-align: center;" | [[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
| style="text-align: center;" | 45<br />
| 全ての味方ユニットに「[[突撃]]」をかける<br />
| 出撃時、全ての味方ユニットに「[[加速]]」をかける<br />
|-<br />
|}<br />
:彼等が向かう「ここじゃないどこか」へ辿り着くべく「加速」し、止まらずに「突撃」し続ける様はまさしく「'''止まるんじゃねぇぞ…'''」という彼の遺言と鉄華団の在り方を体現する内容。<br />
:主力武装は長射程射撃武器だがP武器は低威力の格闘のみという機体もそこそこ多く、中でも[[ドライストレーガー]]や[[ゴールドフォー]]のような「P武器が一つも無く、突撃を自力習得できない機体」にとってはゲーム性を大きく変えるだけの影響がある。同じ作品内でも長射程射撃武器をメインにする[[ガンダム・フラウロス|流星号]]や、加速をトリガーにするエースボーナスを持つ[[マクギリス・ファリド|マクギリス]]との相性が良い。<br />
:パッシブ効果はステージ途中から参戦した増援にも適用されるため余さず活躍させられる。<br />
:汎用性・有用性の割にコストが軽く、DLC適用時はミッション内容を問わず常時登用もありえる有用な能力。<br />
:使用効果は個別に使えない分ユニットが増えるほど扱いが難しくなってくるが、「[[開幕]]で必ず使用する」というようなルーティーン的な使い方でも良いだろう。<br />
<br />
==人間関係==<br />
===鉄華団===<br />
;[[三日月・オーガス]]<br />
:幼馴染の少年兵。互いに強く信頼し合う間柄。相棒と呼べる存在なのは間違いないが三日月の覚悟を本当の意味で受け止められずにいる為、プレッシャーにもなっている。<br />
;[[ビスケット・グリフォン]]<br />
:もう一人の相棒とも呼べる存在。自身とは逆に冷静で温厚なことから参謀として頼りにしていた。<br />
:しかし、ビスケットの兄・サヴァランの自殺が元で仲違いしてしまい、最終的にはオルガを庇う形でビスケットは戦死してしまう。団の中では唯一オルガが本心を吐露でき、また方針をも相談しあえる存在だったが故に、ビスケットの死はその後も重く圧し掛かっている。<br />
;[[ユージン・セブンスターク]]<br />
:鉄華団のサブリーダー。[[ライバル]]視されながらも認められている。<br />
;[[昭弘・アルトランド]]<br />
:ヒューマンデブリ組のリーダー。ヒューマンデブリゆえに自虐気味な彼の心を救う。<br />
;[[ライド・マッス]]<br />
:鉄華団立ち上げの際に絵心を買い、団章のデザインを任せた。<br />
;[[メリビット・ステープルトン]]<br />
:テイワズからのアドバイザー。大人としてオルガを支える。それらが鬱陶しいと感じたオルガは「おばさん」とボソッと言うが、彼女に聞こえていたせいで「ガキ」と言い返されてしまった。<br />
;アストン・アルトランド<br />
:彼を初めとしたブルワーズの少年兵たちも鉄華団に迎え入れる。<br />
:地球支部設立後、戦いから遠ざけようという気遣いからかアストンを初めとした何人かのブルワーズ組を地球支部に配属させるが逆に仇になってしまった。<br />
<br />
===CGS===<br />
;マルバ・アーケイ<br />
:CGSの社長。腐っても経営者としての能力はあることだけは評価していた。<br />
;トド・ミルコネン<br />
:年少組の指導係。保身のために鉄華団に入団するが、オルクス商会に[[裏切りイベント|内通した]]彼を袋叩きにした挙句、'''パンツ一枚で'''叩き出した。後にモンターク商会の専務として再会した。<br />
<br />
===クリュセ独立自治区===<br />
;[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]<br />
:彼女の依頼を引き受ける。鉄華団独立のきっかけの一つとなったビジネスパートナー。<br />
<br />
===テイワズ===<br />
;[[マクマード・バリストン]]<br />
:彼に気に入られた事により「叔父貴」と呼び慕うようになる。<br />
;[[名瀬・タービン]]<br />
:彼と対峙した事が切欠となり、「兄貴」と呼び慕うようになる。<br />
:ちなみに名前の漢字表記は、名瀬から貰ったもの。<br />
<br />
===ギャラルホルン===<br />
;[[マクギリス・ファリド]]<br />
:紆余曲折の末、協力し合う関係となる。<br />
<br />
==他作品との人間関係==<br />
;[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]<br />
:『DD』にて、彼の事情を聞き、鉄華団の売名に繋がるとして協力する。<br />
;[[キリコ・キュービィー]]<br />
:『DD』にて、エイジの護衛役として、鉄華団と行動を共にする。<br />
;[[指南ショーコ]]<br />
:『DD』にて、[[新生ジオール]]独立の際に防衛を担当する。テイワズとの交渉にもクーデリアと共に参加する。<br />
;[[エルエルフ]]<br />
:『DD』では彼の案でテイワズに接触する。<br />
;[[マリュー・ラミアス]]<br />
:『DD』1章にて、[[アークエンジェル]]との別れ際に'''「今となっちゃ、身内みてえなもんだ」'''と言っている。<br />
;[[ブライト・ノア]]<br />
:『DD』1章にて、[[アクシズ]]落下阻止作戦への協力を依頼されたときには'''「色々と世話になったブライトの大将に頭を下げられちゃ、断れねえ」'''と大半の戦力を貸している。<br />
<br />
==名台詞==<br />
===第1期===<br />
;「死なねぇ! 死んでたまるか! このままじゃ…こんなところじゃ…! 終われねぇ!! …だろ!? ミカァッ!!」<br />
:第1話。ギャラルホルンが率いる[[グレイズ]]に襲撃され絶体絶命に陥るも直後、この台詞に答えるかのように地中から[[ガンダム・バルバトス]]が現れる。<br />
;「マルバも相当なクズだったが一軍のヤツらはそれ以下だ。あいつらは俺たちの命をまき餌ぐらいにしか思ってねぇ」<br/>「それにあいつらの頭じゃすぐに商売に行き詰まる。そうなりゃますます危険なヤマに手を出す。俺たちは確実に殺されるぞ」<br />
:第2話。CGS[[社長]]のマルバ・アーケイが逃亡した事で一軍が新たにCGSを引っ張っていく事になったが、その一軍は先程の戦闘で逃亡した上、反省の色も見せず、いつものように少年兵達を虐げる始末。ついに我慢の限界を迎えたオルガ達は一軍に反旗を翻して、CGSの乗っ取りを決意。<br />
:「腐った上層部を叩きのめす」という燃えるシーンではあるが、後に'''一軍の面々以上に危険なヤマに手を出すことになってしまう'''のは皮肉とも言える。<br />
:また後のストーリー展開を考えれば、[[伏線|この時点で「育ちの悪さ故に見通しが甘い」点が出ている]]とも言えるだろう。<br />
;「[[鉄華団]]」<br />クーデリア「え?」<br />「俺たちの新しい名前…CGSなんてカビ臭い名前を名乗るのは癪に障るからな」<br />クーデリア「てっか…鉄の火ですか?」<br />「いや、鉄の華だ。''決して散らない鉄の華''」<br />
:第3話。クーデターによりCGSを掌握した後、組織を改名する。<br />
;「見られてるからだ」<br/>「振り返るとそこにいつもあいつの目があるんだ」<br/>「すげえよミカは。強くて、クールで度胸もある。初めてのモビルスーツも乗りこなすし、今度は読み書きまで…」<br/>「そのミカの目が俺に聞いてくるんだ。『オルガ、次はどうする? 次はなにをやればいい? 次はどんなワクワクすることを見せてくれるんだ?』ってな…あの目は裏切れねえ」<br/>「あの目に映る俺はいつだって、最高に粋がって格好いいオルガ・イツカじゃなきゃいけねえんだ」<br />
:第6話。リスクの大きな選択肢ばかり取るオルガに対して、その理由をビスケットが問いただした際の返答。三日月自体には大いに賛辞を述べる一方で、三日月の存在がオルガにとって大きな重圧にもなってしまっていた。<br />
:常に少年兵達を支えなければならない立場で、相棒である三日月にすらこのように重圧を感じてしまうオルガにとって、この心境を吐露できる相手はビスケットくらいしかいなかった。オルガにとっては三日月と同等以上にビスケットの存在が大きいことも同時に描写されたシーンである。<br />
:また、劇中における三日月の行動が良くも悪くも常人離れしたものが多かった事から視聴者からも三日月を非常に良く表した台詞として受け取られており、転じて愛称が同じ「ミカ」のキャラにも'''「すげぇよ、ミカは」'''と言われる等、ネタ的な活用もされるようになった。<br />
;「繋がっちまってんです、俺らは」<br/>「死んじまった仲間が流した血と、これから俺らが流す血が混ざって、鉄みたいに固まってる」<br/>「だから、だから離れらんねぇ、離れちゃいけないんです。危なかろうが、苦しかろうが、俺らは」<br />
:第8話。名瀬との会話において。番組タイトルである「[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ|鉄血]]」の意味を表した台詞。<br />
;「やっとだ…やっと家族が作ってやれる…お前らにも、やっと胸を張って帰れる…場所…」<br />
:第9話、慣れない酒で酔いつぶれた際に発したうわ言。<br />
;「離しやがれ!! …ああ、分かったよ! 連れてってやるよ! どうせ後戻りはできねぇんだ…連れてきゃいいんだろ!」<br/>「途中にどんな地獄が待っていようとお前を…お前らを…! 俺が、連れてってやるよ!!」<br />
:第22話。ビスケットを失い意気消沈する中、三日月から発破をかけられた事での新たな決意。そこには決して安易な道ではないと分かっていても家族の幸せを掴むために決意を改める一人の英雄の姿があった。<br />
;「何やってんだ、ミカァァァァァァァァ!!」<br />
:第25話。窮地に陥った三日月に発破をかけて。オルガの台詞でも三指には入るであろう有名な台詞であり、原作の範囲では名言。ただし、ネット上の扱いでは後述…。<br />
:『30』ではキャラクター事典の台詞として収録されている。<br />
<br />
==迷台詞==<br />
上述の通り、頼れる兄貴分として数多くの団長命令の言葉が印象強いが、思い切りの良さの裏返しである愚直さ、そして鉄華団の栄枯盛衰を描いたシナリオの展開が相まって、後半になるにつれて彼自身の行動による迷言も多く飛び出した。<br />
<br />
===第1期===<br />
;「ヴォェェェェェェ…」<br />
:第9話。景気づけの飲み会で調子に乗りすぎて案の定。頼れるリーダーとしての貫録を見せつけたかったのだが、流石の彼も酒には勝てなかったようだ。これには三日月も'''「こんなオルガ、初めて見た」'''と漏らすほど。<br />
:演じた[[声優:細谷佳正|細谷佳正]]氏による渾身の演技は必聴の価値あり。<br />
<br />
===第2期===<br />
;「仕方ねぇだろ。もともと俺らは事務方の仕事は丸投げだったんだ」<br />
:第33話。地球支部が壊滅したための後始末でユージンが「ラディーチェに牛耳られていた」と愚痴った際に発言。<br />
:ラディーチェの裏切りも支部壊滅に繋がったのは事実だがラディーチェ1人が支部の事務仕事全てを担っていたのは明らかに運営上の欠陥だった。団長としての責任感に欠ける発言ではあるが、大人に反発心を抱きながら学のない人員が非常に多く、急激すぎる団の発展に対応しきれていないオルガ一人に団全体が依存しているという、団全体の体質的な問題が浮き彫りになった台詞でもある。<br />
;「また長えな。レクス?」<br />
:第41話。改修の完了した[[ガンダム・バルバトスルプスレクス]]の名前を知ってのぼやき。確かに長いし、視聴者も思っただろうが、既にほぼ同等の[[ガンダム・グシオンリベイクフルシティ]]を鉄華団が運用しているので今更感はある。<br />
<!--;「マクギリス・ファリドとバエルもそちらに引き渡す。だから…」<br />「とにかく、俺達はこの件とはもう無関係だ」<br />
:第47話。アリアンロッド艦隊との戦いで敗走を喫した上、鉄華団と革命軍が宇宙規模のお尋ね者になってしまった為、オルガが'''同盟相手のマクギリスを当事者に内密でラスタルに売り渡そうとした'''際に発言。軍のクーデターに加担した民間組織が解体させられるのは当然の話であり、自分達の状況が理解できていない甘さがここ一番に来て表面化してしまった。当然、交渉相手のラスタルからはむべもなく断られてしまう。加えて、売り渡そうとしていたマクギリス自身は、自身の目的で鉄華団を振り回し陥れはしたものの、サポートもし続けていたのが皮肉である。--><br />
<br />
==スパロボシリーズの名台詞==<br />
'''[[スーパーロボット大戦DD|DD]]'''<br />
;「だが、どこの世界だろうと軍人は簡単に信用できねえ。俺たち鉄華団に割を食わせるような指示に従うつもりはねえよ」<br />
:1章Part1「箱庭」より。境界空間に跳ばされたことで軍人と行動を共にすることになったが、この時点ではユージンにこのように語っている通り、信用していない。<br />
;「もちろん条件はつけさせてもらった。成功すれば、これまでの俺たちに課せられた制限を多少は緩めてもらう」<br>「同時にそのうっとうしいことを言ってきた連中だが、俺たちの後ろ盾であるのも事実だ。潰れちまったらゲートを探すどころじゃねえ」<br />
:1章Part2「飛べ、宇宙に向けて」より。[[フィフス・ルナ]]落下阻止作戦に参加する理由について団員にこう諭す。<br />
;「…お前らモジュール77の連中とは生きてる世界が違うんだよ」<br>「甘かねえんだよ、お前らが片足を突っ込んじまった世界は。学園の連中だって、全員が生き残れる保証はねえ」<br />
:1章Part5「仲間と家族」より。仲間のためならいつだって死ぬと名瀬へ語った彼に驚いたショーコへこう返す。現に同じ頃、モジュール77がドルシア軍の襲撃を受け、新たな犠牲者が出ていた。<br />
;ブライト「これは貸しでもなんでもないが… それでもお前が気にするのなら、次の機会に借りを返してくれればいい」<br>「わかった。そう言ってくれる方が楽だぜ」<br>ブライト「性分だな」<br>「義理を欠きたくねえだけだ」<br />
:2章Part4「願いの重力」より。鉄華団が地球降下する際に、同じく地球に降りる[[ディバイン・ドゥアーズ]]が陽動を受け持つことを気にする理由を語る。<br />
<br />
'''[[スーパーロボット大戦30|30]]'''<br />
;「圧倒的な力で押さえつける…。気に入らねえな」<br />
:キーミッション「宇宙を走る閃光」より。[[カイラスギリー]]について他の面々が説明した後での一言。<br />
;「人の生命は星より重い、か…。そうだったら、よかったな…」<br />
:キーミッション「天使の輪の上で」or「天使たちの昇天」で[[ゾルタン・アッカネン]]のエゴに満ちた発言を聞いた際に。[[昭弘・アルトランド|ヒューマンデブリ]]を始めとして、子供達がその命ごと軽視され使い潰される世界の象徴である[[鉄華団]]の者達からは、彼の発言は戯言としか聞こえなかったようだ。<br />
;「頼む…」<br />「ミカを助けてくれ!」<br />
:サイドミッション「天使降臨」にて、[[ハシュマル]]を倒すためにと阿頼耶識のリミッターを解除した三日月を救うべく部隊の面々に懇願する。<br />
:それまで壁を隔てていたオルガだが、この一件を機に態度は軟化した。<br />
;オルガ「あいつは生まれながらにして王となる資質を持っていたってわけか…」<br/>マクギリス「それは彼の持つ力の一つに過ぎない」<br/>オルガ「どういう事だ?」<br/>クワトロ「ダバ・マイロードが新たな時代の開拓者となろうとしているのは彼自身の意志のなせる事だ。そこに生まれは関係ない。それを覚えておくといい」<br/>オルガ「意志…か…」<br />
:サイドミッション「ラスト・メモリー」にて、[[ダバ・マイロード|ダバ]]が自身の出自を明かした際に。<br />
<br />
==スパロボシリーズの迷台詞==<br />
;「外へ出たのか? 狙われてるっていう自覚があんのかよ…!」<br />
:『DD』序章ワールド4「彼の名はエイジ」より。友人に会うために外出したクーデリアの行動に対する無警戒さに対して。<br />
:一見すると依頼主を心配するリーダーとしての当然の台詞なのだが、'''原作を知っている人にはニヤリとできる'''原作ファン向けの小ネタ。<br />
;「お前らも止まるんじゃねぇぞ!」<br />
:『30』中断メッセージ「オルガの次回予告」での〆の台詞。原作で発した台詞のアレンジだが、シチュエーションが違い予告風であるためかなりポジティブな用法。<br />
:ただ、元が後述の物議を醸した終盤の台詞であるためか、ネットのノリを引きずってかプレイヤーの受け取り方も賛否大いに分かれている。<br />
<br />
==搭乗機体==<br />
;CGSモビルワーカー<br />
:CGSの小型戦闘車両。前線ではアンテナと座席が増設された指揮官機の後部座席に搭乗する事が多い。<br />
;[[イサリビ]]<br />
:オルガが事実上の艦長を務める、[[鉄華団]]が所持する強襲装甲艦。<br />
;獅電(オルガ機)<br />
:第2期にて獅電をテイワズから購入した際に好意により1機多く受け取っており、その機体を組織の象徴として飾り立てたもの。<br />
:[[シャア専用ザク|一本角のブレードアンテナ]]と白一色のカラーリングが特徴。通称'''「王様の椅子」'''。<br />
:一応専用機なのだが、オルガが鉄華団の司令塔という事もあり戦闘への投入は考慮されておらず、受領時期の関係から劇中で乗った事は一度も無い。<ref>[[ハシュマル]]との戦いにおいて乗ろうとしたことはあったが、三日月に止められている。</ref><br />
<br />
==余談==<br />
*ガンダムシリーズでは珍しい「団長」の肩書きを持っており、ガンダム関連の話題では基本オルガのことを指してこう呼ばれる。<br />
*ガンダムSEEDには同じ名前を持つ[[オルガ・サブナック]]がいるが、[[プレイステーション4|PS4]]・[[Nintendo Switch]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『SDガンダム G-GENERATION CROSS RAYS』では対戦させた際に'''「聞いた事ある名前してんなぁ………アンタ!!」'''という[[特殊戦闘台詞]]が発生する。<br />
**ちなみに同ゲームでは[[クロト・ブエル|クロト]]が援護された場面で発生する台詞に「邪魔すんな!オルガ!!」という特殊台詞があるが、ご丁寧に'''オルガ・イツカから援護されても発言する。'''<br />
*2010年代のガンダムシリーズキャラクターとしてはとりわけ高い人気を誇り(2018年にNHKにて放送された特別番組『発表!全ガンダム大投票』では作品単位で第1位、複数作総合で第1位の[[シャア・アズナブル]]・第2位の[[アムロ・レイ]]に続く第3位)、サンライズ代表の宮河恭夫氏がそのキャラクター人気に言及する等、シリーズに大きな影響を与えている。<br />
*アニメ2期の最終盤でオルガを襲ったある事件とその前後の展開から、ファンからは'''ネタキャラとしての扱いが強く目立っている。'''<br />
**オルガ自身はレギュラーメンバーなのもあって元々それなりに人気はあったのだが、上記のシーンやそれに至るまでの経緯に問題点や突っ込み所が多かったためかSNSやネット上で大いに騒がれ、一大ネットミームを築くに至っている。当シーンがアニメ未視聴の層にも知れ渡ったことで、前述のガンダム大投票の結果に影響を及ぼしたと見る者も少なからず存在する。<br />
**ちなみにこのシーンは第4クールED曲「フリージア」も流れており、当シーンが有名になった事に比例してこの曲も知れ渡った。歌手であるUru氏もTwitterでその事に言及している[https://twitter.com/uru_super/status/1240455631099891714?s=19]。<br />
**これらの結果、オルガの一挙手一投足がネタにされるようになってしまう。例を挙げれば、先述の「何やってんだ、ミカァァァァァァァァ!!」という台詞も突出して抜き出されてしまい、'''誰かが馬鹿をやらかす度にオルガが叫ぶ漫才のツッコミとしての立ち位置を獲得してしまった'''<ref>公式も自覚はあるようで、全ガンダム大投票の事前告知でオルガの発した台詞もこのアレンジだったりする。</ref>。これ以外にも、語録として汎用性が高い台詞が多いのも相まって、二次創作で大きく脚色されてネタにされてしまった言動も多い。<br />
***当然だが、'''この手のネタを嫌っている人もいる'''ので使用には注意が必要である。<br />
<br />
==脚注==<br />
<references /><br />
<br />
==商品情報==<br />
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<br />
==資料リンク==<br />
*[[GUNDAM:オルガ・イツカ]]<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:おるか いつか}}<br />
[[Category:登場人物あ行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場人物]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%82%B9&diff=434759
メタス
2022-05-17T11:18:27Z
<p>わんわ: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Methuss]]<ref>[http://www.z-gundam.net/ms/index.html#ms05 Mobile Suit]、機動戦士Ζガンダム、2022年2月4日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムΖΖ}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|永野護}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::可変モビルスーツ]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::MSA-005]]<br />
| 全長 = <br />
;【MA時】<br />
:[[全長::21.8 m]]<br />
| 全高 = 26.0 m<br />
;【MA時】<br />
:6.2 m<br />
| 本体重量 = 27.8 t<br />
| 全備重量 = 52.4 t<br />
| 動力 = [[動力::核融合炉]]<br />
| ジェネレーター出力 = 1,640 kw<br />
| スラスター推力 = 18,600 kg×3(背部)<br />10,600 kg×2(脚部外側)<br />
;総推力<br />
:77,000 kg<br />
| アポジモーター数 = 12<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]]<br />
| センサー有効半径 = 11,300 m<br />
| 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|エゥーゴ}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::ファ・ユイリィ]]<br />[[パイロット::レコア・ロンド]]<br />
}}<br />
'''メタス'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』および『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
[[Ζプロジェクト]]により[[アナハイム・エレクトロニクス]]で開発された初の[[可変モビルスーツ]]。<br />
<br />
=== 機体概要 ===<br />
元々は可変機構の実験機として開発されていた。[[モビルアーマー]]形態に[[変形]]可能で、機動性が高い。<br />
<br />
しかし、上半身と下半身を3本のアクチュエーターで接続しているだけであるために強度は低く、格闘戦はあまり得意ではない。また、武装も貧弱。<br />
<br />
==== モビルアーマー形態 ====<br />
[[変形]]した形態。メタスはモビルアーマー形態での運用を基本としている。<br />
<br />
高い運動性と速度を誇り、宇宙戦闘機としては十分な性能を発揮した。反面大気圏内での運用には適していない。<br />
<br />
[[Ζガンダム]]に比べシンプルな変形機構が評価され、量産を考慮した[[ΖII]]や[[リゼル]]はメタスの変形機構が参考にされている。<br />
<br />
=== 劇中での活躍 ===<br />
[[グリプス戦役]]中盤に[[アーガマ]]の戦力として配備され、当初は[[レコア・ロンド]]が搭乗していた。レコアが[[エゥーゴ]]を離反した後は補欠要員だった[[ファ・ユイリィ]]が専任パイロットとなり(尚、レコア機はヤザンとの戦闘で完全に爆発しているので、ファ機は2号機と思われる)、[[ティターンズ]]の高性能[[MS]]群に苦戦を強いられるが、その高い機動力を活かし、最後まで戦い抜いている。時々、撃破される事もあったが、パイロットは脱出しているため、生存率は意外と高い。<br />
<br />
[[第1次ネオ・ジオン抗争]]の序盤でも運用されたが、アーガマの物資・人員不足もありほとんど修理出来ていない状態で使用されていた。「[[ガザD|ガザ]]の嵐隊」との戦闘では接近戦で胴体フレームをへし折られてしまい、下半身を失っている(乗っていたのが素人同然の[[トーレス]]だったのも一因だが)。最後は[[ジュドー・アーシタ]]の[[Ζガンダム]]を庇って[[ハンマ・ハンマ]]の攻撃を受け、そのまま[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]へと流されていった。<br />
<br />
劇場版においては、1号機と新たに2号機である「'''メタス2'''」がアーガマに配備されている。1号機はΖガンダムや[[Gディフェンサー]]と共に搬入され、レコアの乗機となった。また、TV版の[[ゲルググ]]の代わりに[[百式]]のメガ・バズーカ・ランチャーのエネルギー供給用の機体としても使用された。その後の戦闘で[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]の[[ハンブラビ]]に撃墜されている。2号機はファ・ユイリィが乗り込み、弾薬の補給や損傷機回収の為の支援機として運用されていた。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
前半で貴重な[[飛行]]可能、かつ[[修理]]機能を持ったユニット。基本はファの初期機体扱いで、彼女のSRW参戦回数の恩恵を存分に受けているユニットともいえ、仮にも原作前半主役機の'''[[ガンダムMk-II]]より登場回数が多く、初登場も先である'''。<br />
<br />
武装が貧弱なため戦力になる事は少ないが、[[乗り換え]]可能な[[修理]]ユニット、またはパイロットのレベル上げ用として最後までお世話になる事が多い。<br />
<br />
[[修理装置]]は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』における性能を再現した物だが、原作で弾薬の補給を行う支援機としての運用がされていたのに[[補給装置]]は『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』まで実装されなかった。ゲームシステムレベルでの自軍の支援手段が増加した影響もあってか、同作からはZシリーズ以外でも何らかの形で両装置を有する仕様が定番化している。<br />
<br />
なお、MS形態のあまりに貧弱な上半身と下半身の接続方法故か、MA形態の方が装甲が厚い事が多い。<br />
<br />
上述通り参戦回数は最多クラスに位置するものの、機能面のテコ入れはシリーズを通じてほとんど行われていない。上述の補給装置の追加や、[[強化パーツ]]運用の面で補強が行われる程度で、戦闘力はほぼ水平飛行水準。登場を重ねたプレイヤー側のユニットは[[やられメカ]]の[[量産機]]でさえ強引気味に武装を追加される傾向があり、ある意味、[[旧シリーズ]]以来これほど仕様が変わり映えしないのは珍しい。<br />
<br />
=== [[旧シリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}<br />
:初登場作品。[[ファ・ユイリィ]]がパイロット。最初の内は貧弱な支援機的な性能に思えるが、高レベルになるにつれどんどん素早さが上がり、レベル50で素早さがカンストし、[[νガンダム]]以上の素早さとなる。よって、後半になると修理だけでなく、積極的に戦闘に参加させることもできる。自分自身の修理も可能なため、特に1対1の戦闘に滅法強く、レベルが十分で相手が単体であれば例え相手が[[ヴァルシオン]]だろうと[[グランゾン]]だろうと、一応メタスだけで倒すことが出来る。ヴァルシオンはともかく、グランゾンをメタス単体で倒すにはとてつもない時間が掛かるだろうが…。<br />
:FC版の本作のみ後半より武装がアームビームガン→ビームサーベル(MS)/メガ粒子砲(MA)に変更される。原作で未所持のメガ粒子砲は射程はあるがビームサーベルより威力は低い。前半はアームビームガンの射程が1のみなので攻撃手段が乏しいが、後半は状況に応じて変形し、近距離・遠距離の攻撃を使い分けた戦法が可能になる。<br />
:PS版では『F』準拠の性能なため戦闘能力は低いが、修理でレベル上げが可能になった。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}<br />
::システムの大幅変更により、上記のような活躍はできない。修理で経験値も入らないが、序盤では貴重な「飛行できるMS」であり、空が飛べず移動力も低い[[ガンダム]]・[[Vガンダム]]・[[ガンイージ]]より快適に移動できるので武器を改造すると意外に強い。序盤で山岳や森林の多いマップが出てきたら、[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]をこちらに乗せてみるのも手。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}<br />
:文字通り生命線。他の修理役もそうだが、どれだけ鍛えるかによってゲームの難度が大幅に変わってしまうほどの重要ユニット。HP・装甲の改造は惜しまずに。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}<br />
:リューネの章序盤でファが乗ってくる。リューネの章では唯一の修理役の為に重要性は高い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})<br />
:第1話(『S』では2話)からファの乗機として登場。強制廃棄はされず、[[ユニット捨てる|任意で廃棄する]]事もできないので最後まで残る。<br />
:ただでさえ基本性能が控えめなうえに、序盤から出現する[[ヘビーメタル]]に対してかなり不利な武装をしてるため戦力と数えるには厳しいが、序盤では貴重な飛行MSであり初期ユニットの中では破格の限界反応を持っているので[[リ・ガズィ]]入手までは武器2つを少々改造してから[[アムロ・レイ|アムロ]]を乗せてみても面白い。<br />
:なお本作の敵ユニットは修理・補給能力を持つ機体を優先的に狙うルーチンが組まれており、その中で本機は貴重なリアル系であるため、改造しておくと囮役として最適なユニットになる。<br />
:素の攻撃力はMSでも最低クラスで、また反撃が選択できるようになったため修理装置の恩恵も減った。しかし移動力は極めて高く、アイテム回収に向いている他、[[ミデア]]救出マップではその機動力と修理能力で大活躍する。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}<br />
:今回から修理で[[経験値]]が入るようになったので、ガンダム系パイロットのレベル上げに使われる。『第4次』と異なり修理・補給ユニットが優先的に狙われる仕様はなくなった(HPの少ないユニットが優先される)ため、HPと装甲を中心に強化していくといいだろう。<br />
:[[ゴラオン]]の救援に機動力の高さを理由に1ステージだけ[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が搭乗して強制出撃するステージがある。戦闘能力という点では若干不安なようでジュドー本人は不満気だったところをファに睨まれる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}<br />
:やはり修理要員として最後まで現役。『F』から通して、最初から最後まで活躍する唯一のユニットとなるだろう。<br />
:また孤立した味方や[[NPC]]の救助を行うシナリオが全編通して多いため、それらのマップはメタスがいるかどうかで難易度が天と地ほど変わる。特に[[ハルル・アジバ|最終決戦]]はメタスを出さないだけで縛りプレイの領域となる。<br />
:時には修理のために前線に出る必要もあるので、改造は決して怠らないようにしたい。もし無改造のままなら早急に資金を注ぎ込もう。<br />
<br />
=== [[αシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}<br />
:登場はかなり前倒しされていて、[[ガンダムMk-II]]奪取前から[[アーガマ]]に積まれている。それでも原作通り、最初はレコアが乗っている。序盤では貴重な飛行ユニットで移動力もあることから戦闘にも回せる。<br />
:MS形態の地形適応が全てB以下という冷遇機。MA形態との優位性がビームサーベル(+[[切り払い]])位しかない。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}<br />
:修理ユニットとしては悪くないが、修理だけでなく[[補給]]も可能な[[ホワイトアーク]]や[[ブルーガー]]の方が優秀。戦闘ユニットとしては、武器改造効率が良いため最終攻撃力はそこそこ、P属性射程5で飛行可能ではあるが、武器の対地性能と弾数に不安がある。パーツスロットも含めた移動能力では今作トップなのでアイテム回収をさせる手もある。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}<br />
:コストが1で修理装置があり、[[変形]]によって空を飛べる為、小隊員機として優秀。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}<br />
:『第2次α』と同じ。ちなみにオプションの「ガイダンスシナリオ」にも、[[アラド・バランガ|アラド]]が操作するユニットの一体として登場する。<br />
<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Z}}<br />
:修理装置を持つ為、被弾する事が前提であるスーパー系の小隊員に向いている。レコアとファの2機が入手できるが、レコア機は撃墜されて使用不可になる(改造費用は戻ってくる)。MS形態とMA形態でPLAの射程や地形適応が違うので注意。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:単機出撃制になり[[サブオーダー]]が導入されたため、[[資金]]稼ぎ要員育成機としてガンダム系で乗り回される。<br />
:MA形態が武装1つなのはお約束だが、それがP武器で射程3。最終的には自軍最低の最大射程ユニット(形態)となってしまう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:基本は前作と同じだが、フル改造ボーナスにより、なんと'''[[補給装置]]が実装される'''。なお、OZでは何故か他の宇宙世紀及びSEED系ガンダム共々封印扱いになっていた。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:前作から引き続きカスタムボーナスで補給装置が実装。スーパー系サブに向いている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:第1話から使用可能。『時獄篇』と同様、カスタムボーナスで修理装置と補給装置を両立できるため強力なMSが多数入手できる今作でもサブユニットとして長く使っていける。<br />
<br />
=== COMPACTシリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}<br />
:シナリオ「サイン・オブ・ゼータ」でファが乗ってくる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2第1部}}<br />
:第1話から使用可能。地上では高低差によって援護できるかどうかが変わるため、序盤では戦闘にもかりだされる。HPをパーツで上げておこう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}<br />
:地上にあるものとは別の機体が登場。序盤から使用できる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}<br />
:当たれば確実に落ちるうえに、[[トリプル・ジム]]が本格参戦するので立場が危うい。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}<br />
:第1話から使用可能。修理、補給ユニットが優先して狙われる第3部からは修羅の道。弱小ユニットほど[[改造]]幅の大きい本作の仕様上攻撃力だけは人並みレベルにできるが、主武装となるビームガンの射程や装弾数が心もとない為使い勝手は悪い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}<br />
:第1話から使用可能。<br />
<br />
=== 携帯機シリーズ ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}<br />
:リアル系ルート第2話でファが乗ってくる。<br />
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}<br />
::フル改造ボーナスで「'''戦艦と同じ消費系パーツの使用方法が可能'''」となる。終盤の[[木連]]ルートでは[[ドン・ザウサー]]という強敵が待ち構えており、戦艦ユニットの[[ナデシコ|ナデシコ(Yユニット)]]はパーツスロットが2つしか無いため、フル改造ボーナス付のメタスに[[火星丼]]を4つ搭載すると非常に役立ってくれる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦R}}<br />
:過去の世界で登場。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}<br />
:宇宙ルート第4話から使用可能。中盤以降は[[ホワイトアーク]]の方が役立つ。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}}<br />
:第35話でファが乗ってくる。歴代でも最遅レベルの参戦。相変わらず宇宙世紀MSでは唯一の修理(と補給)持ちなのでレベル上げには使えるが、戦闘に参加させることはまず不可能。ファを使うなら、エース(またはグレートエース)になるまでは他の機体で撃墜数を稼ぐか、サブオーダーで撃墜数を稼ぐと良いだろう。十分な撃墜数を稼げたら、あとはメタスで修理・補給に専念すれば良い。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}}<br />
:第29話で加入。加入時点で3段改造済みなのですぐにでも5段階まで改造しよう。今回も修理(と補給)持ちだが、補給の方はカスタムボーナスで追加される機体が多い上に両方持ちも対抗馬が3機も存在する為、それらと比べて参戦時期が遅い本機はやはり使われにくいが、ファの精神コマンドが相変わらず優秀なのと、レスキューユニットを装備させたい機体が少なくないことを考えると、そのままファを乗せて使うのも十分に有用である。<br />
:なお、同シナリオ終了後は条件を満たせば特殊な[[強化パーツ]]である「エクストラアームズ」を得られる。武器攻撃力の低い(特に武器が一つしかないMA形態)本機との相性が極めて高いため、そのまま装備させても構わないだろう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:第11話より登場。本作では、修理と補給を1機でこなせるのは、本機を除くと[[ゲシュペンスト]]だけで、しかもあちらはサポート能力においてファが搭乗する本機に大きく劣るため、参戦の早さと合わせて、『V』や『X』と比べて支援機としての重要性が増したと言えるだろう。<br />
:ファの撃墜数の稼ぎにくさもサブオーダーの仕様変更により改善されたため、「ファを他の機体に乗せ換えて撃墜数を稼ぐ」という必要が薄れたのも、本機にとって追い風になっている。ファ以外のパイロット候補は、[[イーノ・アッバーブ|イーノ]]あたりだろう。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}<br />
:特定ルートを通ると[[メタス改]]に強化され、攻撃力が大幅に上がる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}<br />
:ファが乗っている。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:C・SSRアタッカー、Rシューターが登場。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:ファが加入すると同時に入手。本作ではルオ商会からの補給物資として搬入されている。<br />
:今作は過去作より強化された「エクストラアームズ」系の強化パーツが手に入る為、サポートのみならず火力要員なメタスも夢では無くなっている。<br />
:本作では修理装置、補給装置を両方を強化パーツ無しで保持できる通常ユニットは本機のみとなっている特徴がある<ref>戦艦であればAoSアップデート適応後の[[ドライストレーガー]]も両方所持する。</ref>。<br />
:なお、MS形態の戦闘アニメ開始時に機体が動いていないにもかかわらずバーニアを吹かすSEが鳴る。これが不具合かどうかは不明。<br />
<br />
=== 関連作品 ===<br />
;[[リアルロボット戦線]]<br />
:ファが乗り登場。本作には修理装置自体が存在せず、性能は低い。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;[[ビームサーベル]]<br />
:脚部に6本マウントしている。斧状のビームを形成する事も出来る。<br />
:何故6本も持っているのかは不明。機体の強度を考えれば接近戦は不得手なはずなので、ますます不可解である。弾薬の補給を行う支援機として運用をされていた事を考えると、他のMSへと譲渡する<ref>特に腕部にエネルギー供給経路が無く、他機体の装備の受け渡しや鹵獲が出来ないガンダムMk-II向けの内容である可能性が高い。</ref>という、補給の一種として複数所持していたのかもしれない。<br />
:ゲーム『ガンダムバトルシリーズ』や『ガンダムバーサス』では必殺技として6本をまとめて投擲する動作が採用されているが、このような使い方は当然ゲームオリジナル。<br />
:『X-Ω』ではアタッカータイプの通常攻撃に採用。<br />
;アームビームガン<br />
:両腕に固定装備されている小型ビーム砲。使用時は砲身を180°回転させ、グリップを握って射撃する。MA形態時はグリップ無しで発射可能。<br />
:SRWではMS形態は移動後攻撃不可で射程が少し長いビームライフルの同系武装、MA形態ではやや射程が短くなるが移動後使用可能という扱いになっている事が多い。『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃に採用。<br />
==== オプション武装 ====<br />
;[[ミサイル]]<br />
:腕部からグレネードランチャーのように発射されるミサイル。TV版第38話「レコアの気配」のみで使用しており、資料などでは無視される場合が多い。<br />
:ゲーム『エゥーゴVSティターンズ(DX)』では採用されているが、SRWでは実装歴なし。<br />
==== 必殺技 ====<br />
;アーム・ビーム・ガン(連射)<br />
:『X-Ω』での必殺スキル。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;剣装備、銃装備<br />
:[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動。<br />
;[[変形]]<br />
:[[MA]]形態へ変形する。[[移動力]]、[[運動性]]、[[装甲]]が全て上昇するので、基本的にMA形態で運用する事の方が遥かに多い。<br />
;[[修理装置]]<br />
:『ZZ』第10話では使用不能になった[[Ζガンダム]]のライフルを修理している<ref>ただし、実際に修理を行ったのは本機から降りた生身のファ本人。</ref>。SRWにおける本機の存在意義とも言える能力。<br />
:[[小隊]]制の作品等では[[HP回復]]と同じ効果も持つ。<br />
;[[補給装置]]<br />
:前述通り作中でも補給・支援機としての描写がある。『第2次Z再世篇』以降カスタムボーナスとして追加された能力。その為、最初から持っているわけではない。<br />
:支援機としての使い勝手が飛躍的に上昇する。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:[[MS]]形態時。<br />
;[[空]]<br />
:[[MA]]形態時。[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;超合金Z<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』で採用。<br />
;戦艦と同じ[[強化パーツ]]の使用方法が可能。<br />
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。<br />
;修理によるHP回復量が2倍になる<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で採用。<br />
;特殊能力『[[補給装置]]』を得る<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』から『[[スーパーロボット大戦X|X]]』までの作品で採用。ようやく原作の再現をされた。<br />
;特殊能力『[[補給装置]]』を得る。装甲値+200。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「颯爽たるシャア」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』、『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』にて採用。<br />
;「モビルスーツ戦~交戦」<br />
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』、『[[スーパーロボット大戦F|F]]』、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』など多くの作品で[[BGM]]として採用。<br />
;「艦隊戦」<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にて。<br />
;「水の星へ愛をこめて」<br />
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』にて。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[メタス改]]<br />
:ハイメガキャノンを装備した武装強化型。<br />
;[[GUNDAM:ガンキャノン・ディテクター|ガンキャノン・ディテクター]](SRW未登場)<br />
:『Z-[[MSV]]』『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』に出演。<br />
:名前は[[ガンキャノン]]ではあるがメタスのフレームを流用しており、それを活かした簡易変形機能を持つ。<br />
;[[Ζガンダム]]<br />
:開発に際しメタスで得たデータが反映されている。<br />
;[[ΖII]]、[[リゼル]]<br />
:メタスの変形機構を参考にしている。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*企画段階では[[ハンブラビ]]が「メタス」という名称になる予定であった。<br />
*『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』で退場してしまった理由として、「モノアイのMSは敵方」という了解が製作側に出来てしまった事がある。味方から敵方に移されてしまった[[シュツルム・ディアス|リック・ディアスの後継機]]と同じ事情である。<br />
*「[[コンパチヒーローシリーズ]]」の1つ『ロストヒーローズ』(PSP/3DS)でも、メタスは数多の歴代ガンダム達を差し置いて、'''女性人格'''でアシストサブ登場を果たしている。<br />
**バンプレスト作品におけるメタスの優遇は謎というより、もはや伝統なのかも知れない。<br />
*「[[SDガンダムシリーズ]]」でもメタスは女性キャラとして登場することが多いが、『[[SDガンダム外伝]]』の僧侶メタスは珍しく'''男性人格'''<ref>カードダスでは性別を示す描写はないが、OVAでは男性である[[声優:菊池正美|菊池正美]]氏が声を当てている。</ref>である。<br />
**またこの僧侶メタスは、顔が何故か本来のモノアイではなく[[ジェガン]]に似たゴーグルアイになっている点でも異端な存在である。上記の「モノアイ=敵」という点を考慮して変更されたのだろうか。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B000EGD44Y</amazon><amazon>B000GTLOU0</amazon><br />
<br />
== 資料リンク ==<br />
*[[GUNDAM:メタス]]<br />
<br />
{{ガンダムシリーズ}}<br />
{{DEFAULTSORT:めたす}}<br />
[[Category:登場メカま行]]<br />
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]<br />
[[Category:機動戦士Ζガンダム]]<br />
[[Category:機動戦士ガンダムΖΖ]]</div>
わんわ
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速杉ハヤト
2022-05-05T08:14:43Z
<p>わんわ: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 読み = はやすぎ ハヤト<br />
| 登場作品 = <br />
*{{登場作品 (人物)|新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION}}<br />
*{{登場作品 (人物)|劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』}}<br />
| 声優 = {{声優|佐倉綾音|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|あおのゆか}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 種族 = [[種族::地球人]]<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 誕生日 = 2007年10月17日<br />
| 年齢 = 10歳 → 11歳(41話以降)<br />
| 血液型 = A型<br />
| 身長 = 145cm<br />
| 体重 = 36.5kg<br />
| 職業 = 小学生<br />シンカリオン運転士<br />
| 所属組織 = 新幹線超進化研究所<br />
| 所属部隊 = 東日本指令室<br />
}}<br />
<br />
'''速杉ハヤト'''は『[[新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION]]』の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
シンカリオン・E5はやぶさの運転士。鉄道が大好きな少年。<br />
<br />
鉄道知識に造詣が深く、そのマニアっぷりは大人顔負け。日常的に物事を鉄道に例える癖があるが、例え方がマニアック過ぎて逆に言っていることが伝わりづらいことも。<br />
<br />
父・[[速杉ホクト]]のタブレットに入っていたゲームアプリに偽装したシミュレータ「シンカリオン・シム」をプレイしていたため、運転士としての技量は高い。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:初登場作品。2019年7月のイベント「灯せ!! 絆の進化理論」期間限定参戦。イベント報酬のパイロットパーツはボイス付き。<br />
:担当声優の佐倉綾音氏は同作品のオリジナルキャラクター・[[ベルタ・ベルンシュタイン]]役を経て、初の版権キャラクターでの出演となる。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:家庭用作品初参戦であり、今回は劇場版設定。音声も新規収録。<br />
:DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」にて追加参戦。<br />
:同作のDLCの例に漏れず異世界から転移してくる扱いなのだが、世界の違いなどお構いなしに鉄道例え話は健在。<br />
:固有スキル「シンカリオン適合者」が強力だが、最大発動のためには大量の気力を必要とする割に気力系の精神が「勇気」に含まれる「気合」しかないため、[[闘争心]]等の追加育成は真っ先に行いたい。<br />
:余談だが、[[神隼人 (OVA)|神隼人]][[神隼人 (DEVOLUTION)|2人]]に続いて同作3人目の「ハヤト」となる。<br />
:なお、30の世界に来る前に[[ガイン|新幹線が変形するロボット]]と[[マイトガイン|機関車が合体して巨大ロボットになるロボット]]がいる世界に飛ばされたことがあると艦内ミッションにて語られる。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
: '''[[加速]]、[[友情]]、[[必中]]'''<br />
:;パイロットパーツ装備時<br />
:: '''[[追風]]、[[再動]]、[[勇気]]+'''<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[加速]]、[[必中]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[希望]]、[[勇気]]'''<br />
:[[獅子王凱|勇者王]]に近い、「勇気」とそれに含まれる物を個別に習得する典型的スーパー系。真っ先に習得する「加速」は新幹線パイロットらしいイメージ。<br />
:「希望」はサブパイロット二人が攻撃系精神を習得しない事もあり、使っている余裕は少ないか。<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''シンカリオン適合者、[[底力]]L5、[[ガード]]L2、ダッシュ'''<br />
:「シンカリオン適合者」は気力上昇に応じて機体の各種能力が増加する固有スキル。増加対象は違うが気力に応じて段階的に効果が変わるのは[[魔法騎士]]や[[ジュリア・システム]]と同系統の能力。<br />
:気力170以上で最大効果が得られ、照準値・運動性が+20、クリティカル率+15%。それとは別に気力130以上で被ダメージが0.9倍、気力150以上で与ダメージ補正1.1倍の効果を得る特盛スキル。<br />
:エースボーナスを習得すると効果が強化される。<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;特殊スキル「シンカリオン適合者」の効果が強化される<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。<br />
:適用後は気力170の最大効果で照準値・運動性+30、クリティカル率+20%。気力130以上の被ダメージ補正が0.8倍、気力150以上の与ダメージ補正が1.2倍。<br />
:純粋にスキルが強化されるエースボーナスで、条件は厳しいが気力150以上で強力な与ダメージ補正を得られるため可及的速やかに習得したい。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
=== 速杉家 ===<br />
;[[速杉ホクト]]<br />
:父。似た物同士であり関係はとても良好。ホクトはハヤトを強く信頼し、同時にハヤトはホクトを父として尊敬している。<br />
;速杉サクラ<br />
:母。ハヤトが何をしているかはホクトから伝えられており、戦いに赴くハヤトをあえて何も知らないふりをして接する反面彼の事を心配している。後に互いに真実を知っていたことを認識した際にも悩めるハヤトに喝を入れ元気づけている。<br />
;速杉ハルカ<br />
:妹。鉄道ヲタクであるハヤトの言動に時折呆れる素振りを見せるが兄妹仲は良好。<br />
<br />
=== 新幹線超進化研究所 ===<br />
;[[シャショット]]<br />
:相棒。時折ソリが合わないこともあるが基本的にいいコンビ。<br />
;男鹿アキタ<br />
:戦友にして同じくシンカリオン運転士。当初はあまり良い出会いではなかったが、ハヤトの「人の夢を守る」という夢に共感し、良き友人となる。<br />
;大門山ツラヌキ<br />
:戦友にして同じくシンカリオン運転士。クールなアキタとは対照的な熱血漢であり、時に翻弄されるが良き友人。<br />
;[[三原フタバ]]<br />
:上司。シンカリオン運転士になって当初からの付き合いであり良き信頼関係を築いている。<br />
;出水シンペイ<br />
:上司。当初は子供を戦わせまいとハヤトが戦うことに否定的だったが、ハヤトが正式に超進化研究所所属になってからは信頼を置いている。<br />
;月山シノブ<br />
:山形分室のシンカリオン運転士。先にアキタが出会ってそれを経由し顔合わせをしており度々共闘している。<br />
;発音ミク<br />
:北海道支部のシンカリオン運転士。当初は雪国での戦い方に慣れていないハヤト達を批判していたが、彼女に看病してもらって以降は親しくなる。アズサ以外では初めての異性の友人である。<br />
;清洲リュウジ<br />
:東海名古屋支部のシンカリオン運転士。当初は彼が責任感故にハヤト達にキツく当たっていたことと、ホクトの意向を知ったこと、そしてリュウジがハヤト達よりも高レベルの実力者であるもありあまりいい関係ではなかったが、ハヤトに互いを信じる大切さを教えてもらって以降は心強い味方となる。ハヤトにとっては目上の兄貴分であり超えるべきライバルでもある。<br />
;清州タツミ<br />
:リュウジの弟。リュウジに空手を教わった際に基礎は彼が教えた。後にシンカリオン運転士になった際もその仲裁に馳せ参じる等彼もまた良き友人。<br />
;大空レイ<br />
:九州門司支部のシンカリオン運転士であり後輩。彼からは強く尊敬されており、アキタとツラヌキ共々「師匠」と呼ばれている。当初は「新幹線は地上を走る乗り物」という固定観念から抜け出せずに800とのリンク合体と彼の弟子入りを拒否したが、彼の宇宙飛行士になるという夢に心打たれて正式に彼の師匠となる。<br />
;霧島タカトラ<br />
:西日本指令室京都支部のシンカリオン運転士。彼と五ツ橋兄弟を復縁させるために出会い、「シンカリオンの戦い方の伝統を作った開祖」として強く尊敬された。<br />
;五ツ橋ギン、五ツ橋ジョウ<br />
:同じく西日本指令室京都支部のシンカリオン運転士。タカトラとは真逆の新しいものを取り入れるやり方でハヤトと交流を図るが、再びタカトラと衝突した際にハヤトから直接説教を受け以後改心する。<br />
;新多シン<br />
:続編「シンカリオンZ」の主人公であり、自身の機体を基にした改修機に乗り込むシンカリオン運転士。とある事情により戦いに迷いを感じていた彼に激励叱咤を送る。シンも先輩として、そして同士としてハヤトを慕っており出会ってすぐに仲良くなった。ちなみに'''ハヤトの基本的に誰にも共感されない鉄道例え話に唯一共感した'''人物である。<br />
<br />
=== キトラルザス ===<br />
;[[セイリュウ]]<br />
:ライバル。当初は所属や立場の違いから敵対し、その際にハヤトとE5に強い敵対心を持つようになる。その後は様々な戦いの末に和解し、新幹線好きという共通点を持った友人となった。<br />
;ドクター・イザ<br />
:敵組織のトップ。様々な困難を乗り越えてきたハヤトに対してコンタクトをとってきた。これがハヤトがキトラルザスに対して興味を示すきっかけとなる。<br />
;ビャッコ<br />
:イザの一件で対話を試みた敵幹部。ハヤト自身はキトラルザスに理解を示そうとしたがビャッコはそれを拒否した。その後戦いの末に和解を果たすものの、ハヤト達を庇ったのが裏切り行為と見なされてしまい粛清されてしまう。<br />
;ゲンブ<br />
:セイリュウ達の「家族」。様々な戦いの末にハヤト達人間との和平の道を目指すようになるが、敵の謀略により肉体操作を受けてしまいハヤトの手により討たれる道を選ぶ。この事実はハヤトの心に重く伸し掛かると同時に今後の戦いへの決意を強く固めた。<br />
<br />
=== その他 ===<br />
;上田アズサ<br />
:ご近所さんにしてクラスメイト。彼女の自信過剰な部分をやや鬱陶しがっているがそれでも関係は悪くない。一方彼女からはハヤトの新幹線ヲタクである部分をウザがられているが特に気にも留めていない。本編では徹底して「上田アズサ」とフルネームで呼んでおり、アズサ本人も特にその事は気にしていない。<br />
<br />
=== コラボレーション ===<br />
;[[洞木ヒカリ]]、洞木コダマ、洞木ノゾミ<br />
:第31話([[新世紀エヴァンゲリオン|エヴァ]]コラボ回)で共演。新幹線が名前の由来であるだけに、彼女たちと意気投合する。<br />
;[[碇シンジ]]<br />
:同じくエヴァコラボ回で共演。シンカリオン 500 TYPE EVAに乗る彼と共に、巨大怪物体「[[使徒#余談|キングシトエル]]」と戦う。また、劇場版でも共闘した。<br />
;[[ゴジラ]]<br />
:劇場版「未来からきた神速のALFA-X」で対決。<br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[剛健一]]<br />
:『30』にて共演。父を心配するハヤトに同じく家族愛が強い者同士彼を心配していた。<br />
;[[友永勇太]]<br />
:『30』では同年代同士仲がいい。ハヤトのほうが年上なので先輩として慕われている。<br />
;[[蒼斧蛍汰]]<br />
:『30』ではジャンルは違えどオタク仲間として、ハヤトの鉄道オタクに理解を示していた。<br />
;[[神隼人 (OVA)]]<br />
:名前が同じ「ハヤト」仲間。『30』では[[神隼人 (OVA)|竜馬]]からは同じハヤトでも速杉ハヤトは素直で大違いと言われた。<br />
<br />
=== リアル系 ===<br />
;[[キリコ・キュービィー]]<br />
:『30』では舞台となる世界に転移した際に初めて出会う。例の如く彼を電車で喩えており、気にかけていた。<br />
<br />
== 名台詞 ==<br />
=== 本編 ===<br />
;「任せて!俺は時間と言った事は守る男だからね!」<br />
:口癖であり信条。実際、ハヤトは基本的に有言実行型であり約束を破った事は殆ど無い。<br />
;「始発駅から乗るのが新幹線ファンのたしなみってもんだよ!」<br />
:1話、ホクトと一緒にE5系に乗る約束を果たしてもらおうとした際にホクトに「大宮から乗ればいい」とツッコまれた際の返答。彼の筋金入りの鉄道ヲタクぶりがこの台詞だけで見て取れるだろう。<br />
;「よくわからないけど…もし、俺にお父さんを助ける力が本当にあるんだったら…」<br>「俺、お父さんの役に立ちたい!」<br />
:同上、ホクトを追って偶然超進化研究所の大宮支部に迷い込み、これまた偶然にもE5はやぶさの適合率が基準値に達していることを知った際の台詞。状況はまだいまいち呑み込めていないが、それでも自分の力が父の役に立つならと躊躇なく協力を申し出る。<br />
:「主人公の父が組織の責任者をしている基地へと赴き、そこでロボットに乗れる適正があることを知り乗り込むことになる」という構図は後に公式コラボをする「[[新世紀エヴァンゲリオン]]」のオマージュであるが、父と険悪な関係で乗り気ではなかったが強迫観念から乗る決意を固めたシンジと、父との関係が良好で自ら名乗り出たハヤトと見事に対になっている。<br />
;「…さっき、真剣にライフルを撃っているアキタを見て思ったんだ。『もう夢に向かって進んでるんだ』って。」<br>「それに比べて…俺は、新幹線が好きで…シンカリオンに乗れることが嬉しくて…それだけでシンカリオンに乗ってるんだ。そんなのアキタの散言ってた通りだよ…」<br>「…でも、今はわかった。俺がシンカリオンに乗って本当にやりたいのは、『皆の夢を守ること』だって!」<br>「初めてシンカリオンに乗った時、切っ掛けはお父さんの力になりたかっただけなんだけど…俺、鉄道博物館や大宮の街の人達を守れちゃったんだよ!」<br>「それって、俺やお父さんの夢を守った事にもなったんだ!もっと大きく言えば、街を守ることって、誰かの夢を守ることなんだよね!」<br>「誰かが街を守るから、誰かの夢が繋がっていく!だからさっきのアキタみたいに皆が輝けるように、俺は戦いたい!それが今わかった俺の夢だ!」<br />
:4話、秋田で出会った新たなシンカリオン適合者・アキタと知り合った際に、彼に「道楽でシンカリオンに乗っている」と指摘され、その言葉について考えた末の答え。確かに最初は成り行きと父の為だったかもしれない。それでも自身が街を守ったことで誰かの夢が守られた。ならば自分の夢は誰かの夢を守ることであると自覚しアキタに決意表明をする。年齢に反してハヤトが大人びている考えを持っていることがわかる長台詞であり、この言葉はアキタにもシンカリオンに乗って戦う決意を固めさせるきっかけとなった。<br />
;「俺がもっとしっかりしなきゃ…父さんが…速杉指導長が…安心して京都に転勤できないんだ!!」<br />
:7話、ついに3人揃ったシンカリオン運転士だが連携がうまくいかず、更にホクトの転勤が決まった後の戦闘での台詞。これまで自分が運転士として戦ってこれたのはひとえに父の支えがあったから。だがその父とは離れて暮らさなければならない。そうなると今後仲間を支えていくのは自分でなければならないという決意の元に叫んだ。<br />
:この台詞は国民的人気アニメ「ドラえもん」の人間側の主人公・野比のび太がドラえもんを安心させるべくこれまでひみつ道具でこらしめてきた剛田武を単独のタイマン勝負で打ち負かす際の台詞のオマージュであり、状況こそ違うが決意表明として使われている。<br />
;「シンカリオンに乗る人に悪い人はいないよ。」<br />
:13話、一見すると特に根拠のない自信に見えるが本作・続編含めて1度でもシンカリオンの運転士を務めた人間は敵対したり悪意が暴走したりしたことはあっても'''外道に堕ちた者は一人もいない'''為本シリーズを象徴とする言葉となっている。<br />
;「いつかシンカリオンになったりしないかなぁ…!」<br />
:17話、京都へ行った際に他の仲間達が京都を満喫する中、ただ一人駅に残り新幹線を満喫し、エヴァンゲリオンコラボ新幹線・500系Type EVAを見た際の感想。まさか本当にシンカリオンになるとは…<br />
:ちなみにこの回はType EVAが登場した際にテレビ放送版は「残酷な天使のテーゼ」がBGMとして採用されている。<br />
;「リュウジは誰も信じることができないんだ!」<br>「さっきわかったんだ。…俺は、皆を信じて任せた。皆も俺を信じて繋いでくれた。だから!俺もいつも以上の力を発揮できたんだ。」<br>「リュウジは俺達を守る為に一騎打ちを挑んだんでしょ?でも、お互いを信じてないと何もできないよ!」<br>「リュウジの心は俺達を信じる準備さえ出来てないんだ!そんな奴の助けなんて必要無いよ!!俺達だけの力で勝ってみせる!」<br />
:19話、圧倒的な力を見せるセイリュウの操るブラックシンカリオンに次々と倒れる仲間達。リュウジは責任感と彼等を守るために単独で一騎打ちを挑み、そんな様子を見てハヤトは連携を拒否する。連携する際に最も重要な「互いを信頼する心」の準備が出来ていないリュウジに対してあえて冷たい言葉を吐き捨て仲間を鼓舞するハヤト…そんな様子にリュウジの心も遂に動き、仲間に的確な指示を出して勝利に繋げるのだった。<br />
;「新幹線は止まらないよ!!」<br>「新幹線は…夢を持って都会に出る人の為…街を発展させる為…皆の暮らしを守る為…そして!離れた家族に会いに行く為…」<br>「沢山の人の夢を乗せて…ずっと止まらずに走ってきたんだ!」<br>「そんな新幹線が大好きだから…俺も皆の夢を守る!俺は絶対に止まらない!!」<br />
:27話、ブラックシンカリオンとの再戦にて、多くの仲間が繋いでくれたバトンを見事繋ぎオーバークロス合体を果たし、互いに全力を出し戦った際の台詞。自身を止めようとするセイリュウに対し、仲間の気持ちを背負い止まらない事を誓うハヤト。互いの譲れない気持ちはこの後の必殺技のぶつかり合いへと繋がっていく…。<br />
;「…シンカリオン同士で戦って…嬉しくなんかないよ…!」<br>「セイリュウ…君はどうしてシンカリオンに乗ってるの?」<br>「君も…シンカリオンの事が…好きなんじゃないの!?」<br />
:同上、互いに全力を出したグランクロスのぶつかり合いの末に勝利し、敗北の味を噛みしめながら「勝てて嬉しいか」と皮肉をぶつけられた際の返答。ハヤトにとっては仲間達の想いを繋げる為に戦ったわけであり己の快楽の為には戦っておらず、'''まして大好きな新幹線同士が殺し合いをしたこと'''を喜べるわけがない。この台詞はセイリュウの心に大きな物を残し、彼のその後へと大きく関わっていくことになる。<br />
;「ぁあーもぉ!!いい加減にしてよぉ!!」<br>「確かにN700AやE5系は最新の技術が詰まっててかっこいいよ…!0系も100系も200系も、今は新幹線の伝統だけど、当初は最新型だったんだ!」<br>「最新のものは伝統の上にしか生まれないし、伝統は最新の者があるからいつまでも色あせない。」<br>「古いとか新しいとかじゃなくてッ!どっちも大事なんだっ!!」<br />
:35話、巨大怪物体が目の前にいるというのにいつまでも伝統と最新技術で不毛な言い争いをするタカトラと五ツ橋兄弟に対する怒号。温厚なハヤトも流石に堪忍袋の緒が切れ、これまでの彼が嘘かのようにブチキレて伝統と最新の双方の大切な部分と双方を補っている部分を力説する。流石にこの気迫にタカトラ達も己を見つめ直し、ついにトリニティー合体を果たしたのだった。<br />
;「俺…シンカリオンが…新幹線が、全てを繋いでくれてるんだと思ってた。」<br>「シンカリオンのおかげでゲンブと対話できて…新幹線のおかげで仲良くもなれた。…でも、そんなゲンブを…俺は…」<br>「そして今度はシノブまで離れていく…」<br>「フタバさんはああ言ってくれたけど、違うんだ…!俺はシノブに何も言えなかっただけだ…。」<br>「ただ「新幹線が好き」っていうだけで…シンカリオンの運転士になったような俺が…どんな相手とも戦わないで対話ができるって思いあがって…」<br>「新幹線を…シンカリオンを好きになってくれた仲間を…そんな俺が、シノブを引き留めることなんか…」<br>「俺…どうしたら…!!」<br />
:45話、アズサに対しての台詞。この台詞よりも前の戦闘でハヤトは、1度は分かり合ったキトラルザスのエージェント・ゲンブをやむなく手にかけてしまい、それから立て続けにシノブが家庭の事情で運転士をやめなければならなくなった際にここまで踏ん張っていたハヤトの心はついに限界を迎えてしまい、両親や妹にさえ見せてこなかった弱い部分を全てアズサにぶちまける。しかしアズサはそれを邪険にせず、ハヤトの気持ちを受け止めて優しく励ましてくれた。ハヤトもそのアズサの優しさに触れて奮起し、自分がしたいことまで止まらないことを改めて誓うのだった。普段は凸凹コンビだが、互いに強く通じ合っているアズサとの絆がよくわかるシーンである。<br />
;「ごめん、俺は…セイリュウにわかってもらえる説明はできない。」<br>「でも、これだけは信じてほしい。俺達は、ゲンブの敵じゃない!」<br />
:47話、三度ブラックシンカリオンとの決戦となった際のセイリュウとの対話での一言。ゲンブの仇であるハヤトへの復讐に燃えるセイリュウとの話し合いの場を得る。何故ゲンブを殺したか問うセイリュウに対しハヤトは言った。「'''ゲンブは同じシンカリオン好きな俺達の仲間だ'''」と…。<br />
;「「好き」って…その人を現す物、かな。」<br>「E6の運転士アキタは、ビームライフルが好きだ。だからあんなに射撃が上手くて冷静なんだと思う。」<br>「E7の運転士ツラヌキは、土木業や地形が大好きなんだ!いつも力強く戦ってるのはそういう人柄だから。」<br>「E3のシノブは、忍者そのもの。すばしっこくて神出鬼没。」<br>「ミクは剣道の達人!剣術の知識と技術が豊富なんだ!」<br>「そしてリュウジ、彼は空手が好きで俺に戦い方を教えてくれた。」<br>「レイにもタカトラにもギンにもジョウにも、好きな物がある。好きな物があるから皆の違いがわかるし、皆の良さもわかる。」<br>「「好き」っていうのは…その人のことをわかりやすく教えてくれるものなんだと思う!」<br>「ゲンブは俺と同じで、シンカリオンも新幹線も大好きみたいだった!あと、アキタの家のケーキも…」<br>「セイリュウ…教えてよ。君の好きなものは何?それがわかれば、もしかしたら俺達は…戦わないで済むかもしれない。」<br />
:同上、セイリュウに「好き」が何かを聞かれて己の価値観を仲間の好きな物を交えて説明する。ゲンブの一件があって以降、ハヤトは己の戦いについて悩みができていたが、それでも人間とキトラルザスとの共存を諦めたくはなかった。何より、同じ新幹線が好きな者同士でこれ以上無益な戦いはしたくない。だから彼に歩み寄ろうと、彼の「好き」を知ろうとした。<br />
;「橋だ!」<br>「捕縛フィールドの線路を俺達で切断する!それを橋にして、あの火の中に突っ込むんだ!」<br />
:第59話、セイリュウの負い目にならないように自らシンカリオンに討たれるべく現れたスザクを救出すべく思いついた奇策。ハヤトもスザクがセイリュウの「家族」を助けたい気持ちは同じであり、この機転により見事スザクの救出に成功する。<br />
;「…それは、違うと思います。」<br>「…俺は、シンカリオンに乗ってから…お父さんや出水指令長達が…何年も前からいろんな思いを乗せてシンカリオンを作ってきたんだって知りました。」<br>「それを知れば知るほど…最初に乗った時より、シンカリオンの事をもっと好きになった…」<br>「超進化研究所の皆も…そして、アキタやツラヌキ達との友情も…強くなった気がする。」<br>「過去は過去の為にあるんじゃないんだ。今と未来を繋げる為にあるんだ。…だって新幹線も同じでしょ?新型を作るには…新幹線の歴史を知らないとね。」<br>「俺は諦めない!シャショットは何としても元に戻す!…この気持ちが見つかっただけでも、ここに来た意味があった!」<br />
:64話、先の戦闘で機能停止してしまったシャショットを再起動する為、そしてドクター・イザの真意を知る為にホクト・出水と共に地下世界へ赴いた際の台詞。地上ではエージェント・カイレンとチームシンカリオンとの戦いが始まっており、それを止めるべくイザに新たなE5・E5MkⅡを託され、「過去に囚われるな」と言われた際にハヤトはこう返す。今と未来を繋げる過去を更なる未来へ繋げる彼の気持ちに大人達も同調し、ハヤトは戦いへと赴いていく。<br />
;「笑えないよ…!新幹線を好きな人に、シンカリオンを好きな人に悪い奴はいない。…でもその気持ちを馬鹿にする奴は…絶対に許さない!」<br />
:同上、MkⅡを駆り戦線に参加した際の台詞。直前にセイリュウはカイエンを説得しようと人の「好き」を語るも、カイエンの価値観では人が何かを好きになる感情は下らないと吐き捨て、尚且つ「私が「好き」を理解したならば笑ってもいい」と挑発される。他人の趣味嗜好と夢を馬鹿にしたともとれるこの発言にハヤトも堪忍袋の緒が切れ、両者の決別の道は決定的なものになってしまった。<br />
;「…俺って、都会の事しか知らないんだね。鉄道の本とか読んで色々知ってるつもりでいたけど…まだまだ何も知らないんだなぁ…。」<br />
:73話、キトラルザスの生き残り・キリンにシンカリオンの力による2種族同士の共存を持ちかけられた日の夜、サクラに対する台詞。かつての戦いで人とキトラルザスとの共存に少しずつ歩んできたハヤト達であったが、キリンの境遇などを聞き自分はまだ何も知らないと思い悩んでしまう。しかし、サクラはそんなハヤトの気持ちに親身になって向き合い、異なる土地の価値観を持ちかけ彼を励ますのだった。<br />
;「キトラルザスと俺達が一緒に住めるのは、俺も賛成だよ。セイリュウやスザク達こうやって俺達と過ごせてるんだから。きっと上手くいくと思う。」<br>「…でも、その為に必要なのってシンカリオンじゃないと思う。」<br>「確かに俺達はシンカリオンのおかげで分かり合えた。…でもあの時って、お互いの事がわからなかったり、誤解があったりしたから…それを乗り越える為に必要だったんだ。」<br>「今は俺の近くにセイリュウもスザクもいる。もうシンカリオンが無くても共存の道は探せると思うし、そのやり方の方が…俺は好きだ!」<br>「…でもね、いくら新幹線好きだからって全国すべてを網羅するのがいいのかはわからない。」<br>「確かに都市と地方の差はある。けどそれって、俺達が地方の良さ、…もっと言うと、都会の便利さや土地の豊かさとは違う良さをまだ知らないだけな気もするんだ。」<br />
:同上、シンカリオンによる種族の共存を謡うキリンに対する返答。これまでの戦いと前日のサクラの言葉によりハヤトの中ではしっかりと答えが出ていた。もうシンカリオンが無くても異種族同士は言葉で共闘をすることができる。仲間達もその考えに同調し、互いの交渉は決裂。キリンはハヤトに望みを捨て、武力制圧の道を取ってしまう…。<br />
;「言ったでしょ!?新幹線の線路は繋がっていくって!!」<br>アキタ「そうだ!北も!南も!」<br>ツラヌキ「東も!西も!」<br>シノブ「昔も!今も!」<br>フタバ「うん!たとえ今は走っていない地域でも、信じ続ければいつか必ず繋がることができる!」<br>アズサ「ハヤトは…皆は!種族も思いも、どんな隔たりがあっても、必ず繋げられる!セイリュウだってわかってんでしょーが!」<br>「だから!皆の所に帰ろう!」<br />
:74話、自らの…そしてキトラルザスとしての責任を取り単独でキリンと戦う決断をしたセイリュウを助けに来た際の台詞。もはやハヤト達にとってセイリュウはとっくに繋がった仲間であり、それを断ち切る事などできるはずもない。仲間達一緒の決死の説得によりセイリュウは再びハヤト達の仲間へと帰っていく。<br />
;「俺達に破滅なんてない!線路の繋がるところには、必ず何かが生まれる!それが新幹線!それが…シンカリオンだ!!」<br />
:同上、上記の仲間達の言葉を「戯言」と一蹴し、人類には破滅しかないというキリンに対する反論。既にハヤトにもう迷いは無い。彼等と繋がった今を守る為、キリンとの決戦が始まった。<br />
;「ありがとう皆…いくよシャショット!」<br>シャショット「行こうハヤト!これが最後の発進だ!!」<br />
:最終回、超進化研究所の地下を離れ地上の上空へ脱したキリンを追うべく、キトラルザス達によってナノマシンのレールが出来た際の叫び。多くの者達の期待を背負い、チームシンカリオンの最終決戦が開始する!<br />
;セイリュウ「ハヤト…?」<br>アズサ「どうしたの?行くよ!」<br>ハヤト「…うん!」<br />
:同上、全ての戦いが終わり仲間達は其々の故郷に帰っていき、残ったのはアズサとセイリュウだけとなった。キリンもハヤト達の団結により倒され、世界は平和へと向かっていく。彼等の戦いはひとまず終わった。これから先、ハヤト達には新たな戦いが待っている。しかし、それでも彼等は止まらず突き進んでいくだろう'''。新幹線のレールはどこまでも繋がっていくのだから'''。ハヤトのこの返事を最後にシンカリオンの物語はひとまずの終わり…いや、終着駅を迎えるのだった。<br />
=== 劇場版 ===<br />
<br />
== 迷台詞 ==<br />
:普段の彼は誰とでも仲良くなれるその壁を作らない性格で多くの者に慕われているが、その反面で鉄道ヲタクであるが故のディープな知識が周りを混乱させることもあり迷台詞も多数存在する。<br />
=== 本編 ===<br />
;「アキタとツラヌキはゴミなのかもしれない。」<br />
:11話にて、巨大怪物体・プログレスクリーナーが吸引をやめた際にツラヌキが「俺達はゴミじゃねぇ!」と言った際のツッコミ。この台詞の後で推理されているように、実はプログレスクリーナーの特性を看破していた重要な台詞。しかしあまりにも説明不足なせいで、'''唐突にハヤトが二人をゴミ呼ばわりしたように取れてしまう'''。二人は侮辱されたと捉えてしまい激怒したが、当然である。<br />
;「ハハ…ほらね。」<br />
:21話にて、巨大怪物体に対抗すべくレイの駆る800つばめに連れられ初の飛行戦闘を行った際のヲチ。新幹線が好きすぎて今の今まで交通機関に飛行機の類を一切使ったことが無かったハヤトにとって空中を移動することは恐怖でしかなく、取り乱しまくった末にE5と共に地上に激突してしまう。その後の作戦でもすっかり空中戦がトラウマになってしまい、800とのリンク合体になかなか踏み込めない事態にまで至った。<br />
;「自由じゃない自由研究なんてそんなの自由研究じゃない…」<br />
:28話、夏休みに突入し夏休みの宿題の自由研究の際に担任の先生に自由研究の内容に'''新幹線関連を禁止された'''際の落胆。どうやら小学校に入学してから自由研究に'''夏休み・冬休み問わず毎年新幹線に関する自由研究を提出していた'''らしく、それが仇となって釘を刺されてしまう。無念。<br />
<br />
=== 劇場版 ===<br />
;「おお~、来たぁ! 超激レア試験車両ALFA-X! 本当に、1号車と10号車のお顔が違う! 本当に、時速400km近い速度が出そうなお体をしてらっしゃる! あぁ未来の新幹線さま、ありがとうございます、ありがとうございます!」<br />
:劇場版より、自宅マンションのベランダから見えるALFA-Xの試験走行を眺めながら。'''感激のあまり両手を合わせて拝みだしている。'''<br />
:なお家族旅行の荷物の準備をほったらかして眺めていたので、妹からツッコまれている。<br />
;ハヤト「君の名は!?」<br />ホクト「速杉ホクト。今年で9歳になるわけで」<br />一同「えええ~~~!?」<br />
:劇場版より、口調や所持しているノートなどから、まさかと思いつつ少年に名前を問う。<br />
:劇場版の配給が東宝ということもあって、2016年に東宝が配給した大ヒットアニメ映画『'''君の名は。'''』のパロディになっている。さらに'''ホクトという返答を聞いたハヤトの顔が『''北斗''の拳』のケンシロウ風になるという'''ネタも続いている。なお「北斗」ネタは絵コンテ段階で一度削除されたが、作画段階で復活したものらしい。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「ナントカE5って機械獣がいたらどうしよう…」<br />
:[[機械獣]]相手の[[特殊戦闘台詞]]。実は『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』にはリザドスE5という機械獣がいる(SRW未登場)。<br />
<br />
=== 30 ===<br />
;「だって、あのロボットのカラーリング、E235系の山手線に似てるし!」<br />「きっと、ダイヤをきっちり守って、朝から晩までたくさんの人を運ぶような真面目な人が乗っているんだよ!」<br />「あ…でも、山手線の黄緑6号よりちょっと緑が濃いかな…」<br />[[シャショット]]「こんな状況でも変わらないな、ハヤトは…」<br />
:無料アップデート追加シナリオ「開かれた扉」でスポット参戦した際の台詞。[[スコープドッグTC・LRS|自身に続いて転移してきたロボット]]のカラーリングが緑というだけで、いつも通りの鉄道例え話が始まる。ちなみに、飛ばされてきた人は[[キリコ・キュービィー|自称くそ真面目な男]]なので大正解。<br />
;「返事はないけど、言葉は通じたと思う!」<br />
:その後、共に無人機に襲われる中、緑のロボットの人に呼びかけた後。切り替えが早い。ちなみにキリコはアストラギウス銀河の人間なので、互いに転移して来た直後のこの時は翻訳機も無いだろうし、日本語で話しかけても実際のところ言葉は通じていなかったと思われる。<br />
;「自動列車運転装置ATOはJRでは常磐線で初めて運用されたんだ!」<br />「その夢のシステムを悪い事に使うのなら絶対に許さないぞ!」<br />
:加入ミッション「出発!!新たな世界の冒険」における、無人機との戦闘前会話。[[人工知能]]であろうと彼にかかれば問答無用で鉄道例え話に化けてしまう。<br />
;「ブレイブポリスの新しい仲間かぁ…一機くらい[[ガイン|電車から変形するロボット]]がいてもいいと思うけどな」<br />
:サイドミッション「信じ合う仲間」にて、[[ビルドタイガー|ビルドチーム]]のお披露目を見て。<br />
;「よく覚えてないけど、俺、この世界に来る前に色んな世界に跳ばされたみたいなんだ」<br />「もしかすると、さっきの鉄道の勇者ロボはそこで見た記憶かもね」<br />
:DLC艦内ミッション「夢の勇者ロボ」にて、ブレイブポリスに「鉄道刑事」がいたら、というアイデアを描いて[[友永勇太|勇太]]に見せる。<br />
:その内容は[[勇者シリーズ]]を連想させ、一つは新幹線形態のある兄弟ロボで[[ブルーレイカー|左半身]]と[[グリーンレイカー|右半身]]になって[[ウルトラレイカー|合体する]]というもの。こちらは[[スーパーロボット大戦X-Ω|以前実際に見た事がある]]。<br />
:もう一つは三種類の新幹線がロボットに変形して合体、さらに蒸気機関車が変形したロボも追加合体するというものだが、これは勇者シリーズ第7作『勇者司令ダグオン』(未参戦)に登場するライナーダグオン並びにスーパーライナーダグオンの構成になっている。<br />
:なお鉄道刑事を活躍させるために[[勇者特急マイトガイン|世界中に鉄道網を張り巡らせればいい]]とも発想している。こちらも兄弟新幹線合体ロボと同じ機会に目にしているので、その影響があるのかもしれない。<br />
:蒸気機関車モチーフの勇者ロボには勇者シリーズ第6作「黄金勇者ゴルドラン」(未参戦)に登場するアドベンジャーも居るが、こちらは全く触れられない。<br />
;ハヤト「肩に新幹線…!あれがこっちの世界のシンカリオンなんだね!」<br/>シャショット「違うと思うぞ、ハヤト…」<br />
:キーミッション「禽-PHOENIX-」にて、ファイナルフュージョンした[[ガオガイガー]]を見て。<br />
;ホクト「あれは、甲児さんの夢…」<br/>ハヤト「そうだよ!お父さんと同じように、[[兜甲児|甲児]]さんも夢を形にしたんだ!」<br />
:サイドミッション「怒りの魔神」にて、[[マジンカイザー]]の出撃時に。<br />
;エッジ「すまん、ハヤト…。俺はお金が好きだから、『金を失う道』の鉄道は、ちょっと…」<br />
;ハヤト「そんなエッジさんには北海道の室蘭本線の黄金(こがね)駅がオススメです!」<br />
;ハヤト「島根県の三江線にも千金(ちがね)駅があったんですが、残念ながら、こちらは廃線になってしまいました」<br />
;エッジ「思わぬ所から攻めてきた…。奥深いな鉄道は…」<br />
:[[エッジ・セインクラウス|エッジ]]主人公時のエーストークより、いい機会だからとエッジに好きな鉄道を尋ねる。安定の鉄道マニアっぷりであるが、シンカリオン視聴者にとっては[[声優:杉田智和|エッジと父・ホクト(本来の年齢)が同じ声]]というのも更なる面白さを感じさせる。<br />
:なお「パイロット」だと飛行機みたいでしっくりこないと言われたため、エッジは「エース運転士」という呼び方で祝福している。<br />
:余談だが[[名古屋]]にも黄金駅があるが、こちらはJRではなく私鉄(近鉄名古屋線)のためか言及されていない。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
;シンカリオン E5はやぶさ<br />
:SRW未登場。最初の搭乗機体。<br />
;[[シンカリオン E5はやぶさ MkII]]<br />
:E5はやぶさの後継機体。<br />
<!-- == 余談 ==<br />
== 商品情報 ==<br />
== 脚注 ==<br />
<references /> --><br />
{{DEFAULTSORT:はやすき はやと}}<br />
[[Category:登場人物は行]]<br />
[[Category:新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%A3%E3%83%BC&diff=433046
キリコ・キュービィー
2022-05-01T01:26:40Z
<p>わんわ: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場人物概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Chirico Cuvie]]<br />
| 登場作品 = [[ボトムズシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ}}<br />
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー}}<br />
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル}}<br />
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ}}<br />
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端}}<br />
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ}}<br />
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ 幻影篇}}<br />
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ 孤影再び}}<br />
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|郷田ほづみ|ボトムズシリーズ|SRW=Y}}<br />
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|塩山紀生|ボトムズシリーズ}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場人物概要<br />
| タイトル = プロフィール<br />
| 異名 = 生まれながらのPS<br>触れ得ざる者<br>神殺しの男(『[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]』以降)<br />
| 種族 = 人間([[アストラギウス銀河]]出身)<br/>異能者<br/>[[異能生存体]]<br />
| 性別 = [[性別::男]]<br />
| 生年月日 = ギルガメス暦2326年7月7日<br />
| 年齢 = [[年齢::18]]歳 → [[年齢::20]]歳(TVシリーズ)<br />
| 身長 = 178~179cm<br />
| 体重 = 80kg前後<br />
| 髪色 = ブルー<br />
| 瞳の色 = ターコイズブルー<br />
| 所属 = ギルガメス連合メルキア軍→[[傭兵]]<br />
| 階級 = [[階級::曹長]] → 脱走<br />
| 好きな食べ物 = 干し肉<br />
| 嫌いな食べ物 = ほや貝<br />
}}<br />
<br />
'''キリコ・キュービィー'''は『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の[[主人公]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
戦いしか知らない一兵士だったが、「素体」と呼ばれる軍の最高機密を見てしまったために軍を追われることになる。そして「素体」の謎を追い求める旅の中で出会った仲間達との触れ合いの中で、徐々に人間らしさを手に入れてゆく。<br />
<br />
しかし、ストーリーが進むにつれ、'''実は軍の最高機密以上の重大な宿命'''をその身に背負っていることが明かされ…。<br />
<br />
常軌を逸した不死性(死なないのではなく、むしろ'''死ねない''')と桁外れの生存力で、泥沼の本編を最後まで戦い抜いた。あらゆるロボットアニメの中で(或いはロボットものという括りを除いても)おそらく最も不死身な主人公でもある。<br />
<br />
基本的に物語は、キリコの独白(モノローグ)を多用した回想録形式で進行する。<br />
<br />
=== 人物 ===<br />
百年戦争の末期、ギルガメス軍の一員として戦っていた[[AT]]乗り。かつて最強の部隊と恐れられた'''[[レッドショルダー|レッドショルダー隊]]'''に所属していた過去を持つが、幼少時の記憶などを失っている。<br />
<br />
キリコの最大の特徴は、'''「他者から干渉されることや支配されることを極端に嫌う」'''ということであり、人付き合いは良いとは言えない。支配欲や出世欲等も希薄であり、「誰にも邪魔されずただ静かに暮らせればそれで良い」という老成した雰囲気をかもしだしている(この様子からかなり大人びて見えるが、設定年齢上はまだ18歳である)。このような[[性格]]になったのには、キリコが少年の頃から兵士として戦い続け、人生に一種の諦観を得てしまっていることが大きい。<br />
<br />
優れた操縦技術と戦闘能力を持つ「戦士」であるが、命令系統のしっかりした縦型の社会では生きていけないことを示すなど「軍人」としての資質はまったく無い。なお、『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ|ペールゼン・ファイルズ]]』の[[小説|小説版]]においては、同僚の[[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ|ザキ]]に「敵が憎いから軍にいるのか」と問われた際「敵に怨みは無い」と否定している。<br />
<br />
静かに暮らしたいと願うキリコに対し、彼の有する「異能」(後述)を狙う様々な組織が執拗に干渉を続け、彼は火の粉を払うために戦い続ける、というのが[[ボトムズシリーズ]]の基本的な骨子である。<br />
<br />
無口で根暗なキャラクターという印象が強いが、心を許した相手には冗談を言ったり、笑いかけたりすることもある等、決して人付き合いを完全に拒否しているわけではない。しかし、キリコが心を許した相手は大抵の場合は戦火の中で別れを経験する(場合によっては死別する)のが常である。ウド編の最後では「俺を一人にしないでくれ」と独白する場面もあり、孤独を好みながらも人のぬくもりも求める二律背反な面も垣間見える。キリコは親しい者を失うことを恐れるからこそ、必要以上に人に近づかないようにしているのかもしれない。また冷静沈着なイメージも強いが1話で理由のわからない作戦に動揺し、クエント編で自分の正体に関し手がかりが中々つかめず焦って言い詰めたり敵に追い込まれ弱音を漏らすなど年相応の面も見られる。<br />
<br />
軍人としての資質がないのにどうして軍隊に入っていたのかという点についてははっきりしていない。TVアニメ第1話冒頭のナレーションではキリコの独白として<br />
*「俺は戦った。初めは生まれ故郷メルキアの為と信じて戦った。だが、戦いは長びくばかりで、終わりがなかった。おれは疲れた。だれもかれもが疲れていた…。」<br />
という台詞がある。この点から推測すると、愛国心ゆえに志願した少年兵ながらも、戦争の中で戦う意義を失っていったのかもしれない。<br />
<br />
なお、戦場に身を置き続けてきた経験からか、キリコは映像作品中では何時如何なる時も赤色の「耐圧服」というATの[[パイロットスーツ]]を着用しており、いわゆる「私服」と呼べるような服を着用しているシーンは、ほとんど確認出来ない。あとはせいぜい変装のために敵の制服を拝借して着用した程度で、彼の衣類に対する無頓着さが垣間見える。また、『孤影再び』では「赤い耐圧服を着た男」という情報から兵士がキリコの正体に気づくというシーンがあるが、これはTVシリーズから30年以上が経過した世界で赤い耐圧服が時代遅れになって(手に入らないわけではないようである、後述参照)いる事と、常にそれを着用し数々の戦果を上げたキリコの姿から「赤いかく乱」というあだ名が付けられているという設定から来るものである(『孤影再び』OVAコメンタリーより)。なおTV版ラストで全裸のままコールドスリープに入ったキリコは、『赫奕たる異端』冒頭では耐圧服を持ち合わせていなかったものの物語中盤から着用している。<br />
<br />
ちなみに自称「'''糞真面目な男'''」である。<br />
<br />
=== 異能 ===<br />
TVシリーズの後半、キリコは古代クエントに存在していた「異能者」達と同等の資質を持っていることが判明する。<br />
<br />
TVシリーズ作中においては「異能者」とは超能力の使い手などではなく、「機械に関する高い親和性を持ち、常人よりも高い身体能力を持つものたち」と説明されていた。いわば、「現世人類よりも進化した新しい種」のような扱いであり、『[[機動戦士ガンダム]]』における[[ニュータイプ]]を意識した設定とも考えられる。異能者としての資質を持つものは常人よりも[[アーマード・トルーパー]]の操縦に秀でており、天才的な腕を持つパイロットとなる。この「異能者」を人工的に作り出そうとしたのが[[パーフェクトソルジャー]](PSと呼ばれる)であった。<br />
<br />
作中世界では「異能者」の資質を持つものはとてつもなく希少である。古代の異能者の集合意思を記憶したスーパーコンピュータ・[[ワイズマン]]は、自分と同種の存在でありキリコに深い興味を持ち、ワイズマンが支配している秘密結社を使ってキリコに様々な干渉を続けた。<br />
<br />
TVシリーズ作中では、キリコは訪れる場所で必ず戦いに巻き込まれて酷い目に会っているが、これはワイズマンの干渉によるところも大きい。しかし、キリコはどんな危険な状況になってもどうにかして最終回まで生き残った。それは本人が機転を利かした結果ということもあれば、ただ運が良かっただけという場合もある。しかし正直なところ、作中のキリコはあまりに危険な目に遭いすぎていたため、視聴者から見ると「主人公だからという理由だけで生き残るご都合主義」と感じられることもしばしばあった。<br />
<br />
しかし、後のOVA『[[装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ]]』にて、登場人物の[[ヨラン・ペールゼン]]が提唱すると言う形で「キリコは250億分の1の確率で誕生する、高い生存能力を持つ'''[[異能生存体]]'''であり、その力によって彼は不死身である」という後付設定が誕生した。この設定はそれ以降のOVAシリーズでも引き継がれ、現在ではキリコのキャラクター性の根幹を成すものとして扱われている。<br />
<br />
なお、作中においてペールゼンが言うところの「異能生存体」が、ワイズマンが言うところの「異能者」と同じ存在なのかははっきりしていない。だが、ワイズマンも異能者を探す際に「死なない人間」を求めている為、共通する素質ではあるようだ。<br />
<br />
設定によれば、キリコはどんな状況におかれても、「生き残る」ように世界の[[因果律]]が歪められるのだという(ありていにいえば、'''物語上、御都合主義的な展開が必ず発生する''')。半メタフィクショナルな観点を公式な設定として、'''主人公補正を明文化した'''初めての存在である。<br />
<br />
例えば『野望のルーツ』では、キリコに向けられた機関銃から弾丸が放たれようとしたとき、「偶然にも」銃器が暴発する、超至近距離から放たれた銃弾が「偶然」心臓をそれる、という現象が発生している。TVシリーズではキリコが訪れた惑星が破壊されることもあったが、キリコはその隙をついて敵の追撃から脱出することに成功している。これもキリコの異能の力の働きによるものと解釈できる。<br />
<br />
OVA『孤影再び』でも、戦闘ヘリの攻撃で他のATが次々に撃破される中「偶然」装甲が銃弾を尽くはじいた為に無傷であり、さらにその戦闘の衝撃で「偶然」AT用火器が手元に跳んできて反撃するシーンがあり、OVA『赫奕たる異端』では満身創痍のキリコが床に向けて撃った銃弾が「偶然」跳弾となり、先の戦闘でオーデルバックラーの装甲に開いていた隙間に「偶然」入り込み、テイタニアの補助脳に「偶然」命中するというシーンが描かれている。<br />
<br />
なお、これらは全て「起こりうる偶然」ということで辛うじて説明がつくタイプのものだが、ボトムズシリーズの作中では、キリコの怪我の治りが生物学的な常識を超えて早かったり、キリコに向けて放たれた弾丸が物理法則を無視した弾道を描いてキリコに当たらないなど、「偶然」の一言では説明がつかない現象も起こっている。<br />
<br />
キリコの異能生存体の能力は本人の意思とは無関係に自動的に働く。キリコを生き残らせるために、キリコの大切な仲間が身を挺してキリコを助けた結果死ぬことさえもある。その意味では呪われた力とも言える。逆に言えば'''死にそうになると確実に発動する'''ため、TVシリーズ本編以後はキリコ自身もそれを見越した行動を取っている事がある(墜落中の宇宙船でテイタニアを無理矢理脱出させたのに自分は居残っている等。全身火傷、脊椎損傷、頭蓋骨陥没、大腿骨の複雑骨折、その他諸々の重傷を負ったが生き残り、さらに'''たった十日で完全復活した''')。<br />
<br />
また、実は冷凍睡眠から目覚め、OVA『赫奕たる異端』の聖地アレギウムでのテイタニア戦以降、'''敵からの攻撃によって負傷したことが一度も無い。'''『孤影再び』においてステビアを守る際の戦闘で意識を失う負傷をしているが、これはキリコがある種の'''自爆戦法を取ったため。'''しかも至近距離でミサイルの自爆に巻き込まれたにもかかわらず、バニラ邸で目覚めた際にはやけどの跡すらなかった。『幻影篇』でも敵からの攻撃を受けるものの、ATには被弾したが本人は無傷であった。さらにはモンテウェルズが神の子を殺そうと銃を連射したが銃弾は全て外れ、さらにキリコを撃とうとしたらそれを避けようとしたのか、それとも結果が判っていたのかは不明だが、キリコが僅かに首を傾けたら背後から飛んで来た跳弾をちょうど避けられ、結果として不自然な跳弾を繰り返していた全銃弾はモンテウェルズが被弾し、最後に暴発させた一発も跳弾してモンテウェルズの頭部に撃ち込まれるといった事態が起きている。ATでの戦闘で負傷が無いのはキリコ自身がレッドショルダーに所属していた凄腕のAT乗りであることを考慮に入れても、黒い稲妻旅団の250機のAT+テイタニアを追ってきたマーティアル兵の混戦すら'''敵機を全滅させてなお無傷'''である等、異能の力が物語が進むにつれ強まっているような描写がなされている。<br />
<br />
=== 過去 ===<br />
惑星サンサ出身。ギルガメス歴2738年、異能生存体の実験のためにレッドショルダーに襲撃され、'''火炎放射器で全身を焼かれた'''という凄絶極まりない過去を持つ。その時に味わった苦痛が現在に至るまでのトラウマとなっているため、当時のことを思い出そうとすると凄まじい頭痛に襲われ、性格そのものも暴力的になる程に陥っている。<br />
<br />
8年後、ギルガメス軍に入隊。配属先の惑星オドンでレッドショルダーに配置され、「共食い」と称されるふるい分けを受け、ペールゼンから異能生存体だと確信される。<br />
<br />
この後キリコは反乱を起こして基地を壊滅させることとなり、それが『ペールゼン・ファイルズ』を経て後々の戦いへ繋がっていくことになる。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== [[Zシリーズ]] ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}<br />
:初登場作品。担当声優の郷田ほづみ氏もスパロボ初出演となった。[[ソレスタルビーイング]]追跡ルートの第4話でレッドショルダー隊の面々と共に敵として登場。次にエリア11ルートを通れば[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の協力者として自軍に加入する。<br />
:乗機の[[スコープドッグ]]は少々頼りない性能だが、キリコの能力が高いため十分一線を張れる。最初からいきなり最高レベルに達している[[底力]]や、最初から持っている専用の特殊技能の一つ「[[異能生存体|?????]]」によって、'''シナリオ序盤でも'''HPが10%以下に減少すると大幅なパワーアップ'''(命中率・回避率+45%、装甲値+90%、クリティカル率+72%、命中・回避+30、格闘・射撃・防御・技量+20)'''をする。というか強すぎて原作通りどれだけ絶望的な状況でもまず生き残ってしまう。ちなみに「?????」は当初は「???」扱いとなっている[[飛鷹葵|葵]]の[[野生化|野性化]]とは違って、'''「?????」という名前の技能'''である事に注意(技能が封印されているのではなく、この状態のまま効果を発揮できる)。またCB追跡ルート第4話で敵として登場する時も発動するので、うっかり瀕死にさせないように注意。さらに言えば[[連続ターゲット補正]]の前にはさすがに無力なので、使い倒すなら機体の強化もお忘れなく。<br />
:乗機は[[スコープドッグ]]、[[スコープドッグRM]]、[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム|スコープドッグRSC]]、[[スコープドッグ・ターボカスタム|ターボカスタム]]、[[スコープドッグTC・LRS|TC・LRS]]、[[スコープドッグTC・ISS|TC・ISS]]。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}<br />
:乗機はスコープドッグ、スコープドッグRM、スコープドッグRSC、[[マーシィドッグ]]、[[ラビドリードッグ]]、TC・LRS、TC・ISS。[[隠し要素/第2次|隠し要素]]で[[スコープドッグ (ショルダーミサイルポッド)|ショルダーミサイルポッド装備]]も入手することができる。<br />
:序盤のクメンルートにて初登場し、以降はそのままカレン達と共に[[ソレスタルビーイング]]をはじめとした[[ZEXIS]]の面々と合流する。本作では「サンサ編」の再現こそないもののクメン編とクエント編の物語が再現されており、クメン編とクエント編は分岐ルートだが、共通ルートでも宿敵である[[イプシロン]]との対決が幾度となく描かれている。原作同様に、『ラストレッドショルダー』までの再現だった前作よりも人間味を見せる場面が多くなり、基本的に自分から他の作品のキャラクターと殆ど関わらなかった前作と異なり、自分から他の作品のキャラクターと絡む場面が多くなっている。<br />
:本作でも『コードギアス』のキャラクター達との絡みが多く、騎士団ルートへのフラグが成立した場合はゼロの正体が暴かれる前に、彼自身に素顔を明かされる事になる。<br />
:終盤のクエント編の再現エピソードにおいては[[ワイズマン]]の後継者となる(フリをする)為に一時的に敵になるが、居合わせたZEXISメンバーの殆どが(キリコが本性を現した際の会話から疑問には思っていたようだが)キリコの演技に騙されており、殆どの主人公キャラからは「先に撃たなければこっちが確実に殺られる」、「キリコ一人に部隊を全滅させられる」と恐れられる。また、この時[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]、[[紅月カレン|カレン]]、ゼロからの特殊戦闘台詞が用意されている。なお、この時もしっかりと「?????」と底力Lv9を持っているうえ、搭乗機のHPが50000を超えているため異様に硬い。<br />
:エンディング後は原作のように[[フィアナ]]とコールドスリープする事は無く、彼女と旅に出る事に。また、本作ではストーリー中に[[異能生存体]]の設定が判明してからは「?????」が「異能生存体」と明記される。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}<br />
:乗機は[[スコープドッグII]]、スコープドッグRM、[[ライト・スコープドッグ]]、[[バーグラリードッグ]]。<br />
:第8話で[[ミスリル]]の[[傭兵]]として参入。ミスリル内のコールサインは「ドッグ1」。『ビッグバトル』『赫奕たる異端』序盤~終盤の原作再現があるためかなり目立つ。その一方、[[ボン太くん]]を着込んで現れたりなどコミカルな面も。<br />
:ステータス的には『第2次Z』から大きく変わってはいないが、[[闘志]]の採用により任意でクリティカルを出せるため、闘志持ちをタッグにすることで[[精密攻撃]]を最大限に活かせるようになった。最終的に2つの全体攻撃武器を持つため[[集束攻撃|マルチターゲット]]を習得させればタッグキラーとして活躍する。また、異能生存体+底力L9の関係上ダメージアベンジャーとの相性も抜群。<br />
:適任タッグは互いの穴を補える[[相良宗介|宗介]]か、[[エースボーナス|AB]]で毎ターンノーコスト闘志が使える[[キタン・バチカ|キタン]]辺りか。<br />
:顔グラも一新されており、今回は笑顔のグラが変更されているが、使用回数が少ないのとフィアナの件もあってか、笑顔のグラフィックがなくなっていると誤解されがちである。なお、データに存在する顔グラフィックは今作トップクラスの14枚であるが、この中には今回使われなかった包帯顔、フード姿、軍人バージョン(髪と目の色が違う別パターンあり)が存在している。<br />
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}<br />
:乗機はスコープドッグII、スコープドッグRM、ライト・スコープドッグ、バーグラリードッグ。<br />
:地球が[[サイデリアル]]によって制圧されてからは[[黒の騎士団]]とともに[[エリア11|新日本]]を[[新地球皇国]]の魔の手から守るために戦っていた。<br />
:後にワイズマンの手によって蘇生されたフィアナと再会し彼女を取り戻すことに成功する。<br />
:宗介救出ルート18話「孤影」では[[Dトレーダー|Zチップ]]ボーナスを狙う場合、多数の敵を一人で相手することになるので、それまでに是非[[Bセーブ]]を取得しよう。<br />
<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:『ビッグバトル』の時系列設定での登場。自由遊撃隊ルート第17話にてシャッコと共に自軍参入。<br />
:乗機はスコープドッグ、スコープドッグRM、TC・LRS、ライト・スコープドッグ。<br />
:[[精密攻撃]]+[[魂]]+[[エクストラアクション|スマッシュヒット]]により爆発的な火力を出せるのが強みで、今作では[[再攻撃]]もデフォルト所持。異能生存体スキルによる土壇場での強さも健在だがTACマネジメント「リペアアライズ」との相性が悪い点には注意。[[周回プレイ]]をすると確実にブチ当たる問題なのが痛い。<br />
:エキスパンション・シナリオでの再合流時は、[[宇宙]]戦となるためスコープドッグRMに[[換装]]して乗っている。本編で別形態を使用していた場合は再換装を忘れないようにしたい。<br />
:また本作では回避値が味方パイロット中1位で、全パイロット中3位。<br />
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「射撃アップ」。インタビュアーは[[ラミィ・アマサキ|ラミィ]]。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:第1章クリア後のサブミッション「野望のルーツ」で[[スポット参戦]]後、第2章サブミッション「レッドショルダー」クリア後に正式加入。ギルガメス連合と協力関係にある[[コネクト・フォース]]への出向という形で参戦する。<br />
:所属はレッドショルダー隊のままなので、ギルガメス軍の都合によりしばしば[[アストラギウス銀河]]へと呼び戻されることになる。出向した直後にも、すぐさまサンサ攻略戦のために呼び戻されている。同じく出向組である[[ホワイトベース隊]]なども元組織に召還されることがあるが、それにしてもキリコたちのその頻度と間隔は短いらしい。<br />
:乗機は第1章からは[[スコープドッグ・ターボカスタム|ターボカスタム]]で、グレゴルー隊とグループを組む。その後、第4章での[[バーコフ分隊]]加入に伴い[[スコープドッグTC・ISS|ターボカスタム・ISS]]で、第5章での[[バニラ・バートラー|バニラ]]と[[ル・シャッコ]]加入に伴い[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム|スコープドッグRSC]]での出撃が可能になる。ターボカスタム(グレゴルー隊)での出撃では最大火力、ISS([[バーコフ分隊]])での出撃では生存力と宇宙戦での汎用性、レッドショルダーカスタム(バニラとル・シャッコ)との出撃では武装の多彩さ、が特徴となる。勿論キリコだけを単騎出撃させた場合はこの限りではないが。<br />
:今回[[異能生存体]]のスキルは「[[底力]]:異能」と「異能の力」として採用されている。これはバーコフ分隊の所持スキルとの兼ね合いによるものと思われる。<br />
:第7章の「パーフェクトソルジャー」でイベントが発生すると「異能の力」が「異能生存体」に変更され効果が上昇する。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:[[スコープドッグ]]、スコープドッグRSC、[[ラビドリードッグ]]、および期間限定参戦の[[バーグラリードッグ]]、[[RSC装甲騎兵型 エグゾフレーム]]のパイロット。<br />
:リリース初期から登場していたが、メインストーリーには第4章から登場。<br />
:2020年3月のアップデートにて、既存のパイロットパーツにボイスが追加された。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}<br />
:序章ワールド4より参戦。スコープドッグRSCのパイロット。[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]の護衛を引き受けており、地球を目指して火星に立ち寄った際にそのまま[[鉄華団]]に合流する。<br />
:2022年1月の2章Part6でグラドス艦の跳躍に巻き込まれる形で行方不明となっている。<br />
:現時点では『ボトムズ』からはキリコ単独の参戦で、他のキャラクターは登場していない。<br />
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」にて追加参戦。[[スコープドッグTC・LRS]]と、[[スコープドッグ (30)|『30』オリジナル武装を装備したスコープドッグ]]に搭乗。<br />
:DLCミッション「接触」で加わるが、開放にはキーミッション「ジルクスタンの闇」をクリアする必要がある。時系列は『ザ・ラストレッドショルダー』終了後~クメン編開始前と思われる。<br />
:本作では数名ほど追手のAT乗りと一緒に転移してきたものの完全に別世界に来たためか、原作のように追われる身ではない為戦い以外の事も知ろうとしている描写がある。また、『ザ・ラストレッドショルダー』のラスト故に何かと女性気の引き方といった話題にも興味を持っている会話もある。<br />
<br />
== パイロットステータス ==<br />
=== [[能力|能力値]] ===<br />
回避・命中に優れ防御が低い典型的なリアル系パイロット。能力は全体的に高く、特に技量と回避は自軍トップクラス。その上、瀕死状態になれば[[底力]]と[[異能生存体]]のW補正効果によって手の付けられない鬼ユニットと化す。その分、[[スコープドッグ|乗機]]の性能の低さでバランスがとられているので、主力として運用していくなら改造は怠らぬように。<br />
<br />
=== [[精神コマンド]] ===<br />
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]<br />
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[狙撃]]、[[直撃]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''<br />
:リアル系の手本のようなコマンドが揃っている。コストが最大でも50と低いのも嬉しい。<br />
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]<br />
:'''[[集中]]+、[[直感]]、[[直撃]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦T|T]]<br />
:'''[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[狙撃]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]<br />
:'''[[集中]]、[[閃き]]、[[必中]]'''<br />
:グループ出撃を前提とした、命中と回避担当のラインナップである。<br />
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]<br />
:'''[[直感]]、[[直撃]]、[[魂]]'''<br />
:; パイロットパーツ装備時<br />
:: '''[[必中]]、[[奇襲]]、[[直撃]]'''<br />
:<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''[[直撃]]、[[必中]]、[[狙撃]]、[[強靭]]、[[集中]]、[[魂]]'''<br />
<br />
=== [[特殊スキル]] ===<br />
;[[第2次Z]]、[[第3次Z]]<br />
:'''[[異能生存体]]、[[精密攻撃]]、[[底力]]L9'''<br />
:2つの固有技能と最初からカンストしている底力はどれも強力。瀕死時の強さは凄まじいが機体が脆い上にキリコ自身の防御が高くないため、HPを調整するのは意外と難しい。なお最終命中率に影響を及ぼさないので、[[見切り]]等を習得している敵からの攻撃を躱しきれない事もありうるため過信は禁物。また、[[連続ターゲット補正]]もあるので単機で無双するのは考えもの(防御も上がるが、ATの装甲では焼石に水状態である)。『第2次Z再世篇』終盤では異能生存体発動状態かつ乗機の運動性フル改造ですら当てられる事があるのでいざと言う時は集中や直感でのフォローも必要。<br />
:精密攻撃はクリティカル時の与ダメージが更に1.5倍になるというものだが、養成による習得が不可な上に自軍では実質キリコとフィアナのみが所持([[ノル・バーコフ|バーコフ]]も持つが1ステージ限りのゲスト参戦)するレアスキル。キリコ自身の素の技量が高い上に異能生存体でさらに技量が上がることも手伝って、クリティカルを連発し数値以上の強さを発揮する。技量を思いきり高め、再攻撃とカウンターと見切りを取得させれば最強クラスの切り込み役に変貌するが、技量を高めるという事は[[てかげん]]MAPWによる異能生存体発動が難しくなるという事でもあるので、てかげん役の技量と要相談。SRW参戦前、ファンから「もしスパロボに参戦しても、乗機が[[アーマード・トルーパー|AT]]では原作程の理不尽な能力は出せないだろうし、でも単なる1リアルロボット程度の性能では…」と危惧されていたが、その事について見事にバランスを取った上で原作再現したと言える。なお異能生存体は『第2次Z破界篇』全編及び『第2次Z再世篇』後半までは「?????」表記だがちゃんと機能する。<br />
:余談だが、『第2次Z破界篇』序盤と『第2次Z再世篇』後半の敵対時も特殊技能のラインナップは変わらない。前者はともかく、後者でも後半のボスキャラ扱いなのに所持技能が追加されないというのは内心では仲間を裏切っていないという事を表現したものだろうか。<br />
;[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]<br />
:'''[[異能生存体]]、[[精密攻撃]]、[[底力]]L9、[[再攻撃]]'''<br />
:『Z』シリーズに加え、技量の高さを活かせる「再攻撃」が追加されて順当に強化されている。<br />
:[[エクストラアクション|スマッシュヒット]]の追加により、魂と併用した際の火力はリアル系屈指。<br />
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]<br />
:'''[[底力]]:異能、[[異能生存体|異能の力→異能生存体]]、[[無頼 (特殊技能)|無頼]]'''<br />
:精密攻撃が無くなったが、異能の力が最大レベルで「HPが20%で90%の確率でCT率+100%、CTダメージ+40%」となり底力:異能との相乗効果で'''CTが毎回発動する'''事になる(これは[[バーコフ分隊]]隊員全員に言えるが)。<br />
:更に第7章「パーフェクトソルジャー」で異能の力が[[異能生存体]]に変化すると最大レベルで「HPが20%で90%の確率でCT率+100%、CTダメージ+50%、完全回避」となる。<br />
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]<br />
:'''元レッドショルダー'''<br />
:HPが25%減少する毎に、照準値、運動性に補正がかかる。<br />
:'''[[精密攻撃]]'''<br />
:攻撃力に補正がかかる。敵ユニットの弱点属性で攻撃したとき、与ダメージに補正がかかる。<br />
:'''強靭(キリコ)'''<br />
:運動性が増加する。気力130以上のとき、ステージ中一度だけ「闘志」(LVを上げると「不屈」も追加される)がかかる。<br />
:'''[[起死回生]](キリコ)'''<br />
:攻撃力が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。<br />
:期間限定ミッションでのみ入手可能。<br />
<br />
=== [[エースボーナス]] ===<br />
;気力130以上で、全ての武器の攻撃力+300<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で採用。<br />
:機体の火力を補う強力なボーナス。能力的に切り込み隊長的な運用が多くなるため取得・発動共に容易であろう。<br />
:しかも『破界篇』『再世篇』共に[[R-ダイガン|無限復活]][[シェンロンガンダム|するユニット]]が出てくるのでその気になれば早い時期に習得を狙える。<br />
;HP30%以下で特殊スキル『異能生存体』が発動する<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』、『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。<br />
:厳しいスキル発動条件が緩和されるが、発動条件ギリギリだと底力L9の最大効果を受けられず、てかげん+MAP兵器で10だけ残すスタイルなら完全に腐ると癖が強い。<br />
;攻撃<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。気力130以上で攻撃+20%。<br />
<br />
== 人間関係 ==<br />
;[[フィアナ]]<br />
:ギルガメス軍が創った[[パーフェクトソルジャー|PS]]だが、教育を施される前の「空白の状態」でキリコと出会い、彼を慕うようになる。<br />
:『[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]』最終話予告ではキリコのささやかな望みが彼女であるとされており、「'''この腕に掻き抱けるだけの夢'''」「'''この胸に収まるだけの真実'''」「'''フィアナこそ我が命、フィアナこそ我がさだめ'''」とまで言われている。<br />
;[[ブールーズ・ゴウト]]<br />
:ウドの街に逃げ込んだキリコと出会い、キリコのことを金づるにしようとするが、後にそのキリコから「とっつぁん」と呼ばれるほどの親しい仲に。武器商人としての人脈を活かし、ATの調達等でキリコを支える。<br />
;[[ココナ]]<br />
:キリコを見捨てようとするゴウトとバニラを説得し、大金を投げ打って彼を救うなど重要な役割を果たす。キリコに密かに恋心を抱いていたが、彼とフィアナの関係を察し、身を引いた。<br />
;[[バニラ・バートラー]]<br />
:ゴウトと同様に、最初はキリコを利用しようとするが、後に良き親友となる。「'''キリコちゃん'''」と、独自の敬称付けで呼ぶ事も多い。<br />
;[[ル・シャッコ]]<br />
:クメン内乱でキリコと共に戦い、後に互いに信頼する仲間となった。 <br />
;[[イプシロン]]<br />
:[[ライバル|宿敵]]であるPS。フィアナを巡るライバルでもあった。<br />
:なお、第40話予告ではキリコとイプシロンは似た者同士であると語られ、その回のタイトルは「'''仲間'''」である。<br />
;チャルク・オリヤ<br />
:秘密結社の一員。(この回以外ではほぼ触れられないが)元ギルガメス軍大尉でキリコに市街戦の戦い方を教えた教官。ウドの街でキリコを襲撃したが敗れた。<br />
;[[ポル・ポタリア]]、[[ブリ・キデーラ]]<br />
:クメン内乱で所属したアッセンブルEX-10における傭兵仲間で同部隊のエース格。どちらもキリコの能力や人格を信頼しており、キリコの方も彼らに友情を感じている。<br />
;[[カン・ユー]]<br />
:クメン内乱での直属の上司。AT部隊隊長を勤め上げるだけのパイロット能力はあるが、そのひねくれた性格からキリコ含め部下からの信頼は皆無。キリコを目の敵にし、稚拙な行動を繰り返した結果、最後にはシャッコに引導を渡されることに。<br />
;ゾフィー・ファダス<br />
:惑星サンサでレッドショルダーが行なった虐殺によって夫と子供を失ったため、元レッドショルダーのキリコに対して憎悪を向けた。<ref>しかし、彼女が家族を殺された日は、キリコは小惑星リドでフィアナの入ったカプセルを見つけた運命の日であり、惑星サンサの虐殺にキリコ本人は全く関わっていなかった。</ref><br />
:その後、『幻影編』ではキリコは彼女の元へ身を寄せる。視力の低下とキリコがコールドスリープしていた事を知らなかった事もあり、キリコ本人が自身の元へ訪れていたとは思わなかった様子。また、長きに渡る年月の経過でサンサの環境が回復したように、この頃にはキリコへの憎しみは薄れていた。<br />
;ゲッコ<br />
:惑星クエントに住む交易商人。独自のコネを持っているようで、キリコに協力する。<br />
;[[グレゴルー・ガロッシュ]]、[[バイマン・ハガード]]、[[ムーザ・メリメ]]<br />
:『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』、『[[装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ|野望のルーツ]]』に登場する、キリコのレッドショルダー時代の同僚。<br />
;バージル・カースン<br />
:『野望のルーツ』に登場する、キリコと同期入隊のレッドショルダー隊員。温厚な性格の持ち主で何かとキリコの事を気に掛けている。<br />
;[[ノル・バーコフ]]、[[ガリー・ゴダン]]、[[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ]]、[[ダレ・コチャック]]<br />
:『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ|ペールゼン・ファイルズ]]』に登場するキリコの同僚。キリコの願望混じりの推測を真に受け、自分達も異能生存体だと確信して戦う。<br />
;[[ラダァ・ニーバ]]<br />
:『[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル|ビッグバトル]]』に登場。バララント軍が開発したPS第1号で、彼もまたレッドショルダーによって瀕死の重傷を負わされた過去を持っており、元レッドショルダーのキリコに憎悪を向ける。<br />
;[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ]]<br />
:『赫奕たる異端』『孤影再び』に登場。アストラギウス銀河最大の宗教勢力「マーティアル」の枢機卿モンテウェルズの一人娘で、次世代PS「ネクスタント」。父の命によりキリコ抹殺を図るが、次第に彼に惹かれてゆく。<br />
;ゴディバ<br />
:『赫奕たる異端』に登場するキリコの新たな相棒。マナウラ軍の軍医長で、かつてはマーティアルの総本山「アレギウム」にいたが、「キリコに一切手を出してはならない」とした法皇テオ8世の決定に医学的見地から異を唱えたために破門された。<br />
;ステビア・バートラー<br />
:『[[装甲騎兵ボトムズ 孤影再び|孤影再び]]』に登場。バニラとココナの間に生まれた長女であり、3人の兄と共に商人となったバニラを手伝う。冒頭、空港にてキリコと遭遇、結果的に生死の危機に陥ってしまいキリコを疎んじるが、彼のグルフェーを守る姿を見て考えを改める。<br />
;[[ヨラン・ペールゼン]]<br />
:キリコの不死性に最初に目を着けた人物。配下に置こうとしたが、支配される事を拒むキリコの姿に次第に恐怖を覚える事に。<br />
;[[ジャン・ポール・ロッチナ]]<br />
:立場を変えながらキリコを監視し続ける。物語の狂言回し。ちなみに現状唯一、'''キリコを敵に回し、さらに危害を加えて生き残った人物'''。<br />
;[[ワイズマン]]<br />
:自らの運命を弄んだ黒幕。向こうは全て計画通りに事を運んでいたつもりだったが、最大の過ちを犯してしまっていたことに気づいていなかった。<br />
:支配される事を拒むキリコにとっては、たとえ[[神]]であってもその例外ではなかった。<br />
;神の子(ルー)<br />
:『[[装甲騎兵ボトムズ 幻影篇|幻影篇]]』終盤に登場。ル・シャッコが属するクエント人の部族で誕生した、「神の後継者」と目される謎の赤ん坊。<br />
:『幻影篇』の続篇である小説『装甲騎兵ボトムズチャイルド 神の子篇』において、1ヶ月ほどで赤ん坊から立って喋られる幼児まで肉体が成長し、キリコに「ルー」と名付けられた。<br />
<!-- :キリコはこの赤ん坊と共に姿を消し、彼にまつわる一連の物語は幕を下ろす。--><br />
<br />
== 他作品との人間関係 ==<br />
『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では、特に『[[新機動戦記ガンダムW]]』や『[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]』のキャラクターと深い関わりを持つ。[[続編]]の『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では、さらにより多くのキャラクターと交流を持つことになる。<br />
<br />
=== 高橋作品 ===<br />
;[[メロウリンク・アリティー]]<br />
:原作では同じ世界の住人ながら対面することはなかったが、『サンライズ英雄譚』シリーズや『X-Ω』では戦線を共にすることになる。『X-Ω』イベントでの共演も多い。<br />
;[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]<br />
:同じ高橋作品の主人公。'''谷口守泰氏が作画を担当した時のキリコはエイジと瓜二つの容姿になる'''のだが、残念ながらSRWでは似ているなどの話はでない。『OE』ではグラドスとバララントが同盟を結んでいるため、戦闘前会話等からストーリー上での繋がりは伺えるが、特別な関わりはない。<br />
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』ではある人物からの依頼によりエイジの護衛を務めており、常に行動を共にしている。『OE』と違い深い交流を持つ。「[[クロッシング・パイロット]]第5弾」のイベントでは彼のパイロットスーツの'''左肩が赤い'''ことに触れている。<br />
;[[ゴステロ]]<br />
:上記のこともあってか、『OE』では「その取り澄ましたツラが気に食わねぇんだよ!」と敵意をむき出しにされる。<br />
;[[豪和ユウシロウ]]<br />
:『X-Ω』イベント「鬼哭」にて共演。<br />
<br />
=== [[ガンダムシリーズ]] ===<br />
;[[ヒイロ・ユイ]]、[[刹那・F・セイエイ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』の無口仲間(?)。同作の[[中断メッセージ]]画面でもキリコ・刹那・ヒイロの三人が登場するものがある。<br />
:なお、ヒイロ・ユイのモデルはキリコである(さらに偶然にも、2010年に発表された小説作品『[[新機動戦記ガンダムW Frozen_Teardrop]]』ではヒイロもコールドスリープした)。キリコとの戦闘で戦闘中のボイスが用意されているキャラの一人。ちなみに、ヒイロも劇中の頑健さをネタ的な意味で「[[異能生存体]]」と呼ばれることもある。<br />
;[[デュオ・マックスウェル]]<br />
:『第2次Z破界篇』でカレンとのバトリング中に治安警察らに襲われるキリコらを援護、その後も行動を共にする。これが縁になったのか、『W』の面子はキリコとの絡みが多め。量産機でありながら高いポテンシャルを持つATの兵器としての有用性とそれを引き出すキリコには一目置いている。<br />
:デュオが『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にて語ったキリコとの初対面時の印象は'''「俺が言うのも何だが[[死神]]かと思った」'''とのこと(キリコを敵にまわした者にとっては、よく当てはまるコメントである)。<br />
:また、ヒイロの同類と見ているのか「手がかかる奴ほど放っておけない」と語る。ついでに、『第2次Z』では感謝の言葉を口にするキリコに驚くシーンがある。<br />
;[[パトリック・コーラサワー]]<br />
:『第2次Z破界篇』序盤では彼の[[指揮]]下に入り、[[ソレスタルビーイング]]と対峙するも敗北を喫する。<br />
:ちなみに、彼は何度も撃墜されたり[[宇宙]]を彷徨ったりしても、本人は'''無傷'''で帰還してくる。そのため「コーラサワーは本家以上の異能生存体」とネタ的に言われることもある。<br />
;[[トロワ・バートン]]<br />
:『第2次Z破界篇』第31話にてギシン星軍の兵員輸送機を撃ち落としたキリコの所持していた銃(バハウザーM571 アーマーマグナム)に「いい銃だ」と感心していた。<br />
:『第2次Z再世篇』ではキリコをボトムズ[[次回予告]]のフレーズを用いた譬えで評し、クロウから詩人扱いされる。<br />
;[[アレルヤ・ハプティズム]]<br />
:『第2次Z再世篇』では、共に大切な女性を救う為にも戦っている事もあり、お互いに共感を覚える。また、ワイズマンと接触して豹変したキリコを最後まで信じていた数少ない人物でもあった。<br />
:『再世篇』序盤の彼の救出作戦の際は、彼の救出はキリコが担当している。お互いイプシロンに縁があったり、[[黒の騎士団]]ルートでは出て行こうとしたところを彼に呼び止められるなど、何かと縁がある。<br />
;[[ソーマ・ピーリス]]<br />
:『第2次Z再世篇』では、アレルヤが救出して連れ帰った彼女にゼロが[[ZEXIS]]として共に戦うよう要請した際、彼女の身を案じてそれを取り止めるようにゼロに進言する。<br />
;[[カミーユ・ビダン]]、[[シン・アスカ]]<br />
:『第2次Z再世篇』では、ゼロのマリー(ピーリス)へのZEXIS参加要請を取り止めるようゼロに進言した際、真っ先にキリコに同意の意見を唱えた。<br />
:マリーや[[フィアナ]]と同じように、[[フォウ・ムラサメ|他者に無理やり戦う事を]][[ステラ・ルーシェ|強制された女性パイロット]]を知る二人が、キリコの意見に同意しないわけがなかった。<br />
;[[アリー・アル・サーシェス]]<br />
:『第2次Z破界篇』では殆ど絡む場面はないが、[[レッドショルダー]]所属時にレッドショルダーが[[PMCトラスト]]に雇われていた為、リーマンと同格の立場であった彼は一時的にキリコの上司ともいえる立場にあった。また、彼からはキリコに対する[[特殊戦闘台詞]]が存在する。<br />
:『第2次Z再世篇』ではアザディスタンの王都を焼野原に変えた事で、本人が意図したわけではないがキリコのトラウマを抉っている。<br />
;[[フラウ・ボゥ]]、[[カレン・ジョシュワ]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』においてキリコの不死身ぶりに驚愕した。<br />
;[[D.O.M.E.]]<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では彼の内部に入った際に「ワイズマンに似ている」と感じた。<br />
<br />
=== [[マクロスシリーズ]] ===<br />
;[[熱気バサラ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』の中盤に[[ワイズマン]]の策動によって幾度となく鳴り響くレッドショルダーのマーチに精神を追いつめられていくキリコの心情を看破し、彼なりの気遣いの言葉を送る。<br />
:直後の[[バジュラ]]やアイムとの戦いで見せた彼のひたむきな[[歌]]への想いと、その歌に、キリコも感銘を受ける。<br />
;[[クラン・クラン]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では、周囲との雑談に加わることなく独り佇むキリコの様子を「常に周囲を警戒していて、殺気が身体を覆っているようだ」と評している。<br />
<br />
=== その他リアル系 ===<br />
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』にてキリコを[[傭兵]]として雇う。命令に忠実な兵士として重用する一方でキリコの本質を見抜き「この男は誰にも従わない」と危険視もしていた。<br />
:しかし、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』ではお互いを信頼するようになり、展開次第ではキリコへの信頼の証として、彼の目の前で自ら仮面を外して[[ルルーシュ・ランペルージ|正体]]を明かす。<br />
:その後、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]によってゼロの正体が明かされ、[[黒の騎士団]]の面々が怒りに駆られる中、キリコもヒイロや[[張五飛|五飛]]、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]達と同様に、ゼロの事をフォローし、仲間としての信頼の意思を示すなど、交わす言葉は少なくとも、彼とはよき信頼関係を結ぶ事になる。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』でも[[バーグラリードッグ]]の調整の際に仮面を外しており、以前も同じように外した事を話している。<br />
;[[紅月カレン]]<br />
:[[Zシリーズ]]における相方その2。『第2次Z破界篇』序盤、彼女が駆る[[グラスゴー]]と[[バトリング]]で対決。以降、彼女は「戦友」として何かと気に掛けてくれる。<br />
:『第2次Z再世篇』でも作中最初に再会した[[ZEXIS]]のメンバーの一人であり、長い付き合いとなる。<br />
:他作品のキャラの中でも特にキリコを信頼している一人で、クエント編の再現パートにおいてはフィアナの前で(異性としてではなく「仲間」としてだが)「あいつ(キリコ)が好きだから」と熱い台詞を叫んでいる。<br />
:また、キリコもピーラーゲリラと黒の騎士団を重ねる彼女の心境を慮る言葉をかけたり、互いの不在時には互いが心配しあったりと強い戦友意識を共通している。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』でも「何かほっとけない」と何かと気を遣われている。<br />
;[[C.C.]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で共演。それなりに親近感を感じているのか、彼女の方から色々とキリコに話しかける事がある。また、彼女に言わせればキリコの異能による不死身振りはコードに縛られている自分以上のものらしい。<br />
:ちなみに、キリコのイニシャルも『C.C.』である。<br />
;[[ディートハルト・リート]]<br />
:『第2次Z再世篇』の中盤、後述にもあるように[[天子]]を日本人の誰かと結婚させようとする彼の策に不快感を示し、彼にダメ出しを喰らわせて絶句させる。<br />
;[[レントン・サーストン]]<br />
:『第2次Z破界篇』では絡むことは無かったが、『第2次Z再世篇』では、後半でただ1人クエントへ向かったキリコのことを想い、大事な人のために戦う彼を自分自身と重ねていた。<br />
:そのため(演技とはいえ)彼がワイズマンの後継者となって敵になった際は彼に深く失望していた。和解後の[[エウレカ]]救出作戦では、生身での戦闘技術を持たず救出を他人に任せるしかない自分を不甲斐なく思うレントンに対して、フィアナと共に自分の手で助けるようにと同行を促した。<br />
;[[相良宗介]]<br />
:宗介のキャラクター設定は、キリコをモデルにしている。<br />
:『第3次Z時獄篇』では初邂逅時に互いに敵だと思い'''無言の膠着状態'''に陥る。また、[[ライト・スコープドッグ]]の調整の際に彼から干し肉を貰っている。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では[[アマルガム]]との決戦に挑む彼にアーマーマグナムを貸し、それを用いた戦術を教えている(機体で押さえ込んでパイロットがアーマーマグナムでトドメ)。<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』でも度々共闘している。<br />
;[[メリッサ・マオ]]、[[クルツ・ウェーバー]]<br />
:『第3次Z時獄篇』では彼らにミスリルへとスカウトされている。また、クルツは当初フィアナの名前をキリコだと思い込んでいたため、バニラ達との会話がややこしい事に。<br />
;[[アンジェラ・バルザック]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では当初キリコ抹殺の指令を受けた彼女につけ狙われるが、有耶無耶となった後に仲間の一人となり、キリコの良き理解者となっていく。<br />
:実質[[Zシリーズ]]におけるカレンの後継枠と言える。人によってはキリコを追う金髪女性繋がりでか'''ゾフィー・ファダス枠'''という声も。<br />
;[[ディーヴァ保安局高官]]<br />
:『T』ではアンジェラにキリコの抹殺を命じている。<br />
;[[テンカワ・アキト]]<br />
:『T』では[[ミスマル・ユリカ|愛する女性]]の為に戦う彼に深い理解を示しており、彼の戦いを全力でサポートする。<br />
;[[アンジュ]]<br />
:『X-Ω』で数度共演。性格こそ正反対だが[[ワイズマン|黒]][[エンブリヲ|幕]]に注目された点・支配や束縛を拒む点・[[アーマード・トルーパー|棺]][[パラメイル|桶]]と評される機体のパイロットである等の共通点を持つ。<br />
<br />
=== スーパー系 ===<br />
;[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では初対面時にキリコを'''「相当の修羅場を括ってきたタマ」'''と評し、一目置いている。<br />
;[[ズール皇帝]]<br />
:『第2次Z破界篇』における最終決戦では、因果律さえも超越するキリコを屠る事が己の力の糧になると嘯く彼を「下らん妄想に取り憑かれた哀れな亡者」と評する。<br />
;[[飛鷹葵]]<br />
:『第2次Z破界篇』では、ただ選ばれたと漠然とした理由で戦っている彼女にとって、キリコが何のために戦っているのかと彼の考えに少し興味を示していた。<br />
;[[河合ほのか]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「光を求める乙女の願い」では彼女と行動を共にし、[[ネルヴァリスト]]と戦っている。<br />
;[[北大路花火]]、[[ロベリア・カルリーニ]]<br />
:『X-Ω』のイベント「永遠の歌に花束を」では、「[[大神一郎|大神]]とは違った魅力を持った男性」と認められている。<br />
;[[ヴァン]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では当初は彼から「可愛くない奴」と見られていたが、仲間として共に戦い続けていく内に、やがて「無口だけどすごくいい奴」と評されると共に、強い信頼を寄せられるようになる。キリコもフィアナを助けるために命を張って助力してくれた彼に深い恩義の念を抱いており、彼の復讐に全力で手を貸している。<br />
:『X-Ω』のイベント「神に抗う者たち」では、[[ワイズマン]]の後継者候補と見做され賞金首をかけられた者同士で、ワイズマンを討つべく共闘する。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では共に行動をするうちに「エレナに出会った頃の俺」と評され、互いに信頼を寄せる。<br />
;[[レイ・ラングレン]]<br />
:『X-Ω』のイベント「神に抗う者たち」では、ワイズマンの後継者候補と見做され賞金首をかけられた者同士で、ワイズマンを討つべく共闘する。<br />
;[[ファサリナ]]<br />
:『X-Ω』のイベント「神に抗う者たち」では、珍しく崇拝する同志である[[カギ爪の男]]の意志に反して、ワイズマンを煩わしく思った彼女に共闘を持ちかけられたり、何故自分達が賞金首になったのかの真相を彼女から告げられるが、最終的に意見の相違によって敵対。なお、キリコもヴァン同様に彼女を「食えない女」と評している。<br />
;[[速杉ハヤト]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にて、初邂逅時にスコープドッグの色を新幹線車両に例えつつ真面目そうだと評していた。ちなみに同じタカラスポンサー作品の主人公同士。<br />
;[[シャショット]]<br />
:『30』では'''ボトムズの次回予告での煽り文句'''でキリコを評した。<br />
<br />
=== その他の版権作品 ===<br />
;[[カズマ]]、[[劉鳳]]<br />
:『X-Ω』のイベント「神に抗う者たち」では、ワイズマンの後継者候補と見做され賞金首をかけられた者同士で、ワイズマンを討つべく共闘する。<br />
<br />
=== [[バンプレストオリジナル]] ===<br />
;[[クロウ・ブルースト]]<br />
:上記のカレンの台詞を受けて「俺もアイツが好きだ」と発言、[[グエン・サード・ラインフォード|「まさか…!?」]]と驚くゴウトに「アンタ達も同じだろう?」と[[ZEXIS]]メンバーの総意をまとめる。<br />
:それだけに、ワイズマンと接触して豹変した(ように見せかけた)キリコに対して「これ以上、俺達を幻滅させるな」と深い失望を示し、キリコがフィアナを撃った際には激高した。<br />
:キリコのメンバー復帰後にはもちろん和解する。なお、この際にキリコの謝辞をネタにジョークを飛ばし、彼を笑顔にさせると言う快挙を成し遂げる。<br />
;[[ヒビキ・カミシロ]]<br />
:ムッツリ仲間だが、時獄篇序盤において彼の本質を見抜き「戦いに向いていない」と断じた。が、恐怖を乗り越えようとしたヒビキの意志を見たことで見直している。<br />
;[[草薙征士郎]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』にて、ギルガメスやバララントの追撃により度々窮地に陥るキリコの元へ救援に駆け付けるため信頼しており、それ故に助けを見越して勝機の低い賭けに出ることも。<br />
;[[シュウ・シラカワ]]<br />
:現状共演した事はないが、「支配される事を何より嫌う」という人間性がよく似た人物。<br />
;[[ユーサー・インサラウム]]<br />
:ワイズマンの後継者の振りをした経験からか、終盤に対峙した際には暴君としての行動を演技と見切っている。<br />
;[[ガイオウ]]<br />
:『第2次Z再世篇』の最終話で彼から同類扱いされるが、否定する。<br />
;[[エイム・プレズバンド]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』にて最終話での戦闘時に、地球生まれでないにもかかわらず地球のために戦ったことを感謝される。<br />
;[[エルザム・V・ブランシュタイン]]/[[エルザム・V・ブランシュタイン|レーツェル・ファインシュメッカー]]<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にて彼の入れたコーヒーをかなり満足な顔で「うまい」と褒めた。<br />
<br />
== 名(迷)台詞 ==<br />
=== TVシリーズ ===<br />
;([[ギルガメス]]と[[バララント]]、この2つの星系は原因も定かではない戦争を百年も続けていた)<br>(初めは局地戦が続いていたが、俺が志願する頃には戦線が拡大し、2つの星系に属する200余りの惑星が戦火に巻き込まれていた)<br>(俺は戦った)<br>(初めは産まれ故郷のメルキアの為と信じて戦った)<br>(だが、戦いは長引くばかりで終わりが無かった)<br>(俺は疲れた)<br>(誰も彼もが疲れていた)<br />
:第1話冒頭のモノローグ。1分余りの間に百年戦争の概要が大まかに語られた後に第1話のサブタイトル「終戦」が登場し、視聴者にボトムズの世界観を印象付けている。<br />
;「味方だ! 味方だ…」<br />「隊長、自分にも作戦を教えてください!」<br />「みんなアレが何だか知ってるんだ…なぜ隠す?」<br />
:第1話で、味方の基地だと知らずに小惑星リド攻略作戦に参加した際の台詞。キリコのキャラクター設定が定まっていなかった関係か、第2話以降の彼とは似ても似つかないような弱気な[[性格]]で、声の雰囲気もかなり異なる。<br />
:仕方の無い事ではあるが、前日譚である『野望のルーツ』『ペールゼンファイルズ』でのキリコを知ってると違和感が強い。<br />
:スパロボでは『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でリド攻略が再現されているが、さすがに違和感があるためか原作よりもかなり冷静な対応となっている。<br />
;(俺の運命を狂わせた、あの忌ま忌ましい戦争は、その日終結した)<br />(だが、それは何の意味もない。あれを見たときから、俺自身の戦いが始まっていたのだ。果てのない戦いが…)<br />
:第1話ラスト、基地で地獄のような尋問から脱出したキリコの独白。この台詞からキリコの巡礼の旅が始まる。<br />
;(また酸の雨が降り始めた。積もり積もった戦の穢れが赤い雨となって、俺達の体をジワジワと溶かしていく…)<br />
:第2話、ウドを牛耳る暴走族ブーン・ファミリーに拉致されて、ヂヂリウム採掘場で強制的に働かされてる最中、酸の雨に濡れながら呟いた独白。退廃的な本作の世界観を端的に象徴している。<br />
;(ウドの街は地獄だ。 どうやら、俺はまた新たな地獄に迷い込んだらしい…)<br />
:第2話Aパートラスト、下手に逆らいブーン・ファミリーから袋叩きにされてしまうキリコはただ淡々とこの独白で自身の状況を語る。<br />
;(そこは俺にとって、懐かしい匂いのするところだった。 手には冷たい鉄の肌触りしかなかったが、慣れ親しんだ温もりが蘇ってきていた)<br />(俺はおふくろの胸に抱かれたような気持ちになって、いつの間にか眠ってしまった)<br />
:第2話ラスト、ブーン・ファミリーから逃れたキリコはスクラップ場に放置されていたスコープドッグのコックピット内に入り込む。この独白の時点では、キリコは「コックピットの中でしか眠れない、戦争に病んだただの青年」であった。<br />
;(飛び交う銃弾と炎、めまい。きな臭い懐かしさ。俺はこの時戦場に戻っていた。ボトムズと共に)<br />
:第3話、スクラップ場から回収・修理したスコープドッグを駆りブーン・ファミリーに反撃を開始するキリコ。ファミリーの壊滅をもくろむ治安警察をも巻き込んで炎に包まれ、キリコの独白でこの話は終わる。ちなみに、「ボトムズ」とはATおよびAT乗りの蔑称であり、「'''最低野郎'''」という意味でもある。<br />
;「所詮、遊びだ」<br />
:第4話Bパート、[[ブールーズ・ゴウト|ゴウト]]の勧めで[[バトリング]]選手となったキリコ。 ぎらついた殺意に満ち溢れた戦場とは異なる穏やかな雰囲気に対し、控え室でかつてのAT乗りだった選手らに自身の感想を述べる。無愛想なためか選手にとっては挑発に取れてしまうのも無理もない。<br />
;(<RUBY><RB>殺</RB><RT>や</RT></RUBY>るか、殺られるか。この気配を感じ取ることだけが、俺の取り得だ)<br />
:第4話Bパート、バトリング用のATドック内で何者かの殺気に満ちた視線を感じ取るキリコは自身によるクセをこの独白で説明する。<br />
;「おかげで…助かった」<br />「おかげで、助かったと言ったんだ…」<br />
:第9話、お宝の金貨を捨ててまで治安警察から救出してくれたゴウト達に対する謝意。キリコが初めて口にした感謝の言葉に、一同は唖然とする。<br />
;(仲間か…何やら照れ臭い。だが、久しぶりに俺の胸は温かいものに満たされていた…)<br />
:第9話ラスト、'''全員自分の懐に入る分の金貨は確保していた'''互いの欲深さを笑いあうゴウト達を眺めながら呟いた独白。ここに、利害関係の無い「仲間」としての腐れ縁が成立する。<br />
;「俺は簡単には死なない」<br />
:第10話、自分の身を案じてくれるゴウトにこう返した。確かに死なないが、どちらかというと'''敵に回った奴がみんな死ぬ'''と言った方が適切な気がしないでもない。<br />
;「レッドショルダーの赤はもっと暗い、血の色だ。それとマークは右肩だ」<br />
:第10話、[[バニラ・バートラー|バニラ]]はスクラップから組み上げたATの左肩に染めた赤いマーキングを自慢するが、キリコは冷静に正確な[[レッドショルダー]]のマーキングを指摘する。このときに、キリコは劇中で「吸血部隊」と恐れられた特殊部隊レッドショルダーに自身が在籍していた経歴を仲間に明かす。<br />
;「フィアナ!!」<br />
:第12話より。「素体」に対し、キリコは咄嗟にこう叫んだ。<br />
;(ウドの街が消えてゆく。バニラ、ゴウト、ココナ、フィアナ…一人に、一人にしないでくれ。どこだ、みんなどこにいるんだ…)<br />
:第13話ラスト、燃え盛るウドの中で、キリコは仲間を、そして[[フィアナ]]を求めて彷徨い歩く。この不安げな独白と共に、ウド編は幕を閉じる。<br />
;(気も狂うような暑さと湿気、そして熱病と死を運ぶ虫ども。緑に塗り込められはいるが、ここは地獄に違いない)<br />
:第14話冒頭、クメンのムナメラ河を下るガンボートの中での独白。キリコのこの台詞からクメン編が始まる。<br />
;「分かる相手になら、話していたさ」<br />
:PSについて話題になった時に、カン・ユーからPSの事を話さなかった事を咎められて。基本的にキリコは、カン・ユーに対して最初から「眼中に無い」といったスタンスを取る事が多い。<br />
;「ゴウト!」<br />「まぁ、そんな所だ」<br />「ずいぶん羽振りが良さそうだな」<br />
:アッセンブルEX-10にてウドで別れたゴウトと3か月ぶりに再会した際に。名前を呼ばれ最初は訝しんだが知り合いとわかった事で嬉しかったのか若干笑顔でここでは会話している。下記のバニラ達との再会と合わせて、孤独を好むが、決して人付き合いを拒んでいないキリコの人間味のあるシーンと言える。<br />
;「忘れるために、ここに来たんだ」<br />
:第14話、バニラが経営する傭兵部隊行きつけの酒場「ファンタムクラブ」にてキリコはゴウトらと再会を喜び合う。この台詞の後、不器用ながらもキリコはゴウトらと微笑みあうのだった。なお、フィアナを探して旅立ったはずのキリコが内戦に身を投じた理由である「忘れるため」の内容は「[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー]]」で語られる。<br />
;「…またな」<br />
:同話、ビーラーゲリラの襲撃を受けて、出撃。ゴウトたちと別れる際に笑みと共にこの台詞を発した。<br />
;「次の、ご命令は?」<br />
:カン・ユーやその部下達と共にリンチにかけられるも逆に返り討ちにし、敵が攻めてきた事で、カン・ユーに'''棒読み口調で'''律儀に命令を仰ぐ。ポタリアやキデーラも苦笑していた。<br />
;「馬鹿な! 寝た子を起こすような真似を!」<br />
:第21話、目的地途中のラモー寺院がゲリラの拠点と気付くが、隠密作戦優先のためキリコは見逃そうとする。しかし同じく気付いた[[カン・ユー]]が攻撃を仕掛け、作戦が台無しになってしまった事を毒づいて。<br />
;(何かを求めて戦場に来る者。その日の飯にありつくために引き金を引く者。理想のために戦う者。そして、硝煙と死臭の中でしか生きられない俺。ここは、神の住処じゃない。ただの瓦礫の山だ)<br />
:同話ラスト、バニラの報告に憤慨するカン・ユーとその様子に大笑いする[[ブリ・キデーラ|キデーラ]]らを見て。この独白と共に、キリコは瓦礫と化したビーラーゲリラの潜伏地である寺院内の仏像を見てこの話は終わる。<br />なお、『何かを求めて戦場に来る者』とはバニラ、『その日の飯にありつくために引き金を引く者』はキデーラ、『理想のために戦う者』は[[ポル・ポタリア|ポタリア]]のことを指しているようだ。<br />
;「腹が…減った…」<br />「…そんなに、おかしいか…?」<br />
:第23話で炊事姿のフィアナに見蕩れて咄嗟に発したものだが、突拍子も無い台詞に笑みを漏らす彼女の反応に、キリコ自身も頬が緩む。本作でも希少な、まったりとした遣り取りである。<br />
;「不思議だ。まるで味が違う」<br />
:同じく第23話、上の場面の後で軍の携帯食を上手に調理したフィアナの腕前に感嘆する際に。このことから、キリコはあまり料理が上手ではない(というかそもそも、『空腹を満たせれば味など二の次』と考えている可能性もある)ことが伺える。とはいえ、クエント編にて砂モグラを初めて見た影響で食するのをためらうこともある。<br />
;(クメンでの旅が終わった。自分だけのために選んだ地獄をフィアナのために捨てたのだ。愛…かつて俺が愛のために戦っただろうか?)<br />
:第27話。メルキア軍の介入により、崩れゆくカンジェルマン宮殿からフィアナと共に脱出する際のモノローグ。<br />
;「なんでこんなものを、みんな美味そうに飲むんだ」<br />
:第29話、クメンを脱出したキリコとフィアナに訪れた束の間の平穏。二人はワインで祝杯を挙げるが、キリコは口にした途端むせてしまう。実はこれが彼にとっての飲酒初体験であった。そんな意外な一面が明らかになる、微笑ましいシーンだったが……。<br />
:なお、これと同様の趣旨の発言をしたキャラクターには『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[アレルヤ・ハプティズム]]がいる。さらに、彼とは共演作の『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にて心を通わせてもいる。<br />
:また、キリコをオマージュしていると明言されている『[[フルメタル・パニック!]]』の[[相良宗介]]には全く同様のシーンが存在する。<br />
:なお、『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の監督である高橋良輔氏は、このシーンはカッコ悪いのであまり好きではなかったと語っている。<br />
;「これは、レッドショルダー…俺は…」<br />「やめろっ、やめるんだ!」<br />「誰だ、俺が忘れようとしている古傷をわざわざ掘り起こすのは!」<br />
:同じく第29話、突如流れ出すレッドショルダーマーチ。何が起こったのかと二手に分かれて音楽の発信源を探すも、モニタールームに入ったキリコが目にしたのは燃え盛る街を走るAT部隊の姿…レッドショルダーの虐殺劇であった。映像を消そうとキリコは一心不乱にコンソールを操作するが、音楽も残虐な映像も消えない。必死で止めようとしていたキリコの横にはフィアナの姿があった…。<br />
;「そんなに見つめて何が言いたい。そうだ、俺は無慈悲な人殺しだ。吸血鬼だ」<br />「そうさ…俺こそ人を愛する資格なんかありはしない…」<br />
:同じく第29話、何者かによってフィアナに自分がレッドショルダーに所属していたこと、そしてそこでどんな任務に従事していたかが露見してしまい半ばヤケになって「こんなもの」呼ばわりした酒を煽りながらの言葉。<br />
;「俺も、俺もこの仲間に入れというのか…いいとも、さあ案内してくれ! どうやったらそこへ行けるんだ、お前たちのところへ。さぁ連れていけ、俺を自由にさせてやる…」<br />「そうさ、お前たちは俺がみんな殺した奴らだ…さぁ、お前たちの望み通りにしてやる。さぁ好きにしろ…」<br />「どうとでもするがよい、俺は逃げやしない。どこへも逃げやしないさ。さぁ連れていけお前たちのところへ! 連れていけ、連れていけ…!」<br />
:第30話、レッドショルダーマーチを聞いてから体調がおかしくなったキリコは突如幻聴を聞き、それに応えるかのように独り言を繰り返す。クエント編における[[ワイズマン]]の伏線とも思える描写である。<br />
;「冗談は無しだ。俺は、くそ真面目な男だ」<br />
:第35話、レッドショルダーに恨みを抱くゾフィーに命を狙われつつも、ゴウト達との合流を急ぐキリコとフィアナ。そんな中、生命維持に必要なヂヂリウムの欠乏によってフィアナが倒れてしまう。フィアナはキリコに、足手纏いになる自分を捨てるよう懇願する。<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』ではDLC「転機」にて[[DVE]]で収録。<br />
;(俺には何の返す言葉も無かった。彼女の家族が悲劇に遭った時には、俺自身はこの星にはいなかったという事実は、ただの言い訳にしかなるまい。何故なら、俺はそれまでそれと同じようなことをやってきたし、彼女に事実を話したところで、彼女は俺を決して許しはしまい。俺自身の心と同じに)<br />
:第36話ラストの独白。フィアナの危機を何とか回避し、過去の清算をするべくゾフィーの許へ(殺されに)向かうキリコであったが、ゾフィーは既に立ち去っていた。バニラから「まだお前を許したわけじゃない」というゾフィーの伝言を聞きかされる。<br />なお、ここではキリコは第3次サンサ戦役に参加していないと言っているが、『野望のルーツ』では参加した事になっている。<br />
;「哀れだな」<br />「決して(人間を)超越などしてはいない。思考能力の一部を排除された、単なる頭のキレる人間でしかない」<br />「無意味なプライドにすがっているだけだ」<br />
:第38話、PSであることに過剰な誇りを持つイプシロンを、上記の台詞で切って捨てる。<br />
;「味は悪くないが……」<br />
:第42話にて、シャッコが狩った砂モグラの肉を口にして。<br />
:ちなみに「砂モグラ」とはクエントに生息する生物で、モグラとはいうものの実際はイモムシのような姿をした巨大な生物であり、外見はかなりグロテスクである。<br />
:初めは「食欲が湧かない」と食べるのを渋るが、シャッコに「日暮れまでありつけないぞ。こんな美味いものを……」と言われ観念したように一口食べてこう漏らすが、「味『は』」と言っている辺りやはり気は進まなかったようだ。<br />
:ちなみに当のシャッコはかなり美味しそうに食べていた。<br />
;「神、そう言ったのか? 神とは誰の事だ…?」<br />「どんな奴だった? そいつがクエント人を手を加えた民にしようと考えたんだな? だとすれば俺はその神に作られたという訳か? 教えてくれ!!」<br />
:第43話でクエント人の長老メジに自分の正体についての情報を得ようとするが自分の望む答えを得られず必死に言い寄る場面。1話ほどではないにしてもクエント編序盤では自分に関する情報が中々得られないからか普段のキリコらしからぬ焦る事が多く、ある意味彼が人間らしくなった面が垣間見える。この後にクエント素子をヒントに超古代遺跡に辿り付き「神」の正体へと迫っていく。<br />
;「俺が宇宙の支配者だと…? あんたに代わって……?」<br />「わかった。喜んであんたの後継者になろう。今から…」<br />
:第48話、[[ワイズマン]]のメッセージを受け、自ら後継者としての運命を受け入れるという意志(後で分かるが、キリコのペテンであった)を示す際に。<br />
;「最後にお前達の死が無駄でないことを教えよう。3000年間、この宇宙を支配してきた[[ワイズマン]]の下へ俺は向かう。彼は、生まれながらのPS…いや、異能者として生まれた俺を後継者に選んだのだ。彼はクエントの地底で俺を待っている。そう…3000年前、クエントを追われたと信じられてきた神の子達…。ワイズマンはずっとクエントに潜んでいたのだ。新しい支配者になるために、俺はクエントに行く」<br />
:第50話ラスト、ワイズマンのステーションから脱出する際、母艦から副艦を切り離し、そこにいたゴウト達にこう返す。今まで見たこともないような冷酷な笑みを浮かべながらの発言であり、さながら彼が神の後継者の座に完全に魅入られてしまったように思える。<br />
:…が、その真意はペテンであり、壮大な茶番であった。恐らくこれらのセリフは、ゴウト達にワイズマンの居場所をリークする意図が含まれていたのだろう。<br />
;「俺は来た…来たぞ、ワイズマン! 万能の力を、その力を俺は存分に試したい! 全宇宙の全ての奴らに復讐するんだ! 果てしのない戦争と混乱、地獄を与えてやるんだ! この銀河の絶対支配、それが俺の望みだ! 生きたまま神となってやる!」<br />
:第51話ラスト、[[ラビドリードッグ]]を駆り、修羅の如く戦い続けるキリコがワイズマンに向けて言い放った台詞。<br />
:そして姿を現すワイズマンだが、直後にキリコはそれを銃撃する。全ては、神を殺すための芝居だったのだ。<br />
;「許してくれ。最後までワイズマンを騙すためにああするしかなかった」<br />
:ワイズマンの機能を停止するキリコを手助けするフィアナに対して。決して本意ではなかったことが表情からも解る。<br />
;(ココナ、ゴウト、バニラ、シャッコ。みんなに会えて良かった。そして、フィアナ……)<br />
:最終回ラストシーン、フィアナと共にコールドスリープに入る直前の独白。戦いしか知らなかった男の巡礼の終着点は、最愛の女性との新世界への旅立ちであった。だが……<br />
<br />
=== OVAシリーズ ===<br />
;「ん!?こ、ここは…」<br/>「ここは…見た事がある!」<br/>「いや…確かに知っている。俺は…ここに居た事がある」<br />
:『野望のルーツ』にて、第3次サンサ攻略戦の激戦の中、眼前に広がるサンサの大地を目にしたキリコはかつて幼少時代にこの地に居た事をおぼろげに思い出す。記憶を取り戻し始めたキリコにカースンはそれを確かめるように促すものの、直後にカースン機に直撃弾が命中。カースンの死を見取ったキリコは駆けつけたグレゴルーに構わず、怒りと共に単身敵へと向かっていった。<br />
;(そうだった…俺の過去をズタズタにしたのは…!)<br />
:『野望のルーツ』にて、幼少時代にサンサ星に居た事が次第に確信へと変わっていったキリコは、突如として彼を抹殺せんと企むリーマンの襲撃を受ける。<br />
:赤い肩を煌かせながら迫り来る3機のスコープドッグを眼前に、迫り来る赤い肩の大群と自身が焼かれる光景がフラッシュバックしたキリコは、幼き頃の記憶を奪ったのが他ならぬレッドショルダーだった事を思い出すのだった……。<br />
;「たとえ[[神]]にだって、俺は従わない」<br />
:ラストシーン、パレードの最中に生還したグレゴルー達を目にし、驚愕するペールゼンに言い放った、同作を締めくくる、彼を象徴する名台詞。その'''神による支配すら拒む言葉'''を聞いたペールゼンは、彼に更なる恐怖を植え付けられるのだった…<ref>なお、この台詞を言うシーンはOVA本編では'''口パク'''で表現されており、台詞自体は同作の小説版である「ザ・ファーストレッドショルダー」が初出となっている。</ref>。<br />
:支配される事を嫌う男キリコ、ここに極まる。そういう意味では[[シュウ・シラカワ|バンプレオリジナルで神の支配を拒否した彼]]はキリコと似ていると言える。<br />
:なお、この名台詞は『[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]』においては(「にだって」が「だろうと」になってはいるものの)[[ワイズマン]]に対して、『[[第3次Z]]』においては[[ミケーネ神]]への[[特殊戦闘台詞]]としても採用されている。<br />
;「この広い宇宙に俺一人のはずはないと信じている」<br />
:『ペールゼン・ファイルズ』にて、バーコフ分隊の仲間達に対して。「俺一人のはずはない」というのは[[異能生存体]]の事。しかし、この後バーコフ分隊は……<br />
;(闇の底に沈んでゆく意識を俺は覚えている。それはささやかな祈りだ。このまま永遠に目覚めないでいい。最期まで人間らしかった彼らのように、俺にも与えてくれ、永い眠りを…)<br />
:『ペールゼン・ファイルズ』を締めくくる独白。非業の戦死を遂げたバーコフ分隊の4名をキリコは「人間らしかった」と羨むように語り、そしてこの過酷な運命から逃れるために自殺志願のような祈りを呟きながら、首筋への投薬によって眠りに落ちる。だが残念ながらその「ささやかな祈り」は、彼が異能生存体である以上叶えられることはない。最愛の人物との出会いと別れは、まだこれからなのだから…。<br />
;「痩せ我慢はよせ。…度が過ぎるのは、見ていて辛い…」<br />
:『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』で義手を装着していた事を知られ、自嘲するバイマンの傷心を見透かし静かに嗜める。<br />
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]では原作同様に、[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]では序盤のクメンルートにて、[[ビーラーゲリラ]]をかつての[[黒の騎士団]]と重ねていたカレンの心境を理解し、気丈に振舞う彼女を宥める台詞として使われ、更に[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]では五飛との戦闘前会話の一部として用いられている。<br />
;(フィアナ…俺は今、レッドショルダーに戻った。お前を救い出し、互いに生き延びるために。殺らなければ殺られる、あの懐かしい緊張感が久しぶりに全身を駆け巡っていた…)<br />
:『ビッグバトル』より、地上戦艦に捕えられたフィアナを救うために、ル・シャッコと共にATを整備し、仕上げにその肩を赤く塗りながら。<br />
;(第24メルキア方面軍…機甲兵団特殊任務班X-1、キリコ・キュービィー…)<br />(そうだ…確かに俺はレッドショルダーだった…だからどうだと言うのだ…フィアナ!)<br />
:『ビッグバトル』ラストで、引き千切ったレッドショルダーの認識票を見詰めながら呟いた独白。このあと彼は、地上戦艦の残骸が佇むアコバの町に向かって認識票を投げ捨てた。<br />
;「お前とは立て込んだ時ばかり出会うようだ」<br />
:『赫奕たる異端』最終話にて、テイタニアの[[オーデルバックラー]]と対峙して。『第3次Z時獄篇』では対テイタニアの[[特殊戦闘台詞]]としても採用。<br />
:『赫奕たる異端』未参戦の『T』でも[[キャラクター事典]]の一言台詞として採用されていたりする。<br />
;「和解…? 俺は、道を急いでいる…」<br />「二度と俺に近づくな!!」<br />
:『赫奕たる異端』最終話で、マーティアルの使者から、和解の申し出を迫られた際の台詞。数少ない、キリコが他人に怒りを露わにした場面でもある。『赫奕たる異端』でキリコの身に起きた悲劇を思えば、当然ではあるが……。<br />
;「昔のままだ。ココナ…」<br />
:『孤影再び』にて、メルキアの交易都市グルフェーにあるバニラとココナの家でココナと30年ぶりに再会した時に。<br />
;「俺は、この星ではATには乗らない」<br />「もう、決めたことだ」<br />
:『幻影篇』での台詞。流浪の果てにサンサ星に流れ着いたキリコだったが、正体不明のATの一団に襲撃される。すんでのところでバニラ達とシャッコが駆けつけて危機を脱したものの、彼らにATに乗るように促された際にこう答えた。<br />
;「30年経っても、俺もお前も変わっていないな」<br/>「いいだろう。お前の望み通り、この赤ん坊は俺が育てよう。だが……ここでではない!」<br />
:『幻影篇』のクライマックス。奇怪な生物に連れ去られた「神の子」を追い、ゴモルの塔の最上階にたどり着いたキリコを待っていたのは、かつて彼が殺した神・ワイズマンであった。<br />
:『第3次Z天獄篇』『T』では「お前の望みは聞いてやる。だが、ここでではない」とアレンジされてワイズマン相手の特殊台詞として使われている。<br />
<br />
== スパロボシリーズの名台詞 ==<br />
<br />
=== 戦闘台詞 ===<br />
;「飽きるほどやってきた事だ」<br />
:回避時の台詞。<br />
;「こちらは一発の被弾が命取りになる」<br />
:同じく回避時の台詞。[[スーパーロボット大戦V|後の作品]]でもほぼ同じ台詞を言う[[サリア|人物]]がいるが、[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞|その作品]]の[[パラメイル|機体]]もATと同じく搭乗者の生存は考慮されていない。<br />
;「戦い方は人間相手と変わらない」<br />
:[[ヘテロダイン]]や[[バジュラ]]など非人間型の敵に対する戦闘台詞。原作では人間の乗ったAT相手にしか戦っていないが、キリコにとっては自分と対峙する物は人間だろうが怪物だろうが倒すべき敵としか認識してないのだろう。<br />
;「あんな奴とも戦うことになるとはな」<br />
:同様の敵へのバリエーション。戦い方は変わらないとは言うものの、ATや人間相手に戦って来たキリコにしてみれば、さすがに「怪獣」が相手になるとは思っていなかっただろう。<br />
;「化け物退治も慣れている」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で増えた同様の敵のバリエーション。<br />
;「無駄弾を使うつもりはない」<br />
:射撃武器を使った際の台詞。この台詞の通り、スパロボのキリコ機は[[ラビドリードッグ|神の後継者を名乗って敵対した時]]を除いてライフル系の武器は命中時は全弾当てており、敵対時にわざと1発外しているのはキリコが本心では[[ZEXIS]]を裏切っていない事への伏線と言える。<br />
;「いい加減にしてもらいたいな」<br />
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』での[[カン・ユー]]との特殊戦闘台詞。あきれた様な顔グラになっているのがミソ。世界が変わってもしぶとくキリコを追い続ける執念には確かにこう言いたくもなるだろう。天獄篇では[[ジェイソン・ベック|ベック]]、[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]]も追加された。<br />
;「俺もお前も変わらないな」<br />
;「蘇ったというなら、再び殺すだけだ」<br />
: 『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』での対ワイズマンの特殊戦闘台詞。<br />
<br />
=== Zシリーズ ===<br />
==== 破界篇 ====<br />
;(増援に次ぐ増援…。終わりの見えない戦いに誰も彼もが疲れていた。疲労は判断を鈍らせ、重大なミスを招く。ふと気づくと、俺は逃げ場のない袋小路にいた。辺りに味方機の姿はない…。そう…俺はまた独り、地獄に足を踏み入れていたのだった)<br />「…こんな具合になりたくなかったら、適度に休息を取るんだな。明日につながる今日ぐらいは…」<br />
:[[中断メッセージ]]の際の独り語り。さりげなくOPテーマの歌詞とかけている。<br />
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』での同メッセージのサブタイトルは'''「キリコの今日」'''。<br />
;(エリア11…レッドショルダー。二つの単語が俺の中で結びついた…。今はまだ予感に過ぎない…。だが、結ばれた線をたどれば、きっと行き着く。俺はそれを信じる事にした・・・)<br />
:第16話裏部隊ルート「接触」より。ゼロの命令に従いつつ黒の騎士団と行動を共にするも、あくまでも自分の信念を貫く。<br />
;「バハウザーM571…アーマーマグナムだ」<br />
:第31話「対決!マーズとマーグ」より。ロゼ率いる超能力者軍団とZEXISの生身での戦闘で、'''[[ギシン星戦闘機|兵員輸送機]]を生身で撃ち落とした'''際の会話。トロワにアーマーマグナムを褒められてちょっと嬉しそうに見えるのは気のせいだろうか。<br />
;「俺の戦う理由だ」<br />
:第39話「ザ・ラストレッドショルダー」より。ペールゼン殺害後、バイマンからフィアナの存在について訊ねられた事に対する返答。明確に断言したキリコの言葉に、バイマンは彼の人間的な成長を感じ取る。<br />
;(一つの過去にケリをつける事は出来た。だが、俺の心には泥のような疲労が残った。新たなPS、イプシロン…ペールゼンが協力していた組織、秘密結社…。そして、フィアナは奴等の所にいる。去っていく仲間を見ながら、俺は自分だけが取り残された気がした。どこまでも続く戦いの炎…。その中に俺の進む道がある。今日も、そして明日も…)<br />
:同上。クリア後のモノローグ。ペールゼンは倒した。レッドショルダーも潰した。だが、フィアナを取り戻すことは出来ず、新たな敵が浮き彫りとなった。過去を一つ乗り越えても、その心が晴れることはない。終わりなき戦いの明日へ繋がる今日を、キリコは進み続ける。<br />
;「つまらん話をする余裕があるのか? 俺はお前と口を利く気などない」 <br />
:第49話「虹」に於ける[[アイム・ライアード]]との戦闘前会話より。己の異能の力の活かし方や[[フィアナ|プロトワン]]の行方を教えるなどと馴れ馴れしく話しかけるアイムに対して。言葉少なながら、小癪なアイムに対する嫌悪が感じられなくもない。<br />
;「俺は生き延びる。誰も俺を縛る事は出来ない…!」<br />
:最終話「破界の世紀」に於けるガイオウとの戦闘前会話より。キリコ・キュービィーという男をもっとも端的に表した台詞と言えよう。<br />
<br />
==== 再世篇 ====<br />
;「よせ」<br />「その女は今まで無理矢理、戦わされてきた。これ以上、戦う必要はない」<br />
:第14話「与えられた力」より。ZEXIS全員が合流し、アレルヤと一緒に帰ってきたマリーに対し、ゼロが戦闘参加を要請した際の発言。シンとカミーユも追従する。実は意外と珍しい、キリコが自発的に意見を口にした場面で、ガロードと勝平は少々驚いていた。<br />
;「…お前は人でなしか?」<br />
:第17話「朱禁城の花嫁」より。婚約解消となった天子を日本人の誰かと結婚させてはどうか、とゼロに(しかも星刻がいる前で)持ちかけたディートハルトに対して。女性陣から大バッシングを喰らった挙句に真顔でこの台詞を受け、ディートハルトはついに絶句することに。この駄目出しは、[[ラクシャータ・チャウラー|ラクシャータ]]曰く「傑作」とのこと。<br />
;(炎…レッドショルダー…あの地獄は今も俺を放さないのか…)<br />
:第29話「戦士たちの叫び」にて、炎上するアザディスタンを目の当たりにして。一応原作再現の一部なのだが、レッドショルダーのマーチに加え、目の前で実際に燃え盛る街、ペールゼンは死んだのに亡霊のごとく進軍してくるレッドショルダーカスタムと、このステージのキリコは原作以上に悲惨な状態に置かれている。原作では映像だったのに対し、これは実体を伴っているだけに悲壮感がより際立っている。<br />
;「仲間の声が遠くに聞こえる…。いや…俺は最初から、そんなものなど持つ資格はなかったんだ。レッドショルダー…炎の街…。その二つが重なった時、俺は自分の中に閉じ込めた罪を思い出していた。惑星サンサ…。その記憶は俺の心を苛む…。皮肉にも心というものを取り戻したために。どこにいる、フィアナ…。俺は今、無性にお前に会いたい…」<br />
:同上。シナリオエンドデモより。今回未再現のサンサ篇に言及している。どうも大時空振動の前にあったらしいが……。<br />
;「夢の中の地獄など、現実に比べれば可愛いものだ。俺にはやらなければならない事がある。その邪魔をするな」<br />
:第35話地上ルート「昨日への決別」に於ける[[壇闘志也|闘志也]]と[[人造次元獣ルーク・アダモン|次元獣ルーク・アダモンP]]との戦闘後の会話。<br />
;「お前に興味はない。だが、そのATは潰す」<br />
:第38話暗黒大陸ルート「告げられる絶望」に於けるカン・ユーとの戦闘前会話。相も変わらずカン・ユーには無関心のキリコだったが、見れば彼が乗っていたのは、よりによってレッドショルダーのAT・[[ブラッドサッカー]]。その赤い右肩にトラウマに近い記憶を持つキリコは、悪夢を振り払うようにマシンガンを向ける。<br />
;「俺の運命を決めるのは俺だ。それが炎の中にあろうと。ワイズマン。俺は誰の支配も受けない。たとえ、相手が神だろうと」<br />
:第43話フロンティア船団ルート「修羅」より。修羅ワイズマンへの宣戦布告。支配を拒む'''、最低野郎(ボトムズ)'''、キリコ・キュービィーが、遂にアストラギウスの神へと牙を剥く。<br />
:アストラギウスの神が犯した最大の誤り……それは、過去から今に至るキリコ・キュービィーを測りきれず、'''[[死亡フラグ|ヤツを敵に回したことだ!]]'''<br />
;「異能生存体…。そのくだらない幻想に翻弄されて[[ノル・バーコフ|運命を]][[ガリー・ゴダン|歪ませられた]][[ダレ・コチャック|者]][[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ|達]]がいた」<br />
:同上。ワイズマンの真意を聞いて。ここまで来ると「異能生存体」はキリコ当人にとっても疎ましい力でしかなく、それによって死なねばならなかったバーコフ分隊の4人を思えば、キリコにとってワイズマンはあらゆる意味で受け入れられない存在だった。<br />
;「俺の旅は一つの終わりを迎えた。神の死んだ世界…。そこが俺とフィアナの生きる場所だ。その先に待つのがワイズマンの言うように絶望だとしても、俺はこの選択を悔いる事はないだろう。運命を決めるのは自分だ。そして、フィアナと仲間がいる。宿命が炎の中にあるのなら、俺は戦い続ける。今日も…そして、明日も…」<br />
:同上。クリア後のモノローグ。ワイズマンは消え、異能生存体を巡る一つの戦いが終わった。だが、まだ敵はいる。世界全ての敵が。そして戦争ある限り、自分とフィアナを利用しようとするものが現れる。ならば、自らの手でこの戦争を終わらせる。自らの歩む道が「炎のさだめ」とあれば心を決める。キリコはフィアナやZEXISの仲間とともに、新たなる戦いへ臨む。<br />
;「奴の過去は知った事ではない。だが、俺もお前達も奴に借りがあるはずだ」<br />
:『第2次Z再世篇』第49話「ゼロとルルーシュ」にて、黒の騎士団ルートが成立した場合の台詞。シュナイゼルにゼロの正体を明かされた事で、ゼロへの怒りに駆られる扇達[[黒の騎士団]]のメンバーに対して。短い言葉の中に、キリコのゼロを「仲間」として信頼している意思がはっきりと感じられる。フラグが成立していれば、キリコはゼロが自分に絶対の信頼を寄せている事を知っているだけに、なおさら黒の騎士団のゼロへの対応には憤りを感じたのだろう。<br />
;「強がりはよせ」<br>「だが、お前が戦う意思を見せる以上、俺は相手をするまでだ」<br />
:ゼロレクイエムルート第59話及び黒の騎士団ルート最終話での[[ユーサー・インサラウム]]との戦闘前会話。世界の敵となるために行動するユーサーの演技を見抜き嗜めるも、それ以上は語らずにユーサーを迎え撃つ。<br />
;(戦争は終わったが、俺の戦いは続く…。それはフィアナと共に生きる事だ。ZEXIS…。お前達と過ごした日々は決して忘れない。いつか…また会おう)<br />
:ゼロレクイエムルートのエンディングにおけるモノローグ。自分の目で世界を見通すために、キリコはフィアナを伴に長い旅に出る。それは戦いしか知らない二人にとって自分達の存在意義がなくとも、質量のない砂糖菓子のような日々のはずだった。だが……。<br />
;「…戦争しか知らなかった俺達は世界の事を何もわかっていない。だから、自分の目でそれを確かめる。彼女と生きていくために」<br />
:こちらは黒の騎士団ルートのエンディングにおけるアレルヤやゼロ、カレンとの会話。ゼロレクイエムルートと内容は同じだが、3人に伝えているため、言葉尻が異なる。<br />
<br />
==== 時獄篇 ====<br />
;「自分の心にフタをしてか?」<BR/>「バトリングに限った話ではない。お前は戦う人間ではない」<br />
:第10話ミスリルルート「ブラック・バトリング」より。ヒビキが内心の恐怖を押し殺して戦っていることを早くから見抜いていたらしい。<br />
;(俺とフィアナのためにこんなにも多くの人間が力を貸してくれる……だが、仲間達の声の中、俺は言い知れぬ不安に苛まれていた。アレギウム……マーティアルの聖地……そこにフィアナがいる……そして、あのテイタニアという女も俺を待っているのだろう。だが、俺の感じている不安は、奴の存在に対してではない。もっと巨大な何か……そう……運命と呼ばれるものなのかも、知れない)<br />
:「心奥」クリア時のモノローグ。<br />
;「死ぬな、フィアナ! 時が止まれば寿命なんて関係なくなる!」<BR/>「世界のすべてを敵に回してでも、お前のためなら俺は……!」<BR/>「フィアナ! フィアナァァァァッ!!」<br />
:地上ルート第39話「触れ得ざる者」クリア時。戦いに次ぐ戦い、その果てにようやく再会したフィアナの命は尽きようとしていた。それを振り払うかのように叫ぶキリコだったが、その想いもむなしくフィアナは彼の胸の中で事切れる。そして、聖堂を出たキリコの背後で炎が上がる。その名のごとく燃え尽きた、彼女を送るかのように……。<br />
;(戦いのない世界……俺に残されたのはフィアナの最後の言葉だけだ……それは、俺とフィアナが捜し求めていたものだった。そこでなら俺達は、平穏と安らぎを得ることが出来ると信じて……フィアナはその願いを俺に託して逝った。だが、彼女のいない世界で、それに何の意味がある……それでも俺は戦い続ける……それ以外の生き方を知らないのだから。今日も、明日も……そして、その先も……)<br />
:「触れ得ざる者」クリア後のモノローグ。マーティアル教団は潰した。だが、キリコのささやかな望みは、その腕に掻き抱けるだけの夢は、その胸に収まるだけの真実は、己の命同然の存在は、その身に課せられた炎のさだめは失われた。それでも戦いは続く。この世界全てを巻き込む戦いが。その中でキリコは生きていく。戦いのない世界を目指して。炎のゆらめきは、まだ時獄の果てにある……。<br />
;「宗介」<BR/>「お前は自分が死んだ時の事を考えたことがあるか?」<BR/>「今、お前が感じている想いをあの子に味わわせるな」<br />
:第40話ミスリルルート「終わらないデイ・バイ・デイ」のインターミッションにて。壁を越えられず足掻く宗介に、己の経験―――直近のものも含めて―――から助言を送る。何のために生きて、何のために戦うのか考えろ、と。<br />
;(フィアナ…。お前の夢見た戦いのない世界…俺は、それを見つけてみせる。今の俺に残されたのは、それだけだ)<br />
:同上。初戦闘時の戦闘前会話。かつて共に目指した世界を、戦いのない明日を見つけ出す……そんな砕かれた夢を拾い集めて、「触れ得ざる者」は再び戦場をあてなく流離う。<br />
;「それ以上、口を開くな」<br/>「口を開くなと言った」<br />
:「終わらないデイ・バイ・デイ」でのゲイツとの戦闘前会話。ある意味プレイヤーの溜飲が下がる場面と言えるだろう。<br />
;「俺が眠らせてやる。お前が愛に苦しむのなら」<br />
:第54話「光の闘神Z」より、[[トワノ・ミカゲ]]との戦闘前会話。愛に絶望し、すべての愛を壊そうとする「堕天翅」を安らかに眠らせようと、ささやかな望みを失った男はミカゲに銃口を向ける。己と同じ、失った愛に苦しむ者に。<br />
;キリコ「お前が望むなら、相手をしてやる。もう戦いは飽き飽きだ」<br/>シャア「それでいい、キリコ。その想いは私も同じだ」<br/>「だからこそ、私は越えてみせる…! 因果を…誰かに決められた運命を!」<br />
:第56話「シャア・アズナブルの真実」より、[[シャア・アズナブル|シャア]]との戦闘前会話。戦いに飽きているが、運命(さだめ)とあれば心を決める。それぞれの運命を担い、超えるべくかつて右肩を赤に染めた男と赤い彗星と呼ばれた男が昂然と顔を上げる。<br />
;「たとえお前が神だとしても……そして、相手が運命だとしても……俺は従わない」<br />
:最終話「天の光はすべて星」より、アンチスパイラルとの戦闘前会話。滅びが待っていようと、それが運命だと断じられようと、キリコには関係がない。神だろうと運命だろうと、己を縛る者は全て敵。そして敵は倒す、それだけだ。<br />
;(フィアナ……お前が永遠を否定したのも同じなんだな……)<br />
:最終話クリア時、「限りある時間を全力で生きる」と決意表明したニアを見てのモノローグ。永遠を否定し、戦いのない世界を望んで逝ったフィアナ……その意志を真に理解したキリコは、この先どんな道を選ぶのか?<br />
<br />
==== 天獄篇 ====<br />
;「止まっていた時が、少しずつ動き始めた……フィアナを失った俺にも、まだ生きている意味がある……俺を心配してくれる人間達……俺を殺そうとする人間達……その全ては戦いの中にある」<BR/>「俺は再び戦場へ戻り、戦い続ける」<BR/>「フィアナの夢見た戦いのない世界のために……」<br />
:DLC「ザ・バトリング」クリア時のモノローグ。生きる意味を失い惰性でバトリングを続けていたキリコだが、そこにもマーティアルが襲い掛かる。戦いがキリコを逃がさないのなら、それを終わらせるために戦うまで。その先にある、フィアナの夢見た世界のために。キリコは再び、新たな戦いへと向かう。消えたはずの炎……それが彼のもとに灯される日は、すぐそこまで来ていた。<br />
;(戦いを、戦いを、戦いを……。子供の声が、俺の頭の中で何度も繰り返されていた……戦い……俺とフィアナを取り込み、決して逃がさなかったもの)<BR/>(それを謳う神……俺は、その存在を認める気にはならなかった……)<br />
:救出ルート第17話「孤影」にて。<br />
;「俺とフィアナの運命を歪めた者を叩く」<br/>「俺は生きるために戦う」<br/>「俺とフィアナの未来のために」<br />
:ミスリルルート第38話「幻影」より。神はやはり、自覚していなかったようだった。キリコ・キュービィーという男を敵に回すことの意味を。奴こそはまさしく触れ得ざる者……その運命を縛ることは何者にも――それこそ神でも叶わないということを。<br />
;(ワイズマン……たとえお前を倒しても俺とフィアナの戦いは終わらないだろう……ならば、俺たちは戦い続ける。お前の言う絶望を超えて)<br />
:地上戦艦との戦闘前台詞。<br />
;(仲間達の祝福の声の中、俺はワイズマンが残した絶望の未来の意味を考えていた……だが、未来は誰にもわからない。それならば、絶望を希望に変えることも出来るだろう)<BR/>(フィアナが生きていたことを知った今、俺の中にひとつの光が生まれた)<BR/>(それを守るためならば、俺は戦い続けられる。今日も……そして、明日も……)<br />
:ミスリルルート第38話「幻影」クリア時のモノローグ。マーティアルの神は滅んだ。しかし、かの神は絶望を告げて消えていった。根源的な災厄、絶望の未来……だが、キリコのやる事は変わらない。絶望が迫るなら、それを変えるために戦うのみ。消えたはずのさだめの炎が再び灯された今、一切の迷いも躊躇いも後悔もない。キリコはZ-BLUEの仲間達と共に、最後の戦いへと向かう。<br />
;「あの男、過去を呪うか」<br/>「気持ちはわからんでもない。だが、それは未練だ」<br />
:ミスリルルート第40話「迫るクロス・オブ・ワールド」より。本来あるべき姿から変容した今の世界を時空修復で創り変えようとするレナードに対して。<br />
;(そういう事だ、ワイズマン…。自分達だけが先に進もうとしたお前達には理解できないだろうがな)<br />
:第55話「死闘の銀河」より。<br />
;「俺たちは誰にも従わない。奴らにも、お前にも」<br />
:バインド・スペルを仕掛けていたAGに対して怒りの一言。<br />
;(AT…アストラギウス銀河の生んだ鉄の棺桶…俺もお前も取るに足らない生命だ…だが、簡単に死ぬ気はない)<br />
:第56話「覚醒」にて、[[真化]]融合後の戦闘前会話。最低の野郎達に預けられた、生存性など無きに等しい鉄の犬、アーマードトルーパー。だが、それは完全なる兵が操れば恐るべき騎兵と化す。炎の宿命の中、真理を見出した男が偽りの神の牙城を砕く。<br />
;(もう、俺は銃を取ることはない。俺たちを戦いの火に巻き込もうとする者が現れない限りは)<BR/>(多くの者達と共に勝ち取ったこの平和は、一時のものかもしれない……だが、それでも構わない)<BR/>(俺はフィアナと生きていく……今日も……そして、明日も……)<br />
:エンディングより。キリコの日常は相変わらずバトリングの日々……しかし、そこに銃はない。もはや、彼に銃は必要ない。戦いの炎が燃え上がらない限りは。もし、その時が来たなら戦うだけだ。愛すべき者達と共に生きる、この日々のために。「触れ得ざる者」でも、異能生存体でも、生まれながらのPSでもない、ただのキリコ・キュービィーとして。どこまでも続く明日に繋がる今日を、キリコは生きていく。その未来の行方はきっと、風が知っている。<br />
<br />
=== OE ===<br />
;「乗り手がいなければ気配も読みづらい、だが…所詮は機械だ。執念も気迫もないのなら、力押しでも突破できる…!」<br />
:対[[零式]]戦にて。[[機械化帝国]]の手により驚異的な性能をもたらされたレイバーではあるが、キリコは無人機故の弱点に気付く。<br />
;「命令に従うのが軍人だ。お前達の行動はわからなくもない…。だが、プロイツェンは越えてはならない線を越えた」<br />「ここで奴に従うということは自ら考える権利を放棄したということだ」<br />「俺がお前達を人間に戻してやる…」<br />
:ガイロス帝国軍のゾイド乗りに対して。暴虐の限りを尽くす[[ギュンター・プロイツェン|プロイツェン]]に従う帝国軍に、「支配を最も嫌う男」は彼らにその銃口を向ける。<br />
:軍人が上官の命令に従うのは当然と理解しつつも、自らの欲望で帝都を地獄へと変えようとするプロイツェン、この期に及んで自ら思考を止めて彼に従おうとする者たちをキリコは許せるはずがなかった。<br />
;「貴様の見た地獄と俺の見た地獄…戦場など、どこに行っても変わりはない…」<br />
:[[ゴステロ]]から「てめぇだけが地獄を見たわけじゃねぇぞ!」と言われて。キリコもこの手の敵には慣れており、平静を崩さず戦う。<br />
;「自分一人生き残っても意味は無い…。だが、ここにいる全員が生きて帰るために俺のこの力を活用できるのならば…!」<br />
:対[[ミューカス・エンペラー]]の戦闘前会話。幾多の仲間が倒れていく様を目の当たりにして自分一人だけが生き残り孤独を味わわされた、もはや呪いとも言うべき能力を、仲間のために使う決意の表れ。<br />
<br />
=== T ===<br />
;「よくしゃべる兵士は早死にが相場だ」<br>「地獄行きが望みなら、今日は特別に手伝ってやる」<br />
:第28話での[[北辰]]との戦闘前会話。戦う前のATのチューンナップや上記の言葉もあって、同話ではキリコの本気が感じられる。アキトの無念を思えば、当然の話である。北辰は、キリコこそ最大にして究極の劇物であるとは知らない……そして敵に回した意味を。<br />
;「気をつけろ。奴は只者ではない」<br>「生き延びたければ、下手に手出しをするな」<br />
:第30話非正規部隊ルート「水の一滴の向こう」で[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]の実力を感じ取り、仲間達に注意喚起する際の台詞。東方不敗の実力は言うまでもないが、'''他でもないキリコ'''が言うだけに東方不敗の強さを改めて再認識させられるシーン。<br />
;「言っておく…」<br>「仲間の生命を救う…。それは当たり前の事だ」<br />
:第36話地球ルート「光の子の力」で[[INFINITY]]との戦闘前会話。[[剣鉄也|鉄也]]から、自分に構わず攻撃するように言われた直後に返した言葉。仲間との死別を多く経験しているキリコだからこそ重く、同時に必ず助けるという気持ちが強く伝わる場面。<br />
;「…お前は後悔する事になる」<br />
:第42話「最後のVTX魂」もしくは「託される意志」での[[ワシールモン・ラズエルソン|ワシールモン]]との戦闘前会話で、ワシールモンから'''AT乗りはすでに数が足りているためあなたは必要ない'''と言われた際に返した言葉。この時のワシールモンの言動は大抵の人がカチンとくる言動だが、基本敵に対して倒す事以外余計な感情を出さないキリコにしては珍しく'''明確に苛立っている。'''結局ワシールモンは第46話で敗死するのだが、キリコを怒らせてしまったせいで更に死期を早めた印象が強い。しかもキリコに限らず他の[[T3|仲間達]]の怒りも買っているので尚更である。<br />
;「奴はヴァンに殺されるだけだ。俺はその道を作るために戦う」<br />
:第46話「闘志、氷原に燃ゆる」にて、ロッチナから[[カギ爪の男]]の正体等を聞かされた後にロッチナへ去るように言った後の台詞。キリコ自身原作で直接家族の仇として認識されて追われた経験があることを考慮すれば、大変説得力がある発言。<br />
<br />
=== 30 ===<br />
;「美味いな」<br />
:「竜巻と武神」クリア後のエンドデモにて、レーツェルが淹れてくれたコーヒーを飲んで。「'''キリコが飲むレーツェルのコーヒーは、美味い'''」と言ったところ。<br/>数少ないキリコが笑顔になった場面であり、これにはカレンも「魔法のよう」と口にした。<br />
<br />
== スパロボシリーズの迷台詞 ==<br />
;「俺は死ぬ気はない」<br />
:戦闘台詞であり、台詞自体はおかしい所は無いのだが、攻撃時・回避時の両方で発言する(一応、イントネーションに区別が付けられている)。そのため、敵フェイズの反撃時にて'''同じ台詞を二連続で言う場面を見る事もしばしばある'''。<br />
;「俺は戦うために生まれてきた。俺の安息は戦いの中にしかないんだ」<br />
:『[[第2次Z]]』の[[中断メッセージ]]での発言。第29話でのキリコの台詞が元ネタ。<br />
:この台詞だけなら別段普通なのだが、よりにもよって'''長時間ゲームをプレイしていて[[フィアナ]]に止められた際の発言'''である。なので一転して廃人プレイヤーのようになってしまっている。<br />
:…この後、フィアナの[[説得]]が届いたのかゲームを中断した。しかし、彼のスパロボ熱は[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|続編]]でも変わらず…。<br />
:更に『[[OE]]』では「俺の安息は~」がレベルアップ時の台詞として採用されている。<br />
;「………」<br />「…余計な事はするな、テイタニア。もう一度言うぞ。余計なことはするな。いいな」<br />
:こちらは第3次Z時獄篇での中断メッセージ。スパロボをプレイする予定を立てていた彼に対し、あくまでキリコとの決着をつけようとする[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ|テイタニア]]は、逸る気持ちを抑えきれず、中断したままの状態にあったキリコのスパロボをクリアしてしまう。<br />
:当然、キリコは無言の怒気を放つ事になった。何気に、原作中でのテイタニアを彷彿とさせる行動でもある。<br />
;(あの動物……見た目に騙されると、痛い目では済まない。あれはもはや、小型のASだ)<br />
:『第3次Z時獄篇』第9話B「やりすぎのウォークライ」より、[[ボン太くん]]を見ての独白。実際その通りなのだが、大真面目に観察しているのが何とも…。<br />
;「俺だ」<br />
:『第3次Z時獄篇』第17話「後の祭のフェスティバル」より、ファイヤバグに狙われた宗介とかなめを助けるために駆け付けた際の台詞……なのだが、この台詞を言う前のキリコは'''なんと[[ボン太くん]]を着込んでおり'''、キリコがボン太くんの中から出てきたことには流石の宗介も驚愕していた。<br />
:ちなみに、キリコが着込んでいる時のボン太くんは「ふも…」「もふ…」などと口数が少なかったり、「…」が多用されたテキストになっており、キリコの無口さが再現されている。<br />
;「………」<br />
:で、その直後に女性陣のボン太くん(宗介着用)に対する熱狂振りを見て。顔グラからすると'''ショックだったらしい'''。それでいいのか、キリコ。随分とノリのいい性格になったものである……<br />
:まぁ、万が一にでも気に入り過ぎて'''キリコinボン太くんでマーティアルに突貫'''とかやったらあらゆる意味で台無しなのでこれで良かった…んだろう、多分。<br />
;「…余計な事を言うな」<br />
:同じく「後の祭のフェスティバル」より、カン・ユーとの戦闘前会話。カン・ユーにボン太くんの中身であったことを指摘されると、'''鬼気迫る表情'''でこう返した。<br />
;「…辞退する」<br />
:『第3次Z時獄篇』第30話「揺れるイントゥ・ザ・ブルー」にて開かれたビンゴ大会にて。確率250億分の1の星の下に生まれた男にとってビンゴ等子供だましということか、なんと1等賞になってしまった。しかし、場のノリを嫌ったか(+フィアナがいるからだろう)辞退を告げた。ビンゴにまだなっていなかった他の男性陣は非常に喜んだがそもそも'''なぜ参加自体はしていたのだろうか?'''(単に余興として参加しただけかもしれないが。そもそも'''[[シン・アスカ|彼女持ち]][[明神タケル|なのに]]率先して参加している連中もいるし'''。あるいは2等の『DGの牙』狙いだったのかもしれない)ちなみにビンゴは[[紅月カレン|カレン]]が代わりに宣言してくれた(この点から、カレンに半ば強引に(?)誘われる形で参加していたとも考えられる)が、[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]には[[キスシーン|キス]]を拒否された事を根に持たれた。<br />
:しかし、[[ゲイル・マッカラン|マッカラン]]は原作でビンゴの1等賞になった直後に死亡した事を考えると、'''キリコが1等賞になったためにマッカランの[[死亡フラグ]]が[[異能生存体|クラッシュされた]]'''と言えなくもない。尤も、キリコの異能の力を考えると'''「キリコ自身はテッサのキス(の直後に起きる死亡)を回避し、それを手にしたマッカランが死ぬ」'''という結果になってもおかしくはなかった。<br />
<br />
== 搭乗機体 ==<br />
=== ドッグ系[[AT]] ===<br />
;[[スコープドッグ]]<br />
:キリコの愛機といえばこの機体というイメージだが、ウド編以外での搭乗回数はそれほど多くない。<br />
;[[スコープドッグRM]]<br />
:宇宙戦対応型装備。<br />
;[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]]<br />
:治安警察との決戦用にキリコがレッドショルダーの武装パターンの一つを模倣して武装強化したものに、バニラがゲン担ぎで左肩を赤く塗ったもの。バニラが左肩を塗った際に、キリコが正確なレッドショルダーのマーキングを指摘したのは名台詞の欄参照。『野望のルーツ』で描かれたレッドショルダー所属機はその通りの姿だった。<br />
;[[マーシィドッグ]]<br />
:クメン編での搭乗機で、スコープドッグの湿地戦仕様機。ダイビングビートルには湿地戦での能力で劣るが、扱いなれたドッグ系ATを欲したキリコはゴウトの心配を他所にこの機体の手配を依頼した。<br />
;[[スコープドッグII]]<br />
:サンサ編での搭乗機で、スコープドッグの宇宙戦仕様機。キリコはこの機体でPS専用機・ストライクドッグを駆るイプシロンを倒した。異能者として覚醒しつつあったキリコの技量と対PS用ミッションディスクの効果もあるが、「機体の性能差が勝敗を分かつ絶対条件ではない」ことを'''[[ガンダムシリーズ|本家本元]]を差し置いて一番最初に実践した'''事になる。<br />
;[[ラビドリードッグ]]<br />
:ワイズマンがキリコのために用意した機体。「[[ストライクドッグ]]の量産仕様機」であるが、パイロットがパイロットなだけに発揮した性能は桁外れ。クエント編でのキリコはこの機体でギルガメス・バララントが放った数千機のATによる包囲網を突破していた。<br />
;[[スコープドッグ・ターボカスタム]]<br />
:『野望のルーツ』での搭乗機。レッドショルダー隊にて考案・採用された高機動戦闘型。<br />
;[[スコープドッグTC・LRS]]<br />
:『ザ・ラストレッドショルダー』での搭乗機。ターボカスタムをジャンク品で再現したレプリカ。肩も赤く塗装されていない。<br />
;[[スコープドッグTC・ISS]]<br />
:『ペールゼン・ファイルズ』での搭乗機。メルキア情報省特殊部隊ISSに配備されていた漆黒のターボカスタム。<br />
;[[ライト・スコープドッグ]]<br />
:『ビッグバトル』での搭乗機。ニーバの搭乗するPS専用機・エクルビスの異常なまでに高い運動性に対抗するため、スコープドッグの装甲を極限まで外して軽量化した改造機。レッドショルダーを憎むニーバへの心理効果を狙ったのか、キリコはわざわざ右肩を赤く塗装した。<br />
;[[バーグラリードッグ]]<br />
:『赫奕たる異端』での搭乗機。30年経っても主力の座にいるスコープドッグの強襲作戦仕様機。キリコはこれ一機で敵の防衛部隊を壊滅させている。<br />
<br />
=== その他[[AT]] ===<br />
;[[スタンディングタートル]]<br />
:クメン編で搭乗。<br />
;[[ファッティー]]<br />
:サンサ編で搭乗。ロッチナ率いるバララント軍に捕獲された際に与えられ、イプシロンと対決した。<br />
;[[ツヴァーク]]<br />
:クエント編で搭乗。<br />
<br />
=== スパロボでの搭乗機体 ===<br />
;[[スコープドッグ (ショルダーミサイルポッド)]]<br />
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にて搭乗。模型誌にて製作されたオリジナル機体。<br />
;[[ボン太くん]]<br />
:『[[第3次Z時獄篇]]』ではイベントで'''このスーツを着ている'''。<br />
;[[M6 ブッシュネル]]<br />
:同じく『時獄篇』のイベントで操縦する。ATと同じように操縦したためか、同乗していた[[千鳥かなめ]]は急激な移動に絶叫する。<br />
;[[RSC装甲騎兵型 エグゾフレーム]]<br />
:『X-Ω』にて搭乗。『[[OBSOLETE]]』とのコラボで誕生したエグゾフレーム。<br />
;[[スコープドッグ (30)]]<br />
:『30』にて搭乗。スパロボオリジナル武装を装備したスコープドッグ。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*作中、キリコが訪れた地は'''大半が壊滅する'''。訪れた街が壊滅するくらいならまだいい方で、酷い時は'''惑星が崩壊する'''。そのため、キリコを「疫病神」とネタにするファンもいる。<br />
**それだけの意味ではないだろうが、『赫奕たる異端』第3話予告では「舞台が整い、役者がそろえば暴走が始まる。'''そして先頭を走るのは、いつもあいつ'''」「'''メルトダウン、始まる'''」、幻影編のPVでは「'''カオスを体現するあの男'''」と言われている。<br />
**スパロボシリーズにおいてキリコが所属しながらも[[カミナ|戦]][[ロックオン・ストラトス|死]][[巴武蔵 (OVA)|者]][[敷島博士|が]][[ダグザ・マックール|数]][[キタン・バチカ|人]]出た程度(どころか、ボトムズ原作で[[グレゴルー・ガロッシュ|死んだ]][[ムーザ・メリメ|はずの]][[バイマン・ハガード|人物]]まで生きている)で、ほぼ五体満足のまま戦い抜いた[[ZEXIS]]、[[Z-BLUE]]と[[コネクト・フォース]]と[[T3]]は、かなり異質な存在である。<br />
<!-- 卜部達はZEXIS解散中に死んだので除外。キデーラもZEXISとは関係なく生き残ったので除外。武蔵はTで本編中に死亡しているのでカウント。 --><br />
*作中ではキリコを敵に回す事自体が[[死亡フラグ|死亡確定扱い]]らしく、TVシリーズ第5話予告では「'''キリコも巨大な不発弾。自爆、誘爆、ご用心'''」、第25話予告では「'''キリコは、心臓に向かう折れた針'''」、『赫奕たる異端』第5話では「'''奴は有害なバクテリアだ、猛毒を持つ細菌だ'''」、『ペールゼン・ファイルズ』第10話予告では「百年戦争でメルキアが犯した最大の誤り、それは'''ヤツを敵に回した事だ!!'''」とまで言われている。<br />
**実際、キリコ本人の与り知るところか否か、キリコが手を下したか否かに関わらず、キリコを敵に回した者は神だろうが何だろうがほぼ全滅の憂き目に遭っている(生き延びたのは[[ジャン・ポール・ロッチナ|この男]]ただ一人)。<br />
*1983年開催の徳間書店刊『アニメージュ』主催「第6回アニメグランプリ」男性キャラクター部門でグランプリを受賞している(女性部門は『[[超時空要塞マクロス]]』の[[早瀬未沙]])。<br />
*何気に[[スーパーロボット大戦参戦キャラクターの誕生日 #7月生まれ|七夕]]の生まれである([[アストラギウス銀河]]に七夕があるかは別にして)。[[フィアナ]]との関係が物語における男女関係の典型例の一つである『求める男と待つ女』である事から考えると意外と似合っているかもしれないが、『[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]』以降の展開を省みると皮肉な設定と言えなくもない。<br />
*担当声優の郷田氏が後年演じた『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』(SRW未参戦)に登場するライオコンボイの事を、キリコに肖って「'''キリコンボイ'''」と呼ぶファンは多くいる。ちなみに、こちらは部下を率いる隊長である。<br />
*TV版で谷口守泰氏が作画監督を務めた回では、キリコの容姿が「目つきの悪い[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]」のような、他の回とは大きく異なるものであることで知られる。これはキリコに惚れ込んだ谷口氏が「もっとクールでハードな容姿であるべき」として塩山紀生氏のデザインをあえてトレースしなかったためである。<br />
**この行動は当初塩山氏のファンなどからバッシングを受けたが、高橋監督、更に当の塩山氏が作画監督の個性を重視する立場から谷口氏の姿勢を支持するなど、スタッフ陣が彼のキリコに対する思い入れの強さを理解していたこと、そして谷口氏に共感した視聴者から支持を集め、『谷口版キリコ』として塩山氏のオリジナルデザインと並んで人気を得ることになった。<br />
***なお、塩山氏はTV版以降のキリコのデザインについて、谷口氏のテイストを取り入れてよりハードボイルド然としたキャラクターを意識していることを明言している。<br />
*キリコの過去に深く関わってくる[[楽曲]]―通称「レッドショルダーマーチ」―は、元々イタリア映画『二人の水兵と一人の将軍』(1966年制作)のためにイタリアの作曲家ピエロ・ウミリアーニ氏(1926-2001)が作曲した「水兵の到着」という曲で、アニメオリジナルの曲ではない。<br />
**アニメのサウンドトラックにも収録されておらず、人気の高い曲でありながら、長らく正式な曲名すら不明のままであった。これは、急にマーチ調の曲が必要になり、コンポーザーに頼む時間すら無かった折、スタッフが見つけてきた曲をそのまま使ったのだという。そのため、高橋監督さえ曲名や出所を把握していなかった。出典元が判明したのは2007年、イタリア映画の愛好家が偶然見つけたものをネット掲示板にアップしてからである。著作権の問題があったのか、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』では代わりに「'''戦騎達の行進'''」という曲調の良く似たスパロボオリジナル曲が収録されて使われている。<br />
*ちなみに郷田氏は『ボトムズ』本放送と同時期(から1990年代まで)、放送開始直前に結成された'''お笑い芸人トリオ「怪物ランド」の一員として活動していた。'''かたやシリアスなアニメ主人公、かたや深夜番組でコントを見せる若手芸人…ギャップがありすぎである(元々演劇仲間で作ったトリオだったので3人ともバラエティより役者としての活動が殆どだが)。<br />
**本人としては声優業にやる気はあったが、タレントとして顔が売れてしまったために90年代中盤までは『ボトムズ』以外の声優仕事が殆ど無かったという(ドラマ等での脇役出演が多かった)。<br />
**なお『ボトムズ』の頃の郷田氏は、[[声優]]としては前年にデビューしたてのまだ駆け出しの状態であり、そのため演技に拙い部分も多かったが、逆にそれが不器用なキリコのキャラクターに合っていて良いと評価されている。<br />
***[[OVA]]『赫奕たる異端』の頃には、キャリアを積んで技量も大幅に高くなっていたのだが、あまりに演技力が高すぎたために高橋監督らから「ここまで上手いとキリコという感じがしない。もう少し当時のように下手にやってくれないか」という注文を付けられたそうだ。<br />
*放映当時、キリコを演じた郷田氏宛てのファンレターの中に、当時小学生の女の子から「'''世の中がいやで自殺したくなるほどだったが、キリコの活躍を見ているうちに、生きる気力が湧いてきた'''」というエピソードがある。彼の生き様が、世の中に絶望した一人の人間を救ったのだ。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B0006JGMAM</amazon><br />
[[Category:登場人物か行]]<br />
[[Category:ボトムズシリーズ]]<br />
{{DEFAULTSORT:きりこ きゆうひいい}}</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5II&diff=433044
ソードフィッシュII
2022-05-01T00:59:53Z
<p>わんわ: </p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Swordfish II]]<ref>[http://www.cowboy-bebop.net/mechanic/index.html#mecha2 Mechanic]、カウボーイビバップ、2022年1月18日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|カウボーイビバップ}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|山根公利}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦T}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = モノ・マシン(高速戦闘機)<br />
| 全長 = [[全長::13.8 m]]<br />
| 全幅 = 13.3 m<br />
| 全高 = 4.8 m<br />
| 重量 = [[重量::8.4 t]]<br />
| 開発者 = ドゥーハン<br />
| 所属 = ビバップ号<br />
| パイロット = [[パイロット::スパイク・スピーゲル]]<br />
}}<br />
'''ソードフィッシュII'''は『[[カウボーイビバップ]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
レース用の高速機「ソードフィッシュ」を改造した[[スパイク・スピーゲル]]の愛機。コックピットを中心に尖ったノーズ、直線的な主翼、大型エンジンと上から見ると十字に見える赤い機体が特徴。ビバップ号に格納する際は主翼を互い違いに折り畳み、コンパクトな機体をさらに小さくする。<br />
<br />
エンジン周りには非常にピーキーな調整が施されておりその加速力と最大速度は非常に高く、後方へ飛んで行ったミサイルを急ブレーキをかけて方向転換し、追い抜いた事もある。スパイクの扱いが荒いので頻繁に故障しており、修理費用のために稼いだ賞金が吹っ飛ぶ事も珍しくなく、酷い時には修理が完了した直後のドッグファイトで再び破損というケースすら見受けられた。武装は機銃・プラズマカノン砲に加えオプションとしてミサイルを搭載可能。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== VXT三部作 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}<br />
:初登場作品で第4話から参戦。スパロボでは珍しい'''人型ロボットではない主役メカ'''([[バルキリー]]はバトロイド形態になれるが、こちらは完全に戦闘機)。<br />
:[[世界観/T|本作の世界観]]では黄金の時代の遺産の一つとされている。<br />
:地形適応が空・宇宙Sと優秀で、サイズも小さいので非常に回避能力が高い(地形適応はパイロットの方も上げないといけないが)。もちろん当たればアウトだが、スパイクは[[集中]]に加えて[[不屈]]が使えるので念のため使っておけば不測の事態を防げる。強化パーツのスロットも多く、前線を飛び回れる修理・補給ユニットにするなり連続ターゲット補正無効+運動性アップで囮役を任せるなりできる。<br />
:火力の方もビバップ・フォーメーションにサイズ補正無視があるため意外と低くなく扱いやすいが、あくまでも「Sサイズにしては割と」レベル。しかも中盤で強化が終わってしまうので、最後まで並み居るロボット達と比べると火力不足がつき纏ってしまうのが悩み。火力を求めるならスパイクの方の底上げは必須。回避を中心に上げ、不測の事態を避けたいところ。<br />
:[[AT]]程ではないが、他の味方ユニットと比べて改造費が安いため、一線級の強さにはしやすい。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;12.7mm航空機銃<br />
:両主翼の先端に計4門装備されている冷却装置付きの機銃。<br />
:『T』では「機関砲」表記。<br />
;プラズマカノン<br />
:コックピット下部から突き出ている主武装。大気圏外では射程1000kmを誇り、威力はTNT火薬1t分に相当する。1射ごとにチャージが必要なため連射出来ないのが欠点。<br />
:『T』の戦闘アニメはSession #9で人工衛星を狙撃するシーンが採用されている。<br />
;ミサイル<br />
:翼端のハードポイントに搭載するオプション装備。<br />
:スパイクが金欠なため使用される事は稀。劇中で使用した際は[[ジャミング機能|ECM]]で逸らされてしまった。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;アクロバットサーカス<br />
:『T』の非正規部隊ルート第31話で追加される最強武器。<br />
:機関砲からプラズマカノンにつなげる攻撃パターンで、トドメ演出は爆煙の中に突っ込みつつ機関砲で追い撃ちをかけて離脱する。爆煙の中に突っ込むシーンは劇場版後半の戦闘シーンが出典。<br />
:一応単機で行うこともあり必殺技扱いだが、攻撃力や燃費はビバップ・フォーメーションIIと全く同じでどちらも移動後使用可能。こちらの方が射程は長い分、ビバップ・フォーメーションIIの射程範囲内には撃てない。また、こちらはバリア貫通があるが、カスタムボーナス抜きではサイズ差補正無視がない。<br />
<br />
==== 召喚攻撃 ====<br />
;ビバップ・フォーメーションI<br />
:『T』で採用された[[召喚攻撃]]。<br />
:[[フェイ・ヴァレンタイン|フェイ]]のレッドテイルを呼び出し、ソードフィッシュIIの機関砲で牽制後にレッドテイルがミサイルで追い撃ちをかける。<br />
;ビバップ・フォーメーションII<br />
:『T』第11話で追加される召喚攻撃。<br />
:[[ジェット・ブラック|ジェット]]のハンマーヘッドとフェイのレッドテイルを呼び出し、ハンマーヘッドがアンカーで動きを止めた後にソードフィッシュIIとレッドテイルの機関砲で追い撃ちをかける。<br />
:攻撃中の背景は原作OPの再現となっている。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]<br />
:ステータス画面には「[[空]]」としか表記されていないが、専用タイプではないため[[陸|陸地]]に降ろすことが可能。ただし、[[地形適応]]がBと高くないので基本的には素直に飛行した方が良い。<br />
:『T』の登場機体の中では珍しい陸の移動タイプを持たない機体なので、ランドモジュールの恩恵を最も受けられる機体であるとも言える。対地攻撃力も強化できるので悪くない。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;S<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;移動力+2。全ての武器に特殊効果「サイズ補正無視」を得る<br />
:『T』。上位武器は元々サイズ差補正無視が付いている為、どちらかと言うと遊撃をやりやすくするボーナス。<br />
:このボーナスがある為、スパイクにサイズ差補正無視を習得させる必要は無い。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;Tank!<br />
:『[[T]]』で採用。限定版では原曲となる。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;ビバップ号<br />
:スパイク達の母船。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*ソードフィッシュという英語自体は、魚のメカジキのこと。名前の元ネタはイギリス軍の雷撃機「フェアリー ソードフィッシュ」から。<br />
*2018年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』にワンシーンだけ登場している。<br />
*『T』参戦時のPV2のお約束であるJAM Projectの主題歌(本作では「Tread on the Tiger's Tail」)が流れるパートがあるのだが、よりにもよってにて'''「Super Robot Wars~」の歌声が入るパートに映っていたのは戦闘機の本機'''だった。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B0012HJDBM</amazon><amazon>B002G01EHK</amazon><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
{{DEFAULTSORT:そおとふいつしゆII}}<br />
[[Category:登場メカさ行]]<br />
[[Category:カウボーイビバップ]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3&diff=433043
グリフォン
2022-05-01T00:52:08Z
<p>わんわ: /* 武装・必殺武器 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|機動警察パトレイバー}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 戦闘用[[レイバー]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::TYPE-J9]]<br />
| 全高 = 8.55 m<br />
| 本体重量 = 7.15 t<br />
| 全備重量 = 7.60 t<br />
| 動力 = [[動力::超伝導モーター]]<br>[[動力::電力供給型内蔵バッテリー]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::繊維強化金属]]<br>[[装甲材質::FRP装甲]]<br />
| 開発 = SEJ土浦研究所<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|シャフト・エンタープライズ}}<br />
| パイロット = [[パイロット::バドリナート・ハルチャンド]]<br />
}}<br />
'''グリフォン'''は『[[機動警察パトレイバー]]』の[[登場メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
シャフト・エンタープライズジャパン(SEJ)の企画7課が現在技術的に考えうる最高の性能を実現すべく、莫大な研究開発費を注ぎ込んで土浦研究所で秘密裏に開発・製造した、他の[[レイバー]]を圧倒する運動性能・パワーを持つ戦闘用試作レイバー。<br />
<br />
背部にオプションであるフライトユニットおよびアクアユニットを装備することで(短距離ではあるが)[[飛行]]能力・[[海|水中]]潜行能力を持つことが出来る。コストパフォーマンス無視で高性能の部品を多く使用している。また、かつて城南工大古柳研究室が開発した現行のレイバーシステムとは互換性の無い幻のフォーマットである「[[ASURA]]」(アシュラ)と呼ばれる専用のヘルメットによる脳波コントロールシステムを使用しているため、あたかも生物であるような動作が可能(アニメ版では敵パイロットのヘルメットを頭を潰さずに小突いている)で、システム面でも既存のレイバーと一線を画すが、機体への負荷が大きいため通常は「Bシステム」でリミッターをかけて運用している。<br />
<br />
初戦の対[[特車二課]]戦では[[AV-98イングラム|イングラム]]2号機、イングラム・エコノミーとの連戦を圧倒的に大勝。日を改めての戦いになった同1号機には予期せぬアクシデントもあり、終始苦戦を強いられる。いずれも撤退命令によりレイバーらしからぬ飛行能力を披露しているが、2度目の際は損傷したボディが耐えられず、墜落してしまった。<br />
<br />
[[漫画|漫画版]]ではその後の廃棄物13号編の最中、混乱に乗じて未完成状態の機体に黒崎の搭乗で東京湾に乱入した所をイングラム1号機に出くわすが、目的は達していた事で躊躇無く煙幕を張ってその場を無事逃れた。(このエピソードの中で水中潜行能力を披露している。)<br />
<br />
そして終盤、[[内海]]の差し金により、占拠された特車二課基地で[[泉野明|野明]]が搭乗するイングラム1号機と一騎打ちの決闘を行った。性能面ではグリフォン側が圧倒的に優位だったが、経験で勝る野明は攻撃を巧みに回避しつつ、ワイヤーなどを駆使してグリフォンを翻弄する。業を煮やしたバドはBシステムを解除して猛攻を仕掛け、イングラムの上半身を大破させたものの、[[カウンター]]で背負い投げを決められて頚椎アクチュエーターを損傷してしまう。更にBシステム解除の影響で各所が機能不全を起こし、悪あがきで突撃を試みるも腰椎アクチュエーターへ電磁警棒を突き刺されて機能停止した。その様子を見ていた[[後藤喜一|後藤隊長]]は「(性能差を覆した)泉の圧勝だ」と評している。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:初登場作品。第2話サブ「黒いレイバー」より登場。回避に特化しており、攻撃を当てにくい。さらに気力上昇で[[分身|緊急回避]]も発動するようになるので、気力が低いうちに素早く倒してしまいたい。第2章終了後「アルフォンスVSグリフォン」では「黒いレイバー」のままの機体性能かつ撤退HPが低いため、[[AV-98イングラム|アルフォンス]]と[[泉野明|野明]]の強化が十分であれば割と簡単に撃墜できるので、野明の強化に使うプレイヤーが多い。<br />
:第3章サブミッション「特車二課と新戦力」において、まさかの味方化。シャフト上層部が「最近名前の売れてきた[[コネクト・フォース]]に参加させれば、合法的且つバックアップ付きでデータ収集と宣伝ができ、様々な技術にも触れられる」と判断したらしい。これまでの破壊活動は「何者かに盗まれて悪用されていた」ということにして、法的には問題がないように裏工作済み。もっとも、[[特車二課]]の面々は実際の犯人がシャフトであることをわかっているので、受け入れざるを得ないことに苦悩しているが。<br />
:なお、『OE』以前で原作の実質的[[ラストボス]]が特殊条件も無く早くから完全に[[プレイヤー部隊]]入りした例としては、『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』の[[アナベル・ガトー]]、『[[スーパーロボット大戦D|D]]』の[[シャア・アズナブル]]総帥と[[ミリアルド・ピースクラフト]]、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|ガンダムSEED DESTINY]]』参戦作全般における[[シン・アスカ]]等があるが、『EX』の前作『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』における自軍入りシナリオが織り込まれた形のガトー以外は、いずれも原作に味方参戦の下地があった面々<ref>クワトロとしての過去があるシャア、後日談で味方として登場しているゼクス、シンに至っては視点変更の煽りを喰らっただけで実際は主人公である。</ref>であり、原作では終止敵で特に共闘も何もしていない本機の無条件味方参入はかなり異例であった<ref>『OE』より後発の作品では、ほぼ敵に終始した[[ハマーン・カーン]]が無条件参入するなどのケースが散見される。</ref>。<br />
:しかし自軍入り後は、レイバーなので基本的に陸上戦ミッションしか出撃できず、GRでもなく[[サブパイロット]]もおらず、第二小隊のような小技も乏しいと、扱いにくい点が目立ってしまう。優秀な要素はあるのだが、全ミッション出撃可能で育て易いアタッカーは幾らでもいる、というのが正直な査定ではないだろうか。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;[[格闘 (武器名)|格闘]]<br />
:『OE』にて採用、右手で敵をひっかく。「エスケープ」「[[ヒット&アウェイ]]」特性付き。<br />
;タックル<br />
:『OE』にて採用、右肩で敵にタックルを行う。「ガードアーム」「押出」特性付き。<br />
;突撃<br />
:ブーストを吹かせた状態で猛スピードで走りだした後勢いに乗せて体当たりを敢行する。OVA2作目で見せた技で、イングラム1号機を吹っ飛ばした。<br />
:『OE』にて[[突破攻撃]]として採用。<br />
<br />
==== 武装 ====<br />
;42mmオートカノン<br />
:漫画版で特車2課を襲撃した際に用意された、レイバー用拳銃。しかし、バドの戦闘方針に合わなかったので使用されなかった。<br />
:SRW未採用。<br />
;スモークランチャー<br />
:腕部に内蔵されたスモーク弾発射器。漫画版で黒崎が乗り込んだ時に使用。<br />
:SRW未採用。<br />
;カノン砲<br />
:[[ブロッケン]]と同じタイプの機関砲。こちらは逆に原作では本機は未使用の武器。<br />
:『OE』にて採用。「対空」「対大型」特性付き。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;Bシステム解除<br />
:Bシステム解除状態で格闘連撃を行い、締めにフライトユニットを起動して体当たりを敢行する。冒頭の連撃部分は漫画版のBシステム解除状態で強化された時の猛攻が元。<br />
:『OE』にて採用され、第2章「グリフォンVSアルフォンス」より追加される武器。「[[バリア貫通]]」と「Bシステム解除」特性付き。<br />
:前述の通り、Bシステムの解除中は性能が大幅に向上するのだが、同時に機体への負担も増加し長時間戦い続ければ機体各所が自壊を起こしてしまう。そのため最終決戦の映像を見たレイバー専門家は「Bシステムを解除した(解除後の猛攻に対してイングラムが善戦を続けた)ことが敗因の一つでは」と考察している。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[分身|緊急回避]]<br />
:<br />
;[[ASURA]]<br />
:命中・回避に補正がかかる。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:飛行できない。一応飛行能力は備えてはいるが、かりそめのものなので移動タイプ「[[飛行]]」はむしろ不適切といえる。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;Sまたは2<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「黒い破壊者―Grifin―」<br />
:『OE』で採用。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ブロッケン]]<br />
:この機体の戦闘データを基にした。<br />
;[[AV-98イングラム]]<br />
:ライバル機。特に1号機とは熾烈な格闘戦を繰り広げた。<br />
;ファントム<br />
:TV版に登場した試作レイバー。遠隔操作する無人機で胴体にECMポッド、頭部にレーザー砲を装備しており、最強クラスの火力を有する。TV版では、こちらがグリフォン用のデータを提供した。余談だが、兵装の組み合わせは[[ブラックオックス]]が元ネタだったりする。SRW未登場。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*デザインのモチーフは『鉄人28号』の「[[ブラックオックス]]」。ゆうきまさみによれば(出渕に)「イングラムよりちょっと先進的なやつ」と頼んだら「ああ、ブラックオックスね」といった感じでイメージされたとのこと。<br />
**『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[マスターガンダム]]も本機と同様ブラックオックスがモチーフ。<br />
*グリフォン([[フランス語]]: Griffon,Gryphon)とは鷲の上半身にライオンの下半身を持つモンスターの一種。「知識」や「王家」の象徴としても扱われているが「七つの大罪」に分類される「傲慢」を象徴する動物でもある。<br />
**フランス語以外の言語では以下のように記される。<br />
***「グリッフィン」([[英語]]: Griffin,Gryphin)<br />
***「[[悠凪・グライフ|グライフ]]」([[ドイツ語]]: Greif)<br />
***「グリュプス」「[[グリプス戦役|グリプス]]」([[ラテン語]]: Gryps,[[ギリシア語]]: γρύψ)<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B001J3O97W</amazon><amazon>B000IB0BN2</amazon><amazon>B000IB0BMI</amazon><amazon>B003QMLNDC</amazon><amazon>B005NND97K</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B000M1X1PS</amazon><amazon>B0011ENYWU</amazon><amazon>B000VR0QGK</amazon><amazon>B005AC8MMG</amazon><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:くりふおん}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:機動警察パトレイバー]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3&diff=433042
グリフォン
2022-05-01T00:49:25Z
<p>わんわ: /* 武装・必殺武器 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|機動警察パトレイバー}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 戦闘用[[レイバー]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::TYPE-J9]]<br />
| 全高 = 8.55 m<br />
| 本体重量 = 7.15 t<br />
| 全備重量 = 7.60 t<br />
| 動力 = [[動力::超伝導モーター]]<br>[[動力::電力供給型内蔵バッテリー]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::繊維強化金属]]<br>[[装甲材質::FRP装甲]]<br />
| 開発 = SEJ土浦研究所<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|シャフト・エンタープライズ}}<br />
| パイロット = [[パイロット::バドリナート・ハルチャンド]]<br />
}}<br />
'''グリフォン'''は『[[機動警察パトレイバー]]』の[[登場メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
シャフト・エンタープライズジャパン(SEJ)の企画7課が現在技術的に考えうる最高の性能を実現すべく、莫大な研究開発費を注ぎ込んで土浦研究所で秘密裏に開発・製造した、他の[[レイバー]]を圧倒する運動性能・パワーを持つ戦闘用試作レイバー。<br />
<br />
背部にオプションであるフライトユニットおよびアクアユニットを装備することで(短距離ではあるが)[[飛行]]能力・[[海|水中]]潜行能力を持つことが出来る。コストパフォーマンス無視で高性能の部品を多く使用している。また、かつて城南工大古柳研究室が開発した現行のレイバーシステムとは互換性の無い幻のフォーマットである「[[ASURA]]」(アシュラ)と呼ばれる専用のヘルメットによる脳波コントロールシステムを使用しているため、あたかも生物であるような動作が可能(アニメ版では敵パイロットのヘルメットを頭を潰さずに小突いている)で、システム面でも既存のレイバーと一線を画すが、機体への負荷が大きいため通常は「Bシステム」でリミッターをかけて運用している。<br />
<br />
初戦の対[[特車二課]]戦では[[AV-98イングラム|イングラム]]2号機、イングラム・エコノミーとの連戦を圧倒的に大勝。日を改めての戦いになった同1号機には予期せぬアクシデントもあり、終始苦戦を強いられる。いずれも撤退命令によりレイバーらしからぬ飛行能力を披露しているが、2度目の際は損傷したボディが耐えられず、墜落してしまった。<br />
<br />
[[漫画|漫画版]]ではその後の廃棄物13号編の最中、混乱に乗じて未完成状態の機体に黒崎の搭乗で東京湾に乱入した所をイングラム1号機に出くわすが、目的は達していた事で躊躇無く煙幕を張ってその場を無事逃れた。(このエピソードの中で水中潜行能力を披露している。)<br />
<br />
そして終盤、[[内海]]の差し金により、占拠された特車二課基地で[[泉野明|野明]]が搭乗するイングラム1号機と一騎打ちの決闘を行った。性能面ではグリフォン側が圧倒的に優位だったが、経験で勝る野明は攻撃を巧みに回避しつつ、ワイヤーなどを駆使してグリフォンを翻弄する。業を煮やしたバドはBシステムを解除して猛攻を仕掛け、イングラムの上半身を大破させたものの、[[カウンター]]で背負い投げを決められて頚椎アクチュエーターを損傷してしまう。更にBシステム解除の影響で各所が機能不全を起こし、悪あがきで突撃を試みるも腰椎アクチュエーターへ電磁警棒を突き刺されて機能停止した。その様子を見ていた[[後藤喜一|後藤隊長]]は「(性能差を覆した)泉の圧勝だ」と評している。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:初登場作品。第2話サブ「黒いレイバー」より登場。回避に特化しており、攻撃を当てにくい。さらに気力上昇で[[分身|緊急回避]]も発動するようになるので、気力が低いうちに素早く倒してしまいたい。第2章終了後「アルフォンスVSグリフォン」では「黒いレイバー」のままの機体性能かつ撤退HPが低いため、[[AV-98イングラム|アルフォンス]]と[[泉野明|野明]]の強化が十分であれば割と簡単に撃墜できるので、野明の強化に使うプレイヤーが多い。<br />
:第3章サブミッション「特車二課と新戦力」において、まさかの味方化。シャフト上層部が「最近名前の売れてきた[[コネクト・フォース]]に参加させれば、合法的且つバックアップ付きでデータ収集と宣伝ができ、様々な技術にも触れられる」と判断したらしい。これまでの破壊活動は「何者かに盗まれて悪用されていた」ということにして、法的には問題がないように裏工作済み。もっとも、[[特車二課]]の面々は実際の犯人がシャフトであることをわかっているので、受け入れざるを得ないことに苦悩しているが。<br />
:なお、『OE』以前で原作の実質的[[ラストボス]]が特殊条件も無く早くから完全に[[プレイヤー部隊]]入りした例としては、『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』の[[アナベル・ガトー]]、『[[スーパーロボット大戦D|D]]』の[[シャア・アズナブル]]総帥と[[ミリアルド・ピースクラフト]]、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|ガンダムSEED DESTINY]]』参戦作全般における[[シン・アスカ]]等があるが、『EX』の前作『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』における自軍入りシナリオが織り込まれた形のガトー以外は、いずれも原作に味方参戦の下地があった面々<ref>クワトロとしての過去があるシャア、後日談で味方として登場しているゼクス、シンに至っては視点変更の煽りを喰らっただけで実際は主人公である。</ref>であり、原作では終止敵で特に共闘も何もしていない本機の無条件味方参入はかなり異例であった<ref>『OE』より後発の作品では、ほぼ敵に終始した[[ハマーン・カーン]]が無条件参入するなどのケースが散見される。</ref>。<br />
:しかし自軍入り後は、レイバーなので基本的に陸上戦ミッションしか出撃できず、GRでもなく[[サブパイロット]]もおらず、第二小隊のような小技も乏しいと、扱いにくい点が目立ってしまう。優秀な要素はあるのだが、全ミッション出撃可能で育て易いアタッカーは幾らでもいる、というのが正直な査定ではないだろうか。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;[[格闘 (武器名)|格闘]]<br />
:『OE』にて採用、右手で敵をひっかく。「エスケープ」「[[ヒット&アウェイ]]」特性付き。<br />
;タックル<br />
:『OE』にて採用、右肩で敵にタックルを行う。「ガードアーム」「押出」特性付き。<br />
;突撃<br />
:ブーストを吹かせた状態で猛スピードで走りだした後勢いに乗せて体当たりを敢行する。OVA2作目で見せた技で、イングラム1号機を吹っ飛ばした。<br />
:『OE』にて[[突破攻撃]]として採用。<br />
;42mmオートカノン<br />
:漫画版で特車2課を襲撃した際に用意された、レイバー用拳銃。しかし、バドの戦闘方針に合わなかったので使用されなかった。<br />
:SRW未採用。<br />
;スモークランチャー<br />
:腕部に内蔵されたスモーク弾発射器。漫画版で黒崎が乗り込んだ時に使用。<br />
:SRW未採用。<br />
;カノン砲<br />
:[[ブロッケン]]と同じタイプの機関砲。こちらは逆に原作では本機は未使用の武器。<br />
:『OE』にて採用。「対空」「対大型」特性付き。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;Bシステム解除<br />
:Bシステム解除状態で格闘連撃を行い、締めにフライトユニットを起動して体当たりを敢行する。冒頭の連撃部分は漫画版のBシステム解除状態で強化された時の猛攻が元。<br />
:『OE』にて採用され、第2章「グリフォンVSアルフォンス」より追加される武器。「[[バリア貫通]]」と「Bシステム解除」特性付き。<br />
:前述の通り、Bシステムの解除中は性能が大幅に向上するのだが、同時に機体への負担も増加し長時間戦い続ければ機体各所が自壊を起こしてしまう。そのため最終決戦の映像を見たレイバー専門家は「Bシステムを解除した(解除後の猛攻に対してイングラムが善戦を続けた)ことが敗因の一つでは」と考察している。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[分身|緊急回避]]<br />
:<br />
;[[ASURA]]<br />
:命中・回避に補正がかかる。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:飛行できない。一応飛行能力は備えてはいるが、かりそめのものなので移動タイプ「[[飛行]]」はむしろ不適切といえる。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;Sまたは2<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「黒い破壊者―Grifin―」<br />
:『OE』で採用。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ブロッケン]]<br />
:この機体の戦闘データを基にした。<br />
;[[AV-98イングラム]]<br />
:ライバル機。特に1号機とは熾烈な格闘戦を繰り広げた。<br />
;ファントム<br />
:TV版に登場した試作レイバー。遠隔操作する無人機で胴体にECMポッド、頭部にレーザー砲を装備しており、最強クラスの火力を有する。TV版では、こちらがグリフォン用のデータを提供した。余談だが、兵装の組み合わせは[[ブラックオックス]]が元ネタだったりする。SRW未登場。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*デザインのモチーフは『鉄人28号』の「[[ブラックオックス]]」。ゆうきまさみによれば(出渕に)「イングラムよりちょっと先進的なやつ」と頼んだら「ああ、ブラックオックスね」といった感じでイメージされたとのこと。<br />
**『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[マスターガンダム]]も本機と同様ブラックオックスがモチーフ。<br />
*グリフォン([[フランス語]]: Griffon,Gryphon)とは鷲の上半身にライオンの下半身を持つモンスターの一種。「知識」や「王家」の象徴としても扱われているが「七つの大罪」に分類される「傲慢」を象徴する動物でもある。<br />
**フランス語以外の言語では以下のように記される。<br />
***「グリッフィン」([[英語]]: Griffin,Gryphin)<br />
***「[[悠凪・グライフ|グライフ]]」([[ドイツ語]]: Greif)<br />
***「グリュプス」「[[グリプス戦役|グリプス]]」([[ラテン語]]: Gryps,[[ギリシア語]]: γρύψ)<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
*プラモデル<br />
<amazon>B001J3O97W</amazon><amazon>B000IB0BN2</amazon><amazon>B000IB0BMI</amazon><amazon>B003QMLNDC</amazon><amazon>B005NND97K</amazon><br />
*フィギュア<br />
<amazon>B000M1X1PS</amazon><amazon>B0011ENYWU</amazon><amazon>B000VR0QGK</amazon><amazon>B005AC8MMG</amazon><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:くりふおん}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:機動警察パトレイバー]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E9%9B%B6%E5%BC%8F&diff=433041
零式
2022-05-01T00:37:24Z
<p>わんわ: /* 関連機体 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 読み = れいしき<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|機動警察パトレイバー the Movie}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|佐山善則}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 警察用[[レイバー]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::AV-X0]]<br />
| 全高 = 8.32 m<br />
| 本体重量 = 6.12 t<br />
| 全備重量 = 6.98 t<br />
| 動力 = [[動力::超伝導モーター]]<br />[[動力::電力供給型内蔵バッテリー]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::炭素繊維強化金属]]<br />[[装甲材質::炭素繊維強化プラスチック]]<br />
| 開発 = 篠原重工<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|警視庁}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::香貫花・クランシー]]<br />
}}<br />
'''零式'''は『[[機動警察パトレイバー the Movie]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
AV計画における[[AV-98イングラム]]の後継機として開発された次世代型純警察用試作[[レイバー]]。<br />
<br />
ソフト・ハードの両面から根本的に見直された他、HOSの使用を前提として効率化が図られた結果、従来のレイバーを圧倒する高い性能を獲得するに至った。<br />
<br />
最大の特徴は、大型のレイバーですら片手で軽々と持ち上げる程のパワー、膝の一撃でレイバーを粉砕しても行動に支障をきたさない頑強さ、更にイングラム以上の反応速度を持つなど、正に向かう所敵無しのレイバーであった。<br />
<br />
劇場版での圧倒的な強さから、[[グリフォン]]と共に最強のレイバーとも呼ばれている。だが[[泉野明]]からはイングラムに比して細部が先鋭化されている外見を「'''悪役っぽい'''」と評され、漫画版のAVR-0は[[内海]]に「'''にせグリフォンかにせイングラムか'''」と揶揄されていた。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:初登場作品。11話―1「方舟奪回作戦」にて試作機のデータから[[機械化帝国]]が製作した機体が敵として登場。その後「特車二課と新戦力」にて香貫花機が参入。敵仕様はその後も機械化帝国の手先として度々登場する。登場時点ですでに[[篠原HOS]]の件が片付いているため、方舟では上述の通り機械化帝国に利用される形となる。同様に香貫花機も篠原HOSで暴走して敵になることはない。<br />
:香貫花機は貫き手の威力と武器特性により、特車二課のレイバーとしてはかなりの火力を誇る。また[[ジャミング機能|ジャミング]]を持つので、出撃しているだけで周囲の敵の命中と回避を下げられる。都合の悪いことに敵仕様にもジャミングがあるため、二体同時に登場するステージでは接近すると大きく命中・回避を下げられてしまう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2018年11月のイベント「二課とソリスの長い一日」での期間限定参戦。SSRの大器型ディフェンダー。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;スタンスティック<br />
:『OE』では香貫花機は「ガードアーム」「スタン」特性が、敵仕様は「スタン」「HOSウイルス」特性が付いている。共に[[陸|地]]にしか攻撃できない。<br />
:『X-Ω』では通常攻撃として採用。<br />
;リボルバーカノン<br />
:『OE』では香貫花機は「[[ヒット&アウェイ]]」「ロックオン」特性が、敵仕様は「ロックオン」「対大型」特性が付いている。<br />
;貫手<br />
:零式を象徴する格闘武装。リボルバーカノンを脚部から取り出す為の伸縮機能を兵器に転用したもの。伸縮部自体の強度はイングラムと同じだが、手首の強度は大幅に強化され、指先も先鋭化している。<br />
:『OE』では香貫花機は「貫通」「ショック」特性が、敵仕様は「貫通」「HOSウイルス」特性が付いている。なおスタンスティックと異なり地形制限がない。<br />
:『X-Ω』では必殺スキルとして採用。<br />
;シールド<br />
:本機専用の大型のシールド。<br />
:『X-Ω』では「零式専用シールド」名義でアビリティとして採用。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;一斉攻撃<br />
:『OE』で実装。イングラム1号機と2号機と零式による同時攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[シールド防御]]<br />
:シールド防御を発動。<br />
;[[ジャミング機能|ジャミング]]<br />
:一定範囲内の敵の命中・回避を一定数低下させる。<br />
;パトランプ<br />
:戦闘時一定確率で敵の[[気力]]を大幅低下させる。<br />
:敵対化版は装備しておらず、香貫花機のみ搭載。<br />
;[[グループ (GR)]]<br />
:イングラム1号機と2号機と零式でグループ出撃が可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;Sまたは2<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「そのままの君でいて」<br />
:[[機動警察パトレイバー|TVシリーズ]]の前期OP曲。OEで香貫花機の戦闘BGMとして採用。<br />
;「コンディション・グリーン ~緊急発進~」<br />
:TVシリーズの後期OP曲。[[合体攻撃]]と連携攻撃のBGMとして採用。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[AV-98イングラム]]<br />
:<br />
;AVR-0<br />
:漫画版終盤に登場したHOS搭載試作レイバー(零式に類似している)。一時的に[[泉野明]]が搭乗し[[グリフォン]]と戦った。性能自体はイングラムより上だったが、それまでと別物の操縦性に苦戦、更に外部管制システム(専用トレーラー)との接続を白兵によりカットされ操縦不能になってしまった。<br />
:その直後、「イングラムに乗った野明と戦いたい」という[[バドリナート・ハルチャンド]]と黒幕である内海のわがままが理由で乗り換えたイングラムを駆って野明はグリフォンに「圧勝」(後藤談)しており、「高性能でも未知の新機体に急遽乗って活躍できるだろうか」という異見用に出されたかのような不憫な配役だったとも言える。<br />
;AV-0ピースメーカー<br />
:アーリーデイズ小説版とTV版、後期OVAに登場するイングラムの後継機。こちらも外見が零式に類似しており、正式名称が決まるまでは「ゼロ」と呼ばれていた。搭載されている「ニューロン・ネットワーク・システム」により、機体が自動的に行動を抑制し、周辺の建造物への被害を抑える。反面、戦闘等の思い切った動きをしようにも、このシステムが足かせとなってしまう。<br />
:第一小隊に配備され、当初は第二小隊を上回る活躍をしたものの、TV版最終回のガスタンク施設での戦闘でTFV-97クラブマン(SRW未登場)の機動力の前に苦戦。後期OVA版では住宅地での戦闘でグリフォンにシステムの弱点を利用されてしまい、なすすべも無く破壊されてしまった。実は機体が(格闘などで)強制的に安全距離以上に建造物に接近させられると、建造物に命中しそうになる四肢が間接部分に仕込まれた爆発ボルトで外れるようになっている'''[[自爆|自壊]]装置付きレイバー'''だったりする。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00O1H02IS</amazon><amazon>B0042ES4DA</amazon><amazon>B000YM7S18</amazon><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:れいしき}}<br />
[[Category:登場メカら行]]<br />
[[Category:機動警察パトレイバー]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E9%9B%B6%E5%BC%8F&diff=433040
零式
2022-05-01T00:36:17Z
<p>わんわ: </p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 読み = れいしき<br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|機動警察パトレイバー the Movie}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|佐山善則}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 警察用[[レイバー]]<br />
| 生産形態 = 試作機<br />
| 型式番号 = [[型式番号::AV-X0]]<br />
| 全高 = 8.32 m<br />
| 本体重量 = 6.12 t<br />
| 全備重量 = 6.98 t<br />
| 動力 = [[動力::超伝導モーター]]<br />[[動力::電力供給型内蔵バッテリー]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::炭素繊維強化金属]]<br />[[装甲材質::炭素繊維強化プラスチック]]<br />
| 開発 = 篠原重工<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|警視庁}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::香貫花・クランシー]]<br />
}}<br />
'''零式'''は『[[機動警察パトレイバー the Movie]]』の[[登場メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
AV計画における[[AV-98イングラム]]の後継機として開発された次世代型純警察用試作[[レイバー]]。<br />
<br />
ソフト・ハードの両面から根本的に見直された他、HOSの使用を前提として効率化が図られた結果、従来のレイバーを圧倒する高い性能を獲得するに至った。<br />
<br />
最大の特徴は、大型のレイバーですら片手で軽々と持ち上げる程のパワー、膝の一撃でレイバーを粉砕しても行動に支障をきたさない頑強さ、更にイングラム以上の反応速度を持つなど、正に向かう所敵無しのレイバーであった。<br />
<br />
劇場版での圧倒的な強さから、[[グリフォン]]と共に最強のレイバーとも呼ばれている。だが[[泉野明]]からはイングラムに比して細部が先鋭化されている外見を「'''悪役っぽい'''」と評され、漫画版のAVR-0は[[内海]]に「'''にせグリフォンかにせイングラムか'''」と揶揄されていた。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:初登場作品。11話―1「方舟奪回作戦」にて試作機のデータから[[機械化帝国]]が製作した機体が敵として登場。その後「特車二課と新戦力」にて香貫花機が参入。敵仕様はその後も機械化帝国の手先として度々登場する。登場時点ですでに[[篠原HOS]]の件が片付いているため、方舟では上述の通り機械化帝国に利用される形となる。同様に香貫花機も篠原HOSで暴走して敵になることはない。<br />
:香貫花機は貫き手の威力と武器特性により、特車二課のレイバーとしてはかなりの火力を誇る。また[[ジャミング機能|ジャミング]]を持つので、出撃しているだけで周囲の敵の命中と回避を下げられる。都合の悪いことに敵仕様にもジャミングがあるため、二体同時に登場するステージでは接近すると大きく命中・回避を下げられてしまう。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2018年11月のイベント「二課とソリスの長い一日」での期間限定参戦。SSRの大器型ディフェンダー。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;スタンスティック<br />
:『OE』では香貫花機は「ガードアーム」「スタン」特性が、敵仕様は「スタン」「HOSウイルス」特性が付いている。共に[[陸|地]]にしか攻撃できない。<br />
:『X-Ω』では通常攻撃として採用。<br />
;リボルバーカノン<br />
:『OE』では香貫花機は「[[ヒット&アウェイ]]」「ロックオン」特性が、敵仕様は「ロックオン」「対大型」特性が付いている。<br />
;貫手<br />
:零式を象徴する格闘武装。リボルバーカノンを脚部から取り出す為の伸縮機能を兵器に転用したもの。伸縮部自体の強度はイングラムと同じだが、手首の強度は大幅に強化され、指先も先鋭化している。<br />
:『OE』では香貫花機は「貫通」「ショック」特性が、敵仕様は「貫通」「HOSウイルス」特性が付いている。なおスタンスティックと異なり地形制限がない。<br />
:『X-Ω』では必殺スキルとして採用。<br />
;シールド<br />
:本機専用の大型のシールド。<br />
:『X-Ω』では「零式専用シールド」名義でアビリティとして採用。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;一斉攻撃<br />
:『OE』で実装。イングラム1号機と2号機と零式による同時攻撃。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[シールド防御]]<br />
:シールド防御を発動。<br />
;[[ジャミング機能|ジャミング]]<br />
:一定範囲内の敵の命中・回避を一定数低下させる。<br />
;パトランプ<br />
:戦闘時一定確率で敵の[[気力]]を大幅低下させる。<br />
:敵対化版は装備しておらず、香貫花機のみ搭載。<br />
;[[グループ (GR)]]<br />
:イングラム1号機と2号機と零式でグループ出撃が可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;Sまたは2<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「そのままの君でいて」<br />
:[[機動警察パトレイバー|TVシリーズ]]の前期OP曲。OEで香貫花機の戦闘BGMとして採用。<br />
;「コンディション・グリーン ~緊急発進~」<br />
:TVシリーズの後期OP曲。[[合体攻撃]]と連携攻撃のBGMとして採用。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[AV-98イングラム]]<br />
:<br />
;AVR-0<br />
:漫画版終盤に登場したHOS搭載試作レイバー(零式に類似している)。一時的に[[泉野明]]が搭乗し[[グリフォン]]と戦った。性能自体はイングラムより上だったが、それまでと別物の操縦性に苦戦、更に外部管制システム(専用トレーラー)との接続を白兵によりカットされ操縦不能になってしまった。<br />
:その直後、「イングラムに乗った野明と戦いたい」という[[バドリナート・ハルチャンド]]と黒幕である内海のわがままが理由で乗り換えたイングラムを駆って野明はグリフォンに「圧勝」(後藤談)しており、「高性能でも未知の新機体に急遽乗って活躍できるだろうか」という異見用に出されたかのような不憫な配役だったとも言える。<br />
;AV-0ピースメーカー<br />
:アーリーデイズ小説版とTV版、後期OVAに登場するイングラムの後継機。こちらも外見が零式に類似しており、正式名称が決まるまでは「ゼロ」と呼ばれていた。搭載されている「ニューロン・ネットワーク・システム」により、機体が自動的に行動を抑制し、周辺の建造物への被害を抑える。反面、戦闘等の思い切った動きをしようにも、このシステムが足かせとなってしまう。<br />
:第一小隊に配備され、当初は第二小隊を上回る活躍をしたものの、TV版最終回のガスタンク施設での戦闘でTFV-97クラブマン(SRW未登場)の機動力の前に苦戦。後期OVA版では住宅地での戦闘でグリフォンにシステムの弱点を利用されてしまい、なすすべも無く破壊されてしまった。実は機体が(格闘などで)強制的に安全距離以上に建造物に接近させられると、建造物に命中しそうになる四肢が間接部分に仕込まれた爆発ボルトで外れるようになっている'''[[自爆]]装置付きレイバー'''だったりする。<br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00O1H02IS</amazon><amazon>B0042ES4DA</amazon><amazon>B000YM7S18</amazon><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:れいしき}}<br />
[[Category:登場メカら行]]<br />
[[Category:機動警察パトレイバー]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=AV-98%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0&diff=433039
AV-98イングラム
2022-05-01T00:27:04Z
<p>わんわ: /* 特殊能力 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| タイトル = AV-98 イングラム<br />
| 登場作品 = <br />
*{{登場作品 (メカ)|機動警察パトレイバー}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動警察パトレイバー the Movie}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|出渕裕}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[警察官|警察用]][[レイバー]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::AV-98]]<br />
| 全高 = 8.02 m<br />
| 本体重量 = 6.00 t<br />
| 全備重量 = 6.62 t<br />
| 動力 = [[動力::超伝導モーター]]<br />[[動力::電力供給型内蔵バッテリー]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::繊維強化金属]]<br />[[装甲材質::FRP装甲]]<br />
| 開発 = 篠原重工八王子工場<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|警視庁警備部特科車両二課}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::泉野明]]<br />[[パイロット::太田功]]<br />
}}<br />
'''AV-98イングラム'''は『[[機動警察パトレイバー]]』『[[機動警察パトレイバー the Movie]]』の[[登場メカ|主役メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
従来の[[警察官|警察]]用[[レイバー]]では、激化するレイバー犯罪に対抗しきれないと判断した篠原重工八王子工場の打ち出したAV(Advanced Vehicle:次世代車両)計画により開発された次世代型警察用レイバー。<br />
<br />
それまでのレイバーに比べより人間に近い動作、シルエットを実現しており、人間の手を精巧に模したマニピュレーターは豊富な手持ちオプションの使用を可能とし、モーショントレース機能を使用すればロープを蝶結びしたり、あや取りをする事すら出来るようになる。<br />
<br />
運用時には現場まで輸送用のレイバーキャリアで運ばれ、運用中は指揮車からの指示を元に動くのが基本となっている(が太田は指揮を無視して動く事がしばしばある)。<br />
<br />
特筆すべきは搭乗者の[[泉野明]]や[[太田功]]をして「趣味の世界」「趣味的」などと言わしむ外見であり、作業機械の範疇を逸したいわゆる「[[正義]]のヒーロー」的な印象を与えるスマートなデザインをしているが、これは一般人や犯罪者に対する「見る者に与える心理的影響」までも考慮して設計された結果である。スタイル重視の結果、居住性は極めて悪くなっている。<br />
<br />
更に、一見貧弱な印象も与えうる細身のシルエットだが、繊維強化金属とFRP装甲の装甲と各部に搭載された超電導モーターにより、軽量な本体重量による軽快な運動性と、敵レイバーとの格闘戦にも耐える堅牢性とパワーを両立している。ただし、マニピュレーターは前述したような精密な動きを可能とする分繊細で壊れやすく、かつ高価な部品の一つでもあるため基本的に「パンチ」はご法度とされている。<br />
<br />
基本的に[[警察官]]が所持する装備をレイバーサイズにした武装を装備している。また警察官の任務では殺傷が禁じられているため、威力の高い射撃武器は使用を控えられることが多い。<br />
<br />
操縦者がいつでもイングラムの首元から顔を出し、現場を自ら目視・観察できるようになっている。だが、コクピットの気密性がかなり低いという欠点を孕んでおり、TVアニメ第3話ではうっかり2号機が海に落ち太田が溺れ、心臓マッサージを行うシーンがある。<br />
<br />
媒体により細部のデザインが微妙に異なる。代表的なのは頭部アンテナ(形状や配色)、バックパックのファンダクト形状(長方形と円形)、肩部パトライトなど。<br />
<br />
=== 搭乗者 ===<br />
基本的に人間の出来る動作はほぼ全て再現可能だが、搭乗者の蓄積させたモーションデータにより成長や特性ががらりと変わってくる。<br />
;イングラム1号機<br />
:シリーズの主人公である[[泉野明]]が搭乗する。野明は漫画版で描写されているように太田ほど射撃が得意ではなく、また機体の損傷を嫌うのもあって、突進してくる相手の足を払って後ろをとってスタンスティックを打ち込み相手の動きを止めるなど、主にイングラムの器用さを活かした戦い方が目立つ。漫画版では、遊馬から蓄積したデータを見せられた熊耳の指示に従って野明が操作したところ、1号機は向かってきた2号機を「一本背負い」してみせ、野明と太田に衝撃を与えた。アニメ版では野明が昔飼っていたペットの名前を取って「アルフォンス」と呼ばれ非常に大事にされている。<br />
;イングラム2号機<br />
:[[太田功]]が搭乗する。太田は射撃が得意(ただし動いている目標に当てるほどの驚異的な腕前があるわけではない)ため発砲シーンが目立つが、それ以上にパワーを活かして相手を力任せに捻じ伏せる戦い方が多い。結果的に野明の1号機に比べ圧倒的に損傷が多い。<br />
:『アーリーデイズ』では第1話から上半身を損傷するなどし、後半では右肩を赤くした通称「[[レッドショルダー]]」と呼ばれる形態となった。漫画版と劇場版以降のアニメーション作品では、頭部の形状が1号機の顔面にゴーグル状の別パーツをかぶせたようなデザイン<ref>劇場版以降は両肩パーツも1号機より角ばっている。</ref>になっている。漫画版では当初は『アーリーデイズ』と同様に1号機と同じだったが、次の回で遊馬が「太田が頭部をしばしば破壊して帰ってくる為に純正パーツが足りなくなり、急遽試作型の頭部に換装された」と説明している。テレビ版では最初から形状が異なっている。その話題になると他の話が割り込んできて説明されないという演出がされているため、機体を識別する為(もしくは、様々なデータを収集する為)に頭部の形状を変更したのか、それとも漫画版と同じ設定なのかは不明。<br />
:『アーリーデイズ』第7話ではトンネル内で屈伸した体勢から屹立しようとして頭部をトンネルの天井にぶつけ潰してしまう一幕や、劇場版2作目では頭部を旋回した際アンテナを壁にぶつけてへし折るシーンが有り(何れも戦闘ダメージではなく自損)、太田の[[性格]]を象徴している。<br />
;イングラム3号機<br />
:漫画版では存在はするものの配備はされておらず、まともに登場するのはTV版以降である。基本的には予備機として保管され、データ収集用などに使われるが、有事には1号機のデータを使って動かされる事が多い。<br />
:TV版で劇中で電子戦対策が必要になったため、急きょECM機能やECCM機能等を搭載した頭部に換装された状態で投入。1号機と同様の頭部をベースに、メインとサブのセンサーを統合した一つ目のカメラと巨大化したアンテナが特徴であった。この頭部は[[プレイステーション]]版ゲームの第1話で大破。新しい頭部に換装され、後の劇場版2もその頭部で登場する。新型の頭部は1号機の意匠を受け継いだデザインだが、ECM用のセンサーが各部に取り付けられており、使用時には頭部からセンサーが突き出てくる形状から「メデューサ」と呼ばれる。<br />
:対ファントム戦時の遊馬、後期OVAの対[[グリフォン]]戦での香貫花、PS版での主人公(プレイヤー)操作機、更に劇場版2では第一小隊隊長の[[南雲しのぶ]]が搭乗するなど、使用したパイロットが一番多い機体である。<br />
:なお、電子戦機能を強化した結果、機体単価が1号機や2号機より高額になり、おいそれとは使えない機体になってしまう(専任パイロットがPS版主人公の赴任まで居なかった事もあるが)。また、パイロットが頻繁に入れ替わったのでECMの活用以外の戦闘スタイルが定まらなかったが、PS版ではプロレス技をメインに使用している。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
コックピットに気密性が無いことによって(原作での戦闘はほぼ陸上戦のみだったためあまり問題にならなかった)宇宙戦に対応できないことがユーザーに懸念されていたが、難なく宇宙マップに戦闘ユニットとして参戦した。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:初登場作品。1号機と2号機が登場。基本的に陸戦兵器なのだが案の定、途中から宇宙戦仕様にも改修される('''特に気密性''')。ただし、宇宙構造物の表面など足場があれば問題なく活動できるようになっているが空間戦闘には対応しておらず、'''足場の無い宇宙空間のみのステージでは出撃不可'''となる。<br />
:基本的な攻撃力は低いが、1号機・2号機共に[[特殊能力]]「パトランプ」による[[気力]]ダウン効果があり、1号機はさらに様々な[[特殊効果]]武器を持ちサポートに秀でた性能となっている。一方で2号機は武器に「対空」「対大型」が入っているため、相手次第では他ユニットに引けを取らない戦いができる(パイロットの「警察官」技能で攻撃力に補正が入っているのも大きい)。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2018年11月のイベント「二課とソリスの長い一日」にて期間限定参戦。劇場版名義で、野明の1号機が登場した。SSR・SRのアタッカーで、SSRは大器型、SRはログイン配布となる。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;電磁警棒(スタンスティック)<br />
:左腕部に装備したシールドの裏に収納された電磁式警棒。普通の警棒のように打撃武器として使ったり、突き立ててスパークさせる事で敵レイバーの電装系にダメージを与えるなど、用途は幅広い。なお、[[漫画|漫画版]]の前半では先端を尖らせただけの特殊警棒を使用していた。<br />
:SRWでは「スタンスティック」の名称で登場。名前通りの「スタン」と「ガードアーム」の特殊効果を持つ。<br />
:『OE』では格闘戦が得意な野明の1号機と、射撃戦が得意な太田の2号機とでは挙動が異なり、2号機は一閃するだけだが、1号機は一閃した後に[[トドメ演出|トドメ]]の突きをお見舞いする。<br />
:『X-Ω』では通常攻撃として使用。<br />
;37mmリボルバーカノン<br />
:イングラムの右脚側面に収納されているレイバーサイズのリボルバー式ハンドガン。装弾数6発。<br />
:使用弾は基本的に貫通による被害を防ぎ、且つそれなりに強力な犯罪者のレイバーに対しても十分なストッピングパワーを確保する為にホローポイント弾が採用されている。他にも用途に応じてウイルス弾や磁気ネット弾なども使用可能。漫画版ではブロッケンに対抗した徹甲弾も開発された。ちなみに予備弾薬は左脚の側面に収納されているがクイックローダーが無い為、人間が手で装弾する。<br />
:ちなみにアーリーデイズでは20mmとされていたが、何時の間にやらドサクサ紛れに37mmに名称変更された(OVA「ミニパト」によれば、レイバーとのサイズ差を考慮すると75mmになるらしい)。<br />
:『OE』では1号機と2号機では挙動が異なる。1号機は単発の発砲だが、2号機では計6発を乱射し(アニメーションでは3発発砲)、内4発を命中させている。特性も、1号機が「エスケープ」、2号機が「対大型」と違う。<br />
;90mmライアットガン<br />
:特車二課の装備する中では最大火力を誇るレイバー用ショットガン。<br />
:整備員のシバシゲオが予備の材料を掻き集めて4ヶ月と16日を掛けて作り上げたり、最初から特車二課の10号ロッカーに保管されてたりと導入は媒体によって異なる。あまりに威力が高い為、余程の事が無い限りは使用が自粛されているが、有事の際には主に2号機が使用している。<br />
:弾種は通常のショットシェルの他に爆裂弾やライフルスラッグ弾などがある模様。整備員のブチヤマ曰く「ライアットガンでもライフルスラッグ弾を使えば装甲車や軍用レイバー程度なら結構イケる」らしい。<br />
:『OE』では2号機の武装として登場。「対空」「押出」の特殊効果付き。<br />
;ワイヤー<br />
:イングラムの股間部に装備されているウィンチワイヤー。細いながらもイングラムの自重すら支える頑丈さを誇る。野明はTV・漫画版共にこれの扱いに長けている。<br />
:『OE』では劇場版1の零式戦の再現として1号機が装備。ただしワイヤーを手首に巻き取るタイミングが原作と異なり投げた後になっている。攻撃力は低いものの、特殊効果「捕縛」が反撃キャンセルと1ターンステータス低下とデバフ技として優秀な性能。[[分身]]こそ無効化できないが、高い命中補正と「曲射」付きの性能にレイバー共有の特殊能力「パトランプ」も相まってボス級の敵や回避の高い相手と戦う際にデバフ要因として非常に重宝する。<br />
:『X-Ω』では「ワイヤー捕縛」名義で必殺スキルとして採用。<br />
<br />
==== 特殊装備 ====<br />
;シールド<br />
:左腕部に装備された「警視庁」のロゴマークが目を引くシールド。<br />
:『OE』ではシールド防御の特殊能力で表現され、一撃が致命傷になりやすいイングラムの生命線となっている。<br />
;リアクティブアーマー<br />
:劇場版2で使用された。モスグリーンカラーのジャケットを思わせる外観。元々は[[自衛隊]]の99式ヘルダイバー用に開発されたものを流用した追加装甲である。<br />
:多脚型レイバー「イクストル」の20mmバルカンの斉射からパイロットを護った。<br />
;ECM、ECCM<br />
:電子戦装備の改修を受けた3号機の追加装備。電子戦での機能使用時には3号機の頭部が展開され、その奇怪さ故に「メデューサ」等と呼ばれることもある。<br />
:TV版の対ファントム戦や後期OVA版の対グリフォン戦、劇場版2の対イクストル、ゲームエディションの対ガネーシャ戦等で使用された。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;一斉攻撃<br />
:『OE』で実装されたイングラム1号機と2号機と[[零式]]による同時攻撃。まずは2号機のライアットガンと零式のリボルバーカノンで牽制、そして1号機のスタンスティックで止めをさす。「スタン」の特殊効果付き。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
1号機・2号機共通。<br />
<br />
;[[シールド防御]]<br />
:シールド防御を発動。<br />
;パトランプ<br />
:戦闘時一定確率で敵の[[気力]]を大幅低下させる。<br />
:その効果は[[ジオン兵|軍の精鋭]]すらどころか、'''[[インベーダー|宇宙]][[ミューカス|生物]]や[[機械化獣|心を持たない機械]]、[[地球]]とは別の権力機構にある[[グラドス兵|異]][[バララント兵|星]][[ポセイダル兵|人]]にも効力を発揮する'''。<br />
:おそらくは戦場でチカチカされると気を散らされてしまう、ということなのだろう。<br />
;[[グループ (GR)]]<br />
:イングラム1号機と2号機と[[零式]]で[[小隊#グループ出撃(OE)|グループ出撃]]が可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;Sまたは2<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「そのままの君でいて」<br />
:TVシリーズOP1。『OE』で採用。<br />
;「コンディション・グリーン ~緊急発進~」<br />
:TVシリーズOP2。『OE』で[[合体攻撃]]と連携攻撃の[[BGM]]として採用。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[零式]]<br />
:後継機。劇場版1作目では1号機と接戦になった。<br />
;[[グリフォン]]<br />
:[[ライバル|ライバル機]]。その因縁は漫画版から始まってTVシリーズに輸入され、後期[[OVA|OVA版]]・[[漫画|漫画版]]最終巻まで続いた。<br />
;AV-98Tドーファン<br />
:イングラムの試作機を元にして作られた教習機。漫画版では一般向けにも販売されていた。SRW未登場。<br />
;AVS-98イングラム・エコノミー<br />
:部品の精度や機能を簡略化してコストを下げる事で量産化を狙った機体。しかし、簡略化しすぎた為に様々な機能低下を引き起こし、晴海のレイバーショーでグリフォンに一蹴された。SRW未登場。<br />
;AVS-98Mk-IIイングラム・スタンダード<br />
:テレビ版と漫画版双方に登場。扱いは大きく異なっており、テレビ版ではエコノミーの反省点を踏まえて開発され、一時は第1小隊に配備が内定していたが諸々の事情で見送られた。SRW未登場。<br />
:漫画版ではAVS-98の名称で登場。新設予定だった第3小隊の発足が白紙になった為に第1小隊に配備された。<br />
;MPL97AV-T教習用レイバー<br />
:初期OVA(アーリーデイズ)における試作機で教習用に改修された。性能はイングラムとほぼ同じである。SRW未登場。<br />
;ヴァリアント<br />
:劇場版2に登場したイングラムの後継機で、上記のスタンダードの発展機。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*実は、本機のテレビ版仕様のプラモデルがグッドデザイン賞を受賞している。<br />
**ただし、このキットを含む1/60キットの間接カバーは、材質がゴムである故に溶解が生じたり、何よりまともに可動させることができないという代物であった。<br />
***なお、実写版公開に伴い、これらの1/60キットが再販された際には、関節カバーの材質を「極薄の軟質プラスチック」にすることで上記の難点はすべて解消されている。<br />
**その「カッコよさ」が一般からも評価されるほどの実績を挙げたイングラムであるが、デザインを手がけた出渕は「'''かっこいいロボットが、白黒の2色で桜の代紋で、パトライトをつけているおかしさを狙った'''んだが……」と発言している。なお太字部分は漫画を担当したゆうきまさみによれば、彼が「パトレイバーの主役ロボはこうじゃなきゃいけない」と常々出渕に主張していたものを取り入れている。<br />
*[[ガンダムシリーズ]]の「[[ジェガン]]」とはメカニックデザイナー(出渕裕)が同じ故に、頭部が似ているとネタにされることが多く、プラモデルをイングラム風に[[改造]]した画像がネットによく投稿される。ゆうきも自身のtwitterで「イングラムのデザインモチーフは何ですか」という質問に対し「ジェガンです(嘘)」と冗談を書いている。<br />
**[[SDガンダム]]の武者ガンダムの世界では「慈絵丸」というキャラクターがいるが、デザインは元となったジェガンと異なる部分が多く、肩の赤色灯やカラーリングからしてイングラムが元ネタと言っても過言でないものとなっている。<br />
**また、劇場版作品『SDガンダムの逆襲』(同時上映は劇場版パトレイバー第1作)には頭に十手を備え提灯を持つ「自衛丸」という岡っ引き風のキャラクターが登場するのだが、こちらもジェガンよりイングラムの方が似ている。<br />
***それどころか同作には'''ゴーグル付きの「自衛丸二号」'''まで登場する。<br />
**ムック本「機動警察パトレイバー・劇場版―ゆうきまさみの新しい世界」に掲載された4コマでもやはりこのネタが登場している。<br />
***なお、この4コマのオチは本機のデザインを手がけた出渕氏が「'''[[VF-1 バルキリー|バルキリー]]に似ていると言え!'''」というものである。確かに、VF-1Sとイングラム1号機は、顔つきといいジェガン以上に似ているかもしれない…。<br />
*2013年から開始された『[[機動警察パトレイバー]]』の実写化プロジェクトである『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』のために'''[[全長一覧|全高]](8.02m)等のディテールを忠実に再現した1/1スケールの実物大AV-98イングラム'''が製作された。<br />
**ちなみに、2014年から[[日本]]各地において(本物の)警視庁や[[警察官|地元警察]]の協力の元、実物大AV-98イングラムのデッキアップイベントが複数回行われており、多くの人々の反響を呼んでいる。<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
== 商品情報 ==<br />
=== プラモデル ===<br />
*1/35<br />
<amazon>B000IB0BLO</amazon><amazon>B000IB0BLY</amazon><amazon>B000IB0BM8</amazon><amazon>B000UKMTIQ</amazon><amazon>B000IB0BMS</amazon><amazon>B001RKAGYM</amazon><amazon>B000Q7XM1Q</amazon><br />
*その他<br />
<amazon>B001J3Q6UK</amazon><amazon>B004LEKXWQ</amazon><amazon>B003479GLA</amazon><amazon>B0046W8V4U</amazon><amazon>B005NND97K</amazon><amazon>B005GYUNUW</amazon><br />
<br />
=== フィギュア ===<br />
*リボルテック(海洋堂)<br />
<amazon>B000H6GKJC</amazon><amazon>B000IIWGCO</amazon><amazon>B000Z6LXR8</amazon><amazon>B000Z6PTH8</amazon><br />
*その他<br />
<amazon>B01GCACCL6</amazon><amazon>B0016F3UH8</amazon><amazon>B000RH0F92</amazon><amazon>B0015RHWQW</amazon><amazon>B002TOKP7S</amazon><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:AV-98いんくらむ}}<br />
[[Category:登場メカ英数字・記号]]<br />
[[Category:機動警察パトレイバー]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=AV-98%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0&diff=433038
AV-98イングラム
2022-05-01T00:23:01Z
<p>わんわ: /* 武装 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| タイトル = AV-98 イングラム<br />
| 登場作品 = <br />
*{{登場作品 (メカ)|機動警察パトレイバー}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|機動警察パトレイバー the Movie}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|出渕裕}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[警察官|警察用]][[レイバー]]<br />
| 型式番号 = [[型式番号::AV-98]]<br />
| 全高 = 8.02 m<br />
| 本体重量 = 6.00 t<br />
| 全備重量 = 6.62 t<br />
| 動力 = [[動力::超伝導モーター]]<br />[[動力::電力供給型内蔵バッテリー]]<br />
| 装甲材質 = [[装甲材質::繊維強化金属]]<br />[[装甲材質::FRP装甲]]<br />
| 開発 = 篠原重工八王子工場<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|警視庁警備部特科車両二課}}<br />
| 主なパイロット = [[パイロット::泉野明]]<br />[[パイロット::太田功]]<br />
}}<br />
'''AV-98イングラム'''は『[[機動警察パトレイバー]]』『[[機動警察パトレイバー the Movie]]』の[[登場メカ|主役メカ]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
従来の[[警察官|警察]]用[[レイバー]]では、激化するレイバー犯罪に対抗しきれないと判断した篠原重工八王子工場の打ち出したAV(Advanced Vehicle:次世代車両)計画により開発された次世代型警察用レイバー。<br />
<br />
それまでのレイバーに比べより人間に近い動作、シルエットを実現しており、人間の手を精巧に模したマニピュレーターは豊富な手持ちオプションの使用を可能とし、モーショントレース機能を使用すればロープを蝶結びしたり、あや取りをする事すら出来るようになる。<br />
<br />
運用時には現場まで輸送用のレイバーキャリアで運ばれ、運用中は指揮車からの指示を元に動くのが基本となっている(が太田は指揮を無視して動く事がしばしばある)。<br />
<br />
特筆すべきは搭乗者の[[泉野明]]や[[太田功]]をして「趣味の世界」「趣味的」などと言わしむ外見であり、作業機械の範疇を逸したいわゆる「[[正義]]のヒーロー」的な印象を与えるスマートなデザインをしているが、これは一般人や犯罪者に対する「見る者に与える心理的影響」までも考慮して設計された結果である。スタイル重視の結果、居住性は極めて悪くなっている。<br />
<br />
更に、一見貧弱な印象も与えうる細身のシルエットだが、繊維強化金属とFRP装甲の装甲と各部に搭載された超電導モーターにより、軽量な本体重量による軽快な運動性と、敵レイバーとの格闘戦にも耐える堅牢性とパワーを両立している。ただし、マニピュレーターは前述したような精密な動きを可能とする分繊細で壊れやすく、かつ高価な部品の一つでもあるため基本的に「パンチ」はご法度とされている。<br />
<br />
基本的に[[警察官]]が所持する装備をレイバーサイズにした武装を装備している。また警察官の任務では殺傷が禁じられているため、威力の高い射撃武器は使用を控えられることが多い。<br />
<br />
操縦者がいつでもイングラムの首元から顔を出し、現場を自ら目視・観察できるようになっている。だが、コクピットの気密性がかなり低いという欠点を孕んでおり、TVアニメ第3話ではうっかり2号機が海に落ち太田が溺れ、心臓マッサージを行うシーンがある。<br />
<br />
媒体により細部のデザインが微妙に異なる。代表的なのは頭部アンテナ(形状や配色)、バックパックのファンダクト形状(長方形と円形)、肩部パトライトなど。<br />
<br />
=== 搭乗者 ===<br />
基本的に人間の出来る動作はほぼ全て再現可能だが、搭乗者の蓄積させたモーションデータにより成長や特性ががらりと変わってくる。<br />
;イングラム1号機<br />
:シリーズの主人公である[[泉野明]]が搭乗する。野明は漫画版で描写されているように太田ほど射撃が得意ではなく、また機体の損傷を嫌うのもあって、突進してくる相手の足を払って後ろをとってスタンスティックを打ち込み相手の動きを止めるなど、主にイングラムの器用さを活かした戦い方が目立つ。漫画版では、遊馬から蓄積したデータを見せられた熊耳の指示に従って野明が操作したところ、1号機は向かってきた2号機を「一本背負い」してみせ、野明と太田に衝撃を与えた。アニメ版では野明が昔飼っていたペットの名前を取って「アルフォンス」と呼ばれ非常に大事にされている。<br />
;イングラム2号機<br />
:[[太田功]]が搭乗する。太田は射撃が得意(ただし動いている目標に当てるほどの驚異的な腕前があるわけではない)ため発砲シーンが目立つが、それ以上にパワーを活かして相手を力任せに捻じ伏せる戦い方が多い。結果的に野明の1号機に比べ圧倒的に損傷が多い。<br />
:『アーリーデイズ』では第1話から上半身を損傷するなどし、後半では右肩を赤くした通称「[[レッドショルダー]]」と呼ばれる形態となった。漫画版と劇場版以降のアニメーション作品では、頭部の形状が1号機の顔面にゴーグル状の別パーツをかぶせたようなデザイン<ref>劇場版以降は両肩パーツも1号機より角ばっている。</ref>になっている。漫画版では当初は『アーリーデイズ』と同様に1号機と同じだったが、次の回で遊馬が「太田が頭部をしばしば破壊して帰ってくる為に純正パーツが足りなくなり、急遽試作型の頭部に換装された」と説明している。テレビ版では最初から形状が異なっている。その話題になると他の話が割り込んできて説明されないという演出がされているため、機体を識別する為(もしくは、様々なデータを収集する為)に頭部の形状を変更したのか、それとも漫画版と同じ設定なのかは不明。<br />
:『アーリーデイズ』第7話ではトンネル内で屈伸した体勢から屹立しようとして頭部をトンネルの天井にぶつけ潰してしまう一幕や、劇場版2作目では頭部を旋回した際アンテナを壁にぶつけてへし折るシーンが有り(何れも戦闘ダメージではなく自損)、太田の[[性格]]を象徴している。<br />
;イングラム3号機<br />
:漫画版では存在はするものの配備はされておらず、まともに登場するのはTV版以降である。基本的には予備機として保管され、データ収集用などに使われるが、有事には1号機のデータを使って動かされる事が多い。<br />
:TV版で劇中で電子戦対策が必要になったため、急きょECM機能やECCM機能等を搭載した頭部に換装された状態で投入。1号機と同様の頭部をベースに、メインとサブのセンサーを統合した一つ目のカメラと巨大化したアンテナが特徴であった。この頭部は[[プレイステーション]]版ゲームの第1話で大破。新しい頭部に換装され、後の劇場版2もその頭部で登場する。新型の頭部は1号機の意匠を受け継いだデザインだが、ECM用のセンサーが各部に取り付けられており、使用時には頭部からセンサーが突き出てくる形状から「メデューサ」と呼ばれる。<br />
:対ファントム戦時の遊馬、後期OVAの対[[グリフォン]]戦での香貫花、PS版での主人公(プレイヤー)操作機、更に劇場版2では第一小隊隊長の[[南雲しのぶ]]が搭乗するなど、使用したパイロットが一番多い機体である。<br />
:なお、電子戦機能を強化した結果、機体単価が1号機や2号機より高額になり、おいそれとは使えない機体になってしまう(専任パイロットがPS版主人公の赴任まで居なかった事もあるが)。また、パイロットが頻繁に入れ替わったのでECMの活用以外の戦闘スタイルが定まらなかったが、PS版ではプロレス技をメインに使用している。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
コックピットに気密性が無いことによって(原作での戦闘はほぼ陸上戦のみだったためあまり問題にならなかった)宇宙戦に対応できないことがユーザーに懸念されていたが、難なく宇宙マップに戦闘ユニットとして参戦した。<br />
<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}<br />
:初登場作品。1号機と2号機が登場。基本的に陸戦兵器なのだが案の定、途中から宇宙戦仕様にも改修される('''特に気密性''')。ただし、宇宙構造物の表面など足場があれば問題なく活動できるようになっているが空間戦闘には対応しておらず、'''足場の無い宇宙空間のみのステージでは出撃不可'''となる。<br />
:基本的な攻撃力は低いが、1号機・2号機共に[[特殊能力]]「パトランプ」による[[気力]]ダウン効果があり、1号機はさらに様々な[[特殊効果]]武器を持ちサポートに秀でた性能となっている。一方で2号機は武器に「対空」「対大型」が入っているため、相手次第では他ユニットに引けを取らない戦いができる(パイロットの「警察官」技能で攻撃力に補正が入っているのも大きい)。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:2018年11月のイベント「二課とソリスの長い一日」にて期間限定参戦。劇場版名義で、野明の1号機が登場した。SSR・SRのアタッカーで、SSRは大器型、SRはログイン配布となる。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;電磁警棒(スタンスティック)<br />
:左腕部に装備したシールドの裏に収納された電磁式警棒。普通の警棒のように打撃武器として使ったり、突き立ててスパークさせる事で敵レイバーの電装系にダメージを与えるなど、用途は幅広い。なお、[[漫画|漫画版]]の前半では先端を尖らせただけの特殊警棒を使用していた。<br />
:SRWでは「スタンスティック」の名称で登場。名前通りの「スタン」と「ガードアーム」の特殊効果を持つ。<br />
:『OE』では格闘戦が得意な野明の1号機と、射撃戦が得意な太田の2号機とでは挙動が異なり、2号機は一閃するだけだが、1号機は一閃した後に[[トドメ演出|トドメ]]の突きをお見舞いする。<br />
:『X-Ω』では通常攻撃として使用。<br />
;37mmリボルバーカノン<br />
:イングラムの右脚側面に収納されているレイバーサイズのリボルバー式ハンドガン。装弾数6発。<br />
:使用弾は基本的に貫通による被害を防ぎ、且つそれなりに強力な犯罪者のレイバーに対しても十分なストッピングパワーを確保する為にホローポイント弾が採用されている。他にも用途に応じてウイルス弾や磁気ネット弾なども使用可能。漫画版ではブロッケンに対抗した徹甲弾も開発された。ちなみに予備弾薬は左脚の側面に収納されているがクイックローダーが無い為、人間が手で装弾する。<br />
:ちなみにアーリーデイズでは20mmとされていたが、何時の間にやらドサクサ紛れに37mmに名称変更された(OVA「ミニパト」によれば、レイバーとのサイズ差を考慮すると75mmになるらしい)。<br />
:『OE』では1号機と2号機では挙動が異なる。1号機は単発の発砲だが、2号機では計6発を乱射し(アニメーションでは3発発砲)、内4発を命中させている。特性も、1号機が「エスケープ」、2号機が「対大型」と違う。<br />
;90mmライアットガン<br />
:特車二課の装備する中では最大火力を誇るレイバー用ショットガン。<br />
:整備員のシバシゲオが予備の材料を掻き集めて4ヶ月と16日を掛けて作り上げたり、最初から特車二課の10号ロッカーに保管されてたりと導入は媒体によって異なる。あまりに威力が高い為、余程の事が無い限りは使用が自粛されているが、有事の際には主に2号機が使用している。<br />
:弾種は通常のショットシェルの他に爆裂弾やライフルスラッグ弾などがある模様。整備員のブチヤマ曰く「ライアットガンでもライフルスラッグ弾を使えば装甲車や軍用レイバー程度なら結構イケる」らしい。<br />
:『OE』では2号機の武装として登場。「対空」「押出」の特殊効果付き。<br />
;ワイヤー<br />
:イングラムの股間部に装備されているウィンチワイヤー。細いながらもイングラムの自重すら支える頑丈さを誇る。野明はTV・漫画版共にこれの扱いに長けている。<br />
:『OE』では劇場版1の零式戦の再現として1号機が装備。ただしワイヤーを手首に巻き取るタイミングが原作と異なり投げた後になっている。攻撃力は低いものの、特殊効果「捕縛」が反撃キャンセルと1ターンステータス低下とデバフ技として優秀な性能。[[分身]]こそ無効化できないが、高い命中補正と「曲射」付きの性能にレイバー共有の特殊能力「パトランプ」も相まってボス級の敵や回避の高い相手と戦う際にデバフ要因として非常に重宝する。<br />
:『X-Ω』では「ワイヤー捕縛」名義で必殺スキルとして採用。<br />
<br />
==== 特殊装備 ====<br />
;シールド<br />
:左腕部に装備された「警視庁」のロゴマークが目を引くシールド。<br />
:『OE』ではシールド防御の特殊能力で表現され、一撃が致命傷になりやすいイングラムの生命線となっている。<br />
;リアクティブアーマー<br />
:劇場版2で使用された。モスグリーンカラーのジャケットを思わせる外観。元々は[[自衛隊]]の99式ヘルダイバー用に開発されたものを流用した追加装甲である。<br />
:多脚型レイバー「イクストル」の20mmバルカンの斉射からパイロットを護った。<br />
;ECM、ECCM<br />
:電子戦装備の改修を受けた3号機の追加装備。電子戦での機能使用時には3号機の頭部が展開され、その奇怪さ故に「メデューサ」等と呼ばれることもある。<br />
:TV版の対ファントム戦や後期OVA版の対グリフォン戦、劇場版2の対イクストル、ゲームエディションの対ガネーシャ戦等で使用された。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;一斉攻撃<br />
:『OE』で実装されたイングラム1号機と2号機と[[零式]]による同時攻撃。まずは2号機のライアットガンと零式のリボルバーカノンで牽制、そして1号機のスタンスティックで止めをさす。「スタン」の特殊効果付き。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
1号機・2号機共通。<br />
<br />
;[[シールド防御]]<br />
:シールド防御を発動。<br />
;[[パトランプ]]<br />
:パトランプには[[ジオン兵|軍の精鋭]]すら[[気力]]を削がれ、'''[[インベーダー|宇宙]][[ミューカス|生物]]や[[機械化獣|心を持たない機械]]、[[地球]]とは別の権力機構にある[[グラドス兵|異]][[バララント兵|星]][[ポセイダル兵|人]]にも効力を発揮する'''。<br />
:おそらくは戦場でチカチカされると気を散らされてしまう、ということなのだろう。<br />
;[[グループ (GR)]]<br />
:イングラム1号機と2号機と[[零式]]で[[小隊#グループ出撃(OE)|グループ出撃]]が可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;Sまたは2<br />
:<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「そのままの君でいて」<br />
:TVシリーズOP1。『OE』で採用。<br />
;「コンディション・グリーン ~緊急発進~」<br />
:TVシリーズOP2。『OE』で[[合体攻撃]]と連携攻撃の[[BGM]]として採用。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[零式]]<br />
:後継機。劇場版1作目では1号機と接戦になった。<br />
;[[グリフォン]]<br />
:[[ライバル|ライバル機]]。その因縁は漫画版から始まってTVシリーズに輸入され、後期[[OVA|OVA版]]・[[漫画|漫画版]]最終巻まで続いた。<br />
;AV-98Tドーファン<br />
:イングラムの試作機を元にして作られた教習機。漫画版では一般向けにも販売されていた。SRW未登場。<br />
;AVS-98イングラム・エコノミー<br />
:部品の精度や機能を簡略化してコストを下げる事で量産化を狙った機体。しかし、簡略化しすぎた為に様々な機能低下を引き起こし、晴海のレイバーショーでグリフォンに一蹴された。SRW未登場。<br />
;AVS-98Mk-IIイングラム・スタンダード<br />
:テレビ版と漫画版双方に登場。扱いは大きく異なっており、テレビ版ではエコノミーの反省点を踏まえて開発され、一時は第1小隊に配備が内定していたが諸々の事情で見送られた。SRW未登場。<br />
:漫画版ではAVS-98の名称で登場。新設予定だった第3小隊の発足が白紙になった為に第1小隊に配備された。<br />
;MPL97AV-T教習用レイバー<br />
:初期OVA(アーリーデイズ)における試作機で教習用に改修された。性能はイングラムとほぼ同じである。SRW未登場。<br />
;ヴァリアント<br />
:劇場版2に登場したイングラムの後継機で、上記のスタンダードの発展機。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
*実は、本機のテレビ版仕様のプラモデルがグッドデザイン賞を受賞している。<br />
**ただし、このキットを含む1/60キットの間接カバーは、材質がゴムである故に溶解が生じたり、何よりまともに可動させることができないという代物であった。<br />
***なお、実写版公開に伴い、これらの1/60キットが再販された際には、関節カバーの材質を「極薄の軟質プラスチック」にすることで上記の難点はすべて解消されている。<br />
**その「カッコよさ」が一般からも評価されるほどの実績を挙げたイングラムであるが、デザインを手がけた出渕は「'''かっこいいロボットが、白黒の2色で桜の代紋で、パトライトをつけているおかしさを狙った'''んだが……」と発言している。なお太字部分は漫画を担当したゆうきまさみによれば、彼が「パトレイバーの主役ロボはこうじゃなきゃいけない」と常々出渕に主張していたものを取り入れている。<br />
*[[ガンダムシリーズ]]の「[[ジェガン]]」とはメカニックデザイナー(出渕裕)が同じ故に、頭部が似ているとネタにされることが多く、プラモデルをイングラム風に[[改造]]した画像がネットによく投稿される。ゆうきも自身のtwitterで「イングラムのデザインモチーフは何ですか」という質問に対し「ジェガンです(嘘)」と冗談を書いている。<br />
**[[SDガンダム]]の武者ガンダムの世界では「慈絵丸」というキャラクターがいるが、デザインは元となったジェガンと異なる部分が多く、肩の赤色灯やカラーリングからしてイングラムが元ネタと言っても過言でないものとなっている。<br />
**また、劇場版作品『SDガンダムの逆襲』(同時上映は劇場版パトレイバー第1作)には頭に十手を備え提灯を持つ「自衛丸」という岡っ引き風のキャラクターが登場するのだが、こちらもジェガンよりイングラムの方が似ている。<br />
***それどころか同作には'''ゴーグル付きの「自衛丸二号」'''まで登場する。<br />
**ムック本「機動警察パトレイバー・劇場版―ゆうきまさみの新しい世界」に掲載された4コマでもやはりこのネタが登場している。<br />
***なお、この4コマのオチは本機のデザインを手がけた出渕氏が「'''[[VF-1 バルキリー|バルキリー]]に似ていると言え!'''」というものである。確かに、VF-1Sとイングラム1号機は、顔つきといいジェガン以上に似ているかもしれない…。<br />
*2013年から開始された『[[機動警察パトレイバー]]』の実写化プロジェクトである『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』のために'''[[全長一覧|全高]](8.02m)等のディテールを忠実に再現した1/1スケールの実物大AV-98イングラム'''が製作された。<br />
**ちなみに、2014年から[[日本]]各地において(本物の)警視庁や[[警察官|地元警察]]の協力の元、実物大AV-98イングラムのデッキアップイベントが複数回行われており、多くの人々の反響を呼んでいる。<br />
== 脚注 ==<br />
<references/><br />
== 商品情報 ==<br />
=== プラモデル ===<br />
*1/35<br />
<amazon>B000IB0BLO</amazon><amazon>B000IB0BLY</amazon><amazon>B000IB0BM8</amazon><amazon>B000UKMTIQ</amazon><amazon>B000IB0BMS</amazon><amazon>B001RKAGYM</amazon><amazon>B000Q7XM1Q</amazon><br />
*その他<br />
<amazon>B001J3Q6UK</amazon><amazon>B004LEKXWQ</amazon><amazon>B003479GLA</amazon><amazon>B0046W8V4U</amazon><amazon>B005NND97K</amazon><amazon>B005GYUNUW</amazon><br />
<br />
=== フィギュア ===<br />
*リボルテック(海洋堂)<br />
<amazon>B000H6GKJC</amazon><amazon>B000IIWGCO</amazon><amazon>B000Z6LXR8</amazon><amazon>B000Z6PTH8</amazon><br />
*その他<br />
<amazon>B01GCACCL6</amazon><amazon>B0016F3UH8</amazon><amazon>B000RH0F92</amazon><amazon>B0015RHWQW</amazon><amazon>B002TOKP7S</amazon><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:AV-98いんくらむ}}<br />
[[Category:登場メカ英数字・記号]]<br />
[[Category:機動警察パトレイバー]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85:%E3%82%8F%E3%82%93%E3%82%8F/sandbox&diff=432809
利用者:わんわ/sandbox
2022-04-29T17:32:11Z
<p>わんわ: </p>
<hr />
<div>{{User sandbox}}<br />
<!-- この行より下を編集してください --><br />
=== 新システム ===<br />
;サポーターコマンド<br />
:非戦闘系キャラクター用の新システム。[[精神コマンド]]の亜種で、キャラクターごとに設定されたサポーターコマンドを個別コマンド「サポーター」によって発動させる。使用には専用の「S-SP」を消費する。<br />
:シナリオが進むと強化される物や、特定のマップ限定(複数の物もある)のサポーターも存在する。<br />
:同一コマンドは1ターンにつき1回の使用制限がある。</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3_E5%E3%81%AF%E3%82%84%E3%81%B6%E3%81%95_MkII&diff=432672
シンカリオン E5はやぶさ MkII
2022-04-28T17:30:11Z
<p>わんわ: /* 装備・機能 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = <br />
*{{登場作品 (メカ)|新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|服部恵大}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::シンカリオン]]<br />
| 全長 = [[全長::27.5 m]]<br />
| 重量 = [[重量::125 t]]<br />
| AI = [[シャショット]]<br />
| 開発者 = ドクター・イザ<br />
| 所属 = 新幹線超進化研究所<br />
*東日本指令室大宮支部<br />
| パイロット = [[パイロット::速杉ハヤト]]<br />
}}<br />
<br />
'''シンカリオン E5はやぶさ MkII'''は『[[新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION]]』の登場メカ。物語後半における主役機。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
E5はやぶさの後継機で、同じくJR東日本E5系から変形するシンカリオン。シンカリオンの開発者でありキトラルザスを束ねるドクター・イザこと八代イサブロウが適合率100%を超える運転士の出現に備えて秘密裏に開発していた。言わば人類とキトラルザスの技術を融合した機体。<br />
<br />
シンカリオンとシャショットを作った理由を問いただすためキトラルザスにいるドクター・イザの下を訪れた際、イザから人類とキトラルザスの命運を託されたハヤトが運転士として乗り込んだ。<br />
<br />
基本構成が大きく変更されており、先頭車両が上半身、最後尾車両が下半身に加えて中間車が両腕を構成する新たな変形システムを採用している。また、中間車の一部はサポートメカの「上空探査機ハヤブサ」へと変形する。[[ストライクフリーダムガンダム|頭部や関節部など全身に金色が差し色として入っている]]。11人がかりですら苦戦していたカイレン相手に単騎で互角の戦いを演じるほど高い性能を有する。<br />
<br />
最大の特徴は復活したシャショットに搭載された新たなプログラムにより、一度機体を分離して他のシンカリオンを取り込む形で合体する'''オーバークロス合体'''が追加された事。合体の構成はいわゆる[[グレート合体]]形式だが、E5MkIIとハヤブサが装甲パーツに分離する2号ロボ的な要素を持つ。なお、オーバークロス時の名称は「シンカリオン E5MkII ×(オーバークロス)相手シンカリオン名」となる(例:シンカリオン E5MkII × ブラックシンカリオン 紅、シンカリオン E5MkII × E6など)。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:初登場作品。2019年7月のイベント「灯せ!! 絆の進化理論」の配布ユニット。SR、SSRのディフェンダー。SSRは大器型。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:家庭用作品初参戦で、今回は劇場版設定。<br />
:DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」にて追加参戦し、それに伴い[[パッケージイラスト]]に追加されている。<br />
:無料アップデートのミッション「開かれた扉」で[[スポット参戦]]し、スペシャルシナリオ「出発!!新たな世界の冒険」にて正式加入。その後、スペシャルシナリオ「合体!!新しい力」にて[[シンカリオン E5 MkII × ALFA-X|オーバークロスALFA-X]]に強化される。<br />
:移動力が高めかつハヤトが「加速」持ち、機体は特殊能力を持たないがパイロット技能によって気力増加に伴い各種性能が高まるため、数字以上にポテンシャルが高め。<br />
:同DLCの追加メンバーと比べると「[[流竜馬 (DEVOLUTION)|決意]]」も「[[藤原忍|覚醒]]」も無いがシャショットが「かく乱」「補給」を習得するため、ボス殴りと味方の補助を両立しやすいのも強み。<br />
:しかし気力系の精神コマンドが「勇気」しかなく、与ダメージ倍率補正を起動させるには最低でも150もの気力を要求され、またデュアルグランクロス以外の射程がとても短いため意外と立ち回りに苦労する。<br />
:これらの欠点はオーバークロスによって改善されるため、戦力向上としてもハヤトの心情としても早期に[[速杉ホクト|父親]]を探し出してあげたい。なお、[[スーパービルドタイガー]]のように一度強化されるとそのまま戻せないので、こちらの機体の演出を見たい場合は進行タイミングに気を付けたい。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;[[格闘 (武器名)|格闘]]<br />
:『30』で採用。シンプルな飛び蹴り1発。<br />
;カイサツブレード<br />
:日本刀型の主兵装。E5はやぶさが装備していたカイサツソードの発展型で鋭い切れ味を持つ。鞘である「ブレードケース」に刀身を収めることで刃を最適な状態に保つことが出来る。<br />
:ブレードケースに収めると共に敵を光で出来た改札口に閉じ込め、一直線に切り裂く必殺技もある。<br />
:『X-Ω』では通常攻撃に採用。『30』では改札口のフラップドア部分しか見えないが、こちらは敵機体のサイズが一定ではないスパロボのゲーム的な都合と思われる。<br />
;デュアルグランクロス<br />
:胸部の新幹線の頭を展開して放つビーム。E5はやぶさが装備していたグランクロスを左右2連装にした強化型。<br />
:『X-Ω』では必殺スキルに採用。『30』ではスポット参戦時は使用不可。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;ダブルグランクロス<br />
:[[ブラックシンカリオン 紅]]と共に放つグランクロス。<br />
:SRW未採用。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[インファイト]]Lv2、[[援護攻撃]]Lv2、シンカリオン運転士(ハヤト)、インターロック、上空探査機ハヤブサ、シンカギア<br />
:『X-Ω』におけるアビリティ。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;最大EN+50、移動力+1。全ての武器の射程+1。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。足回りとENが底上げされ、特にデュアルグランクロス以外射程が短い弱点を抱えている本機にとってはありがたい能力。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「進化理論」<br />
:TV版OP(劇場版では挿入歌として使用)。『30』で採用。<br />
;「吹きすさぶ逆風」<br />
:『30』スポット参戦時のBGM。スパロボオリジナル曲。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;シンカリオン E5はやぶさ<br />
:初めて開発されたシンカリオンであり元となった機体。<br />
;[[ブラックシンカリオン 紅]]<br />
:オーバークロス合体の相方の一機で、シンカリオン E5 MkII × ブラックシンカリオン紅(SRW未登場)に合体する。<br />
;シンカリオン ALFA-X<br />
:劇場版に登場。オーバークロス合体の相方の一機で、[[シンカリオン E5 MkII × ALFA-X]]に合体する。<br />
<!-- == 余談 == --><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B07Q2S7DQM</amazon><amazon>B08G1FTT5H</amazon><br />
<!-- == 脚注 == --><br />
<!-- <references /> --><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しんかりおん E5はやふさ MkII}}<br />
[[Category:登場メカさ行]]<br />
[[Category:新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3_E5%E3%81%AF%E3%82%84%E3%81%B6%E3%81%95_MkII&diff=432668
シンカリオン E5はやぶさ MkII
2022-04-28T17:14:22Z
<p>わんわ: /* 登場作品と操縦者 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 登場作品 = <br />
*{{登場作品 (メカ)|新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION}}<br />
*{{登場作品 (メカ)|劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|服部恵大}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[分類::シンカリオン]]<br />
| 全長 = [[全長::27.5 m]]<br />
| 重量 = [[重量::125 t]]<br />
| AI = [[シャショット]]<br />
| 開発者 = ドクター・イザ<br />
| 所属 = 新幹線超進化研究所<br />
*東日本指令室大宮支部<br />
| パイロット = [[パイロット::速杉ハヤト]]<br />
}}<br />
<br />
'''シンカリオン E5はやぶさ MkII'''は『[[新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION]]』の登場メカ。物語後半における主役機。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
E5はやぶさの後継機で、同じくJR東日本E5系から変形するシンカリオン。シンカリオンの開発者でありキトラルザスを束ねるドクター・イザこと八代イサブロウが適合率100%を超える運転士の出現に備えて秘密裏に開発していた。言わば人類とキトラルザスの技術を融合した機体。<br />
<br />
シンカリオンとシャショットを作った理由を問いただすためキトラルザスにいるドクター・イザの下を訪れた際、イザから人類とキトラルザスの命運を託されたハヤトが運転士として乗り込んだ。<br />
<br />
基本構成が大きく変更されており、先頭車両が上半身、最後尾車両が下半身に加えて中間車が両腕を構成する新たな変形システムを採用している。また、中間車の一部はサポートメカの「上空探査機ハヤブサ」へと変形する。[[ストライクフリーダムガンダム|頭部や関節部など全身に金色が差し色として入っている]]。11人がかりですら苦戦していたカイレン相手に単騎で互角の戦いを演じるほど高い性能を有する。<br />
<br />
最大の特徴は復活したシャショットに搭載された新たなプログラムにより、一度機体を分離して他のシンカリオンを取り込む形で合体する'''オーバークロス合体'''が追加された事。合体の構成はいわゆる[[グレート合体]]形式だが、E5MkIIとハヤブサが装甲パーツに分離する2号ロボ的な要素を持つ。なお、オーバークロス時の名称は「シンカリオン E5MkII ×(オーバークロス)相手シンカリオン名」となる(例:シンカリオン E5MkII × ブラックシンカリオン 紅、シンカリオン E5MkII × E6など)。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:初登場作品。2019年7月のイベント「灯せ!! 絆の進化理論」の配布ユニット。SR、SSRのディフェンダー。SSRは大器型。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:家庭用作品初参戦で、今回は劇場版設定。<br />
:DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」にて追加参戦し、それに伴い[[パッケージイラスト]]に追加されている。<br />
:無料アップデートのミッション「開かれた扉」で[[スポット参戦]]し、スペシャルシナリオ「出発!!新たな世界の冒険」にて正式加入。その後、スペシャルシナリオ「合体!!新しい力」にて[[シンカリオン E5 MkII × ALFA-X|オーバークロスALFA-X]]に強化される。<br />
:移動力が高めかつハヤトが「加速」持ち、機体は特殊能力を持たないがパイロット技能によって気力増加に伴い各種性能が高まるため、数字以上にポテンシャルが高め。<br />
:同DLCの追加メンバーと比べると「[[流竜馬 (DEVOLUTION)|決意]]」も「[[藤原忍|覚醒]]」も無いがシャショットが「かく乱」「補給」を習得するため、ボス殴りと味方の補助を両立しやすいのも強み。<br />
:しかし気力系の精神コマンドが「勇気」しかなく、与ダメージ倍率補正を起動させるには最低でも150もの気力を要求され、またデュアルグランクロス以外の射程がとても短いため意外と立ち回りに苦労する。<br />
:これらの欠点はオーバークロスによって改善されるため、戦力向上としてもハヤトの心情としても早期に[[速杉ホクト|父親]]を探し出してあげたい。なお、[[スーパービルドタイガー]]のように一度強化されるとそのまま戻せないので、こちらの機体の演出を見たい場合は進行タイミングに気を付けたい。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
;[[格闘 (武器名)|格闘]]<br />
:『30』で採用。シンプルな飛び蹴り1発。<br />
;カイサツブレード<br />
:日本刀型の主兵装。E5はやぶさが装備していたカイサツソードの発展型で鋭い切れ味を持つ。鞘である「ブレードケース」に刀身を収めることで刃を最適な状態に保つことが出来る。<br />
:ブレードケースに収めると共に敵を光で出来た改札口に閉じ込め、一直線に切り裂く必殺技もある。<br />
:『X-Ω』では通常攻撃に採用。『30』では準必殺技として採用。<br />
;デュアルグランクロス<br />
:胸部の新幹線の頭を展開して放つビーム。E5はやぶさが装備していたグランクロスを左右2連装にした強化型。<br />
:『X-Ω』では必殺スキルに採用。『30』ではスポット参戦時は使用不可。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;ダブルグランクロス<br />
:[[ブラックシンカリオン 紅]]と共に放つグランクロス。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;[[インファイト]]Lv2、[[援護攻撃]]Lv2、シンカリオン運転士(ハヤト)、インターロック、上空探査機ハヤブサ、シンカギア<br />
:『X-Ω』におけるアビリティ。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[陸]]<br />
:<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;最大EN+50、移動力+1。全ての武器の射程+1。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。足回りとENが底上げされ、特にデュアルグランクロス以外射程が短い弱点を抱えている本機にとってはありがたい能力。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「進化理論」<br />
:TV版OP(劇場版では挿入歌として使用)。『30』で採用。<br />
;「吹きすさぶ逆風」<br />
:『30』スポット参戦時のBGM。スパロボオリジナル曲。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;シンカリオン E5はやぶさ<br />
:初めて開発されたシンカリオンであり元となった機体。<br />
;[[ブラックシンカリオン 紅]]<br />
:オーバークロス合体の相方の一機で、シンカリオン E5 MkII × ブラックシンカリオン紅(SRW未登場)に合体する。<br />
;シンカリオン ALFA-X<br />
:劇場版に登場。オーバークロス合体の相方の一機で、[[シンカリオン E5 MkII × ALFA-X]]に合体する。<br />
<!-- == 余談 == --><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B07Q2S7DQM</amazon><amazon>B08G1FTT5H</amazon><br />
<!-- == 脚注 == --><br />
<!-- <references /> --><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:しんかりおん E5はやふさ MkII}}<br />
[[Category:登場メカさ行]]<br />
[[Category:新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%96&diff=432667
レッドファイブ
2022-04-28T17:12:18Z
<p>わんわ: /* 特殊能力 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::RED FIVE]]<ref>[http://mjp-anime.jp/tv/mecha/m01.html MECHANIC]、アニメ「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」|OFFICIAL SITE、2022年2月12日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|銀河機攻隊 マジェスティックプリンス}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|谷裕司}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 開発秘匿名称 = 88式多用途戦術戦闘兵器E型「エゴリウス」<ref>エゴリウス(Aegolius)はキンメフクロウ属の鳥類の学名。</ref><br />
| 分類 = [[AHSMB]] FORWARD LEADER type(アッシュ 指揮汎用型)<br />
| 型式番号 = [[型式番号::AHSMB-005]]<br />
| 全長 = [[全長::14.0 m]]<br />
| 動力 = <br />
;主機<br />
:コーディエレフMAA-004F型アイオネス転換機<br />
;副機<br />
:MBA-108B型アイオネス転換機×2<br />
| 光学装置 = 90式超深度三次元複式立体探査測距機<br />
| 主計算機 = J-MX88E<br />
| MMI = JURIA-SYSTEM<br />
| 開発 = MJP機関<br />
| 所属 = MJP機関<br />
| パイロット = [[パイロット::ヒタチ・イズル]]<br />
}}<br />
'''レッドファイブ'''は『[[銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]』の[[登場メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
指揮汎用型として[[ブルーワン]]をベースに開発され、指揮機能を強化された機体。<br />
<br />
JURIA-SYSTEMに[[ヒタチ・イズル]]の遺伝子を組み込んだ、彼の専用機。単体行動可能な人型のコアモジュールが、外部装甲であるアサルトイェーガーと[[合体|リンケージ]]することで大幅に出力をアップする。<br />
ベースであるブルーワンとは対照的に、主に中距離射撃戦をイメージして武装が装備されているが、ウルガルの第二皇子「ジアート」の駆る機体と対等に渡り合うため近距離格闘戦を行う事が多い。<br />
<br />
JURIA-SYSTEMとの相性が良かったイズルのお蔭もあり、他の機体より活躍する場面が早い。<br />
<br />
アニメではコアモジュールのみでの任務・戦闘があったが、各種媒体ではアサルトイェーガー装着状態が基本として扱われている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:初登場作品。2016年11月のイベント「僕らのヒーロー」にて登場。SSRアタッカー。<br />
:イベント中のΩクリスタル30個による確定ガシャの他、10月ログインボーナスのEXチケットと引き替えで入手できる「レッドチケット」でも入手可能であった。チケットは最大で21枚貰えたので、2機が確定入手できる。例によって最終アビリティ解放には2回の限界突破(=3機)が必要。<br />
:「味方戦艦のHP4/5以上」という緩い条件でチーム全体にバフを付与するアビリティ「超ポジティブ」が目立つ。イズルの精神も総じてバランスよくまとまっているので扱いやすい。<br />
:2018年11月のイベント「目覚めよ、ヒーロー!」にてΩスキル搭載大器型ファイターが登場。<br />
:基本的にはアタッカー版の上位互換的性能で、デメリット付きのアビリティ「ザンネンリーダー」が外れ、原作の終盤を再現した必殺スキル「完全覚醒」や「HP3/4以下」という緩い条件、かつ一度発動すれば戦闘終了まで持続する強力な自己バフ「自己防衛本能」を獲得。移動速度バフアビリティを2種持つため、育てきると原作さながらのスピードで戦場を飛び回ってくれる。<br />
:アリーナでは、チームメンバーの精神スキル発動に応じて自己バフがかかる、同時期に実装されたチームラビッツ共通のアビリティを持つ。Pアビリティ「乱打」と合わせると、「完全覚醒」を撃つ度にバフ+コア獲得という凄まじい恩恵を得られる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:最速参戦は宇宙ルート第2話「目指せ、ヒーロー」、もしくは第3話「チームラビッツ出撃」。地上ルートはキーミッション「MJPの子供たち」で参戦する。<br />
:初出撃時にはゴディニオンのピット艦から5機のアッシュが出撃する場面が原作アニメで再現される。<br />
:本体性能はブルーワンとほぼ同一の性能だが、武装傾向・精神コマンド共に原作とは逆にこちらが切り込み役向けの調整になっている。また、パープルツーが居る為か指揮官設定の機能はパイロットスキル共々再現されてない。<br />
:燃費はやや悪いが追加武装やカスタムボーナスの恩恵もありメンバー中でも攻撃力は際立って高い。ただし複数ミッションに渡って武装追加が段階的に行われる為火力不足を感じる期間もそれなりにあり、最強武器を得られるのも終盤の原作決戦ミッションとなる。<br />
:本作では、2021年11月のアップデート時に'''加入済み状態でアップデートを適応すると機体が消滅するという致命的なバグ'''<ref>本機が機体一覧から消滅し任意出撃が不可能となる。この現象が発生するとレッドファイブが出撃出来なくなる他に他のラビッツにて「ラビッツ・フォーメーション」が使用不可能になる。詳細は[https://srw30-thirty.suparobo.jp/news/5940/ 公式サイト]に記載されている。</ref>が発生しており、そちらの修正パッチを当てても別のバグ<ref>AOSアップデートの内容が反映されない等</ref>が発生していた。<br />
:2022年4月20日現在ではこれらのバグは修正済みとなっている。不具合が発生しているセーブデータの場合、出撃準備画面に移行するとAOSアップデート内容などが反映されるので、戦線など適当なミッションを1度プレイすることを推奨する。<br />
:DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」では劇場版参戦に伴い改修機の[[レッドファイブプラス]]が登場するが、あちらは予備のアサルトイェーガーという設定になっている為本機も残存。換装によって切替を行う形になっている。<br />
:レッドファイブプラスは単機での最大火力・射程が劣るが、1機でも他ラビッツが隣接状態の場合、合体攻撃の火力が本機の最大火力を上回る。つまりあちらは合体攻撃の使用を前提にしたバランスの為、単純な上位互換でなく一長一短となっている。単騎運用・射程1の最大火力を求めるならレッドファイブのまま、ラビッツも含めた全体の底上げを考えるならプラス、と言った使い分けでも良いかもしれない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;88式ビームキャノン<br />
:威力・連射性にバランスが良いハンドガン。二挺装備して使用する機会もあった。コアモジュール形態でも使用している。<br />
:『30』では弾数性・移動後使用不可の射撃武装。主に「ロングボウ」追加前での反撃用。<br />
:性能画面や他の動作では基本的にHEPキャノンを右手に持っており、この武装を使う時のみ持ち替える。<br />
;88式格闘用護剣ソードカウンター<br />
:腕部に直接装備する[[ガンダムエクシア|折りたたみ式の短剣]]。88式軽粒子銃アームガンとは選択式。<br />
:主に射撃戦を想定しているレッドファイブに於いては護身用レベルのサブウェポンであったが、レガトゥス専用機の尋常じゃないスピードに付いていくためこの武器で戦い抜く事が多く、実質上のメインウェポンとなった。<br />
:OPでポーズを取りながら両手で展開してる映像が印象深い。<br />
:『X-Ω』では必殺スキルとして採用。前方に突撃し、連続斬りを行う。<br />
:『30』ではOP再現ポーズの後、敵に接近して乱斬りを繰り出す。その関係で右手はHEPキャノンを持って動作を行うが、視認可能な範囲では使用しない。<br />
:片手乱斬りはオペレーション・ゴライアスにてvsジアート機(オーバーロードモード)に行ったモーションの再現だが、原作では全て捌かれた太刀筋がゲームの都合でヒットしている。<br />
;90式遠距離多目的複合砲ロングボウ<br />
:オペレーション・サンダーボルトで配備された肩部ビームキャノン。二門を一つに纏め大出力のビームキャノンとしても使用可能。<br />
:『30』ではキーミッション「ケレス大戦」開始時に追加される。<br />
:弾数制かつ射程2~6で気力不要と反撃に使いやすい射撃武器。ただし威力はソードカウンター以上HEPキャノン以下のポジション。<br />
;89式B型荷電粒子砲(HEPビームキャノン)<br />
:あらゆる戦況に対応する複合兵器。機雷散布・ビームライフル・高威力レールガン・近接用のビームチェーンソーを搭載。ビームキャノンやソードカウンターとの二刀流で扱う事が多い。<br />
:『X-Ω』では通常攻撃に採用。<br />
:『30』では「HEPキャノン」名義。機雷を散布してからビームライフルを撃ちつつ敵の背後を取ってレールガンを放ち、最後に接近してビームチェーンソーで追撃。<br />
:気力制限がある、初期状態での単独最強武器。上記の通り演出の大半は射撃武装だがゲーム中では格闘攻撃。<br />
<br />
==== SRW未使用装備 ====<br />
;88式機動鉈剣ヘビーマチェーテ<br />
:全長と同じ程の両刃実体剣。数少ないレッドファイブの格闘武器だが、こちらはジアート機の動きに剣の重さが付いていけない等活躍の機会に恵まれない。オペレーショ・サンダーゲート、ヘブンズゲートで使用。<br />
;88式内殻式連射銃ニーブロック<br />
:腰部可動ユニットに装備されている内臓銃。威力が低いが連射が効く。グランツェーレ都市学園防衛戦で使用が確認できる。<br />
;88式軽粒子銃アームガン<br />
:腕部に直接装備するビーム銃。威力はそれほど高くないが、その真価は前方に展開する事でビームシールドを発生させる機能であり、これでローズスリーの危機を救った。腕に装備してない場合腿部に装備している。<br />
;90式重多目的複合砲HMランチャー / マルチランチャー<br />
:エレキガン・ショットガン・ライフル・グレネードランチャー等の機能を備えたガトリング銃型の複合兵器。<br />
:アニメに於いては主にライフルとしての使用が目立った。意表を突くため敵に投げつけ弾薬の誘爆を狙った事も。<br />
<br />
==== 本編未使用装備 ====<br />
;脚部追加ソード<br />
:対艦用の大型ブレード。機動力を損なわないためスラスターも装備されている。<br />
;90式近距離複合戦闘装備チェーンレールキャノン1<br />
:肩部に装備する連装ビームキャノン。<br />
;90式近距離複合戦闘装備チェーンレールキャノン2<br />
:クローアームやさらに増やした16門ビームキャノン、スラスター等を増設した上記キャノンの強化版。<br />
;90式重多目的複合砲HMランチャー / 重マルチランチャー<br />
:マルチランチャーの強化版。八種類の弾薬を装備出来る。<br />
<br />
==== 特筆機能 ====<br />
;[[ジュリア・システム]]<br />
:アッシュに搭載されたシステム。搭乗者のDNAを組み込んだAIシステムによって、機体とパイロットをリンクさせ、性能を引き出す。<br />
:実は[[テオーリア]]によってもたらされたウルガルのテクノロジーが使われており、アッシュが最大級の機密とされる原因の一つ。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;フルバーストモード<br />
:JURIA-SYSTEMを完全稼働させた状態、およびその状態で攻撃を行う。この状態になると頭部・背中・腰部が展開し青く発光する。<br />
:強敵であるジアートとの戦闘で主に使用され、発動した際は圧倒的不利な状況から互角以上の戦いが可能になるほど。しかしその代償として機体各部とパイロットのイズルに多大な負担をかけている。<br />
:『30』ではキーミッション「アッシュの影」で追加。HEPキャノンによる連続攻撃を仕掛け、回し蹴りからソードカウンターで一閃する。<br />
;完全覚醒 / 超フルバーストモード<br />
:第24話でのジアート戦における、更なる覚醒シーンの再現。この状態ではフルバーストモードに加え、背中からの青い光が翼状に伸長しこれを駆使した攻防を行う。<br />
:『X-Ω』では『完全覚醒』名義。[Ω]ファイター版での必殺スキル。フルバーストモードを発動し、ソードカウンターで連続攻撃を行う。<br />
:『30』では『超フルバーストモード』名義。キーミッション「オペレーション・ヘヴンズゲート」で追加。<br />
:翼での攻撃からソードカウンター二刀流による乱斬りを行い、最後にアサルトイェーガーを分離してコアモジュールで貫手を繰り出す。これはゲートの爆発とジアートの攻撃により外装が大破した故の苦肉の策であった。<br />
:トドメ演出では分離したアサルトイェーガーとのリンケージを行う。リンケージやチームラビッツ四人から総ツッコミなど、原作での様々なシーンの再現が組み合わされている。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;ラビッツ・フォーメーション<br />
:チームラビッツのアッシュ6機によるフォーメーション攻撃。<br />
:『30』ではキーミッション「アッシュの影」で追加。〆の突撃とカットインは後期OPの再現。<br />
:歴代スパロボで見ても[[ラインバレル mode-C]]のファイナルフェイズに並ぶ'''6機'''ものユニット数を要求される。「30」では味方が未出撃または非隣接状態でも、威力が下がる代わりに使用可能だが、単独使用してもフルバーストモード並みの威力でより良燃費である。全機隣接させた状態なら超フルバーストモードをも上回る本機最強の武装となる。<br />
:各種アッシュで射程やP属性が変化しており、レッドファイブの場合移動後攻撃可能で射程2~4の格闘武器。<br />
<br />
=== [[特殊能力]]===<br />
;防御シールド<br />
:[[バリア]]。ENを消費し、2000以下の射撃武器のダメージを無効化する。ジュリア・システムによって効果が増加する。<br />
;[[ジュリア・システム]]<br />
:HP30%以下で発動し、運動性が増加。気力上昇に応じて、与ダメージ・クリティカル率・防御シールドの効果が上昇する。<br />
;[[ハーモニック・レベル]]<br />
:戦闘結果に応じてハーモニック・レベルが変動。一定の数値ごとに技量・回避・命中に補正がかかる。ハーモニック・レベルが高いほど効果も高くなる。<br />
;[[換装]]<br />
:『30』のみ。[[レッドファイブプラス]]と換装可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:宇宙Sが目立つが、地上でも空陸Aと不便無く戦える。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;特殊能力「ジュリアシステム」が最大発動時、与ダメージ1.2倍、クリティカル率+35%、防御シールド効果+600に強化される<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。気力こそ必要だが効果は強力。[[闘争心]]を育成したり、積極的に前線に出して戦わせたい。<br />
:HP30%以下に運動性が増加する効果については強化されないため、カスタムボーナス取得後も無理に狙う必要はない。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「私は想像する」<br />
:前期OP曲。『30』で採用。DLC適用時は原曲となる。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ブルーワン]]、[[パープルツー]]、[[ローズスリー]]、[[ゴールドフォー]]<br />
:兄弟機。<br />
;[[ブラックシックス]]<br />
:後継機。<br />
;[[レッドファイブプラス]]<br />
:『[[劇場版マジェスティックプリンス -覚醒の遺伝子-]]』に登場するレッドファイブの改修機。オペレーション・ヘブンズゲートで大破したアサルトイェーガーを新規パーツを組み込み修復したもの。可変機能を搭載している。<br />
;オレンジセブン、シルバーエイト、グリーンナイン、マゼンタテン<br />
:『劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子』に登場する後継機。<br />
;ファヌエル<br />
:漫画『マジェスティックプリンス』に登場する機体。「アッシュもどき」と称され、量産型アッシュ(=ブラックシックス)を参考にしたと思われる装備やコクピット内装だが、その外観は明らかにレッドファイブに酷似している。もう一人のイズル「ヒタチ・O・イズル」の専用機。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
* 放映当時、人間サイズのレッドファイブの像が制作され、イベント『コミックマーケット』で販売されたことがある。'''325万円'''と高額だったので買い手がつかず、後に劇場版公開の際、上映館の一つであるTOHOシネマズ新宿前に展示された。アニメ公式Twitterで「[https://twitter.com/MJP_anime/status/786459320674246656 かつてコミケで325万円で限定発売されるも売れなかったその勇姿を見逃すな!]」と言われている。その後もマジェスティックプリンスのイベントがある度にステージに配置されている。<br />
* メカデザイナーの谷裕司氏はレッドファイブの初期稿で「どうせ没になるだろう」と機能やディティールを限界まで盛った本機デザインを提出した結果、気に入られそのまま採用された為に、後続の各アッシュの見た目もてんこ盛り方向に決まってしまったという逸話が残っている。<br />
**腰の可動ユニットや背中の翼などは、本来カット・簡略化しようと考えていたパーツである。<br />
*『30』における消失バグ発生時、原因となったアップデートでは[[ギリアム・イェーガー|ギリアム]]が参戦した他に、Steam版では他ハードに先行して[[V2アサルトバスターガンダム]]のグラフィックの修正が行われた。<br />
**そのため、一部ユーザーはこのバグを原作の出撃禁止の再現という解釈の他に'''ギリアムから[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス|ヒーロー戦記]]の話を聞いたイズルがヒーロー戦記の世界へ旅立ったために消失した'''、'''アサルトバスターの腰部アサルトパーツにされた'''とネタにする声も上がった。<br />
**なお、この消失バグは劇場版に登場する改修機[[レッドファイブプラス]]の追加作業時に発生したものではないかという推測が当時ネットでされ、ブルーワンの戦闘開始時の演出もありDLCにて劇場版の参戦フラグではないかと噂されていた。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00N2E824C</amazon><amazon>B01H4PDL9K</amazon><amazon>B00I8ZJ7YE</amazon><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:れつとふあいふ}}<br />
[[Category:登場メカら行]]<br />
[[Category:銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9&diff=432666
レッドファイブプラス
2022-04-28T17:11:40Z
<p>わんわ: /* 特殊能力 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::RED FIVE+]]<ref>[http://mjp-anime.jp/movie/mecha/mt14.html MECHANIC]、アニメ「劇場版 銀河機攻隊 マジェスティックプリンスー覚醒の遺伝子ー」|OFFICIAL SITE、2022年4月17日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|劇場版マジェスティックプリンス -覚醒の遺伝子-}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|谷裕司}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[AHSMB]] FORWARD LEADER type(アッシュ 指揮汎用型)<br />
| 型式番号 = [[型式番号::AHSMB-005+]]<br />
| 全長 = <br />
| 動力 = <br />
| 光学装置 = <br />
| 主計算機 = <br />
| MMI = [[ジュリア・システム]]<br />
| 開発 = [[MJP機関]]<br />
| 所属 = MJP機関<br />
| パイロット = [[パイロット::ヒタチ・イズル]]<br />
}}<br />
'''レッドファイブプラス'''は『[[銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]』の[[登場メカ|主役メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
「オペレーション・ヘブンズゲート」にて大破した[[レッドファイブ]]のアサルトイェーガーを修理・改修した機体。<br />
<br />
開発途中の新規パーツをベースに、予備パーツや他[[AHSMB|アッシュ]]のパーツなども使用している。アッシュのモジュール機構もあり修理自体は短期間で終わったが、新規パーツ部分のテストなどは行なっておらず、性能はおろか起動するかどうかも未知数となっている。<br />
<br />
背と腰に新規パーツが追加されており、高速飛行形態に変形可能。高速飛行形態は機体の姿勢を上下逆さにすることで[[バルキリー|脚部を利用できる状態]]にもできる。<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」のスペシャルシナリオ「覚醒の遺伝子」にて登場。<br />
:本作では大破したレッドファイブのアサルトイェーガーを修理したものではなく、予備のアサルトイェーガーという設定。その為改修前のレッドファイブも残り、ゲーム的には換装パーツとして入手する。<br />
:移動力・運動性が上昇し空適応S化と足回りが大幅に強化されるが、HPと装甲値は下がる。<br />
:またロングボウ・超フルバーストモードに相応する武器が無く単独での最大火力・最長射程は落ちているが、チームラビッツを他に1機出撃・隣接させた時点で合体攻撃の威力が超フルバーストモードを上回る。<br />
:単純な上位互換でなく一長一短あるため合体攻撃を使用しない単騎運用・射程1の最大火力を求めるならレッドファイブのまま、ラビッツも含めた全体の底上げを考えるならプラス、と言った使い分けでも良いかもしれない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ビームキャノン<br />
:背から伸びる追加パーツの先端に搭載されたビーム機銃。このパーツは高速移動形態では連結して機首となる。<br />
:『30』では弾数だけ88式ビームキャノンになったロングボウといった具合で、良いとこ取りな性能。ただあくまでも反撃の補助程度の性能。<br />
:;巨大ビームキャノン(仮称)<br />
::ビームキャノンを頭上で連結させ、高出力のビームを放つ。劇中では発射の直前で破壊されたため未使用。<br />
::『30』では単体武装としては採用されず、フルコンビネーションの演出内でのみ使用。<br />
;88式格闘用護剣ソードカウンター<br />
:腕部に直接装備する折りたたみ式の短剣。両腕に装備。<br />
:劇中ディオルナ戦では破損した際に投げ捨て、ホワイトゼロがディオルナの視界外から投擲し不意打ちを行う攻撃をしていた。<br />
:『30』では敵に接近して乱斬りを繰り出し、最後にX字に切り抜ける。<br />
;89式B型荷電粒子砲(HEPビームキャノン)<br />
:あらゆる戦況に対応する複合兵器。改修前のレッドファイブが装備していた武装で、プラスは劇場版本編では未使用。<br />
:『30』ではどこからともなく飛来してきた武器をキャッチしてビームライフルを撃ちながら接近し、ビームチェーンソーで切り抜け、トドメにレールガンを放つ。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;フルコンビネーション<br />
:『30』で採用。劇中で行った攻撃を纏めた連続攻撃。高速移動形態で機首を突き刺す体当たりから回し蹴りで吹き飛ばし、変形してビームキャノン、ソードカウンター、巨大ビームキャノンの波状攻撃を放つ。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;ラビッツ・フォーメーションプラス<br />
:『30』にて採用。チームラビッツのアッシュ6機によるフォーメーション攻撃。劇場版で各アッシュが覚醒し、フルバーストモードを発動させたシーンとディオルナ戦をオマージュした技。<br />
:劇中ではホワイトゼロだった部分はフルバーストモードの[[ブルーワン]]に置き換えて再現している。<br />
:パープルツーがデータを処理・リンクし、ローズスリーの足場にしてゴールドフォーが狙撃。レッドファイブプラス、ブルーワン、ブラックシックスが追撃し、トドメにローズスリーから巨大ビームをゴールドフォーとパープルツーで制御しながら放つ。離脱しようとした敵をブラックシックスが押し留めるシーンも再現されている。<br />
=== [[特殊能力]]===<br />
;防御シールド<br />
:[[バリア]]。ENを消費し、2000以下の射撃武器のダメージを無効化する。ジュリア・システムによって効果が増加する。<br />
;[[ジュリア・システム]]<br />
:アッシュに搭載されたシステム。搭乗者のDNAを組み込んだAIシステムによって、機体とパイロットをリンクさせ、性能を引き出す。<br />
:実は[[テオーリア]]によってもたらされたウルガルのテクノロジーが使われており、アッシュが最大級の機密とされる原因の一つ。<br />
:HP30%以下で発動し、運動性が増加。気力上昇に応じて、与ダメージ・クリティカル率・防御シールドの効果が上昇する。<br />
;[[ハーモニック・レベル]]<br />
:戦闘結果に応じてハーモニック・レベルが変動。一定の数値ごとに技量・回避・命中に補正がかかる。ハーモニック・レベルが高いほど効果も高くなる。<br />
;[[換装]]<br />
:『30』では[[レッドファイブ]]と換装可能。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;特殊能力「ジュリアシステム」が最大発動時、与ダメージ1.2倍、クリティカル率+35%、防御シールド効果+600に強化される。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。換装前のレッドファイブと同効果。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「消えない宙」<br />
:劇場版主題歌。『30』で採用。<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[レッドファイブ]]<br />
:原型機。<br />
;[[ブルーワン]]、[[パープルツー]]、[[ローズスリー]]、[[ゴールドフォー]]<br />
:兄弟機。<br />
;[[ブラックシックス]]<br />
:後継機。<br />
;オレンジセブン、シルバーエイト、グリーンナイン、マゼンタテン<br />
:チームフォーンが乗る後継機種。<br />
;ホワイトゼロ<br />
:多用途戦術戦闘兵器。<br />
<!-- == 余談 == --><br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<!-- == 商品情報 ==<br />
<amazon>B00N2E824C</amazon><amazon>B01H4PDL9K</amazon><amazon>B00I8ZJ7YE</amazon> --><br />
{{DEFAULTSORT:れつとふあいふふらす}}<br />
[[Category:登場メカら行]]<br />
[[Category:銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9&diff=432665
レッドファイブプラス
2022-04-28T17:05:05Z
<p>わんわ: /* 装備・機能 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::RED FIVE+]]<ref>[http://mjp-anime.jp/movie/mecha/mt14.html MECHANIC]、アニメ「劇場版 銀河機攻隊 マジェスティックプリンスー覚醒の遺伝子ー」|OFFICIAL SITE、2022年4月17日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|劇場版マジェスティックプリンス -覚醒の遺伝子-}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|谷裕司}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[AHSMB]] FORWARD LEADER type(アッシュ 指揮汎用型)<br />
| 型式番号 = [[型式番号::AHSMB-005+]]<br />
| 全長 = <br />
| 動力 = <br />
| 光学装置 = <br />
| 主計算機 = <br />
| MMI = [[ジュリア・システム]]<br />
| 開発 = [[MJP機関]]<br />
| 所属 = MJP機関<br />
| パイロット = [[パイロット::ヒタチ・イズル]]<br />
}}<br />
'''レッドファイブプラス'''は『[[銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]』の[[登場メカ|主役メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
「オペレーション・ヘブンズゲート」にて大破した[[レッドファイブ]]のアサルトイェーガーを修理・改修した機体。<br />
<br />
開発途中の新規パーツをベースに、予備パーツや他[[AHSMB|アッシュ]]のパーツなども使用している。アッシュのモジュール機構もあり修理自体は短期間で終わったが、新規パーツ部分のテストなどは行なっておらず、性能はおろか起動するかどうかも未知数となっている。<br />
<br />
背と腰に新規パーツが追加されており、高速飛行形態に変形可能。高速飛行形態は機体の姿勢を上下逆さにすることで[[バルキリー|脚部を利用できる状態]]にもできる。<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」のスペシャルシナリオ「覚醒の遺伝子」にて登場。<br />
:本作では大破したレッドファイブのアサルトイェーガーを修理したものではなく、予備のアサルトイェーガーという設定。その為改修前のレッドファイブも残り、ゲーム的には換装パーツとして入手する。<br />
:移動力・運動性が上昇し空適応S化と足回りが大幅に強化されるが、HPと装甲値は下がる。<br />
:またロングボウ・超フルバーストモードに相応する武器が無く単独での最大火力・最長射程は落ちているが、チームラビッツを他に1機出撃・隣接させた時点で合体攻撃の威力が超フルバーストモードを上回る。<br />
:単純な上位互換でなく一長一短あるため合体攻撃を使用しない単騎運用・射程1の最大火力を求めるならレッドファイブのまま、ラビッツも含めた全体の底上げを考えるならプラス、と言った使い分けでも良いかもしれない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ビームキャノン<br />
:背から伸びる追加パーツの先端に搭載されたビーム機銃。このパーツは高速移動形態では連結して機首となる。<br />
:『30』では弾数だけ88式ビームキャノンになったロングボウといった具合で、良いとこ取りな性能。ただあくまでも反撃の補助程度の性能。<br />
:;巨大ビームキャノン(仮称)<br />
::ビームキャノンを頭上で連結させ、高出力のビームを放つ。劇中では発射の直前で破壊されたため未使用。<br />
::『30』では単体武装としては採用されず、フルコンビネーションの演出内でのみ使用。<br />
;88式格闘用護剣ソードカウンター<br />
:腕部に直接装備する折りたたみ式の短剣。両腕に装備。<br />
:劇中ディオルナ戦では破損した際に投げ捨て、ホワイトゼロがディオルナの視界外から投擲し不意打ちを行う攻撃をしていた。<br />
:『30』では敵に接近して乱斬りを繰り出し、最後にX字に切り抜ける。<br />
;89式B型荷電粒子砲(HEPビームキャノン)<br />
:あらゆる戦況に対応する複合兵器。改修前のレッドファイブが装備していた武装で、プラスは劇場版本編では未使用。<br />
:『30』ではどこからともなく飛来してきた武器をキャッチしてビームライフルを撃ちながら接近し、ビームチェーンソーで切り抜け、トドメにレールガンを放つ。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;フルコンビネーション<br />
:『30』で採用。劇中で行った攻撃を纏めた連続攻撃。高速移動形態で機首を突き刺す体当たりから回し蹴りで吹き飛ばし、変形してビームキャノン、ソードカウンター、巨大ビームキャノンの波状攻撃を放つ。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;ラビッツ・フォーメーションプラス<br />
:『30』にて採用。チームラビッツのアッシュ6機によるフォーメーション攻撃。劇場版で各アッシュが覚醒し、フルバーストモードを発動させたシーンとディオルナ戦をオマージュした技。<br />
:劇中ではホワイトゼロだった部分はフルバーストモードの[[ブルーワン]]に置き換えて再現している。<br />
:パープルツーがデータを処理・リンクし、ローズスリーの足場にしてゴールドフォーが狙撃。レッドファイブプラス、ブルーワン、ブラックシックスが追撃し、トドメにローズスリーから巨大ビームをゴールドフォーとパープルツーで制御しながら放つ。離脱しようとした敵をブラックシックスが押し留めるシーンも再現されている。<br />
=== [[特殊能力]]===<br />
;防御シールド<br />
:[[バリア]]。ENを消費し、2000以下の射撃武器のダメージを無効化する。ジュリア・システムによって効果が増加する。<br />
;[[ジュリア・システム]]<br />
:アッシュに搭載されたシステム。搭乗者のDNAを組み込んだAIシステムによって、機体とパイロットをリンクさせ、性能を引き出す。<br />
:実は[[テオーリア]]によってもたらされたウルガルのテクノロジーが使われており、アッシュが最大級の機密とされる原因の一つ。<br />
:HP30%以下で発動し、運動性が増加。気力上昇に応じて、与ダメージ・クリティカル率・防御シールドの効果が上昇する。<br />
;[[ハーモニック・レベル]]<br />
:戦闘結果に応じてハーモニック・レベルが変動。一定の数値ごとに技量・回避・命中に補正がかかる。ハーモニック・レベルが高いほど効果も高くなる。<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;特殊能力「ジュリアシステム」が最大発動時、与ダメージ1.2倍、クリティカル率+35%、防御シールド効果+600に強化される。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。換装前のレッドファイブと同効果。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「消えない宙」<br />
:劇場版主題歌。『30』で採用。<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[レッドファイブ]]<br />
:原型機。<br />
;[[ブルーワン]]、[[パープルツー]]、[[ローズスリー]]、[[ゴールドフォー]]<br />
:兄弟機。<br />
;[[ブラックシックス]]<br />
:後継機。<br />
;オレンジセブン、シルバーエイト、グリーンナイン、マゼンタテン<br />
:チームフォーンが乗る後継機種。<br />
;ホワイトゼロ<br />
:多用途戦術戦闘兵器。<br />
<!-- == 余談 == --><br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<!-- == 商品情報 ==<br />
<amazon>B00N2E824C</amazon><amazon>B01H4PDL9K</amazon><amazon>B00I8ZJ7YE</amazon> --><br />
{{DEFAULTSORT:れつとふあいふふらす}}<br />
[[Category:登場メカら行]]<br />
[[Category:銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%96&diff=432662
レッドファイブ
2022-04-28T16:46:52Z
<p>わんわ: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::RED FIVE]]<ref>[http://mjp-anime.jp/tv/mecha/m01.html MECHANIC]、アニメ「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」|OFFICIAL SITE、2022年2月12日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|銀河機攻隊 マジェスティックプリンス}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|谷裕司}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 開発秘匿名称 = 88式多用途戦術戦闘兵器E型「エゴリウス」<ref>エゴリウス(Aegolius)はキンメフクロウ属の鳥類の学名。</ref><br />
| 分類 = [[AHSMB]] FORWARD LEADER type(アッシュ 指揮汎用型)<br />
| 型式番号 = [[型式番号::AHSMB-005]]<br />
| 全長 = [[全長::14.0 m]]<br />
| 動力 = <br />
;主機<br />
:コーディエレフMAA-004F型アイオネス転換機<br />
;副機<br />
:MBA-108B型アイオネス転換機×2<br />
| 光学装置 = 90式超深度三次元複式立体探査測距機<br />
| 主計算機 = J-MX88E<br />
| MMI = JURIA-SYSTEM<br />
| 開発 = MJP機関<br />
| 所属 = MJP機関<br />
| パイロット = [[パイロット::ヒタチ・イズル]]<br />
}}<br />
'''レッドファイブ'''は『[[銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]』の[[登場メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
指揮汎用型として[[ブルーワン]]をベースに開発され、指揮機能を強化された機体。<br />
<br />
JURIA-SYSTEMに[[ヒタチ・イズル]]の遺伝子を組み込んだ、彼の専用機。単体行動可能な人型のコアモジュールが、外部装甲であるアサルトイェーガーと[[合体|リンケージ]]することで大幅に出力をアップする。<br />
ベースであるブルーワンとは対照的に、主に中距離射撃戦をイメージして武装が装備されているが、ウルガルの第二皇子「ジアート」の駆る機体と対等に渡り合うため近距離格闘戦を行う事が多い。<br />
<br />
JURIA-SYSTEMとの相性が良かったイズルのお蔭もあり、他の機体より活躍する場面が早い。<br />
<br />
アニメではコアモジュールのみでの任務・戦闘があったが、各種媒体ではアサルトイェーガー装着状態が基本として扱われている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:初登場作品。2016年11月のイベント「僕らのヒーロー」にて登場。SSRアタッカー。<br />
:イベント中のΩクリスタル30個による確定ガシャの他、10月ログインボーナスのEXチケットと引き替えで入手できる「レッドチケット」でも入手可能であった。チケットは最大で21枚貰えたので、2機が確定入手できる。例によって最終アビリティ解放には2回の限界突破(=3機)が必要。<br />
:「味方戦艦のHP4/5以上」という緩い条件でチーム全体にバフを付与するアビリティ「超ポジティブ」が目立つ。イズルの精神も総じてバランスよくまとまっているので扱いやすい。<br />
:2018年11月のイベント「目覚めよ、ヒーロー!」にてΩスキル搭載大器型ファイターが登場。<br />
:基本的にはアタッカー版の上位互換的性能で、デメリット付きのアビリティ「ザンネンリーダー」が外れ、原作の終盤を再現した必殺スキル「完全覚醒」や「HP3/4以下」という緩い条件、かつ一度発動すれば戦闘終了まで持続する強力な自己バフ「自己防衛本能」を獲得。移動速度バフアビリティを2種持つため、育てきると原作さながらのスピードで戦場を飛び回ってくれる。<br />
:アリーナでは、チームメンバーの精神スキル発動に応じて自己バフがかかる、同時期に実装されたチームラビッツ共通のアビリティを持つ。Pアビリティ「乱打」と合わせると、「完全覚醒」を撃つ度にバフ+コア獲得という凄まじい恩恵を得られる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:最速参戦は宇宙ルート第2話「目指せ、ヒーロー」、もしくは第3話「チームラビッツ出撃」。地上ルートはキーミッション「MJPの子供たち」で参戦する。<br />
:初出撃時にはゴディニオンのピット艦から5機のアッシュが出撃する場面が原作アニメで再現される。<br />
:本体性能はブルーワンとほぼ同一の性能だが、武装傾向・精神コマンド共に原作とは逆にこちらが切り込み役向けの調整になっている。また、パープルツーが居る為か指揮官設定の機能はパイロットスキル共々再現されてない。<br />
:燃費はやや悪いが追加武装やカスタムボーナスの恩恵もありメンバー中でも攻撃力は際立って高い。ただし複数ミッションに渡って武装追加が段階的に行われる為火力不足を感じる期間もそれなりにあり、最強武器を得られるのも終盤の原作決戦ミッションとなる。<br />
:本作では、2021年11月のアップデート時に'''加入済み状態でアップデートを適応すると機体が消滅するという致命的なバグ'''<ref>本機が機体一覧から消滅し任意出撃が不可能となる。この現象が発生するとレッドファイブが出撃出来なくなる他に他のラビッツにて「ラビッツ・フォーメーション」が使用不可能になる。詳細は[https://srw30-thirty.suparobo.jp/news/5940/ 公式サイト]に記載されている。</ref>が発生しており、そちらの修正パッチを当てても別のバグ<ref>AOSアップデートの内容が反映されない等</ref>が発生していた。<br />
:2022年4月20日現在ではこれらのバグは修正済みとなっている。不具合が発生しているセーブデータの場合、出撃準備画面に移行するとAOSアップデート内容などが反映されるので、戦線など適当なミッションを1度プレイすることを推奨する。<br />
:DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」では劇場版参戦に伴い改修機の[[レッドファイブプラス]]が登場するが、あちらは予備のアサルトイェーガーという設定になっている為本機も残存。換装によって切替を行う形になっている。<br />
:レッドファイブプラスは単機での最大火力・射程が劣るが、1機でも他ラビッツが隣接状態の場合、合体攻撃の火力が本機の最大火力を上回る。つまりあちらは合体攻撃の使用を前提にしたバランスの為、単純な上位互換でなく一長一短となっている。単騎運用・射程1の最大火力を求めるならレッドファイブのまま、ラビッツも含めた全体の底上げを考えるならプラス、と言った使い分けでも良いかもしれない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;88式ビームキャノン<br />
:威力・連射性にバランスが良いハンドガン。二挺装備して使用する機会もあった。コアモジュール形態でも使用している。<br />
:『30』では弾数性・移動後使用不可の射撃武装。主に「ロングボウ」追加前での反撃用。<br />
:性能画面や他の動作では基本的にHEPキャノンを右手に持っており、この武装を使う時のみ持ち替える。<br />
;88式格闘用護剣ソードカウンター<br />
:腕部に直接装備する[[ガンダムエクシア|折りたたみ式の短剣]]。88式軽粒子銃アームガンとは選択式。<br />
:主に射撃戦を想定しているレッドファイブに於いては護身用レベルのサブウェポンであったが、レガトゥス専用機の尋常じゃないスピードに付いていくためこの武器で戦い抜く事が多く、実質上のメインウェポンとなった。<br />
:OPでポーズを取りながら両手で展開してる映像が印象深い。<br />
:『X-Ω』では必殺スキルとして採用。前方に突撃し、連続斬りを行う。<br />
:『30』ではOP再現ポーズの後、敵に接近して乱斬りを繰り出す。その関係で右手はHEPキャノンを持って動作を行うが、視認可能な範囲では使用しない。<br />
:片手乱斬りはオペレーション・ゴライアスにてvsジアート機(オーバーロードモード)に行ったモーションの再現だが、原作では全て捌かれた太刀筋がゲームの都合でヒットしている。<br />
;90式遠距離多目的複合砲ロングボウ<br />
:オペレーション・サンダーボルトで配備された肩部ビームキャノン。二門を一つに纏め大出力のビームキャノンとしても使用可能。<br />
:『30』ではキーミッション「ケレス大戦」開始時に追加される。<br />
:弾数制かつ射程2~6で気力不要と反撃に使いやすい射撃武器。ただし威力はソードカウンター以上HEPキャノン以下のポジション。<br />
;89式B型荷電粒子砲(HEPビームキャノン)<br />
:あらゆる戦況に対応する複合兵器。機雷散布・ビームライフル・高威力レールガン・近接用のビームチェーンソーを搭載。ビームキャノンやソードカウンターとの二刀流で扱う事が多い。<br />
:『X-Ω』では通常攻撃に採用。<br />
:『30』では「HEPキャノン」名義。機雷を散布してからビームライフルを撃ちつつ敵の背後を取ってレールガンを放ち、最後に接近してビームチェーンソーで追撃。<br />
:気力制限がある、初期状態での単独最強武器。上記の通り演出の大半は射撃武装だがゲーム中では格闘攻撃。<br />
<br />
==== SRW未使用装備 ====<br />
;88式機動鉈剣ヘビーマチェーテ<br />
:全長と同じ程の両刃実体剣。数少ないレッドファイブの格闘武器だが、こちらはジアート機の動きに剣の重さが付いていけない等活躍の機会に恵まれない。オペレーショ・サンダーゲート、ヘブンズゲートで使用。<br />
;88式内殻式連射銃ニーブロック<br />
:腰部可動ユニットに装備されている内臓銃。威力が低いが連射が効く。グランツェーレ都市学園防衛戦で使用が確認できる。<br />
;88式軽粒子銃アームガン<br />
:腕部に直接装備するビーム銃。威力はそれほど高くないが、その真価は前方に展開する事でビームシールドを発生させる機能であり、これでローズスリーの危機を救った。腕に装備してない場合腿部に装備している。<br />
;90式重多目的複合砲HMランチャー / マルチランチャー<br />
:エレキガン・ショットガン・ライフル・グレネードランチャー等の機能を備えたガトリング銃型の複合兵器。<br />
:アニメに於いては主にライフルとしての使用が目立った。意表を突くため敵に投げつけ弾薬の誘爆を狙った事も。<br />
<br />
==== 本編未使用装備 ====<br />
;脚部追加ソード<br />
:対艦用の大型ブレード。機動力を損なわないためスラスターも装備されている。<br />
;90式近距離複合戦闘装備チェーンレールキャノン1<br />
:肩部に装備する連装ビームキャノン。<br />
;90式近距離複合戦闘装備チェーンレールキャノン2<br />
:クローアームやさらに増やした16門ビームキャノン、スラスター等を増設した上記キャノンの強化版。<br />
;90式重多目的複合砲HMランチャー / 重マルチランチャー<br />
:マルチランチャーの強化版。八種類の弾薬を装備出来る。<br />
<br />
==== 特筆機能 ====<br />
;[[ジュリア・システム]]<br />
:アッシュに搭載されたシステム。搭乗者のDNAを組み込んだAIシステムによって、機体とパイロットをリンクさせ、性能を引き出す。<br />
:実は[[テオーリア]]によってもたらされたウルガルのテクノロジーが使われており、アッシュが最大級の機密とされる原因の一つ。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;フルバーストモード<br />
:JURIA-SYSTEMを完全稼働させた状態、およびその状態で攻撃を行う。この状態になると頭部・背中・腰部が展開し青く発光する。<br />
:強敵であるジアートとの戦闘で主に使用され、発動した際は圧倒的不利な状況から互角以上の戦いが可能になるほど。しかしその代償として機体各部とパイロットのイズルに多大な負担をかけている。<br />
:『30』ではキーミッション「アッシュの影」で追加。HEPキャノンによる連続攻撃を仕掛け、回し蹴りからソードカウンターで一閃する。<br />
;完全覚醒 / 超フルバーストモード<br />
:第24話でのジアート戦における、更なる覚醒シーンの再現。この状態ではフルバーストモードに加え、背中からの青い光が翼状に伸長しこれを駆使した攻防を行う。<br />
:『X-Ω』では『完全覚醒』名義。[Ω]ファイター版での必殺スキル。フルバーストモードを発動し、ソードカウンターで連続攻撃を行う。<br />
:『30』では『超フルバーストモード』名義。キーミッション「オペレーション・ヘヴンズゲート」で追加。<br />
:翼での攻撃からソードカウンター二刀流による乱斬りを行い、最後にアサルトイェーガーを分離してコアモジュールで貫手を繰り出す。これはゲートの爆発とジアートの攻撃により外装が大破した故の苦肉の策であった。<br />
:トドメ演出では分離したアサルトイェーガーとのリンケージを行う。リンケージやチームラビッツ四人から総ツッコミなど、原作での様々なシーンの再現が組み合わされている。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;ラビッツ・フォーメーション<br />
:チームラビッツのアッシュ6機によるフォーメーション攻撃。<br />
:『30』ではキーミッション「アッシュの影」で追加。〆の突撃とカットインは後期OPの再現。<br />
:歴代スパロボで見ても[[ラインバレル mode-C]]のファイナルフェイズに並ぶ'''6機'''ものユニット数を要求される。「30」では味方が未出撃または非隣接状態でも、威力が下がる代わりに使用可能だが、単独使用してもフルバーストモード並みの威力でより良燃費である。全機隣接させた状態なら超フルバーストモードをも上回る本機最強の武装となる。<br />
:各種アッシュで射程やP属性が変化しており、レッドファイブの場合移動後攻撃可能で射程2~4の格闘武器。<br />
<br />
=== [[特殊能力]]===<br />
;防御シールド<br />
:[[バリア]]。ENを消費し、2000以下の射撃武器のダメージを無効化する。ジュリア・システムによって効果が増加する。<br />
;[[ジュリア・システム]]<br />
:HP30%以下で発動し、運動性が増加。気力上昇に応じて、与ダメージ・クリティカル率・防御シールドの効果が上昇する。<br />
;[[ハーモニック・レベル]]<br />
:戦闘結果に応じてハーモニック・レベルが変動。一定の数値ごとに技量・回避・命中に補正がかかる。ハーモニック・レベルが高いほど効果も高くなる。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:宇宙Sが目立つが、地上でも空陸Aと不便無く戦える。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;特殊能力「ジュリアシステム」が最大発動時、与ダメージ1.2倍、クリティカル率+35%、防御シールド効果+600に強化される<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。気力こそ必要だが効果は強力。[[闘争心]]を育成したり、積極的に前線に出して戦わせたい。<br />
:HP30%以下に運動性が増加する効果については強化されないため、カスタムボーナス取得後も無理に狙う必要はない。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「私は想像する」<br />
:前期OP曲。『30』で採用。DLC適用時は原曲となる。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ブルーワン]]、[[パープルツー]]、[[ローズスリー]]、[[ゴールドフォー]]<br />
:兄弟機。<br />
;[[ブラックシックス]]<br />
:後継機。<br />
;[[レッドファイブプラス]]<br />
:『[[劇場版マジェスティックプリンス -覚醒の遺伝子-]]』に登場するレッドファイブの改修機。オペレーション・ヘブンズゲートで大破したアサルトイェーガーを新規パーツを組み込み修復したもの。可変機能を搭載している。<br />
;オレンジセブン、シルバーエイト、グリーンナイン、マゼンタテン<br />
:『劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子』に登場する後継機。<br />
;ファヌエル<br />
:漫画『マジェスティックプリンス』に登場する機体。「アッシュもどき」と称され、量産型アッシュ(=ブラックシックス)を参考にしたと思われる装備やコクピット内装だが、その外観は明らかにレッドファイブに酷似している。もう一人のイズル「ヒタチ・O・イズル」の専用機。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
* 放映当時、人間サイズのレッドファイブの像が制作され、イベント『コミックマーケット』で販売されたことがある。'''325万円'''と高額だったので買い手がつかず、後に劇場版公開の際、上映館の一つであるTOHOシネマズ新宿前に展示された。アニメ公式Twitterで「[https://twitter.com/MJP_anime/status/786459320674246656 かつてコミケで325万円で限定発売されるも売れなかったその勇姿を見逃すな!]」と言われている。その後もマジェスティックプリンスのイベントがある度にステージに配置されている。<br />
* メカデザイナーの谷裕司氏はレッドファイブの初期稿で「どうせ没になるだろう」と機能やディティールを限界まで盛った本機デザインを提出した結果、気に入られそのまま採用された為に、後続の各アッシュの見た目もてんこ盛り方向に決まってしまったという逸話が残っている。<br />
**腰の可動ユニットや背中の翼などは、本来カット・簡略化しようと考えていたパーツである。<br />
*『30』における消失バグ発生時、原因となったアップデートでは[[ギリアム・イェーガー|ギリアム]]が参戦した他に、Steam版では他ハードに先行して[[V2アサルトバスターガンダム]]のグラフィックの修正が行われた。<br />
**そのため、一部ユーザーはこのバグを原作の出撃禁止の再現という解釈の他に'''ギリアムから[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス|ヒーロー戦記]]の話を聞いたイズルがヒーロー戦記の世界へ旅立ったために消失した'''、'''アサルトバスターの腰部アサルトパーツにされた'''とネタにする声も上がった。<br />
**なお、この消失バグは劇場版に登場する改修機[[レッドファイブプラス]]の追加作業時に発生したものではないかという推測が当時ネットでされ、ブルーワンの戦闘開始時の演出もありDLCにて劇場版の参戦フラグではないかと噂されていた。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00N2E824C</amazon><amazon>B01H4PDL9K</amazon><amazon>B00I8ZJ7YE</amazon><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:れつとふあいふ}}<br />
[[Category:登場メカら行]]<br />
[[Category:銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9&diff=432660
レッドファイブプラス
2022-04-28T16:38:26Z
<p>わんわ: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::RED FIVE+]]<ref>[http://mjp-anime.jp/movie/mecha/mt14.html MECHANIC]、アニメ「劇場版 銀河機攻隊 マジェスティックプリンスー覚醒の遺伝子ー」|OFFICIAL SITE、2022年4月17日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|劇場版マジェスティックプリンス -覚醒の遺伝子-}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|谷裕司}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = [[AHSMB]] FORWARD LEADER type(アッシュ 指揮汎用型)<br />
| 型式番号 = [[型式番号::AHSMB-005+]]<br />
| 全長 = <br />
| 動力 = <br />
| 光学装置 = <br />
| 主計算機 = <br />
| MMI = [[ジュリア・システム]]<br />
| 開発 = [[MJP機関]]<br />
| 所属 = MJP機関<br />
| パイロット = [[パイロット::ヒタチ・イズル]]<br />
}}<br />
'''レッドファイブプラス'''は『[[銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]』の[[登場メカ|主役メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
「オペレーション・ヘブンズゲート」にて大破した[[レッドファイブ]]のアサルトイェーガーを修理・改修した機体。<br />
<br />
開発途中の新規パーツをベースに、予備パーツや他[[AHSMB|アッシュ]]のパーツなども使用している。アッシュのモジュール機構もあり修理自体は短期間で終わったが、新規パーツ部分のテストなどは行なっておらず、性能はおろか起動するかどうかも未知数となっている。<br />
<br />
背と腰に新規パーツが追加されており、高速飛行形態に変形可能。高速飛行形態は機体の姿勢を上下逆さにすることで[[バルキリー|脚部を利用できる状態]]にもできる。<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」のスペシャルシナリオ「覚醒の遺伝子」にて登場。<br />
:本作では大破したレッドファイブのアサルトイェーガーを修理したものではなく、予備のアサルトイェーガーという設定。その為改修前のレッドファイブも残り、ゲーム的には換装パーツとして入手する。<br />
:移動力・運動性が上昇し空適応S化と足回りが大幅に強化されるが、HPと装甲値は下がる。<br />
:またロングボウ・超フルバーストモードに相応する武器が無く単独での最大火力・最長射程は落ちているが、チームラビッツを他に1機出撃・隣接させた時点で合体攻撃の威力が超フルバーストモードを上回る。<br />
:単純な上位互換でなく一長一短あるため合体攻撃を使用しない単騎運用・射程1の最大火力を求めるならレッドファイブのまま、ラビッツも含めた全体の底上げを考えるならプラス、と言った使い分けでも良いかもしれない。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;ビームキャノン<br />
:背から伸びる追加パーツの先端に搭載されたビーム機銃。このパーツは高速移動形態では連結して機首となる。<br />
:『30』では88式ビームキャノンの互換ポジション。<br />
:;巨大ビームキャノン(仮称)<br />
:ビームキャノンを頭上で連結させ、高出力のビームを放つ。劇中では発射の直前で破壊されたため未使用。<br />
:『30』では単体武装としては採用されず、フルコンビネーションの演出内でのみ使用。<br />
;88式格闘用護剣ソードカウンター<br />
:腕部に直接装備する折りたたみ式の短剣。両腕に装備。<br />
:劇中では破損した際に投げ捨て、それをホワイトゼロが投擲するといった攻撃をしていた。<br />
;89式B型荷電粒子砲(HEPビームキャノン)<br />
:あらゆる戦況に対応する複合兵器。機雷散布・ビームライフル・高威力レールガン・近接用のビームチェーンソーを搭載。。改修前のレッドファイブが装備していた武装で、プラスは劇場版本編では未使用。<br />
:『30』では単体の準最強武装として採用。どこからともなく飛来してきた武器をキャッチしてビームライフルを撃ちながら接近し、ビームチェーンソーで切り抜け、トドメにレールガンを放つ。<br />
<br />
==== 特筆機能 ====<br />
;[[ジュリア・システム]]<br />
:アッシュに搭載されたシステム。搭乗者のDNAを組み込んだAIシステムによって、機体とパイロットをリンクさせ、性能を引き出す。<br />
:実は[[テオーリア]]によってもたらされたウルガルのテクノロジーが使われており、アッシュが最大級の機密とされる原因の一つ。<br />
==== 必殺技 ====<br />
;フルコンビネーション<br />
:『30』で採用。劇中で行った攻撃を纏めた連続攻撃。[[Ζガンダム|高速移動形態で機首を突き刺す体当たり]]から回し蹴りで吹き飛ばし、変形してビームキャノン、ソードカウンター、巨大ビームキャノンの波状攻撃を放つ。<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;ラビッツ・フォーメーションプラス<br />
:『30』にて採用。チームラビッツのアッシュ6機によるフォーメーション攻撃。劇場版で各アッシュが覚醒し、フルバーストモードを発動させたシーンとディオルナ戦をオマージュした技。<br />
:劇中ではホワイトゼロだった部分はフルバーストモードの[[ブルーワン]]に置き換えて再現している。<br />
:パープルツーがデータを処理・リンクし、ローズスリーの足場にしてゴールドフォーが狙撃。レッドファイブプラス、ブルーワン、ブラックシックスが追撃し、トドメにローズスリーから巨大ビームをゴールドフォーとパープルツーで制御しながら放つ。離脱しようとした敵をブラックシックスが押し留めるシーンも再現されている。<br />
=== [[特殊能力]]===<br />
;防御シールド<br />
:[[バリア]]。ENを消費し、2000以下の射撃武器のダメージを無効化する。ジュリア・システムによって効果が増加する。<br />
;[[ジュリア・システム]]<br />
:HP30%以下で発動し、運動性が増加。気力上昇に応じて、与ダメージ・クリティカル率・防御シールドの効果が上昇する。<br />
;[[ハーモニック・レベル]]<br />
:戦闘結果に応じてハーモニック・レベルが変動。一定の数値ごとに技量・回避・命中に補正がかかる。ハーモニック・レベルが高いほど効果も高くなる。<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
:<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;特殊能力「ジュリアシステム」が最大発動時、与ダメージ1.2倍、クリティカル率+35%、防御シールド効果+600に強化される。<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。換装前のレッドファイブと同効果。<br />
== 機体BGM ==<br />
;「消えない宙」<br />
:劇場版主題歌。『30』で採用。<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[レッドファイブ]]<br />
:原型機。<br />
;[[ブルーワン]]、[[パープルツー]]、[[ローズスリー]]、[[ゴールドフォー]]<br />
:兄弟機。<br />
;[[ブラックシックス]]<br />
:後継機。<br />
;オレンジセブン、シルバーエイト、グリーンナイン、マゼンタテン<br />
:チームフォーンが乗る後継機種。<br />
;ホワイトゼロ<br />
:多用途戦術戦闘兵器。<br />
<!-- == 余談 == --><br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<!-- == 商品情報 ==<br />
<amazon>B00N2E824C</amazon><amazon>B01H4PDL9K</amazon><amazon>B00I8ZJ7YE</amazon> --><br />
{{DEFAULTSORT:れつとふあいふふらす}}<br />
[[Category:登場メカら行]]<br />
[[Category:銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%96&diff=432657
レッドファイブ
2022-04-28T16:21:21Z
<p>わんわ: </p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::RED FIVE]]<ref>[http://mjp-anime.jp/tv/mecha/m01.html MECHANIC]、アニメ「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」|OFFICIAL SITE、2022年2月12日閲覧。</ref><br />
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|銀河機攻隊 マジェスティックプリンス}}<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|谷裕司}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 開発秘匿名称 = 88式多用途戦術戦闘兵器E型「エゴリウス」<ref>エゴリウス(Aegolius)はキンメフクロウ属の鳥類の学名。</ref><br />
| 分類 = [[AHSMB]] FORWARD LEADER type(アッシュ 指揮汎用型)<br />
| 型式番号 = [[型式番号::AHSMB-005]]<br />
| 全長 = [[全長::14.0 m]]<br />
| 動力 = <br />
;主機<br />
:コーディエレフMAA-004F型アイオネス転換機<br />
;副機<br />
:MBA-108B型アイオネス転換機×2<br />
| 光学装置 = 90式超深度三次元複式立体探査測距機<br />
| 主計算機 = J-MX88E<br />
| MMI = JURIA-SYSTEM<br />
| 開発 = MJP機関<br />
| 所属 = MJP機関<br />
| パイロット = [[パイロット::ヒタチ・イズル]]<br />
}}<br />
'''レッドファイブ'''は『[[銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]』の[[登場メカ]]。<br />
== 概要 ==<br />
指揮汎用型として[[ブルーワン]]をベースに開発され、指揮機能を強化された機体。<br />
<br />
JURIA-SYSTEMに[[ヒタチ・イズル]]の遺伝子を組み込んだ、彼の専用機。単体行動可能な人型のコアモジュールが、外部装甲であるアサルトイェーガーと[[合体|リンケージ]]することで大幅に出力をアップする。<br />
ベースであるブルーワンとは対照的に、主に中距離射撃戦をイメージして武装が装備されているが、ウルガルの第二皇子「ジアート」の駆る機体と対等に渡り合うため近距離格闘戦を行う事が多い。<br />
<br />
JURIA-SYSTEMとの相性が良かったイズルのお蔭もあり、他の機体より活躍する場面が早い。<br />
<br />
アニメではコアモジュールのみでの任務・戦闘があったが、各種媒体ではアサルトイェーガー装着状態が基本として扱われている。<br />
<br />
== 登場作品と役柄 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}<br />
:初登場作品。2016年11月のイベント「僕らのヒーロー」にて登場。SSRアタッカー。<br />
:イベント中のΩクリスタル30個による確定ガシャの他、10月ログインボーナスのEXチケットと引き替えで入手できる「レッドチケット」でも入手可能であった。チケットは最大で21枚貰えたので、2機が確定入手できる。例によって最終アビリティ解放には2回の限界突破(=3機)が必要。<br />
:「味方戦艦のHP4/5以上」という緩い条件でチーム全体にバフを付与するアビリティ「超ポジティブ」が目立つ。イズルの精神も総じてバランスよくまとまっているので扱いやすい。<br />
:2018年11月のイベント「目覚めよ、ヒーロー!」にてΩスキル搭載大器型ファイターが登場。<br />
:基本的にはアタッカー版の上位互換的性能で、デメリット付きのアビリティ「ザンネンリーダー」が外れ、原作の終盤を再現した必殺スキル「完全覚醒」や「HP3/4以下」という緩い条件、かつ一度発動すれば戦闘終了まで持続する強力な自己バフ「自己防衛本能」を獲得。移動速度バフアビリティを2種持つため、育てきると原作さながらのスピードで戦場を飛び回ってくれる。<br />
:アリーナでは、チームメンバーの精神スキル発動に応じて自己バフがかかる、同時期に実装されたチームラビッツ共通のアビリティを持つ。Pアビリティ「乱打」と合わせると、「完全覚醒」を撃つ度にバフ+コア獲得という凄まじい恩恵を得られる。<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:最速参戦は宇宙ルート第2話「目指せ、ヒーロー」、もしくは第3話「チームラビッツ出撃」。地上ルートはキーミッション「MJPの子供たち」で参戦する。<br />
:初出撃時にはゴディニオンのピット艦から5機のアッシュが出撃する場面が原作アニメで再現される。<br />
:本体性能はブルーワンとほぼ同一の性能だが、武装傾向・精神コマンド共に原作とは逆にこちらが切り込み役向けの調整になっている。また、パープルツーが居る為か指揮官設定の機能はパイロットスキル共々再現されてない。<br />
:燃費はやや悪いが追加武装やカスタムボーナスの恩恵もありメンバー中でも攻撃力は際立って高い。ただし複数ミッションに渡って武装追加が段階的に行われる為火力不足を感じる期間もそれなりにあり、最強武器を得られるのも終盤の原作決戦ミッションとなる。<br />
:DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」では[[レッドファイブプラス]]への換装パーツが追加。あちらはフルバーストモード2種が無い代わりに合体攻撃が強化される形なのでチーム・ラビッツ全体の火力向上が行われる。単体の火力だけ特化させる場合は本機、合体攻撃を使用するながらプラスへの換装という運用になる。<br />
:本作では、2021年11月のアップデート時に'''加入済み状態でアップデートを適応すると機体が消滅するという致命的なバグ'''<ref>本機が機体一覧から消滅し任意出撃が不可能となる。この現象が発生するとレッドファイブが出撃出来なくなる他に他のアッシュにて「ラビッツ・フォーメーション」が使用不可能になる。詳細は[https://srw30-thirty.suparobo.jp/news/5940/ 公式サイト]に記載されている。</ref>が発生しており、そちらの修正パッチを当てても別のバグ<ref>AOSアップデートの内容が反映されない等</ref>が発生していた。<br />
:2022年4月20日現在ではこれらのバグは修正済みとなっている。不具合が発生しているセーブデータの場合、出撃準備画面に移行するとAOSアップデート内容などが反映されるので、戦線など適当なミッションを1度プレイすることを推奨する。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;88式ビームキャノン<br />
:威力・連射性にバランスが良いハンドガン。二挺装備して使用する機会もあった。コアモジュール形態でも使用している。<br />
:『30』では弾数性・移動後使用不可の射撃武装。主に「ロングボウ」追加前での反撃用。<br />
:性能画面や他の動作では基本的にHEPキャノンを右手に持っており、この武装を使う時のみ持ち替える。<br />
;88式格闘用護剣ソードカウンター<br />
:腕部に直接装備する[[ガンダムエクシア|折りたたみ式の短剣]]。88式軽粒子銃アームガンとは選択式。<br />
:主に射撃戦を想定しているレッドファイブに於いては護身用レベルのサブウェポンであったが、レガトゥス専用機の尋常じゃないスピードに付いていくためこの武器で戦い抜く事が多く、実質上のメインウェポンとなった。<br />
:OPでポーズを取りながら両手で展開してる映像が印象深い。<br />
:『X-Ω』では必殺スキルとして採用。前方に突撃し、連続斬りを行う。<br />
:『30』ではOP再現ポーズの後、敵に接近して乱斬りを繰り出す。その関係で右手はHEPキャノンを持って動作を行うが、視認可能な範囲では使用しない。<br />
:片手乱斬りはオペレーション・ゴライアスにてvsジアート機(オーバーロードモード)に行ったモーションの再現だが、原作では全て捌かれた太刀筋がゲームの都合でヒットしている。<br />
;90式遠距離多目的複合砲ロングボウ<br />
:オペレーション・サンダーボルトで配備された肩部ビームキャノン。二門を一つに纏め大出力のビームキャノンとしても使用可能。<br />
:『30』ではキーミッション「ケレス大戦」開始時に追加される。<br />
:弾数制かつ射程2~6で気力不要と反撃に使いやすい射撃武器。ただし威力はソードカウンター以上HEPキャノン以下のポジション。<br />
;89式B型荷電粒子砲(HEPビームキャノン)<br />
:あらゆる戦況に対応する複合兵器。機雷散布・ビームライフル・高威力レールガン・近接用のビームチェーンソーを搭載。ビームキャノンやソードカウンターとの二刀流で扱う事が多い。<br />
:『X-Ω』では通常攻撃に採用。<br />
:『30』では「HEPキャノン」名義。機雷を散布してからビームライフルを撃ちつつ敵の背後を取ってレールガンを放ち、最後に接近してビームチェーンソーで追撃。<br />
:気力制限がある、初期状態での単独最強武器。上記の通り演出の大半は射撃武装だがゲーム中では格闘攻撃。<br />
<br />
==== SRW未使用装備 ====<br />
;88式機動鉈剣ヘビーマチェーテ<br />
:全長と同じ程の両刃実体剣。数少ないレッドファイブの格闘武器だが、こちらはジアート機の動きに剣の重さが付いていけない等活躍の機会に恵まれない。オペレーショ・サンダーゲート、ヘブンズゲートで使用。<br />
;88式内殻式連射銃ニーブロック<br />
:腰部可動ユニットに装備されている内臓銃。威力が低いが連射が効く。グランツェーレ都市学園防衛戦で使用が確認できる。<br />
;88式軽粒子銃アームガン<br />
:腕部に直接装備するビーム銃。威力はそれほど高くないが、その真価は前方に展開する事でビームシールドを発生させる機能であり、これでローズスリーの危機を救った。腕に装備してない場合腿部に装備している。<br />
;90式重多目的複合砲HMランチャー / マルチランチャー<br />
:エレキガン・ショットガン・ライフル・グレネードランチャー等の機能を備えたガトリング銃型の複合兵器。<br />
:アニメに於いては主にライフルとしての使用が目立った。意表を突くため敵に投げつけ弾薬の誘爆を狙った事も。<br />
<br />
==== 本編未使用装備 ====<br />
;脚部追加ソード<br />
:対艦用の大型ブレード。機動力を損なわないためスラスターも装備されている。<br />
;90式近距離複合戦闘装備チェーンレールキャノン1<br />
:肩部に装備する連装ビームキャノン。<br />
;90式近距離複合戦闘装備チェーンレールキャノン2<br />
:クローアームやさらに増やした16門ビームキャノン、スラスター等を増設した上記キャノンの強化版。<br />
;90式重多目的複合砲HMランチャー / 重マルチランチャー<br />
:マルチランチャーの強化版。八種類の弾薬を装備出来る。<br />
<br />
==== 特筆機能 ====<br />
;[[ジュリア・システム]]<br />
:アッシュに搭載されたシステム。搭乗者のDNAを組み込んだAIシステムによって、機体とパイロットをリンクさせ、性能を引き出す。<br />
:実は[[テオーリア]]によってもたらされたウルガルのテクノロジーが使われており、アッシュが最大級の機密とされる原因の一つ。<br />
<br />
==== 必殺技 ====<br />
;フルバーストモード<br />
:JURIA-SYSTEMを完全稼働させた状態、およびその状態で攻撃を行う。この状態になると頭部・背中・腰部が展開し青く発光する。<br />
:強敵であるジアートとの戦闘で主に使用され、発動した際は圧倒的不利な状況から互角以上の戦いが可能になるほど。しかしその代償として機体各部とパイロットのイズルに多大な負担をかけている。<br />
:『30』ではキーミッション「アッシュの影」で追加。HEPキャノンによる連続攻撃を仕掛け、回し蹴りからソードカウンターで一閃する。<br />
;完全覚醒 / 超フルバーストモード<br />
:第24話でのジアート戦における、更なる覚醒シーンの再現。この状態ではフルバーストモードに加え、背中からの青い光が翼状に伸長しこれを駆使した攻防を行う。<br />
:『X-Ω』では『完全覚醒』名義。[Ω]ファイター版での必殺スキル。フルバーストモードを発動し、ソードカウンターで連続攻撃を行う。<br />
:『30』では『超フルバーストモード』名義。キーミッション「オペレーション・ヘヴンズゲート」で追加。<br />
:翼での攻撃からソードカウンター二刀流による乱斬りを行い、最後にアサルトイェーガーを分離してコアモジュールで貫手を繰り出す。これはゲートの爆発とジアートの攻撃により外装が大破した故の苦肉の策であった。<br />
:トドメ演出では分離したアサルトイェーガーとのリンケージを行う。リンケージやチームラビッツ四人から総ツッコミなど、原作での様々なシーンの再現が組み合わされている。<br />
<br />
=== [[合体攻撃]] ===<br />
;ラビッツ・フォーメーション<br />
:チームラビッツのアッシュ6機によるフォーメーション攻撃。<br />
:『30』ではキーミッション「アッシュの影」で追加。〆の突撃とカットインは後期OPの再現。<br />
:歴代スパロボで見ても[[ラインバレル mode-C]]のファイナルフェイズに並ぶ'''6機'''ものユニット数を要求される。「30」では味方が未出撃または非隣接状態でも、威力が下がる代わりに使用可能だが、単独使用してもフルバーストモード並みの威力でより良燃費である。全機隣接させた状態なら超フルバーストモードをも上回る本機最強の武装となる。<br />
:各種アッシュで射程やP属性が変化しており、レッドファイブの場合移動後攻撃可能で射程2~4の格闘武器。<br />
<br />
=== [[特殊能力]]===<br />
;防御シールド<br />
:[[バリア]]。ENを消費し、2000以下の射撃武器のダメージを無効化する。ジュリア・システムによって効果が増加する。<br />
;[[ジュリア・システム]]<br />
:HP30%以下で発動し、運動性が増加。気力上昇に応じて、与ダメージ・クリティカル率・防御シールドの効果が上昇する。<br />
;[[ハーモニック・レベル]]<br />
:戦闘結果に応じてハーモニック・レベルが変動。一定の数値ごとに技量・回避・命中に補正がかかる。ハーモニック・レベルが高いほど効果も高くなる。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:宇宙Sが目立つが、地上でも空陸Aと不便無く戦える。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;M<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;特殊能力「ジュリアシステム」が最大発動時、与ダメージ1.2倍、クリティカル率+35%、防御シールド効果+600に強化される<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。気力こそ必要だが効果は強力。[[闘争心]]を育成したり、積極的に前線に出して戦わせたい。<br />
:HP30%以下に運動性が増加する効果については強化されないため、カスタムボーナス取得後も無理に狙う必要はない。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「私は想像する」<br />
:前期OP曲。『30』で採用。DLC適用時は原曲となる。<br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[ブルーワン]]、[[パープルツー]]、[[ローズスリー]]、[[ゴールドフォー]]<br />
:兄弟機。<br />
;[[ブラックシックス]]<br />
:後継機。<br />
;[[レッドファイブプラス]]<br />
:『[[劇場版マジェスティックプリンス -覚醒の遺伝子-]]』に登場するレッドファイブの改修機。オペレーション・ヘブンズゲートで大破したアサルトイェーガーを新規パーツを組み込み修復したもの。可変機能を搭載している。<br />
;オレンジセブン、シルバーエイト、グリーンナイン、マゼンタテン<br />
:『劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子』に登場する後継機。<br />
;ファヌエル<br />
:漫画『マジェスティックプリンス』に登場する機体。「アッシュもどき」と称され、量産型アッシュ(=ブラックシックス)を参考にしたと思われる装備やコクピット内装だが、その外観は明らかにレッドファイブに酷似している。もう一人のイズル「ヒタチ・O・イズル」の専用機。<br />
<br />
== 余談 ==<br />
* 放映当時、人間サイズのレッドファイブの像が制作され、イベント『コミックマーケット』で販売されたことがある。'''325万円'''と高額だったので買い手がつかず、後に劇場版公開の際、上映館の一つであるTOHOシネマズ新宿前に展示された。アニメ公式Twitterで「[https://twitter.com/MJP_anime/status/786459320674246656 かつてコミケで325万円で限定発売されるも売れなかったその勇姿を見逃すな!]」と言われている。その後もマジェスティックプリンスのイベントがある度にステージに配置されている。<br />
* メカデザイナーの谷裕司氏はレッドファイブの初期稿で「どうせ没になるだろう」と機能やディティールを限界まで盛った本機デザインを提出した結果、気に入られそのまま採用された為に、後続の各アッシュの見た目もてんこ盛り方向に決まってしまったという逸話が残っている。<br />
**腰の可動ユニットや背中の翼などは、本来カット・簡略化しようと考えていたパーツである。<br />
*『30』における消失バグ発生時、原因となったアップデートでは[[ギリアム・イェーガー|ギリアム]]が参戦した他に、Steam版では他ハードに先行して[[V2アサルトバスターガンダム]]のグラフィックの修正が行われた。<br />
**そのため、一部ユーザーはこのバグを原作の出撃禁止の再現という解釈の他に'''ギリアムから[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス|ヒーロー戦記]]の話を聞いたイズルがヒーロー戦記の世界へ旅立ったために消失した'''、'''アサルトバスターの腰部アサルトパーツにされた'''とネタにする声も上がった。<br />
**なお、この消失バグは劇場版に登場する改修機[[レッドファイブプラス]]の追加作業時に発生したものではないかという推測が当時ネットでされ、ブルーワンの戦闘開始時の演出もありDLCにて劇場版の参戦フラグではないかと噂されていた。<br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<br />
== 商品情報 ==<br />
<amazon>B00N2E824C</amazon><amazon>B01H4PDL9K</amazon><amazon>B00I8ZJ7YE</amazon><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:れつとふあいふ}}<br />
[[Category:登場メカら行]]<br />
[[Category:銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]]</div>
わんわ
https://srw.wiki.cre.jp/w/index.php?title=%E6%9C%88%E8%99%B9%E5%BD%B1%E5%B8%A5&diff=432651
月虹影帥
2022-04-28T15:50:56Z
<p>わんわ: /* 単独作品 */</p>
<hr />
<div>{{登場メカ概要<br />
| 読み = げっこうえい すい<br />
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gekkoei Sui]]<br />
| 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]]<br />
*{{登場作品 (メカ)|コードギアス 復活のルルーシュ}}([[オリジナル設定|オリジナル]])<br />
| デザイン = {{メカニックデザイン|中田栄治}}<br />
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />
}}<br />
<br />
{{登場メカ概要<br />
| タイトル = スペック<br />
| 分類 = 試作[[ナイトメアフレーム]]<br />
| エネルギー = エナジーフィラー<br />
| 推進機関 = [[推進機関::フロートユニット]]<br />
| 原型機 = '''[[月虹影]]'''<br />
| 開発者 = [[開発::ラクシャータ・チャウラー]]<br />
| 所属 = {{所属 (メカ)|超合集国}}<br />{{所属 (メカ)|黒の騎士団}}<br />
| パイロット =[[パイロット::ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]<br/>[[パイロット::C.C.]]<br />
}}<br />
'''月虹影帥'''は『[[コードギアス 復活のルルーシュ]]』の設定を基にした[[オリジナル設定|SRWオリジナル機体]]。<br />
<br />
== 概要 ==<br />
超合集国の世界科学委員会会長[[ラクシャータ・チャウラー]]と彼女が創設した私設研究機関パール・パーティーによって開発された[[指揮官]]用複座式大型[[ナイトメアフレーム]]「[[月虹影]]」の完成型。<br />
<br />
[[ガウェイン]]、[[蜃気楼]]の流れを組む機体で、電子戦用だった[[月虹影]]を[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]が最前線でも戦えるよう大型KMFの技術を転用した脚部や統合打撃装甲騎計画で得られた技術を盛り込んだ武装を搭載して完成した。<br />
<br />
『[[スーパーロボット大戦30]]』での参戦のために用意された機体で、元の月虹影は未完成で武装がなく、スパロボへの参戦が難しかったため監督の谷口悟朗氏の快諾を得て中田栄治氏がデザインして誕生した<ref>[https://twitter.com/GEASSPROJECT/status/1440668528483311623 コードギアスプロジェクト 2021年9月22日のTwitterより]</ref>。また、コミックNewtypeで連載中のコミカライズ版にも登場することが発表されている<ref>[https://twitter.com/GEASSPROJECT/status/1440669441667125250 コードギアスプロジェクト 2021年9月22日のTwitterより]</ref>。<br />
<br />
== 登場作品と操縦者 ==<br />
=== 単独作品 ===<br />
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}<br />
:初登場作品。キーミッション「ゼロ再臨」から加入。<br />
:長射程のビームや[[MAP兵器]]、絶対守護領域、ルルーシュの[[戦術指揮]]とサブパイロットにC.C.と従来のルルーシュの乗機である[[蜃気楼]]と[[ガウェイン]]の良いとこ取りな機体性能。<br />
:他のKMF同様加入以降強化が無いものの、かなり完成された性能なのでルルーシュが指揮官L4を習得する程度までレベルが上がっているのなら気にならない。<br />
:移動後使用可能な武器が短射程・格闘属性のCLソードのみなのが欠点なので、ルルーシュに[[ヒット&アウェイ]]を養成させると便利。また、戦術指揮を使用すると行動終了になってしまうので行動回数を増やす強化パーツを装備させるとさらに使い勝手が増す。<br />
<br />
== 装備・機能 ==<br />
=== 武装・[[必殺武器]] ===<br />
==== 武装 ====<br />
;スラッシュハーケン<br />
:ガウェイン同様、指先が全てスラッシュハーケンとなっている。<br />
:『30』ではCLソードの演出で使用。<br />
;ハドロンブラスター<br />
:腕部に収納されたハドロン砲。<br />
:『30』では「ハドロンショット」表記。<br />
;コアルミナスソード<br />
:両脇部分のパーツから展開されるコアルミナスのエネルギーを転用したビームソード。<br />
:『30』では「CLソード」表記で、スラッシュハーケンで捕らえた敵を引き寄せて切り裂く。<br />
;超拡散構造相転移重砲<br />
:腹部に装備された強化型の拡散構造相転移砲。通称「真・ゼロビーム」。<br />
:『30』では「真ゼロビーム」表記で、蜃気楼のゼロ・ビームと同様直接命中させる。またルルーシュとしては珍しく'''技名を叫ぶ'''台詞パターンが用意されている。<br />
:[[マップ兵器]]版も搭載されており、自機から直線的に攻撃するため使い勝手が向上している。<br />
;絶対守護領域<br />
:蜃気楼に搭載されていたものと同じ防御システム。<br />
<br />
=== [[特殊能力]] ===<br />
;絶対守護領域<br />
:4000以下の全属性ダメージを無効化する。気力110以上で発動。発動時、ENを30消費。<br />
;[[ジャミング機能]]<br />
:蜃気楼から引き続き装備。<br />
<br />
=== 移動タイプ ===<br />
;[[空]]・[[陸]]<br />
:[[飛行]]可能。<br />
<br />
=== [[サイズ]] ===<br />
;1S<br />
:<br />
<br />
=== カスタムボーナス ===<br />
;「真ゼロビーム」の射程+1、攻撃力+300(マップ兵器版を除く)<br />
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。<br />
<br />
== 機体BGM ==<br />
;「Lelouch of the resurrection」<br />
:『30』で採用。<br />
<!--== スパロボシリーズの名場面 ==--><br />
<br />
== 関連機体 ==<br />
;[[月虹影]]<br />
:原型機。<br />
;[[ガウェイン]]、[[蜃気楼]]<br />
:これらの機体の技術が使われている。<br />
<!--== 余談 ==--><br />
<br />
== 脚注 ==<br />
<references /><br />
<!--== 商品情報 ==--><br />
<br />
{{DEFAULTSORT:けつこうえい すい}}<br />
[[Category:登場メカか行]]<br />
[[Category:コードギアスシリーズ]]</div>
わんわ