リヒテンダール・ツエーリ

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リヒテンダール・ツエーリ
外国語表記 Lichtendahl Tsery[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 我妻正崇
デザイン 千葉道徳
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
SRWでの分類 サブパイロット
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プロフィール
愛称 リヒティ
種族 地球人サイボーグ
性別
誕生日 6月12日
年齢 21歳
血液型 O型
所属組織 ソレスタルビーイング
所属部隊 プトレマイオスチーム
役職 操舵士
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リヒテンダール・ツエーリは『機動戦士ガンダム00』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

プトレマイオスの操舵士。愛称は「リヒティ」。

明るく陽気な性格で、軽口を言って窘められる事もある。また、同僚のクリスティナ・シエラに思いを寄せているが、軽くあしらわれている。語尾に「~っス」を付けるのが、彼の口癖。

両親は太陽光発電技術者だったが、太陽光発電紛争で死亡した。この時、まだ幼かったリヒティ自身も重傷を負い、身体の半分を機械化している。そして、その事を仲間達に悟らせないように、(水着も含めて)服装は全身を覆うものを着用していた。

国連軍のソレスタルビーイング掃討作戦にて、プトレマイオスのブリッジ部分を狙ったGN-Xの砲撃から、我が身を呈してクリスを守り切るが、リヒティ自身は致命傷を負ってしまう。そして死の間際に、秘かに想いを寄せていたクリスから「すぐ近くにこんな良い男、いるじゃない」との告白を受け、安らかに息を引き取ったのであった。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。サブパイロットな上に、後半までトレミーに武装が無いので、声を聞く機会(回避・被弾時等)は少ない。
今作ではシナリオの関係上、トレミーが沈まないので死亡しない。そのため、原作と違い最終話まで生き残る。
だが、クリア後の予告では、彼やクリスの死亡シーンの再現が示唆される。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
前述の予告通り、プロローグで原作と同様死亡する。なお、新規の顔グラが追加されているのだが、使う前に死亡してしまう。
一時解散はしているが、ZEXISではカミナ初代ロックオンに続いて3人目(または4人目)の戦死者となる。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
『UX』や『BX』と違い、顔グラが用意されている。劇場版同様、昏睡状態の刹那の夢の中に登場する。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦BX
ELSとの真の対話の際に顔アイコン無しで登場している。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle
原作と異なって死亡しない。そのため、プトレマイオス2の操舵士も担当する事になる。
スーパーロボット大戦X-Ω
NPC。第一章終盤で起こる国連軍との決戦を生き残るが、第二章以降は登場しなくなる。
なお、新旧ソレスタルビーイングメンバーの中で唯一サポートユニット化されていない等、不遇な扱いである。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド3から登場するNPC。ソレスタルビーイングの操舵士として原作通りの活躍を見せるが、1章Part12にて死亡してしまう。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

第2次Z破界篇
加速努力脱力かく乱
操舵士伝統の加速係。他にも使い勝手の良いものを覚える。

人間関係[編集 | ソースを編集]

クリスティナ・シエラ
同じクルーであり、彼女に好意を寄せている。一方のクリスには、その気は無かった。しかし、死の間際になってようやく互いの想いが通じた…。
ラッセ・アイオン
男性クルー同士、仲が良い。後に、彼が操舵主を受け継ぐことになる。また、リヒティの操舵士としての腕前を高く評価していた。
スメラギ・李・ノリエガ
同じくクルーであり、ソレスタルビーイングの戦術予報士。
フェルト・グレイス
同じくクルー。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「両親は軌道エレベーター技術者だったんですけどね…」
「ガキの頃の太陽光発電紛争で、アッサリっスよ」
1st第24話より。クリスからソレスタルビーイングに参加した理由を聞かれて。
リヒティは明るい口調で語るものの、彼もまたガンダムマイスター達と同様、幼少期に戦争で「すべて」を奪われた人間であったことが判明する。そして…。
「大丈夫っすよ…」
「親と一緒に巻き込まれて、身体の半分がこんな感じ……生きているのか、死んでいるのか……
GN-Xの砲撃からクリスを庇って、機械の半身を晒した際に。
幼少期に戦争で生身を失い、機械化した身体を周囲に隠して生きてきたリヒティの心境は、まさに「生きているのか、死んでいるのか」わからないものだったのだろう。
「ホントっスよ…」
「ホン…ト……」
上記の台詞の後、クリスから「すぐ近くにこんな良い男がいるのに、見る目がなかった」と言われて。そしてアニメ本編では、これが彼の最期の台詞となった。
なお、『第2次Z破界篇』では死亡しない為、この台詞は『第2次Z再世篇』冒頭まで持ち越しとなった。
「……でも……いいや……。少しだけ、夢、叶った……から……」
小説版では、さらにこの台詞が続く。
「何してるんスか。みんなまだ、必死に生きてるッスよ」
劇場版で、昏睡状態にあった刹那の夢の中にクリスと共に現れて。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

プトレマイオス
操舵士を担当する。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 機動戦士ガンダム00』のキャラクターデザインを担当した高河ゆん氏曰く「リヒティは元々コーラサワー用に描いた初期ラフ稿をベースにしてデザインした」との事。要するに、それぞれのキャラクターのデザイン元を入れ替えたのである。
  • 間違いやすい事であるが、リヒティの姓は、ツ「ェ」ーリではなく、ツ「」ーリである。
  • リヒティの両親が携わっていた軌道エレベーターの理論提唱者は、ソレスタルビーイングの創設者でもあるイオリア・シュヘンベルグである。リヒティがソレスタルビーイングに参加したのも何かの運命であろうか…。
  • リヒティは1st終盤で死亡するが、2nd前期OP映像にクリス、そしてニール・ディランディと共に登場している。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. Character、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。

資料リンク[編集 | ソースを編集]