ブリ・キデーラ

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ブリ・キデーラ
登場作品

ボトムズシリーズ

声優 郷里大輔
三宅健太(SRW代役
デザイン 塩山紀生
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 人間(アストラギウス銀河出身)
性別
所属 傭兵
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ブリ・キデーラは『装甲騎兵ボトムズ』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

第15話~第27話(クメン編)に登場。

傭兵部隊のボトムズ乗りで、アッセンブルEX-10でも1、2を争うほどの腕前の持ち主。当初はキリコ・キュービィーと反目していたが、ビーラーゲリラの爆弾テロから命を救われたことがきっかけで徐々に打ち解けるようになる。

屈強な体格に荒々しい気性、「その日の飯にありつくために引き金を引く」(キリコ談)ほど金にがめついが、義理堅い性格の持ち主でもある。

カンジェルマン宮殿での戦いで、キリコに借りを返すためにイプシロンに戦いを挑むが、返り討ちに遭い、機体ごと孔に突き落とされて戦死する。

漫画版ではカンジェルマン宮殿突入より先に軍事介入が始まったため、上述のように戦死はしないのだがその後の出番が無い。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
初登場作品。郷里氏死去後の作品のため、三宅健太氏が代役を務めている。
序盤のクメンルートにてスポット参戦。原作と違い、死亡する事は無いが、仲間にはならないという前作のグレゴルーと似たようなポジションである(尤も、アサルト・コンバットすらないダイビングビートルでは仲間になっても二軍行きの可能性が高かっただろうが…)。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
NPCとして登場。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

能力自体はポル・ポタリアとどっこいどっこい。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

第2次Z再世篇
集中幸運鉄壁突撃友情気迫
クメン編の立ち回りを見事に再現した構成。機体や参戦期間に恵まれてさえいれば、下記の強運と併せて資金稼ぎに持って来いだったが…。

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

第2次Z再世篇
底力L4、闘争心強運
金にがめついだけに強運持ち。撃墜時の獲得資金増加は魅力だが、スポット参戦なので経験値を他に与える為にも撃墜させるのは控えたいというジレンマが生じる。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

獲得資金+50%
第2次Z再世篇』で採用。同じく金にがめついエルチと同じボーナス。強運も合わさり、彼女やクロウも驚きの獲得資金額を叩きだす様になる。資金額の多いランスロットGN-X III部隊を撃墜させて稼がせるのも一興だろう。

人間関係[編集 | ソースを編集]

キリコ・キュービィー
一時は反目するが、命を助けられたことから彼を認め、戦友となる。
フィアナ
一時は引き渡せばかなりの金になる、と考えていたが、キリコとの関係に気づきその考えを改める。
ポル・ポタリアル・シャッコ
戦友。特にポタリアとは何かと絡みが多く、彼の言葉には従うシーンもある。
カン・ユー
一応の上官。が、しかしそのあまりにも過ぎた横暴ぶりと無能さに、金が儲かれば細かいことは気にしない性格のキデーラですら、皮肉や嫌味を何度も返している。
ブールーズ・ゴウトバニラ・バートラーココナ
一応顔見知り。ゴウトとは何回か会話を交わしており、奢りで酒を飲んだこともある模様。後述の台詞にもあるが、「ファンタムクラブ」で飲む酒がお気に入りだったらしく、マスターであるバニラのことも気に入っていたと思われる。ココナに対してちょっかいをかけて口説いていたこともあったが、当然まともに相手にはされなかった。
イプシロン
彼がキリコに気を取られている隙に背後から襲うも返り討ちに遭い、キデーラは命を落とす。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

紅月カレンC.C.エスター・エルハス
第2次Z再世篇』クメンルートにて共闘。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「れ、礼は言わねえぞ…」
第15話、キリコに命を助けられた事に気付いた際の台詞。素直では無いが、義理を重んじるキデーラの性格がよく分かるシーン。
「おい!ビーラーのATはどこだ!?素直に吐けぇ!!」
第16話、ゲリラ疑惑を立てられた村人たちに対して車両を破壊。キデーラの粗暴な一面がよく表れた場面。
「なんてこった!もう二度とあの店の酒が飲めねぇとは…」
第20話、行きつけの酒場「ファンタムクラブ」が焼き討ちに遭った事を知り嘆いた際の台詞。傭兵の溜まり場として見ると「ファンタムクラブ」はどちらかといえば上品すぎるぐらいの雰囲気の酒場だったのだが、その残念がり方からかなり気に入っていた様子が窺える。ただ粗暴なだけではなく、意外と洒落た雰囲気を好む男だったのかもしれない。
「それで良いじゃねえか。目的は別々でも行き先は一緒で」
第21話、特殊任務の目的を問い詰めるポタリアに対し、無言を貫くキリコを見ての台詞。キリコにも事情があると見て取ったのか、二人の間に入ってくれている。キリコはフィアナの為、ポタリアはカンジェルマンの首、そしてキデーラは金の為に。
「キリコ、お前今度は馬鹿に気が入ってやがるなぁ。まるで恋人に会いに行くみたいだぜ」
第21話、遡行作戦に対しいちいち口を挟むカン・ユーをいさめたり、と律儀に作戦を遂行しようとするキリコに対して。
「へっへっ、お睦まじいこって…」
第24話、キリコがATを跪かせて、フィアナを腕に乗せた後、しばらく互いが見つめ合う様を見て、照れくさそうに頬をかきながら。
「クソォ、河童野郎め!」
同24話、水中から現れた敵に怒りを募らせた時。アストラギウス銀河にも河童なる概念はあるようだ。もしかしたら実在しているのかもしれない。
「今奴の後ろにいる。思い知らせてやるぜ!」
キリコ「やめろ、奴はお前に気付いている!」
「バカ、オレはそんなマヌケじゃねえって! 行くぜぇ!」
第27話、イプシロンを狙うためにキリコに入れた通信。人、それを死亡フラグと言う。
「へっへっ、ついに借りは返せなかったなあ!キリコぉ!」
上記台詞の直後に返り討ちに遭ったキデーラの死に際の台詞。恐らく『借り』とは上述に記されている第15話で命を助けられた一件。その時の言葉とは裏腹に、死ぬ間際もその恩を忘れていなかった。
「へっへっ、キリコぉっ!先に逝くぜぇっ!」
こちらは総集編ビデオ「クメン」における死に際の台詞。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「あいにくだったな! もう上官も部下もねえんだよ!!」
第2次Z再世篇』「暗転」クリア後、まだ上官気取りのカン・ユーに対して。この後ポタリア、シャッコと共にカン・ユーの機体を蜂の巣にする(当人はしぶとく生き延びたが)。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ダイビングビートル
クメン編での主な搭乗機。
スタンディングタートル
25~27話にてゲリラ側に扮するために搭乗。