「キリコ・キュービィー」を編集中
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=== OVAシリーズ === | === OVAシリーズ === | ||
− | + | ;「逃げれば狙われる。突破するんだ!」<br/>「ついてこい!」 | |
− | + | :『野望のルーツ』にて、オドンにおけるレッドショルダーの入隊適正テスト、通称「共食い」で兵士達が血祭りにあげられる中、臆するカースンに対して。これほど心強い「ついてこい」の一言もそうそう無いだろう。 | |
− | : | + | ;(着いた早々の模擬戦闘。それは単なる適正テストではなく、「共食い」と呼ばれる、ある種の能力純度をふるい分けする、過酷な実戦である事を、俺は知った) |
− | + | :上記の続き。敵陣の突破後、執拗に追ってくるグレゴルー達の猛攻にさらされながらの独白。首筋ギリギリを敵弾が貫通(しかも'''ノーリアクション''')、かつミサイルで乗機の左腕が吹き飛ばされた直後に、である。しかも直後にブースタンドで姿勢制御すると共に敵を撃破している。流石の冷静さである。 | |
− | + | ;「ん!?こ、ここは…」<br/>「ここは…見た事がある!」<br/>「いや…確かに知っている。俺は…ここに居た事がある」 | |
− | + | :『野望のルーツ』にて、第3次サンサ攻略戦の激戦の中、眼前に広がるサンサの大地を目にしたキリコはかつて幼少時代にこの地に居た事をおぼろげに思い出す。記憶を取り戻し始めたキリコにカースンはそれを確かめるように促すものの、直後にカースン機に直撃弾が命中。カースンの死を見取ったキリコは駆けつけたグレゴルーに構わず、怒りと共に単身敵へと向かっていった。 | |
− | : | + | ;(そうだった…俺の過去をズタズタにしたのは…!) |
− | + | :『野望のルーツ』にて、幼少時代にサンサ星に居た事が次第に確信へと変わっていったキリコは、突如として彼を抹殺せんと企むリーマンの襲撃を受ける。 | |
− | : | + | :赤い肩を煌かせながら迫り来る3機のスコープドッグを眼前に、迫り来る赤い肩の大群と自身が焼かれる光景がフラッシュバックしたキリコは、幼き頃の記憶を奪ったのが他ならぬレッドショルダーだった事を思い出すのだった……。 |
− | + | ;「たとえ[[神]]にだって、俺は従わない」 | |
− | + | :ラストシーン、パレードの最中に生還したグレゴルー達を目にし、驚愕するペールゼンに言い放った、同作を締めくくる、彼を象徴する名台詞。その'''神による支配すら拒む言葉'''を聞いたペールゼンは、彼に更なる恐怖を植え付けられるのだった…<ref>なお、この台詞を言うシーンはOVA本編では'''口パク'''で表現されており、台詞自体は同作の小説版である「ザ・ファーストレッドショルダー」が初出となっている。</ref>。 | |
− | + | :支配される事を嫌う男キリコ、ここに極まる。そういう意味では[[シュウ・シラカワ|バンプレオリジナルで神の支配を拒否した彼]]はキリコと似ていると言える。 | |
− | + | :なお、この名台詞は『[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]』においては[[ワイズマン]]に対して、『[[第3次Z]]』においては[[ミケーネ神]]への[[特殊戦闘台詞]]としても採用されている。 | |
− | + | ;「この広い宇宙に俺一人のはずはないと信じている。どんなに…特殊だろうと」 | |
− | :: | + | :『ペールゼン・ファイルズ』にて、惑星モナドの戦いにおいて孤立する中、レッドショルダーに所属していた事の指摘を受けて、バーコフ分隊の仲間達に対して[[異能生存体]]の存在を語り始める。しかし、キリコの願いも虚しくこの後バーコフ分隊は…… |
− | + | ;(闇の底に沈んでゆく意識を俺は覚えている。それはささやかな祈りだ。このまま永遠に目覚めないでいい。最期まで人間らしかった彼らのように、俺にも与えてくれ、永い眠りを…) | |
− | + | :『ペールゼン・ファイルズ』を締めくくる独白。非業の戦死を遂げたバーコフ分隊の4名をキリコは「人間らしかった」と羨むように語り、そしてこの過酷な運命から逃れるために自殺志願のような祈りを呟きながら、首筋への投薬によって眠りに落ちる。だが残念ながらその「ささやかな祈り」は、彼が異能生存体である以上叶えられることはない。最愛の人物との出会いと別れは、まだこれからなのだから…。 | |
− | + | ;「ターンピックが冴えないな」 | |
− | : | + | :『ザ・ラストレッドショルダー』にて、[[グレゴルー・ガロッシュ]]が調達した「見てくれはまあまあ」な[[スコープドッグ]]を試運転して、制御系の不具合の他、ターンピックを使用した時の旋回能力が今一つであることを指摘する。 |
− | + | :この独特の言い回しがファンの心をつかみ、作中でATが派手なアクションを見せた時にはこの台詞を反転させて「ターンピックが冴えてるな」と評するのがお約束となった。 | |
− | + | ;「痩せ我慢はよせ。…度が過ぎるのは、見ていて辛い…」 | |
− | + | :『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』で義手を装着していた事を知られ、自嘲するバイマンの傷心を見透かし静かに嗜める。 | |
− | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]では原作同様に、[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]では序盤のクメンルートにて、[[ビーラーゲリラ]]をかつての[[黒の騎士団]]と重ねていたカレンの心境を理解し、気丈に振舞う彼女を宥める台詞として使われ、更に[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]では五飛との戦闘前会話の一部として用いられている。 | |
− | + | ;(フィアナ…俺は今、レッドショルダーに戻った。お前を救い出し、互いに生き延びるために。殺らなければ殺られる、あの懐かしい緊張感が久しぶりに全身を駆け巡っていた…) | |
− | : | + | :『ビッグバトル』より、地上戦艦に捕えられたフィアナを救うために、ル・シャッコと共にATを整備し、仕上げにその肩を赤く塗りながら。 |
− | + | ;(第24メルキア方面軍…機甲兵団特殊任務班X-1、キリコ・キュービィー…)<br />(そうだ…確かに俺はレッドショルダーだった…だからどうだと言うのだ…フィアナ!) | |
− | + | :『ビッグバトル』ラストで、引き千切ったレッドショルダーの認識票を見詰めながら呟いた独白。このあと彼は、地上戦艦の残骸が佇むアコバの町に向かって認識票を投げ捨てた。 | |
− | : | + | ;(空白の32年。それは俺に何も与えてくれなかったようだ。硝煙と爆音。そして乾いた祈りの言葉が今、俺の体内の神経をゆっくりと、しかし、確実に覚醒させようとしていた) |
− | + | :『赫奕たる異端』第1話ラストにて、生身のテイタニアにATで対峙した際の独白。フィアナと共に過ごすはずだった永遠の安らぎは脆くも崩れ、彼は再び地獄へと引き戻された。フィアナを取り戻すべく彼の孤独な戦いが再び始まる――。 | |
− | + | ;「お前とは立て込んだ時ばかり出会うようだ」 | |
− | + | :『赫奕たる異端』最終話にて、テイタニアの[[オーデルバックラー]]と対峙して。『第3次Z時獄篇』では対テイタニアの[[特殊戦闘台詞]]としても採用。 | |
− | + | :『赫奕たる異端』未参戦の『T』でも[[キャラクター事典]]の一言台詞として採用されていたりする。 | |
− | : | + | ;「和解…? 俺は、道を急いでいる…」<br />「二度と俺に近づくな!!」 |
− | + | :『赫奕たる異端』最終話で、マーティアルの使者から、和解の申し出を迫られた際の台詞。数少ない、キリコが他人に怒りを露わにした場面でもある。『赫奕たる異端』でキリコの身に起きた悲劇を思えば、当然ではあるが……。 | |
− | : | + | ;「昔のままだ。ココナ…」 |
− | + | :『孤影再び』にて、メルキアの交易都市グルフェーにあるバニラとココナの家でココナと30年ぶりに再会した時に。 | |
− | + | ;「俺は、この星ではATには乗らない」<br />「もう、決めたことだ」 | |
− | + | :『幻影篇』での台詞。流浪の果てにサンサ星に流れ着いたキリコだったが、正体不明のATの一団に襲撃される。すんでのところでバニラ達とシャッコが駆けつけて危機を脱したものの、彼らにATに乗るように促された際にこう答えた。 | |
− | : | + | ;「30年経っても、俺もお前も変わっていないな」<br/>「いいだろう。お前の望み通り、この赤ん坊は俺が育てよう。だが……ここでではない!」 |
− | + | :『幻影篇』のクライマックス。奇怪な生物に連れ去られた「神の子」を追い、ゴモルの塔の最上階にたどり着いたキリコを待っていたのは、かつて彼が殺した神・ワイズマンであった。 | |
− | : | + | :『第3次Z天獄篇』『T』では「お前の望みは聞いてやる。だが、ここでではない」とアレンジされてワイズマン相手の特殊台詞として使われている。 |
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == |