「アサキム・ドーウィン」を編集中

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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::ASAKIM DOWEN]]<ref>[https://hakabanogarou.jp/srwog/goods グッズ]、スーパーロボット大戦OG展 公式サイト、2022年5月21日閲覧。</ref>
+
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])
 
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
| 声優 = {{声優|緑川光|SRW=Y}}
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*{{登場作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z}}([[破界篇]] / [[再世篇]])
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*{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z}}([[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]] / [[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]])
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| 声優 = {{声優 (登場作品別)|緑川光|Zシリーズ|SRW=Y}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
 
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
}}
 
}}
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| 資格 = [[呪われし放浪者]]<br />[[スフィア・リアクター]](夢見る双魚)
 
| 資格 = [[呪われし放浪者]]<br />[[スフィア・リアクター]](夢見る双魚)
 
}}
 
}}
'''アサキム・ドーウィン'''は『[[スーパーロボット大戦Z]]』の登場人物。
+
'''アサキム・ドーウィン'''は「[[Zシリーズ]]」の登場人物。
 
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
『[[スーパーロボット大戦Z]]』において初登場した、人型機動兵器の[[シュロウガ]]を駆る青年。
 
『[[スーパーロボット大戦Z]]』において初登場した、人型機動兵器の[[シュロウガ]]を駆る青年。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
+
;[[スーパーロボット大戦Z]]
:初登場作品。本作のライバルキャラクター。[[ランド・トラビス|ランド編]]においては、主人公であるランドとは不思議な縁で結ばれた間柄であり、ランドからはその人間性を認められている。ランド編では何度か[[スポット参戦]]してくれる(しかも操作できる)上に最終面で条件を満たせば味方になる。
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:本作のライバルキャラクター。[[ランド・トラビス|ランド編]]においては、主人公であるランドとは不思議な縁で結ばれた間柄であり、ランドからはその人間性を認められている。ランド編では何度か[[スポット参戦]]してくれる(しかも操作できる)上に最終面で条件を満たせば味方になる。
 
:一方、[[セツコ・オハラ|セツコ編]]では完全な敵役として登場し、セツコに宿る[[スフィア]]の力を解放すべく徹底的に彼女を嬲る。その為、セツコ編では説得不可。ちなみにランド編では第15話まで出て来ないが、第5話で連邦軍に砲撃を仕掛けたのは彼である可能性が高い(この時点の面子を考えると彼以外に可能なキャラクターがいないため)。
 
:一方、[[セツコ・オハラ|セツコ編]]では完全な敵役として登場し、セツコに宿る[[スフィア]]の力を解放すべく徹底的に彼女を嬲る。その為、セツコ編では説得不可。ちなみにランド編では第15話まで出て来ないが、第5話で連邦軍に砲撃を仕掛けたのは彼である可能性が高い(この時点の面子を考えると彼以外に可能なキャラクターがいないため)。
:ランド編では何かと彼の前に現れ、時に共闘、時に敵対と複雑なやり取りを繰り返して名実ともにライバルと言える立ち位置だが、セツコ編では中盤以降出番がいきなり減少し、スフィア覚醒後のまともな戦闘は最終話のみ。このため選んだ主人公によってかなり印象の違うキャラクターである。
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:ランド編では何かと彼の前に現れ、時に共闘、時に敵対と複雑なやり取りを繰り返して名実ともにライバルと言える立ち位置だが、セツコ編では中盤以降出番がいきなり減少し、スフィア覚醒後のまともな戦闘は最終話のみ。
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク}}
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:;[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク]]
 
::アナザーサイドレコードとミッションバトルに敵として出現。さすがに本編ほど深くは関わって来ない。
 
::アナザーサイドレコードとミッションバトルに敵として出現。さすがに本編ほど深くは関わって来ない。
 
:
 
:
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
 
:[[プロジェクト・ウズメ]]発動直後に次元を超えてきた。その場にいた[[クロウ・ブルースト|クロウ]]が[[スフィア]]の所持者と分かるとその場から去る。軌道エレベーターで撃破された後となっているらしく、ZEUTHの面々は彼が生存していた事に驚愕していた。今回は味方NPC及びスポット参戦のみで、敵としては戦わない。一度だけイベント戦闘で敵側になるが、その時もスポット参戦時のデータが使われている。[[アイム・ライアード|アイム]]の[[アリエティス]]のスフィアを狙って、アイムが追い詰められた隙を突いて撃破。以後、姿を消す。なお、『第2次Z』のアサキムは、新録が行われていないどころか、一切の特殊台詞が削除されてしまっている。
 
:[[プロジェクト・ウズメ]]発動直後に次元を超えてきた。その場にいた[[クロウ・ブルースト|クロウ]]が[[スフィア]]の所持者と分かるとその場から去る。軌道エレベーターで撃破された後となっているらしく、ZEUTHの面々は彼が生存していた事に驚愕していた。今回は味方NPC及びスポット参戦のみで、敵としては戦わない。一度だけイベント戦闘で敵側になるが、その時もスポット参戦時のデータが使われている。[[アイム・ライアード|アイム]]の[[アリエティス]]のスフィアを狙って、アイムが追い詰められた隙を突いて撃破。以後、姿を消す。なお、『第2次Z』のアサキムは、新録が行われていないどころか、一切の特殊台詞が削除されてしまっている。
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
:『破界篇』にて「偽りの黒羊のスフィア」を強奪したかに見えたが、アイムは自身のスフィアの力によって死を偽装していた。本作では「知りたがる山羊」と、もう一つスフィアを持っていることが明かされる。終盤で何度か敵として現れるが、大抵の場合もっと強い敵が近くにいる。最終的にはクロウ、ランド、セツコのスフィアの力でシュロウガ諸共ZONEに封印されることに。
 
:『破界篇』にて「偽りの黒羊のスフィア」を強奪したかに見えたが、アイムは自身のスフィアの力によって死を偽装していた。本作では「知りたがる山羊」と、もう一つスフィアを持っていることが明かされる。終盤で何度か敵として現れるが、大抵の場合もっと強い敵が近くにいる。最終的にはクロウ、ランド、セツコのスフィアの力でシュロウガ諸共ZONEに封印されることに。
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:『天獄篇』の予告に登場。ツィーネに目覚めを促されているが……?
 
:『天獄篇』の予告に登場。ツィーネに目覚めを促されているが……?
 
:なお、ここにしか出てこないがしっかり[[キャラクター事典]]に登録される。グラフィックは新規。
 
:なお、ここにしか出てこないがしっかり[[キャラクター事典]]に登録される。グラフィックは新規。
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
:序盤の山場である第15話で堂々登場。この時は味方NPCだが、他のNPCと違い'''バサラが歌うとダメージを食らう上に反撃してくる'''。今回自軍の前には7度姿を表し、第15話ではNPC、第23話・第46話・第55話ではPCとしてスポット参戦。第31話・第58話・第60話で敵対。第60話ではシュロウガ軍団を率いて決戦を挑んでくるが、過去作が遊びにしか思えないほどの恐ろしい強さを誇る。特に機体のシン化後は3回行動を保持する他、最終戦ではイベントで毎ターン「覚醒」がかかるため、何と'''シリーズ初の4回行動'''を実現する。イベントの流れの関係で1ターン撃破することになるので気づかれにくいが、アドヴェントよりも先。
 
:序盤の山場である第15話で堂々登場。この時は味方NPCだが、他のNPCと違い'''バサラが歌うとダメージを食らう上に反撃してくる'''。今回自軍の前には7度姿を表し、第15話ではNPC、第23話・第46話・第55話ではPCとしてスポット参戦。第31話・第58話・第60話で敵対。第60話ではシュロウガ軍団を率いて決戦を挑んでくるが、過去作が遊びにしか思えないほどの恐ろしい強さを誇る。特に機体のシン化後は3回行動を保持する他、最終戦ではイベントで毎ターン「覚醒」がかかるため、何と'''シリーズ初の4回行動'''を実現する。イベントの流れの関係で1ターン撃破することになるので気づかれにくいが、アドヴェントよりも先。
 
:今回は遂にその正体と、所持するスフィアの最後の一つが明かされることに。
 
:今回は遂にその正体と、所持するスフィアの最後の一つが明かされることに。
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]
 
:'''[[加速]]、[[直感]]、[[てかげん]]、[[直撃]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''
 
:'''[[加速]]、[[直感]]、[[てかげん]]、[[直撃]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''
:今作には迅速が無いので加速と差し替えられ、新たに直撃が追加。スポット参戦時は[[次元獣]]の[[D・フォルト]]に悩まされることになるため、ありがたい追加。やはり「集中」がないため、連続ターゲット補正に悩まされる。『第2次Z再世篇』以降ではエースボーナスという形で「集中」が使えるようになった。
+
:迅速が加速にランクダウンし、新たに直撃が追加。スポット参戦時は[[次元獣]]の[[D・フォルト]]に悩まされることになるため、ありがたい追加。やはり「集中」がないため、連続ターゲット補正に悩まされる。『第2次Z再世篇』ではエースボーナスという形で「集中」が使えるようになった。『第3次Z天獄篇』では「直撃」が消滅。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
 
:'''[[加速]]、[[直感]]、[[てかげん]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''
 
:『第2次Z』から「直撃」が消え、実質的に『Z』とほぼ同様の構成に戻った。
 
  
=== [[特殊スキル]] ===
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]](敵対時)
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]](敵対時)
 
:'''[[カウンター]]L9、[[極]]、[[ブロッキング]]、[[Eセーブ]]、[[底力]]L9、[[気力限界突破]]'''
 
:'''[[カウンター]]L9、[[極]]、[[ブロッキング]]、[[Eセーブ]]、[[底力]]L9、[[気力限界突破]]'''
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:'''[[カウンター]]L7、[[極]]、[[ブロッキング]]、[[Eセーブ]]、[[底力]]L5、[[気力限界突破]]'''
 
:'''[[カウンター]]L7、[[極]]、[[ブロッキング]]、[[Eセーブ]]、[[底力]]L5、[[気力限界突破]]'''
 
:『Z』の敵対時と比べるとカウンターと底力のレベルが下がっただけで、ラインナップは変わっていない。なおこれはスポット参戦時のものであり、味方[[NPC]]として登場する際はさらにそれぞれレベル1下がっている。
 
:『Z』の敵対時と比べるとカウンターと底力のレベルが下がっただけで、ラインナップは変わっていない。なおこれはスポット参戦時のものであり、味方[[NPC]]として登場する際はさらにそれぞれレベル1下がっている。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
+
;第3次Z天獄篇
:'''[[底力]]L6、[[極]]、[[カウンター]]L6、[[精神耐性]]、[[気力+ボーナス]]、[[集束攻撃|マルチターゲット]]、[[ダッシュ]]、[[3回行動]]'''
+
:'''[[底力]]L6、[[極]]、[[カウンター]]L5、[[精神耐性]]、[[気力+ボーナス]]、[[集束攻撃|マルチターゲット]]、[[ダッシュ]]、[[3回行動]]'''
:3回行動は[[シュロウガ・シン]]に搭乗するようになって以降に習得。内部的にはレベル70で習得することになっている。ゲーム中では何度かスポット参戦するが、3回行動以外はそのまま。
+
:3回行動は終盤で習得する。ゲーム中では何度かスポット参戦するが、やはり3回行動は消える。
  
=== [[小隊長能力|隊長効果]] ===
+
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
;小隊移動力+1/[[回避]]率+10%
+
;「小隊移動力+1」「[[回避]]率+10%」
 
:シュロウガの速さをさらに強化する強力な効果。これのせいで斬り込まれた時が怖い。しかも効果はOGシリーズのマサキのエースボーナス(移動力+1)の完全上位互換。
 
:シュロウガの速さをさらに強化する強力な効果。これのせいで斬り込まれた時が怖い。しかも効果はOGシリーズのマサキのエースボーナス(移動力+1)の完全上位互換。
  
=== [[エースボーナス]] ===
+
=== 固有[[エースボーナス]] ===
;与ダメージ1.2倍
+
;「与ダメージ1.2倍」
 
:『第2次Z破界篇』で採用。要するに常時[[アタッカー]]が発動しているのと同じこと。スポット参戦なのがあまりにも惜しいが、もし敵にまわっていたら恐ろしいことになっていただろう。
 
:『第2次Z破界篇』で採用。要するに常時[[アタッカー]]が発動しているのと同じこと。スポット参戦なのがあまりにも惜しいが、もし敵にまわっていたら恐ろしいことになっていただろう。
;気力130以上で、自軍フェイズ開始時に精神コマンド『集中』が掛かる
+
;「気力130以上で、自軍フェイズ開始時に精神コマンド『集中』が掛かる」
:『第2次Z再世篇』・『第3次Z天獄篇』ではこちらに変更。極と合わせて最終命中率・回避率補正が+60%になる恐ろしいボーナス。スポット参戦時は出撃時から必要気力に達しているため思う存分暴れることが出来る。なお、敵対時には『天獄篇』の難易度ハードで習得。
+
:『第2次Z再世篇』・『第3次Z天獄篇』ではこちらに変更。極と合わせて最終命中率・回避率が60%になる恐ろしいボーナス。スポット参戦時は出撃時から必要気力に達しているため思う存分暴れることが出来る。なお、敵対時には『天獄篇』の難易度ハードで習得。
 +
 
 +
== パイロットBGM ==
 +
;「BLACK STRANGER」
 +
:アサキム・ドーウィン及び、[[シュロウガ]]のテーマ。敵時はこれ。ランド編最終話での味方加入時にもこれが設定されるが、ジ・エーデルの[[BGM]]が優先されるため意味はない。『Z』では一度ゲームをクリアしないとサウンドテストに登録されない。読みはブラック・ストレンジャー、即ち「黒き異邦人」といったところか。『第2次Z』では既に立ち位置が敵のため、常にこれが流れる。戦闘アニメーションでマサキ&サイバスターとの関連を指摘されることが多いアサキムとシュロウガだが、曲の方も同様で、音程はまるで違うが、Aメロは「熱風! 疾風! サイバスター」のAメロ、サビは「ラ・ギアスの風」のイントロのアレンジとなっている。
 +
:ちなみにイギリス英語では「BLACK STRANGER」は「'''赤の他人'''」を指す<ref>真っ赤なウソを英語で「BLACK LIE」と言うのと同じような使い方である。</ref>。つまり、このタイトルとマサキを思わせる要素で「'''マサキではない'''」というネタバレが成立している。
 +
;「BATTLE CHOIR」
 +
:『Z』での味方時はこれ。ちなみにレーベンなど、スポット参戦するオリジナルキャラは味方時は全てこの曲が流れる。読みはバトル・クワイア、「戦いの聖歌」となる。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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=== 第2次スーパーロボット大戦Z ===
 
=== 第2次スーパーロボット大戦Z ===
 
;[[アイム・ライアード]]
 
;[[アイム・ライアード]]
:互いに次元を彷徨う放浪者にして「偽りの黒羊」のリアクター。アサキムはアイムのスフィアを狙い、スフィアが完全覚醒したところで殺害……を試みたが、スフィアの力に阻まれて失敗した。最終的にはユーサーにトドメを奪われその手で狩ることは出来なかったが、そのユーサーを葬る事で「尽きぬ水瓶」ごと奪い取った。
+
:互いに次元を彷徨う放浪者にして「偽りの黒羊」のリアクター。アサキムはアイムのスフィアを狙い、スフィアが完全覚醒したところで殺害……を試みたが、スフィアの力に阻まれて失敗した。最終的にはユーサーにトドメを奪われ、その手で狩ることは出来なかった。
 
;[[クロウ・ブルースト]]
 
;[[クロウ・ブルースト]]
 
:「揺れる天秤」のリアクター。破界篇では最終的にスフィアとの共鳴がなされていないことを理由に見逃す。『再世篇』では本格的に狩りにかかるが、予想外の事態に見舞われて失敗する。
 
:「揺れる天秤」のリアクター。破界篇では最終的にスフィアとの共鳴がなされていないことを理由に見逃す。『再世篇』では本格的に狩りにかかるが、予想外の事態に見舞われて失敗する。
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;[[マサキ・アンドー]]
 
;[[マサキ・アンドー]]
 
:造形的な意味でのオリジナルに当たる人物。アサキム自身はマサキとは直接的な関わりはないが、明らかに彼を意識した部分が多く、シュロウガの「前身」と合わせ未だ詳細は謎。
 
:造形的な意味でのオリジナルに当たる人物。アサキム自身はマサキとは直接的な関わりはないが、明らかに彼を意識した部分が多く、シュロウガの「前身」と合わせ未だ詳細は謎。
;[[シュウ・シラカワ]]
 
:シュロウガの必殺技である「レイ・バスター」のカットインの中に、[[グランゾン]]らしきロボットが映っていたことから、彼との間にも浅くはない因縁があると思われていた。
 
  
 
== 版権作品との人間関係 ==
 
== 版権作品との人間関係 ==
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=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
 
;「シュロウガよ…闇を抱き、光を砕け!」
 
;「シュロウガよ…闇を抱き、光を砕け!」
:[[シュロウガ]]の必殺技「レイ・バスター」使用時のセリフパターンの片方。実は『[[IMPACT]]』のCMソング及び『[[OG2]]』のテーマソングである「Machine Soul(2005)」に「閃光(ひかり)放ち、暗黒(やみ)を切り裂いて」という歌詞がある。ご丁寧に『OG2』のPVではちょうどこの歌詞の際に、レイ・バスターに対応する武器であると思われる'''アカシックバスターの使用タイミングが重なっている'''。
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:[[シュロウガ]]の必殺技「レイ・バスター」使用時のセリフパターンの片方。実はIMPACTのCMソング及びOG2のテーマソングである「Machine Soul(2005)」に「閃光(ひかり)放ち、暗黒(やみ)を切り裂いて」という歌詞がある。ご丁寧にOG2のPVではちょうどこの歌詞の際に、レイ・バスターに対応する武器であると思われる'''アカシックバスターの使用タイミングが重なっている'''。
 
;「罪魂を欲し! 貪り! そして、自らの魂まで喰い尽くせ!!」<br/>「フッ……堕ちてみれば、心地いいものだよ」
 
;「罪魂を欲し! 貪り! そして、自らの魂まで喰い尽くせ!!」<br/>「フッ……堕ちてみれば、心地いいものだよ」
 
:「レイ・バスター」使用時の台詞。余談だが、「罪魂」が「大根」に聞こえるユーザーもいるとか。
 
:「レイ・バスター」使用時の台詞。余談だが、「罪魂」が「大根」に聞こえるユーザーもいるとか。
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;「ジ・エーデル…君に至高の快楽を与えよう」
 
;「ジ・エーデル…君に至高の快楽を与えよう」
 
:ジ・エーデルとの[[特殊戦闘台詞]]。結構前から繋がりはあった為、彼の性癖については既知の様子。
 
:ジ・エーデルとの[[特殊戦闘台詞]]。結構前から繋がりはあった為、彼の性癖については既知の様子。
;「ジ・エーデル…天の獄が君を待っている」
 
:ジ・エーデルへの攻撃時のセリフ。だが、[[天獄戦争|天の獄での戦い]]では最終的に彼とジ・エーデルは敵対する立場となった。
 
 
;「ジ・エーデル……僕は君のものにはならない」<BR/>「楽しむがいい、ジ・エーデル……今のうちにね」
 
;「ジ・エーデル……僕は君のものにはならない」<BR/>「楽しむがいい、ジ・エーデル……今のうちにね」
 
:ジ・エーデルから被弾した時のセリフ。
 
:ジ・エーデルから被弾した時のセリフ。
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:ゲッターロボ、及びゴッドシグマとの戦闘台詞。[[ゲッター線]]も[[トリニティエネルギー]]も、立ち位置や使う者の違いで善悪が入れ替わる、ということを作中で証明したエネルギーである。
 
:ゲッターロボ、及びゴッドシグマとの戦闘台詞。[[ゲッター線]]も[[トリニティエネルギー]]も、立ち位置や使う者の違いで善悪が入れ替わる、ということを作中で証明したエネルギーである。
 
;「桂木桂……君の運命は数奇だね。僕と似ているかもしれない」<BR/>「あの力が僕にも干渉している……?」
 
;「桂木桂……君の運命は数奇だね。僕と似ているかもしれない」<BR/>「あの力が僕にも干渉している……?」
:対桂。
+
:対桂。真の[[特異点]]と呪われし無限の放浪者、その共通項とは……。
 
;「獅子の涙滴は、新たな扉を開く……」
 
;「獅子の涙滴は、新たな扉を開く……」
:対ランド。過去を思い涙する「傷だらけの獅子」ガンレオン。
+
:対ランド。過去を思い涙する「傷だらけの獅子」ガンレオン。彼が見ているものは……。
 
;「獅子の後には狼が続く…!」<BR/>「獅子の前には狼が立つ…!」
 
;「獅子の後には狼が続く…!」<BR/>「獅子の前には狼が立つ…!」
 
:ランドへの援護攻撃・防御時。恐らく機体の元ネタ「次元烈風狩狼哉」繋がり。ちなみにアサキムは援護スキルを持っていないため、バトルビューワーで見ることになる。
 
:ランドへの援護攻撃・防御時。恐らく機体の元ネタ「次元烈風狩狼哉」繋がり。ちなみにアサキムは援護スキルを持っていないため、バトルビューワーで見ることになる。
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:ジェノシック・ノヴァ開始時の台詞。
 
:ジェノシック・ノヴァ開始時の台詞。
 
;「君が真実に! 太極に! 神話の果てに到達することはない!!」
 
;「君が真実に! 太極に! 神話の果てに到達することはない!!」
:ジェノシック・ノヴァでの後置きの台詞。「真実に」というフレーズがなければ別に不自然でもないのだが、わずか一言入っただけで一気にパロっぽくなっている<ref>漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部に同様の名台詞が存在する。余談であるが、『ジョジョ』シリーズ通しての敵役であるディオ・ブランドーは緑川光氏(第1部ゲーム版・劇場アニメ版)と[[声優:子安武人|子安武人]]氏(テレビアニメ版)の両人が演じているという点でもスパロボ的に縁がある。</ref>。
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:ジェノシック・ノヴァでの後置きの台詞。「真実に」というフレーズがなければ別に不自然でもないのだが、わずか一言入っただけで一気にパロっぽくなっている<ref>漫画『[[ジョルディ・ボーダー|ジョ]][[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョ]]の奇妙な冒険』第5部に同様の名台詞が存在する。余談であるが、『ジョジョ』シリーズ通しての敵役であるディオ・ブランドーは緑川光氏(PS2ゲーム版)と子安武人氏(アニメ版)の両人が演じているという点でもスパロボ的に縁がある。</ref>。
 
;「天の獄……それは静死した[[惑星エス・テラン|この惑星]]そのものだよ」
 
;「天の獄……それは静死した[[惑星エス・テラン|この惑星]]そのものだよ」
 
:『第3次Z天獄篇』第60話限定の特殊戦闘台詞。
 
:『第3次Z天獄篇』第60話限定の特殊戦闘台詞。
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==== セツコ編 ====
 
==== セツコ編 ====
;「出来るかい? 偽物を振り回すだけの生贄に」
 
:第21話「残されるもの」にて、トビーとの戦闘前会話より。
 
:深読みすると2号機・3号機は「偽物」で1号機が「本物」ということになるが、バルゴラシリーズ自体がスフィア搭載機として設計されていたのだろうか?
 
 
;「残念ながら、シュロウガはそう簡単には崩れない。狭間にいるんだ、現世と幻世の」<br />「それに…太極へと先んじているのさ」
 
;「残念ながら、シュロウガはそう簡単には崩れない。狭間にいるんだ、現世と幻世の」<br />「それに…太極へと先んじているのさ」
:同上、撃墜後。セツコとトビーのバルゴラ2機を相手にして、シュロウガの強さの秘密について言及。この後、トラジック・ジェノサイダーにてバルゴラを返り討ちにした。
+
:第21話「残されるもの」にて。セツコとトビーのバルゴラ2機を相手にして、シュロウガの強さの秘密について言及。この後、トラジック・ジェノサイダーにてバルゴラを返り討ちにした。
 
;「その眼は何だい? 君に許されるのは泣き叫ぶことだけだよ」
 
;「その眼は何だい? 君に許されるのは泣き叫ぶことだけだよ」
 
:同じく「残されるもの」より。セツコ編のアサキムは妥協不能の完全な悪役である。
 
:同じく「残されるもの」より。セツコ編のアサキムは妥協不能の完全な悪役である。
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;「…不思議な味だね」
 
;「…不思議な味だね」
 
:第47話「俺達の行き先」にて、ランドと共に酒を呑んだ際の感想。飲んだことがないのか、なにやら渋い顔をしている。ただ、直後に「飲んだことがないのか?」「ここでは、ね」とやり取りをしている。
 
:第47話「俺達の行き先」にて、ランドと共に酒を呑んだ際の感想。飲んだことがないのか、なにやら渋い顔をしている。ただ、直後に「飲んだことがないのか?」「ここでは、ね」とやり取りをしている。
;「ザ・ヒート……あのような連中に君を傷つけさせるわけにはいかない」<br/>「酒の礼だ。君は僕が守ろう」
 
:同じく47話戦闘マップ開始時、襲ってきたチンピラ相手にシュロウガを呼び出して曰く。
 
 
;「…昔によく聞いた、陳腐な台詞だね」
 
;「…昔によく聞いた、陳腐な台詞だね」
:その後、チンピラから「これだけの数を1人で相手に出来るか!」と言われて。彼、というかシュロウガはこういう場面に遭ったことがあるのだろうか?
+
:第47話「俺達の行き先」にて、ランドを守るためシュロウガに搭乗した後、チンピラから「これだけの数を1人で相手に出来るか!」と言われて。彼、というかシュロウガはこういう場面に遭ったことがあるのだろうか?
 
;「楽しかったよ、ザ・ヒート。あとは君に痛みの悲鳴を上げさせ、傷だらけの獅子を完全に目覚めさせるだけだ」<BR/>「メール・ビーター……スフィアにとらわれた君の属性は変わりつつある。そして、君の魂をシュロウガが貪れば、僕は今度こそ望みのものを手に入れることが出来るかも知れない」<BR/>「さよならだ、ザ・ヒート。僕はまた君に会えるかも知れないが、君はもう僕には会えない」
 
;「楽しかったよ、ザ・ヒート。あとは君に痛みの悲鳴を上げさせ、傷だらけの獅子を完全に目覚めさせるだけだ」<BR/>「メール・ビーター……スフィアにとらわれた君の属性は変わりつつある。そして、君の魂をシュロウガが貪れば、僕は今度こそ望みのものを手に入れることが出来るかも知れない」<BR/>「さよならだ、ザ・ヒート。僕はまた君に会えるかも知れないが、君はもう僕には会えない」
:同上。ついに本性を現したカイメラとの戦いの前に。この時点ではメールの魂が「傷だらけの獅子」の半分と融合していたため、彼女の命もまた狙っていた模様。
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:同上。ついに本性を現したカイメラとの戦いの前に。
 
;「フッ……君との戦いを終わらせるのが惜しくなったのさ」<br />「僕には時間は無限にある。それこそ宇宙が終わる時まで……また会おう、ザ・ヒート。その時こそ君の命を貰う」
 
;「フッ……君との戦いを終わらせるのが惜しくなったのさ」<br />「僕には時間は無限にある。それこそ宇宙が終わる時まで……また会おう、ザ・ヒート。その時こそ君の命を貰う」
 
:決戦後、ランドにあっさり負けを認めた事を指摘されて。アサキムが死を求める不死者であることを考えると、痛烈な自身への皮肉とも取れる。この時の彼は笑顔ではあるが、その内心は……。
 
:決戦後、ランドにあっさり負けを認めた事を指摘されて。アサキムが死を求める不死者であることを考えると、痛烈な自身への皮肉とも取れる。この時の彼は笑顔ではあるが、その内心は……。
 
;「その通りだよ、ザ・ヒート。君は僕をわかってくれているね」
 
;「その通りだよ、ザ・ヒート。君は僕をわかってくれているね」
 
:最終話後半マップで味方増援に現れた際、ランドから「楽しそうなんで顔出しか?」と言われて。彼の素の部分が垣間見える台詞。自身の最大の目的であるスフィア狩りを差し置いてあっさり負けを認めたり共闘を考えるあたり、ランドの事を相当に気に入っている事が解る。
 
:最終話後半マップで味方増援に現れた際、ランドから「楽しそうなんで顔出しか?」と言われて。彼の素の部分が垣間見える台詞。自身の最大の目的であるスフィア狩りを差し置いてあっさり負けを認めたり共闘を考えるあたり、ランドの事を相当に気に入っている事が解る。
;ジ・エーデル「こりゃビックリ。まさか君と戦う事になるとはね」<br />アサキム「驚く事はないよ。君と僕を繋ぐ因果は少ないからね」<br />ジ・エーデル「フフン……じゃあ、遠慮無しでいこうか。この機体は人造スフィアみたいなものだよ。君に勝てるかな?」<br />アサキム「ククク……君も堕ちて見るかい? 常闇の牢獄へ」
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;ジ・エーデル「こりゃビックリ。まさか君と戦うことになるとはね」<br />アサキム「驚く事はないよ。君と僕を繋ぐ因果は少ないからね」<br />ジ・エーデル「フフン……じゃあ、始めようか。この機体は人造スフィアみたいなものだよ。君に勝てるかな?」<br />アサキム「ククク……君も堕ちて見るかい? 常闇の牢獄へ」
 
:ジ・エーデルとの[[戦闘前会話]]。スフィアに通ずる者同士の会話だけに、互いに傍からでは意味がわからない台詞である。
 
:ジ・エーデルとの[[戦闘前会話]]。スフィアに通ずる者同士の会話だけに、互いに傍からでは意味がわからない台詞である。
:とはいえ悪辣な印象を受ける掛け合いが多いジ・エーデルの戦闘前会話の中で、袂を分った者同士の対決だけにこの会話だけは真面目な印象を受けるかもしれない。
 
;「…別れの時が来た、ツィーネ。そして、ザ・ヒート」<br />「いつか再び会う日が来る…。今の僕は死ぬ事が出来ないから」<br />「僕の魂を解放するために…僕が失ったものを求めて…この世界に別れを告げよう…」
 
:最終話で撃墜されると、ツィーネとランドに別れを告げながらシュロウガの爆炎の中に消えていく…。
 
:アサキムもシュロウガもただでさえハイスペックなうえ、機体も8段階改造済みなため、余程無理をしない限り見る事が出来ないイベントだが、ランドと意気投合して酒を飲み交わしていただけに、どこか悲しさを覚える場面である。
 
  
 
=== ZSPD ===
 
=== ZSPD ===
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:[[ZEXIS]]との共闘を終え、[[クロウ・ブルースト|クロウ]]へと発した不吉な台詞。確かに、この時点どころか破界篇全体を通し、クロウが共鳴する事はなかったのだが。
 
:[[ZEXIS]]との共闘を終え、[[クロウ・ブルースト|クロウ]]へと発した不吉な台詞。確かに、この時点どころか破界篇全体を通し、クロウが共鳴する事はなかったのだが。
 
;「そして、これからは君達も」
 
;「そして、これからは君達も」
:第27話にて。日本ルートでは桂木親子、宇宙ルートではDIVAのメンバーに対して発言。自らを[[呪われし放浪者]]と称した後に続けた台詞。
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:第27話にて。日本ルートでは桂木親子、宇宙ルートではDIVAのメンバーに対して発言。自らを[[呪われし放浪者]]と称した後に続けた台詞。これが意味することとは…?
 
;「呪われし放浪者……だが、その檻を破る鍵は存在する。そして、この世界には全ての元凶……太極の手がかりがある。僕は求める……僕自身を解き放つ力を!」
 
;「呪われし放浪者……だが、その檻を破る鍵は存在する。そして、この世界には全ての元凶……太極の手がかりがある。僕は求める……僕自身を解き放つ力を!」
 
:第27話の戦闘前台詞。
 
:第27話の戦闘前台詞。
 
;「自分の中の恐怖と後悔に揺れながらか?」<br />「揺れる天秤…僕は君の目覚めを待つとしよう」
 
;「自分の中の恐怖と後悔に揺れながらか?」<br />「揺れる天秤…僕は君の目覚めを待つとしよう」
:第27話の去り際、クロウに対して。
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:第27話の去り際、クロウに対して。「揺れる天秤」の目覚めとは……。
 
;「呪われし放浪者だよ…。君に力を授けたものと同じくね」
 
;「呪われし放浪者だよ…。君に力を授けたものと同じくね」
 
:エリア11ルートにて[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に対し発言。C.C.のことだが、彼女はどちらかというとGENやサンドマンに近い「不死の呪縛」を受けているらしい。
 
:エリア11ルートにて[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に対し発言。C.C.のことだが、彼女はどちらかというとGENやサンドマンに近い「不死の呪縛」を受けているらしい。
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;「ザ・ヒート…君という人間に会えたことを僕は忘れない」
 
;「ザ・ヒート…君という人間に会えたことを僕は忘れない」
 
:決戦時のランドとの戦闘前台詞の〆。真正面から全力でぶつかろうとするランドに対して、他では滅多に見せない穏やかな笑顔とともに語る。
 
:決戦時のランドとの戦闘前台詞の〆。真正面から全力でぶつかろうとするランドに対して、他では滅多に見せない穏やかな笑顔とともに語る。
;「いいだろう。ならば、ここからが本当の戦いだ!」<BR/>「見ているか、サクリファイ! これが生命……君達が失ったものだ!」<BR/>「それをぶつけ合うのが戦いだ! そう、生命こそが未来を生むんだよ!」<BR/>「さあ、シュロウガ・シン! 彼等に[[虚憶|一大劫]]の果てを見せてやろう!」
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;「いいだろう。ならば、ここからが本当の戦いだ!」<BR/>「見ているか、サクリファイ! これが生命……君達が失ったものだ!」<BR/>「それをぶつけ合うのが戦いだ! そう、生命こそが未来を生むんだよ!」<BR/>「さあ、シュロウガ・シン! 彼らに一大劫の果てを見せてやろう!」
:3度目の再生イベントでアサキムと[[Z-BLUE]]の戦いを見つめる[[哀しみのサクリファイ|サクリファイ]]に対して。この叫びが彼女に自分たち[[御使い]]の存在を否定させる要因になった。なおOGシリーズでユーゼスが語った、世界観の根底に関わる重要なキーワードである「[[虚憶|一大劫]]」がZシリーズで使われたのはこの場面のみ。「謎の映像を見せる」シュロウガのレイ・バスターの正体は最後まで不明だったが、あれはもしかすると一大劫前の虚憶では?
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:3度目の再生イベントでアサキムと[[Z-BLUE]]の戦いを見つめる[[哀しみのサクリファイ|サクリファイ]]に対して。この叫びが彼女に自分たち[[御使い]]の存在を否定させる要因になった。
 
;「君達と僕とでは、その存在の根本から違う。だから出来たことなんだよ」<br/>「火星のZONEの中で僕はずっと考えていた…。僕は一体何者だろうと…その答えは、僕も人間だという事…少なくとも人間として生きたいという事だ」<br/>「それが僕にスフィアの力を引き出す術を与えてくれた」
 
;「君達と僕とでは、その存在の根本から違う。だから出来たことなんだよ」<br/>「火星のZONEの中で僕はずっと考えていた…。僕は一体何者だろうと…その答えは、僕も人間だという事…少なくとも人間として生きたいという事だ」<br/>「それが僕にスフィアの力を引き出す術を与えてくれた」
 
:スフィア・リアクターとなった上に4つのスフィアそれぞれの力を引き出せた理由。アサキムの持つスフィアの力を引き出すキーは「嘘」「好奇心」「[[愛]]」「[[夢]]」であるが、[[火星]]に封じられたアサキムは、己が人間として生き、人間として死ぬことを望み、そう在ろうとしたがゆえに4つのスフィアそれぞれのリアクターとなっていた。知恵を求め、その時を夢見、敵とさえ手を組み、いずれ来る死を知りながら全力で生きる人間の在り様を愛し……。
 
:スフィア・リアクターとなった上に4つのスフィアそれぞれの力を引き出せた理由。アサキムの持つスフィアの力を引き出すキーは「嘘」「好奇心」「[[愛]]」「[[夢]]」であるが、[[火星]]に封じられたアサキムは、己が人間として生き、人間として死ぬことを望み、そう在ろうとしたがゆえに4つのスフィアそれぞれのリアクターとなっていた。知恵を求め、その時を夢見、敵とさえ手を組み、いずれ来る死を知りながら全力で生きる人間の在り様を愛し……。
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:スフィアの力を「いがみ合う双子」によって封じられ、ついにシュロウガ・シンの黒き罪翼は折られた。幾度と無くぶつかり合ってきたZ-BLUEのリアクター達……その存在に深入りし、「尽きぬ水瓶」によってその生きる姿に憧憬を抱いたことが、アサキムに敗北を齎したのだった。
 
:スフィアの力を「いがみ合う双子」によって封じられ、ついにシュロウガ・シンの黒き罪翼は折られた。幾度と無くぶつかり合ってきたZ-BLUEのリアクター達……その存在に深入りし、「尽きぬ水瓶」によってその生きる姿に憧憬を抱いたことが、アサキムに敗北を齎したのだった。
 
:開戦時の「一大劫」や戦闘台詞の「静死」、そしてここでの「成住壊空」など、OGシリーズを思わせるワードが散見されるが、果たして真実やいかに。
 
:開戦時の「一大劫」や戦闘台詞の「静死」、そしてここでの「成住壊空」など、OGシリーズを思わせるワードが散見されるが、果たして真実やいかに。
;クロウ「ヒビキ!いがみ合う双子にスフィアを統合する力があるなら俺達の力も使え!」<br/>セツコ「私達の力でアサキムを封じる!」<br/>ランド「スフィアの数は4対4だ!負けねえぞ、アサキム!」<br/>アサキム「足りないな!それでも僕の無限力は超えられない!」
 
:4人のスフィア・リアクターと対決した際に。αシリーズで重要なキーワードだった「[[無限力]]」がZシリーズで使われたのはこの場面のみ。更に、「存在しようとする力」と同一とされている無限力と「消滅しようとする力」と同一とされている「負念」の両方を同時に使いこなしているのは今のところアサキムだけ。
 
 
;「僕が…代替え品…」<br/>「…僕は………」
 
;「僕が…代替え品…」<br/>「…僕は………」
 
:アドヴェントから真相を聞かされて。薄々は理解していたのであろうが、己が人間どころか生命ですらなく、シュロウガが生み出した代替品……真のパイロットを模したイメージでしかないこと、さらには不死なのも大罪を負ったのも、とどのつまり自分を無限獄に縛り付けたのはシュロウガであり、自分はそれを操るためのパーツに過ぎなかったという事実を突きつけられ、彼の精神は崩れ去る……。
 
:アドヴェントから真相を聞かされて。薄々は理解していたのであろうが、己が人間どころか生命ですらなく、シュロウガが生み出した代替品……真のパイロットを模したイメージでしかないこと、さらには不死なのも大罪を負ったのも、とどのつまり自分を無限獄に縛り付けたのはシュロウガであり、自分はそれを操るためのパーツに過ぎなかったという事実を突きつけられ、彼の精神は崩れ去る……。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*大張監督のデザインしたメカに緑川氏の演じるキャラクターという前提が最初にあり、そこから組み立てられたキャラクター<ref>ソフトバンククリエイティブ『スーパーロボット大戦Z パーフェクトガイド』572頁。</ref>。
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*ソフトバンクの『Z』攻略本後書きの座談会によれば、愛機シュロウガ共々、「大張監督のデザインしたメカに緑川氏の演じるキャラクター」という前提が最初にあり、そこから組み立てられたキャラクターであるらしい。
 
*仄めかされるマサキとの関連と、死ぬに死ねない境遇から、ユーザー間では「'''人生の迷子'''」というあんまりだが的確過ぎるあだ名がつけられている。
 
*仄めかされるマサキとの関連と、死ぬに死ねない境遇から、ユーザー間では「'''人生の迷子'''」というあんまりだが的確過ぎるあだ名がつけられている。
*マサキと対峙したユーゼスのある台詞(前述)から「アサキムはマサキの生まれ変わりに近い存在」と思われていたが、アサキムの正体が判明した今では「不死の呪いから解放されたアサキムがOGのマサキに生まれ変わった」と考えられている。30における[[エトランゼ]]や[[クエスターズ]]の展開から、大雑把な時系列は[[旧シリーズ]]/F⇒[[Zシリーズ]]⇒30/[[αシリーズ]]⇒[[OGシリーズ]]となるのもこの推測を補強する。
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*ユーザーの間ではマサキと対峙したユーゼスのある台詞から、何らかの理由で不死の呪いから解放されたアサキムが転生した姿がOGシリーズのマサキだと考えられている。
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*一部では緑川氏が主演と主題歌を担当した成人向け陵辱BLゲーム『俺の下であがけ』に引っ掛けてネタにされた事も。
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*緑川氏が少女漫画原作アニメ『ふしぎ遊戯』で演じた朱雀七星士鬼宿(たまほめ)は『Z』の敵組織鬼宿(きしゅく)と同じ二十八宿の星宿に由来し、第二部では鬼宿の転生体が鬼宿の記憶と力を宿した傀儡と争う展開になっている。前述の考察の様な転生の要素も含まれており、これが意図的ならば『Z』の鬼宿がアサキムの正体のヒントということになるが、実際にそうであるかは不明。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

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