ディーン・アノン
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ディーン・アノン | |
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登場作品 | |
声優 | 柿原徹也 |
デザイン |
長野拓造(原案) 千葉道徳(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦BX |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(Xラウンダー) |
性別 | 男 |
年齢 | 15歳 |
出身 | 火星圏 |
所属 | ヴェイガン(民間人)→Xラウンダー部隊 |
ディーン・アノンは『機動戦士ガンダムAGE』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
ヴェイガンの本拠地のコロニー「セカンドムーン」に住んでいる少年。
妹のルウ・アノンと二人暮らしをしている。ヴェイガン側に捕獲され、セカンドムーンにやって来たキオと交流を深めるが、ほどなくしてルウは死去する。
その後はMSパイロットとして軍に志願し、ジルスベインに搭乗。宇宙要塞ラ・グラミスを巡る最終決戦では、ガンダムAGE-FXに乗るキオとの戦闘の末に互いに和解するも、ボロボロになったジルスベインを戦えないゴミと断じたザナルド・ベイハートによって背後から撃たれ、戦死した。
OVA『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』(SRW未参戦)には登場しないが、エピローグにてアノン兄妹の墓がディーンの望んでいた場所に建てられている(アノン兄妹の墓の隣にはゼハートおよびフラムの墓も存在する)。アノン兄妹の魂は、彼らが望んでいた「エデン」の地で眠ることとなった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。概ね原作と同じ役回りで、第40話「それぞれにとって大事なモノ」で交戦する。最後はザナルドに機体を撃墜されるも、そこをバジュラクイーンに助けられ、キオやランカに看取られディーヴァの中で息を引き取るという、原作よりも安らかな最期を迎えるが、隠し要素のフラグを満たせば一命を取り留め、ブライティクスに参加し(フリットはディーンのBX入りを黙認している)、EDでは他のセカンドムーンの住民同様に地球に移住する。
- ちなみに、バジュラクイーンがディーンを運び込むのは基本的にディーヴァだが、出撃していない場合はマクロス・クォーターになる。
- 生存フラグは「第40話クリア時点でキオの撃墜数100以上」と「キオで説得を行う」と「キオでディーン機のHPを10%以下にする」の3つだけであり、達成は比較的容易い(ただし、いずれも必須条件となっている)。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ルウ・アノン
- 妹。マーズレイの影響で余命は幾許もなく、後に病死する。
- キオ・アスノ
- 当初は警戒していたが、後に打ち解ける。
- ザナルド・ベイハート
- 戦闘不能にされてキオと和解した直後、彼の放った背後からのビーム砲に貫かれ戦死した。
- ゴドム・タイナム
- 小説版で邂逅。新兵同然だったディーンに男女の愛について何たるかを延々と講義した後、彼を酒の席にまで付き合わせた。
- ゼハート・ガレット
- 原作では特に絡みはないが、『BX』では地球人と心通わせた同胞である彼に対し「かつて地球人と交流を持った者がいたが、結局手を取り合えなかった」として自身の体験である事は伏せつつ、かつての過去を語る戦闘前会話がある。
- ウェンディ・ハーツ、ユノア・アスノ
- 原作では絡みはないが、『BX』ではディーヴァに搬送された彼の治療を行う。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- ランカ・リー
- 『BX』では、妹・ルウがランカの歌「放課後オーバーフロウ」のファンであり、彼女とも交流を深める。キオと対峙した際は、ランカの歌が和解を後押しした。
- ハルカ・ミナト、メグミ・レイナード
- 『BX』ではキオに加えて木連によりセカンドムーンに連れ去られた彼女達とも交流を深める。
- ロニ・ガーベイ
- 『BX』では彼女の生存フラグを満たした場合、軍に志願する事を決断した際、彼女と出会う。
- クイーン・フロンティア
- 『BX』ではザナルドに撃たれたところを彼女(?)に助けられている。
- 地球防衛組
- 『BX』では生存フラグを満たした場合、第46話「心」でついに地球に降りる夢が叶い、彼らやキオと共に観光を楽しむ。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- キオ「聞いてよディーン。互いが分かり合えれば、戦争なんかしなくても…」
「それはいつだ!? 今日か!? 明日か!? 1年後か!? 100年後か!?」
キオ「それは…」
「俺はこのチャンスに…この戦争に勝つことに懸けるしかないんだ!」 - 第47話「青い星 散りゆく命」より。「地球と火星の人々が戦わなくて済む世界を創りたい」というキオに対する反論。極限の世界を生きてきたディーンにとってキオの論理は、「どれだけ長く待たされるのか分からない漠然とした理想」に過ぎず、怒りを露わにする。
- これは「戦争はいつ終わるのか」という疑問を力強く現した台詞であり、これに明確な答えを返せる者は誰もいない。何故ならば、果て無き争いの連鎖を断ち切る術等、誰一人として知らないのだから。
- そして、理想に反してあまりにも幼く、反論する術を持たないキオにディーンは畳み掛ける。
- 「キオ…俺さ、俺…地球で一番見晴らしのいいところにルウの墓を作ってやりたいんだ…。周りにはあいつが見たがってた花が一面に咲き誇り、見下ろすと鏡みたいな湖がずっと遠くまで広がってて…。キオも、時々はルウに会いに来てくれるか?」
- 同話にて。激戦の末戦闘不能になってしまうが、「ディーンにも誰にも死んで欲しくない、生きていて欲しい」という純粋なキオの想いはディーンに届き、ディーンも再び心を開き友人としてキオに自らの夢を語る。しかし、この後ディーンは背後から撃ち抜かれ、その夢を叶えることなく命を散らしてしまう…。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
戦闘台詞[編集 | ソースを編集]
- 「不意打ちじゃなければ、お前なんか!」
- 『BX』において生存フラグが成立した場合の、ザナルドとの特殊戦闘台詞。
- 確かにディーンと違い、ザナルドはXラウンダーではないので、戦闘能力的にはあながち間違っていない。
- 「やめるんだ! 火星と木星、互いが手を取り合えば、生きて行けるはずなんだ!」
「恨みを忘れろなんて言えない…けど、過去ばかり振り返ってちゃダメなんだ!」 - 『BX』における木連との特殊戦闘台詞。星は違えど、同じ極限環境で生き抜かねばならなかった者同士、ディーンには彼らの気持ちが良く分かる。
- しかし、それだけでは何も変わらないことも知っているからこそ、彼らと戦う。
シナリオデモ[編集 | ソースを編集]
- 「ルウ…ごめん…ごめんな…。兄ちゃん、お前の為に頑張りたかったけど…」
- 『BX』第40話「それぞれにとって大事なモノ」より。キオと対峙したディーン。
- 亡き妹ルウのため、自分を捨ててなお戦おうとするが、その時戦場に響いたのは、ランカの「放課後オーバーフロウ」…。ルウが好きな歌だった。
- 「ルウとの思い出を消すことはできない」。そう悟ったディーンはキオと和解した。
- 「なあ、キオ…。最後にひとつだけ…頼めるか…?」
「平和になったらさ…。俺達の墓を…地球に建ててもらえない…か…」
「楽しみだなぁ…。地球は…俺達の今まで見たどこよりも…もっときれい…なんだろうな…」
「本当に…楽しみ……だな…ぁ…」 - 同上。生存フラグが成立していない場合の台詞。キオは地球で一番見晴らしのいい、花や湖が綺麗な場所に必ず作ると約束し、直後息を引き取った。先述したOVAのエピローグを元にしたであろう台詞。
- 一方、生存した場合はキオと共に地球へ行くという夢を叶えることが出来、地球で亡きルウに想いを馳せている。
- 「みんなが同じ場所に暮らしていたってちょっとした生活レベルの差から、妬みが生まれて、争い事がはじまる…」
- 『BX』第41話「君の中の英雄」より。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- ジルスベイン
- 搭乗機。Xラウンダー部隊専用機。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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