かばう

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かばうとは、『サクラ大戦』のゲームシステム。

概要

バトルパートにおける隊長ユニット専用のコマンド。自機のターンでかばう対象となる味方ユニットを指定すると、攻撃された際に隊長ユニットが一瞬で駆け付けダメージを無効化する。隊長ユニットは攻撃が終わると元いた地点に戻る。

隊長ユニットと対象の味方ユニットがどれだけ距離が離れていても必ず発動する。範囲攻撃でこの2機が同時に攻撃された際も同様であり、この場合は隊長ユニットが本来受けるはずだったダメージも無効化される。ただし、敵ユニットの攻撃ではなくマップ中の仕掛け等によるダメージでは発動しない場合もある。

かばわれれた味方ユニットの隊員は信頼度がアップし、それに伴いユニットの性能も上昇する。反則的とも言える性能を誇るコマンドであるため、『1』では1マップ中に8回、『2』以降では基本的に3回までの回数制限がある[1]

SRWにおいて

スーパーロボット大戦30
特殊スキルとして初採用。援護防御を行った際の被ダメージが0.3倍になる。習得者である大神と大河のエースボーナスで、原作と同じく被ダメージが0になる。
流石に瞬間移動や信頼度の上昇までは再現されなかったが[2]、ターン毎に使用回数が回復し、どの攻撃をかばうかの選択が出来るので、ある意味で原作よりも使い勝手が良い。相手がかばうを持っていても問題なく発動するため、光武二式 (大神機)フジヤマスターを隣接状態で強敵が大量にいる敵陣に突っ込ませ、反撃で戦力を安全に削らせるといった運用も出来る。

主な使用者

大神一郎
帝国華撃団巴里華撃団の花組の隊長。
大河新次郎
紐育華撃団の星組の隊長。

余談

  • 概要で述べた通り、かばうの際にはどれだけ距離が離れていても一瞬にして隊長ユニットが移動する為、その原理についてはファンの間でも度々話題に挙がる。設定資料が多数収録されている『1』の公式攻略本では、霊子エネルギー体のみを空間を無視して瞬間転送させる「霊子トンネル効果」説が有力であると書かれている[3]
  • 原作では、瀕死状態の隊長ユニットが攻撃を受けた際に隊員の信頼度が一定以上あると、かばうの逆パターンである「かばわれる」が1戦闘中に1度だけ発生する。
    • 一方、敵側は『2』で登場した黒鬼会幹部・金剛や同じ敵幹部の水狐や直営機の『脇侍改・黄童子』、『熱き血潮に』の黒之巣会首領天海の護衛機『脇侍・近衛』など幹部クラスの護衛機が壁代わりとして使ってくることがある。

脚注

  1. ただし、『2』以降のバトルパートはザコ戦とボス戦でマップが分かれており、ボス戦に突入するとそれまで使用したかばうの回数が最大まで回復する。
  2. 過去のSRWでは指定したユニットが攻撃を受けた際に瞬間移動で駆け付け、ダメージを一度だけ防御体勢で肩代わりする「みがわり」という精神コマンドがあった。
  3. エンターブレイン『サクラ大戦公式ガイド 戦闘編 <改訂版>』P79より。