わが青春のアルカディア 無限軌道SSX
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わが青春のアルカディア 無限軌道SSX | |
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読み | わがせいしゅんのアルカディア むげんきどうエスエスエックス |
原作 | 松本零士 |
監督 |
勝間田具治 佐々木正光 |
キャラクターデザイン | 小松原一男 |
メカニックデザイン | 板橋克己 |
音楽 | 菊池俊輔 |
制作 |
東急エージェンシー 東映動画 |
放送局 | TBS系列 他 |
放送期間 |
1982年10月13日 - 1983年3月30日 |
話数 | 全22話 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦T |
『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』は、東映動画(現:東映アニメーション)制作のテレビアニメ作品。
概要
松本零士原作の劇場用アニメ『わが青春のアルカディア』の続編となるテレビアニメ。松本作品に度々登場する宇宙海賊・キャプテンハーロックを主人公とした作品。
過去に放送されていたテレビアニメ『宇宙海賊キャプテンハーロック』と前述の劇場アニメをつなぐ橋渡し的な作品として制作され、松本ワールドのミッシングリンクを埋める作品となる予定であったが、松本作品の人気が既に下火となっていたこともあり視聴率は低迷、構想にあったいくつかの要素は実現に至らぬまま、全22話で打ち切りとなった。
ストーリー
異星人のイルミダスに支配された地球から脱出したハーロック、トチロー、エメラルダスはコードナンバーSSXの賞金首として指名手配され、イルミダスや賞金稼ぎに狙われつつも、宇宙のどこかにある理想郷「アルカディア」を目指して旅を続けていた。
一方、アルカディア号に手を焼いたイルミダス軍は、アルカディア号を超える戦闘艦を作るために技術者のMr.ゾーンにアルカディア号の調査を命じる。だが、ゾーンには別の思惑があった…。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
- キャプテンハーロック
- 本作の主人公。海賊戦艦アルカディア号の艦長。
- 大山トチロー
- ハーロックの親友。アルカディア号の設計・開発者。
- クイーン・エメラルダス
- 宇宙海賊。トチローの恋人。
- ラ・ミーメ
- オペレーターを勤めるアロザウルス星出身の異星人。母星はイルミダスに滅ぼされた。
- 物野正
- アルカディア号のクルー。
- 有紀蛍
- アルカディア号のクルー。
- レビ
- アルカディア号のクルー。
- ドクター蛮
- アルカディア号の医者。
- ドスコイ機関長
- アルカディア号の機関士。
- トリさん、ミーくん
- 松本作品お馴染みの怪鳥とトラ猫。
- Mr.ゾーン
- ハーロックのライバル。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- アルカディア号
- ハーロックの愛艦。
- クイーン・エメラルダス号
- エメラルダスの宇宙船。外観は飛行船。
- デスシャドウ号
- アルカディア号の前にハーロックが乗り込んでいた戦艦。
楽曲
- オープニングテーマ
-
- 「おれたちの船出」
- 作詞 - 保富康午 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 水木一郎、こおろぎ'73
- エンディングテーマ
-
- 「ハーロックのバラード」
- 作詞 - 保富康午 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 水木一郎
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦T
- 初参戦作品。『宇宙戦艦ヤマト2199』、『ふしぎの海のナディア』に続く戦艦枠。前述の2作に続く戦艦枠を出す事を要請された寺田プロデューサーが「それならハーロックを参戦させてくれ」と提案して参戦が決定したとのこと[1]。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 登場メカ | 備考 | 再現スパロボ |
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第1話 | アルカディア発進 | |||
第2話 | 女艦長レオタード | |||
第3話 | 戦闘空間の子守唄 | |||
第4話 | 宇宙の宝島伝説!? | |||
第5話 | 幽霊船セルの少女 | |||
第6話 | 登場!!大宇宙要塞 | |||
第7話 | X=エメラルダス | |||
第8話 | 鉄の星の少年と母 | |||
第9話 | スパイはだれだ? | |||
第10話 | 星の海に雪が降る | |||
第11話 | 響け自由の鐘の音 | |||
第12話 | 心で操る・心の船 | |||
第13話 | 謎の黄金女神!? | |||
第14話 | 謎の光りはUFO? | |||
第15話 | 死の海中で80分!! | |||
第16話 | 宇宙で拾ったネコ | |||
第17話 | 大竜巻!!交信不能 | |||
第18話 | エメラルダス救出 | |||
第19話 | マイコン惑星の怪 | |||
第20話 | 開くか!!アルカディアの門が… | |||
第21話 | 闘えトチロー!!命果つるまで… | |||
第22話 | 母なる星地球へ!!宇宙の勇者よ永遠に… |
余談
- 本作の終了から2001年の『コスモウォーリアー零』まで松本作品のテレビアニメ作品は約18年ものブランクを生むこととなった。
- 企画段階では『銀河鉄道999』のメーテルや『宇宙海賊キャプテンハーロック』のミーメやヤッタラン等も登場する予定だった。
- 前述の通り『わが青春のアルカディア』と『宇宙海賊キャプテンハーロック』を繋ぐ意図で製作された作品であるが、打ち切りによって結果的に『キャプテンハーロック』とは直接繋がらないパラレルの物語という形になっている。
- 「完結編は劇場版で」というアニメが多いなか、「劇場版が序章」という珍しい形態が取られた作品である。
- 劇場版は特別出演した石原裕次郎のギャラが5分間で1000万円になったのが話題になるも興行的には奮わず、続編テレビシリーズである本作の内容にも影響を与えることとなった(ハーロックのキャラクター性の変化やストーリーの勧善懲悪路線への転換など)。
商品情報
DVD
動画配信
サイト名 | 取扱いの有無 | 備考 |
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Amazonビデオ | ○ | |
dアニメストア | ○ | |
DMM | ○ | |
GYAO! ストア | ○ | 配信期限あり( - 2018年12月31日) |
hulu | × | |
U-NEXT | × | |
ツタヤTV | × | |
バンダイチャンネル | × | |
ビデオマーケット | ○ |
脚注
- ↑ ただし、寺田プロデューサーの提案はあくまで「ハーロックを出したい」だったため、そこからさらに『宇宙海賊キャプテンハーロック』や『わが青春のアルカディア』の二作とどれが参戦するかでスタッフ内でも揉めたとのこと。