グライエン・グラスマン

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グライエン・グラスマン(Graien Grassman)

政界で「ウィザード」と呼ばれるタカ派の重鎮政治家。DC戦争中は政敵であるカール・シュトレーゼマンの存在もあったためか登場しなかったが、彼が死亡したL5戦役後は影響力を強め、大統領ブライアン・ミッドクリッドに東京宣言を行わせ、異星人の存在を公にさせた。

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2(OG2)』では、ブライアン・ミッドクリッドの硬軟両立の路線を軟弱と考え、軍事政権を樹立するためにクーデター「ミッション・ハルパー」を起こし、大統領に就任した。ギリアム・イェーガーが指摘した通り、ビアン・ゾルダークマイヤー・V・ブランシュタインの(表向きの)主張が、皮肉な形で達成されたことになる。

OG外伝のエンディングでは、大統領補佐官ニブハル・ムブハルの提案を受けて、大統領直属の特殊作戦部隊設立の検討に入った。ブライアンと縁のあるヒリュウ改や、レイカー・ランドルフと縁のあるハガネには、苦々しいものを感じていたと思われる。

第2次OGではその部隊が「GS」というコードネームであることが判明しており、あの部隊を想起させるが……。

登場作品と役柄

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
スーパーロボット大戦OG外伝

人間関係

ブライアン・ミッドクリッド
OG2登場時は大統領。だが、実態はグライエンの傀儡に近く、後に引きずり下ろされる。グライエンの軍事政権を「死神に魅入られている」とし、長くは無いと評している。
ニブハル・ムブハル
ブライアンの大統領補佐官。後にグライエンのクーデターに協力し、彼の大統領補佐官となる。作中では異星人勢力と繋がりのある人物とまではわかるが、正体は不明。
レイカー・ランドルフ
連邦軍極東支部司令。ブライアンのシンパとされており、グライエンは嫌っていた。クーデターで指揮権を剥奪される。
ミツコ・イスルギ
イスルギ重工社長。グライエンのクーデターに協力。しかし、グライエンは内心、ミツコのことを「戦争商人」と呼んで軽蔑していた。
ケネス・ギャレット
クーデターの際、飴と鞭の手法でケネスを協力させた。