「テリウス・グラン・ビルセイア」の版間の差分

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2014年7月24日 (木) 14:14時点における版

テリウス・グラン・ビルセイア(Terius Gran Billseia)

ラングラン王家に属する少年。第一王子フェイルロードは異母兄。双子の王女セニアとモニカは異母姉にあたる。性格は異母兄姉の誰にも似ておらず、温和で控えめ、争いを嫌う。悪く言えば。内向的で覇気に欠け、自己中心的。本来は第四継承者に序列されるはずだったが、新暦4957年頃、大公子クリストフことシュウ・シラカワが王位継承権を破棄したことで第三継承者に繰り上げられた。いつごろ「成人の儀」に臨んで王位継承権を取得したのかは不明。本編でも詳しく語られていない。旧シリーズでは、「地上人召喚事件」の最中、既に15歳頃と設定されている。逃亡生活中に儀式に臨んだか、カークスに保護された際、儀式を強制されたかのいずれかだろう。

生来の魔力については実父アルザールを凌駕すると言われており、実母が王族関係者に悲惨な仕打ちを受けた際、その魔力を解放して周囲を驚かせた逸話がある。

なお、彼が男系であるにもかかわらず姉のモニカより王位継承権が低いのは、母・ナタリアの出自に原因がある。ナタリアの祖先にあたるノーランザ家は何かの悲劇に見舞われた結果、呪われた一族という評価を下され、グラン(王族の証)と名乗ることを禁じられたといわれている。テリウスは母親であるナタリアを王家の血に連なる人間として深く敬愛しており、母(と自身のなか)に流れるノーランザの血を誇りと感じている。そのためナタリアを侮辱する相手には実力行使も厭わない。

魔力弾事件~春秋戦争地上人召喚事件

シュテドニアス連合軍の偽装テロ(魔力弾事件)で王都ラングランと王宮グランパレスが破壊されてから、各地を転々と渡り歩く逃亡生活を送っていた。その流離の日々も、バランタイン州(クサカ市)の隠れ家をカークス軍に捕捉されたことで終わりを告げる。

自身を政治的に祭り上げ、影武者までたてるカークスに苛立ちと怖れを感じたテリウスは脱走を決意。ブルクセン州で追手の追撃を振り切れず「影縛りの術」を施されるも、秘めた才覚で術を打ち破り、テリウス勧誘のため姿を現したシュウの言葉に感銘を受け、他者に束縛されない自由を求めてシュウの仲間となる。

シュウが彼を保護したのも目的があってのことだが、シュウの場合は彼の潜在能力を開花させてヴォルクルス復活の儀式を滞りなく行うというものであった。また、彼は上述したようなテリウスの魔力の素質を見抜いており、彼に自身の才覚を認識させて自律的な判断をさせてやりたいという兄弟愛的な側面(あるいは、実力のある者は相応に自由を愛し尊ぶべきというシュウ自身の姿勢を、潜在的な実力がある彼にも分からせたかったという心情)もあったのかもしれない。結果、彼はヴォルクルスとの戦いの後も、自身の判断でシュウについていくことを決めるのであった。

スーパーロボット大戦OG ダークプリズン封印戦争

シュウに従い、地上と宇宙を転戦。『チーム・ジェルバ』の面々と共闘してゴライクンルの侵略に立ち向かう。

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL 第二章(三國戦争

シュウとともにルオゾールの暗躍にあたる。街中で突然老人(邪教の刺客)に剣で斬りつけられるなど、命を脅かされるスリリングな体験をしている。

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD~魔装機神III PRIDE OF JUSTICE

シュテドニアス南北戦争」で久々に前線に立つ。IIIでは第二章同様、隠密活動に従事しており、南宗家の執事ロスポールの救出に関与した。

登場作品と役柄

旧シリーズ

スーパーロボット大戦EX
「シュウの章」で仲間になる。仲間になった時点では実力不足のため、数回特訓シナリオを繰り返してレベルを上げる必要がある。
第4次スーパーロボット大戦
今回はいるだけで戦わない。
第4次スーパーロボット大戦S
『第4次』と同様。

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
第一章で少しだけ登場。第二章ではシュウと行動を共にしているが、回想場面で愛機ガディフォールがソルガディになっていたことからもわかるように、シュウが仲間になっても彼は仲間にならない。ただ、モニカと共に会話には参加している。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
「シュウの章」から久々に操者として参戦する。精神コマンドはなかなかいいものを持っているが、パイロット能力がイマイチなのと乗機がガディフォールなのがいただけない。そもそも仲間になったことすらシナリオ中で語られない。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
主な出番はラングランルートのみに集中している。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
シュウ篇は直接に再現しない為、出番は少ないが、影縛りの演出はかなり強化された。
「テリウス出奔」での能力は閲覧可能だが、キャラ事典は閲覧できない。後に追加されたキャラ事典版紹介でも声優なし。『第4次』と同じく特異点崩壊事件で登場しており、『第4次』と同様に戦わないのでシュウ一行は彼だけが仲間にならない。ちなみに、声が同じ某サイボーグ特使はシュウ一行との合流する前のステージで加入した。同じシナリオに登場するエグレッタとも絡まない。
ツイン精神は「覚醒」だが、何と消費が35と激低。加入してくれたなら終盤のボスラッシュで非常に役立ったろうが……残念。
また、上記で閲覧できる能力だが、なんとレベルが1。ここからまともに戦えるレベルまで成長させるのにシュウが一苦労していそうである。
なお旧シリーズと違い、シュウ一行が鋼龍戦隊と合流した際に、彼の姿は影も形も無かったのだが、その理由は下記のダークプリズンで明かされた。
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
本格参戦。カットインも用意された。加入時のレベルは他の味方と同格で、一人で戦う特訓ステージもループしない。残念ながら、ツイン精神は「修行」に変更された(おまけに付いていたアビリティも2個の「経験値+」)。ちなみに彼とサフィーネのレベルもトロフィー入手条件の一つである。
中の人が同じメキボスとの共闘は一戦限定だが、シナリオデモでは会話が用意されている。
能力自体はシュウ&グランゾンという怪物やアルバーダという大火力持ちがいるため目立たず、事実平均レベル。精神コマンドはバリバリの戦闘型。乗機のガディフォールの武器には装甲ダウンの効果があるため、強敵と戦う際にはまず一発殴っておくと後が楽になる。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

性格が性格ゆえか、はっきり言って初期状態では一般兵以下。

精神コマンド

EX
幸運根性気合ひらめき熱血覚醒
EX(PS)
努力根性気合ひらめき熱血覚醒
魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
信頼集中偵察脱力根性補給
OGDP
努力集中気合ひらめき熱血修行(ツイン)

特殊技能(特殊スキル)

切り払い
『EX』にて。
第2次OGOGDP
底力L5援護防御L1気力+ (回避)

エースボーナス

「集中」の消費SP15、獲得経験値+10%
OGシリーズのエースボーナス。

パイロットBGM

「熱風!疾風!サイバスター」
マサキ・アンドー及び、サイバスターのテーマ。『EX』のもの
「終わりなき戦い」
魔装機神系汎用曲。

人間関係

マサキ・アンドー
付き合いは短いが、テリウスの母親想いを理解していた。
シュウ・シラカワ(クリストフ・グラン・マクソード)
従兄。彼の元でより強くなりたいとの思いから同行。ヴォルクルスを滅ぼした後は、彼の行動を観察したいとの理由で引き続きついていくことにした。

神聖ラングラン王国

ナタリア・ゾラム・ラクシュミー
母親。彼自身は王族であると固く信じており、その場合は「ナタリア・グラニア・ビルセイア」と呼ばれるべきはずである。彼女が王族として認知されていない(王族のミドルネームが使用されない)のは、前述の理由以外に、彼女が「呪われた一族」ノーランザ家の出身であり、その点を隠蔽するためという理由もある。
アルザール・グラン・ビルセイア
父親。しかし、魔力の資質はテリウスが上であることをシュウやフェイルも認めている。
フェイルロード・グラン・ビルセイア
異母兄弟の兄。第一継承者は彼であるが、魔力の資質についてはテリウスの方が上であることを彼も認めている。カークスとの取引においても、テリウスを王座に着かせることには反対しなかった。
セニア・グラニア・ビルセイア
異母兄弟の姉。幼い頃に遊び相手していたが、結構いじめられていたようである(彼女に悪気はない)。
モニカ・グラニア・ビルセイア
異母兄弟の姉で、王位継承権第二継承者。彼女もテリウスと同じくシュウの下で行動しているが、彼は彼女にも引っ張られているようである。
カークス・ザン・ヴァルハレヴィア
自身の保護者であるが、彼が自身を政治的に利用しようとしたことを嫌って彼の下から去り、シュウの下へつく。なお、影武者テリウスが戴冠式で母親の名前を「ゾラム・ラクシュミー」と呼ばれた際に何も反応がなかったことを見て、フェイルはカークスの下にいるテリウスが影武者であると看破した。

名台詞

「反撃、反撃。一応やっとかないとね」
『DP』での反撃時汎用台詞。全く勢いのない適当な口調である。
「あの2人を怒らせるなんて。どこの誰だか知らないけど……随分とバカなことをしちゃったね」
魔装機神III「女の敵」にて、粗悪なコラ写真に憤慨したサフィーネとモニカの姿にテリウスはその犯人に向かって半ば呆れた表情で語った。
実際に、主犯であるバカ二人は戦闘終了後にサフィーネとモニカ両名によってキツイお仕置きを受けたそうだ。