「ルビッカ・ハッキネン」の版間の差分

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*主な搭乗機:[[ダイオン]]、[[トゥルーク]]、[[エウリード]]、[[デュラクシール]]
 
*主な搭乗機:[[ダイオン]]、[[トゥルーク]]、[[エウリード]]、[[デュラクシール]]
 
*キャラクターデザイン:河野さち子
 
*キャラクターデザイン:河野さち子
  
[[魔装機]]操者候補として地上から[[ラ・ギアス]]に召喚された人物。しかし地上では殺人鬼であり、既に召喚されていた[[テュッティ・ノールバック]]はその被害者の家族であった。その事実が露見したため地上に強制送還されるはずだったが、見張りの兵士2人を殺害し、逃走。その後は傭兵を営んでおり、魔装機神第一章では[[ラセツ・ノバステ]]に雇われ、シュテドニアスの傭兵として活動した。
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かうて[[魔装機]]操者候補として地上から[[ラ・ギアス]]に召喚された男。地上では人を殺す仕事を生業としていたらしい(職業は傭兵か暗殺者)。催眠術で人の精神を操作する技能も持っている。
  
催眠術を利用した一種の洗脳を得意としており、彼にトラウマを持つテュッティを言葉巧みに催眠状態に陥らせ支配下に置く場面がある。その際[[リカルド・シルベイラ]]に妨害され催眠状態を解かれるが、直後にリカルドを殺害することに成功している。
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新西暦184年のある日(OGシリーズ)、フィンランドで目撃した美しい金髪の少女をに心を奪われ、その全てを我が物としたいという独占欲と恋愛感情に憑りつかれてしまった。その想いはなかなかに歪であり、彼女の家族を残らず殺害した者として少女の記憶と感情に一生かかっても消えない痕跡を残した上で殺害を企画するなど、正常な恋愛感情から到底かけ離れたもの。少女の名は[[テュッティ・ノールバック]]といった。
  
『LOE』第二章でも引き続きシュテドニアスの傭兵として活動した。ただし、魔装機神操者との決着が描かれるのは一部ルートでのみ。その最期は、[[デュラクシール]]に搭乗して撃墜された際に、機体に脱出装置が搭載されていないことに気付き、そのまま死亡するというもの。
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テュッティは彼にとって「仕事抜きで殺したいと思った初めての人間」であるらしく、最初から狂っていたのか…少女との出会いで狂ってしまったのか…人を殺す仕事の積み重ねで狂気を蓄積していったのかは杳として知れない。
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常軌を逸するまでに恋い焦がれた女が地底世界ラ・ギアスに召喚されてしまったことで、少女と殺人鬼を繋いだ悪縁は一方的に解消されるかに思われた。しかし、少女の消えた地上に未練を持てなかったことからラングランの召喚プログラムで条件に該当してしまったらしく、後を追うようにラ・ギアスへ誘い込まれることになってしまった。テュッティの弾劾でルビッカの調査を行ったラングランの政府としても、彼の身をそのままにしておくというわけにもいかず、テュッティの警護を務めたと思しきリカルドの干渉などを経てルビッカの身を拘束。地上に強制送還という判決を下した。夢にまで見ただろう少女との再会に拘るルビッカは、その判決をあざ笑うかのごとく見張りの兵士2人を殺害して見事に逃走。要領よく飢え死にする前に傭兵として『シュテドニアス連合』に雇用され、敵対者として執拗なまでにテュッティを害する選択をとるのだった。
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第二章で彼とテュッティの決着が着く場面は一部ルートでのみ。その最期は、脱出装置を取り外された[[デュラクシール]]に搭乗して撃墜時の爆炎から逃れられずに死亡するというあっけないもの。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== [[魔装機神シリーズ]] ===
 
;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
 
;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
 
:ほぼ[[ラセツ・ノバステ|ラセツ]]らと行動を共にする。パイロットとしては格闘に優れ、「再攻撃」のレベルも高い。ただし第二章で乗ってくる機体はいずれも機体性能こそ強力だが武装が射撃重視であり、今ひとつ噛み合っていない。
 
:ほぼ[[ラセツ・ノバステ|ラセツ]]らと行動を共にする。パイロットとしては格闘に優れ、「再攻撃」のレベルも高い。ただし第二章で乗ってくる機体はいずれも機体性能こそ強力だが武装が射撃重視であり、今ひとつ噛み合っていない。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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=== [[神聖ラングラン王国]] ===
 
;[[テュッティ・ノールバック]]
 
;[[テュッティ・ノールバック]]
:魔装機神第一章の2年前に彼女の両親と兄を目の前で殺害。ルビッカは彼女に対して「愛情と憎悪は紙一重」として、時には殺害しようとしたり、時には自分のものにしようとしたりと、かなり歪んだ感情をもっている。ルートにもよるが、不幸を呼ぶ女(SRW史上最凶レベルの死亡フラグ持ち)である彼女に'''惚れたのが運の尽き'''。ルビッカは無意識に破滅へとひた走る羽目に…。
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:第一章の2年前に彼女の両親と兄を目の前で殺害。ルビッカは彼女に対して「愛情と憎悪は紙一重」として、時には殺害しようとしたり、時には自分のものにしようとしたりと、かなり歪んだ感情をもっている。
 
;[[リカルド・シルベイラ]]
 
;[[リカルド・シルベイラ]]
:テュッティの彼氏で魔装機神[[ザムジード]]の操者。第一章「崩壊の序曲」でテュッティをかばってルビッカの銃弾を受け、殺害される。
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:テュッティの彼氏で魔装機神[[ザムジード]]の操者。戦闘台詞によればリカルドの介入でテュッティを害することに何度も失敗したらしい。第一章「崩壊の序曲」にて、テュッティをかばうその背中に何度も銃弾を叩きこんで殺害した。
 
;[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]
 
;[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]
 
:直接絡む場面こそないが、魔装機神第二章では彼が脱出装置を取り外したデュラクシールに止めを刺される結果となった。
 
:直接絡む場面こそないが、魔装機神第二章では彼が脱出装置を取り外したデュラクシールに止めを刺される結果となった。

2014年6月28日 (土) 02:58時点における版

ルビッカ・ハッキネン(Rubicka Hakkinen)

かうて魔装機操者候補として地上からラ・ギアスに召喚された男。地上では人を殺す仕事を生業としていたらしい(職業は傭兵か暗殺者)。催眠術で人の精神を操作する技能も持っている。

新西暦184年のある日(OGシリーズ)、フィンランドで目撃した美しい金髪の少女をに心を奪われ、その全てを我が物としたいという独占欲と恋愛感情に憑りつかれてしまった。その想いはなかなかに歪であり、彼女の家族を残らず殺害した者として少女の記憶と感情に一生かかっても消えない痕跡を残した上で殺害を企画するなど、正常な恋愛感情から到底かけ離れたもの。少女の名はテュッティ・ノールバックといった。

テュッティは彼にとって「仕事抜きで殺したいと思った初めての人間」であるらしく、最初から狂っていたのか…少女との出会いで狂ってしまったのか…人を殺す仕事の積み重ねで狂気を蓄積していったのかは杳として知れない。

常軌を逸するまでに恋い焦がれた女が地底世界ラ・ギアスに召喚されてしまったことで、少女と殺人鬼を繋いだ悪縁は一方的に解消されるかに思われた。しかし、少女の消えた地上に未練を持てなかったことからラングランの召喚プログラムで条件に該当してしまったらしく、後を追うようにラ・ギアスへ誘い込まれることになってしまった。テュッティの弾劾でルビッカの調査を行ったラングランの政府としても、彼の身をそのままにしておくというわけにもいかず、テュッティの警護を務めたと思しきリカルドの干渉などを経てルビッカの身を拘束。地上に強制送還という判決を下した。夢にまで見ただろう少女との再会に拘るルビッカは、その判決をあざ笑うかのごとく見張りの兵士2人を殺害して見事に逃走。要領よく飢え死にする前に傭兵として『シュテドニアス連合』に雇用され、敵対者として執拗なまでにテュッティを害する選択をとるのだった。

第二章で彼とテュッティの決着が着く場面は一部ルートでのみ。その最期は、脱出装置を取り外されたデュラクシールに搭乗して撃墜時の爆炎から逃れられずに死亡するというあっけないもの。

登場作品と役柄

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
ほぼラセツらと行動を共にする。パイロットとしては格闘に優れ、「再攻撃」のレベルも高い。ただし第二章で乗ってくる機体はいずれも機体性能こそ強力だが武装が射撃重視であり、今ひとつ噛み合っていない。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
初回限定版での魔装機神Iにて長嶝高士氏の声が入った。IIには全く登場しないので、死亡が正史と思われる。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

だいぶ格闘寄りのステータスになっている。ダイオンで「砂嵐」より「パワーヴァイス」を優先的に使うのは彼くらいである。

精神コマンド

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
根性ド根性ひらめき吸収報復必中 

特殊技能(特殊スキル)

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
気配察知分身、再攻撃、2回行動

パイロットBGM

「巨大な闇」
第二章における彼のパイロットBGM。

人間関係

神聖ラングラン王国

テュッティ・ノールバック
第一章の2年前に彼女の両親と兄を目の前で殺害。ルビッカは彼女に対して「愛情と憎悪は紙一重」として、時には殺害しようとしたり、時には自分のものにしようとしたりと、かなり歪んだ感情をもっている。
リカルド・シルベイラ
テュッティの彼氏で魔装機神ザムジードの操者。戦闘台詞によればリカルドの介入でテュッティを害することに何度も失敗したらしい。第一章「崩壊の序曲」にて、テュッティをかばうその背中に何度も銃弾を叩きこんで殺害した。
フェイルロード・グラン・ビルセイア
直接絡む場面こそないが、魔装機神第二章では彼が脱出装置を取り外したデュラクシールに止めを刺される結果となった。

シュテドニアス連合国

ラセツ・ノバステ
雇い主。あくまで報酬で繋がっている関係であるためか、彼と最後まで行動を共にする分岐は少ない。
エリス・ラディウス
魔装機神第二章にて、「ロドニー・ジェスハは魔装機神操者に殺された」という催眠術をかけられる。

名台詞

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL

「いや、仕事と報酬は、常に等価であれというのが信念なのでね」
第二章「イスマイル強奪」より。仕事に関してはきっちりしているようである。
「テュッティ、私が憎いかね?いいだろう、いくらでも憎みたまえ。愛情と憎悪は紙一重なのだから……」
「クーデター」より。ストーカーの理屈。
「むう……ち、脱出するしかないか……なにっ!?脱出装置が……ないのか、このデュラクシールには!?バカなっ!?こんなことで……こんなことでぇぇぇぇっ!!」
「ラセツの最期」で機体から脱出できずに死ぬ際の台詞。ちなみに、キャラが似ているといわれるOGのアーチボルド・グリムズの最期もこれとそっくりである。しかし、デュラクシールから脱出装置を取り払ったのはテュッティのもう一人の想い人であるフェイルだったとは、何とも因果な最期である。