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*性別:女
 
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*[[年齢]]:10代後半~20代前半
 
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*所属:ネストリアス教キュリウス派
 
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*主な搭乗機:[[ボランゾルン]]
 
*主な搭乗機:[[ボランゾルン]]
 
*キャラクターデザイン:渡邊亘
 
*キャラクターデザイン:渡邊亘
  
ネストリアス教徒。エルシーネの影武者を務めていた女性。
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ネストリアス教徒。エルシーネの影武者を務めていた女性。エルシーネは拒んでいたが暗殺未遂事件があった頃から、写し身の術を使った影武者の修業を積んでいた。エルシーネの仇をとるためなら同じネストリアス教徒を靈装機に乗せることも厭わない。
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アンティラス隊を追い詰めようとするテロリストに協力する形で登場。この時点では顔見せだけですぐ力尽きてしまいソーンに保護される。しばらくソーンと共にいたがヤンロンへ復讐を成し遂げるために行動を再開する。エルシーネに扮してヤンロンを追い詰めていったが、エルシーネとヤンロンの思い出の地ミネベア市で彼の言葉に引っ掛かりボロをだしてしまう。今度は魔装機で彼を追い詰めるがレミアの援護とポゼッションの覚醒で阻まれてしまう。
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その後、ソーンに再び保護され彼とともに行動を共にするようになった。ソーンの戦いを援護していき彼の最後の戦いにも付き合って命を落とした。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[ホワン・ヤンロン]]
 
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:仇敵。
 
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;[[レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア]]
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:ヤンロンを倒そうとした際、彼女に妨害された。
  
 
=== [[ヴォルクルス教団]] ===
 
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;[[エルシーネ・テレジア]]
 
;[[エルシーネ・テレジア]]
:ネストリアス教キュリウス派の教母。ヴォルクルス教徒であることが発覚してからも、キュリウス派の信徒は彼女を信じ続けたようだ…。
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:ネストリアス教キュリウス派の教母。ヴォルクルス教徒であることが発覚してからも、キュリウス派の信徒は彼女を信じ続けたようだ……。
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;[[ピレイル・ボーラセン]]
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:ヴォルクルス教団の司教。彼と協力関係にあったがフォーランは勝手な行動をして最終的には敵対した。
  
 
=== ネストリアス教 ===
 
=== ネストリアス教 ===
;[[ネストリアス教徒]]
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;ネストリアス教徒
 
:女性信徒のみが敵兵として登場。凄まじい勢いでヤンロンに襲い掛かってくる。
 
:女性信徒のみが敵兵として登場。凄まじい勢いでヤンロンに襲い掛かってくる。
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=== その他 ===
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;[[ソーン・ザン・バキウム]]
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:初めての出陣で気を失った際、彼に保護される。その後は奇妙な縁で結ばれ最期を彼とともにした。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。 -->
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;「つれないお言葉ですね、ヤンロン様。あなたへの強い想いのお蔭で、こうして黄泉返る事ができましたのに」
=== 戦闘台詞 ===
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:エルシーネの姿で現れヤンロンから助かるはずがなかったと言われ。彼女に完全になりきっている。
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;「いえ……決着などついてはいません……わたくしの復讐に……終わりなどないのです」
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:バルシナ火山にアンティラス隊を呼び出すも敗北して。この言葉にヤンロンは違和感を覚えていた。
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;「ヤンロン様……今度は2人きりでお逢いしましょう。誰にも邪魔されぬ場所で。……『あの時のあの場所』に、1人だけで来てくださいますか」
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:自分の正体を疑うヤンロンに対して。ヤンロンとエルシーネしか知らないはずの『あの場所』に彼を誘い込む。
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;「それは……わたくしがヤンロン様と……愛を語らう為に……」
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:『あの場所』に現れたヤンロンからここで何をしたのか問われて。エルシーネからはこのように聞かされたようだが実際はヤンロンに術をかける為だった。さらにヤンロンからエルシーネに最後にかけた言葉を問われて本性を露にした。
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;「ふふ……うふふ……皆良い子ですよ……エルシーネ様の為に、身も心も捧げると誓ったのです。確実にヤンロン様を罰する為に……彼女達の手を借りる事にいたしました」<br />「あははははははははは!何を怒っていらっしゃるのですか!皆、エルシーネ様の許に行けたのです!」<br />「うふふ……ヤンロン様にも聞こえますね?皆の喜ぶ声が!!うふ……うふふ……あははははははははは!!」
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:本性を露にした彼女は、ヤンロンを倒すために靈装機に乗せたネストリアス教徒を呼び出す。教徒たちは靈装機に魂を食われ邪霊になってしまう。その姿を見ても何も感じない姿を見てヤンロンは怒りの炎を燃やす。
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;「ふ……ふふふ!自ら起こした炎にその身を焼かれるというのですか!」<br />「自らの身を焦がすとは……やはりヤンロン様も、エルシーネ様が恋しいのですね!ならば、わたくし自らの手で、エルシーネ様の許へと送って差し上げます!」
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:ポゼッションを発動しかけるも失敗したヤンロンにとどめを刺そうとするがレミアが割って入り失敗してしまう。
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;「ああっ……炎が……エルシーネ様を殺めた炎が、あんなにも激しく!!赦せません……その炎は、あってはならないのです!!ヤンロン様は、その罪をおおお!!」
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:ポゼッションを発動したグランヴェールを見て。その自分勝手な怒りをぶつける姿にヤンロンは逆に彼女の犠牲になった者達の怒りを乗せて一撃を放つ。
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;「私は……私はまだ、終わるわけには……私はエルシーネ様の……ふふふ……あはははは!!」
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:正体が明かされエルシーネの姿を失うが彼女は諦めることは無く姿を消した。
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;「利用など……しておりません。もはや彼女達は、エルシーネ様に全てを捧げる者達……この私と同じなのですから」<br />「彼女達の願いはただ一つ……エルシーネ様の無念を晴らし、そのお膝元に召される事……アンティラス隊が……ヤンロン様がいる限り……私どもは戦うつもりです。いつまでも、弱き者のままでいるつもりはありません」
 +
:邪神の力をまだ制御できていないソーンを護ると宣言して。ソーンはネストリアス教徒を利用するのに苦言を呈すが、フォーランの言葉を聞いて彼女達をエルシーネ教徒と評し逆に護ってやると言った。
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;「ふふっ……初めて名前で呼んでくださいましたね……ソーン様……」<br />「何も……恐れる必要はありません。全ての命、全ての魂は、エルシーネ様の許へと還るのです」<br />「私は、全ての人々の魂をエルシーネ様の許へと導きます。ソーン様、あなたも、また……」
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:神殿の崩壊に飲まれようとするソーンの前に現れて。偽りの聖女だった彼女だが最後の姿は本当の聖女と言っていいのかもしれない。
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== 搭乗機体・関連機体 ==
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;[[ボランゾルン]]
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:エルシーネの使っていた妖装機。
  
 
== 関連用語 ==
 
== 関連用語 ==

2014年8月25日 (月) 17:06時点における版

フォーラン・デイクゼン

ネストリアス教徒。エルシーネの影武者を務めていた女性。エルシーネは拒んでいたが暗殺未遂事件があった頃から、写し身の術を使った影武者の修業を積んでいた。エルシーネの仇をとるためなら同じネストリアス教徒を靈装機に乗せることも厭わない。

アンティラス隊を追い詰めようとするテロリストに協力する形で登場。この時点では顔見せだけですぐ力尽きてしまいソーンに保護される。しばらくソーンと共にいたがヤンロンへ復讐を成し遂げるために行動を再開する。エルシーネに扮してヤンロンを追い詰めていったが、エルシーネとヤンロンの思い出の地ミネベア市で彼の言葉に引っ掛かりボロをだしてしまう。今度は魔装機で彼を追い詰めるがレミアの援護とポゼッションの覚醒で阻まれてしまう。

その後、ソーンに再び保護され彼とともに行動を共にするようになった。ソーンの戦いを援護していき彼の最後の戦いにも付き合って命を落とした。

登場作品と役柄

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
影武者時代の経験を生かして魔法でエルシーネに変装。その姿で各地のネストリアス教徒を扇動してテロ活動を頻出させている。
主な出番をラングランルートに選定されているため、他ルートに進むと中盤以降遭遇できなくなる。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

全体的に能力は高め

精神コマンド

魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
直感加速激励幸運

特殊技能(特殊スキル)

魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
幻影、先射反攻

パイロットBGM

「決別の時」
専用BGM。

人間関係

アンティラス隊

ホワン・ヤンロン
仇敵。
レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア
ヤンロンを倒そうとした際、彼女に妨害された。

ヴォルクルス教団

エルシーネ・テレジア
ネストリアス教キュリウス派の教母。ヴォルクルス教徒であることが発覚してからも、キュリウス派の信徒は彼女を信じ続けたようだ……。
ピレイル・ボーラセン
ヴォルクルス教団の司教。彼と協力関係にあったがフォーランは勝手な行動をして最終的には敵対した。

ネストリアス教

ネストリアス教徒
女性信徒のみが敵兵として登場。凄まじい勢いでヤンロンに襲い掛かってくる。

その他

ソーン・ザン・バキウム
初めての出陣で気を失った際、彼に保護される。その後は奇妙な縁で結ばれ最期を彼とともにした。

名台詞

「つれないお言葉ですね、ヤンロン様。あなたへの強い想いのお蔭で、こうして黄泉返る事ができましたのに」
エルシーネの姿で現れヤンロンから助かるはずがなかったと言われ。彼女に完全になりきっている。
「いえ……決着などついてはいません……わたくしの復讐に……終わりなどないのです」
バルシナ火山にアンティラス隊を呼び出すも敗北して。この言葉にヤンロンは違和感を覚えていた。
「ヤンロン様……今度は2人きりでお逢いしましょう。誰にも邪魔されぬ場所で。……『あの時のあの場所』に、1人だけで来てくださいますか」
自分の正体を疑うヤンロンに対して。ヤンロンとエルシーネしか知らないはずの『あの場所』に彼を誘い込む。
「それは……わたくしがヤンロン様と……愛を語らう為に……」
『あの場所』に現れたヤンロンからここで何をしたのか問われて。エルシーネからはこのように聞かされたようだが実際はヤンロンに術をかける為だった。さらにヤンロンからエルシーネに最後にかけた言葉を問われて本性を露にした。
「ふふ……うふふ……皆良い子ですよ……エルシーネ様の為に、身も心も捧げると誓ったのです。確実にヤンロン様を罰する為に……彼女達の手を借りる事にいたしました」
「あははははははははは!何を怒っていらっしゃるのですか!皆、エルシーネ様の許に行けたのです!」
「うふふ……ヤンロン様にも聞こえますね?皆の喜ぶ声が!!うふ……うふふ……あははははははははは!!」
本性を露にした彼女は、ヤンロンを倒すために靈装機に乗せたネストリアス教徒を呼び出す。教徒たちは靈装機に魂を食われ邪霊になってしまう。その姿を見ても何も感じない姿を見てヤンロンは怒りの炎を燃やす。
「ふ……ふふふ!自ら起こした炎にその身を焼かれるというのですか!」
「自らの身を焦がすとは……やはりヤンロン様も、エルシーネ様が恋しいのですね!ならば、わたくし自らの手で、エルシーネ様の許へと送って差し上げます!」
ポゼッションを発動しかけるも失敗したヤンロンにとどめを刺そうとするがレミアが割って入り失敗してしまう。
「ああっ……炎が……エルシーネ様を殺めた炎が、あんなにも激しく!!赦せません……その炎は、あってはならないのです!!ヤンロン様は、その罪をおおお!!」
ポゼッションを発動したグランヴェールを見て。その自分勝手な怒りをぶつける姿にヤンロンは逆に彼女の犠牲になった者達の怒りを乗せて一撃を放つ。
「私は……私はまだ、終わるわけには……私はエルシーネ様の……ふふふ……あはははは!!」
正体が明かされエルシーネの姿を失うが彼女は諦めることは無く姿を消した。
「利用など……しておりません。もはや彼女達は、エルシーネ様に全てを捧げる者達……この私と同じなのですから」
「彼女達の願いはただ一つ……エルシーネ様の無念を晴らし、そのお膝元に召される事……アンティラス隊が……ヤンロン様がいる限り……私どもは戦うつもりです。いつまでも、弱き者のままでいるつもりはありません」
邪神の力をまだ制御できていないソーンを護ると宣言して。ソーンはネストリアス教徒を利用するのに苦言を呈すが、フォーランの言葉を聞いて彼女達をエルシーネ教徒と評し逆に護ってやると言った。
「ふふっ……初めて名前で呼んでくださいましたね……ソーン様……」
「何も……恐れる必要はありません。全ての命、全ての魂は、エルシーネ様の許へと還るのです」
「私は、全ての人々の魂をエルシーネ様の許へと導きます。ソーン様、あなたも、また……」
神殿の崩壊に飲まれようとするソーンの前に現れて。偽りの聖女だった彼女だが最後の姿は本当の聖女と言っていいのかもしれない。

搭乗機体・関連機体

ボランゾルン
エルシーネの使っていた妖装機。

関連用語

キュリウス派
ネストリアス教の分派。新暦2610年頃、キュリウスという神学博士の興した宗教改革を契機に基準派と袂を別つに至ったらしい。その教義において、精霊の存在を唯一神の仮の姿であると肯定しているという。アクアビナ修養会はデルハット市(シュテドニアス連合国)を拠点にキュリウス派の布教活動を行っている慈善団体。
ネストリアス教
ラ・ギアスでかつて隆盛を誇ったといわれる啓示宗教たる一神教。教祖はネストリア(新暦1248年頃から1288年まで)という人物。その信条は、人神分離からはじまる多神と精霊の否定および来世での救済。伝承に残る神の名は全て唯一神の仮の姿であると定めている。