「連合宇宙軍」の版間の差分

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:ワールド6の「第8世界」で登場。劇場版設定。
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2023年1月19日 (木) 19:05時点における版

連合宇宙軍とは、『機動戦艦ナデシコ』の世界に登場する軍隊である。

概要 

地球連合の四軍の一つ。名前の通り宇宙での防衛を担うが、『ナデシコ』の舞台となる22世紀末は「戦車」の存在を若者たちが全く知らない(11話のナナフシ迎撃戦での描写)ほど兵器が人型機動兵器(及びそれを運用する宇宙戦艦)に依存しており、宇宙軍の保有するロボット兵器は換装さえすれば地上でも使用が可能。故に宇宙軍は他陸海空軍よりも勢力は上とされ、基本的にTV版で「軍」と言ったら宇宙軍を指す。

主な目的は「異星人宇宙怪獣が来た場合の戦闘」という、他の作品で言う所の地球防衛軍的なコンセプトであるが、実際は蜥蜴戦争までそうした地球外生命体は確認されておらず、本当の目的は他3軍を監視し地球連合へのテロを阻止することにある。

木連の先祖である独立戦役においてネルガル重工から兵器の供給を受けたため、現在もネルガルとの関係が深く、悪く言えば官民癒着している。

作中では第1次火星会戦にて木星蜥蜴に叩きのめされ、挙句にチューリップ火星に墜落させてしまいコロニーを滅ぼす完敗を喫してしまう。それを受けてネルガル主体で火星避難民を脱出させる「スキャパレリ・プロジェクト」が発足、宇宙軍はプロジェクトの旗艦であるナデシコを接収しようとするも逃げられてしまった。結果的にプロジェクトは失敗に終わり、更にナデシコがボソンジャンプの失敗により宇宙軍を誤射してしまう失態もあって、ナデシコを軍属とする処分を下す。しかし、最終的にまたしてもナデシコをミスマル・ユリカらに持ち逃げされてしまう事となる。

蜥蜴戦争終結後は木連が加わった事で「新地球連合」が成立となり、他陸海空軍は統合平和維持軍に改称。ナデシコクルーも一部は宇宙軍に志願する事となり、『劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』においては統合軍と力量関係が逆転している。いずれ統合軍とも合併する計画であったが、統合軍は内部に入り込んでいた木連過激派のスパイにより火星の後継者の反乱を招く結果となった為、その後どうなったのかは不明。

主な所属人物

ミスマル・コウイチロウ
中将。第三艦隊司令。
ムネタケ・ヨシサダ(SRW未登場)
参謀長。劇場版にて登場。
ムネタケ・サダアキ
提督。ヨシサダの息子。TV版にてナデシコ接収の任を受けて乗艦。
フクベ・ジン
元提督。第1次火星会戦の司令官で、敗戦の責任を取って辞職していたが、身分を隠してナデシコAに搭乗。
ミスマル・ユリカ
ナデシコA艦長。ナデシコ接収に伴い他クルーと共に一時的に軍属となり、ナデシコを降りた後も一時期軍で仕事を手伝っていたが、寿退職する。
テンカワ・アキト
TV版主人公。上記の通り一時的に軍属となるが、終戦後に退役。
ホシノ・ルリ
劇場版主人公。ナデシコAオペレーター⇒ナデシコB及びナデシコC艦長。劇場版では少佐。
アオイ・ジュン
ナデシコA副艦長。劇場版ではアマリリス艦長を務め、階級は中佐。
ダイゴウジ・ガイ
TV版開始時点で退役済み。最終階級は少尉。
スバル・リョーコ
ナデシコAエステバリス隊隊長。TV版では宇宙軍所属だが、ナデシコを降りた後は統合平和維持軍に転属。
マキビ・ハリ
ナデシコB副艦長。
高杉三郎太
元木連だが、劇場版では宇宙軍に入隊。ナデシコB副艦長。
ホウメイ
漫画『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』ではナデシコクルーではなく、宇宙軍提督。

保有戦力

デルフィニウム
エステバリス
量産型エステバリス
エステバリスII
エステバリスカスタム
スーパーエステバリス
ステルンクーゲル
ナデシコ(一時的に軍属)
ナデシコB
ナデシコC

他にも無数の艦船やロボット兵器を備える。

関連用語 

ヨコスカ基地
連合宇宙軍基地。名前の通り神奈川県横須賀市に設置。

登場作品

基本的に『ナデシコ』の連合軍はSRWではガンダムシリーズの軍隊に統合されるので、大体の作品で連合宇宙軍所属のキャラは地球連邦軍等の所属となり、名称が登場する事は非常に稀。

スーパーロボット大戦J
初登場作品。TV版設定。
女主人公であるカルヴィナ・クーランジュは初登場時本組織所属。ほとんど『機動戦士ガンダムSEED』に登場する同名の組織と同じ扱いであり、アルストロメリアは本作がSRW初登場。
スーパーロボット大戦DD
ワールド6の「第8世界」で登場。劇場版設定。
新機動戦記ガンダムW』シリーズに登場する統合平和維持軍及び地球圏統一連合が母体となっており、やはり『劇ナデ』同様に統合軍との関係は微妙な所。プリベンターは一応宇宙軍寄りの組織扱いらしく、張五飛がナデシコBに配属され用心棒を担っている。