「旧ザク」の版間の差分

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*TVアニメ本編ではガデムの乗る1機しか登場していない。また作中ではただ「ザク」としか呼ばれておらず、他のザクと外見が違う理由は語られていなかった。後に書籍などで「旧式のザクで作業用」と紹介されたが、劇場版公開に合わせて、ア・バオア・クーのシーンに登場カットが追加されたほか、マシンガンを装備したイラストが発表され、元々は戦闘用であったという設定にされた。
 
*TVアニメ本編ではガデムの乗る1機しか登場していない。また作中ではただ「ザク」としか呼ばれておらず、他のザクと外見が違う理由は語られていなかった。後に書籍などで「旧式のザクで作業用」と紹介されたが、劇場版公開に合わせて、ア・バオア・クーのシーンに登場カットが追加されたほか、マシンガンを装備したイラストが発表され、元々は戦闘用であったという設定にされた。
 
**また、「ザクI」という呼び名も書籍「ガンダムセンチュリー」にて付けられた後付け設定であり、映像作品では『MS IGLOO』にて初めて呼ばれているため、一種の逆輸入設定と言える。
 
**また、「ザクI」という呼び名も書籍「ガンダムセンチュリー」にて付けられた後付け設定であり、映像作品では『MS IGLOO』にて初めて呼ばれているため、一種の逆輸入設定と言える。
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*本編の初登場時点で既に完全な旧式であり、スパロボでも骨董品扱いされるなど現役の兵器としては著しく評価が低い機体であるが、ゲームや小説などで展開された[[一年戦争]]の外伝作品『ジオニックフロント』では、なんと'''旧ザクでガンダム(6号機・SRW未出演)を倒した者'''が現れた。しかも後継機の改良型である[[ザク改]]で[[NT-1アレックス]]を命を懸けた相打ちで仕留めた[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]とは違い、こちらは直接戦闘としての完全な勝利である。その上パイロットは過去の戦闘による負傷で視神経に若干の障害を抱えるというハンデまで背負っていた(そのため同機は即席ながら音響センサーを充実させることで補っている)。まさに'''[[シャア・アズナブル|「モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差でない」]]'''といったところか。なお、最新鋭のガンダムが旧ザクに墜とされたことは当然連邦軍側にとっても大事件であり、6号機のパイロットを務めていたエイガー少尉(SRW未出演)は戦後もこの事実により相当揶揄されたようである。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2019年5月8日 (水) 17:56時点における版

旧ザク
外国語表記 Old Zaku
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
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スペック
正式名称 ザク
ザクI
分類 汎用モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 MS-05B
頭頂高 17.5 m
本体重量 50.3 t
全備重量 65.0 t
動力 核融合炉
ジェネレーター出力 899 kW
スラスター推力

19,500 kg×2
850 kg×2

総推力
40,700 kg
装甲材質 超硬スチール合金
センサー有効半径 2,900 m
開発 ジオニック社
所属 ジオン公国軍
主なパイロット ガデム
ジオン兵
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旧ザクは『ガンダムシリーズ』の登場メカ

概要

ジオニック社が開発したジオン公国軍量産型モビルスーツ。開発時の名称は「ザク」だったが、後継機のザクIIが開発された事により「ザクI」と呼ばれるようになった。

プロトタイプ・ザクの改良型であり、競合機であったツィマッド社のヅダ(SRW未登場)を破って、人類史上で初めて“制式採用”され“量産”された機体となった。

安定した性能を持つが、動力パイプを内装した上、ジェネレーターの出力も低かったために十分な運動性を発揮できず、後に本機をさらに改良したMS-06 ザクIIが開発される事となった。ザクIIと同じく指揮官機は頭部にブレードアンテナが追加される。

本機は一年戦争初期に実戦投入されたが、後にザクIIの配備が進むと主に補給部隊や拠点防衛などで運用されるようになった。また、キャリフォルニア・ベースでは、ザクIをベースにして、ビームライフルによる狙撃仕様の機体であるザクI・スナイパータイプが開発されている。

本機の登場により、それまでの戦闘の有り方が決定的なまでに変わる事となった。

劇中での様相

補給部隊の艦長ガデムが搭乗。ガンダムに肉弾戦をしかけるも撃破された。

劇中では描かれていないものの、ランバ・ラル黒い三連星もパーソナルカラーに塗装された本機に搭乗した。

08小隊』ではトップ小隊の隊長であるトップが角付きの機体に搭乗している。

ΖΖ』ではサイド3のコロニー・タイガーバウムにあるスタンパ・ハロイのMSコレクションの一つとして登場。見た目は一年戦争時の機体と同じだが、内部が改良されている。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
シナリオ「老兵の挽歌」でガデムが乗り、コウニナを驚かせた。5段階改造されているため、雑魚のザク改よりはずっと強い。なお、地形アクシズ」の戦闘背景には本機の頭部が漂っているのが確認できる。
スーパーロボット大戦F完結編
ガンダム・チームの手により入手する。シナリオ「トレーズ、立つ」ではジュドー・アーシタ、「灯火は炎となりて」ではイーノ・アッバーブが乗って強制出撃になる。ゲーム中では旧式過ぎて使い物にならないとされ、実際性能は良くないが、運動性だけは自軍の下手な旧式MSより高い。プレミアものとして残そうとしたビーチャ・オーレグによってウォン・ユンファのユニット買取イベントを阻止されるため、自軍には残る。
「灯火は炎となりて」ではブローカーに売り飛ばされそうになった。そういった扱いに関わらず、DCルートで決戦後のア・バオア・クーの探索へ許可済み・無断いずれもジュドーたちが行った場合、GP-02Aサイサリスorノイエ・ジール入手と引き換えにザク改2機ととも大破してしまい失われてしまう(彼らの興味は入手したMSの方に行ったのか、壊した程度にしか思われていない)。ジュドーたちがア・バオア・クーに行かなかった場合はそのまま残る。ポセイダルルートだと最後までいる。

関連作品

リアルロボット戦線
ガデム自身が乗り、味方機として加わるがガンダムMk-IIと択一になる上、Mk-IIと違ってすぐに失われる。敵としては登場しない。

装備・機能

武装・必殺武器

アニメ本編では素手であり、武装は後の書籍・模型などで明かされたものである。

ショルダータックル
文字通り肩からぶつかっていく体当たり。ある意味旧ザクを象徴する技。左肩の円形ショルダーアーマーの方をぶつけるのがミソ。相手のMSに対して強烈な一撃を浴びせる。

基本装備

ヒートホーク
格闘戦用の武装。ザクIIの物と同型。横腰部にマウント可能。
105mmマシンガン
本機の主兵装。マガジンが側面に取り付けられている。装弾数は145発。電動発砲式で出力が低く、威力は後継機の120mmマシンガンよりかなり劣る。
280mmバズーカ / ザク・バズーカ
元々は核弾頭発射用に開発されていた。南極条約締結後は通常の弾頭が使用されている。また、本機の右肩にはバズーカラックが装備されている。後腰部にマウント可能。

オプション装備

120mmマシンガン
トップ機などが装備。SRWではこちらを装備。
ザクマシンガン改
タイガーバウム仕様が装備。
ガス弾銃
毒ガス弾を装填し、サイド2で使用して住民を皆殺しにした。サイド2に偶然いたシローに強いトラウマを残した。
Sマイン
機体の各所に搭載されている対人近接防御兵器。空中で爆発させて小型の鉄球の雨を降らせて敵兵を駆逐する。トップ機が装備。他にも陸戦型ザク等が装備している。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。

移動タイプ

サイズ

M

対決・名場面

ガンダム
機動戦士ガンダムの「敵の補給艦を叩け!」より、本機の象徴であるショルダータックルを披露した一戦。ガデムが乗り込み、その卓越した操縦技量によってビームライフルやビームサーベルによる攻撃を紙一重で交わした後、懐に飛び込んで見事ショルダータックルを直撃させた。しかし、ザクマシンガンの直撃に余裕で耐えるルナ・チタニウムの装甲に旧ザクのパワーで歯が立つはずもなく、ほとんどダメージを与えられぬまま、反撃のビームサーベルで真っ二つに斬り裂かれ撃破された。

関連機体

強化型・バリエーション機

ザクI・スナイパータイプ
機動戦士ガンダムUC』などに登場。旧式となった本機を長距離射撃用に改修。出力が不足しているためジェネレーターを搭載して稼動する。動きもお世辞にも良いとは言えずファットアンクル等に搭乗するなど足の遅さを補う必要があった。

関連機

ザクII
出力の改善等をされた後継機。
ボルジャーノン (ギャバン機)
∀ガンダム』に登場。通常のボルジャーノン黒歴史時代のザクⅡであるが、発掘されたボルジャーノンの中で唯一形状が違う旧ザクが隊長であるギャバン機として使用された。

余談

  • TVアニメ本編ではガデムの乗る1機しか登場していない。また作中ではただ「ザク」としか呼ばれておらず、他のザクと外見が違う理由は語られていなかった。後に書籍などで「旧式のザクで作業用」と紹介されたが、劇場版公開に合わせて、ア・バオア・クーのシーンに登場カットが追加されたほか、マシンガンを装備したイラストが発表され、元々は戦闘用であったという設定にされた。
    • また、「ザクI」という呼び名も書籍「ガンダムセンチュリー」にて付けられた後付け設定であり、映像作品では『MS IGLOO』にて初めて呼ばれているため、一種の逆輸入設定と言える。
  • 本編の初登場時点で既に完全な旧式であり、スパロボでも骨董品扱いされるなど現役の兵器としては著しく評価が低い機体であるが、ゲームや小説などで展開された一年戦争の外伝作品『ジオニックフロント』では、なんと旧ザクでガンダム(6号機・SRW未出演)を倒した者が現れた。しかも後継機の改良型であるザク改NT-1アレックスを命を懸けた相打ちで仕留めたバーニィとは違い、こちらは直接戦闘としての完全な勝利である。その上パイロットは過去の戦闘による負傷で視神経に若干の障害を抱えるというハンデまで背負っていた(そのため同機は即席ながら音響センサーを充実させることで補っている)。まさに「モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差でない」といったところか。なお、最新鋭のガンダムが旧ザクに墜とされたことは当然連邦軍側にとっても大事件であり、6号機のパイロットを務めていたエイガー少尉(SRW未出演)は戦後もこの事実により相当揶揄されたようである。

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