「アレクサンダ」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
21行目: 21行目:
 
他国のKMFには見られない本機独自の特徴として、「インセクトモード」と呼ばれる多脚機動形態への変形機構が挙げられる。その名の通り昆虫に似たフォルムを有し、4本の脚で這い回ることでランドスピナーでは進みにくい森林地帯などでも劣らない高速移動が可能な他、直角の壁面に苦も無く張り付いたまま移動するなど、変則的な機動を実現している。見た目を違って変形の仕組みも比較的単純で、複雑なギミックは腕や脚の部分的な変形のみに留まっており、変形速度も非常に速い。一方で、その複雑な運用メカニズムから通常の操縦システムだけでは制御しきれないため、操縦者の脳内にニューロデバイスのチップを埋め込むことで機体の制御を補助させるシステムを採用している。
 
他国のKMFには見られない本機独自の特徴として、「インセクトモード」と呼ばれる多脚機動形態への変形機構が挙げられる。その名の通り昆虫に似たフォルムを有し、4本の脚で這い回ることでランドスピナーでは進みにくい森林地帯などでも劣らない高速移動が可能な他、直角の壁面に苦も無く張り付いたまま移動するなど、変則的な機動を実現している。見た目を違って変形の仕組みも比較的単純で、複雑なギミックは腕や脚の部分的な変形のみに留まっており、変形速度も非常に速い。一方で、その複雑な運用メカニズムから通常の操縦システムだけでは制御しきれないため、操縦者の脳内にニューロデバイスのチップを埋め込むことで機体の制御を補助させるシステムを採用している。
  
更に、上記のニューロデバイスによる操縦支援システムを応用し、操縦者の精神を拡張させることが可能な「ブレインレイドシステム」が搭載されている。これによってニューロデバイスが数値化した操縦者の脳波を機体にダイレクトに反映させ、文字通り「意思」のみで機体の制御を行い、驚異的な反応速度・運動性を発揮できる。また、アレクサンダ間で操縦者同士の脳をリンクさせることにより、通常の通信のように傍受される恐れが一切ないテレパシーのような意思の疎通も可能となる。この場合、指揮官機たる親機がシステム制御の中枢を担い、子機がその支配下に入る形で効率的な運用を図る。反面、これによって本機は実質定められた者にしか操縦出来ず、脳をリンクさせる弊害で親機が子機のパイロットの精神を浸食して操ってしまうことが出来る。
+
更に、上記のニューロデバイスによる操縦支援システムを応用し、操縦者の精神を拡張させることが可能な「ブレインレイドシステム」が搭載されている。これによってニューロデバイスが数値化した操縦者の脳波を機体にダイレクトに反映させ、文字通り「意思」のみで機体の制御を行い、驚異的な反応速度・運動性を発揮できる。また、アレクサンダ間で操縦者同士の脳をリンクさせることにより、通常の通信のように傍受される恐れが一切ないテレパシーのような意思の疎通も可能となる。この場合、指揮官機たる親機がシステム制御の中枢を担い、子機がその支配下に入る形で効率的な運用を図る。反面、これによって本機は実質定められた者にしか操縦出来ず、脳をリンクさせる弊害で、親機が子機のパイロットの精神を浸食して意のままに操ることができる。
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==

2017年3月3日 (金) 08:05時点における版

アレクサンダ
外国語表記 Alexander
登場作品 コードギアス 亡国のアキト
メカニックデザイン 安田朗
分類 第七世代KMF相当
型式番号 W0X
全高 4.39 m
重量 6.73 t
動力 ユグドラシルドライブ
エネルギー エナジーフィラー
推進機関 高機走駆動輪(ランドスピナー)
所属 ヨーロピア共和国連合
主なパイロット 日向アキト
テンプレートを表示

概要

ユーロ・ブリタニアと敵対するヨーロピア共和国連合(E.U.)が独自開発した新型の特殊作戦用KMF。

全体的にスマートな細身のフォルムを有する。グラスゴーのデッドコピー以下でしか無かったE.U.現行主力機のパンツァー・フンメルとは異なり、本格的にブリタニア製KMFの技術を導入・転用していると考えられ、フレームにも数多く共通点が見られる。その性能も第七世代相当とされる強力なもので、特に機動性は旧来のブリタニア機を圧倒的に凌駕している。主に機動力を活かした白兵戦を得意とする反面、同クラスのKMFの中では火力・決定力に欠けており、操縦者の技量にその真価が委ねられる機体となっている。また、初期のランスロット同様に脱出装置が搭載されていない。

他国のKMFには見られない本機独自の特徴として、「インセクトモード」と呼ばれる多脚機動形態への変形機構が挙げられる。その名の通り昆虫に似たフォルムを有し、4本の脚で這い回ることでランドスピナーでは進みにくい森林地帯などでも劣らない高速移動が可能な他、直角の壁面に苦も無く張り付いたまま移動するなど、変則的な機動を実現している。見た目を違って変形の仕組みも比較的単純で、複雑なギミックは腕や脚の部分的な変形のみに留まっており、変形速度も非常に速い。一方で、その複雑な運用メカニズムから通常の操縦システムだけでは制御しきれないため、操縦者の脳内にニューロデバイスのチップを埋め込むことで機体の制御を補助させるシステムを採用している。

更に、上記のニューロデバイスによる操縦支援システムを応用し、操縦者の精神を拡張させることが可能な「ブレインレイドシステム」が搭載されている。これによってニューロデバイスが数値化した操縦者の脳波を機体にダイレクトに反映させ、文字通り「意思」のみで機体の制御を行い、驚異的な反応速度・運動性を発揮できる。また、アレクサンダ間で操縦者同士の脳をリンクさせることにより、通常の通信のように傍受される恐れが一切ないテレパシーのような意思の疎通も可能となる。この場合、指揮官機たる親機がシステム制御の中枢を担い、子機がその支配下に入る形で効率的な運用を図る。反面、これによって本機は実質定められた者にしか操縦出来ず、脳をリンクさせる弊害で、親機が子機のパイロットの精神を浸食して意のままに操ることができる。

登場作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2016年2月開催のイベント「歴史の狭間で輝くモノ」にてType-1(アキト機)がイベント報酬ユニットとして登場。レアリティSSRのアタッカー。
同年12月のイベント復刻にてType-2(レイラ機・アヤノ機)が限定ガシャユニットとして登場。レイラ機は大器型のSSRシューター、アヤノ機はSSRのアタッカー。

装備・機能

武装・必殺武器

ジャッジメント
E.U.製の対KMF用リニアアサルトライフル。速射性に優れる。高速戦闘での取り回しも考慮されており、大型ながら高速移動中にも問題なく使用可能。取り外して付け替えることで、インセクトモード時でも使用可能。
対KMF戦用トンファー
サザーランドなどにも採用された接近戦用武器。本機のものは先端にニードルが仕込まれている。
ウルナエッジ
手首から刀身を出し入れ可能なナイフ。KMFの装甲を切り裂くだけの切れ味があり、接近戦では隠し武装としても威力を発揮する。
ビーショップ・ロングレイ
アヤノ専用のType-02にのみ搭載された刀身の長い対KMF戦用実体剣。
ブレインレイドシステム
本機最大の機能である脳波リンク網を形成する根幹となるシステム。

移動タイプ

サイズ

S

関連機体

スパロボ登場機

アレクサンダType-01(アキト機)
全滅したType-01唯一の残存機。そのため、Type-01自体が実質アキトの専用機となっている。
アレクサンダType-02(レイラ機)
wZERO部隊司令・レイラ・マルカル専用のType-02。アレクサンダ・ドローンの操作機能を持つwZERO部隊の指揮官機。それらの役目を優先する必要性から、Type-02の中では唯一ブレインレイドシステムがオミットされている。
アレクサンダType-02(アヤノ機)
wZERO部隊隊員・香坂アヤノ専用のType-02。刃物術を得意とするアヤノの戦闘スタイルに合わせ、右腕に対ナイトメア用大型刀「ビーショップ・ロングレイ」を装備している接近戦特化型。

バリエーション

アレクサンダType-01
初期型。それなりの数が量産され、アキトを含む旧日本人志願兵をテストパイロットに据えた実戦テストが行われたが、機体共々捨て駒としか認識していなかった司令官の独断で特攻させられ、アキトの機体を除き失われた。
アレクサンダ・リベルテ
最終決戦に備え、アキト機を改修した機体。
アレクサンダType-02
Type-01のデータが反映された改良型。レイラ・マルカルやwZERO部隊の隊員が主に乗り込む。
アレクサンダ・ヴァリアント
Type-02から更に改良が加えられ、各種基本性能の向上に成功した実用モデル。wZERO部隊の隊員が乗り込む。
アレクサンダ・レッドオーガ
これまでのデータを結集して開発された新型機。赤いカラーリングと鬼の角を思わせる突起が特徴。元々はアキトの機体となるはずだったが、リベルテに改修されたアキト機の続投により、アシュレイ・アシュラに与えられた。
アレクサンダ・ドローン
AI制御による無人機。Type-02と同等の基本性能を有し、変形も可能。自律機動故に有人機には戦闘力で劣るが、レイラ機からのオペレートである程度の制御・統制も可能。
フローレンス
モニカ・クルシェフスキーの専用機。回収したアレクサンダ・ドローンをブリタニアの技術で修理・改修したもの。
荒草鳴砂
月山玄信の専用機。「あれくさりすな」と読む。ラクシャータ・チャウラーが偶然入手したType-02の同型機を改修したもの。両腕が欠損していたため、月山の要望で彼の前の愛機である月下鳴砂の両腕が移植されている。

その他

ヴェルキンゲトリクス
ユーロ・ブリタニアのシン・ヒュウガ・シャイング専用機。技術体系こそ異なるが、本機と同じくフォートレスモードへの変形とは異なる形態への可変機構を備えた機体。

商品情報