「サフィーネ・グレイス」の版間の差分

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<!-- ()で括られた人物はサフィーネの援護台詞の対象になるメンバー。 -->
 
<!-- ()で括られた人物はサフィーネの援護台詞の対象になるメンバー。 -->
*代々ヴォルクルスを信仰する家系の出身という設定があった。『電撃Playstation Vol.510』2012年1月26日号(2012年1月12日発売)にもその設定は記載されているが、現在も有効なのかは不明。信頼する仲間サフィーネにいらぬマイナスが課せられると判断したシュウがマサキ達に開示しなかった可能性もあれば、サフィーネの肉親が末娘には信仰を強要しなかった可能性もある。案外姉と姓が異なることと関係しているのかもしれない(片割れを信徒と知り離婚に至った等々)。
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*代々ヴォルクルスを信仰する家系の出身という設定があった。『電撃Playstation Vol.510』2012年1月26日号(2012年1月12日発売)にもその設定は記載されているが、現在も有効なのかは不明。信頼する仲間サフィーネに不名誉な事実と判断したシュウがマサキ達に開示することを嫌っただけという可能性もあれば、サフィーネの肉親が末娘に信仰を強要しなかった可能性もある。案外姉と姓が異なることとも関係しているのかもしれない(片割れを信徒と知り離婚に至った等々)。
  
 
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2015年1月12日 (月) 00:35時点における版

サフィーネ・グレイス(Saphine Grace)

シュウに対して主従関係に留まらぬ愛情を抱く妖艶な女戦士。その愛情は本物であり、主に敵対する者は肉親であってもためらいなく排除する。惜しげもなく肌を晒す露出過多な出で立ちがもたらす圧倒的な存在感、自ら設計した赤い妖装機ウィーゾルを操縦して敵対者を容赦なく殲滅する姿から、「紅蓮のサフィーネ」の通り名でもって恐れられている。

陽動や攪乱、情報収集を得意としており隠密行動を好む。それゆえ主人以上に情報に通じており、魔装機神操者ホワン・ヤンロンとは情報のやり取りの中で単なる敵対関係に留まらない関係を築いている。

普段の言葉遣いこそ丁寧だが、姉エルシーネと違って慎み自体はあまりない。淑女としての仮面の裏側にサディストかつマゾヒスト(攻撃を受けると恍惚の表情を浮かべる)といった激しい二面性を併せ持っており、それを隠そうともしない。極度のマゾであるため拷問への耐性は非常に強く、処罰としてのお仕置き(主に体罰系)は彼女にとっては快楽に値する。唯一、グランヴェールの操者ヤンロンの説教に怯え(苦手意識)を見せており、自由奔放な彼女をやり込める際、彼の名が頻繁に持ち出される。(IIでフリングホルニに乗船した際、マサキとワグネル代表は「勝手な真似をしたらヤンロンに説教させる」と警告を放ち彼女を憤慨させている)。

根は激情家であるため、感情が昂ると事あるごとに卑猥な単語(後述するが、その中にあまりにもヤバイのがあるのか伏せ字がなされたのもある)を連発する悪癖がある。その様を間近で目撃してきた仲間の一人(モニカ)は「ニンフォマニア(多姦症。性欲過多な女性を意味する単語)」と評した。シュウに深く傾倒していることからもわかるように、美しい人間に目がない(バイセクシャルの傾向有り)。これらのことから単なる痴女といった印象を持たれがちであるサフィーネだが、彼女は自身の審美眼に適った男女に対し関係を無理強いしたことは一度もない。戦いにおいても正々堂々とした態度で臨み、背中を任せあった戦友とは酒を酌み交わし、洗脳等の卑怯な手段を嫌う戦士の中の戦士である。魔装機神系のキャラの中でも突出してアブノーマルな性癖を持つ人物だが、いろいろな意味で率直な性格の持ち主といえるかもしれない。

邪教の陣営に所属していたときは「サフィーネ・ゼオラ・ヴォルクルス」と名乗っていたが、のちにシュウとともに破壊神サーヴァ・ヴォルクルスと戦い、その名を捨てた。ヴォルクルスの名を捨てて以降は、ミドルネームを名乗っていない。ヴォルクルス教団に入信した動機がシュウの存在に魅了されたことであったため、教団脱退に何の迷いも持たなかった。

登場作品と役柄

旧シリーズ

スーパーロボット大戦EX
初出演作品。「サフィーネ・ヴォルクルス」名義。ウィーゾルに搭乗する。
第4次スーパーロボット大戦
総ターン数が一定数以下だと最終面でシュウと共に仲間になる。ウィーゾル改に搭乗する。本作で「サフィーネ・グレイス」名義となった。
第4次スーパーロボット大戦S
音声が付いたキャラクターの1人。声優の小山茉美氏はレミー島田役も兼任している。第4次から追加されたシナリオでスポット参戦する。
スーパーロボット大戦F完結編
シュウと共に終盤仲間になる。声優が深見梨加氏に変更され、新たに音声収録が行われた。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
EXシナリオに登場。

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
第一章では「サフィーネ・ゼオラ・ヴォルクルス」名義。一貫してウィーゾル改に乗る。第一章にもウィーゾル改に乗るのはゲームの容量の関係。姑息な作戦は好きではない面が、シュウの部下らしいところか。第二章ではヤンロンの特訓に影響されて自ら必殺技ダークネスボンテージを生み出す。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
基本的にはリメイク前と同じ。回想録やカットインではセクシーな容姿を余す所なくさらけ出すが、意外にも揺れない
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
限定版のIシナリオでウィ―ゾルに乗る。IIではラスボスであるエルシーネの実妹ということもあり、特に南部ルートでは重要人物として活躍。実質、南部ルートのサブヒロイン的な立ち位置である。この関係で、シュウ一行の中では正式参戦が早い。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
中盤ではエルシーネ復活事件を調査する為に合流するが、その正体が偽物だったと判明したら興味がなくなったとして離脱する。しかし、特殊戦闘台詞では姉を貶めた偽物に対して怒りを露にした。専用曲もなく必殺技の射程が減少するなど扱いはやや不遇。参戦が限定されているため、労力を注ぎ込む必要性に欠ける面があるのは否めない。
正式参入するのはバゴニアのルート終盤のみ。ラングランルートの終盤ではシュウやモニカと共にポゼッションを会得したエランの力を試すために戦いを挑む。シュテドニアスルート終盤での活躍はキャンペーンマップ「逆襲のネオ・グランゾン」で描かれる。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝
今回、シュウがヴォルクルスに反旗を翻す前の時系列なので「サフィーネ・ゼオラ・ヴォルクルス」名義。シュウの命令でイージス計画を妨害するために、南アタリア島のDC本部のデータを破壊するなど、地上世界で暗躍。ハードルートの最終シナリオにシュウ、モニカと一緒に敵として登場。すぐに撤退するので戦う機会に恵まれないことも。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
PV4で登場。リューネルートでは一度だけヴォルクルス教団時代の彼女と戦える。その性格は自軍メンバーの多くを困惑させた。敵対時のミドルネームについては特に誰も反応しなかった(マサキルートでも老婆の神官のミドルネームに対して誰も反応していない)。
特異点崩壊事件では小物黒幕二人の「密談」動画をネットで流し、さらに欲求不満を理由にスポット参戦してくれる。『F完結編』と同じく、シュウ(とモニカ)と共に終盤で無条件に加入するが、ウィーゾルは改にならない。
なおこの作品でようやく揺れるようになった。
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
第2次OGのEX編と同様、「サフィーネ・ゼオラ・ヴォルクルス」名義で仲間になる。ヴォルクルスに操られるイベントは回避不能になったが、戦闘で彼女を救い出すことになるので永久離脱は無い。ただし獲得できるトロフィーには上記の名残と思われるものが存在する。なお、ヴォルクルスに操られた時点で既に「サフィーネ・グレイス」名義になっている。本作ではOG版ウィーゾル改の原型はヴォルクルスの力によって変貌させられた姿と判明し、サフィーネ本人もそのフォルムを気に入った事が明らかになった。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

魔装機神シリーズ
どの距離においても優れた対応をみせる操者の一人である。さすがサドでマゾでニンフォマニアなだけのことはある。

精神コマンド

EX
ド根性幸運熱血友情補給
第4次 / 第4次S
ド根性気合熱血幸運激励復活
F完結編
気合根性ひらめき熱血補給
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
ひらめき熱血幸運補給激励
魔装機神II REVELATION OF EVILGOD
必中鉄壁激励吸収撹乱
※「魂」はレベルアップでも習得可能だが、特定シナリオ開始時に自動的に習得する。
魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
脱力鉄壁、激励、加速、愛、自由選択
OG2ndDP
必中ひらめきてかげん脱力強襲(ツイン)
※貴重な「脱力」持ちのひとりであるが、「愛」や「強襲」にも割り振りたいので配分やタイミングが悩みどころ。以前は専売特許だったエクセレンや、ツインで使えるミオとうまく分担するようにしよう。『DP』ではそこまで「脱力」にこだわる必要はない。

特殊技能(特殊スキル)

F完結編
切り払いL7
魔装機神II REVELATION OF EVILGOD
斬り返し幻影気配察知EN回復(敵対時)
第2次OG
援護攻撃L2援護防御L1連続攻撃L2戦意高揚

固有エースボーナス

HP10%以下になると、一度だけ「祝福」がかかる
OGシリーズにおける敵対時のボーナス。
HP40%以下になると、一度だけ「愛」が掛かる
OGシリーズにおける参戦時のボーナス。必中だけターン有効型なので、できればこっちのマップ兵器の巻き添えで発動させたいところ。うまいタイミングで発動できるようになれば、SPを「強襲」「脱力」に気楽に割り当てられるだろう。

パイロットBGM

「熱風!疾風!サイバスター」
マサキ・アンドー及び、サイバスターのテーマ。参戦当初は本曲が使われていた。
「終わりなき戦い」
汎用戦闘曲。

人間関係

二親とは既に死別している。何があったかは不明。

シュウ・シラカワ
主。彼のためにヴォルクルス教団に入団。そして、彼のためにヴォルクルス教団を裏切った。

神聖ラングラン王国

モニカ・グラニア・ビルセイア
旅路を共にする恋敵。
テリウス・グラン・ビルセイア
旅路を共にするラングランの元王子。
フェイルロード・グラン・ビルセイア
『DP』では彼の人柄に対し、「色々溜め込んだ末に爆発するタイプ」と的確な評価を下していた。
プレシア・ゼノサキス
ラングラン王室と関係の深いゼノサキス東家の少女。第4次Sにて誘拐された彼女を成り行きで救出している。IIの援護防御時でも、その時のことに触れるメッセージが両者の間に存在する。OGシリーズでも同様の事件が発生したが……サフィーネが救援にくることはなかった。
エラン・ザン・ゼノサキス
南宗家当主。成人前のエランがシュウに決闘を迫って姿を現したときに相見えているようだ(ちなみに、ゼルヴォイドの操者に選ばれる前の出来事らしい)。ポゼッションの境地に至った彼と剣を交えた時には、逞しさを増したその成長ぶりを観察して「よい男になった」と喜色をみせている。
マドック・マコーネル
故人。地上出身のディアブロ操者。趣味が広いサフィーネが嫌っていた数少ない老人。

アンティラス隊

レベッカ(ベッキー)とジノは飲み仲間。

ホワン・ヤンロン
本来なら敵同士ながら、お互いに情報を融通しあっていた。ヴォルクルスが滅んだ後でも、その関係は続いている。サディストかつマゾヒストなサフィーネでもヤンロンの説教は話に聞いただけで戦慄していた。特に付き合いが長い分、ヤンロンとエルシーネの関係も早期に察しており、ヤンロンを気遣う様子も見せている。
ミオ・サスガ
彼女から「シュウ軍団のお笑い担当」に認定されている。IIでは下記の名台詞に見られる掛け合いがあったり、ミオからサフィーネに戦闘を仕掛けた際に音量注意のコメントを出されたりする(サフィーネの戦闘台詞には際どい発言が多いため)。
ザシュフォード・ザン・ヴァルハレヴィア
IIにてフリングホルニに乗船した際に彼を振り回す。
レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア
IIIでフリングホルニに乗船した際に彼女の前で禁句を言ってしまい関節技の餌食となる……が、サフィーネは例によって快感に溺れた
トレイス・ハイネット
男装している彼女に興味を示したが、嫌でしていると分かると「無理にしているなら暴き立てる程悪趣味ではない」と言っている。

シュテドニアス連合国

ルビッカ・ハッキネン
『LOE』第一章で共闘した傭兵。テュッティを催眠術で操ってリカルドと戦わせる彼のやり方にはいい感情を持っていなかった。

ヴォルクルス教団

ルオゾール・ゾラン・ロイエル
元仲間。同じヴォルクルス教徒だったが、ルオゾールはサフィーネの奔放過ぎる性格に手を焼いていた印象がある。
エルシーネ・テレジア
IIに登場する実の姉。サフィーネとは(良くも悪くも)正反対の清楚な修道女。ネストリアス教徒を指導しながらヴォルクルス教団の差配をとる善悪のない巫女。正反対の性格ながらサフィーネもエルシーネを慕っていたが、エルシーネがヴォルクルス教徒だったことは知らなかった。エルシーネの死後、サフィーネは両親の墓の隣に姉の墓を作り、その死を悼んでいた。
ウーフ
かつて彼に敗れたことがあるらしい。

テロ組織

エリック・グレゴリックズネロ・ホネーガ
IIIのキャンペーンマップ「女の敵」では彼らに粗悪なコラ写真を作られたことに憤慨し、戦闘終了後に彼らを鞭で滅多打ちにする。
フォーラン・デイクゼン
先述の通り姉を貶めた彼女への怒りは激しく、特殊戦闘台詞からもそれが伺える(後述)。

地球連邦

アクア・ケントルム
サフィーネの際どい恰好を見たアクアは、「こんなの耐えられない」と心中で呟いた。
カチーナ・タラスク
彼女から「色気ババア」と言われて憤慨する(後述)。
セレーナ・レシタール
地上人召喚事件」で知り合った連邦の女性士官。親友同然の仲にまで発展している。

名台詞

戦闘台詞

「なかなかいい気構えだわ。5年後が楽しみね……生き延びられれば、だけど」
第一章の戦闘でマサキと対峙した時に見られる台詞のひとつ。楽しみな5年後まであと2年程である。
「ほーら、靴をおなめ!」
攻撃時の台詞。なお、OG外伝レオナも「究極!ゲシュペンストキック」で似たセリフを発している。
「アストラル界の理を現世に及ぼす……幽明境を異にせよ!」
アストラルバスター発射時の台詞。なお、ランクアップさせてから使用すると、上記に類似した台詞の後に「アカシックバスターと原理は同じね」と続ける。
ちなみに「幽明境を異にする」というのは日本の仏教における言葉で、有体に言えば「死」のこと。
「各種元素を融合させ、新しい力を生み出す……なんて、原理はどうでもいいわよね」
エレメンタルフュージョン使用時の台詞。
「あふん。ホントにヤバいわ……。あちこちから文句が来そうだけど……それがいいのよ……」
プレシアに痛手を負わされたときの言葉。色々と自覚はあるらしい。
ちなみに、プレシアの攻撃を回避したときは「……この組み合わせは色々とまずそうよね……避けて正解だったかも」と呟いている。
「凄い……凄いの、ヤンロン♥ もうダメ、あたし……堕ちるぅぅぅ♥」
ヤンロンにダメージを受けたときの台詞。ただでさえ際どいものが多いサフィーネの戦闘台詞においてこれはCERO的にマズイと言わざるを得ない。
「シュウ様!ここは私が責めを……じゃない、攻撃を受けます」
シュウに援護防御した時の特殊台詞。IIのOPデモで頻繁に再生されるため、確認は容易である。
「あ、それ、私がもらうわ!」
こちらは援護防御の汎用台詞。援護攻撃ではなく援護防御である。常時こんな調子なのだから、特殊台詞が色々と大変な事になっているのは必然と言えなくもない。
ちなみに、撃墜確定時に援護防御にまわすと「他人をかばって墜とされるなんて……バッカじゃないの!」と遠回しにプレイヤーを非難してくる。
「ああっ……いけませんわ、お姉様……私達、姉妹なのに……こんな……」
エルシーネとの戦闘時にダメージを受けた時の台詞……というか、最終決戦で実の姉と骨肉の争いをしてるのに恍惚の笑みを浮かべている。その姿を見たエルシーネは彼女の事をどう思っていたのだろうか……。
「逝けなかったのね、お姉様……なら、私がもう一度逝かせてあげる!!」
IIIにおけるエルシーネ(正体判明前)との特殊戦闘台詞の一つ。姉想いのはずだが、正体判明前でも全く容赦しない。そして……
「ただのコスチュームプレイだったら、見逃してあげたかも知れないけどね」
「お姉様の名を騙ったその罪……じっくりと後悔させてあげる!」
エルシーネに化けたのフォーラン(正体判明後)との特殊戦闘台詞。後者の台詞は静かに怒りをあらわにしてるかの如く、声色まで変わる。……が
「あんっ え、やだ……私、偽物なんかに……」
「ああああっ! やだ、お姉様よりも激しい……!」
そのフォーランに中破、大破した際の台詞。……きっとエルシーネはそんな妹の姿を見て、草葉の陰で泣いているのだろう……。
「この縛り方の締まり具合、モニカで実証済みなのよね」
キャラペイスバインド使用時。

旧シリーズ

「…シュウ様、たとえシュウ様がどのような道を歩まれても、このサフィーネ、命ある限り、お供させていただくつもりです」
EXシュウの章・第3話のシナリオデモにて。彼女のシュウへの一途な想いが感じられる台詞である。
(あら、まずいわ、これじゃモニカの方がポイント高いじゃないの)
「あ、あの、私もシュウ様のためでしたら、いけにえでもなんでもなりますわ!」
チカ「…サフィーネ様、いけにえって、処女じゃないとだめなんですよ?」
「うっさいわね! あたしだって心はいつも処女よ!!」
EXシュウの章・第9話のシナリオデモにて。モニカが邪神復活の生贄に捧げられる事厭わずに、それを承諾した光景を見たサフィーネは(別の意味で)危惧して自分も乗った。しかし、チカに「生贄は処女じゃないといけない」と横槍を入れられてキレる。
無論、その「心の処女」はシュウに捧げるつもりらしいが、「心は」と但し書きをつけている以上実際はそうではないと推定できる。
……この性格でそうだった方が嫌な気もするが、そうじゃなかった場合、誰にあげたのかも非常に気になるところである。
「ばっかみたい」
EXシュウの章・第12話「ジハード」にて、デモンゴーレムを呼び出し己に酔うレスリー・ラシッドをこれ以上なく端的に切り捨てる。『OGDP』では一転し「魔術士官にしては頑張った方」と一応の評価は与えている。
「私は…ヴォルクルス様のしもべである以上に、シュウ様、あなたの部下です! 私も戦います!」
EXにおいてシュウの間違えた咒文により(シュウの目的を考えると意図的に間違えた可能性が高いが)復活したヴォルクルスの分身に対して、戸惑いつつも戦うことを決めて。シュウはこのサフィーネの覚悟から、彼女を「仲間」と認めた。一方で、ここで戦いを拒否していたらルオゾールごと生贄に捧げられたかもとも思っている。
「ま…負けるもんですかっ!! シュウ様と…シュウ様と…××××するのよーっ!!
EXシュウの章最終面で、レベル31以上の場合にヴォルクルスの支配を打ち破ったときの台詞。が、××××とやらをシュウは完全にスルーし、モニカは「…お下品」と呆れ、後にアハマド経由でセニアからこの件を聞いたミオからは「サフィーネってちょっと変」と言われた。無論、××××が家庭用据え置き機ではCERO BどころかCERO Zでも出せないワードであるのは間違いない。ちなみに『LOE』の「メモリアル・デイ」においてもこの台詞を聞く事が出来る。
『OGDP』では××××の部分がラブをメイキングに差し替えられている。命懸けで自分を助けようとしたの為に空気を読んで自重したと見えなくもないが、内容自体が××××とあまり変わらない為か、モニカからは結局「お下品」と言われてしまっている。なお、彼女の生存はフラグ式ではなくなっているので確実にこのシーンを目にするようになる。
「あ…あああ…シ…シュウ様…お願いです…私を…殺して!!」
こちらはレベル30以下の場合にヴォルクルスに支配されてしまった時の台詞。もはや自分ではどうにもならないと知ったサフィーネはシュウに自分を介錯させる事を頼み、シュウもその意を酌んで自身の手で彼女を殺す事を決めた…。
「あああっ…す…すごい…シュウ様…素敵でしたわ…イッちゃい…ました…」
「これで…もう…思い…残すことは…」
モニカ「サフィーネ!! ダメよっ! シュウ様、私がとっちゃうわよ! それでもいいの!?」
「モニカ…さよな…」
レベル30以下で敵になったサフィーネを撃墜した時の台詞。満足した彼女はシュウに「らしい」台詞を述べた後、シュウをモニカに託して散って逝った。モニカも「恋敵であるが大切な仲間」である彼女の死にただ慟哭するしかなかった…。
「あらあら、言ってくれるわね。ただの魔法よ。幻覚に毛が生えた程度のね」
「それより、あなたの方がよほど妖怪よ。人に見せられない顔だから、そんな仮面をかぶってるんでしょ?」
第4次Sにて自身を妖怪と呼んだカロッゾへの痛烈な皮肉。…確かにサフィーネよりもカロッゾの方がよほど妖怪と呼ぶに相応しいだろう。

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL

「坊や、あなた、ちょっと甘えてない?」
「だって、戦場で人を殺さずにすませようなんて、虫が良すぎると思わない?」
LOEの序盤でマサキに対して、不殺主義な戦い方を批判した時の台詞。しかし、後年のスパロボでは(完全とはいかないが)雑魚敵が撃墜されても死なずに撤退するステージが出てくることとなる。そのステージにもしいたらどんな反応をしたことやら。
「ルオゾール、趣味の広いあたしでも、ネクロフィリアの趣味だけはないの。さっさと墓場にお帰り!!」
LOE第二章「邪神降臨」にてルオゾールと交戦させた際のセリフ。ネクロフィリアとは死体に対して性的興奮を覚える性癖のことで、ネクロマンサー(屍霊術師)でもあるルオゾールに対する、彼女らしい皮肉。
「あ、あら、そうだったわね。じゃ、坊やも元気でね。言っとくけど、シュウ様はホモじゃないわよ」
LOE邪神ルートのエンディングにて。…もっとも、彼女が帰った後にウェンディリューネがある意味とんでもない話題で盛り上がるわけだが。

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD

「妹が姉に会いに来るのに、何か理由が必要?」
突然エルシーネの元に現れて。マサキは思わず絶句してしまった。
「お姉様を元に戻しなさい、このクズっ!」
「あんたなんて、クズ以下よ! ○○○○の××××ヤローよ!」
「エルシーネ」でのサティルスとの戦闘前台詞。放送禁止用語交じりの罵倒をするあたり姉を操ったサティルスに対してかなり腹が立っていることがわかる。だが、実際には……。
……ちなみにこれを聞いたサティルスは「無礼」、「下品」と呆れたのは言うまでもないが。伏せ字と罵倒の意味から察するとF○○k youとかサ○○○ッチといった英語圏のスラングにおける侮辱語の直訳かと思われる。おそらくサフィーネの怒りっぷりと伏せ字から察するに、マ○ーファ○カーの直訳の可能性が高い。このスラングは本当に一触即発の争いになる程の最低すぎる侮辱語かつ最大の罵倒語である為、最も英語圏では公の場では絶対に使ってはならない程。オンラインチャット等のメッセージ入力可能なものではNGワードに必ずと言っていいほど設定されている事が圧倒的に多い。
「別に、貸し借りなんて考えてないわよ!私はお姉さまを助けたいだけ!」
積極的に協力してくれる彼女を疑うマサキに対して。姉に対す愛情は本物。
ミオ「中ボスの負けフラグだよね、そのセリフってさ」
サフィーネ「でも、それをシュウ様が言ったら?」
ミオ「……不思議! ラスボスのセリフになる!」
サフィーネ「やはり、ああいうセリフは身の丈相応じゃないとね」
「縦横家オンガレッド」にてオンガレッドの「私の真の力を知るがいい」というセリフに対してのミオとのやり取り。この後、オンガレッドはサフィーネとミオが指摘した通り、このシナリオの中ボスとして最期を迎える(シナリオ名に挙げられているのに……)ちなみに、OGシリーズにおけるシュウの性格設定は敵味方関係なく「大物」である(味方では他にリシュウしかいない)。更に『OGDP』において、シュウはゴライクンルに対して「あなた達にもう勝ち目はなくなりました」戦う前から断言していたりする(ついでにクェパロクはオンガレッドと似たような事を言って見事にフラグを成立させた)。サフィーネのこの発言は、実際にそんな彼らを間近で見たことがあるからこそ出たものかもしれない。
「……いいえ、お姉様。私にはわかりません。今の私はシュウ様のしもべです。そのシュウ様に敵対するのであれば、たとえお姉様でも……」
「かりそめとは言えヴォルクルスと契約したサフィーネなら自分の気持ちもわかってくれるはず」と自身に問いかけたエルシーネに対して。
「両親の墓がここにあるのよ。やっぱり、お姉様も一緒の方がいいでしょ」
「自分でもそう思ってるわよ。でも、たった一人の身内だったから」
テリウスから「寂しい場所に墓を作っている」「サフィーネに墓参りは似合わない」と言われて。似合わないと自嘲しつつも姉の死を悼む姿には、モニカも同情していた。
「お黙り! ああ、シュウ様、とうとう私と……」
「急いで式場の予約をしなくちゃ! 式はラングラン式がいいかしらね?」
「ドレスはやっぱり白無垢で……いえ、黒を基調に優雅さを出して……」
テリウスからシュウが「自分達は家族のようなもの」という伝言を受けてプロポーズと勘違い。テリウス曰く「乙女モード」らしい。
ウィーゾル改の時といい、白無垢が出てくるあたり、ラ・ギアス人と日本人のハーフであるシュウの影響を受けているようだ。

魔装機神III PRIDE OF JUSTICE

「何言ってるのよ。お姉様絡みの話となれば、私が来ないわけにはいかないでしょ」
フリングホルニ内のミーティングルームに姿を現して。ヤンロンからは姉想いと言われたが実際は溜まっていた文句を言いたいだけだった。
「お姉様が偽物と分って、私、今かなりキてるのよね……あんた達の事、気が済むまでたっぷり痛めつけてあ・げ・る♥おーっほっほっほっほっ!!」
ウーフとバシュリエの2人を相手取って互角の戦いを繰り広げる。

OGシリーズ

カチーナ「行くぜ、色気ババア!」
「だ、誰がババアよ! あんたとそう歳は変わらないでしょ!」
『第2次OG』でのカチーナとの戦闘前台詞のやり取り。
……ちなみにテュッティと同い年(推定年齢25歳未満)にあたるサフィーネはカチーナより年下であるが、そのカチーナに「ババア」呼ばわりされたら思わず怒りたくなるのも無理はない……。やや童顔気味のカチーナと熟女顔気味のサフィーネを対比するとある意味間違ってはいないのかも……。
「貫く? 私を? ああん、楽しみ♥」
『第2次OG』にて、キョウスケとの戦闘前台詞から「撃ち貫く」という言葉を聞いて。キョウスケも「…エクセレンとは違うタイプだな」と呆れた。
「ああっ! 凄い、凄いわ! 私、堕ちそう!!」
『第2次OG』第59話「デザイア」にて。破滅の王から放たれる負の波動で鋼龍戦隊の面々が苦しむ中、彼女だけが例の如く快感に溺れていった。チカではないが空気読めといいたくなる台詞である。
そしてヤンロンの説教フルコースでノックアウトされた事を踏まえると、(サフィーネの中では)それも可愛く思えたのだろうか…。

ダークプリズン

「うふふ、そうね。そのトゲトゲ、とってもセクシーよ」
OGDP第2話「紅蓮のサフィーネ」より、セレーナに「服の趣味は合いそう」と言われ、さっそく意気投合する。常人には理解しがたいセンスだが……やはりあの服、支給品ではなくセレーナの私物なのだろうか?
ディック「連中を仕留めれば大手柄だ! 昇進も夢ではない!」
サフィーネ「昇進どころか昇天することになるかもね」
OGDP第4話「オーディター・ガール」にて。盛り上がっている敵軍の司令官に愉快なツッコミを入れてくれる。
(そう、私の大切なシュウ様のためにね)
OGDP第14話「レンカウンター」にて。シュウに「大切な仲間」と言われ、決意も新たに足止め役を務める。……が、この後の戦闘台詞が上記の有様なので台無し。
ガンエデンに比べたら、あんたなんて大したことないわよ」/「アダマトロンに比べたら、あんたなんて大したことないわよ」
OGDP第27話(最終話)「知られざる決戦」にて、前者はキナハに、後者はクェパロクに対する戦闘前会話。ユニット的な強さはともかく、やってることはただの火事場泥棒なので無理もない評価。

搭乗機体・関連機体

ウィーゾルウィーゾル改
紅蓮のサフィーネの名に相応しい真っ赤な妖装機とその改造機。改の方はどう改造すればそうなるのか分からないほど変わっている。

余談

  • 『ROE』におけるサフィーネに関係した援護台詞は実に豊富である。本人が13名の仲間を言葉を交えて援護する一方で、彼女自身は18名の登場人物から援護台詞を頂戴する(1位は27名から援護台詞を貰うマサキ、2位はミオの19名)。男性陣をみていけば、彼女の好むタイプの異性が分かるようになっている。
  • 代々ヴォルクルスを信仰する家系の出身という設定があった。『電撃Playstation Vol.510』2012年1月26日号(2012年1月12日発売)にもその設定は記載されているが、現在も有効なのかは不明。信頼する仲間サフィーネに不名誉な事実と判断したシュウがマサキ達に開示することを嫌っただけという可能性もあれば、サフィーネの肉親が末娘に信仰を強要しなかった可能性もある。案外姉と姓が異なることとも関係しているのかもしれない(片割れを信徒と知り離婚に至った等々)。